JP2000098064A - 表示切替機能付クロノグラフ - Google Patents
表示切替機能付クロノグラフInfo
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- JP2000098064A JP2000098064A JP10264381A JP26438198A JP2000098064A JP 2000098064 A JP2000098064 A JP 2000098064A JP 10264381 A JP10264381 A JP 10264381A JP 26438198 A JP26438198 A JP 26438198A JP 2000098064 A JP2000098064 A JP 2000098064A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 クロノグラフ機能において少なくともラップ
時間およびスプリット時間情報を、優れた操作性でかつ
見やすい状態で表示面から読み取ることができる時計を
提供すること。 【解決手段】 時、分、秒等の一連の表示装置を、クロ
ノグラフにおけるラップ表示機能およびスプリット表示
機能を含む複数の機能に切替えて使用する時計におい
て、前記ラップ表示機能とスプリット表示機能とは所定
の単一の操作部材の操作によって切り替え選択され、か
つ他の所定の単一の操作部材によって選択されたラップ
データあるいはスプリットデータを記録しかつ呼び出せ
るように構成したことを特徴とする表示切替機能付クロ
ノグラフ。
時間およびスプリット時間情報を、優れた操作性でかつ
見やすい状態で表示面から読み取ることができる時計を
提供すること。 【解決手段】 時、分、秒等の一連の表示装置を、クロ
ノグラフにおけるラップ表示機能およびスプリット表示
機能を含む複数の機能に切替えて使用する時計におい
て、前記ラップ表示機能とスプリット表示機能とは所定
の単一の操作部材の操作によって切り替え選択され、か
つ他の所定の単一の操作部材によって選択されたラップ
データあるいはスプリットデータを記録しかつ呼び出せ
るように構成したことを特徴とする表示切替機能付クロ
ノグラフ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクロノグラフ機能付
の時計におけるラップ機能とスプリット機能の切り替え
およびデータの表示についての構成に関する。
の時計におけるラップ機能とスプリット機能の切り替え
およびデータの表示についての構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クロノグラフ(ストップウォッチ
とほぼ同義である)機能付時計には種々の種類のものが
発表されている。このような時計においては、時計機能
の時刻情報の他に、クロノグラフ計時中の経過時間の情
報、ラップ時間の情報、スプリット時間の情報の3つの
情報が出力可能なことが望ましい。しかし腕時計サイズ
の場合、表示を見やすくしようとすると自ずから同時に
表示可能な情報の種類が限定される。
とほぼ同義である)機能付時計には種々の種類のものが
発表されている。このような時計においては、時計機能
の時刻情報の他に、クロノグラフ計時中の経過時間の情
報、ラップ時間の情報、スプリット時間の情報の3つの
情報が出力可能なことが望ましい。しかし腕時計サイズ
の場合、表示を見やすくしようとすると自ずから同時に
表示可能な情報の種類が限定される。
【0003】なおラップ時間とは走者等の競技者が(n
−1)番目の定点を過ぎてからn番目の定点を過ぎるま
での所要時間を指し、スプリット時間とは競技者がスタ
ートしてからn番目の定点を過ぎるまでの所要時間を言
う。これらは走行のペースを知りかつ管理するために重
要な情報である。またスタートから走行中の現在までの
経過時間と同様に、1/100秒、秒、分、時の各時間
単位が読み取れることが望ましい。
−1)番目の定点を過ぎてからn番目の定点を過ぎるま
での所要時間を指し、スプリット時間とは競技者がスタ
ートしてからn番目の定点を過ぎるまでの所要時間を言
う。これらは走行のペースを知りかつ管理するために重
要な情報である。またスタートから走行中の現在までの
経過時間と同様に、1/100秒、秒、分、時の各時間
単位が読み取れることが望ましい。
【0004】そこでデジタル表示の腕時計においては、
クロノグラフのデジタル表示を2行(2段と言ってもよ
い)とし、ラップ時間とスプリット時間とをそれぞれの
行に同時に並列表示するようにしたものがあった。また
指針式の表示装置を持つ腕時計においては指針の数や目
盛りの細かさ、機構の複雑化等に関する制約から並列表
示は不可能であるため、ラップ時間やスプリット時間に
ついては表示を断念するか、あるいはせいぜいその一方
だけを不完全に(例えば時間単位の秒の桁のみを)表示
していた。
クロノグラフのデジタル表示を2行(2段と言ってもよ
い)とし、ラップ時間とスプリット時間とをそれぞれの
行に同時に並列表示するようにしたものがあった。また
指針式の表示装置を持つ腕時計においては指針の数や目
盛りの細かさ、機構の複雑化等に関する制約から並列表
示は不可能であるため、ラップ時間やスプリット時間に
ついては表示を断念するか、あるいはせいぜいその一方
だけを不完全に(例えば時間単位の秒の桁のみを)表示
していた。
【0005】また指針式の表示装置を持つ他の腕時計に
おいて、秒未満の計時情報を表示できる副表示装置を有
し、ラップ時間やスプリット時間時間を記憶して後でそ
の一方を再生することができるものもあったが、記録や
再生の際ラップ表示とスプリット表示とで異なる操作部
材を操作せねばならず、計時操作に注意を集中している
場合、誤操作の恐れが多いものであった。
おいて、秒未満の計時情報を表示できる副表示装置を有
し、ラップ時間やスプリット時間時間を記憶して後でそ
の一方を再生することができるものもあったが、記録や
再生の際ラップ表示とスプリット表示とで異なる操作部
材を操作せねばならず、計時操作に注意を集中している
場合、誤操作の恐れが多いものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のクロノグラ
