JP2000095109A - 電子閉そくシステム - Google Patents
電子閉そくシステムInfo
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- JP2000095109A JP2000095109A JP27137598A JP27137598A JP2000095109A JP 2000095109 A JP2000095109 A JP 2000095109A JP 27137598 A JP27137598 A JP 27137598A JP 27137598 A JP27137598 A JP 27137598A JP 2000095109 A JP2000095109 A JP 2000095109A
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Abstract
閉そくシステムを提供する。 【解決手段】 列車10に設けたGPS12により、列
車10の位置を所定の時間間隔で検出し、無線器11に
より駅装置1へ伝える。センサ6が列車10のA駅5へ
の進入を検出し、駅装置1へ伝える。駅装置1は、列車
10からの位置情報により、列車10が軌道3上にあ
り、かつA駅5へ近づいている状態を確認し、センサ6
により列車10のA駅5への進入を検出した場合にの
み、A駅5とB駅8との間の閉そく区間に“列車無し”
を判定し、信号機を操作する等の所要の処理を行う。
Description
al Positioning System)を用い
た電子閉そくシテスム(通常電子閉そく装置という)に
関するものである。
従来の閉そく装置を示す。これは、図示のように、A駅
とB駅の間に、連続した軌道回路31を設けて閉そく区
間を形成し、前記軌道回路31により列車32の有無を
検出し信号機等を制御するものである。
いた従来の電子閉そく装置を示す。これは、図示のよう
に、列車43は、B駅出発時に、車載の無線送信装置に
より、列車43固有の番号(識別符号)をB駅の駅装置
42に送信しチェックインし、A駅到着時に、車載の無
線送信装置により、列車43固有の番号をA駅の駅装置
41に送信しチェックアウトする。A駅の駅装置41
は、B駅の駅装置42から通知されたチェックインの際
の列車固有の番号と、チェックアウトの際の列車固有の
番号を照合し、一致する場合のみ、A駅とB駅の間の閉
そく区間内に列車無しと判定する。この判定にもとづい
て信号機等を制御する閉そく装置である。
く装置では、閉そく区間内に連続した軌道回路を設ける
必要があり、保守に時間,労力を要するといった問題が
ある。
は、駅装置の立上げの際、駅間内すなわち閉そく区間内
の列車の有無を検出することができず、人による確認が
必要となるといった問題がある。
たもので、保守が容易で、立上げを自動的に行うことの
できる電子閉そくシステムを提供することを目的とする
ものである。
め、本発明では、電子閉そくシステムを次の(1)〜
(4)のとおりに構成する。
PS手段で検出した前記列車の位置情報を無線送信す
る、前記列車に設けた無線送信手段と、この無線送信手
段から前記位置情報を無線受信する無線受信手段と、閉
そく区間の端部近傍に設けられ、列車の進入を検出する
列車進入検出手段と、前記無線受信手段で受信した位置
情報によって、前記列車がその走行線路上にあり、かつ
順次前記閉そく区間の端部に近づいている状態を確認
し、更に前記列車進入検出手段により列車進入を検出し
た場合にのみ、前記閉そく区間内に列車無しと判定する
判定手段とを備えた電子閉そくシステム。
ムにおいて、前記閉そく区間端部は駅である電子閉そく
システム。
ムにおいて、前記列車進入検出手段は非接触センサであ
る電子閉そくシステム。
ムにおいて、前記列車進入検出手段は短区間の軌道回路
である電子閉そくシステム。
そくシステムの実施例により詳しく説明する。なお、実
施例は、駅間に一つの閉そく区間を設ける例であるが、
本発明はこれに限らず、駅間に複数の閉そく区間を設け
る形で同様に実施することができる。
構成を示す図であり、図2は、本実施例の動作を示す図
である。
駅の駅装置である。駅装置1,2は、A駅とB駅の間に
設けた閉そく区間における、閉そくの設定,解除、信号
機の制御等を行う。3は軌道である。軌道3に沿って、
A駅進出検出センサ4,A駅5,A駅進入検出センサ
6,B駅進出検出センサ7,B駅8,B駅進入検出セン
サ9が設けられている。10は図上で右から左へ走行す
る列車(車輌1輌のものを含む、請求項においても同
じ。)である。列車10には、GPS12と、このGP
S12で検出した列車10の位置情報(緯度,経度)を
駅装置1,2等へ無線送信する無線器11が設けられて
いる。
図2(a)に示すように、列車10は、所定の時間間隔
で、GPS12により列車10の位置を検出し、その位
置情報を無線器11により駅装置1へ送信する。駅装置
1は、前記位置情報により、列車10が各検出時に軌道
3上の位置に在り、かつ順次A駅5へ近づいている状態
を確認する。図2(b)に示すように、列車10がA駅
5の閉そく区間に進入すると、センサ6により列車10
の進入を検出し、駅装置1へ通知する。
と、センサ6による列車10のA駅進入検出ができた場
合にのみ、A駅5とB駅8との間の閉そく区間内に“列
車無し”の判定を行い、信号機を操作する等の所要の処
理を行う。
過型または反射型の光センサを用い、保守要員等による
誤検出を避けるため、所定の高さに間隔をおいて複数個
配置し、その同時検出により列車を検出する。光センサ
の代わりに、各種センサ、更には短区間の軌道回路を用
いることができる。
Sとセンサを用いているので、保守が容易であり、GP
Sにより閉そく区間内の列車の有無が確認できるので、
システムの立ち上げが自動的に行うことができる。
あるが、本実施例では、GPSによる複数回の測位結果
と、駅進入検出センサの検出を照合して、閉そく区間内
の列車無しを判定しているので、GPSの測定精度,信
頼度に左右されることなく、閉そく区間内の列車無しを
正しくフェールセーフに検出することができる。
保守が容易で、立上げが自動的にできる電子閉そくシス
テムを提供することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 列車に設けたGPS手段と、このGPS
手段で検出した前記列車の位置情報を無線送信する、前
記列車に設けた無線送信手段と、この無線送信手段から
前記位置情報を無線受信する無線受信手段と、閉そく区
間の端部近傍に設けられ、列車の進入を検出する列車進
入検出手段と、前記無線受信手段で受信した位置情報に
よって、前記列車がその走行線路上にあり、かつ順次前
記閉そく区間の端部に近づいている状態を確認し、更に
前記列車進入検出手段により列車進入を検出した場合に
のみ、前記閉そく区間内に列車無しと判定する判定手段
とを備えたことを特徴とする電子閉そくシステム。 - 【請求項2】 請求項1記載の電子閉そくシステムにお
いて、前記閉そく区間端部は駅であることを特徴とする
電子閉そくシステム。 - 【請求項3】 請求項1記載の電子閉そくシステムにお
いて、前記列車進入検出手段は非接触センサであること
を特徴とする電子閉そくシステム。 - 【請求項4】 請求項1記載の電子閉そくシステムにお
いて、前記列車進入検出手段は短区間の軌道回路である
ことを特徴とする電子閉そくシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27137598A JP3904739B2 (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 電子閉そくシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27137598A JP3904739B2 (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 電子閉そくシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000095109A true JP2000095109A (ja) | 2000-04-04 |
JP3904739B2 JP3904739B2 (ja) | 2007-04-11 |
Family
ID=17499202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27137598A Expired - Fee Related JP3904739B2 (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 電子閉そくシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3904739B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002240716A (ja) * | 2001-02-16 | 2002-08-28 | Kyosan Electric Mfg Co Ltd | 列車制御システム |
JP2002255033A (ja) * | 2001-03-01 | 2002-09-11 | Railway Technical Res Inst | 列車検知管理システム及び在線列車情報管理方法並びに在線列車情報再立上げ方法 |
JP2009184593A (ja) * | 2008-02-08 | 2009-08-20 | Nippon Signal Co Ltd:The | 電子閉塞システム |
CN108363087A (zh) * | 2018-04-10 | 2018-08-03 | 厦门信同信息技术有限公司 | 利用直放站的铁路定位系统及其定位方法 |
-
1998
- 1998-09-25 JP JP27137598A patent/JP3904739B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4565752B2 (ja) * | 2001-02-16 | 2010-10-20 | 株式会社京三製作所 | 列車制御システム |
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CN108363087A (zh) * | 2018-04-10 | 2018-08-03 | 厦门信同信息技术有限公司 | 利用直放站的铁路定位系统及其定位方法 |
CN108363087B (zh) * | 2018-04-10 | 2023-09-26 | 厦门信同信息技术有限公司 | 利用直放站的铁路定位系统及其定位方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3904739B2 (ja) | 2007-04-11 |
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