JP2000095262A - スポイト付きキャップ - Google Patents
スポイト付きキャップInfo
- Publication number
- JP2000095262A JP2000095262A JP10271656A JP27165698A JP2000095262A JP 2000095262 A JP2000095262 A JP 2000095262A JP 10271656 A JP10271656 A JP 10271656A JP 27165698 A JP27165698 A JP 27165698A JP 2000095262 A JP2000095262 A JP 2000095262A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- dropper
- cap
- tube
- assembled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
の内容液の定量吸引を達成し、スポイト機能部分を構成
する弾性ドームの変形疲労の発生を無くして安定したス
ポイト機能を発揮し、また螺脱動作に伴う相対昇降変位
によりスポイト管への内容液の吸引を達成することによ
り、全体構造および取扱いを簡単化する。 【解決手段】 スポイト管29を設けたスポイト付きキ
ャップであって、弾性ドーム21を取付けた組付け支持
体16に、ベロー体23を介してスポイト管29を、そ
の内部を弾性ドーム27とベロー体23が形成するスポ
イト空間に連通させた状態で組付け、容器体36に対す
る螺合着脱に伴う相対昇降変位により、スポイト空間を
容積変化させて、弾性ドーム21の弾性変形によらずに
スポイト管29への内容液の吸引を達成する。
Description
れた化粧水とか薬液等の内容液を、スポイト機能により
取り出すことができるスポイト付きキャップに関するも
のである。
例として、実開平5−10258号公報に開示された構
造、すなわち容器に対する螺合組付き部分を構成すると
共に、スポイト管と弾性吸引体との組合せ物であるスポ
イト機能部を組付けた内蓋と、この内蓋に対して、抜け
出し不能かつ一定角度だけ回動自在に組付き、内蓋に対
する回動により弾性吸引体操作用の釦を昇降変位する外
蓋と、を組合せて構成したものが知られている。
は、釦が弾性吸引体を押し潰した状態にあり、この閉状
態から外蓋を開方向に回動させると、釦が上昇して弾性
吸引体を原形復帰させてスポイト管に内容液を吸引し、
次いで内蓋が螺脱回動して、キャップは容器から離脱す
るので、このキャップを持って釦を操作して吸引した内
容液を目的箇所に注出する。
た従来技術にあっては、容器の閉状態では、弾性吸引体
が潰れ姿勢のままに保持されるので、弾性吸引体がどう
しても早期に弾性疲労または変形疲労することになり、
これによりスポイト機能が早期に劣化すると云う問題が
あった。
は、相互に回動変位可能に組付く必要があると共に、こ
の相互回動組付きは、内蓋と外蓋とを相対回動させるの
に要する操作力に比べて、内蓋を容器から螺脱させるの
に要する回動操作力の方が確実に大きいと云う関係を満
たす必要があり、このため内蓋と外蓋との組付き構造お
よび組付き強度の設定が面倒となると云う問題があっ
た。
ける問題点を解消すべく創案されたもので、弾性ドーム
の弾性変形とは別に、キャップの容器体に対する螺脱動
作を利用して、スポイト管への内容液の定量吸引を達成
することを技術的課題とし、もって内容液吸引力の発生
源である弾性ドームの変形疲労の発生を皆無として、長
期間にわたって安定して良好なスポイト機能を発揮でき
るようにし、また螺脱に伴う上下方向への相対変位に従
って、スポイト機能部が内容液を吸引する構成とするこ
とにより、構造および取扱いを簡単化させることを目的
とする。
る本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、スポイト
管を有し、このスポイト管の管本体を閉姿勢で容器体内
に垂下位置させるスポイト付きキャップであること、上
端部に操作釦を、抜け出し不能かつ突出状に昇降変位自
在に内装し、下半部で容器体の口部に螺合により着脱す
る外筒の中央部に、内鍔状の隔壁を介して内筒を連設し
たキャップ本体を有すること、主体筒に、中央に通気孔
を開設した頂板を連設すると共に、主体筒の外周面に鍔
筒片を周設し、この鍔筒片でキャップ本体の外筒の上半
部に不動に内装組付きする組付き支持体を有すること、
この組付き支持体の主体筒に上方から密に外装組付き
し、操作釦で押し潰し操作される半球殻状の弾性ドーム
を有すること、組付き支持体の主体筒に下方から密に外
装組付きし、主体筒内に立ち上がり位置する伸縮筒部の
中央部に、通気開口を開設した嵌着筒片を垂設した弾性
材製のベロー体を有すること、このベロー体の伸縮筒部
中央部と組付き支持体の頂板中央部との間に装着され、
ベロー体の伸縮筒部中央部を下方に付勢するばねを有す
ること、直線細管状の管本体の上端部に、容器体の口部
上端面に対向する大きさの鍔片を周設し、この鍔片より
上方に突出した組付き筒部を、キャップ本体の内筒に対
して抜け出し不能であるが昇降変位可能に嵌入組付け
し、キャップ本体の内筒から上方に突出した組付き筒部
の上端部を、ベロー体の嵌着筒片に密に外嵌組付けした
スポイト管を有すること、にある。
器体内に垂下状に位置させたスポイト付きキャップは、
容器体の口部に対するキャップ本体の螺合組付き力によ
り、ばねの弾力に逆らって、ベロー体とスポイト管との
組合せ物である第二の組合せ物を、キャップ本体と操作
釦と組付け支持体と弾性ドームとの組合せ物である第一
の組合せ物に対して、ベロー体の中央部が組付け支持体
の主体筒内に最も深く侵入する第一の侵入位置に位置さ
せている。
回動させると、この回動により、第一の組合せ物は容器
体に対して上昇変位するものの、第二の組合せ物は、ば
ねの作用により容器体に対して上昇変位せず、第一の組
合せ物と第二の組合せ物との間に昇降方向に沿った相対
変位が発生する。
間の相対変位により、ベロー体の中央部が組付け支持体
の主体筒に対して第一の侵入位置から、侵入程度の浅い
第二の侵入位置に変位し、これにより組付け支持体と弾
性ドームとベロー体との組合せが形成するスポイト空間
に負圧が発生する。
気開口を通してスポイト管の管本体内に作用し、容器体
の内容液を管本体内に吸引する。
相対変位は、キャップ本体の内筒に対するスポイト管の
抜け出し不能な突き当たりにより停止し、以降は両組合
せ物は螺脱回動に従って容器体に対して一緒に上昇変位
し、これによりスポイト付きキャップの容器体からの離
脱が達成される。
で、スポイト付きキャップのスポイト管には所望量の内
容液が吸引収納されているので、使用者は、取り外した
スポイト付きキャップに対して、操作釦を押し下げて弾
性ドームを押し潰す内容液注出処理を施して、内容液の
注出を達成する。
合組付けしてゆくと、容器体に対するキャップ本体の螺
合の進行に従って、ばねの弾力に逆らって、第一の組合
せ物に対して第二の組合せ物が相対的に上昇し、ベロー
体の中央部が組付け支持体の主体筒に対して第一の侵入
位置まで侵入し、当初の閉姿勢状態に復帰する。
の復帰に際して、ベロー体の中央部の組付け支持体の主
体筒に対する第一の侵入位置までの侵入により、例えス
ポイト管内に内容液が残留していても、スポイト管内の
内容液は強制的に排出されることになり、これによりス
ポイト付きキャップは、常に一定した状態、すなわちス
ポイト管内に内容液を全く位置させていない状態で待機
することになる。
明に、キャップ本体の内筒の内周面にキー縦溝を設ける
と共に、内筒の上端部を上方に縮径した縮径先端部と
し、スポイト管の組付き筒部の外周面下部に、キャップ
本体のキー縦溝に周方向から係止するキー縦条を突設す
ると共に、キャップ本体の内筒から上方に突出した組付
き筒部の上端部外周面に、キャップ本体の縮径先端部の
上端が乗り越え不能に下方から突き当たるストッパー突
条を設けた、ことを加えたものである。
先端部のストッパー突条に対する下方からの突き当たり
と、スポイト管の鍔片に対するキャップ本体の隔壁の上
方からの突き当たりとにより、第一の組合せ物に対する
第二の組合せ物の抜け出し不能な一定ストロークでの昇
降変位可能な組付きを達成する他に、キー縦溝に対する
キー縦条の係合により、第一の組合せ物と第二の組合せ
物との相対回動を不能としたので、伸縮変形するベロー
体に回動変位力を作用させることがなく、これによりベ
ロー体を安全に伸縮動作させることができる。
明に、キャップ本体を、外筒と内筒とを有する本体筒
と、この本体筒の外筒に外装組付けされ、上端部に操作
釦を内装組付けしたカバー筒と、から構成した、ことを
加えたものである。
筒に外嵌組付けされるカバー筒を金属製としたので、カ
バー筒の優れた装飾性をキャップ本体の外観体裁に有効
に作用させることができ、また単純な挿入処理により操
作釦を内装組付けしたカバー筒を、簡単な嵌装処理によ
り本体筒に外嵌組付けするだけで、キャップ本体に対す
る操作釦の抜け出し不能かつ突出状に昇降変位可能な組
付けを達成することができることになる。
明に、容器体の口部開口部に対向するスポイト管の鍔片
部分に、上下に貫通する通孔を開設した、ことを加えた
ものである。
の組合せ物と第二の組合せ物との相対昇降変位により発
生する、スポイト空間の容積の増減変化に伴う容器体に
対する空気の出入りを、ばねの力により容器体の口部上
端面に略密接しているスポイト管の鍔片が邪魔しないよ
うにし、これによりスポイト付きキャップの容器体に対
する着脱操作に伴う、スポイト機能部による内容液の吸
引または吐出が円滑にかつ確実に行われるようにしてい
る。
を参照しながら説明する。スポイト付きキャップ1は、
第一の組合せ物である、キャップ本体2と操作釦12と
組付け支持体16とそして弾性ドーム21との組合せ物
と、第二の組合せ物である、ベロー体23とスポイト管
29との組合せ物と、組付け支持体16とベロー体23
との間に装着されて、ベロー体23を下方に付勢するば
ね28とから構成され、図2に示すように、キャップ本
体2に、操作釦12を突出状に内装組付けすると共に、
スポイト管29を垂下状に組付けている。
ポイト管29の組付け部分を形成するキャップ本体2
は、その主体部分である本体筒3と、優れた装飾性を発
揮する金属製のカバー筒10とから構成されている。
の口部37に螺合する螺条5を刻設した円筒状の外筒4
の内周面中央に、内鍔状の隔壁6を介して内筒7を同軸
心状に起立連設して構成され、外筒4の上半部と隔壁6
とにより組付け支持体16の組付け部を形成し、内筒7
でスポイト管29の組付け部を形成している。
円筒体の上端に、内側に屈曲反転した形態で内鍔筒片1
1を一体成形し、この内鍔筒片11により、内装された
操作釦12の上方への抜け出しを阻止している。
筒17の内周面上端部に、中央に上下に貫通した通気孔
18を連設し、主体筒17の外周面の略中央部分に、こ
の主体筒17の外周面との間に上方に開放した周溝を形
成する鍔筒片20を突周設して構成されている。
筒4の内周面中央部に強固に嵌入係止させて、本体筒3
に対して組付けられる。
り、周端部分を肉厚な組付き縁部22とした半球殻状に
成形されており、組付き縁部28を鍔筒片20が形成す
る組付き周溝に強固にかつ密に嵌入組付けすることによ
り、組付け支持体16に、頂板18との間にスポイト空
間の上半部分を形成して搭載状に組付く。
12は、キャップ本体2の上端部内に嵌入可能な有頂筒
体の頂壁下面中央から、弾性ドーム21に押し潰し力を
作用させる押圧足片13を垂設すると共に、この有頂筒
体の周壁下端に拡径してガイド筒片14を垂設した構成
となっており、有頂筒体の周壁のカバー筒10の内鍔筒
片11に対する、およびガイド筒片14の外筒4上端部
に対する軽い摺接により、キャップ本体2に対する昇降
変位動作を安定させ、またカバー筒10の内鍔筒片11
に対する、ガイド筒片14の上端面である係止段部15
の下方からの係止により、キャップ本体2に対する抜け
出し不能な組付きを達成している。
肉厚に成形された周端部分である嵌着縁部27を、組付
け支持体16の主体筒17の下端部に、鍔筒片20に下
方から当接した状態で密に外嵌組付けし、この嵌着縁部
27の下端から、反転して立ち上がった状態で主体筒1
7内に位置する有頂筒形状の伸縮筒部24を連設し、こ
の伸縮筒部24の頂壁中央から、底壁に通気開口26を
開設した有底筒形状の嵌着筒片25を垂下状に連設して
構成され、組付け支持体16の本体筒3に対する組付き
により、組付け支持体16に対する密で強固な組付きが
確保される。
に挿入可能な径寸法のコイルばね構造に成形されてお
り、嵌着筒片25に挿入組付けした状態で、通気開口2
6の開口状態を害することなく、下端を嵌着筒片25の
底壁に弾接させ、同様に通気孔19の開口状態を害する
ことなく、上端を組付け支持体16の頂板18に弾接さ
せ、常時ベロー体23の伸縮筒部24に押し下げ力を付
勢している。
0の上端に、通孔32を上下に貫通させて開設した外鍔
状の鍔片31を周設し、この鍔片31の上方に、管本体
30を延長させた形態で組付き筒部33を起立連設し、
この組付き筒部33の下部外周面に、キャップ本体2の
内筒7の内周面に設けたキー縦溝8に昇降変位自在に係
合するキー縦条34を刻設し、組付き筒部33の上部外
周面に、内筒7の上端部である縮径先端部9が下方から
乗り越え不能に突き当たるストッパー突条35を突周設
して構成され、この組付き筒部33の上端部に、ベロー
体23の嵌着筒片25を強固に密嵌着して、ベロー体2
3とスポイト管29との組付きが達成される。
明する。本体筒3の内筒7に、スポイト管29の組付き
筒部33を下方から、縮径先端部9がストッパー突条3
5を強引に乗り越えるまで挿入し、内筒7上に突出した
組付き筒部33の上端部にベロー体23の嵌着筒片25
を密に嵌着組付けして、第二の組合せ物の組立てを完了
する。
が完了したならば、ベロー体23にばね28を仮組み付
けした状態で、弾性ドーム21を組付けた組付け支持体
16を、ベロー体23の嵌着縁部27を主体筒17の下
部に嵌着させ、かつこの嵌着縁部27を本体筒3との間
で強固に挟持する形態で、本体筒3の外筒4上半部内
に、アンダーカット結合を利用して装着固定する。
けが完了したならば、操作釦12を挿入組付けしたカバ
ー筒10を外筒4に上方から外嵌組付けして、スポイト
付きキャップ1の組立てを完了する。
孔32は、図3の右半分の閉状態と図3の左半分の螺脱
状態との間の変化の際に、鍔片31が容器体36の口部
37を密閉しないようにし、これにより第一の組合せ物
と第二の組合せ物との相対昇降変位による、スポイト空
間内の圧力変化に追従した容器体36内の円滑な圧力変
化を可能とし、容器体36に対するキャップの螺合着脱
操作に伴う、スポイト管29への内容液の吸引および吐
出が確実にかつ円滑に達成されるようにする。
組付けされた軟質材料製のシゴキ体で、口部37に密嵌
入する嵌入筒の上端に、口部37の上端面に搭載してシ
ゴキ体38の嵌入組付き限を設定する外フランジを周設
し、嵌入筒の下端に、複数の鍵状に折れ曲がった連結腕
片を介して、スポイト管29の管本体30の外周面に軽
く弾接して、この管本体30外周面に付着した内容液を
シゴキ落とすシゴキリング39を連設して構成されてい
る。
で、以下に示す効果を奏する。弾性復帰力によりスポイ
ト管への内容液の吸引を達成する弾性ドームは、内容液
の吸引、吐出動作時にだけ弾性変形し、他は変形せずに
自然に安定した姿勢となっているので、変形疲労等によ
る不正変形、弾力劣化の発生する恐れがなく、もって良
好で安定したスポイト機能を長期間にわたって確実に発
揮する。
脱動作に伴う、二つの可動部分の相対的な昇降変位によ
り、スポイト管への内容液の吸引を達成するので、二つ
の可動部分の間に操作力の大小関係を設定する必要がな
く、もって全体構造を簡単化できると共に、その取扱い
操作を簡単なものとすることができる。
本体に対してスポイト管を、単に離脱不能かつ昇降変位
可能に組付けるだけではなく、相互に回動変位不能に組
付けることにより、ベロー体に不要な回動力が作用する
ことがなく、これによりベロー体に不要な変形を生じさ
せることなく、安定して適正なスポイト機能を発揮させ
ることができる。
本体を、本体筒と単純な円筒形状のカバー筒との組合せ
構造としたので、本体筒に外嵌するカバー筒を金属製と
することができ、これにより金属材料の持つ優れた装飾
性を有効に発揮させることができる。
合せ物と第二の組合せ物との相対昇降変位に伴う、スポ
イト空間の圧力変化に対し、容器体内の圧力変化を速や
かにかつ正確に追従変化するようにし、これにより容器
体に対するキャップの着脱に伴うスポイト管の内容液吸
引・吐出動作を、円滑にかつ確実に実現させることがで
きる。
閉状態全体正面図。
態の要部拡大縦断面図。
組付き構造を示す、要部拡大平断面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 スポイト管(29)を有し、該スポイト管(2
9)の管本体(30)を閉姿勢で容器体(36)内に垂下位置させ
るスポイト付きキャップであって、上端部に操作釦(12)
を、抜け出し不能かつ突出状に昇降変位自在に内装し、
下半部で前記容器体(36)の口部(37)に螺合により着脱す
る外筒(4) の中央部に、内鍔状の隔壁(6) を介して内筒
(7) を連設したキャップ本体(2) と、主体筒(17)に、中
央に通気孔(19)を開設した頂板(18)を連設すると共に、
前記主体筒(17)の外周面に鍔筒片(20)を周設し、該鍔筒
片(20)で前記外筒(4) の上半部に不動に内装組付きする
組付き支持体(16)と、該組付き支持体(16)の主体筒(17)
に上方から密に外装組付きし、前記操作釦(12)で押し潰
し操作される半球殻状の弾性ドーム(21)と、前記組付き
支持体(16)の主体筒(17)に下方から密に外装組付きし、
前記主体筒(17)内に立ち上がり位置する伸縮筒部(24)の
中央部に、通気開口(26)を開設した嵌着筒片(25)を垂設
した弾性材製のベロー体(23)と、該ベロー体(23)の伸縮
筒部(24)中央部と前記組付き支持体(16)の頂板(18)中央
部との間に装着され、前記伸縮筒部(24)中央部を下方に
付勢するばね(28)と、前記管本体(30)の上端部に、前記
容器体(36)の口部(37)上端面に対向する大きさの鍔片(3
1)を周設し、該鍔片(31)より上方に突出した組付き筒部
(33)を、前記内筒(7) に対して抜け出し不能であるが昇
降変位可能に嵌入組付けし、前記内筒(7) から上方に突
出した前記組付き筒部(33)の上端部を、前記ベロー体(2
3)の嵌着筒片(25)に密に外嵌組付けしたスポイト管(29)
と、から成るスポイト付きキャップ。 - 【請求項2】 内筒(7) の内周面にキー縦溝(8) を設け
ると共に、前記内筒(7) の上端部を上方に縮径した縮径
先端部(9) とし、スポイト管(29)の組付き筒部(33)の外
周面下部に、前記キー縦溝(8) に周方向から係止するキ
ー縦条(34)を突設すると共に、前記内筒(7) から上方に
突出した組付き筒部(33)の上端部外周面に、前記縮径先
端部(9) の上端が乗り越え不能に下方から突き当たるス
トッパー突条(35)を設けた請求項1記載のスポイト付き
キャップ。 - 【請求項3】 キャップ本体(2) を、外筒(4) と内筒
(7) とを有する本体筒(3) と、該本体筒(3) の外筒(4)
に外装組付けされ、上端部に操作釦(12)を内装組付けし
た金属製のカバー筒(10)と、から構成した請求項1また
は2記載のスポイト付きキャップ。 - 【請求項4】 容器体(36)の口部(37)開口部に対向する
スポイト管(29)の鍔片(31)部分に、上下に貫通する通孔
(32)を開設した請求項1または2または3記載のスポイ
ト付きキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27165698A JP4203869B2 (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | スポイト付きキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27165698A JP4203869B2 (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | スポイト付きキャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000095262A true JP2000095262A (ja) | 2000-04-04 |
JP4203869B2 JP4203869B2 (ja) | 2009-01-07 |
Family
ID=17503081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27165698A Expired - Lifetime JP4203869B2 (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | スポイト付きキャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4203869B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011073750A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Pola Chemical Industries Inc | ポンプ用交換容器 |
KR101169008B1 (ko) * | 2010-01-20 | 2012-07-27 | 주식회사 탭코리아 | 스포이드의 펌프 |
KR101215420B1 (ko) | 2011-06-30 | 2012-12-26 | (주)연우 | 액체용기용 정량 토출장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102527876B1 (ko) * | 2021-06-28 | 2023-05-10 | 펌텍코리아(주) | 잔량 방지 스포이드 용기 |
-
1998
- 1998-09-25 JP JP27165698A patent/JP4203869B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011073750A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Pola Chemical Industries Inc | ポンプ用交換容器 |
KR101169008B1 (ko) * | 2010-01-20 | 2012-07-27 | 주식회사 탭코리아 | 스포이드의 펌프 |
KR101215420B1 (ko) | 2011-06-30 | 2012-12-26 | (주)연우 | 액체용기용 정량 토출장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4203869B2 (ja) | 2009-01-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000095261A (ja) | スポイト付きキャップ | |
JPH0730535Y2 (ja) | 液体収納容器 | |
JP2000095262A (ja) | スポイト付きキャップ | |
JPS6233724Y2 (ja) | ||
JPS63161152U (ja) | ||
JPH0331725Y2 (ja) | ||
JPH02135467U (ja) | ||
JPH063815Y2 (ja) | 注出キヤツプ | |
CN220375243U (zh) | 一种带有阀门的洗衣液倒出盖 | |
JPS6117701Y2 (ja) | ||
JPS61186580U (ja) | ||
JP2568747Y2 (ja) | スポイト付き蓋 | |
JPH068256U (ja) | 液体塗布容器 | |
JPH0424867Y2 (ja) | ||
JP2583068Y2 (ja) | 液体注出容器 | |
JPS6233723Y2 (ja) | ||
JPS6025938Y2 (ja) | 塗布体を有する容器 | |
JPS6362136U (ja) | ||
JP3647573B2 (ja) | 液体注出容器 | |
JP2593101Y2 (ja) | クリーム状物注出容器 | |
JPH02122616U (ja) | ||
JPS605844Y2 (ja) | マニキユア容器 | |
JP2597426Y2 (ja) | 液体注出容器 | |
JPS623449U (ja) | ||
JPS6323300U (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050829 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080930 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081003 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131024 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |