JP2000098899A - 粘着ラベル - Google Patents

粘着ラベル

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JP2000098899A
JP2000098899A JP10270693A JP27069398A JP2000098899A JP 2000098899 A JP2000098899 A JP 2000098899A JP 10270693 A JP10270693 A JP 10270693A JP 27069398 A JP27069398 A JP 27069398A JP 2000098899 A JP2000098899 A JP 2000098899A
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pressure
polyorganosiloxane
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JP10270693A
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English (en)
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Sho Onodera
祥 小野寺
Shinji Nakamura
信次 中村
Koji Yo
康次 揚
Yuji Shibano
裕二 柴野
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YUSHI SEIHIN KK
NOF Corp
Original Assignee
YUSHI SEIHIN KK
NOF Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟性、耐熱性、粘着ラベルの繰り出し性能
と表面強度に優れた粘着ラベルを提供すること。 【解決手段】 A成分としてポリオルガノシロキサンを
5〜80重量%、B成分として単結晶質無機繊維及び/
又は無機粉体を19.5〜94.999重量%、及びC
成分としてポリメタロカルボシランを0.5〜0.00
1重量%の割合で含有するラベル基材に粘着剤を貼りつ
ける。400℃以上の高温でも十分にラベルとしての機
能を発揮するので、高温処理工程を有する産業分野、例
えば、窯業、製鉄業、ガラス工業に好適に用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着ラベル、特
に、200〜700℃の高温処理工程で耐熱性材料に焼
き付けることのできる耐熱性粘着ラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】食品工業、機械工業、化学工業等の広い
分野において、生産物又はその包装に、記号、文字、パ
ターン等を印刷した粘着ラベル、すなわちパターン形成
粘着ラベルが貼り付けられ、工程管理に利用されてい
る。その代表的な例が、バーコードラベルを利用した管
理システムである。このバーコード管理システムを用い
て、製品の製造状況、価格等の情報をバーコードラベル
から機械的に読み取ることにより、製造、販売工程の管
理が行われている。
【0003】近年、窯業、製鉄業、ガラス工業等の高温
処理工程、例えば、400〜600℃で封入、焼き鈍し
工程を有するテレビジョン用ブラウン管製造工程等を有
する工業分野においても、省力化のため、上記のような
バーコード管理システムが導入されようとしている。
【0004】しかし、従来用いられているバーコード粘
着ラベルのラベル基材は、一般的に、耐熱性の低い樹脂
や紙等が使われているため、200℃以上の温度では、
炭化して使用できない。
【0005】このため、200℃以上、特に400℃以
上の高温に耐えられる粘着ラベルが求められ、その研究
がなされている。
【0006】他方で、例えば、ガラス繊維、ロックウー
ル等のような長繊維の非晶質無機繊維を織った石状物に
ポリオルガノシロキサン、ポリアミド樹脂等の耐熱性バ
インダー樹脂を含浸させて硬化させた耐熱性フィルム、
あるいは、これに架橋シリコーンを主成分とした耐熱性
粘着剤を貼付した粘着テープが知られている。
【0007】しかし、これらを粘着ラベルとして用いる
