JP3650678B2 - 電子写真装置のトナー容器 - Google Patents
電子写真装置のトナー容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3650678B2 JP3650678B2 JP23682396A JP23682396A JP3650678B2 JP 3650678 B2 JP3650678 B2 JP 3650678B2 JP 23682396 A JP23682396 A JP 23682396A JP 23682396 A JP23682396 A JP 23682396A JP 3650678 B2 JP3650678 B2 JP 3650678B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- toner container
- container
- incompatible member
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真装置における現像手段に補給するトナーを収容するトナー容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、資源の有効活用や自然環境保護等により、使い捨てされていた品物もリサイクルすることが要望されている。電子写真方式を用いる画像形成装置においても例外でなく、トナー容器もリサイクルの対象になり得る。トナー容器のリサイクルの場合、回収した容器に再度トナーを充填して使用する再使用のリサイクルと、回収した容器を粉砕、再生して材料を利用する再利用のリサイクルとがあるが、何れのリサイクルにおいても、その採算性を考慮すると、回収されるトナー容器の数量が多くければ多いほど有利である。
【0003】
しかし、トナー容器を再使用するリサイクルの場合、トナー容器自体には形状、大きさ、材質等に規格がないため、それぞれメーカーが自己の機械に適した形状、大きさものに設定している。また、同じメーカーであっても機種毎に形状、大きさを変えて設定している場合が多く、従って同一のトナー容器の回収される数が揃いにくく、効率の良いリサイクルができないという問題がある。
【0004】
そこで、複数機種におけるトナー容器の形状、大きさ、材質等を同一にしてすべてのトナー容器を共通に使用することが考えられる。このようにすれば、回収される容器数が確実に増大し、しかもトナー容器の部品の共通化で製造コストも廉価になるという利点が得られる。しかし、複数機種におけるトナー容器の形状、大きさ、材質等を同一にした場合、電子写真装置のトナーは現像方式等によってトナーの特性が異なるため、誤って他の機種のトナーを補給してしまうという危険があるという問題があった。
【0005】
この問題を解消するため、特開平7−168430号公報にはトナー容器にトナー種類等で異なる位置に係合凸部を形成してトナー容器の誤セットを防止することが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したトナー容器の誤セットを防止方法ではトナー容器自体に設けた係合凸部の位置がトナー種類ごとに異なるため、各トナー容器の形状が完全なる同一になっていない。従って、すべてのトナー容器を実質的に共通にしておらず、再使用のリサイクルには共通容器の回収数を増大させることができないという問題があった。
【0007】
本発明は、上記した従来の問題を解消し、複数機種におけるトナー容器の同一にしても他の機種のトナーを補充する誤セットを防止できる、リサイクルに最適なトナー容器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、電子写真装置における現像手段へ補給するトナーを収容する円筒状の容器であり、その円筒の軸線の周りに回転されることにより、収容したトナーを一端に設けたトナー吐出口から排出するトナー容器において、種類、色等の特性の異なるトナーをそれぞれ収容するプラスチック製のトナー容器を同一形状に成形し、該トナー容器には収容したトナーの種類、色等によって異なる形状の係合部を持ち、トナー容器のセット方向を規制する張り出し部とを形成したリング状の非互換性部材が、着脱可能で且つ回転可能に取り付けられることを特徴としている。
【0009】
なお、本発明は前記トナー容器の前記トナー吐出口の反対端部側に、前記非互換性部材が着脱可能に取り付けられる取り付け部を形成すると、効果的である。また、本発明は前記取り付け部がトナー容器の周方向に形成された係止溝であると、効果的である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本発明に係るトナー容器の正面図である。
【0011】
図1において、トナー容器1は筒状に形成された容器本体部2と、該容器本体部2の一端側中央に設けられたトナー吐出口3とを有し、容器本体部2とトナー吐出口3とは軸線が一致されている。容器本体部2の内周面には、螺旋状に形成された螺旋状突起4が形成され、トナー容器1がその軸線の回りに回転されると、トナー容器1に収容されたトナーが螺旋状突起4に沿ってトナー吐出口3側へ徐々に送り出される。トナー容器1は、プラスチック、例えば硬質ポリエチレンをブロー成形によって作られたものであり、十分にリサイクルの対象になり得る部品である。
【0012】
本実施の形態のトナー容器1には、容器本体部2の底部外面に周方向の係止溝5が形成され、この係止溝5に続いてフランジ状の凸部6が設けられている。そして、この係止溝5に特性の異なるトナーの補給を防止する識別手段としての非互換性部材10が着脱可能に装着される。この非互換性部材10は、図2及び図3に示すように、リング状に形成され、その外周側は図示していないトナー容器1の装着部形状に合致する双肩状の張り出し部11と、トナーの種類毎に形状が異なる係合突起12とが形成されている。また、非互換性部材10の内周側には本例の場合、上記係止溝5に係止する3個の爪部13と、該爪部13とでトナー容器1の凸部6を挟む3個のストッパ部14とが形成されている。なお、この非互換性部材10もプラスチックで作られている。また、爪部13とストッパ部14は複数個ならば何個でもよい。
【0013】
非互換性部材10の係合突起12は、トナーの種類毎に、例えば図4(a)及び図5(a)に示すようにその形状が変えられている。また、非互換性部材10がセットされる機械本体の載置部7側では図4(b)及び図5(b)に示すように、その非互換性部材10の係合突起12に合わせた係合凹部8が設けられている。このため、図4(b)の係合凹部8が設けられている電子写真装置には図4(a)の係合突起12を持つ非互換性部材10を装着したトナー容器1以外をセットすることができないので、特性の異なるトナーの補給を防止することができる。なお、非互換性部材10の張り出し部11はトナー容器1のセット時に非互換性部材10のセット方向を規制するためのもので、図示していない載置部側の形状と協働で規制する。
【0014】
