JP2000098725A - トナーボトル - Google Patents

トナーボトル

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JP2000098725A
JP2000098725A JP10287257A JP28725798A JP2000098725A JP 2000098725 A JP2000098725 A JP 2000098725A JP 10287257 A JP10287257 A JP 10287257A JP 28725798 A JP28725798 A JP 28725798A JP 2000098725 A JP2000098725 A JP 2000098725A
Authority
JP
Japan
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cap
toner
toner bottle
bottle
broken
Prior art date
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Pending
Application number
JP10287257A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunetaro Koide
恒太郎 小出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 内キャップ及びその着脱機構を不要とし、さ
らに使用済みと新品の区別が可能なトナーボトルを提供
する。 【解決手段】 円筒状のボトル本体11の一端部には、
ボトル本体11より小径の開口部12が形成されてい
る。そしてその開口端内側にキャップ13が、その外周
の鍔部が開口端面の外側になるようにして圧入されてい
る。キャップ13には、その部分から破断可能な薄肉部
13bが形成されている。この薄肉部13bはU字状と
なっている。そして、U字状の薄肉部13bの内側は折
れ曲がり部13cとなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾式複写機、プリ
ンタ、ファクシミリ等の現像装置に適用されるトナー補
給用のトナーボトルに関し、特に、キャップ部の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】図10はキャップを取り外した状態の従
来のトナーボトルの構成図である。特開平7−2070
5号公報、他に、図10に示すような、周囲に螺旋溝1
aを有するトナーボトル1が提案されている。トナーボ
トル1は内キャップ2と外キャップ3を有している。使
用に際しては、まず外キャップ3を取り、内キャップ2
を付けたままトナーボトル1を機械本体のホルダーに載
置し装填状態とする。すると、自動的に内キャップ2が
ボトル開口頸部から離間し、トナーボトル1が回転する
ことにより、螺旋溝1aの効果によりトナーが図示しな
い現像装置内に補給される。トナーエンドを本体が認知
すればユーザに表示し、ユーザはトナーボトル1を本体
から取り外す。
【0003】このトナーボトル1は、そのボトル開口頸
部が機内で補給時のみ開口され、他の状態下では全て内
キャップ2で開口頸部が密閉されているため、持ち運び
時、落下時等において、トナーこぼれがなく、衣服、
床、部屋を汚さない。また、中にアジテータ等を必要と
せず、自身の回転のみによってトナーを送り出すことが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図10に
示す従来例では、トナーボトルの装填時、取り出し時
に、内キャップを着脱する必要があり、そのため、コレ
ットチャックと呼ぶ内キャップ着脱機構を必要とし、ま
た、この機構は、トナーボトルの装填、取り外しと連動
する必要もある。従って、機構が複雑になり、またその
ためのスペースを必要とする。さらに従来例では、トナ
ーエンドにより取り出されて置いてあるトナーボトル
と、新品トナーボトルとの見極めが付かなく(判別が付
かず)、誤用されるおそれがある。
【0005】そこで本発明は、内キャップ及びその着脱
機構を不要とし、さらに使用済みと新品の区別が可能な
トナーボトルを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、現像装置に装着されるトナ
ー補給用のトナーボトルであって、その周面に螺旋溝を
有し、自身の回転により螺旋溝を利用してトナーを補給
するトナーボトルにおいて、開口部に設けられた可撓性
材質からなるキャップの一部に、トナー取り出し管との
圧接により破断可能な薄肉部を形成したことを特徴とす
るものである。
【0007】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
において、薄肉部は、キャップの正面にあってU字状に
形成されていることを特徴とするものである。
【0008】また請求項3記載の発明は、請求項1また
は請求項2記載において、薄肉部に沿って破断されて形
成されるキャップの折れ曲がり部の基部がヒンジ形状と
なっていることを特徴とするものである。
【0009】また請求項4記載の発明は、請求項1ない
し請求項3の何れか記載において、薄肉部は、その厚み
方向が破断方向と直交する方向になるように形成されて
いることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。図1は第1の実施の形態のキャ
ップを組み込んだトナーボトルの正面断面図、図2は同
じく、側面図、図3は図1のA部の拡大図、図4は図1
に示すトナーボトルをトナー取り出し管にセットした状
態を示す図、図5は同じく、リセットした状態を示す図
である。トナーボトルは、図10に示すものと同様に、
図面に螺旋溝が形成されているものとする。円筒状のボ
トル本体11の一端部には、図1に示すように、ボトル
本体11より小径の開口部12が形成されている。そし
てその開口端内側にキャップ13が、その外周の鍔部1
3aが開口端面の外側になるようにして圧入されてい
る。
【0011】キャップ13は、樹脂などの可撓性材質で
構成されている。図3に示すように、キャップ13に
は、その部分から破断可能な薄肉部13bが形成されて
いる。この薄肉部13bは、第1の実施の形態のキャッ
プ13においては、図2に示すようにU字状となってい
る。そして、U字状の薄肉部13bの内側は、折れ曲が
り部13cとなっている。
【0012】図示しない現像装置の所定位置にボトル本
体11をセットする際、図4に示すように、ボトル本体
11の開口部12をトナー取り出し管(トナー供給口)
14に向けて押し込み、ユーザの手により、あるいは機
械的に圧力を掛けると、キャップ13とトナー取り出し
管14との間の圧接力により、キャップ13の薄肉部1
3bが破断し、折れ曲がり部13cが内側に折れ曲が
り、トナー取り出し管14がボトル本体11内に入り込
む(トナー取り出し管14は回転していてもよいし、静
止していてもよい)。この状態でボトル本体11が回転
すれば、螺旋溝によってボトル本体11内のトナーは、
トナー取り出し管14の内部に取り込まれる。
【0013】使用済みトナーボトルをリセットする際
は、図5に示すように、ボトル本体11をトナー取り出
し管14から取り出す。キャップ13の折れ曲がり部1
3cとトナー取り出し管14が離れると、折れ曲がり部
13cは、その弾性により略元の位置に復帰し、開口部
12を塞ぐ。このことにより、残トナーはボトル本体1
1内に封止されるので、トナーのこぼれを防止すること
ができる。
【0014】リセットされたトナーボトルは廃品となる
ため、折れ曲がり部13cは曲げ及び復帰を繰り返す必
要がない。従って、キャップ13の材質としては通常の
樹脂で十分である。
【0015】図6は第2の実施の形態のキャップを示す
図であり、(a)は正面断面図、(b)は側面図であ
る。この実施形態では、折れ曲がり基部を内側に湾曲し
たヒンジ部13dとしている。このようなヒンジ部13
dを設けることで、折れ曲がり部13cが塑性変形し難
くなる。つまり、折れ曲がり部13cが元の位置に復帰
し易く、またこの部分が緩衝部となり、曲げ戻しによる
疲労が発生し難い。
【0016】図7は第3の実施の形態のキャップを示す
図であり、(a)は正面断面図、(b)は側面図であ
る。また、図8は図7(a)のB部分の拡大図である。
この実施形態では、図8に示すように、薄肉部13b
を、その厚み(0.2〜0.3ミリメートル)方向が破
断方向と直交する方向になるように形成している。この
ようにすると、トナーボトルのリセットの際、折れ曲が
り部13cが元の状態になったとき、肉厚分、すなわち
0.2〜0.3ミリメートルのオーバーラップ部を設け
ることができ、トナーのこぼれ防止をより確実に行うこ
とができる。
【0017】図9は第4の実施の形態のキャップを示す
図であり、(a)は正面断面図、(b)は側面図であ
る。この実施形態では、薄肉部13bはU字状ではなく
放射状となっている。トナーボトルセット時は、キャッ
プ13は放射状に破断し、開封される。このような薄肉
部13bの形状にすると、折れ曲がり部13cとトナー
取り出し管14との間隙ができ難く、トナーこぼれが生
じ難い。なお、キャップ13の材質を、ポリプロピレ
ン、低密度ポリエチレン、エラストマー等、割れ難く弾
性のある材質とすることで、さらに、割れ、塑性変形、
曲げ戻しの疲労を防止することができる。また、比較的
弱い力で破断することができる。
【0018】
【発明の効果】請求項1及び請求項2記載の発明によれ
ば、トナーボトルを現像装置の所定位置にセットすると
キャップが破断し、さらにトナーボトルをリセットする
とキャップの折れ曲がり部は元位置に復帰するため、従
来の内キャップのごとく、複雑な着脱機構及びそのため
のスペースを必要とせず、構成の簡素化とコスト低減を
図ることができる。また、使用済みのトナーボトルは、
キャップの折れ曲がり部が元位置に復帰していると言え
ども、破断した状態を目視することができるから、新品
と区別することができる。
【0019】請求項3記載の発明によれば、薄肉部に沿
って破断されて形成されるキャップの折れ曲がり部の基
部がヒンジ形状となっているので、折れ曲がり部の基部
の疲労を低減することができる。
【0020】請求項4記載の発明によれば、薄肉部は、
その厚み方向が破断方向と直交する方向になるように形
成されているので、折れ曲がり部が元の位置に復帰した
とき、オーバラップ部を設けることができ、トナーのこ
ぼれ防止を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のキャップを組み込んだトナ
ーボトルの正面断面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】図1のA部の拡大図である。
【図4】図1に示すトナーボトルをトナー取り出し管に
セットした状態を示す図である。
【図5】同じくリセットした状態を示す図である。
【図6】第2の実施形態のキャップを示す図である。
【図7】第3の実施形態のキャップを示す図である。
【図8】図7(a)のB部の拡大図である。
【図9】第4の実施形態のキャップを示す図である。
【図10】キャップを取り外した状態の従来のトナーボ
トルの構成図である。
【符号の説明】
11 ボトル本体 12 開口部 13 キャップ 13a 鍔部 13b 薄肉部 13c 折れ曲がり部 14 トナー取り出し管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像装置に装着されるトナー補給用のト
    ナーボトルであって、その周面に螺旋溝を有し、自身の
    回転により螺旋溝を利用してトナーを補給するトナーボ
    トルにおいて、 開口部に設けられた可撓性材質からなるキャップの一部
    に、トナー取り出し管との圧接により破断可能な薄肉部
    を形成したことを特徴とするトナーボトル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 薄肉部は、キャップの正面にあってU字状に形成されて
    いることを特徴とするトナーボトル。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載において、 薄肉部に沿って破断されて形成されるキャップの折れ曲
    がり部の基部がヒンジ形状となっていることを特徴とす
    るトナーボトル。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の何れか記載に
    おいて、 薄肉部は、その厚み方向が破断方向と直交する方向にな
    るように形成されていることを特徴とするトナーボト
    ル。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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