JP2000098004A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2000098004A
JP2000098004A JP10287292A JP28729298A JP2000098004A JP 2000098004 A JP2000098004 A JP 2000098004A JP 10287292 A JP10287292 A JP 10287292A JP 28729298 A JP28729298 A JP 28729298A JP 2000098004 A JP2000098004 A JP 2000098004A
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voltage
level
power supply
lsi
pull
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Takayuki Nakanishi
貴之 中西
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LSIの複数の外部回路接続用端子における
接続部分の検査を、電気的に簡易に実施するための異常
検出手段を備えた半導体集積回路装置を提供することで
ある。 【解決手段】 制御信号入力端子1iから制御信号を制
御回路に与えて、検査モード“H”の場合は、“H”レ
ベル及び“L”レベルの検査電圧をプルアップ抵抗1d
及びプルダウン抵抗1eに夫々印加してオン及びオフに
する。検査モード“L”の場合は、“L”レベル及び
“H”レベルの検査電圧をプルアップ抵抗1d及びプル
ダウン抵抗1eに夫々印加してオフ及びオンにする。そ
してスイッチSWはまずHiレベルの検査用外部電源電
圧に接続してからLowレベルに切り換えることによ
り、出力端子1jより検査結果出力電圧を得る。この電
圧より容易に正常、異常を判定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置におけ
るLCDドライバ等のLSIにおいて、その外部回路接
続用端子と外部回路の接続端子との接続部分の接触不良
の有無を検出する異常検出手段を備えた半導体集積回路
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの複数の外部回路接続用端子と外
部回路の接続端子との接続部分が異常か正常か(接触不
良の有無)を検出する方法として、従来は、図4に示す
方法が提案されていた。図4において、1はLCDドラ
イバ等のLSI、1aはその内部回路、1bは静電気保
護用の保護ダイオード、1cは外部回路接続用端子、2
は外部回路基板で、2aは検査用直流電源、2bは電流
計、2cはプローブ端子、2eはLSI1との接続端子
である。そして、Rは外部回路接続用端子1cとLSI
との接続端子2eとの間の接続抵抗である。検査用直流
電源2aの電圧を保護ダイオード1bに対して順方向と
なる電圧として、プローブ端子2cをLSI1の外部回
路接続用端子2eに接触させ、電流iを測定する。この
とき接続抵抗Rが接続不良によって大きくなっている場
合、接続が正常で接続抵抗が小さい場合と比べて電流i
は小さくなる。この電流iの大きさを検出することによ
って接続部分が正常か異常かを検出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような検査
方法は実用性に欠けている。なぜならば、プローブ端子
2cを外部回路の微細な接続端子に接触させることは現
実には困難である。また、電流iを測定しようとした場
合、外部回路に何らかの別の回路が繋がっているときに
は外部回路への導通路を一旦切断して電流計を挿入する
ことが必要となり、実際には困難である。従って、現実
的には接続端子部分の良否を外観上から目視で検査して
確認するしか方法がなく、多くの時間がかかる上、検査
精度もよくなかった。
【0004】本発明の目的はLSIの外部回路接続用端
子と外部回路の接続端子との接続部分の検査を電気的に
簡易かつ正確に実施できる異常検出手段を備えた半導体
集積回路装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体集積回路装置は、LSIの外部回路
接続用端子とLSIの内部回路との間に、上記外部回路
接続用端子と外部回路の接続端子との間の接続抵抗の異
常検出手段を設け、該異常検出手段は外部回路と上記外
部回路接続用端子とを接続した時の上記接続抵抗値が所
定値以上の場合に、上記外部回路接続用端子から供給さ
れる外部電源電圧と異なる検査結果電圧を出力するよう
に構成されていることを要旨とする。
【0006】上述した本発明の装置は、更に下記のよう
に構成してもよい。 (1)前記異常検出手段は、前記外部回路接続用端子に
接続された電気的に断続させることが可能なプルアップ
抵抗及び又はプルダウン抵抗と、該プルアップ抵抗及び
又はプルダウン抵抗を電気的に接続させる制御回路とを
備えている。 (2)前記プルアップ抵抗及びプルダウン抵抗がNチャ
ンネルトランジスタである。 (3)前記プルアップ抵抗及びプルダウン抵抗がPチャ
ンネルトランジスタである。 (4)前記LSIの内部回路がMOSトランジスタで構
成されている場合に、前記プルアップ抵抗及びプルダウ
ン抵抗がMOSトランジスタである。 (5)前記LSIの内部回路がバイポーラトランジスタ
で構成されている場合に、前記プルアップ抵抗及びプル
ダウン抵抗がバイポーラトランジスタである。 (6)前記プルアップ抵抗及びプルダウン抵抗がアナロ
グスイッチである。 (7)前記LSIの複数の外部回路接続用端子に対し、
前記外部電源電圧を同時又は各端子別に供給するように
構成する。 (8)前記LSIの複数の外部回路接続用端子に対し、
前記検査結果電圧をスキャンして出力するためのスキャ
ン回路を備えている。 (9)前記LSIの複数の外部回路接続用端子に対し、
前記検査結果電圧をラッチして出力するためのラッチ回
路を備えている。 (10)前記外部電源電圧として前記LSIの電源電圧
以下で電源電圧近傍の電圧(Hiレベル電圧)と前記H
iレベル電圧より低く前記LSIの接地電圧近傍の電圧
(Lowレベル電圧)とが用意され、Hiレベル電圧と
Lowレベル電圧を切り換えて前記外部回路接続用端子
に供給するように構成する。 (11)前記外部電源電圧として前記LSIの電源電圧
以下で電源電圧近傍の電圧(Hiレベル電圧)と前記H
iレベル電圧より低く前記LSIの接地電圧近傍の電圧
(Lowレベル電圧)とが用意され、Hiレベル電圧又
はLowレベル電圧を前記外部回路接続用端子に供給す
るように構成する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1(a),(b)は本発明の半
導体集積回路装置の第1の実施形態を示す。同図におい
て、1はLSI、1aはその内部回路、1cは外部回路
接続用端子、Rはその接続部分の抵抗、1dはトランジ
スタによる電気的に断続(オン・オフ)制御可能なプル
アップ抵抗、1eはトランジスタによる電気的に断続
(オン・オフ)制御可能なプルダウン抵抗、1f及び1
gはバッファアンプ、1hは制御回路、1iは制御信号
入力端子、1jは検査結果出力電圧出力端子である。2
は検査する外部回路基板で、2dはHi及びLowの電
位の検査用外部電源接続端子、SWはスイッチである。
そしてRは1cのLSI外部回路接続用端子と2eの接
続端子との間の接続抵抗である。
【0008】上述した構成の本発明の半導体集積回路装
置による検査方法は下記のように実施される。 (i)検査モード“H”(“H”テスト) 図1(a)に示すように、制御信号入力端子1iから制
御信号を制御回路1hに与えて、プルアップ抵抗用トラ
ンジスタ1dをオンに、プルダウン抵抗用トランジスタ
1eをオフにする電圧を供給し、外部回路接続用端子1
cにプルアップ抵抗1dが接続された状態にする、と共
にスイッチSWをまずHiレベルの検査用外部電源電圧
に接続し、次にLowレベルの検査用外部電源電圧に接
続する。これにより出力端子1jより検査結果出力電圧
を得る。
【0009】外部回路接続用端子1cにおける接続部分
が正常で抵抗Rが小さい場合、上記検査結果出力電圧
は、検査用外部電源電圧がHiレベルであると、“H
i”レベルとなり、Lowレベルであると、“Low”
レベルとなる。すなわち検査用外部電源電圧レベルと検
査結果出力電圧レベルは同じとなる。
【0010】しかし、外部回路接続用端子1cにおける
接続部分が異常(接触不良)で抵抗Rが大きい場合は、
上記検査結果出力電圧は、検査用外部電源電圧がHiレ
ベルであると、“Hi”レベルとなるが、Lowレベル
であっても、“Low”レベルにならずに“Hi”レベ
ルとなる。すなわち検査用外部電源電圧レベルと検査結
果出力電圧レベルが異なることになる。 (ii)検査モード“L”(“L”テスト) 図1(b)に示すように、制御信号入力端子1iから制
御信号を制御回路1hに与えて、図1(a)と逆にプル
アップ抵抗用トランジスタ1dをオフに、プルダウン抵
抗用トランジスタ1eをオンにする電圧を供給し、外部
回路接続用端子1cにプルダウン抵抗1eが接続された
状態にすると共にスイッチSWをまずHiレベルの検査
用外部電源電圧に接続し、次にLowレベルの検査用外
部電源電圧に接続する。これにより出力端子1jより検
査結果出力電圧を得る。
【0011】外部回路接続用端子1cにおける接続部分
が正常で抵抗Rが小さい場合、上記検査結果出力電圧
は、検査用外部電源電圧がHiレベルであると、“H
i”レベルとなり、Lowレベルであると、“Low”
レベルとなる。すなわち検査用外部電源電圧レベルと検
査結果出力電圧レベルは同じとなる。
【0012】しかし、外部回路接続用端子1cにおける
接続部分が異常(接触不良)で抵抗Rが大きい場合は、
上記検査結果出力電圧は、検査用外部電源電圧がLow
レベルであると、“Low”レベルとなるが、Hiレベ
ルであっても、“Hi”レベルにならずに“Low”レ
ベルとなる。すなわち検査用外部電源電圧レベルと検査
結果出力電圧レベルが異なることになる。上述した検査
は各端子毎に行われる。
【0013】図2(a),(b)は本発明の第2の実施
形態を示す。同図において、1はLSI、1aはその内
部回路、1cは外部回路接続用端子、Rはその接続部分
の抵抗、1dはトランジスタによる電気的に断続(オン
・オフ)制御可能なプルアップ抵抗、1eはトランジス
タによる電気的に断続(オン・オフ)制御可能なプルダ
ウン抵抗、1f及び1gはバッファアンプ、1hは制御
回路、1iは制御信号入力端子、1jは検査結果出力電
圧出力端子、1kはスキャン回路である。2は検査する
外部回路基板で、2dはHi及びLowの電位の検査用
外部電源、2eはLSIとの接続単子、SWはスイッチ
である。そしてRは1cのLSI外部回路接続用端子と
2eの接続端子との間の接続抵抗である。
【0014】上述した構成の本発明の半導体集積回路装
置による検査方法は下記のように実施される。 (i)検査モード“H”(“H”テスト) 図2(a)に示すように、制御信号入力端子1iから制
御信号を制御回路1hに与えて、プルアップ抵抗用トラ
ンジスタ1dをオンに、プルダウン抵抗用トランジスタ
1eをオフにする電圧を供給し、外部回路接続用端子1
cにプルアップ抵抗1dが接続された状態にすると共に
スイッチSWをまずHiレベルの検査用外部電源電圧に
接続し、次にLowレベルの検査用外部電源電圧に接続
する。これにより出力端子1jより検査結果出力電圧を
得る。そしてスキャン回路1kによりスキャンして出力
端子1jから各端子の検査結果出力電圧を順次とり出
す。
【0015】外部回路接続用端子1cにおける接続部分
が正常での抵抗Rが小さい場合、上記検査結果出力電圧
は、検査用外部電源電圧がHiレベルであると、“H
i”レベルとなり、Lowレベルであると、“Low”
レベルとなる。すなわち検査用外部電源電圧レベルと検
査結果出力電圧レベルと同じとなる。
【0016】しかし、外部回路接続用端子1cにおける
接続部分Rが異常(接触不良)で抵抗Rが大きい場合
は、上記検査結果出力電圧は、検査用外部電源電圧がH
iレベルであると、“Hi”レベルとなるが、Lowレ
ベルであっても、“Low”レベルにならずに“Hi”
レベルとなる。すなわち検査用外部電源電圧レベルと検
査結果出力電圧レベルが異なることになる。 (ii)検査モード“L”(“L”テスト) 図2(b)に示すように、制御信号入力端子1iから制
御信号を制御回路1hに与えて、図2(a)と逆にプル
アップ抵抗用トランジスタ1dをオフに、プルダウン抵
抗用トランジスタ1eをオンにする電圧を供給し、外部
回路接続用端子1cにプルダウン抵抗1eが接続された
状態にすると共にスイッチSWをまずHiレベルの検査
用外部電源電圧に接続し、次にLowレベルの検査用外
部電源電圧に接続する。これにより出力端子1jより検
査結果出力電圧を得る。そしてスキャン回路1kにより
スキャンして出力端子1jから各端子の検査結果出力電
圧を順次とり出す。
【0017】外部回路接続用端子1cにおける接続部分
が正常で抵抗Rが小さい場合、上記検査結果出力電圧
は、検査用外部電源電圧がHiレベルであると、“H
i”レベルとなり、Lowレベルであると、“Low”
レベルとなる。すなわち検査用外部電源電圧レベルと検
査結果出力電圧レベルは同じとなる。
【0018】しかし、外部回路接続用端子1cにおける
接続部分が異常(接触不良)で抵抗Rが大きい場合は、
上記検査結果出力電圧は、検査用外部電源電圧がLow
レベルであると、“Low”レベルとなるが、Hiレベ
ルであっても、“Hi”レベルにならずに“Low”レ
ベルとなる。すなわち検査用外部電源電圧レベルと検査
結果出力電圧レベルが異なることになる。
【0019】図3(a),(b)は本発明の第3の実施
形態を示す。同図において、1はLSI、1aはその内
部回路、1cは外部回路接続用端子、Rはその接続部分
の抵抗、1dはトランジスタによる電気的に断続(オン
・オフ)制御可能なプルアップ抵抗、1eはトランジス
タによる電気的に断続(オン・オフ)制御可能なプルダ
ウン抵抗、1f及び1gはバッファアンプ、1hは制御
回路、1iは制御信号入力端子、1jは検査結果出力電
圧出力端子、1lはラッチ回路である。2は検査する外
部回路基板で、2dはHi及びLowの電位の検査用外
部電源、2eはLSIとの接続端子、SWはスイッチで
ある。そしてRは1cのLSI外部回路接続用端子と2
eの接続端子との間の接続抵抗である。
【0020】上述した構成の本発明の半導体集積回路装
置による検査方法は下記のように実施される。 (i)検査モード“H”(“H”テスト) 図3(a)に示すように、制御信号入力端子1iから制
御信号を制御回路1hに与えて、プルアップ抵抗用トラ
ンジスタ1dをオンに、プルダウン抵抗用トランジスタ
1eをオフにする電圧を供給し、外部回路接続用端子1
cにプルアップ抵抗1dが接続された状態にすると共に
スイッチSWをまずHiレベルの検査用外部電源電圧に
接続し、次にLowレベルの検査用外部電源電圧に接続
する。これにより出力端子1jより検査結果出力電圧を
得て、ラッチ回路1lにラッチしてから出力端子1jよ
り順次とり出す。
【0021】外部回路接続用端子1cにおける接続部分
が正常で抵抗Rが小さい場合、上記検査結果出力電圧
は、検査用外部電源電圧がHiレベルであると、“H
i”レベルとなり、Lowレベルであると、“Low”
レベルとなる。すなわち検査用外部電源電圧レベルが異
なることになる。
【0022】しかし、外部回路接続用端子1cにおける
接続部分Rが異常(接触不良)で抵抗が大きい場合は、
上記検査結果出力電圧は、検査用外部電源電圧がHiレ
ベルであると、“Hi”レベルとなるが、Lowレベル
であっても、“Low”レベルにならずに“Hi”レベ
ルとなる。すなわち検査用外部電源電圧レベルと検査結
果出力電圧レベルが異なることになる。 (ii)検査モード“L”(“L”テスト) 図3(b)に示すように、制御信号入力端子1iから制
御信号を制御回路1hに与えて、図3(a)と逆にプル
アップ抵抗用トランジスタ1dをオフに、プルダウン抵
抗用トランジスタ1eをオンにする電圧を供給し、外部
回路接続用端子1cにプルダウン抵抗1eが接続された
状態にすると共にスイッチSWをまずHiレベルの検査
用外部電源電圧に接続し、次にLowレベルの検査用外
部電源電圧に接続する。これにより出力端子1jより検
査結果出力電圧を得て、ラッチ回路1lにラッチしてか
ら出力端子1jより順次とり出す。
【0023】外部回路接続用端子1cにおける接続部分
が正常で抵抗Rが小さい場合、上記検査結果出力電圧
は、検査用外部電源電圧がHiレベルであると、“H
i”レベルとなり、Lowレベルであると、“Low”
レベルとなる。すなわち検査用外部電源電圧レベルと検
査結果出力電圧レベルは同じとなる。
【0024】しかし、外部回路接続用端子1cにおける
接続部分が異常(接触不良)で抵抗Rが大きい場合は、
上記検査結果出力電圧は、検査用外部電源電圧がLow
レベルであると、“Low”レベルとなるが、Hiレベ
ルであっても、“Hi”レベルにならずに“Low”レ
ベルとなる。すなわち検査用外部電源電圧レベルと検査
結果出力電圧レベルが異なることになる。
【0025】なお、上述した本発明の各実施形態におい
て、プルアップ抵抗及びプルダウン抵抗は、N又はPチ
ャンネルトランジスタ、或いはトランジスタやダイオー
ド等で構成されたアナログスイッチでもよい。更にはL
SIの内部回路がMOSトランジスタ又はバイポーラト
ランジスタで構成されている場合には、プルアップ抵抗
及びプルダウン抵抗は夫々MOSトランジスタ又はバイ
ポーラトランジスタを用いる。
【0026】また外部回路基板による外部回路接続用端
子に検査用電源電圧の設定は全端子同時又は各端子毎に
行ってもよい。
【0027】更に前記各実施例では、プルアップ抵抗及
びプルダウン抵抗を用いてHモードとLモードの2種類
の検査を実施するとしたが、これは上記抵抗のいずれか
が異常である場合も考えられることを考慮して検査精度
を上げるためである。しかし検査を簡易化するのが許容
される場合は、プルアップ抵抗及びプルダウン抵抗のい
ずれか、またH又はLモードのいずれかを実行するだけ
でよく、或いは、検査用電源電圧もHi又はLowのい
ずれかを用いるだけでもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、L
SIの各外部回路接続用端子の接続部分の異常を電気的
に簡単かつ容易に、しかも正確に検査することができ、
そのための外観検査は不要となるので、検査工程の削減
等、実用上の効果は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す説明図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す説明図である。
【図3】本発明の第3の実施形態を示す説明図である。
【図4】従来のLSIの端子検査方法を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 LSI 1a 内部回路 1c 外部回路接続用端子 R 接続部分の抵抗 1d オン・オフ制御可能なプルアップ抵抗 1e オン・オフ制御可能なプルダウン抵抗 1h 制御回路 1k スキャン回路 1l ラッチ回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LSIの外部回路接続用端子とLSIの
    内部回路との間に、上記外部回路接続用端子と外部回路
    の接続端子との間の接続抵抗の異常検出手段を設け、該
    異常検出手段は外部回路と上記外部回路接続用端子とを
    接続した時の上記接続抵抗値が所定値以上の場合に、上
    記外部回路接続用端子から供給される外部電源電圧と異
    なる検査結果電圧を出力するように構成されていること
    を特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記異常検出手段は、前記外部回路接続
    用端子に接続された電気的に断続させることが可能なプ
    ルアップ抵抗及び又はプルダウン抵抗と、該プルアップ
    抵抗及び又はプルダウン抵抗を電気的に断続させる制御
    回路と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の半導
    体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記プルアップ抵抗及びプルダウン抵抗
    がトランジスタにより構成されていることを特徴とする
    請求項1又は2記載の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記プルアップ抵抗及びプルダウン抵抗
    を構成するトランジスタが前記LSIの内部回路を構成
    するトランジスタと同種類であることを特徴とする請求
    項3記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記LSIの複数の外部回路接続用端子
    に対し、前記外部電源電圧を同時又は各端子別に供給す
    るように構成したことを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれか1項記載の半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 前記LSIの複数の外部回路接続用端子
    に対し、前記検査結果電圧をスキャンして出力するため
    のスキャン回路を備えたことを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれか1項記載の半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 前記LSIの複数の外部回路接続用端子
    に対し、前記検査結果電圧をラッチして出力するための
    ラッチ回路を備えたことを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれか1項記載の半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 前記外部電源電圧として前記LSIの電
    源電圧以下で電源電圧近傍の電圧(Hiレベル電圧)と
    前記Hiレベル電圧より低く前記LSIの接地電圧近傍
    の電圧(Lowレベル電圧)とが用意され、Hiレベル
    電圧とLowレベル電圧を切り換えて前記外部回路接続
    用端子に供給するように構成したことを特徴とする請求
    項1乃至7のいずれか1項記載の半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 前記外部電源電圧として前記LSIの電
    源電圧以下で電源電圧近傍の電圧(Hiレベル電圧)又
    はHiレベル電圧より低く前記LSIの接地電圧近傍の
    電圧(Lowレベル電圧)とが用意され、Hiレベル電
    圧又はLowレベル電圧を前記外部回路接続用端子に供
    給するように構成したことを特徴とする請求項1乃至7
    のいずれか1項記載の半導体集積回路装置。
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