JP2002240716A - 列車制御システム - Google Patents
列車制御システムInfo
- Publication number
- JP2002240716A JP2002240716A JP2001040145A JP2001040145A JP2002240716A JP 2002240716 A JP2002240716 A JP 2002240716A JP 2001040145 A JP2001040145 A JP 2001040145A JP 2001040145 A JP2001040145 A JP 2001040145A JP 2002240716 A JP2002240716 A JP 2002240716A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- train
- wireless
- vehicle
- radio
- control system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02T90/10—Technologies relating to charging of electric vehicles
- Y02T90/16—Information or communication technologies improving the operation of electric vehicles
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
を確保しつつ、段階的な導入を実現できる列車制御シス
テムを提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明に係る列車制御システムは、所定
の無線ゾーンを有する無線基地局を駅に設置して構築す
る無線列車制御システムと、軌道に設けられた地上子と
列車に設けられた車上子とを用いて構築する点制御AT
Sシステムとを有する。そして、無線機を有する車両が
無線ゾーン内に位置し、無線基地局と車両との間に無線
回線が設定しているときは、無線列車制御システムによ
る列車制御を行う。一方、車両が無線ゾーン外に位置
し、無線基地局と車両との間に無線回線が設定できない
ときは、点制御ATSシステムによる列車制御を行う。
よって、無線の信頼性が確立するまでは既存のシステム
のバックアップを受け、信頼性が確立された後に無線を
全面的に制御に用いるシステムへスムーズな移行するこ
とが可能となる。
Description
関し、詳細には運送量が比較的に少ない路線に適用され
る列車制御システムに関する。
は、路線の運転密度などのレベルに応じて、いくつかの
種類がある。これらのシステムは、先行列車への追突か
ら守るために先行列車の位置を検出する軌道回路と、検
出した位置を送信する地上−車上間の伝達手段を組み合
わせたものと考えることができる。その組合せとなるも
のとして、無線を利用した信号システムがある。この無
線を利用した信号システムは、地上−車上間の伝達手段
として無線を用い、移動体通信の特性を活用した信号シ
ステムを構築するものであり、乗務員へ適切な情報を提
供し、保安度の向上を図るものである。あわせて、無線
の届く範囲で先行列車情報を用いた制御を行い、列車の
続行性能を改善するためのシステムである。つまり、無
線技術や位置検知技術、ネットワーク技術を用いて信号
システムを構築するものである。
車検知を行う場合、続行列車の信号現示は先行列車が駅
を出発して最後尾車両が軌道回路を抜けるまで変化しな
い。
路のシステムによれば、駅部分において続行列車を少し
でも前に進めるためには図9に示すように駅部分の軌道
回路を細かく分割する必要があり、軌道回路の分割数を
増やすと当然設備費が増加する。一方、無線を利用した
信号システムにおいては、列車の安全を守るために、い
つどこででも地上側から列車を止めることができるよ
う、無線ゾーンの連続化が必要であるが、全線をカバー
する無線設備を最初から導入するのではなく、段階的な
システムの移行が望ましい。
めに構築されるものであり、従前のシステムと同等以上
の保安度を確保しつつ、段階的な導入を実現できる列車
制御システムを提供することを目的とする。
めに、所定の無線ゾーンを有する無線基地局を駅に設置
して構築する無線列車制御システムと、軌道に設けられ
た地上子と列車に設けられた車上子とを用いて構築する
点制御ATSシステムとを有し、無線機を有する車両が
無線ゾーン内に位置し、無線基地局と車両との間に無線
回線が設定できるときは、無線列車制御システムによる
列車制御を行い、車両が無線ゾーン外に位置し、無線基
地局と車両との間に無線回線が設定できないときは、点
制御ATSシステムによる列車制御を行う。よって、運
送量が比較的に少ない路線における駅中間の制御では、
低コストの点制御ATSにより列車制御を行い、運転密
度の高い駅周辺の列車制御では無線をベースとした位置
情報と先行列車位置情報とにより細かい制御を行うこと
ができ、無線ゾーンの連続化による無線列車制御システ
ムへの移行に至るまでの列車制御システムを構築するこ
とができる。
基地局と車両との間に無線回線が設定できないときは、
車両が無線ゾーン内に位置し、無線基地局と車両との間
に無線回線を設定しているときに無線列車制御システム
を介して得た先行列車位置情報や沿線作業情報等の制御
情報を加味して点制御ATSシステムによる列車制御を
