JP2000096220A - CoCr系スパッタリングターゲットおよびその製造方法 - Google Patents

CoCr系スパッタリングターゲットおよびその製造方法

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洋 高島
Kagehiro Kageyama
景弘 影山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い強度を有する非磁性な非晶質膜や微結晶
膜形成用CoCr系合金スパッタリング用ターゲットと
その製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、Coを主体とし、Crを必須
として含有し、組織中にCoCr相(σ相)とCoと4
a族元素および5a族元素から選ばれる元素からなる金
属間化合物相とが存在し、ミクロ組織において相の境界
に接する内接円の最大径を実質的に10μm以下とする
ことにより、400Mpa以上の高い抗折力を有するタ
ーゲットを得たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、スパッタリング用
ターゲットに係り、特にCo−Cr−M(M=4a族元
素、5a族元素)膜を磁気ディスク上に形成する際に用
いられるスパッタリング用ターゲットおよびその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気記録材料は高密度、大容量、高速ア
クセスを図るために技術革新が行われており、パーソナ
ルコンピュータの外部記憶装置として使用される磁気デ
ィスクに対しても様々な研究開発が行われている。現
在、磁気ディスクはディスク面に水平に磁化させて信号
を記録する面内磁気記録方式が採用されており、hcp
構造をとるCoCr合金層の磁化容易軸であるc軸を面
内に配向させるために下地層にCrを形成し、その上に
記録層であるCoCrTa、CoCrTaPt等のCo
Cr合金を積層した構造が主流である。従来、記録密度
の向上のために記録層の組成開発による改良が行われて
いたが、最近では下地層の改良により記録層の結晶性を
制御する方法が検討され、実用化されている。
【0003】例えば、特開平10−79113には下地
層をhcp構造の層がbcc構造の層で挟まれた構造と
し、hcp構造の層をCrを30〜40原子%含有する
Co合金とすることで、高い記録密度とS/N比を有す
る磁気記録媒体が得られることが開示されている。ま
た、特開平10−74313には下地層を複数の下地層
から形成された多層下地とし、そのうち少なくとも一層
をCoを含有し、非磁性でかつ非晶質もしくは微結晶と
なる材料とすることで高い記録密度と高いS/N比を有
する磁気記録媒体が得られることが開示されている。
【0004】以上のように最近では磁気ディスクの下地
層として非磁性な非晶質膜や微結晶膜が使用されてお
り、特に記録層に比べてCr含有量が多く、非磁性とな
るCoCr系合金が使用される傾向にある。通常、磁気
ディスクは直流マグネトロンスパッタリング法によって
製造されており、合金膜を形成する場合は所望の組成の
合金ターゲットを用いて形成されている。上述のCoC
r系合金ターゲットは溶解鋳造法によって製造されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、非晶質膜や微
結晶膜を得やすい組成は共晶点に近い組成であり、この
ような合金のターゲットを溶解鋳造法によって製造した
場合、鋳型の温度分布等の影響によって凝固速度が場所
によって異なるため典型的には初晶部と共晶部からなる
組織となり、しかも均一性の低い組織となる。特に、上
述の非磁性な非晶質膜や微結晶膜の母材となるCr含有
量の多いCoCr系合金の場合、脆いCoCr相(σ
相)が組織の一部を構成する場合が多く、しかも不均一
な鋳造組織のため、十分な強度が得られない。
【0006】特に最近では磁気ディスクの生産効率を高
めるために、高速スパッタを行う傾向にあり、上述のC
oCr系合金ターゲットはスパッタ中に割れが発生し、
磁気ディスクの生産性を大幅に低下させる原因となって
いる。このようなスパッタ中に生じるターゲットの割れ
は、装置に固定されたターゲットがスパッタにより加熱
されて熱膨張することで内部応力が発生し、ターゲット
の強度がこの応力に耐えられないために生じると考えら
れる。そして、上述のCoCr系合金ターゲットにおけ
る割れの問題を解決する方法については未だ開示されて
いないのが実状である。本発明の目的は、以上の問題点
を鑑み、高い強度を有する非磁性な非晶質膜や微結晶膜
形成用CoCr系合金スパッタリング用ターゲットとそ
の製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は上述の問題に
ついて鋭意検討を行った結果、上記ターゲットの割れの
原因はターゲット組織に不均一に存在する粗大な脆化相
にあり、この粗大な相によって亀裂が伝搬されて割れに
至ることを見出した。そして、前記CoCr系合金ター
ゲットのように脆弱なσ相が存在する組織であっても、
組織の均質性を高め、微細化することによって大幅な強
度向上が実現されることを見出し本発明に到達した。
【0008】すなわち本発明はCoを主体とし、Crを
必須として含有し、組織中にCoCr相(σ相)が存在
するCoCr系スパッタリングターゲットであって、抗
折力が400MPa以上であることを特徴とするCoC
r系合金スパッタリングターゲットである。
【0009】本発明のターゲットの具体的な組織は、タ
ーゲットの組織としては実質的にCoCr相(σ相)
と、Coと4a族元素および5a族元素から選ばれる元
素からなる金属間化合物相とが存在し、ミクロ組織にお
いて相の境界に接する内接円の最大径を実質的に10μ
m以下とすることにより、高い抗折力を有するターゲッ
トを得ることができる。
【0010】本発明のターゲットの組成は原子%でCo
100−x−yCr(M=4a族元素、5a族元
素)で表される関係式において20≦x≦50、2≦y
≦20を満たすことが好ましい。
【0011】本発明のターゲットは原子%でCo
100−x−yCr(M=4a族元素、5a族元
素)で表される関係式において20≦x≦50、2≦y
≦20を満たす合金を急冷凝固して得た粉末を加圧焼結
し、相の境界に接する内接円の最大径を実質的に10μ
m以下のミクロ組織を得る本発明の製造方法により得る
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の重要な特徴は、脆弱なσ
相が存在するCoCr系ターゲット組織において、破壊
防止に有効な抗折力400MPa以上という従来にない
ターゲットを提供することである。具体的には、本発明
においてはCoCr相(σ相)をはじめとするターゲッ
トを構成する個々の相が均質かつ微細な組織を構成する
ように調整することにより、高い抗折力を得ることがで
きる。
【0013】抗折力の高い組織は、たとえば図1のミク
ロ組織の模式図に示すように、相の境界に接する内接円
の最大径を実質的に10μm以下とした組織である。こ
の組織において測定される内接円の最大径は好ましくは
5μm以下とすることによりさらに抗折力を高めること
ができる。特に組織が主に金属間化合物相から構成され
る合金では、個々の相を均質かつ微細なるよう調整する
ことにより、飛躍的に強度を高めることができる。
【0014】特に、本発明で規定する4a、5a族元素
(V,Nb,Ta,Ti,Zr,Hf)は、膜を微結晶
化もしくは非晶質化させ、記録膜の結晶粒を微細化し、
磁気記録特性を向上させるために添加できるものであ
る。本発明者の検討によれば、これらの元素を含有する
CoCr合金ターゲットは主にCoCr相(σ相)及び
Coとこれらの元素からなる金属間化合物とで構成され
た組織となるため、極めて脆弱なターゲットとなり易
い。このような合金ターゲットにおいては、特に本発明
の効果が顕著であり、個々の相の境界に接する内接円の
最大径を実質的に10μm以下とすることで飛躍的に強
度を高めることができる。
【0015】なお、上述の組織観察規定は原子量が異な
る元素を含む相の識別が容易な走査型電子顕微鏡(SE
M)の反射電子像によって行うことができる。現在の走
査型電子顕微鏡の精度では、最大長径が1μmに満たな
い異相や個々の相内における結晶粒の識別は困難である
ため、上述の個々の相とは最大長径が1μm以上の異相
を含まない領域とする。
【0016】本発明において、必須であるCrは、 C
rにはCoの磁化を低減し、下地膜の磁性が記録膜に悪
影響を与えるのを防ぐものである。特に非晶質膜を得る
ためには共晶点付近の組成とすることが望ましく、原子
%でCo100−x−yCr(M=4a族元素、
5a族元素)で表される関係式において20≦x≦5
0、2≦y≦20を満たすことが好ましい。組成範囲を
この様に規定したのは規定範囲の下限を下回ると膜が結
晶化する上に強磁性となり、上限を超えた場合も膜が結
晶化するため、記録層の磁気特性を劣化させるからであ
る。尚、微結晶化もしくは非晶質化させる効果などの下
地膜に要求される付加的な特性を改善させる元素は、上
記M以外の元素を添加することも当然可能である。
【0017】上述した本発明のターゲットは、例えば以
下の方法で得ることができる。まず、上述したCoを主
体としてCrを必須として、4a族、5a族から選ばれ
る元素のうち少なくとも一種以上を含有し、平衡状態に
おいてCoCr(σ相)を発現し得る組成を有する合金
溶湯をガスアトマイズ、回転電極アトマイズ、遠心噴霧
法、さらには溶融滴下法等の急速凝固法によって急冷凝
固粉末とする。急冷凝固法によって得られた粉末は、極
めて微細な析出相を有する組織となり、焼結体組織を微
細化させる効果がある。
【0018】ガスアトマイズ時の雰囲気は通常不活性ガ
スであるAr、窒素、空気が使用されるが、特にArを
使用することが好ましい。これは窒素を使用した場合、
溶湯を噴出させるノズル部分に窒化物が形成されノズル
が閉塞する場合があるからであり、空気を使用した場合
前記理由に加えて、粉末表面が酸化して焼結性が低下
し、さらに該ターゲットを使用して形成される薄膜の膜
質が劣化するからである。ガスアトマイズによって得ら
れた粉末を、好ましくは32メッシュ以上(495μm
以下)のふるいによって分級を行う。
【0019】これは、粒径の大きい粉末は凝固速度が遅
く、粉末の組織に粗大な析出相が存在するため、上記急
冷凝固によって得られた粉末をそのまま焼結すると焼結
体組織の析出相が粗大化し、ターゲットの機械的強度を
低下させる原因になるためである。したがって、冷却速
度が十分に速く微細な化合物相を有する粉末を選択する
ために分級を行うことが好ましいのである。以上の様に
して得られた粉末はCoを主体とするマトリックスに微
細な金属間化合物が析出した組織を有する粉末から構成
され、焼結体組織を均質微細化させる効果がある。
【0020】上記の方法によって得られた合金粉末をH
IP(熱間静水圧プレス)、ホットプレス、熱間押し出
しなどの方法によって加圧焼結を行う。加圧焼結時の温
度は700〜1300℃の範囲が好ましい。これは70
0℃以下では拡散が十分でないため焼結体に欠陥を生じ
やすく、1300℃以上では粉末が溶解して危険を伴う
からである。また、上述の温度範囲においても温度を高
く設定すると焼結体組織が粗大化し上述の本発明の規定
範囲を外れて、抗折強度が低下する場合がある。よっ
て、焼結温度の設定は、上述の範囲内で組織との相関を
確認しながら行うことが好ましい。加圧焼結時の圧力は
好ましくは20MPa以上であり、さらに好ましくは5
0MPa以上である。加圧焼結時の圧力が低い場合、焼
結体に欠陥を生じスパッタ中の異常放電等の原因となる
場合がある。
【0021】
【実施例】ガスアトマイズ法によりArガス雰囲気中で
表1に示す試料No.1〜6の組成の合金粉末を作製し
た。この粉末を60メッシュ以下に分級したのち、充填
部分が直径133mm高さ30mmの軟鉄製のHIP缶
に充填し、油拡散ポンプによって排気を行いながら40
0℃で加熱を行って脱気封止を行った。
【0022】
【表1】
【0023】次にHIP装置にて表1に示した条件で加
圧焼結を行い、機械加工によってHIP缶を除去した
後、X線回折測定用試験片、ミクロ組織観察用の試験
片、直径100mm板厚5mmのターゲット、スパン5
0mm断面5mm×5mmの3点曲げ抗折試験片を5個
採取した。ミクロ組織観察用試験片は表面を粗研磨後、
ダイヤモンド砥粒を使用して鏡面研磨を施した後、SE
Mの反射電子像を撮影した。X線回折測定用試験片はさ
らに電解研磨を施して研磨面を測定面として測定を行っ
た。抗折力は上記試料を用いて3点曲げ試験にてクロス
ヘッドスピード10.5mm/minで測定を行った。
【0024】本発明のターゲットのX線回折図形は典型
的には、図2に示す試料1のようになり、CoCr相
(σ相)、CoZr相と推定される回折ピークと同定
不可能な化合物相と推定される回折ピークが確認され
た。ミクロ組織は典型的には図3に示す試料1のミクロ
組織のようになり、EDX分析の結果からこの図3にお
ける黒色部からは主にCo、Crが検出され、白色部か
らは主にCo、Zrが検出されたこと、前記X線回折の
結果から、それぞれCoCr相(σ相)、CoZr相
であると推定される。全ての試料について個々の相に描
かれる内接円の最大径は実質的に10μm以下となる均
質微細な組織となり、抗折力はいずれも400MPa以
上の値を示した。
【0025】次にターゲットをマグネトロンカソードを
有するスパッタ装置に装着して直流電源により投入電力
2kWを印可して5時間経過したのちのターゲットの外
観を確認したところ、表1に示すように本発明のターゲ
ットには割れが見られなかった。
【0026】(比較例)比較のため表1に示す試料N
o.7、8組成の合金を溶解し、直径150mm高さ1
50mmのFe製鋳型に鋳造し、得られた鋼塊から機械
加工によりX線回折測定用試験片、ミクロ組織観察用の
試験片、直径100mm板厚5mmのターゲット、スパ
ン50mm断面5mm×5mmの3点曲げ抗折試験片を
採取し、上述の本発明例と同様の評価を行った。
【0027】比較例のターゲットのX線回折図形は典型
的には図4に示す試料7のようになり、本発明によるタ
ーゲットと同様にCoCr相(σ相)、CoZr相と
推定される回折ピークと同定不可能な化合物相と推定さ
れる回折ピークが確認されたものの、ミクロ組織は典型
的には図5に示す試料7のように相の境界に接する内接
円の最大径が25μmを超える粗大な部分が多数確認さ
れ、抗折力は250MPa未満であった。次にターゲッ
トをマグネトロンカソードを有するスパッタ装置に装着
して直流電源により投入電力2kWを印可して5時間経
過したのちのターゲットの外観を確認したところ、ター
ゲット表面に割れが確認された。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、高い強度を有するCo
−Cr−(M)系スパッタリングターゲットが得られる
ことから、磁気ディスクの安定製造上欠くことのできな
い技術となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミクロ組織の相に接する最大内接円径を示す模
式図である。
【図2】本発明の実施例における試料1のX線回折パタ
ーンである。
【図3】本発明の比較例における試料1の走査型電子顕
微鏡の反射電子像によって示す金属ミクロ組織写真であ
る。
【図4】本発明の実施例における試料7のX線回折パタ
ーンである。
【図5】本発明の比較例における試料7の走査型電子顕
微鏡の反射電子像によって示す金属ミクロ組織写真であ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Coを主体としCrを必須として含有し
    組織中にCoCr相(σ相)が存在するCoCr系スパ
    ッタリングターゲットであって、抗折力が400MPa
    以上であることを特徴とするCoCr系合金スパッタリ
    ングターゲット。
  2. 【請求項2】 組織中に実質的にCoCr相(σ相)
    と、Coと4a族元素および5a族から選ばれる元素と
    を主体とする金属間化合物相とが存在し、ミクロ組織に
    おいて相の境界に接する内接円の最大径が実質的に10
    μm以下であることを特徴とするCoCr系合金スパッ
    タリングターゲット。
  3. 【請求項3】 原子%でCo100−x−yCr
    (M=4a族元素、5a族元素)で表される関係式にお
    いて20≦x≦50、2≦y≦20を満たすことを特徴
    とする請求項1または2に記載のCoCr系合金スパッ
    タリングターゲット。
  4. 【請求項4】 原子%でCo100−x−yCr
    (M=4a族元素、5a族元素)で表される関係式にお
    いて20≦x≦50、2≦y≦20を満たす溶湯を急冷
    凝固して得た粉末を加圧焼結し、相の境界に接する内接
    円の最大径が実質的に10μm以下のミクロ組織に調整
    することを特徴とするCoCr系ターゲットの製造方
    法。
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