JP2000096941A - 耐火壁 - Google Patents

耐火壁

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JP2000096941A
JP2000096941A JP11262210A JP26221099A JP2000096941A JP 2000096941 A JP2000096941 A JP 2000096941A JP 11262210 A JP11262210 A JP 11262210A JP 26221099 A JP26221099 A JP 26221099A JP 2000096941 A JP2000096941 A JP 2000096941A
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glass
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JP11262210A
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Klaus Wildenhain
ビルデンハイン クラウス
Ralf Linden
リンデン ラルフ
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Vetrotech Saint Gobain International AG
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    • E06B3/54Fixing of glass panes or like plates
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支持アーム上の締結具で締結された防火窓を
有する耐火壁を簡単な構造で提供する。 【解決手段】 耐火壁2は防火窓1からなる窓を有し、
防火窓1は安全ガラスの特性を有する予応力のかけられ
たガラスの1枚又は積層した窓ガラスである。端面4で
窓は隣接する構造物の壁部分の抱き3の面と直接連続し
ており、狭い接合部を形成している。窓は支持アーム1
5により窓ガラス1の孔6に導入された締結具7を介し
て支持される。締結具7は火災の場合に窓ガラス1のわ
ん曲に追隨する関節接合部11,12が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は少なくとも1つの防
火窓を具備する耐火壁に関し、防火窓が、その端面を介
して構造物の壁の隣接部分の一方の面に直接連続し狭い
接合部を形成しまた支持アーム上に置かれ防火窓に形成
された孔を通過する締結具を用いて締結されているよう
な、耐火壁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】耐火壁の窓ガラスは通常その端縁が適当
なフレームに締結されているが、ヨーロッパ特許第0,
658,677号は、数枚のガラス板又は窓ガラスと熱
により膨張する発泡材料の層とからなり、これらの層が
ガラス又は窓ガラスの間に配置されている多層の防火壁
が、隅部に置かれた締めつけ取付け具を用い支持アーム
により防火窓からある距離をおいて配置された支持体に
締結されている、構造物の壁の構造を教示している。こ
の構造物の壁の隣接部分がまたこのような防火壁で構成
されていたならば、審美的に好ましい外観を有する全体
的に窓ガラスが嵌められた構造の耐火壁をこの方法でつ
くり出すことができる。火災の場合に火と煙の拡がるの
を阻止するための接合部の必要なシールは保証され、又
はこれに代え多層の防火窓の端面を介して現出する泡の
かたまりによって高められる。
【0003】この公知の耐火構造物壁において、多層防
火窓の種々の窓ガラスの間に置かれ火災の場合に発泡す
る物質が、防火窓を通しての熱の移動を大きく減少させ
る熱遮蔽体を形成する。火災の場合、窓ガラスの積層体
の中の火にさらされた窓ガラスは一般に発生した熱応力
の作用のもとに破壊する。一方において、火とは反対側
の窓ガラスは著しく低い温度に加熱されおおよそ180
℃の温度に達する。窓ガラスは本質的にその平面形状を
保持し全ての場合熱の作用のもとにその平面上で膨張す
る。発泡する間の層を有する公知の多層窓に関しては、
防火窓の曲がりは、これら窓ガラスが締結具により支持
体に対し固定式に組立てられまた支持体と窓ガラスとが
火災の場合に大きく異なって膨張した場合にのみ発生す
る。このような状態をなくするため、締結具を担持する
支持アームは支持体に取付けられ支持体に沿って摺動で
きるようにされ、それにより窓ガラスの曲がるのを防止
する。
【0004】公知の型の部屋の閉鎖のための耐火要素
は、窓ガラスの間の発泡材料からなる効果的な熱遮蔽体
を有する多層防火窓の複雑な構造のため、比較的高価と
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方において、本発明
の目的はより簡単に構成された防火窓を用いることがで
きる冒頭に述べた型の耐火壁又は耐火構造物壁を開発す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の耐火壁は、防火
窓が発泡可能な間の層のない窓ガラスであり、また締結
具が支持アームに移動自在にもしくは関節接合式に取付
けられそれにより締結具が火災の場合に生じる窓ガラス
のいかなる曲がりにも追隨できるようにすることを特徴
としている。
【0007】多層の防火窓を有する冒頭で述べた型の公
知の耐火壁とは異なり、熱遮蔽体として効果的な発泡中
間層を有しない窓ガラスに関する物理的な条件は火災の
場合に基本的に相違している。これに対し、実際に公知
の多層窓においては火にさらされた窓ガラスは熱膨張と
表面に作用する熱膨張から生じた応力とのため破壊し、
それによりこの表面側の圧縮応力をなくし、この圧縮応
力は加熱面の全面に、例えば防火窓が部屋の閉鎖要素の
機能を果たしている限り単一の窓ガラスの全体にわたっ
て残るようにする。しかし、これは必然的に、少なくと
も一時的に、窓ガラスが極めて大きくわん曲されること
になるが、その理由は火とは反対側にある窓ガラスの面
が火の輻射及び伝達作用のため火にさらされる面よりも
何時も低い温度となっているからである。現在は、その
余分の応力のもとにすでに高い応力を受けている窓ガラ
スの機械的強度が容易に超過するようになる締結具によ
る余分の機械的応力を阻止するため、締結具及び/又は
締結手段は本発明によれば、変形可能な構造を有しまた
対応の締結個所におけるわん曲に起因する窓ガラスの位
置のいかなる変動にも適応するようになっている。
【0008】公知の原理によれば、防火窓が熱の作用に
対し均一にかつ窓の端縁に直角にさらされるようにする
のが有利であることは確かである。しかし、窓ガラスの
均一な加熱を得るためのこれまでの公知の方法はもっぱ
ら例えばドイツ特許公告第2,328,737号、ドイ
ツ特許第2,344,459号、ドイツ特許公告第2,
527,134号及びドイツ特許第2,654,776
号の各公報に記載されている特殊のフレーム構造を必要
としている。
【0009】防火窓は、火災の場合に、一方において発
生した応力の作用のもとでは破壊せず他方においてその
支持体からは分離しないよう十分高い軟化温度を有する
ように構成された窓ガラスを有する単一層型とすること
ができる。この目的で、単一層の安全ガラスの特性を有
する熱的に予め応力がかけられた(強化され又は焼戻し
された)窓ガラスが特に用いられる。
【0010】この点に関し、この目的のため、ドイツ特
許第19,710,289号に記載されているような特
性を有する窓ガラスを用いるのが特に有利であることが
わかった。これらの硅酸ガラスの窓ガラスは、6から
8.5×10-6-1の熱膨張係数α20300 と、0.5
から0.8N/(mm2 .K)の熱応力係数と、750℃
から830℃の軟化点(粘性=107.6dPa.S)と約12
10℃、好ましくは約1190℃の成形点又は動作点と
を有することを特徴としている。熱応力係数ψは熱膨張
係数α、弾性係数E及び式ψ=αE/(1−μ)による
ポアソン比μから計算されたガラスに特有の量である。
【0011】もちろん、防火窓として、熱的に予め応力
がかけられ又は一部が熱的に予め応力がかけられまた熱
遮蔽体を構成しない特にポリビニールブチラール(PV
S)型の通常の中間層により組立てられた、少なくとも
2枚のガラス又は窓ガラスのシートからなる積層窓を用
いることもできる。
【0012】これら積層窓の個々の窓ガラスは上記の条
件を満たす熱膨張、軟化、熱応力及び動作の各特性を有
するのが有利である。
【0013】本発明の壁を形成する防火窓の窓ガラスは
有利には、少なくとも一側に熱の輻射を反射する層が設
けられ、この層は有利には熱分解沈着によって沈着され
る。
【0014】本発明の耐火構造の壁において窓ガラスが
例えば別々の支持体により隅部においてのみ固定された
場合、小さな寸法の場合は窓ガラスと共に一様に予め応
力がかけられた個々の支持体はボール継手が設けられ又
はボール継手に締結されることで十分であり、このボー
ル継手は各支持体が任意の方向の回動運動を受けること
ができるようにする。特に大きな寸法の場合に窓ガラス
がその隅部で保持されさらにまたその間に位置する点で
保持されたならば、これらの中間の締結具はある程度窓
ガラスの表面に直角な方向に動くことができるよう支持
されこれら中間の締結具がさらに好ましくは回動自在に
支持されるように、作られなければならない。
【0015】本発明の他の有利な実施態様においては窓
ガラスの端面と構造物の壁の隣接部分との間の接合部を
充たす材料は、窓ガラスのわん曲の結果動きまたある場
合には大きくなる接合部が窓ガラスの火災に対して抵抗
している時間にわたって密封状にシールされた状態を維
持するように変形し又は膨張する熱抵抗物質からなって
いる。
【0016】この点に関し、例えば、高温度で交差結合
し、40から60のショア硬度を有し、また熱の作用の
もとに発泡する物質、すなわち特に熱の作用のもとに水
蒸気、アンモニア、二酸化炭素等のような容易に蒸発す
る物質を形成する塩類からなる又は塩類を用いて押出さ
れたビードを有するシリコンゴムがこの用途にとって非
常に適合していることがわかっている。このような物質
とまた高温でセラミックとなり耐火構造物の壁の接合部
を閉鎖する一定の接着剤とを用いることが原則的に知ら
れている。また一側が耐火状態で窓ガラスの端面に堅く
結合されまたその形状と摩擦力のため構造物の壁の隣接
部分の端面に対し全体が機械的連結部として他側に当接
し、この面に沿って摺動し、また窓ガラスの曲げ作用を
通して密封状に当接された状態を維持する、シリコンの
シールストリップがまた非常に適合することが分かって
いる。
【0017】熱の作用のもとで発泡する物質の例は特に
WO−A−94/04355,WO−A−99/049
70又はEP−A−590,978に見出すことができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は2つの実施態様を示す添
付図面を参照して、以下にさらに詳細に記載される。
【0019】図1と2に示される実施態様において、ほ
ぼ正方形の防火窓1が耐火構造物壁要素2の対応の窓開
口に配置されている。窓開口の内側限界面、すなわち窓
の抱きが平面の面を形成しそして防火窓1を取巻くため
のフレーム構造を有していない。むしろ、防火窓1の端
面4は窓の抱きから距離Aで終端しまた耐火シール剤が
充填された溝を形成している。
【0020】防火窓1はDIN4102基準、又はこれ
に代わるISO/DIS834−1基準による耐火等級
Gの耐火性の1枚の窓ガラスである。この点に関し、こ
の窓ガラスは例えば標準の熱的に強化されたフロートガ
ラスとすることができる。しかし、この用途には、80
0℃のオーダーの標準フロートガラスよりも高い硬化点
と、6.5から7.5×10-6-1の膨張係数α20-300
と、0.6から0.7N/(mm2 .K)の熱応力係数ψ
とを有するガラスが特に良く適合している。この型のガ
ラスは、一方においてそのより高い軟化点のため火災試
験に対しより長い抵抗時間を有しているが他方において
標準の強化プラントを用いて予め応力がかけられそれに
よりこの予応力の状態で火災の場合にその特有の適性に
加えて標準の1枚の安全ガラスの特性を呈するという利
点をもたらす。勿論他の組成を有するガラスもまたこれ
らが適当な値の軟化温度を有している場合にこの用途に
用いることができる。
【0021】窓ガラス1はその各隅部に孔6が設けられ
る。各孔には締め具7が締結される。締め具7は基本的
にはねじ10により一方が他方に接して締めつけ固定さ
れる外側締めつけプレート8と内側締めつけプレート9
とからなっている。2つの締めつけプレートの間の弾性
中間層は明らかに、燃焼するのが困難な例えばシリコン
ゴムの中間層が非常に良く適合している耐熱不燃性物質
で構成されている。内側締めつけプレート9にはボール
12が収容されたボール−継手ソケット11が接合され
る。ボール12はねじロッド13の端部に置かれ、ねじ
ロッド13は2つのナット14を用いて支持アーム15
に堅く締結される。支持アーム15は支持パッド16を
介して構造物壁要素2に締結される。
【0022】締めつけ締結具7がボール継手11,12
により支持されると、窓ガラス1がわん曲した場合任意
の方向に一定角度にわたって回動しそれにより大きな余
分の屈曲荷重がこの場合締めつけ締結具により窓ガラス
に伝達されないようにすることができる。勿論、締め具
と支持アームとの関節接合された組立て体として他の構
造を用いることも可能である。
【0023】窓ガラス1の端面4と抱き3との間の接合
部は耐久性のある弾性のシリコンゴム17で閉鎖され、
シールは特殊のシリコン−湿潤仕上げ(シリコンマスチ
ック)と適当なシリコンシールストリップ又は適当な場
合は適当な材料の押出しとによって、行うことができ
る。シリコンシールストリップとマスチック(しっく
い)との結合はしたがって有利であることが示されてお
り、シリコンシールストリップは一側がシリコン接着剤
を用いて窓ガラスの端面に接着され、またシールストリ
ップは他側が抱き3に接着しないで当接する。このよう
にして、シリコンシールストリップのシール作用はま
た、窓ガラスが熱の作用のもとにわん曲した時シリコン
シールストリップが窓ガラスの運動に追隋することによ
り、保持される。
【0024】図2に示される実施態様では、熱の作用の
もとに泡として膨張する物質の押出されたビード18が
シリコンシールのかたまり17の間に置かれる。窓ガラ
スがわん曲する温度で、押出しビード18は膨張しその
ため窓ガラスの縁の位置が変わった場合に抱き3を十分
に良くシールする。
【0025】図3と4には構造物の壁構造20の内部に
大きな面積のガラスが嵌められた壁が示されている。こ
のガラス窓の壁はシールにより相互に離間され縁と縁と
を隣接して配置した、2つの耐火窓ガラス21,22に
よって形成されている。2つの窓ガラス21,22は図
2について記載された締め具に相当する締め具7,24
によってもっぱら保持される。
【0026】窓ガラス21,22の隅部に置かれた締め
具7はそれぞれ回動運動だけが行われるように支持され
ているが、窓ガラスの中央部に置かれた締め具24は窓
ガラスに直角な方向に余分の動きができるように構成さ
れている。この目的で、ボール25に連結されたロッド
26が図4に示すように、案内ブッシュ27の中を摺動
できるように支持されている。案内ブッシュ27は支持
アーム28上に堅く配置される。支持アーム28には接
合片29を介して摺動リング30が接合され摺動リング
30は円筒状支持体31に沿って軸方向に摺動すること
ができる。このようにして、支持体31と窓ガラスとの
間の熱膨張の相違は適応できるものとなる。支持体31
はブラケット32により構造物の壁構造20に締結され
る。
【0027】窓ガラスの端面と構造物の壁の抱きとの間
の突合わせ接合と全く同様に、2つの窓ガラス21と2
2の相互に対向する端面の間の接合部は適当なシリコン
シール35によって閉鎖される。シリコンのかたまりの
中に熱の作用のもとに発泡する無機物質で形成された押
出しビード36が置かれる。シリコンゴムがすでに分解
している高い温度で、発泡性のかたまりはシール作用を
もたらしまたそのため火炎と煙が接合部を通過して拡が
るのを防止する。
【0028】数個の防火窓を具備する耐火壁、例えば一
方が他方に当接するよう端部と端部とを隣接して配置さ
れた2つの窓ガラスの図3に対応する配置構造におい
て、窓ガラスを別々の締結具により相互に当接して配置
された縁に沿ってのみ支持ししかもこれら窓ガラスを公
知の方式で標準のフレーム構造に構造物の壁構造に連続
する縁に沿って取付けることも、また、本発明の範囲に
入るものである。
【0029】これら実施態様に記載された窓に対応する
窓での火災試験は、窓ガラスが火炎に30分以上さらさ
れるのに耐えることができしたがって耐火等級G30に
相当することを示した。
【図面の簡単な説明】
【図1】窓の開口に取付けられた防火窓を有する耐火構
造物の壁の一部を前方から見た図である。
【図2】図1のII−II線に沿った拡大断面図である。
【図3】縁と縁とを相互に当接して取付けられた2つの
防火窓を有する耐火構造物窓の一部を前方から見た図で
ある。
【図4】図3のIV−IV線に沿った拡大断面図である。
【符号の説明】 1…防火窓 2…壁要素 3…窓の抱き 4…端面 6…孔 7…締結具 8…締めつけプレート 9…内側締めつけプレート 10…ねじ 11…ボールソケット 12…ボール 13…ねじロッド 14…ナット 15…支持アーム 16…支持パッド 17…シール 18,36…押出しビード 20…構造物の壁構造 21,22…窓ガラス 24…締結具 25…ボール 26…ロッド 27…案内ブッシュ 28…支持アーム 29…接合体 30…摺動リング 31…支持体 32…ブラケット 35…シリコンシール

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの防火窓を具備する耐火
    壁であって、防火窓が、少なくとも1つの端面を介して
    構造物の壁の隣接部分の一方の面に直接連続しておりま
    た支持アーム上に置かれかつ防火窓に形成された孔を貫
    通する締結具を用いて締結されている、耐火壁におい
    て、防火窓(1,21,22)が発泡可能な中間層を有
    しない窓ガラスであり、また締結具(7,24)が支持
    アーム(15,28)に、火災の場合に生じる窓ガラス
    (1,21,22)のいかなるわん曲にも追隨するよう
    移動自在に取付けられていることを特徴とする耐火壁。
  2. 【請求項2】 防火窓(1,21,22)が1枚の窓ガ
    ラスであることを特徴とする請求項1に記載の耐火壁。
  3. 【請求項3】 防火窓(1,21,22)が積層された
    窓であることを特徴とする請求項1に記載の耐火壁。
  4. 【請求項4】 1枚の窓ガラス又は積層された窓を形成
    する個々の窓ガラスが安全ガラスの特性を有する予め応
    力のかけられた窓ガラスであることを特徴とする請求項
    2又は3に記載の耐火壁。
  5. 【請求項5】 防火窓(1,21,22)が、750℃
    から830℃の軟化点(粘性=107.6dPa.s)と、約1
    190℃の動作点(粘性=104dPa.s)と、6から8.
    5×10-6-1の熱膨張係数α20-300と、0.5から
    0.8N/(mm 2 .K)の熱応力係数ψとを有する硅酸
    ガラスで構成されていることを特徴とする請求項4に記
    載の耐火壁。
  6. 【請求項6】 締結具(7,24)には窓ガラス(1,
    21,22)を所定位置に保持する締めつけ手段(8,
    9)と窓ガラス(1,21,22)が回動運動すること
    のできる関節接合部(11,12)とが設けられている
    ことを特徴とする請求項1から5のうちの1項に記載の
    耐火壁。
  7. 【請求項7】 締結具(24)が窓ガラス(21,2
    2)と対応の支持アーム(28)との間で窓ガラスの表
    面に直角の運動ができることを特徴とする請求項1から
    6のうちの1項に記載の耐火壁。
  8. 【請求項8】 締結具(24)には支持アーム(28)
    に置かれた案内ブッシュ(27)に摺動自在に当接する
    よう支持された案内ロッド(26)が設けられているこ
    とを特徴とする請求項7に記載の耐火壁。
  9. 【請求項9】 窓ガラス(1)の端面(4)と隣接する
    構造物壁要素の抱き(3)との間の接合部が、熱の作用
    のもとで泡として膨張する無機物質で形成された押出し
    ビード(18,36)と結合されたシリコンゴムシール
    によって、シールされている請求項1から8のうちの1
    項に記載の耐火壁。
  10. 【請求項10】 窓ガラスの端面と隣接する構造物壁要
    素の端面との間の接合部が、耐火接着剤を用いて一側が
    窓ガラスの端面に接着され他側が隣接する構造物要素の
    端面に機械的連結体として当接するシリコンシールスト
    リップによって、シールされていることを特徴とする請
    求項1から9のうちの1項に記載の耐火壁。
  11. 【請求項11】 窓ガラス(1,21,22)には少な
    くとも一側に、熱い輻射を反射しかつ熱分解沈着により
    沈着された層が設けられていることを特徴とする請求項
    1から10のうちの1項に記載の耐火壁。
JP11262210A 1998-09-16 1999-09-16 耐火壁 Pending JP2000096941A (ja)

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US (1) US6574929B2 (ja)
EP (1) EP0987397A3 (ja)
JP (1) JP2000096941A (ja)
KR (1) KR100616322B1 (ja)
DE (1) DE19842327B4 (ja)

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