行う。よって、不連続な無線ゾーン間の無線不感帯にお
いて点制御ATSのみでなく制御情報を含めた保安度を
維持した列車制御を行うことができる。
は、所定の無線ゾーンを有する無線基地局を駅に設置し
て構築する無線列車制御システムと、軌道に設けられた
地上子と列車に設けられた車上子とを用いて構築する点
制御ATSシステムとを有する。そして、無線機を有す
る車両が無線ゾーン内に位置し、無線基地局と車両との
間に無線回線が設定しているときは、無線列車制御シス
テムによる列車制御を行う。一方、車両が無線ゾーン外
に位置し、無線基地局と車両との間に無線回線が設定で
きないときは、点制御ATSシステムによる列車制御を
行う。よって、無線の信頼性が確立するまでは既存のシ
ステムのバックアップを受け、信頼性が確立された後に
無線を全面的に制御に用いるシステムへスムーズな移行
することが可能となる。
テムの構成を示すブロック図である。同図において、本
実施例の列車制御システムは、地上子−車上子による点
制御ATSによる車両位置検知情報、各データや制御信
号等を統合的に制御する制御装置11と、列車番号等の
列車20に関するデータが格納された列車データベース
12と、番線情報、出発時分情報、乗務員運用や運行ダ
イヤ等の運行に関するデータが格納された運行データベ
ース13と、番線変更等の運転通告、ダイヤ変更、車両
運用や乗務員運用の変更等の指令が入力される指令端末
14と、制御装置11からの制御信号に基づいて後述す
る無線基地局16から目的の無線機に接続する際、及び
ある無線機から無線基地局16を経由して目的の制御装
置11に接続する際に、列車の無線機に付けられた番号
や携帯無線機に付けられた番号及び無線機の存在するゾ
ーンに対して付けられた番号などの番号体系の差異を吸
収し、無線機の位置に基づく接続を容易にし、更に拡張
性を持たせるためのアドレス変換部15と、駅部分に設
置され、一点鎖線で示す無線ゾーンを有する無線基地局
16と、列車20に搭載する無線機と沿線作業員17が
携帯する携帯無線機18と、点制御ATSを構築するた
めに軌道に設けられた地上子19とを含んで構成されて
いる。また、図1において、各駅間であって隣接する駅
に設置された無線基地局16が有する互いの無線ゾーン
が重なり合わない無線不感帯が存在する場合がある。な
お、図1において当該無線不感帯をカバーするために無
線基地局16を新たに設け、設置した無線基地局16が
有する無線ゾーン(図中破線で示す)によって無線ゾー
ンの連続化を図れる、上述した理想的なシステムを示し
ておく。
を示すブロック図である。同図に示すように、車両21
は、後述する地上子−車上子による点制御ATSによる
車両位置検知情報、各データや制御信号、そしてブレー
キ信号等を統合的に制御する制御装置22と、運転室等
に現在の制限速度や運転パターン、先行列車位置や先行
列車までの距離及び警告表示等を表示する表示器23
と、アンテナ25を介して無線基地局との交信を司るデ
ジタル無線機24と、後述する地上子−車上子間の送受
信を司るATS送受信器26と、車上子27とを有して
いる。なお、軌道内には地上子28が設置されている。
また、本実施例の基本機能を実現するために必要な設備
としては、地上子と車上子とを用いて構築する点制御A
TSシステム、デジタル無線機を用いて無線リンクを構
築するデジタル無線システム、無線及び有線を介しての
通信回線を用いた列車制御を行うネットワーク制御シス
テム、列車運行を統合的に管理運営する列車運行指令シ
ステムである。
テムと、図2に示す点制御ATSを構築する構成及びデ
ジタル無線機24を有する車両21とによる本実施例の
動作の概略について説明する。
するときは、点制御ATSによる制御を行うが、主とし
ては無線基地局16と車両のデジタル無線機24との間
で無線交信を行い、運転士を支援することができる。つ
まり、無線を活用して、電源再投入等によって点制御A
TS単独では無閉そく運転となる状態を検出し、当該列
車から無閉そく状態であることを周囲の列車に無線で伝
達することによって列車を動かしつつも追突を防止で
き、無線ゾーン内においては先行列車位置を表示し運転
士を支援する。また、車内信号とすることにより、信号
の見間違えによる事故を防ぐと共に、異常時に重要な先
行列車と自列車の位置関係を表示して、運転士や指令員
が的確な判断を下すために補助する。この他、乗り入れ
先の運転状況など、乗務員に適切な情報を提供すること
に努め、保安度の向上を図る。そして、図3に示すよう
に、車両が駅間の無線ゾーン外である無線不感帯に位置
した場合には、主として点制御ATSによって制御する
システムに移行する。このときにも先の駅内の無線ゾー
ンで得た先行列車位置等のデータをもって運転パターン
を生成し、ATSが示す制限速度より高い速度での運転
を可能とする。なお、無線による半連続ATSから点制
御ATSと無線データの組合せによる制御や点制御AT
S単独による制御に移行するに際しては絶対位置情報を
取得しているか否かを基準とするものとする。
における一連の動作を示すフローチャートである。先
ず、ステップS1において後述する図5に示す電源投入
後のイニシャル処理を行う。次に、ステップS2におい
て後述する図6に示す半連続ATSの処理に移行する。
そして、ステップS3において後述する図7に示す通信
機能の処理に移行する。最後に、ステップS4にて電源
がOFFであるか否かを判断して、電源がOFFでなけ
れば(ステップS4;NO)ステップS2に戻って再び
半連続ATSの処理、通信機能の処理を行う。一方、電
源がOFFとなれば(ステップS4;YES)本実施例
の列車制御システムの一連の動作を終了する。
るイニシャル処理、つまり電源投入時から定常時へ移行
するまでの動作を示すフローチャートである。先ず、車
両の電源を投入すると、電源切直前の列車位置情報を読
み出す(ステップS101,S102)。読み出した列
車位置情報とGPSの位置情報とを照合して仮の位置を
セットする(ステップS103)。そして、無線リンク
有りか否かを調べて無線リンク有りの場合は地上子と結
合したか否かを調べる(ステップS104;YES、ス
テップS105)。そして、地上子と結合している場合
は、地上制御装置が地上子、軌道回路情報及び無線基地
局の属性に基づいて現在位置を取得し、車両へ無線によ
り送信して、後述する本実施例の列車制御システムであ
る半連続ATSへ移行する(ステップS105;YE
S、ステップS111)。一方、地上子と結合していな
い場合は点制御ATSによるシステムとなる(ステップ
S105;NO、ステップS106)。また、ステップ
S104にて無線リンク無しである場合、無閉そく状態
として動作する(ステップS104;NO、ステップS
107)。そして、地上子と結合したか否かを調べ、地
上子と結合している場合は、無閉そく状態を解除して点
制御ATSによるシステムとする(ステップS108;
YES、ステップS109)。その後、無線リンク有り
となれば、ステップS105に動作移行する(ステップ
S110;YES)。ステップS108にて地上子と結
合していない場合は、ステップ104に動作移行する
(ステップS108;NO)。このような電源投入時の
動作により、後述する本実施例の列車制御システムであ
る半連続ATSに移行する。
における半連続ATSの動作を示すフローチャートであ
る。先ず、走行中の車両の速度発電機出力に基づいて距
離を積算する(ステップS201)。そして、無線リン
ク有りか否かを調べ、無線リンク無しの場合、点制御A
TSの現在位置情報を得る(ステップS202;NO、
ステップS203)。また、再度無線リンク有りか否か
を調べ、無線リンク無しの場合は走行距離及び経過時間
を確認する(ステップS204;NO、ステップS20
5)。走行距離及び経過時間が所定の値を超過していれ
ば、点制御ATSにより現在位置情報が無いときに無線
リンク有りか否かを調べて無線リンク有りのときは地上
子と結合したか否かを調べる(ステップS206;YE
S、ステップS207、ステップS208;YES、ス
テップS209)。ここで、ステップS208にて無線
リンク無しの場合とステップS209にて地上子と結合
していない場合はステップS207に戻る。地上子と結
合している場合は現在位置を確認して本実施例の列車制
御システムである半連続ATSに再び移行する(ステッ
プS209;YES、ステップS210)。一方、ステ
ップS204にて無線リンク有りのときは半連続ATS
に再度移行する(ステップS204;YES)。また、
ステップS206にて走行距離及び経過時間が所定の値
を超過していないときはステップS203に戻る。更
に、ステップS202にて無線リンク有りのときは、先
行列車情報や進路情報を取得する(ステップS202;
YES、ステップS212,S213)。そして、停止
目標を設定し、設定した停止目標に対する制限速度曲線
を生成する(ステップS214,S215)。そして、
速度照査してその結果がOKであれば半連続ATSに再
度移行する(ステップS216;YES)。速度照査し
てその結果がOKでなければ、ブレーキ制御の警告音を
出す(ステップS216;NO、ステップS217)。
更に、ブレーキ緩解扱いか否かを調べ、ブレーキ緩解扱
いであれば再度速度照査してその結果がOKであってブ
レーキ緩解を確認した後に半連続ATSに再度移行する
(ステップS218;YES、ステップS219;YE
S、ステップS220)。一方、ステップS218にて
ブレーキ緩解扱いでなく、あるいはステップS219に
て速度照査してその結果がOKでなければステップS2
17に戻る。
における通信機能の定常時の動作を示すフローチャート
である。先ず、無線リンク有りか否かを調べ、無線リン
ク有りであれば、運転通告情報や沿線作業員の情報を確
認する(ステップS301;YES、ステップS30
2,S303)。確認後、自列車の通信エリア内の現場
機器や携帯無線機の有無等を確認する(ステップS30
4)。そして、それらのデータを取得して中央制御セン
ター内のデータベースに登録しておく(ステップS30
5,S306)。このような動作を行って定常時に半連
続ATSにおける通信機能を行う。
に異常が発生した際は、異常が発生した機能を切り離
し、残った機能で可能な制御を行う。この際当然異常状
態を表示する。一例を挙げると、無線による半連続AT
Sが機能しない場合は点制御ATSで動作する。また、
車上子断線など点制御ATSが機能しない場合は無線に
よる防護を行いながら運行する。データ伝送ができない
場合は音声による通告により対処する。全く機能を失っ
た場合は駅間の打合せ等の予め取り決めた手順及び文書
に基づいて運行する。
制御や無線ゾーン内である停止目標への先行列車に対す
る後続列車の速度制御において、図8の(a)は停止目
標に停止する先行列車に対して後続列車が通過しようと
する場合の後続列車の従来と本実施例の速度制御を示す
特性図であり、図8の(b)は停止目標に先行列車も後
続列車も停止する場合の後続列車の従来と本実施例の速
度制御を示す特性図である。図8の(a)で一点鎖線で
示す従来の点制御ATSシステムのみによる後続列車は
加速と減速を断続的に繰り返して通過していくように、
閉そくの長さによって制限速度が抑えられてしまい、無
駄な加速や減速を繰り返し、スムーズな列車運行ができ
なかった。これに対して、図8の(a)で実線で示す本
実施例の列車制御システムによる後続列車は、停止して
いる先行列車が存在する場合でも無線による半連続AT
Sによってリアルタイムに行うことができるため、スム
ーズな通過が可能となる。また、停止目標に停止する先
行列車に続いて後続列車も停止目標に停止する場合、図
8の(b)で一点鎖線で示す従来の点制御ATSシステ
ムのみによる後続列車は加速と減速を断続的に繰り返し
ながら停止する。これに対して、図8の(a)で実線で
示す本実施例の列車制御システムによる後続列車は、停
止している先行列車が存在する場合でも無線による半連
続ATSによってリアルタイムに行うことができるた
め、スムーズな停止が可能となる。よって、本実施例の
列車制御システムによれば、いかなる状況の先行列車が
存在する場合でも無線による半連続ATSによってリア
ルタイムに行うことができ、スムーズな列車運行が実現
できる。
局を各駅に設置し、駅中間は無線ゾーンのエリア外とな
る場所の存在を許容し、基本機能は車内信号と半連続A
TS、運転通告を想定することとなる。そして、基本機
能の設備でソフトウェアの追加により実現可能なものを
付属機能と位置付け、誤出発防止や過走防護、業務連絡
などが挙げられる。拡張機能は設備とソフトウェアの追
加が伴うものとし、ATSの地上設備を多情報地上子に
置き換え、車上装置に多情報地上子対応のユニットを追
加して軌道回路によらない前方進路表示が実現でき、か
つ駅中間にも無線基地局を設置して無線ゾーン連続化を
図ることにより移動閉そくが実現でき、無線ゾーン連続
化のみでは沿線作業員向け列車接近警報が実現可能とな
る。
のではなく、特許請求の範囲内の記載であれば多種の変
形や置換可能であることは言うまでもない。
を有する無線基地局を駅に設置して構築する無線列車制
御システムと、軌道に設けられた地上子と列車に設けら
れた車上子とを用いて構築する点制御ATSシステムと
を有し、無線機を有する車両が無線ゾーン内に位置し、
無線基地局と車両との間に無線回線が設定できるとき
は、無線列車制御システムによる列車制御を行い、車両
が無線ゾーン外に位置し、無線基地局と車両との間に無
線回線が設定できないときは、点制御ATSシステムに
よる列車制御を行う。よって、運送量が比較的に少ない
路線における駅中間の制御では、低コストの点制御AT
Sにより列車制御を行い、運転密度の高い駅周辺の列車
制御では無線をベースとした位置情報と先行列車位置情
報とにより細かい制御を行うことができ、無線ゾーンの
連続化による無線列車制御システムへの移行に至るまで
の列車制御システムを構築することができる。
基地局と車両との間に無線回線が設定できないときは、
車両が無線ゾーン内に位置し、無線基地局と車両との間
に無線回線が設定できているときに無線列車制御システ
ムを介して得た先行列車位置情報や沿線作業情報等の制
御情報を加味して点制御ATSシステムによる列車制御
を行う。よって、不連続な無線ゾーン間の無線不感帯に
おいて点制御ATSのみでなく制御情報を含めた保安度
を維持した列車制御を行うことができる。
成を示すブロック図である。
である。
ロック図である。
作を示すフローチャートである。
時のイニシャル処理の動作を示すフローチャートであ
る。
TSの動作を示すフローチャートである。
の定常時の動作を示すフローチャートである。
である。
る。
3;運行データベース、14;指令端末、15;アドレ
ス変換部、16;無線基地局、17;沿線作業員、1
8;携帯無線機、19,28;地上子、20,21;車
両、23;表示器、24;デジタル無線機、25;アン
テナ、26;ATS送受信器、27;車上子。
Claims (3)
- 【請求項1】 所定の無線ゾーンを有する無線基地局を
駅に設置して構築する無線列車制御システムと、軌道に
設けられた地上子と列車に設けられた車上子とを用いて
構築する点制御ATSシステムとを有し、 無線機を有する車両が無線ゾーン内に位置し、無線基地
局と車両との間に無線回線が設定できるときは、前記無
線列車制御システムによる列車制御を行い、前記車両が
無線ゾーン外に位置し、無線基地局と車両との間に無線
回線が設定できないときは、前記点制御ATSシステム
による列車制御を行うことを特徴とする列車制御システ
ム。 - 【請求項2】 所定の無線ゾーンを有する無線基地局を
駅に設置して構築する無線列車制御システムと、軌道に
設けられた地上子と列車に設けられた車上子とを用いて
構築する点制御ATSシステムとを有し、 無線機を有する車両が無線ゾーン内に位置し、無線基地
局と車両との間に無線回線が設定できるときは、主とし
て前記無線列車制御システムによる列車制御を行い、前
記車両が無線ゾーン外に位置し、無線基地局と車両との
間に無線回線が設定できないときは、主として前記点制
御ATSシステムによる列車制御を行うことを特徴とす
る列車制御システム。 - 【請求項3】 前記車両が無線ゾーン外に位置し、無線
基地局と車両との間に無線回線が設定できないときは、
前記車両が無線ゾーン内に位置し、無線基地局と車両と
の間に無線回線を設定しているときに前記無線列車制御
システムを介して得た先行列車位置情報や沿線作業情報
等の制御情報を加味して前記点制御ATSシステムによ
る列車制御を行う請求項1記載の列車制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001040145A JP4565752B2 (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 列車制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001040145A JP4565752B2 (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 列車制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002240716A true JP2002240716A (ja) | 2002-08-28 |
JP4565752B2 JP4565752B2 (ja) | 2010-10-20 |
Family
ID=18902807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001040145A Expired - Lifetime JP4565752B2 (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 列車制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4565752B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002255031A (ja) * | 2001-03-01 | 2002-09-11 | Nippon Signal Co Ltd:The | 列車情報システム |
JP2006256545A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Hokkaido Railway Co | 車載装置及び運行管理装置 |
JP2014031076A (ja) * | 2012-08-02 | 2014-02-20 | Toshiba Corp | 無線列車制御システム用のアダプタおよび無線列車制御システム |
WO2018163509A1 (ja) * | 2017-03-10 | 2018-09-13 | 株式会社日立製作所 | 信号保安システム、地上管理装置、車上無線装置、及び、列車制御方法 |
JPWO2021053908A1 (ja) * | 2019-09-17 | 2021-03-25 | ||
WO2021074894A1 (en) * | 2019-10-17 | 2021-04-22 | Thales Canada Inc. | Method for cbtc system migration using autonomy platform |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11245818A (ja) * | 1998-03-06 | 1999-09-14 | Toshiba Corp | 列車通信装置および方法 |
JP2000033875A (ja) * | 1998-07-17 | 2000-02-02 | Nippon Signal Co Ltd:The | 乗物位置検知装置 |
JP2000095109A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-04 | Nippon Signal Co Ltd:The | 電子閉そくシステム |
JP2000229571A (ja) * | 1999-02-09 | 2000-08-22 | Mitsubishi Electric Corp | 列車無線システム及びハンドオーバ実行方法 |
-
2001
- 2001-02-16 JP JP2001040145A patent/JP4565752B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11245818A (ja) * | 1998-03-06 | 1999-09-14 | Toshiba Corp | 列車通信装置および方法 |
JP2000033875A (ja) * | 1998-07-17 | 2000-02-02 | Nippon Signal Co Ltd:The | 乗物位置検知装置 |
JP2000095109A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-04 | Nippon Signal Co Ltd:The | 電子閉そくシステム |
JP2000229571A (ja) * | 1999-02-09 | 2000-08-22 | Mitsubishi Electric Corp | 列車無線システム及びハンドオーバ実行方法 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002255031A (ja) * | 2001-03-01 | 2002-09-11 | Nippon Signal Co Ltd:The | 列車情報システム |
JP2006256545A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Hokkaido Railway Co | 車載装置及び運行管理装置 |
JP2014031076A (ja) * | 2012-08-02 | 2014-02-20 | Toshiba Corp | 無線列車制御システム用のアダプタおよび無線列車制御システム |
WO2018163509A1 (ja) * | 2017-03-10 | 2018-09-13 | 株式会社日立製作所 | 信号保安システム、地上管理装置、車上無線装置、及び、列車制御方法 |
JPWO2018163509A1 (ja) * | 2017-03-10 | 2019-12-12 | 株式会社日立製作所 | 信号保安システム、地上管理装置、車上無線装置、及び、列車制御方法 |
JPWO2021053908A1 (ja) * | 2019-09-17 | 2021-03-25 | ||
WO2021053908A1 (ja) * | 2019-09-17 | 2021-03-25 | 株式会社日立製作所 | 無線制御装置および無線制御システム |
JP7324291B2 (ja) | 2019-09-17 | 2023-08-09 | 株式会社日立製作所 | 無線制御装置および無線制御システム |
WO2021074894A1 (en) * | 2019-10-17 | 2021-04-22 | Thales Canada Inc. | Method for cbtc system migration using autonomy platform |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4565752B2 (ja) | 2010-10-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7756613B2 (en) | Signaling system | |
US8548654B2 (en) | Signaling system | |
CN104867340A (zh) | 一种城市交通为应急车辆放行的方法和系统 | |
US20030223387A1 (en) | Remote vehicle communication associate | |
CN109532955B (zh) | 一种微轨调度控制方法及系统 | |
KR20050081992A (ko) | Atc, ats 및 atp 겸용 차상장치 | |
CN103236171A (zh) | 交通预警方法、发信机、收信机及交通预警系统 | |
CN102700571A (zh) | 基于车车通信的ctcs安全叠加列车碰撞防护系统及方法 | |
JP4070490B2 (ja) | 列車制御システム、及び列車制御方法 | |
JP2003261028A (ja) | 無線応用閉塞制御システム及び方法 | |
CN102610121A (zh) | 公交车辆临时调头或绕弯的gps自动报站方法 | |
KR20160024560A (ko) | 도로교통시스템과 연계하여 동작하는 트램우선신호제어시스템 | |
CN109671284A (zh) | 一种便于优先通行权车辆更快速安全高效率的通行系统 | |
JP3432714B2 (ja) | 列車運行管理装置 | |
JP2002240716A (ja) | 列車制御システム | |
JP4277651B2 (ja) | 列車運行情報システムおよび運行情報表示端末 | |
AU2020376035A1 (en) | Balise integrity | |
JP2007297013A (ja) | 狭域双方向通信装置を用いた危険回避システム及び方法 | |
Matsumoto et al. | The new ATC system with an autonomous speed control with on-board equipment | |
JPH05330432A (ja) | 案内情報装置 | |
KR20190048169A (ko) | 긴급상황 알림 시스템 | |
JP3053806B1 (ja) | 車両制御装置 | |
CN115223379A (zh) | 一种配置紧急车辆类型的方法 | |
Hartong et al. | PTC-VANET interactions to prevent highway rail intersection crossing accidents | |
JP2003095104A (ja) | 列車運行管理方法および列車運行管理システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100601 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100715 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100803 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100803 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4565752 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |