JPH1184845A - 画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

画像形成装置及びプロセスカートリッジ

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JPH1184845A
JPH1184845A JP9262857A JP26285797A JPH1184845A JP H1184845 A JPH1184845 A JP H1184845A JP 9262857 A JP9262857 A JP 9262857A JP 26285797 A JP26285797 A JP 26285797A JP H1184845 A JPH1184845 A JP H1184845A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
process cartridge
seal member
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JP9262857A
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Inventor
Takaaki Tawada
高明 多和田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置本体に対するプロセスカートリ
ッジの初期セットアップ時の操作を容易化することがで
きる画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 画像形成装置本体200のカバー200
bに、シール部材5の把持部5bを、画像形成装置本体
外部に露呈させるためのシール部材露出口200cを設
ける。そして、その出荷状態で、プロセスカートリッジ
100を、シール部材露出口200cを通してシール部
材5の把持部5bを露呈させて、画像形成装置本体20
0内に装着しておく。これにより、画像形成装置からプ
ロセスカートリッジ100を取り出すなどの煩わしい操
作を行わずに、カバー200bを閉じたままの状態で、
画像形成装置本体200の外部から、プロセスカートリ
ッジ100のシール部材5の開封操作を行うことができ
るようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置、及び、該画像形成
装置に搭載されるプロセスカートリッジに係り、詳しく
は、該プロセスカートリッジが、現像部と現像剤収容部
とを隔てた隔壁の現像剤供給口を封止するシール部材を
有し、画像形成装置本体に対して着脱自在に構成された
画像形成装置及びプロセスカートリッジに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、ファクシミリ、プリンタ
ー等の画像形成装置として、プロセスカートリッジを搭
載したものが知られている。該プロセスカートリッジ
は、周知のように、感光体などの潜像担持体、該潜像担
持体上に潜像を形成するための潜像形成手段、該潜像担
持体上の潜像を可視像化するための現像ローラなどの現
像手段が配設された現像部、及び、該現像部に供給され
る現像剤を収容した現像剤収容部等を、コンパクトにユ
ニット化してカートリッジ状の筺体内に配設したもの
で、その感光体や現像ローラなどの寿命により、新たな
プロセスカートリッジと交換できるように、画像形成装
置本体に対して着脱自在に構成されている。
【0003】また、このプロセスカートリッジは、出荷
時や運搬時の振動等により、その現像剤収容部に収容さ
れている現像剤が、該筺体内に飛散したり、該筺体から
こぼれ出さないようにするために、通常、未使用状態で
は、上記現像部と該現像剤収容部との隔壁に形成された
現像剤供給口が、シート状のシール部材で封止されてお
り、その使用に際して、ユーザが、該隔壁から該シール
部材を剥がして該現像剤供給口を開封し、該現像剤収容
部内に収容されている現像剤を該現像部に供給するよう
に構成されている。
【0004】なお、上記シール部材としては、一般に、
該プロセスカートリッジの筺体から延出された該シール
部材の把持部を、該筺体から所定の開封方向に引き抜く
ことにより、該現像剤供給口を開封できるように構成さ
れたものが使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の画像
形成装置の中には、例えば、その画像形成装置本体に上
記プロセスカートリッジを装着した状態で、該プロセス
カートリッジのシール部材の把持部が、該画像形成装置
本体の筺体と該プロセスカートリッジの筺体との間の狭
い部位に位置するなど、その画像形成装置本体に上記プ
ロセスカートリッジを装着したままでは、その構成上、
上記シール部材の引き抜き操作をすることができないも
のがある。
【0006】従って、このような画像形成装置の画像形
成装置本体にプロセスカートリッジを装着する場合に
は、該プロセスカートリッジのシール部材を引き抜い
て、その現像剤供給口を開封してから、該画像形成装置
本体にプロセスカートリッジを装着する必要がある。
【0007】このため、この種の画像形成装置では、そ
のプロセスカートリッジの筺体からシール部材を引き抜
いた際に、該シール部材に付着している現像剤や、該シ
ール部材の引き抜き動作につられて該筺体から溢出した
現像剤が飛散して、ユーザの着衣や床が汚染される不具
合があった。
【0008】また、この画像形成装置では、そのプロセ
スカートリッジを別梱包にしないで、画像形成装置本体
に装着したまま梱包して出荷した場合、ユーザがこの画
像形成装置を初めて使用する際に、ともすると、そのプ
ロセスカートリッジのシール部材の開封操作を忘れたま
ま装置を作動させてしまい、該プロセスカートリッジの
空回りによるクリーニングブレードのめくれ等の問題を
引き起こしていた。
【0009】このような問題を解消するために、この種
の従来の画像形成装置では、上記画像形成装置本体とプ
ロセスカートリッジとを分離させた状態で梱包して出荷
したり、該画像形成装置本体にプロセスカートリッジを
装着して梱包する場合には、上記シール部材の開封操作
を行わないと装置が動作しないようにする機構を付加し
ていた。
【0010】しかしながら、前者のように、画像形成装
置本体とプロセスカートリッジとを分離させた状態で梱
包して出荷した場合には、その梱包が大きくなるため、
梱包コストや出荷時の運搬コストなどの上昇を招く欠点
があった。また、後者のように、画像形成装置本体にプ
ロセスカートリッジを装着して梱包した場合には、画像
形成装置本体に装着されているプロセスカートリッジ
を、一旦、画像形成装置本体から取り出して該シール部
材を引き抜いた後、再度、画像形成装置に装着し直さな
ければならず、ユーザの初期セットアップ時の操作が煩
わしくなる欠点があった。
【0011】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、画像形成装置本体に
対するプロセスカートリッジの初期セットアップ時の操
作を容易化することができる画像形成装置を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、潜像形成手段により潜像が形成
される潜像担持体と、該潜像担持体上に形成された潜像
を可視像化するための現像手段と、該現像手段が配設さ
れた現像部と、該現像部に供給される現像剤を収容した
現像剤収容部と、該現像剤収容部と該現像部との隔壁に
形成された現像剤供給口を封止しているシール部材とを
有し、該シール部材の把持部を掴み該シール部材を該隔
壁から引き抜いて該現像剤供給口を開封することによ
り、該現像剤収容部内に収容されている現像剤が該現像
部に供給される構成の、画像形成装置本体に対して着脱
自在なプロセスカートリッジを搭載する画像形成装置に
おいて、上記画像形成装置本体に、上記シール部材の把
持部を露呈させるためのシール部材露出口を設けたこと
を特徴とするものである。
【0013】この画像形成装置においては、上記画像形
成装置本体に、上記シール部材の把持部を露呈させるた
めのシール部材露出口が設けられているので、該画像形
成装置本体に上記プロセスカートリッジを装着した状態
で、該プロセスカートリッジのシール部材の把持部を、
該シール部材露出口を通して、画像形成装置本体の外方
に予め露呈させておくことにより、画像形成装置の画像
形成装置本体にプロセスカートリッジを装着させたまま
の状態で、該シール部材の開封操作を行うことが可能と
なる。
【0014】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記プロセスカートリッジが、出荷状態
で、上記シール部材露出口を通して上記シール部材の把
持部を露呈させて、上記画像形成装置本体内に装着され
ていることを特徴とするものである。この画像形成装置
においては、上記プロセスカートリッジが、出荷状態
で、上記シール部材露出口を通して上記シール部材の把
持部を露呈させて、上記画像形成装置本体内に装着され
ているので、画像形成装置に対するプロセスカートリッ
ジの着脱操作等を行わずに、該シール部材の開封操作を
行うことができる。また、この画像形成装置では、出荷
状態で画像形成装置本体とプロセスカートリッジとを分
離して梱包した場合と比較して、その出荷時の梱包サイ
ズが小さくなる。
【0015】請求項3の発明は、請求項2の画像形成装
置において、上記現像剤収容部と現像部との隔壁から上
記シール部材が引き抜かれたか否かを検知し、該現像剤
補給口が該シール部材により封止されている状態を検知
した場合に、上記画像形成装置の画像形成動作を規制す
るシール部材検知手段を有することを特徴とするもので
ある。
【0016】この画像形成装置においては、上記現像剤
補給口から上記シール部材が剥離されたか否かを検知す
るシール部材検知手段によって、該現像剤補給口が該シ
ール部材により封止されている状態を検知した場合に、
上記画像形成装置の画像形成動作が規制されるので、仮
に、該シール部材の開封操作を忘れたまま装置の動作を
スタートさせても、その画像形成動作が実行されること
はなく、該プロセスカートリッジの空回りによるクリー
ニングブレードのめくれ等が回避される。
【0017】請求項4の発明は、請求項1または2の画
像形成装置において、上記画像形成装置本体に対する上
記プロセスカートリッジの着脱操作方向と、該プロセス
カートリッジに対する上記シール部材の引き抜き操作方
向とを、同一方向としたことを特徴とするものである。
【0018】この画像形成装置においては、。上記画像
形成装置本体に対する上記プロセスカートリッジの着脱
方向と、上記シール部材の把持部の開封方向とが、同一
方向になっているので、該プロセスカートリッジの着脱
操作と、該シール部材の開封操作とを、ユーザが画像形
成装置本体に対する操作位置を変えずに行えるので、操
作ミスが起こりにくく、操作性が向上される
【0019】請求項5の発明は、請求項2の画像形成装
置において、上記画像形成装置本体が梱包部材により梱
包された状態で、該梱包部材に、上記シート部材の把持
部が予め固定されていることを特徴とするものである。
【0020】この画像形成装置においては、その画像形
成装置本体を梱包する梱包部材に、上記シート部材の把
持部が予め固定されているので、該画像形成装置本体か
ら該梱包部材を取り除く操作により、プロセスカートリ
ッジから該シート部材を自動的に引き抜くことができ
る。これにより、画像形成装置の初期動作時におけるシ
ート部材の開封操作のし忘れが確実に解消される。
【0021】請求項6の発明は、請求項2の画像形成装
置に搭載されるプロセスカートリッジであって、該プロ
セスカートリッジの筺体から延出している部分のシール
部材の長さが、画像形成装置本体に該プロセスカートリ
ッジを装着した状態で、該画像形成装置本体のシール部
材露出口から該シール部材の把持部が露出する長さを有
していることを特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像形成装置の実
施形態について説明する。先ず、本実施形態に係る画像
形成装置に搭載されるプロセスカートリッジの構成につ
いて説明する。
【0023】図4に示すように、上記プロセスカートリ
ッジ100の筺体100a内には、潜像担持体としての
感光体1、該感光体1上の潜像を可視像化するための現
像手段としての現像ローラ2などが、コンパクトにユニ
ット化されて収納されている。また、このプロセスカー
トリッジの筺体100aの内部は、該筺体100aと一
体に形成された隔壁4によって、該現像ローラ2が配設
された現像部Aと、該現像部Aに供給されるトナーなど
の現像剤3が収容されている現像剤収容部Bとに分割さ
れており、該隔壁4に形成された現像剤供給口4aを通
して、該現像剤収容部B内に収容されている現像剤3が
該現像部A内に供給されるように構成されている。
【0024】また、未使用状態のプロセスカートリッジ
100は、上記像剤収容部B内に収容されている現像剤
3の筺体外100aへの溢出を防止するために、該隔壁
4に形成された現像剤供給口4aが、シール部材5によ
って封止されている。
【0025】ここで、該シール部材5は、図5(a)に
示すように、その封止側端部5aがプロセスカートリッ
ジ100の手前側(図5(a)の下側)に位置するよう
に、該隔壁4の現像材収容部B側に貼付されて該現像剤
供給口4aを封止している。また、このシール部材5
は、該現像剤供給口4aを封止した状態で、そのプロセ
スカートリッジ100の奥側(図5(a)の上側)の部
位が手前側に向けて折り返されており、この折り返され
た開封側の端部(この端部が、シール部材5の開封操作
時における把持部5bとなる)が、該筺体100aの開
口100bを通して、図5(b)に示すように、プロセ
スカートリッジ100の筺体100aの外方に露呈され
ている。
【0026】このシール部材5は、上記プロセスカート
リッジ100の使用に際して、ユーザが、その筺体10
0aの外方に露呈している該シール部材5の把持部5a
を開封方向に引っ張ることによって、プロセスカートリ
ッジ100の筺体100aから抜き取られる。
【0027】これにより、該シール部材5が、その折り
返し部位より封止側端部5aに向けて、該隔壁4から引
き剥がされて、上記現像剤収容部Bと上記現像部Aとの
隔壁4の現像剤供給口4aが開封され、該現像剤収容部
B内に収容されている現像剤3が該現像部Aに供給され
る。
【0028】現像部Aに供給された現像剤3は、周知の
ように、現像ローラ2の回転により、ドクタ7により薄
層化及び帯電されて、感光体1に向けて搬送され、図6
に示す画像書き込み手段8により感光体1上に形成され
た潜像を可視像(トナー像)化する。一方、図6におい
て、給紙部9に積載された転写紙10は、給紙手段とし
ての給紙ローラ11により、レジストローラ12に搬送
された後、該レジストローラ12によりタイミングを取
られて、感光体1と転写ローラ13とのニップに送られ
る。該転写紙10は、この感光体1と転写ローラ13と
のニップで、該トナー像を転写され、定着装置14で該
トナー像を定着された後、排紙ローラ15により、画像
形成装置本体200の筺体200aの上部に形成された
排紙部16上に排紙される。
【0029】ところで、従来の画像形成装置の中には、
例えば、図6に示すように、その画像形成装置本体20
0に上記プロセスカートリッジ100を装着した状態
で、該プロセスカートリッジ100のシール部材5の把
持部5bが、該画像形成装置本体200の筺体200a
と該プロセスカートリッジ100の筺体100aとの間
の狭い部位に位置するなど、その画像形成装置本体20
0に上記プロセスカートリッジ100を装着したままで
は、その構成上、上記シール部材5の引き抜き操作をす
ることができないものがある。
【0030】このような画像形成装置の画像形成装置本
体200にプロセスカートリッジを装着する場合には、
該プロセスカートリッジ100のシール部材を引き抜い
て、その現像剤供給口4aを開封してから、該画像形成
装置本体200にプロセスカートリッジ100を装着し
ていた。
【0031】このため、この種の画像形成装置では、図
7に示すように、そのプロセスカートリッジ100の筺
体100aからシール部材5を引き抜いた際に、該シー
ル部材5の引き抜き動作につられて該筺体100aの開
口100bから溢出して飛散した現像剤3により、ユー
ザの着衣や床が汚染されることがあった。特に、図4に
示すように、シール部材5が現像剤収容部B内の奥側で
折り返されている場合には、このシール部材5の折り返
し部に入り込んだ現像剤3が、該シール部材5の引き抜
き操作によって、該筺体100aの開口100b側に運
ばれるため、この開口100bからの現像剤3の飛散が
著しくなる。
【0032】なお、図4において、該シール部材5を該
隔壁4の現像部A側に貼付することにより、上述のよう
な該シール部材5の引き抜き操作に伴う、シール部材5
の折り返し部に入り込んだ現像剤3の飛散をある程度解
消することが可能となる。しかし、該シール部材5は、
その引き抜き操作をし易くするために、隔壁4に対して
比較的弱い接着力で貼付されることが望ましいため、こ
のようにシール部材5を該隔壁4の現像部A側に配設す
ると、プロセスカートリッジ100が未使用状態である
にも拘わらず、現像剤収容部B内の現像材3の押圧によ
り、該シール部材5が隔壁4から剥離されて、現像剤収
容部B内の現像材3が現像部A側に漏れ出す虞がある。
【0033】また、この画像形成装置では、そのプロセ
スカートリッジ100を別梱包にしないで、画像形成装
置本体200に装着したまま梱包して出荷した場合、ユ
ーザがこの画像形成装置を初めて使用する際に、ともす
ると、そのプロセスカートリッジ100のシール部材5
の開封操作を忘れたまま装置を作動させてしまい、該プ
ロセスカートリッジ100が空回りして、例えば、感光
体1上に残留したトナーを除去するためのクリーニング
ブレード6がめくれる等の問題を引き起こしていた。
【0034】このような問題を解消するために、この種
の従来の画像形成装置では、上記画像形成装置本体20
0とプロセスカートリッジ100とを分離させた状態で
梱包して出荷したり、該画像形成装置本体200にプロ
セスカートリッジ100を装着して梱包する場合には、
上記シール部材5の開封操作を行わないと装置が動作し
ないようにする機構を付加していた。
【0035】しかしながら、前者のように、画像形成装
置本体200とプロセスカートリッジ100とを分離さ
せた状態で梱包して出荷した場合には、その梱包が大き
くなるため、梱包コストや出荷時の運搬コストなどの上
昇を招く欠点があった。また、後者のように、画像形成
装置本体200にプロセスカートリッジ100を装着し
て梱包した場合には、例えば、図6に示すように、ユー
ザは、先ず、画像形成装置本体200の筺体側面に設け
られている開閉自在なカバー200bを開いて、画像形
成装置本体200に装着されているプロセスカートリッ
ジ100を、一旦、画像形成装置本体200から取り出
し、この取り出したプロセスカートリッジ100からシ
ール部材5を引き抜いた後、再度、画像形成装置本体2
00に装着し直さなければならず、ユーザの初期セット
アップ時の操作が煩わしくなる欠点があった。
【0036】そこで、本実施形態に係る画像形成装置で
は、例えば、図1に示すように、上記画像形成装置本体
200のカバー200bに、上記シール部材5の把持部
5bを、画像形成装置本体外部に露呈させるためのシー
ル部材露出口200cを設ける。そして、その出荷状態
で、上記プロセスカートリッジ100を、上記シール部
材露出口200cを通して上記シール部材5の把持部5
bを露呈させて、上記画像形成装置本体200内に装着
しておく。
【0037】ここで、該プロセスカートリッジ100の
シール部材5は、その筺体100aから延出している部
分のシール部材5の長さa(図2)が、図1に示すよう
に、画像形成装置本体200に該プロセスカートリッジ
100を装着した状態で、該画像形成装置本体200の
シール部材露出口200cから該シール部材5の把持部
5bを露出させることができる長さとなるように予め設
定されている。
【0038】このように、画像形成装置の画像形成装置
本体200に、プロセスカートリッジ100のシール部
材5の把持部5bを露呈させるためのシール部材露出口
200cを設け、該画像形成装置本体200に上記プロ
セスカートリッジ100を装着した状態で、該プロセス
カートリッジ100のシール部材5の把持部5bを、該
シール部材露出口200cを通して、画像形成装置本体
200の外方に予め露呈させておくことにより、画像形
成装置の画像形成装置本体200にプロセスカートリッ
ジ100を装着させたまま、つまり、画像形成装置から
プロセスカートリッジ100を取り出すなどの煩わしい
操作を行わずに、上記カバー200bを閉じたままの状
態で、該画像形成装置の画像形成装置本体200の外部
から、プロセスカートリッジ100のシール部材5の開
封操作を行うことができるようになる。
【0039】従って、この画像形成装置では、図7に示
したように、そのプロセスカートリッジ100の筺体1
00aからシール部材5を引き抜いた際に、該シール部
材5の引き抜き動作につられて該筺体100aの開口1
00bから現像材3が溢出しても、この現像剤3が画像
形成装置本体外に飛散することが無く、この現像剤3に
よるユーザの着衣や床の汚染が回避される。また、この
画像形成装置では、その画像形成装置本体200にプロ
セスカートリッジ100を装着させたまま梱包して出荷
することができ、画像形成装置本体200とプロセスカ
ートリッジ100とを分離して梱包した場合と比較し
て、その出荷時の梱包サイズを小さくできる。
【0040】図3は、上記画像形成装置の他の実施形態
の要部の概略構成を示すもので、この画像形成装置に
は、現像剤収容部Bと現像部Aとの隔壁4から上記シー
ル部材5が引き抜かれたか否かを検知し、該隔壁4の現
像剤補給口4aが該シール部材5により封止されている
状態を検知した場合に、上記画像形成装置の画像形成動
作を規制するシール部材検知手段300が設けられてい
る。このシール部材検知手段300としては、例えば、
プロセスカートリッジ100から延出されたシール部材
5を挟むようにLEDなどの発光素子とフォトトランジ
スタなどの受光素子とを対向配置させた光透過型セン
サ、あるいは、該発光素子のシール部材5からの反射光
を該受光素子により検知する光反射型センサなどが用い
られる。また、このシール部材検知手段300は、上記
画像形成装置本体200のカバー200b、又は、筺体
200aなどの適所に配設される。
【0041】この図3に示す画像形成装置においては、
上記シール部材検知手段300によって、該プロセスカ
ートリッジ100の隔壁4の現像剤補給口4aが該シー
ル部材5により封止されている状態を検知した場合に、
上記画像形成装置の画像形成動作が規制されるので、仮
に、該シール部材5の開封操作を忘れたまま装置の動作
をスタートさせても、その画像形成動作が実行されるこ
とはなく、該プロセスカートリッジ100の空回りによ
る前記クリーニングブレード6のめくれ等が回避され
る。
【0042】また、本実施形態に係る画像形成装置にお
いては、図6に示した上記画像形成装置本体200に対
する上記プロセスカートリッジ100の着脱操作方向b
と、図1に示す該プロセスカートリッジ100に対する
上記シール部材5の引き抜き操作方向cとが、同一方向
になるように、上記シール部材露出口200cの位置を
設定することが好ましい。
【0043】このように、上記画像形成装置本体200
に対する上記プロセスカートリッジ100の着脱方向b
と、上記シール部材5の把持部5bの開封方向cとを同
一方向にすることにより、ユーザが画像形成装置本体2
00に対する操作位置を変えずに、該プロセスカートリ
ッジ100の着脱操作と、該シール部材5の開封操作と
を行えるので、これらの操作時における操作ミスが起こ
りにくく、その操作性が向上される。
【0044】なお、上記実施形態では、図6に示したよ
うに、その画像形成装置本体200に上記プロセスカー
トリッジ100を装着した状態で、該プロセスカートリ
ッジ100のシール部材5の把持部5bが、該画像形成
装置本体200の筺体200aと該プロセスカートリッ
ジ100の筺体100aとの間の狭い部位に位置するな
ど、その画像形成装置本体200に上記プロセスカート
リッジ100を装着したままでは、その構成上、上記シ
ール部材5の引き抜き操作をすることができない画像形
成装置を例示したが、本発明の実施形態に係る画像形成
装置としては、例えば、図6に示すように、カバー20
0bを開放した状態で、プロセスカートリッジ100の
シール部材5の把持部5bが露出される構成の画像形成
装置であってもよい。
【0045】すなわち、このカバー200bを開放した
状態で、プロセスカートリッジ100のシール部材5の
把持部5bが露出される構成の画像形成装置では、一
応、その画像形成装置本体200にプロセスカートリッ
ジ100を装着した状態のままでも、該カバー200b
を開放すれば、シール部材5の引き抜き操作を行うこと
ができるが、本実施形態のように、画像形成装置本体2
00にシール部材露出口200cを設けることにより、
該カバー200bを開放しなくてもシール部材5の引き
抜き操作を行うことができるようになる。
【0046】また、本実施形態に係る画像形成装置で
は、その画像形成装置本体200を梱包する梱包部材
に、上記シート部材5の把持部5bを予め接着等により
固定しておくことによって、該画像形成装置本体200
から該梱包部材を取り除く操作により、プロセスカート
リッジ100から該シート部材5を自動的に引き抜くこ
とができる。これにより、画像形成装置の初期動作時に
おけるシート部材5の開封操作のし忘れが確実に解消さ
れる。
【0047】
【発明の効果】請求項1または2の発明によれば、上記
画像形成装置本体に、上記シール部材の把持部を露呈さ
せるためのシール部材露出口が設けられているので、該
画像形成装置本体に上記プロセスカートリッジを装着し
た状態で、該プロセスカートリッジのシール部材の把持
部を、該シール部材露出口を通して、画像形成装置本体
の外方に予め露呈させておくことにより、画像形成装置
の画像形成装置本体にプロセスカートリッジを装着させ
たままの状態で、該画像形成装置本体の外方より該シー
ル部材の開封操作を行うことが可能となり、該画像形成
装置本体外への現像剤の飛散を防止できるという優れた
効果がある。
【0048】特に、請求項2の発明によれば、上記プロ
セスカートリッジが、出荷状態で、上記シール部材露出
口を通して上記シール部材の把持部を露呈させて、上記
画像形成装置本体内に装着されているので、画像形成装
置に対するプロセスカートリッジの着脱操作等を行わず
に、該シール部材の開封操作を行うことができる。ま
た、この画像形成装置では、出荷状態で画像形成装置本
体とプロセスカートリッジとを分離して梱包した場合と
比較して、その出荷時の梱包サイズを小さくできるとい
う優れた効果がある。
【0049】また、請求項3の発明によれば、上記現像
剤補給口から上記シール部材が剥離されたか否かを検知
するシール部材検知手段によって、該現像剤補給口が該
シール部材により封止されている状態を検知した場合
に、上記画像形成装置の画像形成動作が規制されるの
で、仮に、該シール部材の開封操作を忘れたまま装置の
動作をスタートさせても、その画像形成動作が実行され
ることはなく、該プロセスカートリッジの空回りによる
クリーニングブレードのめくれ等の問題を回避できると
いう優れた効果がある。
【0050】また、請求項4の発明によれば、上記画像
形成装置本体に対する上記プロセスカートリッジの着脱
方向と、上記シール部材の把持部の開封方向とが、同一
方向になっているので、該プロセスカートリッジの着脱
操作と、該シール部材の開封操作とを、ユーザが画像形
成装置本体に対する操作位置を変えずに行えるので、上
記操作の操作ミスが起こりにくく、操作性が向上される
という優れた効果がある。
【0051】また、請求項5の発明によれば、その画像
形成装置本体を梱包する梱包部材に、上記シート部材の
把持部が予め固定されているので、該画像形成装置本体
から該梱包部材を取り除く操作により、プロセスカート
リッジから該シート部材を自動的に引き抜くことがで
き、画像形成装置の初期動作時におけるシート部材の開
封操作のし忘れを確実に解消できるという優れた効果が
ある。
【0052】請求項6の発明によれば、画像形成装置本
体にプロセスカートリッジを装着した状態で、該画像形
成装置本体のシール部材露出口から、該プロセスカート
リッジのシール部材の把持部を確実に露出させることが
できるプロセスカートリッジを提供できるという優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る画像形成装置の要部の該略構成
図。
【図2】上記画像形成装置に搭載されるプロセスカート
リッジの概略斜視図。
【図3】他の実施形態に係る画像形成装置の要部の該略
構成図。
【図4】上記プロセスカートリッジの構成を示す概略断
面図。
【図5】上記プロセスカートリッジの概略斜視図。
【図6】従来の画像形成装置におけるプロセスカートリ
ッジの装着操作を説明するための概略断面図。
【図7】上記プロセスカートリッジのシール部材引き抜
き時の状態を示す概略斜視図。
【符号の説明】
1 感光体 2 現像ローラ 3 現像剤 4 隔壁 4a 現像剤供給口 5 シール部材 5b シール部材の把持部 6 クリーニングブレード 7 ドクタ 8 画像書き込み手段 9 給紙部 10 転写紙 11 給紙ローラ 12 レジストローラ 13 転写ローラ 14 定着装置 15 排紙ローラ 16 排紙部 100 プロセスカートリッジ 100a プロセスカートリッジの筺体 100b プロセスカートリッジの筺体の開口 200 画像形成装置本体 200a 画像形成装置本体の筺体 200b 画像形成装置本体のカバー 200c シール部材露出口 A 現像部 B 現像剤収容部 a プロセスカートリッジの筺体からのシール部材
の露出部の長さ b 画像形成装置本体に対するプロセスカートリッ
ジの着脱方向 c プロセスカートリッジのシール部材の引き抜き
方向