このように構成したトナー容器1は、非互換性部材10を取り付ける構造が同じであるから、特性の異なるトナーを使用する電子写真装置のトナー容器1を共通化することが可能ができる。そして、トナー容器1は共通使用すれば、リサイクルのための回収数が増大し、効率のよいリサイクルが達成できる。しかも、非互換性部材10は係止溝5に係止する爪部13の先端で形成する円の径が係止溝5の径より大きくて凸部6の径より小さく、爪部13とストッパ部14との間隔が凸部6の幅よりも多少広いので、非互換性部材10はトナー容器1に対して回転自在であり、しかも容易に取り付け取り外しすることができる。従って、リサイクルで回収した非互換性部材10の外し操作は引き外すだけでよいし、再使用する際の非互換性部材10の装着操作は嵌め込むだけでよいので、非互換性部材10の着脱操作はきわめて簡単である。さらに、非互換性部材10はトナー容器1に対し回転自在に装着されるので、非互換性部材10がセットされたトナー容器1の回転を阻害する恐れはない。
【0015】
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されず、各種改変できるものである。
例えば、上記実施の形態では非互換性部材は嵌め込み、引き外し操作でトナー容器に着脱したが、非互換性部材は嵌め込み式のキャップにすることもできる。
【0016】
また、非互換性部材が係合凹部、載置部側が係合突起であってもよい。
さらにまた、非互換性部材の係合突起若しくは係合凹部はトナー容器の底面側に設けてもよく、この場合、載置部側セットしたトナー容器の底面側に位置する蓋等を設けて、この蓋等に非互換性部材の係合突起若しくは係合凹部に対応する係合凹部若しくは係合突起を設ければよい。
【0017】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、種類、色等の特性の異なるトナーをそれぞれ収容するプラスチック製のトナー容器を同一形状に成形し、該トナー容器には収容したトナーの種類、色等によって異なる形状の係合部を持ち、トナー容器のセット方向を規制する張り出し部とを形成したリング状の非互換性部材が、着脱可能で且つ回転可能に取り付けられるので、特性の異なるトナーを使用する電子写真装置のトナー容器を共通化することが可能で、リサイクルのための容器回収数を増大させて効率のよいリサイクルが達成することができる。
【0018】
請求項2及び3に記載の発明によれば、トナー容器の底部側に非互換性部材を取り付けるので、その着脱操作の操作性がよく、非互換性部材を簡単に取り付け取り外しすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の一実施の形態であるトナー容器の正面図である。
【図2】そのトナー容器に取り付ける非互換性部材の断面図である。
【図3】その非互換性部材の斜視図である。
【図4】(a)は非互換性部材の正面図、(b)はその非互換性部材に対応する載置部の断面図である。
【図5】(a)は他の例の非互換性部材の正面図、(b)はその非互換性部材に対応する載置部の断面図である。
【符号の説明】
1 トナー容器
3 トナー吐出口
5 係止溝
7 載置部
8 係合凹部
10 非互換性部材
12 係合突起
Claims (3)
- 電子写真装置における現像手段へ補給するトナーを収容する円筒状の容器であり、その円筒の軸線の周りに回転されることにより、収容したトナーを一端に設けたトナー吐出口から排出するトナー容器において、
種類、色等の特性の異なるトナーをそれぞれ収容するプラスチック製のトナー容器を同一形状に成形し、該トナー容器には収容したトナーの種類、色等によって異なる周方向に突出する形状の係合部を持ち、トナー容器のセット方向を規制する張り出し部とを形成したリング状の非互換性部材が、着脱可能で且つ回転可能に取り付けられることを特徴とするトナー容器。 - 請求項1に記載のトナー容器において、前記トナー容器の前記トナー吐出口の反対端部側に、前記非互換性部材が着脱可能に取り付けられる取り付け部を形成したことを特徴とするトナー容器。
- 請求項2に記載のトナー容器において、前記取り付け部がトナー容器の周方向に形成された係止溝であることを特徴とするトナー容器。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23682396A JP3650678B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 電子写真装置のトナー容器 |
CN97117945A CN1122193C (zh) | 1996-09-06 | 1997-09-05 | 墨粉/显影剂用再循环瓶 |
GB9903786A GB2332285B (en) | 1996-09-06 | 1997-09-08 | Recyclable toner container for an image forming apparatus |
GB9719045A GB2317024B (en) | 1996-09-06 | 1997-09-08 | Recyclable toner container for an image forming apparatus |
US08/925,146 US5983059A (en) | 1996-09-06 | 1997-09-08 | Recyclable toner container for an image forming apparatus |
HK98110952A HK1010090A1 (en) | 1996-09-06 | 1998-09-25 | A recyclable toner container |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23682396A JP3650678B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 電子写真装置のトナー容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1083113A JPH1083113A (ja) | 1998-03-31 |
JP3650678B2 true JP3650678B2 (ja) | 2005-05-25 |
Family
ID=17006319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23682396A Expired - Lifetime JP3650678B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 電子写真装置のトナー容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3650678B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8204409B2 (en) | 2009-02-16 | 2012-06-19 | Murata Machinery, Ltd. | Image forming apparatus including bottle driving unit for toner bottle |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6729714B2 (en) | 2001-07-31 | 2004-05-04 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Separable key for establishing detachable printer component compatibility with a printer |
