JP2000096289A - 筒状部材のメッキ装置 - Google Patents

筒状部材のメッキ装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダブロックを短い時間でメッキ装置に
セットすることができる技術を提供する。 【解決手段】 載置部材3にシリンダブロック2を載
せ、シリンダ2aに複数の噴射孔24…を有する筒形電
極20を配置し、筒形電極20から噴射孔24…を介し
てシリンダ内面2bにメッキ液を噴き付けてメッキ層を
形成するとともに、メッキ液をシリンダ内面2bから載
置部材3に向って戻すようにしたメッキ装置1におい
て、載置部材3とシリンダブロック2との間にシールリ
ング10を介在させ且つシールリング10の内径D2を
シリンダ2aの内径D1より小径とした。 【効果】 シリンダブロックをラフにセットすることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は筒状部材の内面にメ
ッキ被膜を施すメッキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関用のシリンダブロックには、シ
リンダをシリンダブロックと一体に鋳造成形し、シリン
ダ内面にメッキ皮膜を施したものがある。このシリンダ
内面にメッキ皮膜を施す装置の従来例を以下に説明す
る。
【0003】図8は従来の筒状部材のメッキ装置の断面
図であり、シリンダブロック100をシール部材101
の正規の位置にセットした状態を示す。シリンダブロッ
ク100のシリンダ径d1とシール部材101の内径d
2とを同一にすることで、シリンダブロック100のシ
リンダ内面102とシール部材101の内面101aと
を面一にした。この結果、シリンダ内面102と電極1
04との間の流路105内でメッキ液を矢印の如く流し
てもシリンダブロック100のシール面103にメッキ
液が侵入することがなく、シール面103にメッキ皮膜
が付く虞れはない。
【0004】図9は従来の筒状部材のメッキ装置の不具
合を示す図であり、一例としてシリンダブロック100
が正規の位置から右側にずれた状態を示す。シール面1
03の一部が流路105へはみ出し、このはみ出し部を
103aとすれば、このはみ出し部103aにメッキ皮
膜が付く。このメッキ皮膜は剥さなければならないの
で、その工数がコスト高を招く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、図8の様に
シリンダブロック100を正確にセットしなければなら
ず、そのセッテイングに時間がかかり、生産性低下の要
因になっている。そこで、本発明の目的は、シリンダブ
ロック(筒状部材)を短い時間でメッキ装置にセットす
ることができる技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1は、載置部材に筒状部材を載せ、こ
の筒状部材の中空部に、複数の噴射孔を有する筒形電極
を配置し、この筒形電極から噴射孔を介して筒状部材の
内面にメッキ液を噴き付け、そこにメッキ層を形成する
とともに、メッキ液を筒状部材の内面から載置部材に向
って戻すようにしたメッキ装置において、載置部材と筒
状部材との間にシールリングを介在させ且つこのシール
リングの内径を筒状部材の中空部の径より小径にしたこ
とを特徴とする。
【0007】シールリングの内径を筒状部材の中空部の
径より小径としたことは、中空部の径からシールリング
の内径を差引いた値の半分に相当する値だけ、シールリ
ングを筒状部材の内面よりも径中心方向に突出させたこ
とになる。前記径の差の半分に相当する値までは筒状部
材が正規の位置からずれても問題ない。この結果、筒状
部材をラフにセットすることができ、筒状部材のセット
時間が短縮でき、生産性を高めることができる。
【0008】請求項2は、載置部材にOリングを介して
シールリングを取付け、Oリングの付勢力でシールリン
グを筒状部材へ押付けるようにしたことを特徴とする。
【0009】Oリングの付勢力でシールリングを筒状部
材へ押付けるので、シールリングを筒状部材のシール面
に密着することができる。このため、筒状部材のシール
面とシールリングとの間の隙間にメッキ液が侵入する虞
れはない。この結果、筒状部材のシール面にメッキ皮膜
が付く心配はない。
【0010】請求項3は、シールリングを角断面リング
とし、Oリングの太さをシールリングの断面の幅より十
分に小径とし、且つ、シールリングの内径とOリングの
内径を略合致させたことを特徴とする。
【0011】Oリングでシールリングの内径側を押すよ
うにした。この結果、シールリングの流路側にOリング
の付勢力をかけることができるので、シール面の流路側
にシールリングを密着させることができる。従って、シ
ール面とシールリングとの間の隙間にメッキ液が侵入す
ることを阻止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。図1は本発明に係る筒状部材の
メッキ装置の断面図である。筒状部材のメッキ装置1
は、筒状部材(シリンダブロック)2を載せる載置部材
3と、載置部材3とシリンダブロック2との間に介在さ
せたシールリング10及びシールリング10を付勢する
Oリング15と、シリンダブロック2の中空部(シリン
ダ)2a内に上から挿入した筒形電極20と、この筒形
電極20を軸廻りに回転させる回転手段30と、筒形電
極20の内孔22にメッキ液を供給するメッキ液循環手
段40と、シリンダブロック2と筒形電極20とに通電
する通電手段50とからなる。なお、シールリング10
及びOリング15については図3でさらに詳しく説明す
る。
【0013】2bはシリンダ2aの内面(シリンダ内
面)である。46は戻り流路であり、戻り流路46はシ
リンダ2aと筒形電極20との間の隙間で構成したもの
である。51は通電用のロータリコネクタである。
【0014】載置部材3は、中央に穴4を開け、穴4の
底部に貫通孔5を開け、穴4の側方に排出路6を開け、
穴4の上縁に上に開口した環状溝7を形成したものであ
る。4aは、穴4の中心に向って張り出した張出部であ
り、前記環状溝7の側壁を兼ねる。張出部4aを形成し
たことにより、環状溝7の内周面7aをシリンダ内面2
bより内側に形成することができる。なお、環状溝7に
ついては図2でさらに詳しく説明する。
【0015】筒形電極20は、下端21側から開けた内
孔22と、シリンダ内面2bに対向する筒状の周壁23
と、この周壁23に形成した複数の噴射孔24…(…は
複数個を示す。以下同様。)と、上端25から上方に延
びたシャフト26とからなる。回転手段30は、モータ
31と、モータ軸32に取り付けた駆動ギヤ33と、駆
動ギヤ33に噛み合い且つシャフト26の上部26aに
取り付けたギヤ34とからなる。
【0016】メッキ液循環手段40は、メッキ液を蓄え
るタンク42と、このタンク42のメッキ液を筒型電極
20の内孔22に導く供給路43及び導入管44と、供
給路43の途中に設けたポンプ45と、戻り流路46→
穴4→排出路6の順で流したメッキ液をタンク42まで
導く回収路47とからなる。なお、導入管44は貫通孔
5に取り付けた部材である。
【0017】この筒状部材のメッキ装置1によれば、ポ
ンプ45を駆動してタンク42のメッキ液を、供給路4
3→導入管44→筒形電極20の内孔22→噴射孔24
…→戻り流路46→穴4→排出路6→回収路47→タン
ク42の順で循環させながら、モータ31を駆動して筒
形電極20を回転し、さらに通電手段50で筒形電極2
0とシリンダブロック2とに通電して、シリンダ内面2
bにメッキ皮膜を施すことができる。
【0018】図2は図1の2部拡大図であり、環状溝7
は、Oリング15を収納する狭幅部7bと、狭幅部7b
の上側に形成してシールリング10を収納する広幅部7
cと、広幅部7cの上側にシールリング10をガイドす
る押え部7dとを下から上に順に形成した溝である。
【0019】図3は本発明に係るシールリングとOリン
グの関係を示す図である。シールリング10は、幅がw
で内径がD2の角断面リングであり、Oリング15は、
太さがdで内径がD3の丸断面リングである。又、シー
ルリング10の材質はポリ四ふっ化エチレン、又は同等
の硬度を有する樹脂若しくは硬質ゴムであり、Oリング
15の材質は比較的軟らかい合成ゴム、天然ゴム若しく
は合成樹脂とする。軟らかいOリング15は変形量が大
きく良好な弾性部材となる。
【0020】図1に戻って、シリンダブロック2の通常
のラフな位置合せでは、心ずれ量を0.2mm以内に抑
えるには熟練を要する。また、ラフとはいっても、心ず
れ量が1mmを超えるようでは位置合せとは言えない。
そこで、ラフの位置合せにおける心ずれ量の範囲を0.
2〜1mmとする。シリンダ2aの内径D1、シールリ
ング10の内径をD2とすれば、次の式が成立する。
【0021】
【数1】
【0022】従って、シールリング10の内径D2は実
用的にはシリンダ2aの内径D1より0.4〜2mmだ
け小さければ良い。
【0023】以上に述べた筒状部材のメッキ装置1の作
用を次に説明する。図4(a),(b)は本発明に係る
筒状部材のメッキ装置の第1作用説明図である。(a)
において、シリンダブロック2を載置部材3の上方で正
規の位置に位置決めした後、白抜き矢印の如くシリン
ダブロック2を下げる。
【0024】(b)において、シリンダブロック2をシ
ールリング10の上面11に載せる。シリンダブロック
2の自重でOリング15が弾性変形する。シールリング
10をシリンダ内面2bよりも内側に突出させたので、
シリンダブロック2のシール面2dをシールリング10
に確実に接触させることができる。また、弾性変形した
Oリング15の付勢力でシールリング10をシリンダブ
ロック2のシール面2dへ押付ける。この結果、シール
リング10をシール面2dに密着させることができる。
【0025】さらに、シールリング10の内径D2とO
リング15の内径D3(図3に示す)を略合致させたの
で、Oリング15の付勢力をシールリング10の流路側
にかけることができる。このため、シール面2dの戻り
流路46側にシールリング10を密着させることができ
るので、シール面2dとシールリング10との間の隙間
にメッキ液が侵入することを効果的に阻止できる。
【0026】図5(a),(b)は本発明に係る筒状部
材のメッキ装置の第2作用説明図であり、(b)は
(a)のb部拡大図である。(a)において、シリンダ
ブロック2を載置部材3に対して比較的ラフに位置決め
した後、シリンダブロック2をシールリング10に載せ
る。シールリング10の内面12をシリンダ内面2bよ
り内側に突出させたので、例えばシリンダブロック2が
正規の位置から右側に心ずれしても、シリンダブロック
2のシール面2dをシールリング10に載せることがで
きる。ここで、シリンダブロック2の心ずれ量の範囲を
0.2〜1mmと設定したが、シリンダ2aに面取り面
2cを形成したので、シリンダブロック2の実際の心ず
れ量の範囲を大きくできる。このように、シリンダブロ
ック2を比較的ラフに位置決めすることができるので、
シリンダブロック2を短い時間でセットすることができ
る。
【0027】(b)において、Oリング15の付勢力を
シールリング10の中心線10aより内側、すなわち、
シール面2dの内部(メッキ液の流路側)2eに白抜き
矢印の如くかけることができる。このため、シール面2
dの内部2eにシールリング10を密着させることがで
きるので、シール面2dとシールリング10との間の隙
間にメッキ液が侵入する虞れはない。
【0028】図6は本発明に係る筒状部材のメッキ装置
の第3作用説明図である。メッキ液を矢印の如く筒形
電極20の内孔22に導き、このメッキ液を矢印…の
如く噴射孔24…から噴射させる。噴射したメッキ液を
シリンダブロック2のシリンダ内面2bに当ててシリン
ダ内面2bにメッキ皮膜を施した後、矢印…,…の
如く戻り流路46から穴4に流す。ここで、シールリン
グ10の内径D2をシリンダ2aの内径D1より0.4
〜2mm小さくしただけなので、張出部4aの流路幅を
十分に確保することができる。このため、戻り流路46
から穴4にメッキ液を円滑に流すことができる。
【0029】以上に述べた通り、本発明に係る筒状部材
のメッキ装置は、シリンダブロック2のシール面2dに
メッキ液が侵入することを効果的に阻止することができ
る。ところで、メッキ前処理工程のなかには、エッチン
グ液でシリンダを腐食処理するエッチング工程がある。
このエッチング装置にも、本発明を適用することは差し
支えない。具体的には、図1においてタンク42にエッ
チング液を溜め、ポンプ45でエッチング液を送り出
す。エッチング液がシリンダブロック2のシール面2d
に侵入しないので、シール面2dが腐食される心配はな
い。以下、代表的なエッチング装置について説明する。
【0030】図7は本発明に係るシールリング及びOリ
ングを使用したエッチング装置の断面図である。なお、
筒状部材のメッキ装置1と同一部材については同一符号
を付して説明を省略する。エッチング装置60は、シリ
ンダブロック2を載せる載置部材61と、載置部材61
とシリンダブロック2との間に介在させたシールリング
10及びシールリング10を付勢するOリング15と、
載置部材61を載せた基台65と、この基台65の穴6
6に鉛直に取付けて載置部材61の孔62及びシリンダ
ブロック2のシリンダ2a内に挿入したパイプ68と、
エッチング液を循環するエッチング液循環手段70とか
らなる。
【0031】このエッチング装置60によれば、エッチ
ング液循環手段70のポンプ71を駆動してタンク72
のエッチング液を、供給路73から矢印…の如く流路
74に流し、流路74から矢印…の如く折り返してパ
イプ68の内孔69に導き、内孔69から矢印の如く
回収路75を介してタンク72に戻す。エッチング液を
流路に流すことによりシリンダ内面2bをエッチングす
ることができる。
【0032】エッチング装置60は、載置部材61の中
央に穴62を開け、穴62の上縁に上に開口した環状溝
63を形成したものである。62aは、穴62の中心に
向って張り出した張出部であり、環状溝63の側壁を兼
ねる。環状溝63にシールリング10及びOリング15
を配置した。このため、筒状部材のメッキ装置1と同様
に、シリンダブロック2を比較的ラフに位置決めするこ
とができるので、シリンダブロック2を短い時間でセッ
トすることができる。また、張出部62aの流路幅を十
分に確保して供給路73から矢印…の如く流路74に
エッチング液を円滑に流すことができる。
【0033】なお、前記実施例では、シリンダブロック
2の心ずれ量の範囲を0.2〜1mmとしたが、心ずれ
量の範囲は任意に設定することが可能である。また、前
記実施例では、シリンダ2aに面取り面2cを備えたシ
リンダブロック2について説明したが、例えばシリンダ
2aに面取り面2cを備えていないシリンダブロックで
も同様の効果を得ることができる。さらに、前記実施例
では、シリンダブロック2のシリンダ内面2bにメッキ
皮膜を施したり、エッチング処理をおこなう内容につい
て説明したが、その他の筒状部材に適用することも可能
である。
【0034】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、シールリングの内径を筒状部材の中
空部の径より小径としたことで、中空部の径からシール
リングの内径を差引いた値の半分に相当する値だけ、シ
ールリングを筒状部材の内面よりも径中心方向に突出さ
せたことになる。前記径の差の半分に相当する値までは
筒状部材が正規の位置からずれても問題ない。この結
果、筒状部材をラフにセットすることができ、筒状部材
のセット時間が短縮でき、生産性を高めることができ
る。
【0035】請求項2は、Oリングの付勢力でシールリ
ングを筒状部材へ押付けるので、シールリングを筒状部
材のシール面に密着することができる。このため、筒状
部材のシール面とシールリングとの間の隙間にメッキ液
が侵入する虞れはない。この結果、筒状部材のシール面
にメッキ皮膜が付く心配がない。
【0036】請求項3は、Oリングでシールリングの内
径側を押すようにした。この結果、シールリングの流路
側にOリングの付勢力をかけることができるので、シー
ル面の流路側にシールリングを密着させることができ
る。従って、シール面とシールリングとの間の隙間にメ
ッキ液が侵入することを阻止できるので、シール面にメ
ッキ皮膜が付く心配はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る筒状部材のメッキ装置の断面図
【図2】図1の2部拡大図
【図3】本発明に係るシールリングとOリングの関係を
示す図
【図4】本発明に係る筒状部材のメッキ装置の第1作用
説明図
【図5】本発明に係る筒状部材のメッキ装置の第2作用
説明図
【図6】本発明に係る筒状部材のメッキ装置の第3作用
説明図
【図7】本発明に係るシールリング及びOリングを使用
したエッチング装置の断面図
【図8】従来の筒状部材のメッキ装置の断面図
【図9】従来の筒状部材のメッキ装置の不具合を示す図
【符号の説明】
1…筒状部材のメッキ装置、2…筒状部材(シリンダブ
ロック)、2a…筒状部材の中空部(シリンダ)、2b
…筒状部材の内面(シリンダ内面)、3…載置部材、1
0…シールリング、15…Oリング、20…筒形電極、
24…噴射孔、D1…中空部の径(シリンダの内径)、
D2…シールリングの内径、D3…Oリングの内径、d
…Oリングの太さ、w…シールリングの断面の幅。
フロントページの続き (72)発明者 吉岡 勇三 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 永田 信 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 吉本 信彦 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4K024 AB01 BB04 BC04 CB02 CB06 CB08 CB09 CB13 CB19 GA16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置部材に筒状部材を載せ、この筒状部
    材の中空部に、複数の噴射孔を有する筒形電極を配置
    し、この筒形電極から噴射孔を介して筒状部材の内面に
    メッキ液を噴き付け、そこにメッキ層を形成するととも
    に、メッキ液を筒状部材の内面から載置部材に向って戻
    すようにしたメッキ装置において、 前記載置部材と筒状部材との間にシールリングを介在さ
    せ且つこのシールリングの内径を筒状部材の中空部の径
    より小径にしたことを特徴とする筒状部材のメッキ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記載置部材にOリングを介してシール
    リングを取付け、Oリングの付勢力でシールリングを筒
    状部材へ押付けるようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の筒状部材のメッキ装置。
  3. 【請求項3】 前記シールリングを角断面リングとし、
    Oリングの太さを前記シールリングの断面の幅より十分
    に小径とし、且つ、シールリングの内径とOリングの内
    径を略合致させたことを特徴とする請求項2記載の筒状
    部材のメッキ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010007173A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Suzuki Motor Corp めっき処理装置
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