JP2000095335A - 商品仕分け荷揃え装置 - Google Patents

商品仕分け荷揃え装置

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JP2000095335A
JP2000095335A JP27213298A JP27213298A JP2000095335A JP 2000095335 A JP2000095335 A JP 2000095335A JP 27213298 A JP27213298 A JP 27213298A JP 27213298 A JP27213298 A JP 27213298A JP 2000095335 A JP2000095335 A JP 2000095335A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出荷先毎に仕分けられる商品を同一品種毎に
荷揃えすることができ、しかも、優れた仕分けの作業効
率を発揮するとともに、出荷後の取り扱いが簡便な商品
仕分け荷揃え装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 出荷先毎に仕分けられる商品を同一品種
毎に荷揃えする商品仕分け荷揃え装置において、商品供
給手段、品種認識手段、出荷データ記憶手段、仕分け最
新品種記憶手段、仕分け品種判別手段、仕分け数量判別
手段とを備えるとともに、出荷予定数量の残数が有とさ
れた商品について前記仕分け最新品種記憶手段の品種情
報と対比して同一品種で荷揃えすることができるか否か
の荷揃えの可否を判別する同一品種荷揃え判別手段、お
よび、この同一品種荷揃え判別手段の判定結果に基づい
て出荷先を割り付けする出荷先割り付け決定手段とを備
え、さらに、商品搬送払い出し手段、出荷先別商品収納
手段を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の仕分け荷揃
え装置に関するものであって、特に、流通配送センター
などにおいて多種多量の商品を多数の店舗やユーザに仕
分けして出荷する際に店舗やユーザ毎に仕分けられる商
品を同一品種毎に荷揃えすることができるのに好適な商
品の仕分け荷揃え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、商品流通においては、製造業者側
から納入された商品を店舗別やユーザ別に仕分ける作業
が極めて重要である。近時の大量消費に対応するため、
製造業者側からスーパーマーケット、百貨店、小売店な
どの小売業者側への商品の流通を円滑に行うために、流
通配送センターを設置し、この流通配送センターで、製
造業者側から納入された商品についてその品種および数
量を確認し、配送先の注文に応じた商品の品種および数
量に振り分け(仕分け)した上で出荷を行うようにして
いる。
【0003】一方、納品を受けた配送先である小売業者
側では、納品された商品の品種、数量に誤りがないかど
うかについて受け入れチェックを行った上で、陳列棚な
どに商品を陳列展示するようにしている。
【0004】そして、この商品仕分け作業には自動仕分
け装置が通常使用されており、供給搬送ライン上におい
て個々の商品または商品の段ボール箱に付けられたバー
コード等の表示を読み取って、自動仕分け装置に予め入
力しておいた店舗、ユーザー別の仕分け情報にもとづい
て商品の仕分けを行っている。
【0005】そこで、この商品仕分け作業には、主とし
て、同一品種の商品を一括搬送して搬送ライン上で仕分
ける一括投入方式と、ランダムに投入される商品を一品
ずつ品種を確認しながら搬送ライン上で仕分けるランダ
ム投入方式のいずれかを採用している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の一括投
入方式では、同一品種の商品を一括して自動仕分け装置
に投入するため、同一品種の投入が終了するまでその他
品種の商品を投入することができず、トラック等に荷積
みされた状態で待機することになり、広い待機スペース
と長い待機時間を必要とし、結局、商品仕分けの作業効
率が著しく損なわれるという問題があった。
【0007】一方、後者のランダム投入方式は、図6に
示したように、多品種の商品(●印商品、▲印商品、■
印商品)を相互に併行してランダムに投入するため、品
種が異なる商品を待機させる必要がなく、流通配送セン
ター等における仕分けの作業効率は一見改善されている
が、配送先である小売業者側では、納品された商品の品
種がランダムな状態で受け入れることになり、その品種
と数量の受け入れチェック負担が増大するばかりでな
く、陳列棚などに商品を同一品種毎に陳列展示する負担
が増大するという問題があった。
【0008】したがって、流通配送センターなどにおい
て多種多量の商品を多数の店舗やユーザに仕分けして出
荷する際に店舗やユーザ毎に仕分けられる商品を同一品
種毎に荷揃えする必要があった。
【0009】そこで、本発明の目的は、出荷先毎に仕分
けられる商品を同一品種毎に荷揃えすることができ、し
かも、優れた仕分けの作業効率を発揮するとともに、出
荷後の取り扱いが簡便な商品仕分け荷揃え装置を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の商品仕
分け荷揃え装置は、出荷先毎に仕分けられる商品を同一
品種毎に荷揃えする商品仕分け荷揃え装置において、品
種の異なる多量の商品を順次供給する商品供給手段と、
この商品供給手段によって供給された商品の品種を順次
認識する品種認識手段と、出荷先毎の出荷予定品種と出
荷予定数量、および出荷予定数量の残数を記憶する出荷
データ記憶手段と、出荷先毎に仕分けられた最新の品種
を記憶する仕分け最新品種記憶手段と、品種が認識され
た商品について前記出荷データ記憶手段の品種情報と対
比してその仕分けの要否を判別する仕分け品種判別手段
と、この仕分け品種判別手段によって仕分けが必要とさ
れた商品について前記出荷データ記憶手段の残数情報に
基づいてその出荷予定数量の残数の有無を判別する仕分
け数量判別手段と、出荷予定数量の残数が有とされた商
品について前記仕分け最新品種記憶手段の品種情報と対
比して同一品種で荷揃えすることができるか否かの荷揃
えの可否を判別する同一品種荷揃え判別手段と、この同
一品種荷揃え判別手段の判定結果に基づいて荷揃えする
ことができる商品の出荷先が複数である場合は所定順序
で出荷先を割り付けし、単数である場合はその対応する
出荷先に割り付けし、荷揃えすることができない商品に
ついては所定順序で出荷先を割り付けする出荷先割り付
け決定手段と、この出荷先割り付け決定手段によって出
荷先が割り付けられた商品を順次搬送して払い出しする
商品搬送払い出し手段と、この商品搬送払い出し手段に
よって搬送され払い出された商品を収納する出荷先別商
品収納手段とを備えたことによって、前記課題を解決し
た。
【0011】また、本発明の商品仕分け荷揃え装置は、
前記仕分け品種判別手段によって仕分けが不要とされた
商品、および前記仕分け数量判別手段によって出荷予定
数量の残数が無とされた商品を前記商品供給手段に返送
するための商品返送手段を備えたことによって、前記課
題をより一層解決した。
【0012】更に、本発明の商品仕分け荷揃え装置は、
商品搬送ラインに沿って多数連結された傾倒式トレー付
きの台車コンベヤからなる商品搬送払い出し手段を備え
たことによって前記課題を更により一層解決した。
【0013】ここで、本発明の商品仕分け荷揃え装置に
おいて取り扱うことのできる“品種の異なる商品”と
は、形状、構造、サイズ、重量などのいずれかが少なく
とも異なる商品を意味している。
【0014】商品供給手段については、多種多量の商品
が効率良く供給することができるものであれば、いかな
るものであっても差し支えないが、商品供給側における
作業負担、作業効率などの観点からすると、複数の同一
品種専用シュートによって同一品種毎に独立別個に供給
して合流し得るものが好ましい。
【0015】また、多種多量の商品が供給される商品搬
送払い出し手段は、循環搬送路、非循環搬送路のいずれ
でも対応することができるが、作業効率、作業スペース
などの観点からすると、商品供給側から商品収納側へ移
送し得る非循環搬送路を採用することが好ましい。そし
て、この商品搬送払い出し手段は、商品搬送ラインに沿
って多数連結された傾倒式トレー付きの台車コンベヤと
することによって、商品搬送方向の右または左のいずれ
であっても出荷先別商品収納手段への商品の払い出しが
簡便にできるようにしたものであるが、出荷先別商品収
納手段への商品の払い出しが簡便にできるようにしたも
のであれば、これ以外の如何なるものであっても差し支
えない。
【0016】品種認識手段については、バーコード読み
取り装置、音声入力装置など如何なる認識手段であって
も、商品の品種を正確かつ迅速に認識し得るものであれ
ば足りる。
【0017】仕分け数量判別手段には、品種認識手段に
よって認識された商品を出荷データ記憶手段によって記
憶された出荷先毎の出荷予定品種と出荷予定数量に基づ
いて出荷先毎に仕分けられる品種毎の残数を算出する仕
分け残数演算手段が包含されている。
【0018】なお、本発明の商品仕分け荷揃え装置にお
ける出荷先割り付け決定手段で出荷先を割り付けする際
の「所定順序」とは、出荷先別商品収納手段の配列配置
形態などの作業レイアウト要因や出荷量、出荷頻度など
の顧客要因によって適宜定めた順序のことである。
【0019】
【作用】本発明の商品仕分け荷揃え装置は、先ず、供給
された多種多量の商品の品種を順次認識し、出荷データ
の品種情報と対比してその仕分けの要否を判別し、次い
で、仕分けが必要とされた商品についてその出荷予定数
量の残数の有無を判別し、さらに、出荷予定数量の残数
が有とされた商品について、出荷先毎に仕分けられた最
新の品種情報と対比して同一品種で荷揃えすることがで
きるか否かの荷揃えの可否を判別する。
【0020】そして、その判定結果に基づいて荷揃えす
ることができる商品の出荷先が複数である場合は所定順
序で出荷先を割り付けし、単数である場合はその対応す
る出荷先に割り付けし、荷揃えすることができない商品
については所定順序で出荷先を割り付けする。その後、
出荷先が割り付けられた商品を順次搬送して出荷先毎に
払い出し、収納するものである。
【0021】また、本発明の商品仕分け荷揃え装置は、
仕分けが不要とされた商品、および出荷予定数量の残数
が無とされた商品を商品供給ラインに返送するものであ
る。
【0022】更に、本発明の商品仕分け荷揃え装置は、
商品搬送ラインに沿って多数連結された傾倒式トレー付
きの台車コンベヤからなる商品搬送払い出し手段によっ
て商品を商品搬送ラインの右側または左側に払い出しす
るものである。
【0023】
【実施例】本発明を図面に基づいて以下に詳細に説明す
る。図1ないし図5は、本発明の仕分け荷揃え装置に関
するものであって、図1は、本発明の一実施例である仕
分け荷揃え装置の概略図を示したものである。
【0024】本実施例の仕分け荷揃え装置は、同一品種
毎に配置された供給専用シュートからなる商品供給手段
1、出荷先毎に配置された搬出専用シュートからなる出
荷先別商品収納手段2、この商品供給手段1と出荷先別
商品収納手段2との間の搬送ラインに沿って多数連結さ
れた傾倒式トレー付きの台車コンベヤからなる商品搬送
払い出し手段3、仕分け不要とされた商品を商品供給手
段1に返送するための商品返送手段4を備えており、こ
れらの商品供給手段1、出荷先別商品収納手段2、商品
搬送払い出し手段3、商品返送手段4は、商品制御装置
10によって駆動制御される。
【0025】図2は、図1に示す仕分け荷揃え装置の商
品制御装置10を中心として概略的に示したシステム構
成図である。先ず、商品制御装置10は、ワークステー
ション或いはパーソナルコンピューターであって、仕分
け荷揃え機能を達成するための次のような手段を備えて
いる。
【0026】品種認識手段11は、バーコード・リーダ
ーであって、供給された商品の少なくとも品種を読み取
ってデータ入力するものである。
【0027】出荷データ記憶手段12は、例えば、顧客
先からの発注帳票に基づいて別途入力された少なくとも
出荷先毎の出荷予定品種と出荷予定数量、および、後述
する仕分け残数演算手段14aによって算出される出荷
予定数量の残数を記憶することができ、必要に応じて読
み書きできるデータ管理ファイルである。
【0028】仕分け品種判別手段13は、前記品種認識
手段11によって品種が認識された商品について前記出
荷データ記憶手段12の品種情報と対比してその仕分け
の要否を判別するものである。すなわち、品種が認識さ
れた商品について前記出荷データ記憶手段12の品種情
報と対比して、出荷予定品種に該当している場合は「仕
分け要」と判断し、出荷予定品種に該当していない場合
は「仕分け不要」と判断して商品返送手段4に返送する
ための指示信号を発する。
【0029】仕分け数量判別手段14は、前記仕分け品
種判別手段13によって「仕分け要」と判断された商品
についてその出荷予定数量の残数の有無を判別するもの
である。すなわち、出荷予定数量の残数が有る場合は
「仕分け要」と判断し、出荷予定数量の残数が無い場合
は「仕分け不要」と判断して商品返送手段4に返送する
ための指示信号を発する。なお、仕分け数量判別手段1
4には、品種認識手段11によって認識された商品を出
荷データ記憶手段12によって記憶された出荷先毎の出
荷予定品種と出荷予定数量に基づいて出荷先毎に仕分け
られる品種毎の残数を算出する仕分け残数演算手段14
a(図示せず)が包含されている。
【0030】仕分け最新品種記憶手段15は、後述する
出荷先割り付け決定手段17から転送される出荷先割り
付けデータに基づいて、前記出荷先毎に仕分けられた最
新の品種情報を記憶するためのデータ更新が可能な更新
データ・ファイルである。すなわち、この仕分け最新品
種記憶手段15は、前記出荷先別商品収納手段2におけ
る最新の商品収納状況を掌握しているものである。
【0031】同一品種荷揃え判別手段16は、前記仕分
け数量判別手段14によって出荷予定数量の残数が有と
された商品について、前記仕分け最新品種記憶手段15
の品種情報と対比して同一品種で荷揃えすることができ
るか否かの荷揃えの可否を判別するものである。
【0032】出荷先割り付け決定手段17は、この同一
品種荷揃え判別手段16の判定結果に基づいて荷揃えす
ることができる商品の出荷先が複数である場合は「所定
順序」で出荷先を割り付けし、単数である場合はその対
応する出荷先に割り付けし、荷揃えすることができない
商品については所定順序で出荷先を割り付けするもので
ある。なお、出荷先割り付け決定手段17で出荷先を割
り付けする際の「所定順序」とは、出荷先別商品収納手
段2の配列配置形態などの作業レイアウト要因や出荷
量、出荷頻度などの顧客要因によって適宜定めることが
できる順序のことであるが、本実施例では、出荷先別商
品収納手段2を構成する出荷先毎の搬出専用シュートが
配列された状態において若い配列順序、すなわち、供給
側により近い搬出専用シュートを優先させる割り付け順
序のことである。
【0033】本実施例に用いた商品制御装置における動
作を図3のフローチャートを参照して説明する。まず、
ステップ10において、バーコードなどによって認識さ
れた商品の品種と図4に示されるような出荷データの品
種と対比して、認識された商品を仕分けする必要が有る
か否か、すなわち、仕分けの要否を判別する。本実施例
で、図4に示す出荷データの品種(A,B,C,D)
に、認識された商品の品種(例えば、A)が含まれてい
る場合には仕分けする必要が有ると判断してステップ2
0に進み、図4に示す出荷データの品種(A,B,C,
D)に、認識された商品の品種(例えば、E)が含まれ
ていない場合には仕分けする必要が無いと判断して商品
返送手段4に返送信号を発する。
【0034】次いで、ステップ20において、ステップ
10で仕分けが必要とされた商品についてその出荷予定
数量の残数の有無を調べる。そして、ステップ10で仕
分けが必要とされた商品について更に、仕分けする必要
が有るか否か、すなわち、仕分けの要否を判別する。本
実施例では、図4に示すように、ステップ10で仕分け
が必要とされた(例えば、A)商品の出荷予定数量(1
0個+5個+0個=15個)の残数は、9個+1個+0
個=10個であるから、仕分けする必要が有ると判断し
てステップ30に進み、ここで、仮に、0個+0個+0
個=0個であった場合には仕分けする必要が無い、要す
るに、予定数の仕分け達成済みと判断して商品返送手段
4に返送信号を発する。
【0035】そして、ステップ30において、出荷予定
数量の残数が有とされた商品について、出荷先毎に仕分
けられた最新の品種情報と対比して同一品種で荷揃えす
ることができるか否かの荷揃えの可否を判別する。本実
施例では、図5の仕分け最新品種ファイルに示すよう
に、出荷先1と出荷先2における仕分け最新品種がAで
出荷先3における最新品種がBであるため、ステップ2
0で出荷予定数量の残数が有とされた商品(例えば、
A、または、B)は、出荷先1と出荷先2、または出荷
先3において荷揃えすることができると判別され、ステ
ップ20で出荷予定数量の残数が有とされた商品(例え
ば、C)は、いずれの出荷先とも荷揃えすることができ
ないので、荷揃えにこだわることなく所定のルール(例
えば、収納容器の配置順)で出荷先が判別される。
【0036】そして、ステップ31において、ステップ
30で荷揃えができると判別された商品の出荷先が単数
である場合はその対応する出荷先に割り付けし、荷揃え
することができる商品の出荷先が複数である場合は所定
順序で出荷先を割り付けする。本実施例では、図5の仕
分け最新品種ファイルに示すように、出荷先1と出荷先
2とに割り付けることができる商品(例えば、A)は、
出荷先の若い配列順序、すなわち、供給側により近い搬
出専用シュートに所属する出荷先1を優先的に割り付
け、出荷先3のみに割り付けることができる商品(例え
ば、B)は、そのまま対応する出荷先3に割り付ける。
【0037】このようにして出荷先が割り付けられた商
品は、商品搬送ラインに沿って多数連結された傾倒式ト
レー付きの台車コンベヤからなる商品搬送払い出し手段
3によって商品搬送ラインの右側または左側に払い出し
されることになり、図1において出荷先別商品収納手段
2の荷揃え状況(●印商品、▲印商品、■印商品)を示
したように、それぞれの出荷先において商品を同一品種
毎に荷揃えすることができ、しかも、優れた仕分けの作
業効率を発揮するとともに、出荷後の取り扱いが簡便と
なる。
【0038】
【発明の効果】本発明の仕分け荷揃え装置は、上記の構
成を備えているので、以下のような効果を奏することが
できる。すなわち、 (1)流通配送センターなどにおいて多種多量の商品を
多数の店舗やユーザに仕分けして出荷作業を行う場合
に、店舗やユーザ毎に仕分けられる商品を同一品種毎に
荷揃えして出荷することができるので、それぞれの出荷
先において納品された商品の品種と数量の受け入れチェ
ック負担が軽減されるばかりでなく、陳列棚などに商品
を同一品種毎に陳列展示する負担を軽減することができ
る。
【0039】(2)流通配送センターなどにおいて商品
仕分け作業を行う際に、店舗やユーザ毎に仕分けられる
商品を同一品種毎に荷揃えすることができるので、多品
種の商品を相互に併行して商品供給ラインにランダムに
投入することができ、従来のような商品の一時待機スペ
ースや長い待機時間を必要とすることがなく、商品仕分
け作業における商品供給側の作業効率を著しく向上する
することができる。
【0040】(3)仕分け品種判別手段によって仕分け
が不要とされた商品、および、前記仕分け数量判別手段
によって出荷予定数量の残数が無とされた商品を前記商
品供給手段に返送するための商品返送手段を備えたこと
によって、搬送ライン上に仕分けできない商品をいつま
でも滞留することがなく速やかに返送することができ、
しかも、従来のような広範な作業スペースと多大な搬送
駆動力を必要としたループ状の循環搬送路に代えて、レ
イアウトスペースと作業効率の優れた非循環搬送路を採
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である仕分け荷揃え装置の概略
図。
【図2】本発明の実施例である仕分け荷揃え装置のシス
テム構成図。
【図3】本発明の仕分け荷揃え制御手順を示したフロー
チャート。
【図4】本発明の実施例に用いた出荷データファイルの
概要を示した図表。
【図5】本発明の実施例に用いた仕分け最新品種ファイ
ルの概要を示した図表。
【図6】従来の仕分け荷揃え装置の概略図。
【符号の説明】
1 ・・・ 商品供給手段 2 ・・・ 出荷先別商品収納手段 3 ・・・ 商品搬送払い出し手段 4 ・・・ 商品返送手段 10 ・・・ 商品制御装置 11 ・・・ 品種認識手段 12 ・・・ 出荷データ記憶手段 13 ・・・ 仕分け品種判別手段 14 ・・・ 仕分け数量判別手段 15 ・・・ 仕分け最新品種記憶手段 16 ・・・ 同一品種荷揃え判別手段 17 ・・・ 出荷先割り付け決定手段
フロントページの続き (72)発明者 高田 智英 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 Fターム(参考) 3F015 AA06 JC06 JC18 3F022 AA15 LL12 LL34 MM03 MM07 MM28 MM36 PP04 QQ11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出荷先毎に仕分けられる商品を同一品種
    毎に荷揃えする商品仕分け荷揃え装置において、 品種の異なる多量の商品を順次供給する商品供給手段
    と、 この商品供給手段によって供給された商品の品種を順次
    認識する品種認識手段と、 出荷先毎の出荷予定品種と出荷予定数量、および出荷予
    定数量の残数を記憶する出荷データ記憶手段と、 出荷先毎に仕分けられた最新の品種を記憶する仕分け最
    新品種記憶手段と、 品種が認識された商品について前記出荷データ記憶手段
    の品種情報と対比してその仕分けの要否を判別する仕分
    け品種判別手段と、 この仕分け品種判別手段によって仕分けが必要とされた
    商品について前記出荷データ記憶手段の残数情報に基づ
    いてその出荷予定数量の残数の有無を判別する仕分け数
    量判別手段と、 出荷予定数量の残数が有とされた商品について前記仕分
    け最新品種記憶手段の品種情報と対比して同一品種で荷
    揃えすることができるか否かの荷揃えの可否を判別する
    同一品種荷揃え判別手段と、 この同一品種荷揃え判別手段の判定結果に基づいて荷揃
    えすることができる商品の出荷先が複数である場合は所
    定順序で出荷先を割り付けし、単数である場合はその対
    応する出荷先に割り付けし、荷揃えすることができない
    商品については所定順序で出荷先を割り付けする出荷先
    割り付け決定手段と、 この出荷先割り付け決定手段によって出荷先が割り付け
    られた商品を順次搬送して払い出しする商品搬送払い出
    し手段と、 この商品搬送払い出し手段によって搬送され払い出され
    た商品を収納する出荷先別商品収納手段とを、備えたこ
    とを特徴とする商品仕分け荷揃え装置。
  2. 【請求項2】 前記仕分け品種判別手段によって仕分け
    が不要とされた商品、および、前記仕分け数量判別手段
    によって出荷予定数量の残数が無とされた商品を前記商
    品供給手段に返送するための商品返送手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の商品仕分け荷揃え装置。
  3. 【請求項3】 前記商品搬送払い出し手段が、商品搬送
    ラインに沿って多数連結された傾倒式トレー付きの台車
    コンベヤであることを特徴とする請求項1または2記載
    の商品仕分け荷揃え装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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