JP2000094880A - 筆記具および筆記具用補充ユニット - Google Patents

筆記具および筆記具用補充ユニット

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JP2000094880A
JP2000094880A JP11261003A JP26100399A JP2000094880A JP 2000094880 A JP2000094880 A JP 2000094880A JP 11261003 A JP11261003 A JP 11261003A JP 26100399 A JP26100399 A JP 26100399A JP 2000094880 A JP2000094880 A JP 2000094880A
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Christopher John Stevens
クリストファー、ジョン、スティーブンス
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長い使用期間全体に渡る、軸の先端部におけ
る有効な密封性の確保。 【解決手段】 軸2の前端に、容易に着脱可能な円錐状
先端部10が設けられた引き込み式の筆記具である。円
錐状先端部10の内部に、シール装置11が取り外し可
能に収容される。シール装置11は、シール部材保持体
14、およびその空洞12内に収容された環状シール部
材8とを備えている。保持体14の一対の端部壁13
は、保持体14内でのシール部材8の転動を制限する。
この筆記具が組み立てられると、保持体14は、円錐状
先端部10と、軸2本体の前端部との間に保持される。
チップ3が引き込まれると、シール部材8がチップ3と
係合し、これにより、チップ3と軸2の開口6との間の
連通が閉鎖される。取り外し可能な円錐状先端部10を
分離することで、シール装置11を、例えば補充ユニッ
ト1を交換する度に、容易に取り外して交換することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引き込み式の筆記
具と、そのような筆記具のための交換式の筆記具用補充
ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】引き込み式筆記具、特に引き込み式ボー
ルペンは、長年の間知られ且つ使用されてきた。しかし
ながら、不使用中に液が蒸散してしまうような種類のチ
ップである場合には、引き込み式のチップの周囲を密封
するための特別なシール部材が必要となる。このため、
引き込み式のペンの用途は、乾燥の問題に悩まされない
粘性インクを使用したボールペンに限られてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、引き込み式チ
ップの周囲を密封してチップの乾燥を防ぐべく、軸の先
端部にシール装置を組込むための様々な提案がなされて
きた。このような従来のシール装置の提案としては、米
国特許出願第4269525号、第4711592号お
よび第5207523号、英国特許出願第213256
4号、欧州特許出願第0121113号、並びに国際公
開第94/15799号公報に記載されたものがある。
【0004】しかし、そのようなシール装置は一般に、
構造や操作が複雑化したり、補充ユニットが数回交換さ
れるような筆記具の長期の使用期間中、有効な密封機能
を確保し続けることができない、という欠点がある。
【0005】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、長期の使用期間全体に渡って、軸の先端
部における有効な密封性を確保できるような筆記具およ
び筆記具用補充ユニットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一つの観点か
らは以下の第1乃至第11の手段のような筆記具を提供
するものである。
【0007】第1の手段は、開口の形成された先端部を
有する軸と、筆記用チップと筆記液貯蔵体とを有し、前
記軸内に交換可能に配置された筆記ユニットと、前記筆
記ユニットの前進および引き込みを行って、前記筆記用
チップを、前記軸の先端部における開口を通って突出し
た筆記位置と、前記軸内の非動作位置との間で移動させ
るための引き込み機構と、前記筆記用チップが引き込ま
れた際に、引き込まれた当該筆記用チップを前記軸の開
口から遮断するためのシール部材とを備えると共に、前
記シール部材は、着脱式のシール部材保持体と共に交換
できるように構成されていることを特徴とする筆記具で
ある。
【0008】このような筆記具によれば、シール部材を
着脱式のシール部材保持体と共に容易に交換することが
できる。このため、筆記ユニットの交換時期毎のような
適当な間隔でシール部材を交換することで、当該筆記具
の全有効使用期間に渡って、軸の先端部における効果的
な密封性を確保することができる。従って、筆記具用の
補充ユニットを購入する際に、購入者は、当該補充ユニ
ットと共に、それまで筆記具に取り付けられていたシー
ル部材と交換すべき新品のシール部材を入手することが
できる。
【0009】第2の手段は、上記第1の手段において、
前記シール部材は、前記シール部材保持体の空洞内に受
け入れられた環状部材よりなると共に、前記筆記用チッ
プが前記筆記位置と前記非動作位置との間で移動する際
に、前記シール部材保持体と前記筆記用チップとの間で
転動するように設けられているものである。
【0010】第3の手段は、上記第2の手段において、
前記シール部材保持体の空洞は、当該シール部材保持体
によって形成された少なくとも1つの端部壁を有し、こ
の端部壁が、前記軸内における前記シール部材の移動を
制限するようになっているものである。
【0011】第4の手段は、上記第1乃至第3のいずれ
かの手段において、前記軸の先端部が、前記シール部材
の交換のために着脱可能となっているものである。
【0012】第5の手段は、上記第1乃至第4のいずれ
かの手段において、前記シール部材保持体は、前記軸の
先端部において、当該軸内に取外し可能に受け入れられ
ているものである。
【0013】第6の手段は、上記第4の手段において、
前記軸における着脱自在の先端部が、前記シール部材を
内蔵して、前記取外し可能なシール部材保持体を構成し
ているものである。
【0014】第7の手段は、上記第1乃至第6のいずれ
かの手段において、前記シール部材保持体は、前記シー
ル部材と前記筆記ユニットとが前記軸から一体的に取り
外されるように、前記筆記ユニットに対して連結されて
いるものである。
【0015】第8の手段は、上記第1乃至第7のいずれ
かの手段において、前記シール部材保持体に、戻しばね
を内蔵するためのばね室が形成されており、前記戻しば
ねは、前記筆記ユニットを前記非作動位置の側に付勢す
るように、当該筆記ユニットに対して作用するものであ
るものである。
【0016】第9の手段は、上記第8の手段において、
前記戻しばねは、前記ばね室内において、前記シール部
材の背後に形成された後向き肩部と、前記筆記ユニット
上に設けられた前向き肩部との間に収納されているもの
である。
【0017】第10の手段は、上記第9の手段におい
て、前記前向き肩部はフランジによって形成され、この
フランジは前記ばね室内に拘束されており、このことに
より、前記筆記ユニット、前記シール部材、前記シール
部材保持体および前記戻しばねが一体的に取外し可能と
なっているものである。
【0018】第11の手段は、上記第7の手段におい
て、前記シール部材保持体は、前記筆記ユニットを内部
で摺動自在に案内する管状部分を有するものである。
【0019】本発明は、他の観点からは、以下の第12
乃至第18の手段のような、筆記具のための補充ユニッ
トを提供するものである。
【0020】第12の手段は、上記第1の手段の筆記具
のための補充ユニットであって、前記筆記用チップと、
この筆記用チップに供給するための筆記液を貯蔵する前
記筆記液貯蔵体と、シール装置とを備え、前記シール装
置は、当該補充ユニットが当該シール装置と共に前記筆
記具内に取り付けられた時に、前記筆記用チップの周囲
を密封するように設けられている、ことを特徴とする筆
記具用補充ユニットである。
【0021】この場合、都合のよいことに、シール装置
は、補充ユニットが筆記具内に取り付けられる前、特に
補充ユニット(および当該シール装置)を顧客に供給す
る際に納められるパッケージ内においてと、補充ユニッ
ト(および当該シール装置)が筆記具内に取り付けられ
た後の両方において、前記筆記用チップの周囲を密封を
するのに役立つ。
【0022】第13の手段は、筆記具のための補充ユニ
ットであって、筆記用チップと、この筆記用チップに供
給するための筆記液を貯蔵する貯蔵体と、当該補充ユニ
ットが筆記具内に挿着される前および装着された後にお
いて、前記筆記液の乾燥を防ぐために、前記筆記用チッ
プを周囲の雰囲気から密封するように構成されたシール
装置とを備えたことを特徴とする筆記具用補充ユニット
である。
【0023】第14の手段は、上記第12又は第13の
手段において、前記シール装置は、シール部材保持体内
に配置された環状シール部材を有するものである。
【0024】第15の手段は、上記第14の手段におい
て、前記シール部材保持体は、一対の端部壁を有したシ
ール部材用の空洞を形成しており、前記筆記用チップが
前記シール部材を貫通して移動する際に、前記端部壁同
士の間で前記シール部材が転動できるようになっている
ものである。
【0025】第16の手段は、上記第14又は第15の
手段において、前記シール部材保持体は、筆記具の軸に
おける取外し可能な先端部の形態を有しているものであ
る。
【0026】第17の手段は、上記第14乃至第16の
いずれかの手段において、前記シール部材保持体に、当
該補充ユニットを後方に付勢するための戻しばねを収納
したばね室が形成されているものである。
【0027】第18の手段は、上記第17の手段におい
て、前記戻しばねは、前記シール部材保持体によって形
成された前方肩部と、当該補充ユニット上に固定された
フランジとの間で作用するようになっており、当該補充
ユニットと前記シール部材保持体とが分離しないよう、
前記フランジが前記シール部材保持体に拘束された状態
に保持されているものである。
【0028】なお、シール部材の最も好ましい形態は、
国際公開第98/43828号公報に記載されている。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1乃至図10は本発明に
よる筆記具および筆記具用補充ユニットの実施の形態を
示す図である。まず、図1乃至図10に示す第1乃至第
5の実施形態に共通の構成について説明し、その次に各
実施形態毎の内容について順次説明することとする。
【0030】[第1乃至第5の実施形態に共通の構成]
図1乃至図10に示した各実施形態は、ペン軸2内に交
換可能な補充ユニット(筆記ユニット)1が受け入れら
れた、引き込み式のペンである。このペンにおけるペン
軸2は、補充ユニット1の前進および引き込みを行うた
めの引き込み機構を装備している。この引き込み機構の
詳細な形態は、図示されていないが、これは重要ではな
く、公知の引き込み機構を適用することができる。
【0031】これも一般に周知であるように、補充ユニ
ット1は、筆記用チップ3に対して供給される筆記液す
なわちインクを含んだ貯蔵体を有している。筆記用チッ
プ3は、補充ユニット1における胴部4の先端に設けら
れると共に、図示例では、筆記中にインクを転写させる
ための筆記用ボール5を備えている。引き込み機構によ
って補充ユニット1が前進されると、チップ3が軸2の
先端における開口6を通って突出し、補充ユニット1が
引き込まれると、チップ3が軸2内に引っ込む。
【0032】[第1の実施形態]次に、図1及び図2に
より本発明の第1の実施形態について説明する。
【0033】図1及び図2に示す第1の実施形態は、軸
2がその前端に、容易に着脱可能な円錐状先端部10を
有しているような引き込み式のペン(筆記具)である。
円錐状先端部10は、軸2の本体部分に対して、ねじ接
続、差込式接続、或いは他の適当な接続の好適な形態に
よって取り付けられている。円錐状先端部10の内部空
洞内に、シール装置11が取り外し可能に収容されてい
る。
【0034】このシール装置11は、シール部材保持体
14と、このシール部材保持体14によって形成された
空洞12内に収容された環状シール部材8とを備えてい
る。シール部材保持体14は、一対の端部壁13を有し
た円筒状をなしている。これらの端部壁13は、内側へ
曲がった端部フランジによって形成されている。これら
の端部フランジは、保持体14内でのシール部材8の転
動を制限するためのストッパをなしている。なお、シー
ル部材8の詳細は、上記の国際公開第98/43828
号公報を参照されたい。
【0035】このペンが組み立てられると、シール部材
保持体14は、円錐状先端部10と、軸2の本体部分の
前端部との間に保持される。筆記用チップ3が引き込ま
れると、シール部材8は当該チップ3と係合し、これに
より、チップ3と軸2の開口6との間の連通が閉鎖され
る。
【0036】取り外し可能な円錐状先端部10を分離す
ることで、シール装置11を、例えば補充ユニット1を
交換する度に、容易に取り外して交換することができ
る。このことにより、筆記具におけるシール装置の効果
を長期に渡って確保することができる。
【0037】[第2の実施形態]次に、図3及び図4に
より本発明の第2の実施形態について説明する。
【0038】図3及び図4に示す第2の実施形態の引き
込み式ペンは、取り外し可能な円錐状先端部10がシー
ル部材保持体として機能するように構成されている。す
なわち、この場合の円錐状先端部10は、一対の端部壁
13を有した空洞12を形成すると共に、その内部に環
状シール部材8が収容されている。そして、この円錐状
先端部10とシール部材8とで、取り外し可能かつ交換
可能なシール装置11が形成されている。
【0039】図示するように、円錐状先端部10は、軸
2の本体部分の前端に対してねじ込まれるか、ないしは
別の方法で取り外し可能に連結されるような後部の栓部
分16を有している。シール部材8は、上記第1の実施
形態の場合と同様、筆記用チップ3を密封するように設
けられている。
【0040】[第3の実施形態]次に、図5及び図6に
より本発明の第3の実施形態について説明する。
【0041】図5及び図6に示す第3の実施形態の引き
込み式ペン(筆記具)は、取り外し可能な円錐状先端部
10と、交換可能なシール装置11とを備えている。こ
のシール装置11は、シール部材保持体14と、上記第
1の実施形態と同様のシール部材8とを有している。
【0042】本実施形態のシール部材保持体14は、戻
しばね21を収容したばね室20を形成する後方延長部
分を有している。戻しばね21の前端部は、シール部材
用の空洞における後方の端部壁13によって形成された
後方に面する肩部(後ろ向き肩部)によって支持されて
いる。また、戻しばね21の後端部は、補充ユニット1
の胴部4に固着された円盤22によって形成されるフラ
ンジ(前向き肩部)に対して作用するようになってい
る。
【0043】このことにより、組立状態の筆記具におい
て、戻しばね21が、円錐状先端部10内の接合面25
に対してシール部材保持体14を前方に付勢すると共
に、補充ユニット1を後方に付勢するようになってい
る。これによって、引き込み機構が筆記用チップ3を引
き込むように操作された時、補充ユニット1が前進位置
か(筆記位置)ら引き込み位置(非作動位置)へ移動さ
れるようになっている。
【0044】上記円盤22は、シール部材保持体14に
おける内側へ曲がった後端フランジ24によって、ばね
室20内に拘束されている。その結果、シール部材保持
体14とシール部材8とを有したシール装置11は、戻
しばね21と同様、予め補充ユニット1に組み付けら
れ、ペン軸2内において補充ユニット1と共に半組立体
として交換可能となっている。
【0045】シール部材8は、補充ユニットがペン内部
に挿着される前、例えば当該補充ユニットが未だ顧客に
販売する際の包装に入れられている間において、筆記用
チップ3を周囲の雰囲気から密封できるように構成され
ている。
【0046】補充ユニット1およびシール装置11を交
換するために、円錐状先端部10が取り外し可能である
ように図示されているが、補充ユニット1およびシール
装置11は、軸2の本体部分の後端を通じて挿着可能と
することもできる。この場合、当該軸の本体部分の後端
は、それ自体公知の方法で軸の後部から分離可能とする
ことができる。
【0047】[第4の実施形態]次に、図7及び図8に
より本発明の第4の実施形態について説明する。
【0048】図7及び図8に示す第4の実施形態の引き
込み式ペン(筆記具)は、基本的には図5及び図6に示
す上記第3の実施形態と同様である。但し、当該第4の
実施形態の引き込み式ペンは、シール部材用の空洞12
およびばね室20を形成するシール部材保持体が、軸の
着脱式先端部分30の形態をなしている点で、上記第3
の実施形態と異なっている。このことにより、軸の着脱
式先端部分30は、補充ユニット1およびシール部材8
と共に交換できるように構成されている。
【0049】[第5の実施形態]次に、図9及び図10
により本発明の第5の実施形態について説明する。
【0050】図9及び図10に示す第5の実施形態の引
き込み式ペン(筆記具)においては、円錐状先端部10
がシール装置11の交換のために取り外し可能となって
いる。本実施形態のシール装置11はシール部材保持体
14を備えているが、このシール部材保持体14は、環
状シール部材8を収容する空洞12を形成すると共に、
管状の後方延長部(管状部分)35を有している。この
後方延長部35は、内部で補充ユニット1の胴部4を摺
動自在に案内している。
【0051】シール部材用の空洞12における後方の端
部壁13は、後方に面する肩部36を形成している。こ
の後方に面する肩部36は、管状の後方延長部35の周
囲に延びて、戻しばね21の前端部によって当接される
部分をなしている。ように構成されている。
【0052】上述した実施形態の場合と同様、シール装
置11は、補充ユニット1が筆記具内に取り付けられる
前および取り付けられた後において、シール部材8が筆
記用チップ3を周囲の雰囲気から密封するように、補充
ユニット1上に配置することができる。
【0053】[作用効果]本発明によれば、上述した補
充ユニット1は、交換用のシール部材8と組み合わされ
た状態で、顧客に供給ないし販売することができる。そ
の場合、シール部材8は、補充ユニット内のインク供給
と同じ期間の効果の持続しか要求されないので、シール
部材の設計の自由度がより大きくなる。
【0054】その結果、同様のシール装置が、定期的な
交換を意図していない場合と同様の全有効使用期間を全
うすることを要求されている場合に比べて、より信頼性
の高い筆記用チップ3の密封性を確保することができ
る。さらに、シール部材を簡単な構造で製造単価の安い
ものとすることができる。
【0055】シール装置11を補充ユニット1と関連付
けることで、両者を単一の組立体として交換することが
できる。また、このことでシール装置11は、補充ユニ
ット1の製造から筆記具の軸内への取り付けまでの期間
中、筆記用チップ3を周囲の雰囲気から密封するのにも
役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による筆記具および筆記具用補充ユニッ
トの第1の実施形態における先端部分を一部破断して示
す斜視図。
【図2】図1に示す筆記具および筆記具用補充ユニット
の縦断面図。
【図3】本発明による筆記具および筆記具用補充ユニッ
トの第2の実施形態における先端部分を一部破断して示
す斜視図。
【図4】図3に示す筆記具および筆記具用補充ユニット
の縦断面図。
【図5】本発明による筆記具および筆記具用補充ユニッ
トの第3の実施形態における先端部分を一部破断して示
す斜視図。
【図6】図5に示す筆記具および筆記具用補充ユニット
の縦断面図。
【図7】本発明による筆記具および筆記具用補充ユニッ
トの第4の実施形態における先端部分を一部破断して示
す斜視図。
【図8】図7に示す筆記具および筆記具用補充ユニット
の縦断面図。
【図9】本発明による筆記具および筆記具用補充ユニッ
トの第5の実施形態における先端部分を一部破断して示
す斜視図。
【図10】図9に示す筆記具および筆記具用補充ユニッ
トの縦断面図。
【符号の説明】
1 補充ユニット(筆記ユニット) 2 軸(ペン軸) 3 チップ(筆記用チップ) 4 胴部 5 ボール(ボールポイント) 6 開口 8 シール部材 10 円錐状先端部 11 シール装置 12 空洞 13 前方の端部壁 13 後方の端部壁(後向き肩部) 14 シール部材保持体 16 栓部分 20 ばね室 21 戻しばね 22 円盤(フランジ:前向き肩部) 24 後端フランジ部 30 着脱式先端部分 35 管状の後方延長部(管状部分) 36 後方に面する肩部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口の形成された先端部を有する軸と、 筆記用チップと筆記液貯蔵体とを有し、前記軸内に交換
    可能に配置された筆記ユニットと、 前記筆記ユニットの前進および引き込みを行って、前記
    筆記用チップを、前記軸の先端部における開口を通って
    突出した筆記位置と、前記軸内の非動作位置との間で移
    動させるための引き込み機構と、 前記筆記用チップが引き込まれた際に、引き込まれた当
    該筆記用チップを前記軸の開口から遮断するためのシー
    ル部材とを備えると共に、 前記シール部材は、着脱式のシール部材保持体と共に交
    換できるように構成されている、ことを特徴とする筆記
    具。
  2. 【請求項2】前記シール部材は、前記シール部材保持体
    の空洞内に受け入れられた環状部材よりなると共に、前
    記筆記用チップが前記筆記位置と前記非動作位置との間
    で移動する際に、前記シール部材保持体と前記筆記用チ
    ップとの間で転動するように設けられている、ことを特
    徴とする請求項1記載の筆記具。
  3. 【請求項3】前記シール部材保持体の空洞は、当該シー
    ル部材保持体によって形成された少なくとも1つの端部
    壁を有し、この端部壁が、前記軸内における前記シール
    部材の移動を制限するようになっている、ことを特徴と
    する請求項2記載の筆記具。
  4. 【請求項4】前記軸の先端部が、前記シール部材の交換
    のために着脱可能となっている、ことを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の筆記具。
  5. 【請求項5】前記シール部材保持体は、前記軸の先端部
    において、当該軸内に取外し可能に受け入れられてい
    る、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
    の筆記具。
  6. 【請求項6】前記軸における着脱自在の先端部が、前記
    シール部材を内蔵して、前記取外し可能なシール部材保
    持体を構成している、ことを特徴とする請求項4記載の
    筆記具。
  7. 【請求項7】前記シール部材保持体は、前記シール部材
    と前記筆記ユニットとが前記軸から一体的に取り外され
    るように、前記筆記ユニットに対して連結されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の筆
    記具。
  8. 【請求項8】前記シール部材保持体に、戻しばねを内蔵
    するためのばね室が形成されており、前記戻しばねは、
    前記筆記ユニットを前記非作動位置の側に付勢するよう
    に、当該筆記ユニットに対して作用するものである、こ
    とを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の筆記
    具。
  9. 【請求項9】前記戻しばねは、前記ばね室内において、
    前記シール部材の背後に形成された後向き肩部と、前記
    筆記ユニット上に設けられた前向き肩部との間に収納さ
    れている、ことを特徴とする請求項8記載の筆記具。
  10. 【請求項10】前記前向き肩部はフランジによって形成
    され、このフランジは前記ばね室内に拘束されており、 このことにより、前記筆記ユニット、前記シール部材、
    前記シール部材保持体および前記戻しばねが一体的に取
    外し可能となっている、ことを特徴とする請求項9記載
    の筆記具。
  11. 【請求項11】前記シール部材保持体は、前記筆記ユニ
    ットを内部で摺動自在に案内する管状部分を有する、こ
    とを特徴とする請求項7記載の筆記具。
  12. 【請求項12】請求項1記載の筆記具のための補充ユニ
    ットであって、 前記筆記用チップと、 この筆記用チップに供給するための筆記液を貯蔵する前
    記筆記液貯蔵体と、シール装置とを備え、 前記シール装置は、当該補充ユニットが当該シール装置
    と共に前記筆記具内に取り付けられた時に、前記筆記用
    チップの周囲を密封するように設けられている、ことを
    特徴とする筆記具用補充ユニット。
  13. 【請求項13】筆記具のための補充ユニットであって、 筆記用チップと、 この筆記用チップに供給するための筆記液を貯蔵する貯
    蔵体と、 当該補充ユニットが筆記具内に挿着される前および装着
    された後において、前記筆記液の乾燥を防ぐために、前
    記筆記用チップを周囲の雰囲気から密封するように構成
    されたシール装置とを備えた、ことを特徴とする筆記具
    用補充ユニット。
  14. 【請求項14】前記シール装置は、シール部材保持体内
    に配置された環状シール部材を有する、ことを特徴とす
    る請求項12又は13記載の筆記具用補充ユニット。
  15. 【請求項15】前記シール部材保持体は、一対の端部壁
    を有したシール部材用の空洞を形成しており、 前記筆記用チップが前記シール部材を貫通して移動する
    際に、前記端部壁同士の間で前記シール部材が転動でき
    るようになっている、ことを特徴とする請求項14記載
    の筆記具用補充ユニット。
  16. 【請求項16】前記シール部材保持体は、筆記具の軸に
    おける取外し可能な先端部の形態を有している、ことを
    特徴とする請求項14又は15記載の筆記具用補充ユニ
    ット。
  17. 【請求項17】前記シール部材保持体に、当該補充ユニ
    ットを後方に付勢するための戻しばねを収納したばね室
    が形成されている、ことを特徴とする請求項14乃至1
    6のいずれかに記載の筆記具用補充ユニット。
  18. 【請求項18】前記戻しばねは、前記シール部材保持体
    によって形成された前方肩部と、当該補充ユニット上に
    固定されたフランジとの間で作用するようになってお
    り、 当該補充ユニットと前記シール部材保持体とが分離しな
    いよう、前記フランジが前記シール部材保持体に拘束さ
    れた状態に保持されている、ことを特徴とする請求項1
    7記載の筆記具用補充ユニット。
JP11261003A 1998-09-14 1999-09-14 筆記具および筆記具用補充ユニット Pending JP2000094880A (ja)

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