JP2000099064A - デジタルオーディオデータのデータ伝送方法 - Google Patents
デジタルオーディオデータのデータ伝送方法Info
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Abstract
性情報を付加して簡単に左右チャンネルデータを伝送出
来るようにする。 【解決手段】デジタルオーディオデータ処理部A、B間
でベースクロック、ワード同期クロック、データを伝送
する時、データにそのデータがLチャンネルなのかRチ
ャンネルなのかを示すステータスを付加する。
Description
DSP(Digital Signal Processor) 間でデジタルオー
ディオデータを伝送する場合など、デジタルオーデイオ
データ処理部間でデジタルオーディオデータを伝送する
時のデータ伝送方法に関する。
理デバイスは、RチャンネルとLチャンネルのデータ
を、一定のタイミングで交互に入出力するようなインタ
ーフェイスを持つ。
スでは、ワードクロックの立ち上がりでLチャンネルデ
ータ、立ち下がりでRチャンネルデータのサンプルタイ
ミングを規定する。
バイスが同じ入出力インターフェイスを持つデバイスと
接続されずに、図4(B)に示すタイプ2のようなデバ
イスと接続されることがあったり、または、左右のデー
タが必ずしも交互に出力されない場合がある。後者は、
ある種のデバイスでは圧縮処理を行う場合に複数のデー
タをまとめて処理することがあるために生じる。このよ
うなことが生じると、LRのチャンネルデータが正しく
入出力出来なくなってしまう。そこで、入出力の正しい
インターフェイスを補償するために、外付けのロジック
回路やRAMを別途設けたりしていた。
のロジック回路やRAMを設けることは、部品点数の増
加とコストアップを招くという問題があった。
ディオデータにチャンネル等の属性情報を付加して上記
の問題を解決するデジタルオーディオデータの伝送方法
を提供することにある。
ルオーディオデータのデータ伝送方法は、デジタルオー
ディオデータ処理部間でデジタルオーディオデータを伝
送するとき、送信側からベースクロック、ワード同期ク
ロック、データを送るときにデータに属性データを付加
してから送信し、受信側で属性データに基づいてデータ
の処理を行うことを特徴とすることを特徴とする。
すデータ、または無効、有効を表すデータとすることが
できる。
タを付加することによって、図4(A)のようなインタ
ーフェイスを持たなくても、そのデータのデジタルオー
ディオデータとしての属性、すなわち、Lチャンネルか
Rチャンネルかなどの情報を知ることができるから、図
4(B)に示すようなインターフェイスのフォーマット
でデータ伝送を行うことができる。また、属性データに
データの無効、有効を表すデータを加えることによっ
て、データの伝送を離散的に行っても、受信側では正し
くデータの復元が可能である。
期クロック間のデータ占有期間外に付加するようにすれ
ば、属性データによりデータ全体の長さが長くなること
がない。
るデジタルオーディオデータのデータ伝送装置のブロッ
ク図である。
タルオーディオデータ処理部BとはそれぞれDSPから
なり、AとB間でデジタルオーディオデータの通信が通
信ラインCによって行われる。通信ラインCには、ベー
スクロックを伝送するライン、ワード同期信号(syn
c)を伝送するライン、データを伝送するラインが含ま
れている。ベースクロックはデータのサンプルクロック
であって、2つのデータ処理部A、B間で共通である。
ワード同期クロックはデータのサンプル開始タイミング
を示すクロックであり、図4(B)に示すsync c
lockと同じである。すなわち、この例では、図4
(B)の汎用の伝送フォーマットを使用する。
に設定され、1word内にLチャンネルデータとRチ
ャンネルデータとがそれぞれ32ビットずつ伝送される
ようになっている。したがって、ワード同期クロックは
1クロック目と65クロック目にある。データは、L、
Rチャンネル分それぞれが32ビットで構成されるか
ら、ワード同期クロック1つ分に対応する期間内にデー
タ占有期間外、すなわち32ビットの未データ期間が存
在する。そこで、この実施形態ではこの32ビットの未
データ期間に、その直前のデータの属性を示す属性デー
タ(ステータス)を付加して伝送するようにしている。
この結果、例えば、デジタルオーディオデータ処理部A
においてデータAのステータスにLチャンネル、データ
BのステータスにRチャンネルを付加して送信すると、
デジタルオーディオデータ処理部Bでは、それぞれのス
テータスを見ることによって、各データA、BをLチャ
ンネル分データ、Rチャンネル分データとして簡単に振
り分けることができる。また、ステータスとしては、L
チャンネルおよびRチャンネルを区別するデータだけで
はなく、無効を表すデータとすることもできる。無効を
表すデータをステータスとして付加する必要があるのは
次の理由による。
にDSPを使っている場合、リングバッファに対してデ
ータを記憶する処理とデータを伝送する処理とが非同期
であるために、1度伝送したデータを再度伝送すること
がある。この場合、再度伝送するデータに対してはステ
ータスを無効とする。
データを送信できなかった場合には、それと対にあるR
チャンネル分のデータを無効とする必要がある。この場
合に、Rチャンネル分のデータのステータスを無効とす
る。
ルおよびRチャンネルまたは無効を表すデータとするこ
とで、2つのデジタルオーディオデータ処理部A、B間
で同期をとりながらオーディオデータの伝送を正しく行
うことができる。
データの種類を示している。(1)は典型的な例であっ
て、1word内のデータA、Bに対し、それぞれステ
ータスがLチャンネル、Rチャンネルとなっている。
(2)はデータA、Bとも無効の場合を示している。い
ずれの場合も、受信側においてデータA、Bの有効性を
判定することができるとともに、有効な場合には正しく
LチャンネルとRチャンネルとに振り分けて処理するこ
とができる。
ィオデータをTwinVQ(NTT社で開発された音楽
圧縮技術)データに圧縮し(エンコードし)、これをデ
ータバスを介して伸長(デコード)用のDSP2に送信
するときの接続例を示す。DSP2は、TwinVQデ
ータをデコードして、DAC(D/A変換器)3を介し
て音声信号(音楽信号)として出力する。
2に送信されるTwinVQデータは図1に示す汎用の
伝送フォーマットに従っている。すなわち、1word
が128ビットであって、この1word内に32ビッ
トのデータA、B(一般には、それぞれがLチャンネル
データとRチャンネルデータ)がステータスと共に送信
される。ステータスは、データA、BがそれぞれLチャ
ンネルかRチャンネルかまたは無効かを表すデータであ
る。
ディオデータの属性を表す他のデータを含むものであっ
ても構わない。
うな汎用的なデータ伝送フォーマットに従うデータ処理
部であっても、伝送データに特有の属性データ、例え
ば、LチャンネルおよびRチャンネルのデータを付加す
ることにより、外付け回路等の特別のインターフェイス
用回路がなくともデータ処理部間においてデータの正確
な処理が可能になる。
データ処理システムの概念構成図
いた使用例を示す図
マットを示す図
Claims (3)
- 【請求項1】 デジタルオーディオデータ処理部間でデ
ジタルオーディオデータを伝送するとき、送信側からベ
ースクロック、ワード同期クロック、データを送るとき
にデータに属性データを付加してから送信し、受信側で
属性データに基づいてデータの処理を行うことを特徴と
する、デジタルオーディオデータのデータ伝送方法。 - 【請求項2】 属性データはワード同期クロック間のデ
ータ占有期間外に付加される請求項1記載のデジタルオ
ーディオデータのデータ伝送方法。 - 【請求項3】 属性データは、オーディオチャンネルを
表すデータである、請求項1または2記載のデジタルオ
ーディオデータのデータ伝送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26757698A JP4075155B2 (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | デジタルオーディオデータのデータ伝送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP26757698A JP4075155B2 (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | デジタルオーディオデータのデータ伝送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000099064A true JP2000099064A (ja) | 2000-04-07 |
JP4075155B2 JP4075155B2 (ja) | 2008-04-16 |
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Family Applications (1)
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JP26757698A Expired - Fee Related JP4075155B2 (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | デジタルオーディオデータのデータ伝送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4075155B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115103291A (zh) * | 2022-08-26 | 2022-09-23 | 南京芯驰半导体科技有限公司 | 一种fifo缓存控制方法、装置及系统 |
-
1998
- 1998-09-22 JP JP26757698A patent/JP4075155B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115103291A (zh) * | 2022-08-26 | 2022-09-23 | 南京芯驰半导体科技有限公司 | 一种fifo缓存控制方法、装置及系统 |
CN115103291B (zh) * | 2022-08-26 | 2022-11-04 | 南京芯驰半导体科技有限公司 | 一种fifo缓存控制方法、装置及系统 |
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---|---|
JP4075155B2 (ja) | 2008-04-16 |
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