と、300℃を超える高温では変色を起こす、あるい
は、ブラウン管や金属板の熱膨脹に耐えられずラベルに
クラックが生じる等の不都合が生じ、400℃を超える
高温となるとほとんど使用できないのが現状である。
【0008】また、実開昭62−142083号公報に
は、セラミック、ホーロー、金属等からなる粘着ラベル
用フィルムに、融点の低いガラス状無機化合物(ガラス
フリット)と無機顔料及び溶剤からなるインクによりバ
ーコードを印刷したブラウン管製造工程用耐熱性バーコ
ード粘着ラベルが提案されている。しかし、この耐熱性
バーコード粘着ラベルは、基材が剛直で、粘着ラベルの
自動貼り付け機(ラベラー)を使用できず、自動化を目
的とする製造工程に適用することができない。
【0009】このような問題を解決し、高温でもラベル
が劣化、脱落を起こさず、自動貼り付け可能な耐熱性粘
着ラベルを実現する試みとして、WO88/07937
号公報には、樹脂にガラスフリットを多量に含有させた
フィルムに、耐熱性インクでバーコードを印刷し、熱分
解温度の低い粘着剤を塗布した粘着ラベルが提案されて
いる。この粘着ラベルに使用されているガラスフリット
は、高温にさらされると融解し、バーコードパターンが
生産物表面に融着される。
【0010】しかし、多量にガラスフリットを含有する
フィルムは非常に脆く、ラベラーで貼り付けることは可
能であっても、貼り付けの際にしばしば破損し、最悪の
場合には製造ラインの停止を引き起こす。
【0011】この問題点を解決するため、特開平6−1
75585号公報には、無機粉末をシリコーン系樹脂で
シート状にしてなる粘着ラベル基材が提案されている。
ところが、この粘着ラベル基材は、柔軟性はあるもの
の、高温工程を経た後に、含有する無機粉体が表面から
剥離してバーコード印刷面及び周囲を汚染するという、
いわゆる「粉ふき」現象を起こしやすく、耐熱性も十分
ではない。
【0012】上記のような、従来の耐熱性粘着ラベルに
かかわる諸問題を解決する方法として、特開平7−33
4088号公報では、ポリオルガノシロキサンと単結晶
質無機繊維からなる粘着ラベル基材を用いた、粉ふき現
象が少なく耐熱性に優れた粘着ラベルが提案されてい
る。
【0013】しかしながら、この粘着ラベルは、柔軟性
と耐熱性を有するものの、粘着ラベルの剛性が必ずしも
十分ではなく(いわゆる腰がやや弱く)、また表面強度
がやや不足しているので、ラベラーにおける繰り出し性
が十分でなく、使用中に粘着ラベルの表面が痛む場合が
あった。
【0014】そこで、耐熱性、柔軟性に優れ、かつ、剛
性に優れ表面強度が十分な粘着ラベルが求められてい
た。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、柔軟性と耐
熱性を持ちながら、表面強度が大きく、ラベラーにおけ
る繰り出し性が良好な粘着ラベルを提供することを目的
としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するため、鋭意検討した結果、ポリオルガノシ
ロキサンと単結晶質無機繊維及び/又は無機粉体からな
る粘着ラベルに、ポリメタロカルボシランをごく微量添
加すると、柔軟性、耐熱性等の特徴を損なうことなく、
粘着ラベルの繰り出し性能と表面強度が顕著に向上する
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0017】すなわち、本発明は、A成分としてポリオ
ルガノシロキサンを5〜80重量%、B成分として、単
結晶質無機繊維及び/又は無機粉体を19.5〜94.
999重量%、及びC成分としてポリメタロカルボシラ
ンを0.5〜0.001重量%の割合で含有するラベル
基材と粘着剤とを有する粘着ラベルに関する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の粘着ラベルは、ラベル本
体を構成するラベル基材と、これに付着させる粘着剤と
からなる。
【0019】ラベル基材は、A成分であるポリオルガノ
シロキサンと、B成分である単結晶質無機繊維及び/又
は無機粉体と、ポリメタロカルボシランとを混合した樹
脂液から得られる。ラベル基材は、一般的には、フィル
ムであり、前記樹脂液をフィルム化して得られる。
【0020】本発明に用いるA成分のポリオルガノシロ