フ機能付の腕時計においては必要な情報は得られるとは
言え、デジタル表示の製品では狭い表示面に2行表示す
るので数字が小さくなり、特に走行中の競技者が自分で
使用するときは読み取り難い。また指針式時計では必要
な情報が得られなかったり、操作が複雑で使いにくいと
いう問題点があった。
フ機能付の腕時計においては必要な情報は得られるとは
言え、デジタル表示の製品では狭い表示面に2行表示す
るので数字が小さくなり、特に走行中の競技者が自分で
使用するときは読み取り難い。また指針式時計では必要
な情報が得られなかったり、操作が複雑で使いにくいと
いう問題点があった。
【0007】本発明の目的は、クロノグラフ機能におい
て少なくともラップ時間情報およびスプリット時間情報
を明快で容易な操作で、かつ表示面を有効に活用して随
時見やすい状態で読み取ることができる時計を提供する
ことである。
て少なくともラップ時間情報およびスプリット時間情報
を明快で容易な操作で、かつ表示面を有効に活用して随
時見やすい状態で読み取ることができる時計を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の切替表示付クロノグラフにおいては以下に
挙げる特徴のいずれかを備える。 (1)表示装置を、クロノグラフにおけるラップ表示機
能およびスプリット表示機能を含む複数の機能に切替え
て使用する時計において、前記ラップ表示機能とスプリ
ット表示機能とは所定の単一の操作部材の操作によって
切り替えられること。
め、本発明の切替表示付クロノグラフにおいては以下に
挙げる特徴のいずれかを備える。 (1)表示装置を、クロノグラフにおけるラップ表示機
能およびスプリット表示機能を含む複数の機能に切替え
て使用する時計において、前記ラップ表示機能とスプリ
ット表示機能とは所定の単一の操作部材の操作によって
切り替えられること。
【0009】(2)前記クロノグラフは複数個のラップ
データあるいは複数個のスプリットデータを記憶しかつ
前記いずれのデータをも再生する手段を有し、前記ラッ
プ表示機能が選択されているときは前記複数のラップデ
ータを、また前記スプリット表示機能が選択されている
ときは前記複数のスプリットデータを、他の所定の操作
部材の操作によって順次呼び出して前記表示装置に表示
させる機能を有すること。
データあるいは複数個のスプリットデータを記憶しかつ
前記いずれのデータをも再生する手段を有し、前記ラッ
プ表示機能が選択されているときは前記複数のラップデ
ータを、また前記スプリット表示機能が選択されている
ときは前記複数のスプリットデータを、他の所定の操作
部材の操作によって順次呼び出して前記表示装置に表示
させる機能を有すること。
【0010】(3)表示装置を、クロノグラフにおける
ラップ表示機能およびスプリット表示機能を含む複数の
機能に切替えて使用する時計において、複数個のラップ
データあるいは複数個のスプリットデータの一方のみを
記憶する手段を有し、また前記ラップ表示機能が選択さ
れているときは前記複数のラップデータを、前記スプリ
ット表示機能が選択されているときは前記複数のスプリ
ットデータを、所定の操作部材の操作によって順次呼び
出して前記表示装置に表示させる手段を有し、かつ該手
段は前記複数個のラップデータあるいは複数個のスプリ
ットデータのうち記憶していない他方のデータを前記一
方の記憶しているデータ群から生成する加算または減算
手段を内蔵していること。
ラップ表示機能およびスプリット表示機能を含む複数の
機能に切替えて使用する時計において、複数個のラップ
データあるいは複数個のスプリットデータの一方のみを
記憶する手段を有し、また前記ラップ表示機能が選択さ
れているときは前記複数のラップデータを、前記スプリ
ット表示機能が選択されているときは前記複数のスプリ
ットデータを、所定の操作部材の操作によって順次呼び
出して前記表示装置に表示させる手段を有し、かつ該手
段は前記複数個のラップデータあるいは複数個のスプリ
ットデータのうち記憶していない他方のデータを前記一
方の記憶しているデータ群から生成する加算または減算
手段を内蔵していること。
【0011】(4)ある計時行為のスタート時点とスト
ップ時点との間の途中計時点の個数をn(ただしnは自
然数である)としたとき、呼び出し可能なスプリットデ
ータはn個であり、また呼び出し可能なラップデータは
n+1個であること。
ップ時点との間の途中計時点の個数をn(ただしnは自
然数である)としたとき、呼び出し可能なスプリットデ
ータはn個であり、また呼び出し可能なラップデータは
n+1個であること。
【0012】(5)前記表示装置は、現在時刻情報およ
びクロノグラフにおける経過時間情報、ラップ時間情
報、およびスプリット時間情報におけるそれぞれの秒お
よび分の単位を秒針および分針を用いて切替えて表示す
るとともに、時計機能における日および曜日表示とクロ
ノグラフにおける秒未満の表示とを文字板面に設けたデ
ジタル表示装置に切替えて表示するようにしたこと。
びクロノグラフにおける経過時間情報、ラップ時間情
報、およびスプリット時間情報におけるそれぞれの秒お
よび分の単位を秒針および分針を用いて切替えて表示す
るとともに、時計機能における日および曜日表示とクロ
ノグラフにおける秒未満の表示とを文字板面に設けたデ
ジタル表示装置に切替えて表示するようにしたこと。
【0013】(6)前記表示装置は、現在時刻情報およ
びクロノグラフにおける経過時間情報の秒、分、時の単
位を秒針、分針、時針を用いて切替えて表示するととも
に、前記ラップ時間情報あるいは前記スプリット時間情
報の表示を文字板面に設けたデジタル表示装置に表示す
るようにしたこと。
びクロノグラフにおける経過時間情報の秒、分、時の単
位を秒針、分針、時針を用いて切替えて表示するととも
に、前記ラップ時間情報あるいは前記スプリット時間情
報の表示を文字板面に設けたデジタル表示装置に表示す
るようにしたこと。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
である、アナログ・デジタルのコンビネーション表示を
持つ多機能型腕時計における内部回路の要部のブロック
図、図2はその表示面の模式的平面図である。まず表示
の形態と機能の概略を説明する。
である、アナログ・デジタルのコンビネーション表示を
持つ多機能型腕時計における内部回路の要部のブロック
図、図2はその表示面の模式的平面図である。まず表示
の形態と機能の概略を説明する。
【0015】図2において100は表示面(文字盤
面)、101〜104はそれぞれ押しボタン型のスイッ
チ(操作部材)S1 〜S4 であり、矢印方向に動かした
ときONとなり、諸機能を制御する。スイッチ101の
みは引いたときにも別の接点がONとなるプッシュプル
スイッチであり、4個の操作部材により5個の接点が操
作される。
面)、101〜104はそれぞれ押しボタン型のスイッ
チ(操作部材)S1 〜S4 であり、矢印方向に動かした
ときONとなり、諸機能を制御する。スイッチ101の
みは引いたときにも別の接点がONとなるプッシュプル
スイッチであり、4個の操作部材により5個の接点が操
作される。
【0016】どの位置の押しボタンスイッチをどの機能
に主に対応させて用いるかは任意であるが、操作性等を
考慮し、スイッチS1 101は押したときモード選択、
引いたとき現在指示中のモードの修正やセット操作に、
S2 102はクロノグラフ機能のスタートとストップ操
作に、S4 104を計時中はスプリットまたはラップ時
間を記憶させる動作、計時停止時はリセット操作に、S
3 103は記憶されたスプリットまたはラップ時間を順
次呼び出し再生する際に用いることを想定してある。な
お105は秒針、106は分針、107は時針である。
に主に対応させて用いるかは任意であるが、操作性等を
考慮し、スイッチS1 101は押したときモード選択、
引いたとき現在指示中のモードの修正やセット操作に、
S2 102はクロノグラフ機能のスタートとストップ操
作に、S4 104を計時中はスプリットまたはラップ時
間を記憶させる動作、計時停止時はリセット操作に、S
3 103は記憶されたスプリットまたはラップ時間を順
次呼び出し再生する際に用いることを想定してある。な
お105は秒針、106は分針、107は時針である。
【0017】108はモード選択針で、その指示位置に
より8つの機能モードの内のいずれを現在選択している
かを指示する。それら機能モードは本例においては通常
時刻・カレンダ表示(TIME)、キャリブレーション
モード(CAL:すべての指針はステップモータで駆動
され、そのステップ数をカウントする針位置カウンタの
基準値に各針の位置が合致していることを確認し、ずれ
ていれば修正可能とするモード)、アラーム時刻設定モ
ード(ALM)、そして
より8つの機能モードの内のいずれを現在選択している
かを指示する。それら機能モードは本例においては通常
時刻・カレンダ表示(TIME)、キャリブレーション
モード(CAL:すべての指針はステップモータで駆動
され、そのステップ数をカウントする針位置カウンタの
基準値に各針の位置が合致していることを確認し、ずれ
ていれば修正可能とするモード)、アラーム時刻設定モ
ード(ALM)、そして
【0018】クロノグラフ機能であってスプリット表示
を行うモード(SPL)、クロノグラフ機能であってラ
ップ表示を行うモード(LAP)、タイマー動作を行う
モード(TMR)、時差のある他地域の時刻を表示する
ローカルタイムモード(LOC)、他地域時刻でアラー
ム時刻の設定を行うローカルアラームモード(LAL)
である。モード選択の機構はモード選択針の針位置カウ
ンタのカウント値に応じて内部回路の機能が制御される
もので、その技術は公知であるから詳細な説明を省略す
る。
を行うモード(SPL)、クロノグラフ機能であってラ
ップ表示を行うモード(LAP)、タイマー動作を行う
モード(TMR)、時差のある他地域の時刻を表示する
ローカルタイムモード(LOC)、他地域時刻でアラー
ム時刻の設定を行うローカルアラームモード(LAL)
である。モード選択の機構はモード選択針の針位置カウ
ンタのカウント値に応じて内部回路の機能が制御される
もので、その技術は公知であるから詳細な説明を省略す
る。
【0019】各モードにおいて更にスイッチS1 101
の引き操作により、当該表示の設定や修正等のサブモー
ドが得られる。109は24時間表示を行う24時間針
である。110は機能針であり、例えばタイマーモード
においてタイマーの作動時間等、特定の機能における補
助的表示を行う。なお機能モードの種類や操作は本例に
限られないことはもちろんであるが、本実施の形態であ
る時計が全体として操作容易で実用的な製品とする意図
を貫いているのであり、その一環としてクロノグラフ機
能の操作の容易性、合理性を本発明が求めていることが
理解されるように、敢えてクロノグラフ以外の事項の説
明も簡単に行っているのである。
の引き操作により、当該表示の設定や修正等のサブモー
ドが得られる。109は24時間表示を行う24時間針
である。110は機能針であり、例えばタイマーモード
においてタイマーの作動時間等、特定の機能における補
助的表示を行う。なお機能モードの種類や操作は本例に
限られないことはもちろんであるが、本実施の形態であ
る時計が全体として操作容易で実用的な製品とする意図
を貫いているのであり、その一環としてクロノグラフ機
能の操作の容易性、合理性を本発明が求めていることが
理解されるように、敢えてクロノグラフ以外の事項の説
明も簡単に行っているのである。
【0020】111、112は液晶表示部で、左側の表
示部111は2桁の英数字表示セグメント、右側の表示
部112は2桁の数字表示セグメントを含む。時計のモ
ードにより表示内容は異なる。通常時刻表示状態ではカ
レンダを表示し、左側と右側にそれぞれ曜日と日付を、
時刻修正状態では月と日、西暦年を表示する。なお各指
針は前述のように専用のステップモータを有している
が、時針107と24時間針109とのみは分針106
と減速輪列で結合され、分針用モータで駆動される。
示部111は2桁の英数字表示セグメント、右側の表示
部112は2桁の数字表示セグメントを含む。時計のモ
ードにより表示内容は異なる。通常時刻表示状態ではカ
レンダを表示し、左側と右側にそれぞれ曜日と日付を、
時刻修正状態では月と日、西暦年を表示する。なお各指
針は前述のように専用のステップモータを有している
が、時針107と24時間針109とのみは分針106
と減速輪列で結合され、分針用モータで駆動される。
【0021】またアラームモードおよびその時刻セット
状態ではセットされた時と分を、スプリット・クロノグ
ラフモードでは右側表示部112に当初1/100秒台
を、スタートから60分経過後は時間の台を表示する。
左側表示部111には、スプリットメモ呼出し状態では
S、トータル時間呼出し状態ではTの文字を表示して区
別する。またラップ・クロノグラフモードでは右側表示
部はスプリットと同様の秒未満を表示し、左側表示部1
11にはラップメモ呼出し状態で文字Lを表示する。
状態ではセットされた時と分を、スプリット・クロノグ
ラフモードでは右側表示部112に当初1/100秒台
を、スタートから60分経過後は時間の台を表示する。
左側表示部111には、スプリットメモ呼出し状態では
S、トータル時間呼出し状態ではTの文字を表示して区
別する。またラップ・クロノグラフモードでは右側表示
部はスプリットと同様の秒未満を表示し、左側表示部1
11にはラップメモ呼出し状態で文字Lを表示する。
【0022】またタイマーモードでは左側の表示部11
1に分を、右側の表示部112に減算経過中の秒を表示
する。ローカル時刻モード、ローカルアラームモードに
おいては時と分をそれぞれ左右に表示する。
1に分を、右側の表示部112に減算経過中の秒を表示
する。ローカル時刻モード、ローカルアラームモードに
おいては時と分をそれぞれ左右に表示する。
【0023】次に回路の主要部の構成と動作を図1を用
いて説明する。7は現在時刻回路群で、時計用基準信号
作成回路72(水晶発振回路と高位の分周回路を含み、
毎秒信号P72を出力する)、毎秒信号P72を計数し
そのカウント値Sd およびフルカウント毎に毎分信号P
73を出力するフルカウント値60である秒カウンタ7
3、毎分信号P73を受けて計数し分のカウント値Md
を12時間周期で出力し、また24時間周期の毎日信号
P74を出力するフルカウント値60(分)×24
(時)=1440である分時カウンタ74を持つ。
いて説明する。7は現在時刻回路群で、時計用基準信号
作成回路72(水晶発振回路と高位の分周回路を含み、
毎秒信号P72を出力する)、毎秒信号P72を計数し
そのカウント値Sd およびフルカウント毎に毎分信号P
73を出力するフルカウント値60である秒カウンタ7
3、毎分信号P73を受けて計数し分のカウント値Md
を12時間周期で出力し、また24時間周期の毎日信号
P74を出力するフルカウント値60(分)×24
(時)=1440である分時カウンタ74を持つ。
【0024】更に毎日信号P74を受けて曜および日を
計数し(日の計数値は月、年により異なる)日、曜のカ
ウント値Dd を出力する日/曜カウンタ75、それと連
動して月と年を計数し、月の変わり目に日付のリセット
を行う月/年カウンタ76、および時刻修正スイッチS
1 と選択されたモードによって役割が変わる他のスイッ
チによって操作され各カウンタのカウント値を正時に合
わせるための時刻修正信号群PC を供給する時刻修正回
路71より構成される。その詳細な説明は省略する。
計数し(日の計数値は月、年により異なる)日、曜のカ
ウント値Dd を出力する日/曜カウンタ75、それと連
動して月と年を計数し、月の変わり目に日付のリセット
を行う月/年カウンタ76、および時刻修正スイッチS
1 と選択されたモードによって役割が変わる他のスイッ
チによって操作され各カウンタのカウント値を正時に合
わせるための時刻修正信号群PC を供給する時刻修正回
路71より構成される。その詳細な説明は省略する。
【0025】次にクロノグラフ回路について述べる。ク
ロノグラフ回路群1は、時計用基準信号作成回路72か
ら得られる分周信号群PDを用いて毎秒100回発生す
る1/100秒信号P10を出力するクロノ基準信号作
成回路10、その信号のカウンタ群への通過を制御する
クロノゲート回路11、1/100秒信号P10を計数
しカウント値Daと毎秒信号P30を出力する秒未満カ
ウンタ30、
ロノグラフ回路群1は、時計用基準信号作成回路72か
ら得られる分周信号群PDを用いて毎秒100回発生す
る1/100秒信号P10を出力するクロノ基準信号作
成回路10、その信号のカウンタ群への通過を制御する
クロノゲート回路11、1/100秒信号P10を計数
しカウント値Daと毎秒信号P30を出力する秒未満カ
ウンタ30、
【0026】毎秒信号P30を受けて計数しカウント値
Saと毎分信号P40を出力する秒カウンタ40、毎分
信号P40を受けて計数しカウント値Maと毎時信号P
50を出力する分カウンタ50、毎時信号P50を受け
て計数しカウント値Haを出力する時カウンタ60より
成る。1/100秒信号P10はクロノゲート回路11
が開いている間だけカウンタ側へ通過し計時が行われ
る。
Saと毎分信号P40を出力する秒カウンタ40、毎分
信号P40を受けて計数しカウント値Maと毎時信号P
50を出力する分カウンタ50、毎時信号P50を受け
て計数しカウント値Haを出力する時カウンタ60より
成る。1/100秒信号P10はクロノゲート回路11
が開いている間だけカウンタ側へ通過し計時が行われ
る。
【0027】16はモード選択回路であって、モード選
択スイッチS1をプッシュ操作する都度諸機能を循環的
に選択する。以下特に断らない限り、ラップあるいはス
プリット・クロノグラフ機能モードが選択された場合に
ついて述べる。そのときモード選択回路16は動作許可
信号P1を出力して、ラップ/スプリットスイッチ回路
12とスタート/ストップ回路13を動作可能な状態に
活性化する。
択スイッチS1をプッシュ操作する都度諸機能を循環的
に選択する。以下特に断らない限り、ラップあるいはス
プリット・クロノグラフ機能モードが選択された場合に
ついて述べる。そのときモード選択回路16は動作許可
信号P1を出力して、ラップ/スプリットスイッチ回路
12とスタート/ストップ回路13を動作可能な状態に
活性化する。
【0028】活性化されたスタートストップ回路13
は、スタートストップスイッチS2を奇数回押すとクロ
ノゲート開信号P2を発生し、クロノゲート回路11を
開いて1/100秒信号P10を通過させてその計数を
行わせ、偶数回目のスイッチ操作で信号P2を消しゲー
トを閉じて計数を停止させる。ラップ/スプリットスイ
ッチ回路12は計時が行われている期間(スタート状
態:P2があるとき)はラップ/スプリットスイッチS
4の操作の都度データ書き込みP3を出力し、計時が停
止している期間(ストップ状態)はS4を操作するとリ
セット信号PRを発生してクロノグラフ回路群およびデ
ータメモリ2をリセットする。
は、スタートストップスイッチS2を奇数回押すとクロ
ノゲート開信号P2を発生し、クロノゲート回路11を
開いて1/100秒信号P10を通過させてその計数を
行わせ、偶数回目のスイッチ操作で信号P2を消しゲー
トを閉じて計数を停止させる。ラップ/スプリットスイ
ッチ回路12は計時が行われている期間(スタート状
態:P2があるとき)はラップ/スプリットスイッチS
4の操作の都度データ書き込みP3を出力し、計時が停
止している期間(ストップ状態)はS4を操作するとリ
セット信号PRを発生してクロノグラフ回路群およびデ
ータメモリ2をリセットする。
【0029】データメモリ2は多数のメモリ群を含む。
データメモリ制御回路14はデータメモリ2の計時デー
タの書き込みと読み出しを制御する。ラップ/スプリッ
トスイッチS4の操作の都度、読み込み信号P3がラッ
プ/スプリットスイッチ回路12から、またデータメモ
リ制御回路14から制御信号P4が発生して、操作時点
の計時データDa 、Sa 、Ma 、Ha をデータメモリ2
に順次格納し記憶するものである。記憶されるDa 〜H
a データの組の数nは設計仕様により任意に設定できる
が、使いやすさと汎用性から数個〜数10個の範囲が妥
当であろう。
データメモリ制御回路14はデータメモリ2の計時デー
タの書き込みと読み出しを制御する。ラップ/スプリッ
トスイッチS4の操作の都度、読み込み信号P3がラッ
プ/スプリットスイッチ回路12から、またデータメモ
リ制御回路14から制御信号P4が発生して、操作時点
の計時データDa 、Sa 、Ma 、Ha をデータメモリ2
に順次格納し記憶するものである。記憶されるDa 〜H
a データの組の数nは設計仕様により任意に設定できる
が、使いやすさと汎用性から数個〜数10個の範囲が妥
当であろう。
【0030】スタートストップ回路13がスイッチS2
によってストップ操作がされると、そのストップ時点の
計時データもデータメモリ2に読み込まれる。そしてス
トップ状態になるためクロノゲート開信号P2は消えク
ロノゲート回路11は閉じる。また再生準備信号P5が
データメモリ制御回路14に作用し当該回路の制御信号
P4はデータメモリ2を計時データの読み出し態勢にす
る。そこでスイッチS3を操作すると、その都度メモリ
呼出回路15からデータ再生信号P6が出力されてデー
タメモリ制御回路14に作用し、記憶された計時データ
が次々と読み出され再生される。
によってストップ操作がされると、そのストップ時点の
計時データもデータメモリ2に読み込まれる。そしてス
トップ状態になるためクロノゲート開信号P2は消えク
ロノゲート回路11は閉じる。また再生準備信号P5が
データメモリ制御回路14に作用し当該回路の制御信号
P4はデータメモリ2を計時データの読み出し態勢にす
る。そこでスイッチS3を操作すると、その都度メモリ
呼出回路15からデータ再生信号P6が出力されてデー
タメモリ制御回路14に作用し、記憶された計時データ
が次々と読み出され再生される。
【0031】計時データはスイッチS3の操作回数に従
って過去のものから順次出力される。即ち計時停止中に
スイッチS3をn回操作すると、それは計時中にスイッ
チS2をn回目に操作したときに読み込んで記憶したD
a 、Sa 、Ma 、Ha のデータDn 、Sn 、Mn 、Hn
とその1回前の操作時に読み込んで記憶したデータDn-
1 、Sn-1 、Mn-1 、Hn-1 とがデータメモリ2から図
示のようにそれぞれ対になって出力される。
って過去のものから順次出力される。即ち計時停止中に
スイッチS3をn回操作すると、それは計時中にスイッ
チS2をn回目に操作したときに読み込んで記憶したD
a 、Sa 、Ma 、Ha のデータDn 、Sn 、Mn 、Hn
とその1回前の操作時に読み込んで記憶したデータDn-
1 、Sn-1 、Mn-1 、Hn-1 とがデータメモリ2から図
示のようにそれぞれ対になって出力される。
【0032】なおn=1のときはDn-1 〜Hn-1 として
はすべてゼロが出力され、またスイッチS3を過去(計
時中)に操作したnの最大回数を越えてn+1回操作す
ると、Dn+1 、Sn+1 、Mn+1 、Hn+1 としてはスイッ
チS2によってストップ操作をした時点で記憶したスト
ップデータが呼び出されるように構成されている。それ
以上S3を操作するとまたn=1からの出力状態を反復
する。
はすべてゼロが出力され、またスイッチS3を過去(計
時中)に操作したnの最大回数を越えてn+1回操作す
ると、Dn+1 、Sn+1 、Mn+1 、Hn+1 としてはスイッ
チS2によってストップ操作をした時点で記憶したスト
ップデータが呼び出されるように構成されている。それ
以上S3を操作するとまたn=1からの出力状態を反復
する。
【0033】17は減算回路であって、計時情報の各カ
ウント値のデータDn とDn-1 、Sn とSn-1 、Mn と
Mn-1 、Hn とHn-1 が入力され、メモリ呼出回路15
から演算指令信号としての再生信号P6を受けるとn番
目の各計時データとn−1番目の各計時データとの間の
差の演算を行い、Dn −Dn-1 をDb 、Sn −Sn-1を
Sb 、Mn −Mn-1 をMb 、Hn −Hn-1 をHb として
出力しかつ次の操作まで保持する。なお演算において
時、分、秒の桁下げも行われる。Dn 、Sn 、Mn 、H
n はn番目のスプリットデータであり、Db 、Sb 、M
b 、Hb はn番目のラップデータとなる。
ウント値のデータDn とDn-1 、Sn とSn-1 、Mn と
Mn-1 、Hn とHn-1 が入力され、メモリ呼出回路15
から演算指令信号としての再生信号P6を受けるとn番
目の各計時データとn−1番目の各計時データとの間の
差の演算を行い、Dn −Dn-1 をDb 、Sn −Sn-1を
Sb 、Mn −Mn-1 をMb 、Hn −Hn-1 をHb として
出力しかつ次の操作まで保持する。なお演算において
時、分、秒の桁下げも行われる。Dn 、Sn 、Mn 、H
n はn番目のスプリットデータであり、Db 、Sb 、M
b 、Hb はn番目のラップデータとなる。
【0034】18は表示信号選択回路であり、カウント
値のデータDa 、Dn 、Db 、Dd;Sa 、Sn 、Sb
、Sd ;Ma 、Mn 、Mb 、Md ;Ha 、Hn 、Hb
が入力されているが、その内の一組例えばDn 、Sn 、
Mn 、Hn のみを選択し、表示信号DまたはH、S、M
として出力する。カウント値のいずれの組を選択するか
はモード選択回路16が発生する表示選択信号P7によ
って、使用モードに対応するように決定される。
値のデータDa 、Dn 、Db 、Dd;Sa 、Sn 、Sb
、Sd ;Ma 、Mn 、Mb 、Md ;Ha 、Hn 、Hb
が入力されているが、その内の一組例えばDn 、Sn 、
Mn 、Hn のみを選択し、表示信号DまたはH、S、M
として出力する。カウント値のいずれの組を選択するか
はモード選択回路16が発生する表示選択信号P7によ
って、使用モードに対応するように決定される。
【0035】例えばクロノグラフモードであれば表示信
号DまたはH、S、Mとして、通常はラン状態でDa ま
たはHa 、Sa 、Ma が出力される。(計時スタート後
の経過時間が60分未満ならDa 、60分以上ならHa
に切り替わる。DかHかの選択は表示信号選択回路17
内で自動的に行われる。) スプリット・クロノグラフ
モードであれば計時停止後スイッチS3の呼び出し操作
により、押し回数に従ってスプリットデータDn または
Hn 、Sn 、Mn が順次出力される。全てのスプリット
データの呼び出し完了後、最後に計時ストップ時点のス
タートからの時間データ(ストップデータ)が出力され
る。また表示選択信号P7が通常時刻モードでの表示を
指示している場合には、表示信号Dとしてカレンダのカ
ウント値であるDd を、Sとして通常時刻のSd を、M
としてMd を出力する。
号DまたはH、S、Mとして、通常はラン状態でDa ま
たはHa 、Sa 、Ma が出力される。(計時スタート後
の経過時間が60分未満ならDa 、60分以上ならHa
に切り替わる。DかHかの選択は表示信号選択回路17
内で自動的に行われる。) スプリット・クロノグラフ
モードであれば計時停止後スイッチS3の呼び出し操作
により、押し回数に従ってスプリットデータDn または
Hn 、Sn 、Mn が順次出力される。全てのスプリット
データの呼び出し完了後、最後に計時ストップ時点のス
タートからの時間データ(ストップデータ)が出力され
る。また表示選択信号P7が通常時刻モードでの表示を
指示している場合には、表示信号Dとしてカレンダのカ
ウント値であるDd を、Sとして通常時刻のSd を、M
としてMd を出力する。
【0036】なおスプリット・クロノグラフモードにお
いてスイッチS3の操作により呼び出されるスプリット
データの個数は途中計時の回数と等しくなる。(ストッ
プボタンの操作の際記録される、スタートからストップ
までの経過時間のデータ、即ちストップデータは途中計
時ではないのでスプリットデータとは呼ばない。)また
ラップ・クロノグラフモードであれば計時停止後スイッ
チS3の呼び出し操作により、押し回数に従ってDb ま
たはHb 、Sb 、Mb がラップデータとして順次出力さ
れる。再生されるラップデータの個数は途中計時の回数
より1個多くなる。(最終の途中計時点からストップボ
タンの操作までの区間は最後のラップ区間とみなすのが
妥当であるため、その間の経過時間は最後のラップデー
タであると考える。)
いてスイッチS3の操作により呼び出されるスプリット
データの個数は途中計時の回数と等しくなる。(ストッ
プボタンの操作の際記録される、スタートからストップ
までの経過時間のデータ、即ちストップデータは途中計
時ではないのでスプリットデータとは呼ばない。)また
ラップ・クロノグラフモードであれば計時停止後スイッ
チS3の呼び出し操作により、押し回数に従ってDb ま
たはHb 、Sb 、Mb がラップデータとして順次出力さ
れる。再生されるラップデータの個数は途中計時の回数
より1個多くなる。(最終の途中計時点からストップボ
タンの操作までの区間は最後のラップ区間とみなすのが
妥当であるため、その間の経過時間は最後のラップデー
タであると考える。)
【0037】表示データDまたはHはデコーダドライバ
19によって文字あるいは数字信号に翻訳され、液晶表
示装置20上に、図2の111、112のように左右に
振り分けられて表示される。また表示データSおよびM
は指針表示される。即ち、秒針、分針の各々の現在位置
を電気的計数値で示す役割の秒針位置カウンタ21、分
時針位置カウンタ22の計数値がSあるいはMに一致す
るまで指針追従回路・装置23がその内部の秒針駆動モ
ータ、分針駆動モータに連続駆動パルスを加えて秒針1
05と分針106を早送り駆動する。
19によって文字あるいは数字信号に翻訳され、液晶表
示装置20上に、図2の111、112のように左右に
振り分けられて表示される。また表示データSおよびM
は指針表示される。即ち、秒針、分針の各々の現在位置
を電気的計数値で示す役割の秒針位置カウンタ21、分
時針位置カウンタ22の計数値がSあるいはMに一致す
るまで指針追従回路・装置23がその内部の秒針駆動モ
ータ、分針駆動モータに連続駆動パルスを加えて秒針1
05と分針106を早送り駆動する。
【0038】以上で本発明の実施の形態の一例について
の説明を終わるが、本発明の実施の形態はもとより本例
に止まらない。例えば機能や指針の種類や数とそれを駆
動するステップモータの数との関係は任意である。指針
数を増して秒未満も指針表示をさせることもできる。ま
た分針の1分あるいは秒針の1秒を1発のパルスで駆動
するのではなく、複数のパルスで小刻みに運針させるこ
とも対応するカウンタや指針追従機構の変更で可能であ
る。
の説明を終わるが、本発明の実施の形態はもとより本例
に止まらない。例えば機能や指針の種類や数とそれを駆
動するステップモータの数との関係は任意である。指針
数を増して秒未満も指針表示をさせることもできる。ま
た分針の1分あるいは秒針の1秒を1発のパルスで駆動
するのではなく、複数のパルスで小刻みに運針させるこ
とも対応するカウンタや指針追従機構の変更で可能であ
る。
【0039】デジタル表示部の種類、大きさ、形態、表
示内容等も任意である。例えばクロノグラフ計時中のラ
ン表示は指針で行わせ、ラップデータあるいはスプリッ
トデータの全部をデジタル表示することも表示装置や表
示信号選択回路の多少の変更により可能である。また計
時中のラン状態であっても最新のラップデータあるいは
スプリットデータを次々と表示させることも可能であ
る。
示内容等も任意である。例えばクロノグラフ計時中のラ
ン表示は指針で行わせ、ラップデータあるいはスプリッ
トデータの全部をデジタル表示することも表示装置や表
示信号選択回路の多少の変更により可能である。また計
時中のラン状態であっても最新のラップデータあるいは
スプリットデータを次々と表示させることも可能であ
る。
【0040】また記憶したスプリットデータから減算に
よってラップデータを生成したが、逆にラップデータを
途中計測して記憶し、ラックデータを順次呼び出しては
加算してスプリットデータを生成するようにしてもよ
い。
よってラップデータを生成したが、逆にラップデータを
途中計測して記憶し、ラックデータを順次呼び出しては
加算してスプリットデータを生成するようにしてもよ
い。
【0041】また、本実施の形態においては、回路を固
定された機能を持つ要素回路の組み合わせとして説明し
たが、一般にハードな回路と等価な機能を、マイクロコ
ンピュータ回路に対してROMによるプログラムを与え
ることにより実現することは公知の技術であるので、上
に述べたハードな回路による本発明の実施の形態を、マ
イコンとソフトウェアで置換し、本発明の他の実施の形
態として実現することは十分可能であるから改めて詳細
に説明することは省略する。
定された機能を持つ要素回路の組み合わせとして説明し
たが、一般にハードな回路と等価な機能を、マイクロコ
ンピュータ回路に対してROMによるプログラムを与え
ることにより実現することは公知の技術であるので、上
に述べたハードな回路による本発明の実施の形態を、マ
イコンとソフトウェアで置換し、本発明の他の実施の形
態として実現することは十分可能であるから改めて詳細
に説明することは省略する。
【0042】
【発明の効果】本発明の表示切替機能付クロノグラフは
次の効果を有する。 (1)ラップ・クロノグラフ機能とスプリット・クロノ
グラフ機能との選択を所定の単一の外部操作部材によっ
て行えるようにしたので、機能の選択操作が明快で操作
性が良い効果がある。 (2)ラップデータあるいはスプリットデータの順次再
生呼び出し操作を他の所定の操作部材で行うようにした
ので、更に操作が容易化できた。
次の効果を有する。 (1)ラップ・クロノグラフ機能とスプリット・クロノ
グラフ機能との選択を所定の単一の外部操作部材によっ
て行えるようにしたので、機能の選択操作が明快で操作
性が良い効果がある。 (2)ラップデータあるいはスプリットデータの順次再
生呼び出し操作を他の所定の操作部材で行うようにした
ので、更に操作が容易化できた。
【0043】(3)またラップデータあるいはスプリッ
トデータの一方のみを記憶し、その情報から他方を演算
していずれの情報も再生できるようにしたので、メモリ
の有効利用による回路の簡素化が図れた。 (4)スプリットデータの個数がラップデータの個数よ
り1個多いので回路あるいは仕様をより合理的に構成す
ることができた。また短距離走計時のように接近した着
順での複数のゴールタイムを記録したいとき、次々スプ
リットデータとして記録することができて便利である。
トデータの一方のみを記憶し、その情報から他方を演算
していずれの情報も再生できるようにしたので、メモリ
の有効利用による回路の簡素化が図れた。 (4)スプリットデータの個数がラップデータの個数よ
り1個多いので回路あるいは仕様をより合理的に構成す
ることができた。また短距離走計時のように接近した着
順での複数のゴールタイムを記録したいとき、次々スプ
リットデータとして記録することができて便利である。
【0044】(5)主要な秒と分を指針で、他をデジタ
ル表示としたことにより、時計の表示面を有効に利用
し、全情報が大型で見やすいクロノグラフを提供するこ
とができる。 (6)ラップあるいはスプリットデータの全部をデジタ
ル表示としたことにより、当該データが表示面に散在せ
ず見やすいクロノグラフを提供することができる。また
ラン表示との並列同時表示も可能になった。
ル表示としたことにより、時計の表示面を有効に利用
し、全情報が大型で見やすいクロノグラフを提供するこ
とができる。 (6)ラップあるいはスプリットデータの全部をデジタ
ル表示としたことにより、当該データが表示面に散在せ
ず見やすいクロノグラフを提供することができる。また
ラン表示との並列同時表示も可能になった。
【図1】本発明の第1の実施の形態における内部回路の
要部のブロック図である。
要部のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における表示面の模
式的平面図である。
式的平面図である。
1 クロノグラフ回路群 2 データメモリ 7 現在時刻回路群 10 クロノ基準信号作成回路 11 クロノゲート回路 12 ラップ/スプリットスイッチ回路 13 スタートストップ回路 14 データメモリ制御回路 15 メモリ呼出回路 16 モード選択回路 17 減算回路 18 表示信号選択回路 19 デコーダドライバ 20 液晶表示装置 21 秒針位置カウンタ 22 分時針位置カウンタ 23 指針追従回路・装置 30 秒未満カウンタ 40 秒カウンタ 50 分カウンタ 60 時カウンタ 71 時刻修正回路 72 時計用基準信号作成回路 73 秒カウンタ 74 分時カウンタ 75 日/曜カウンタ 76 月/年カウンタ D 表示信号(秒未満、日/曜) S 表示信号(秒) M 表示信号(分) H 表示信号(時) S1 モード選択スイッチ S2 スタートストップスイッチ S3 ラップ/スプリットスイッチ S4 メモリ呼出スイッチ P1 動作許可信号 P2 クロノゲート開信号 P3 読み込み信号 P4 制御信号 P5 再生準備信号 P6 再生信号 P7 表示選択信号 P10 1/100秒信号 P22 クロノゲート開信号 P30 毎秒信号 P40 毎分信号 P50 毎時信号 P72 毎秒信号 P73 毎分信号 P74 毎日信号 PD 分周信号群 PR リセット信号
Claims (6)
- 【請求項1】 表示装置を、クロノグラフにおけるラッ
プ表示機能およびスプリット表示機能を含む複数の機能
に切替えて使用する時計において、前記ラップ表示機能
とスプリット表示機能とは所定の単一の操作部材の操作
によって切り替えられることを特徴とする表示切替機能
付クロノグラフ。 - 【請求項2】 前記クロノグラフは複数個のラップデー
タあるいは複数個のスプリットデータを記憶しかつ前記
いずれのデータをも再生する手段を有し、前記ラップ表
示機能が選択されているときは前記複数のラップデータ
を、また前記スプリット表示機能が選択されているとき
は前記複数のスプリットデータを、他の所定の操作部材
の操作によって順次呼び出して前記表示装置に表示させ
る機能を有することを特徴とする請求項1の表示切替機
能付クロノグラフ。 - 【請求項3】 表示装置を、クロノグラフにおけるラッ
プ表示機能およびスプリット表示機能を含む複数の機能
に切替えて使用する時計において、複数個のラップデー
タあるいは複数個のスプリットデータの一方のみを記憶
する手段を有し、また前記ラップ表示機能が選択されて
いるときは前記複数のラップデータを、前記スプリット
表示機能が選択されているときは前記複数のスプリット
データを、所定の操作部材の操作によって順次呼び出し
て前記表示装置に表示させる手段を有し、かつ該手段は
前記複数個のラップデータあるいは複数個のスプリット
データのうち記憶していない他方のデータを前記一方の
記憶しているデータ群から生成する加算または減算手段
を内蔵していることを特徴とする表示切替機能付クロノ
グラフ。 - 【請求項4】 ある計時行為のスタート時点とストップ
時点との間の途中計時点の個数をn(ただしnは自然数
である)としたとき、呼び出し可能なスプリットデータ
はn個であり、また呼び出し可能なラップデータはn+
1個であることを特徴とする請求項3の表示切替機能付
クロノグラフ。 - 【請求項5】 前記表示装置は、現在時刻情報およびク
ロノグラフにおける経過時間情報、ラップ時間情報、お
よびスプリット時間情報におけるそれぞれの秒および分
の単位を秒針および分針を用いて切替えて表示するとと
もに、時計機能における日および曜日表示とクロノグラ
フにおける秒未満の表示とを文字板面に設けたデジタル
表示装置に切替えて表示するようにしたことを特徴とす
る請求項1ないし4のいずれかの表示切替機能付クロノ
グラフ。 - 【請求項6】 前記表示装置は、現在時刻情報およびク
ロノグラフにおける経過時間情報の秒、分、時の単位を
秒針、分針、時針を用いて切替えて表示するとともに、
前記ラップ時間情報あるいは前記スプリット時間情報の
表示を文字板面に設けたデジタル表示装置に表示するよ
うにしたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
の表示切替機能付クロノグラフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10264381A JP2000098064A (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 表示切替機能付クロノグラフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10264381A JP2000098064A (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 表示切替機能付クロノグラフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000098064A true JP2000098064A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17402372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10264381A Pending JP2000098064A (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 表示切替機能付クロノグラフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000098064A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017502806A (ja) * | 2014-01-10 | 2017-01-26 | ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス | 付加的な活動を制御する携行可能な物 |
-
1998
- 1998-09-18 JP JP10264381A patent/JP2000098064A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017502806A (ja) * | 2014-01-10 | 2017-01-26 | ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス | 付加的な活動を制御する携行可能な物 |
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