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像形成手段により潜像が形成される潜像
    担持体と、該潜像担持体上に形成された潜像を可視像化
    するための現像手段と、該現像手段が配設された現像部
    と、該現像部に供給される現像剤を収容した現像剤収容
    部と、該現像剤収容部と該現像部との隔壁に形成された
    現像剤供給口を封止しているシール部材とを有し、該シ
    ール部材の把持部を掴み該シール部材を該隔壁から引き
    抜いて該現像剤供給口を開封することにより、該現像剤
    収容部内に収容されている現像剤が該現像部に供給され
    る構成の、画像形成装置本体に対して着脱自在なプロセ
    スカートリッジを搭載する画像形成装置において、 上記画像形成装置本体に、上記シール部材の把持部を露
    呈させるためのシール部材露出口を設けたことを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 上記プロセスカートリッジが、出荷状態で、上記シール
    部材露出口を通して上記シール部材の把持部を露呈させ
    て、上記画像形成装置本体内に装着されていることを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置において、 上記現像剤収容部と現像部との隔壁から上記シール部材
    が引き抜かれたか否かを検知し、該現像剤補給口が該シ
    ール部材により封止されている状態を検知した場合に、
    上記画像形成装置の画像形成動作を規制するシール部材
    検知手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項2の画像形成装置において、 上記画像形成装置本体に対する上記プロセスカートリッ
    ジの着脱操作方向と、該プ0ロセスカートリッジに対す
    る上記シール部材の引き抜き操作方向とを、同一方向と
    したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項2の画像形成装置において、 上記画像形成装置本体が梱包部材により梱包された状態
    で、該梱包部材に、上記シート部材の把持部が予め固定
    されていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項2の画像形成装置に搭載されるプロ
    セスカートリッジであって、該プロセスカートリッジの
    筺体から延出している部分のシール部材の長さが、画像
    形成装置本体に該プロセスカートリッジを装着した状態
    で、該画像形成装置本体のシール部材露出口から該シー
    ル部材の把持部が露出する長さを有していることを特徴
    とするプロセスカートリッジ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6788913B1 (en) 1999-03-24 2004-09-07 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus method and developing device to obtain a stable image density
JP2007193239A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2008107393A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2008310242A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および像形成ユニット

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US8099013B2 (en) 2007-06-18 2012-01-17 Fuji Xerox Co., Ltd Image forming apparatus and image forming unit including sealing member

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