キサンは、有機基を有するシロキサン構造を分子内に有
する未硬化の高分子化合物であり、加熱又は常温放置、
あるいは触媒の添加によって硬化するオリゴマーであ
る。また、本発明に用いるポリオルガノシロキサンは、
水酸基を有していてもよい。本発明に用いるA成分のポ
リオルガノシロキサンの重量平均分子量は、200〜
5,000,000であり、好ましくは、500〜2,
000,000である。
【0021】有機基としては、炭化水素基、アルコキシ
基、エポキシ基、エステル基、置換アミノ基等が挙げら
れる。この中で好ましいものは、炭化水素基である。炭
化水素基を有機基として含有するポリオルガノシロキサ
ンを用いると、より耐熱性の高いラベル基材を得ること
ができる。
【0022】炭化水素基としては、脂肪族炭化水素基、
芳香族炭化水素基等が用いられる。その中でも、炭素数
1〜5の脂肪族炭化水素基、あるいは炭素数6〜12の
芳香族炭化水素基が好ましい。これらの炭化水素基は、
1種のみ含まれていてもよく、2種以上含まれていても
よい。
【0023】炭素数1〜5の脂肪族炭化水素基として
は、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、ビニル基、アリル基、プロペニル基、
ブテニル基、ペンテニル基等が挙げられる。
【0024】炭素数6〜12の芳香族炭化水素基として
は、例えば、フェニル基、メチルフェニル基、エチルフ
ェニル基、ブチルフェニル基、ターシャリーブチルフェ
ニル基、ナフチル基、スチリル基、アリルフェニル基、
プロペニルフェニル基等が挙げられる。
【0025】本発明に用いるポリオルガノシロキサン
は、例えば、上記の脂肪族炭化水素基または芳香族炭化
水素基を含有するクロロシラン化合物やアルコキシシラ
ン化合物からなる1種または2種以上のシラン化合物を
加水分解して縮合させるか、上記のシラン化合物にテト
ラクロロシランやテトラアルコキシシランを加えた混合
物を加水分解して共縮合させることにより、得られる。
【0026】上記のクロロシラン化合物としては、例え
ば、メチルトリクロロシラン、ジメチルジクロロシラ
ン、トリメチルクロロシラン、メチルエチルジクロロシ
ラン、ビニルメチルジクロロシラン、ビニルトリクロロ
シラン、フェニルトリクロロシラン、ジフェニルジクロ
ロシラン、メチルフェニルジクロロシラン、ビニルフェ
ニルジクロロシラン等が挙げられる。
【0027】また、アルコキシシラン化合物としては、
メチルトリメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラ
ン、トリメチルメトキシシラン、ビニルメチルメトキシ
シラン、ビニルトリブトキシシラン、フェニルトリエト
キシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、メチルフェ
ニルジプロポキシシラン、ビニルフェニルジメトキシシ
ラン等が挙げられる。
【0028】本発明に用いるA成分のポリオルガノシロ
キサンは、そのまま、あるいは溶剤に溶解した樹脂液と
して、ラベル基材の調製に用いられる。フィルム化を容
易にするため、ポリオルガノシロキサンは、溶剤に溶解
した樹脂液として用いるのが望ましい。
【0029】ラベル基材を調製する混合液において、A
成分であるポリオルガノシロキサンは、バインダーとし
ての役割を果たす。ポリオルガノシロキサンは、ラベル
基材を製造するための塗工液に未硬化の状態で加えら
れ、ラベル基材の製造および使用時に硬化して、B成分
である無機化合物及びC成分であるポリメタロカルボシ
ランを含有するラベル基材を形成する。
【0030】本発明に用いるB成分の無機化合物は、単
結晶質無機繊維及び/又は無機粉体である。これらの無
機化合物は、1種類のみを用いてもよく、この2種類を
混合して添加してもよい。
【0031】単結晶質無機繊維は、無機質の単結晶から
なる繊維であって、パターン印刷を鮮明に行なうために
は、平均繊維長が200μm以下であるものが好まし
く、100μm以下であることがさらに好ましい。
【0032】単結晶質無機繊維としては、例えば、炭化
ケイ素ウイスカー、窒化ケイ素ウイスカー、アルミナウ
イスカー、チタン酸塩ウイスカー、酸化亜鉛ウイスカ
ー、マグネシアウイスカー、ホウ酸アルミニウムウイス
カー、ワラストナイト等が挙げられる。これらの単結晶
質無機繊維の中でも、チタン酸塩ウイスカーの1種であ
るチタン酸カリウムウイスカーが、特に好ましく用いら
れる。
【0033】また、無機粉体とは、無機金属化合物の粉
体であり、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム、
バリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、チタン、
アルミニウム、ジルコニウム、鉄、銅、錫、マンガン、
コバルト、ニッケル、バナジウム、クロム、金、銀、ア
ンチモン、珪素及び鉛等の金属、又はこれらの水酸化
物、酸化物、炭化物、窒化物、硫化物、ケイ化物、ホウ
化物、ホウ酸塩、リン酸塩、ケイ酸塩、炭酸塩、硫酸
塩、硝酸塩、チタン酸塩及びアルミン酸塩等から選ばれ
る1種又は2種以上の化合物が使用される。この中で
も、一般的に粉末無機充填材として使用されているシリ
カ、マイカ、タルク、炭酸カルシウム、アルミナ、亜鉛
化、クレー、酸化チタン等が好ましい。
【0034】これらの無機粉体は、平均粒子径が100
0μm以下、好ましくは100μm以下、さらに好まし
くは50μm以下になるように粉砕して使用する。平均
粒子径が1000μmを超えると、ラベル表面の平滑性
が損なわれる。
【0035】本発明でC成分として使用するポリメタロ
カルボシランは、ポリカルボシラン骨格中のケイ素原子
の一部が酸素原子を介して金属原子と結合した架橋ポリ
マーである。ポリメタロカルボシランは、例えば、ポリ
カルボシランと金属のアルコキシドを反応させて得られ
る。ポリメタロカルボシランの平均分子量は、700〜
1,000,000が好ましい。ポリメタロカルボシラ
ンを構成する金属種は特に限定されないが、チタン又は
ジルコニウムが好ましい。
【0036】ラベル基材は、上記A成分、B成分及びC
成分を配合して得られる。これらの配合物は、溶剤に溶
解した樹脂液として、ラベル基材の調製に用いられる。
ラベル基材用樹脂液におけるA成分、B成分及びC成分
の割合は、その合計量に対して、A成分が5〜80重量
%、好ましくは20〜70重量%であり、B成分が19
〜94.999重量%、好ましくは29.5〜74.9
95重量%であり、C成分が0.5〜0.001重量
%、好ましくは、0.3〜0.005重量%である。こ
れらの範囲外となると、十分な耐熱性が得られない、あ
るいは、ラベルの柔軟性が低下する等の問題が生じる。
特にC成分は、0.5重量%を超えると、ラベル基材が
急激に脆くなる。
【0037】本発明においては、粘着ラベルの柔軟性、
印刷特性、耐熱性、引張強度等の物性をさらに向上させ
る目的で、ラベル基材に添加物を加えることができる。
この添加物としては、ポリオルガノシロキサンの架橋
剤、可塑剤、無機顔料、補強材等が挙げられる。
【0038】ポリオルガノシロキサンの架橋剤として
は、ホウ酸、ホウ酸塩、ホウ酸エステル類等のホウ酸化
合物や、有機錫化合物、有機鉛化合物、有機亜鉛化合
物、有機アルミニウム化合物、有機チタン化合物等の有
機金属化合物が挙げられる。
【0039】これら架橋剤の添加により、ラベル基材の
引張強度を増すことができる。添加量はA成分、B成分
及びC成分の合計の100重量部に対して0.1〜5重
量部である。多すぎるとラベル基材が脆くなる。
【0040】可塑剤としては、脂肪族エステル、芳香族
エステル、リン酸エステル等が挙げられる。脂肪族エス
テルとしては、ラウリン酸メチル、オレイン酸ブチル、
ジエチレングリコールジラウリン酸エステル、アジピン
酸ジ(2−エチルブトキシエチル)等が挙げられる。芳
香族エステルとしては、フタル酸ジメチル、フタル酸ジ
オクチル、フタル酸ジ(2−エチルヘキシル)、フタル
酸ジラウリル、安息香酸オレイル、オレイン酸フェニル
等が挙げられる。リン酸エステルとしては、リン酸トリ
クレジル、リン酸トリオクチル等が挙げられる。
【0041】これら可塑剤の添加により、ラベル基材の
柔軟性がさらに向上する。可塑剤の添加量は、A成分、
B成分及びC成分の合計の100重量部に対して、20
重量部以下、好ましくは10重量部以下とするのがよ
い。多すぎると、ラベル基材の柔軟性が大きくなりすぎ
て、ラベルが台紙として用いる離型紙から剥離しにくく
なる。
【0042】無機顔料としては、300℃以上の高温で
変色を起こさない顔料を用いることが好ましい。例え
ば、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウ
ム、リトポン、酸化チタン、酸化クロム、酸化マンガ
ン、ニッケルチタンエロー、クロムチタンエロー、ベン
ガラ、ラスター顔料等が挙げられる。
【0043】これらの着色顔料以外に、体質顔料とし
て、マイクロシリカ、炭酸カルシウムを用いてもよい。
【0044】これらの顔料の添加により、印刷のコント
ラストを高めたり、印刷インクの密着性を向上させるこ
とができる。添加量は、A成分、B成分及びC成分の合
計の100重量部に対して、1〜20重量部であり、好
ましくは、2〜10重量部である。多すぎると、600
℃を超える高温を経た場合、粉ふきが発生しやすくな
る。
【0045】本発明において、A成分のポリオルガノシ
ロキサンは、溶剤を含む樹脂液として市販されている場
合が多いが、フィルムの作製を容易にするため、溶剤を
さらに添加してもよい。この希釈分散用の溶剤の沸点
は、0〜300℃、好ましくは25〜200℃である。
溶剤の添加量は、A成分、B成分及びC成分の合計の1
00重量部に対して、500重量部以下、好ましくは2
00重量部以下とする。多すぎると、ラベル基材を作製
する際の乾燥に時間がかかるだけで、それ以上の効果は
認められず、経済的に不利である。
【0046】このような希釈分散用の溶剤としては、例
えば、ヘキサン、オクタン、デカン、シクロヘキサン等
の脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン、ク
メン、ナフタリン等の芳香族炭化水素、アセトン、メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン、メタノ
ール、エタノール、2−エチルヘキサノール等のアルコ
ール、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチ
レングリコールジブチルエーテル等のエーテル、酢酸メ
チル、蟻酸エチル、アセト酢酸エチル等のエステル、ガ
ソリン、灯油、軽油等の石油蒸留成分、水等が挙げられ
る。これらの中でも、とくにポリオルガノシロキサンと
の相溶性に優れる芳香族炭化水素やアルコールが好まし
い。
【0047】本発明におけるラベル基材の作製に際して
は、まず、A成分であるポリオルガノシロキサン及びB
成分の無機化合物とC成分のポリメタロカルボシランと
を、これら単独で、又は必要によりその他の添加剤及び
溶剤とともに、常温又は加温下で混合する。この際、デ
ィスパー、ボールミル、サンドミル、ロールミル、ホモ
ジナイザー等の分散機を用いて混合してもよい。
【0048】この混合物を、離型紙又は離型剤を塗布し
たモールドに、公知の塗布方式や印刷方式にて塗布又は
印刷し、常温又は加熱下で乾燥してフィルム化すればよ
い。フィルムの厚さは、特に限定されないが、通常、1
〜1,000μmであるのが好ましい。
【0049】又、A成分とB成分とC成分とを混合する
際の順序は特に限定されない。例えば、これらの3成分
を同時に混合してもよく、任意の2成分、例えばB成分
の無機化合物とC成分のポリメタロカルボシランとを混
合してから、これにA成分のポリオルガノシロキサンを
混合してもよい。
【0050】本発明の粘着ラベルは、このようにして得
られたラベル基材に粘着剤を付着して得られる。
【0051】本発明の粘着ラベルに使用されるラベル基
材は、それ自身のみでも高温工程を経ると、ある程度の
強度で被接着物に接着する。従って、本発明に使用する
粘着剤としては、最初のラベル貼付を容易にする目的の
みで使用され、加熱時には早期に分解してなくなるタイ
プの粘着剤(分解型粘着剤)と、最終工程まで残存し、
強固にラベル基材と被接着物を接着するタイプの粘着剤
(耐熱型粘着剤)の二つのタイプがあり、いずれもが用
いられる。
【0052】分解型の粘着剤は、400℃までの温度で
分解、消失し、炭化物や金属酸化物を残さない粘着剤で
あればいずれでも使用できるが、炭素数1〜12、好ま
しくは炭素数1〜8の(メタ)アクリル酸誘導体の架橋
物からなる粘着剤が好ましい。好ましい分解型粘着剤の
具体例としては、メタクリル酸メチル部分架橋物、アク
リル酸ブチル部分架橋物を主成分とする粘着剤等が挙げ
られる。炭素数が12を超える基が存在すると、炭化物
が発生し、ラベルが着色し易くなる。
【0053】耐熱型の粘着剤は、400℃を超える温度
でも着色や発泡なしにラベル基材を被接着物に接着でき
る粘着剤であればいずれでも使用できる。シリコーン系
粘着剤が好ましい。
【0054】シリコーン系粘着剤の中でも、シリコーン
樹脂成分を10〜80重量%、アルミニウム、ステンレ
ス等の金属粉末を0〜20重量%含有する含金属シリコ
ーン系粘着剤が好ましい。このような含金属シリコーン
系粘着剤を使用すると、600℃を超える温度でもラベ
ルが強固に接着できる粘着ラベルを調製することができ
る。
【0055】粘着剤をラベル基材に付着させ、本発明の
ラベル基材を調製する方法として、ラベル基材の上に粘
着剤を塗布、乾燥する方法、離型紙又は離型剤を塗布し
たモールドに公知の塗布方式や印刷方式にて上記の粘着
剤を塗布又は印刷し、常温又は加熱下で乾燥させた後
に、この上にあらかじめ作製したラベル本体を構成させ
るラベル基材を圧着する方法等がある。粘着剤の付着量
は、とくに限定されないが、通常は、粘着剤層としての
厚さが0.5〜500μm程度となるようにすればよ
い。
【0056】本発明の粘着ラベルは、そのままでも十分
に耐熱性粘着ラベルとしての機能を発揮するが、特に引
張強度が必要とされる場合、例えば、ハンダつけ工程を
有し、局所的に高温となる電子基板用途等では、補強材
を使用してもよい。補強材としては、無機質板、無機質
箔、無機繊維、有機繊維等が挙げられるが、特に好まし
いものはセルロース繊維である。これらはラベル基材
中、ラベル基材と粘着層の界面、粘着層内部等に補強の
目的で挿入される。
【0057】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて、本発明を
さらに具体的に説明する。なお、実施例及び比較例で用
いた粘着剤付き剥離紙は、下記の組成と調製方法により
作成した。
【0058】<粘着剤つき離型紙の調製方法> ストレートポリオルガノシロキサン(信越化学工業
(株)製の商品名「KR−255」):40重量部 ストレートポリオルガノシロキサン(信越化学工業
(株)製の商品名「KR−212」):8.5重量部 ステンレス粉末(東西化学(株)製の商品名「ステンレ
スフレークSPエース#FK05」):50重量部 ホウ酸:1.5重量部 キシレン:60重量部 これらを500mlの4つ口フラスコに入れ、常温でタ
ービン羽根付き攪拌機により400rpmにて2時間攪
拌した後、特殊機化(株)製のオートホモミキサーで、
3000rpm、10分間混合して粘着剤の希釈液を調
製した。この粘着剤希釈液をバーコーターにて離型紙上
に50μmの厚さに塗布し、80℃の送風乾燥により2
時間乾燥させたのち、冷却して粘着剤付き離型紙を調製
した。
【0059】(実施例1)A成分のポリオルガノシロキ
サンとして、ストレートポリオルガノシロキサンA1
(信越化学工業(株)製の商品名「KR−255」:重
量平均分子量3×10)と、ストレートポリオルガノ
シロキサンA2(信越化学工業(株)製の商品名「KR
−271」:重量平均分子6×10)とを使用し、ま
た、B成分の単結晶質無機繊維として、チタン酸カリウ
ムウイスカー(大塚化学(株)製の商品名「TISMO
TYPE D」:平均繊維長17μm、平均繊維径
0.5μm)を用い、C成分のポリメタロカルボシラン
として、ポリチタノカルボシラン(宇部興産(株)製の
商品名「チラノコートVN100」)を用いて、下記の
方法で、ラベル基材用ポリオルガノシロキサン液を調製
した。
【0060】ストレートポリオルガノシロキサンA1:
84g(ポリオルガノシロキサンとして42g、残部キ
シレン)と、ストレートポリオルガノシロキサンA3:
9g(ポリオルガノシロキサンとして6.3g、残部キ
シレン)と、チタン酸カリウムウイスカー27.96
g、酸化アルミニウム4.7g、水酸化アルミニウム1
9g、ポリチタノカルボシラン0.04g、キシレン5
8gを、500mlの4つ口フラスコに入れ、20℃で
タービン羽根付き攪拌機により400rpmで2時間攪
拌混合したのち、特殊機化(株)製のオートホモミキサ
ーにて3,000rpmで10分間混合した。その後、
100メッシュのふるいでろ過し、減圧脱泡を行って、
ラベル基材用ポリオルガノシロキサン液を調製した。つ
ぎに、このように調製したポリオルガノシロキサン液
を、バーコーターにて離型紙上に80μmの厚さに塗布
し、80℃の送風乾燥により2時間乾燥させたのち、冷
却し、ラベル基材を作製した。
【0061】このラベル基材を前記の粘着剤付き離型紙
に重ね合わせ、20kg/cmの圧力下、常温で60
分間冷間プレスを行って、十分に圧着させたのち、離型
紙ごと70mm×300mmに切断した。その後、長方
形の打ち抜き刃を用いて、短辺に平行に5mm間隔で、
60mm×10mmの大きさにラベル基材層と粘着剤層
のみに長方形の切れ込みを入れ、外側の部分を丁寧に取
り除き、70mm×300mmの離型紙上に、5mm間
隔で60mm×10mmの長方形のラベルが配置されて
いる実施例1の無地粘着ラベルを作成した。
【0062】(実施例2〜5)実施例1と同様にして、
後記の表1に示される配合組成により、4種のラベル基
材用ポリオルガノシロキサン液を調製し、これを用いて
実施例1と同様にして、ラベル基材を作製し、粘着剤付
き離型紙と張り合わせて切断して実施例2〜5の無地粘
着ラベルを作成した。
【0063】
【表1】
【0064】なお、表1において、ポリオルガノシロキ
サンA3は、信越化学工業(株)製の商品名「KR−2
12」(重量平均分子量1.5×10)である。表中
の数字は、重量部を表す。A成分のポリオルガノシロキ
サンの重量部は、溶剤を除いた樹脂分の重量部である。
キシレン量は、予めポリオルガノシロキサンの製品の安
定化のためにキシレンが溶剤として添加されている場合
には、希釈用溶剤として用いたキシレンとの合計量とし
て記載した。また、表1には、参考のため、実施例1の
ラベル基材用樹脂液の配合組成を合わせて記した。
【0065】(比較例1〜4)実施例1と同様にして、
表2に示される配合組成により、4種のラベル基材用樹
脂液を調製し、これを用いて実施例1と同様にして、ラ
ベル基材を作製し、前記の粘着剤付き離型紙と張り合わ
せて切断し、比較例1〜4の無地粘着ラベルを作成し
た。
【0066】
【表2】
【0067】なお、表2において、A成分のポリオルガ
ノシロキサンの重量部は、溶剤を除いた樹脂分の重量部
である。また、キシレン量は、予めポリオルガノシロキ
サンの製品の安定化のために溶剤が添加されている場合
には、希釈用溶剤として用いたキシレンとの合計量とし
て記載した。
【0068】表2において、成分として用いた「ストレ
ートポリオルガノシロキサンA1」、「ストレートポリ
オルガノシロキサンA2」、「ストレートポリオルガノ
シロキサンA3」、「ポリチタノカルボシラン」及び
「チタン酸カリウムウイスカー」は、それぞれ、前記の
実施例1〜5に記載のものと同じである。
【0069】以上の実施例1〜5及び比較例1〜4の各
無地粘着ラベルを用いて下記の要領で、柔軟性試験、耐
熱性試験、耐熱耐薬品試験、繰り出し試験、表面硬度測
定を行った。これらの試験結果は後記の表3に示される
通りであった。
【0070】なお、表3には、市販の耐熱性セラミック
系粘着ラベル((株)シグマックス製の商品名「セララ
ベル−グリーン450」を用いた結果を、参考例とし
て、併記した。
【0071】<柔軟性試験>実施例1〜5及び比較例1
〜4の各々について、無地粘着ラベルを離型紙から剥離
し、直径1cmの10本のガラス管の側面に、ガラス管
の長軸方向と粘着ラベルの長辺とが平行になるように、
各々 1枚ずつ貼り付けた。柔軟性に乏しく脆い粘着ラ
ベルは、ガラス管の曲率に追従できず、割れが発生す
る。この割れの発生数で貼り付け性能を評価した。評価
の基準は、以下の通りである。 ○:10枚すべて貼り付けが可能であった。 △:10枚中1〜5枚にひび割れが発生した。 ×:10枚中6枚以上にひび割れが発生したか、又は剛
直で貼り付け自体できなかった。
【0072】<耐熱性試験>各無地粘着ラベルをスライ
ドグラスに貼り付け、500℃及び600℃の各温度で
1時間加熱した後に、常温まで冷却し、外観を観察して
耐熱性を評価した。評価の基準は以下の通りである。 ○:黄変、剥離、ひび割れ等の外観異常が生じない。 △:黄変、ひび割れ等の外観異常がある。 ×:剥離してしまう。
【0073】<耐熱耐薬品試験>各無地粘着ラベルをス
ライドグラスに貼付し、60℃の水酸化ナトリウム1重
量%水溶液に30秒間浸漬し、水道水で300秒間水洗
した後に、80℃の送風乾燥機で10分間乾燥させた。
次いで、550℃で1時間加熱し、常温まで冷却して、
住友スリーエム株式会社製スコッチテープを表面に張
り、直ちに剥離して、粘着ラベルの成分がテープに移行
するかどうかを次の3段階にて評価した。 ○:テープ粘着面に何も付着していない。 △:テープ粘着面にわずかに白色の粉が付着する。 ×:テープ表面に粘着ラベル表層が付着する。
【0074】<繰り出し試験>面取りした厚さ1mmの
ステンレス板を机上に垂直に固定し、試料の無地粘着ラ
ベル台紙の裏面にステンレス板の頂辺をあて、粘着ラベ
ル台紙を30cm/秒の速度でしごいた。鉄板の頂辺を
頂角とするしごき角度αを変化させ、鉄板頂点で粘着ラ
ベルが離型紙から剥離する最大角度を繰り出し角度とし
た。繰り出し性の悪い粘着ラベル、いわゆる腰の弱い粘
着ラベルでは、しごき角度が小さくなっても離型紙に付
着したまま、鉄板頂辺を超えるため、繰り出し角度が小
さくなる。繰り出し角度が小さい粘着ラベルは、ラベラ
ーにおいても粘着ラベルが繰り出されず、ラベラーに巻
き込まれる可能性が大きいことを示す。
【0075】<表面硬度の測定>各無地粘着ラベルをス
ライドグラスに貼付し、500℃で1時間加熱した後
に、表面硬度計(AKASI株式会社製 MVK−H1
00)にて表面硬度を測定した。数値が大きいほど表面
硬度が大きいことを示す。
【0076】
【表3】
【0077】上記の結果から明らかなように、本発明の
実施例1〜5の粘着ラベルは、柔軟性が大きく、耐熱
性、耐熱耐薬品性ともに高く、腰が強いために繰り出し
角度が大きくても繰り出しが可能で、表面硬度が大きい
ことがわかる。
【0078】これに対し、C成分のポリメタロカルボシ
ランを添加しない従来の粘着ラベルである比較例1で
は、柔軟性、耐熱性、耐薬品耐熱性は良好であるが、繰
り出し角度が小さく、また表面硬度も小さいため、ラベ
ル繰り出しの際に巻き込みが起こる可能性があり、ま
た、ラベルがライン上で痛む可能性があることがわか
る。また、C成分のポリメタロカルボシランを1%を超
えて添加した比較例2、3、4では、繰り出し角度及び
表面硬度は大きくなるものの、柔軟性に乏しく、耐熱性
と耐薬品耐熱性が悪かった。
【0079】また、参考例の市販粘着ラベルでは、繰り
出し角度が大きく、表面硬度も大きいが、柔軟性、耐熱
性、耐熱耐薬品性とも悪いことがわかる。
【0080】
【発明の効果】従来のポリオルガノシロキサンと単結晶
質無機繊維とで構成されるラベル基材に、ポリメタロカ
ルボシランを0.5〜0.001重量%の割合で含有さ
せたラベル基材を有する本発明の粘着ラベルは、柔軟
性、耐熱性等の特徴を損なうことなく、粘着ラベルの繰
り出し性能と表面強度が顕著に向上するため、400℃
以上の高温でも十分にラベルとしての機能を発揮する。
本発明の粘着ラベルは、特に、高温処理工程を有する産
業分野、例えば、窯業、製鉄業、ガラス工業に好適に用
いられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 3/10 G09F 3/10 B //(C08L 83/04 83:16) (72)発明者 揚 康次 大阪府大阪市中央区平野町1丁目8番13号 油脂製品株式会社内 (72)発明者 柴野 裕二 大阪府大阪市中央区平野町1丁目8番13号 油脂製品株式会社内 Fターム(参考) 4J002 CP031 CP051 CP061 CP091 CP202 CP212 DA067 DB017 DE077 DE107 DE137 DE147 DE187 DE237 DF017 DJ007 DJ037 DJ047 DJ057 DK007 EX026 EX046 FA047 FD017 FD020 FD090 FD140 GJ00 4J004 AA10 AA11 AB01 CA06 CA07 CC02 DB02 FA01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A成分としてポリオルガノシロキサンを
    5〜80重量%、B成分として単結晶質無機繊維及び/
    又は無機粉体を19.5〜94.999重量%、及びC
    成分としてポリメタロカルボシランを0.5〜0.00
    1重量%の割合で含有するラベル基材と粘着剤とを有す
    る粘着ラベル。
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