JP4615916B2 (ja) * | 2004-07-12 | 2011-01-19 | 株式会社東芝 | 画像形成装置 |
MX346597B (es) | 2013-03-14 | 2017-03-24 | Ricoh Co Ltd | Recipiente de polvo y aparato de formación de imágenes. |
JP6460002B2 (ja) * | 2016-02-15 | 2019-01-30 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP23682396A patent/JP3650678B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8204409B2 (en) | 2009-02-16 | 2012-06-19 | Murata Machinery, Ltd. | Image forming apparatus including bottle driving unit for toner bottle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1083113A (ja) | 1998-03-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1184738B1 (en) | Container, its support structure and an image formation apparatus | |
MX2012009994A (es) | Envase de toner y aparato formador de imagenes. | |
JP6380273B2 (ja) | トナー容器 | |
EP0710896B1 (en) | Toner powder bottle | |
RU2660387C1 (ru) | Картридж тонера и устройство формирования изображения | |
JP3650678B2 (ja) | 電子写真装置のトナー容器 | |
CN103116255A (zh) | 显影剂传送装置和图像形成装置 | |
US9031477B2 (en) | Toner case including conveying member attached to case body and image forming apparatus including toner case | |
US10031471B1 (en) | Toner case and image forming apparatus | |
EP3267260B1 (en) | Toner container and image formation device comprising same | |
JP2003295593A (ja) | 現像剤補給装置、現像剤補給容器及び画像形成装置 | |
JP4014786B2 (ja) | トナー容器 | |
JP7218541B2 (ja) | 現像剤収容容器 | |
JPH08211720A (ja) | トナーカートリッジ | |
JPH10171231A (ja) | トナーカートリッジ | |
JP6610519B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成装置に装着可能なトナー容器 | |
US20220334533A1 (en) | Image forming apparatus capable of eliminating or minimizing impact noise, developer storage container | |
JPH10104926A (ja) | 電子写真装置のトナー容器 | |
US11687015B2 (en) | Developer storage container capable of reducing remaining developer at time of replacement, image forming apparatus | |
US6778786B2 (en) | Toner replenishing container | |
JP2024018276A (ja) | 現像カートリッジ | |
JP3816233B2 (ja) | トナー収納容器の内キャップ | |
JPH04333078A (ja) | 現像材料供給装置 | |
JP6520499B2 (ja) | 補給装置、およびそれを備えた画像形成装置 | |
JPH09106123A (ja) | プロセスカートリッジ及びこれを用いる画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040302 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040428 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050215 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050221 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080225 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090225 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100225 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110225 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120225 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130225 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130225 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225 Year of fee payment: 9 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |