JP2000093157A - 生化学物質処理装置および生化学物質処理方法 - Google Patents

生化学物質処理装置および生化学物質処理方法

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JP2000093157A
JP2000093157A JP10266177A JP26617798A JP2000093157A JP 2000093157 A JP2000093157 A JP 2000093157A JP 10266177 A JP10266177 A JP 10266177A JP 26617798 A JP26617798 A JP 26617798A JP 2000093157 A JP2000093157 A JP 2000093157A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試料セット時の作業能率を向上させ、処理や
試験の結果の信頼性を確保できる生化学物質処理装置お
よび生化学物質処理方法を提供すること。 【解決手段】 筐体2の内部に設けられた回転棚20に
生化学物質を収容したプレート9を複数個収納する生化
学物質処理装置において、プレート9の載置位置を特定
する棚番号と載置されるプレート9との関係を特定する
配膳データを記憶する配膳データ記憶部と、プレート9
のバーコードを読み取るバーコード読み取り部18を備
え、読み取ったバーコードに基づき、実際のプレート9
の載置位置を配膳データと照合し照合結果を表示する。
これにより、作業者による載置位置の確認作業を省略す
ることができるとともに誤セット時の並び替えを容易に
行え、作業能率および処理結果の信頼性を向上させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、細胞や微生物など
の生化学物質の培養や分注処理を行う生化学物質処理装
置および生化学物質処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生化学分野においては、微生物などの生
化学物質の培養や分注などの各種の処理が行われる。こ
れらの処理は、通常多数の試料を対象として系統的に行
われる場合が多い。このため培養や分注などの処理を行
う処理装置は、試料を収容する容器であるプレートを多
数収納できるようになっている。そして一連の生化学処
理の開始に際しては、所定の試料を収容したプレート
と、培養器であるインキュベータ内の載置位置との関連
付けを行い、個々の試料を正しく識別できるようにする
必要がある。従来この関連付けは、作業者がプレートを
セットする際にその位置をコンピュータなどに入力する
ことにより記憶させるか、あるいは予め準備されたリス
トの指定に従って定められた載置位置にセットするなど
の方法が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法はいずれも作業者が個々のプレートを個別に確認す
ることによるものであるため、多数のプレートを対象と
する場合には多大の労力と時間を要し、作業能率が悪い
ものであった。また、全て人手による作業であるため、
コンピュータへの入力ミスやリストやプレートの識別マ
ークの視認ミスによる誤セットが発生しやすく、これら
のミスが発見されないまま各種の処理や試験が進行した
場合には、誤った処理結果や試験結果を導くおそれがあ
り、結果的に全く無駄な作業を行って材料的、時間的に
大きな損失を招く場合があった。このように、従来の生
化学処理においては、試料の特定と確認を人手に委ねて
いることに起因して、作業能率が悪く処理や試験の結果
の信頼性が必ずしも確保されないという問題点があっ
た。
【0004】そこで本発明は、試料セット時の作業能率
を向上させ、処理や試験の結果の信頼性を確保すること
ができる生化学物質処理装置および生化学物質処理方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の生化学物
質処理装置は、所定の環境条件に維持された筐体の内部
に生化学物質を収容した容器を複数個収納する生化学物
質処理装置であって、前記筐体内部に配置され前記容器
を載置するための複数の載置部を有する試料テーブル
と、前記載置部とこの載置部に載置される容器もしくは
この容器に収容される生化学物質との対応関係を特定す
る配膳データを記憶する配膳データ記憶部と、前記容器
に付された識別マークを読み取る識別マーク読み取り手
段と、この識別マーク読み取り手段で読み取った識別マ
ークの情報に基づいて前記試料テーブル上での実際の容
器の載置位置を前記配膳データと照合する照合手段とを
備えた。
【0006】請求項2記載の生化学物質処理装置は、請
求項1記載の生化学物質処理装置であって、前記照合手
段による照合結果を表示する表示手段を備えた。
【0007】請求項3記載の生化学物質処理装置は、所
定の環境条件に維持された筐体の内部に生化学物質を収
容した容器を複数個収納する生化学物質処理装置であっ
て、前記筐体内部に配置され前記容器を載置するための
複数の載置部を有する試料テーブルと、前記容器に付さ
れた識別マークを読み取る識別マーク読み取り手段と、
前記識別マーク読み取り手段で読み取った容器の識別マ
ークの情報もしくはこの識別マークの情報に関連付けさ
れた他の情報とこの容器が実際に載置されている試料テ
ーブル上での載置位置に関する情報とを関連付けて記憶
する配膳データ記憶部とを備えた。
【0008】請求項4記載の生化学物質処理方法は、所
定の環境条件に維持された筐体の内部に生化学物質を収
容した容器を複数個収納しておき、予め定められた処理
手順に従って前記筐体から前記容器を取り出してこの容
器内の生化学物質を処理する生化学物質処理方法であっ
て、前記処理に先立って、前記筐体内に配置された試料
テーブル上に前記複数の容器が実際に正しく載置されて
いるか否かを確認する照合プログラムを実行するように
した。
【0009】請求項5記載の生化学物質処理方法は、所
定の環境条件に維持された筐体の内部に生化学物質を収
容した容器を複数個収納しておき、予め定められた処理
手順に従って前記筐体から前記容器を取り出してこの容
器内の生化学物質を処理する生化学物質処理方法であっ
て、前記処理に先立って、前記筐体内に配置されたテー
ブル上に実際に前記容器が載置されている載置位置に関
する情報とこの載置位置に載置された容器の識別マーク
の情報もしくはこの識別マークの情報に関連付けされた
他の情報とを関連付けして、配膳データ記憶部に登録す
る登録プログラムを実行するようにした。
【0010】請求項1および4記載の発明によれば、生
化学物質を収容した容器を載置する載置部と、この容器
もしくはこの容器に収容される生化学物質との対応関係
を特定する配膳データと、容器に付された識別マークを
読み取った結果とを照合することにより、作業者による
載置位置の確認作業を省略することができ、作業能率お
よび処理結果の信頼性を向上させることができる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、上記照合の
結果を表示する表示手段を備えることにより、誤セット
状態を速かに確認でき修正などの必要な処置を迅速に行
うことができる。
【0012】請求項3,5記載の発明によれば、識別マ
ーク読み取り手段で読み取った容器の識別マークの情報
もしくはこの識別マークの情報に関連付けされた他の情
報と、この容器が実際に載置されている載置位置に関す
る情報とを関連付けて配膳データ記憶部に記憶させるこ
とにより、作業者が任意の位置に容器を載置しても正し
い配膳データが作成され、作業能率および処理結果の信
頼性を向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
実施の形態1の生化学物質処理装置の斜視図、図2、図
3は同インキュベータの平断面図、図4は同インキュベ
ータの側断面図、図5は同生化学物質処理装置の制御系
の構成を示すブロック図、図6、図7は同生化学物質処
理に先だって行われる照合プログラムのフロー図であ
る。
【0014】まず図1を参照して生化学物質処理装置に
ついて説明する。図1において、生化学物質処理装置は
インキュベータ1と分注装置6より構成される。インキ
ュベータ1は略箱型の筐体2より成り、前面には開閉自
在な扉3が設けられ、側面にはプレート出し入れ口4が
設けられている。プレート出し入れ口4はシャッタ5を
備えている。
【0015】インキュベータ1と隣接して分注装置6が
配設されている。分注装置6の基台7上面は分注ステー
ジ8となっており、分注ステージ8には複数のプレート
9が載置されている。プレート9は、生化学物質などを
含む試料を収容するウェルを多数備えた容器である。分
注ステージ8上にはX軸テーブル10が配設されてお
り、X軸テーブル10には多数の分注チップ12が装着
された分注ヘッド11が結合されている。X軸テーブル
10を駆動することにより分注ヘッド11は分注ステー
ジ8内を移動し、載置されたプレート9のうちの1つか
ら試料を吸引し、他のプレート9へ吐出する分注作業を
行う。
【0016】また分注ステージ8上には、プレート搬送
機構13が設けられている。プレート搬送機構13はX
軸テーブル14、Y軸テーブル15、Zθ軸テーブル1
6およびZθ軸テーブル16に結合された移載ヘッド1
7より構成される。プレート搬送機構13を駆動するこ
とにより、分注ステージ8上のプレート9を移載ヘッド
17によってクランプし、インキュベータ1の内部に搬
入しまたインキュベータ1から取り出す出し入れ作業
を、プレート出し入れ口4を介して行うことができる。
【0017】次に、図2、図3、図4を参照してインキ
ュベータ1の内部構造について説明する。図2におい
て、筐体2はウォータジャケット(図示省略)を内蔵し
た断熱壁を有しており、環境コントロール部である環境
コントローラ(図外)によって筐体2の内部の温度や湿
度、二酸化炭素濃度などの環境条件を所定の条件に維持
するようになっている。
【0018】筐体2の前面には第1開口部2aが設けら
れ、第1開口部2aは第1の扉である扉3によって開閉
自在となっている。また筐体2の側面には第2開口部2
bが設けられている。第2開口部2bはプレート9が通
過できる大きさとなっており、プレート出し入れ口4と
して用いられる。第2開口部2bには上下方向に開閉自
在の第2の扉であるシャッタ5が設けられている。シャ
ッタ5は駆動手段であるシリンダ19(図4参照)によ
って上下方向に自動的に開閉する。図3は扉3が開放さ
れて第1開口部2aが開けられ、第2開口部2bがシャ
ッタ5により閉じられた状態を示している。プレート出
し入れ口4の側方には、識別マーク読み取り手段である
バーコード読み取り部18が設けられている。各プレー
ト9の側面には識別マークであるバーコドが付されてお
り、バーコード読み取り部18は移載ヘッド17に把持
されたプレート9のバーコードを読み取る(図2参
照)。
【0019】次に、筐体2の内部構造について説明す
る。図2に示すように、筐体2内には円形の試料テーブ
ル21が配設されている。試料テーブル21は中心部に
円孔21aが設けられた円環部材であり、試料テーブル
21の上面には、プレート9を載置するための複数の載
置部21bが放射状に配置されており、各載置部21b
にはプレート9が載置される。すなわち、試料テーブル
21には複数個(本実施の形態では12個)のプレート
9が載置される。試料テーブル21の各載置部21bに
は、図2に示すように各載置部21bの位置を特定する
番号が時計回りに付されている。
【0020】図4(図2のA−B−C断面を示してい
る)に示すように、筐体2の内部には複数の試料テーブ
ル21が連結部材26によって上下に連結されて回転棚
20となっている。回転棚20を構成する各試料テーブ
ル21には、下から順にA、B、C・・の符号が付され
ており、この符号によって試料テーブル21が特定され
る。この符号A、B、C・・と前述の各試料テーブル2
1の載置部21bの番号を組み合わせることにより
(例:A−01)、回転棚20の各載置部21bを特定
する番号(以下、棚番号と称する)が設定される。
【0021】回転棚20は、昇降プレート28に回転自
在に支持されたスプライン軸受27に連結部材26を介
して結合されている。スプライン軸受27にはスプライ
ン軸25が挿通しており、スプライン軸25にはプーリ
34が結合されている。筐体2内の上部を仕切る頂板2
9上に配設されたR軸モータ30にはプーリ32が結合
され、プーリ32とプーリ34にはベルト33が調帯さ
れている。したがってR軸モータ30を駆動することに
よりスプライン軸25が回転し、これにより回転棚20
はスプライン軸25の廻りに回転運動を行う。
【0022】昇降プレート28の対角位置の2ヶ所には
2つのナット24が結合されており、2つのナット24
には送りねじ23が上下方向に螺入している。頂板29
に軸支された送りねじ23の上端部には、プーリ38が
結合されている。頂板29上に配設されたZ軸モータ3
5にはプーリ37が結合されており、プーリ37とプー
リ38にはベルト39が調帯されている。モータ35を
駆動することにより送りねじ23が回転し、昇降プレー
ト28は昇降動作を行う。この昇降動作は、2本のスラ
イドガイド22(図2参照)によってガイドされる。
【0023】昇降プレート28の昇降に伴って、回転棚
20も同様に昇降するが、このときスプライン軸25に
よって回転棚20は常に回転可能なので、回転棚20は
回転動作と昇降動作を同時に行うことができる。R軸モ
ータ30、Z軸モータ35はそれぞれエンコーダ31,
36を備えており、エンコーダ31,36はそれぞれR
軸モータ30,Z軸モータ35の回転量を示すパルス信
号を発生する。したがってこれらのパルス信号をカウン
トすることにより、各棚番号が付された載置部21bの
現在位置を特定することができ、任意の棚番号の載置部
21bに載置されたプレート9を、プレート出し入れ口
4に位置させることができる。
【0024】次に図5を参照して生化学物質処理装置の
制御系の構成を説明する。図5において、X軸テーブル
10を含む分注ヘッド駆動機構10aおよびプレート搬
送機構13は、制御部50により動作を制御される。移
載ヘッド17に設けられたプレート検出センサ17aの
検出信号は制御部50に伝達される。バーコード処理部
43はバーコード読み取り部18を制御し、読み取られ
たバーコードのデータを制御部50に伝達する。
【0025】R軸モータ駆動部44は回転棚を回転させ
るR軸モータ30を駆動する。R軸モータ30に備えら
れたR軸エンコーダ31のパルス信号は、制御部50の
R軸カウンタ51によってカウントされる。Z軸モータ
駆動部45は回転棚を昇降させるZ軸モータ35を駆動
する。Z軸モータに備えられたZ軸エンコーダ36のパ
ルス信号は、制御部50のZ軸カウンタ52によってカ
ウントされる。
【0026】入力部53はマウスやキーボード等であ
り、操作コマンドやデータの入力を行う。表示部54は
モニタ用のディスプレイ装置であり、プレート9の載置
位置が誤っている誤セット検出時の表示や、操作・入力
時の画面表示を行う。記憶部55には、記憶データの内
容にしたがって以下に説明する記憶部が設けられてお
り、各記憶部にはそれぞれ対応した内容のデータやプロ
グラムが記憶される。
【0027】アッセイ手順記憶部56には培養や分注な
どの各種処理の手順を示すアッセイプログラムが記憶さ
れる。プレートデータ記憶部57は、プレート9に付さ
れたバーコードのデータ(バーコード番号)と、そのプ
レートに収容される試料の種類を示すデータを関連付け
て記憶する。配膳データ記憶部58は、プレート9に付
されたバーコードのデータと、そのプレート9が載置さ
れる位置を特定するデータ、すなわちプレート9が載置
される載置部21bの棚番号(図2に示す棚番号参照)
とを関連付けて記憶する。なお、プレート9に収容され
る試料の種類を示すデータを直接上記棚番号と関連付け
て記憶させるようにしてもよい。すなわち、配膳データ
は載置部とこの載置部に載置される容器もしくはこの容
器に収容される生化学物質との対応関係を特定するもの
である。
【0028】誤セットデータ記憶部59は、読みとられ
たプレート9のバーコードのデータを配膳データと照合
した結果、載置位置が誤っていると判定された誤セット
データを記憶する。この照合結果である誤セットデータ
は表示手段である表示部54に表示される。棚番号デー
タ記憶部60は、各試料テーブル21の載置部21bに
対応する棚番号と、各棚番号に対応する各載置部21b
の位置を示すR軸およびZ軸のカウント値を記憶する。
すなわち、各載置部21bの位置はこれらのカウント値
によって特定され、棚番号を指定することにより対応し
た載置部21bをプレート出し入れ口4に位置させるこ
とができる。プログラム記憶部61は、上記処理、動作
に必要なプログラムを記憶する。
【0029】この生化学物質処理装置は上記のように構
成されており、以下生化学物質処理に先だって行われる
照合プログラムの内容について図6、図7のフローに沿
って説明する。この生化学物質処理は、所定の環境条件
に維持されたインキュベータ1の内部に生化学物質を収
容したプレート9を複数個収納しておき、予め定められ
たアッセイ手順に従ってインキュベータ1からプレート
9を取り出して,プレート9に収容された生化学物質の
分注や分析などの処理を行うものである。
【0030】まず、扉3を開放して所定の試料を収容し
たプレート9をインキュベータ1内の試料テーブル21
の所定の棚番号の載置部にセットする作業が行われる。
この作業は作業者が予め作成されて紙等に印字された配
膳データ(配膳リスト)を参照しながら手作業にて行
う。全てのプレートのセットが完了したら扉3を閉め、
入力部53より照合プログラムの開始を入力し、照合プ
ログラムを実行させる。照合作業は棚番号A−01より
開始される。
【0031】まず、棚番号A−01をプレート出し入れ
口4に位置決めする(ST1)。次にこの棚番号で示さ
れる載置部21bにセットされている所定のプレート9
を搬送部(移載ヘッド17)で把持する(ST2)。そ
して移載ヘッド17に設けられたプレート検出センサ1
7aによりプレート9の有無を検出する。
【0032】ここでプレート有無が判定され(ST
3)、プレート有りと判定されたならば、プレート9を
バーコード読み取り位置へ移動する(図2参照)(ST
4)。ここでは、インキュベータ1の側面のプレート出
し入れ口4の側方にバーコード読み取り部18を設けた
例を示しているが、インキュベータ1の内部の、試料テ
ーブル21に載置された状態のプレート9のバーコード
を読みとれる位置に、バーコード読み取り部を設けても
よい。
【0033】そしてプレート9の側面に付されたバーコ
ードを読み取り(ST5)、読み取ったバーコードのデ
ータを配膳データと照合する(ST6)。この照合は、
制御部50によって配膳データ記憶部58からバーコー
ドが読み取られたプレート9の配膳データを読み出し、
このプレート9のバーコードのデータに関連付けされて
いる載置部の棚番号とプレート出し入れ口4に位置して
いる載置部の棚番号を対比することにより行われる。し
たがって、制御部50は実際のプレートの載置位置と配
膳データを照合する照合手段となっている。
【0034】なお、ST3でプレート無しと判断された
場合には、直接ST6に移行し、配膳データとの照合が
行われる。この場合の照合は、プレート出し入れ口4に
位置している載置部の棚番号について、プレート9のバ
ーコードのデータと関連付けされていないかを確認す
る。この棚番号の載置部にプレート9の載置が予定され
ていればこの棚番号とバーコードのデータが関連付けら
れているので、プレート9が検出されなかったら不一致
と判断できる。
【0035】次にST6における照合の結果が判定され
(ST7)、ここで不一致の場合、すなわち配膳データ
に示すプレート9と異るバーコードが付されたプレート
9を把持している場合、またはプレート9の載置が予定
されているにも拘らずプレート9を把持していない場合
には誤セットと判断され、当該棚番号とバーコードのデ
ータ(バーコード番号)を誤セットデータ記憶部59に
登録する(ST8)。この登録の後、およびST7にて
配膳データと一致していると判断された後に、配膳デー
タに示す全てのプレート9について照合が完了している
か否かが判断され(ST9)、未完了であれば次の棚番
号をプレート出し入れ口4に位置決めする(ST1
0)。
【0036】そしてST2に戻り、同様のステップ(S
T3〜ST8)を繰り返して、全てのプレート9につい
て照合が完了したならば、図7に示すステップに進む。
すなわち誤セットデータの有無が判断され(ST1
1)、誤セットデータ無しの場合には、全てのプレート
9が正しくセットされた旨のメッセージを表示し(ST
16)、照合処理を終了する。
【0037】またST11にて誤セットデータ有りの場
合には、誤セットデータ記憶部59から当該データを読
み出し、誤セットデータを表示部54に表示する(ST
12)。この後の処置は、自動並び替えモードが設定さ
れているか否かによって異る。すなわち、自動並び替え
モードが設定されている場合には、ST14にて自動並
び替え処理、すなわち誤ってセットされたプレート9を
正しい載置部21bにセットする処理を自動的に行う。
そして処理完了後ST16に進み、前述のメッセージが
表示される。
【0038】またST13にて自動並び替えモードが設
定されていない場合には、プレート9を並び替える指示
を表示し(ST15)、この表示内容に従って、作業者
によって正しいプレート9を正しい位置にセットする並
び替えを行う。このように照合結果が表示されることに
より、誤セット状態を速かに確認でき並び替えなどの必
要な処置を迅速にかつ容易に行うことができる。
【0039】上記説明したように、本実施の形態は、生
化学物質の処理に先立って、インキュベータ1内に配置
された試料テーブル21の載置部21b上に、複数のプ
レート9が配膳データに従って実際に正しく載置されて
いるか否か、すなわち正しい容器が正しい載置位置に載
置されているか否かを確認する照合プログラムを実行す
るものである。これにより、作業者が各プレート毎に個
別に照合・確認を行う必要がなく、処理開始に先立って
行われるプレートのセット時の作業効率を向上させるこ
とができるとともに、誤セットを防止することにより、
処理結果の信頼性を確保することができる。
【0040】(実施の形態2)図8は本発明の実施の形
態2の生化学物質処理に先だって行われる登録プログラ
ムのフロー図である。ここでの生化学物質処理は実施の
形態1と同様のものであり、本実施の形態2は、プレー
トのセットに際して予め配膳データが作成されず、プレ
ート載置時に実際に載置されるプレートのバーコードを
載置位置の棚番号に対応させて記憶させることにより、
配膳データを作成するものである。
【0041】図8において、ST20〜ST22は実施
の形態1のST1〜ST3と同様である。ST22にて
プレート有りと判断されたならば、プレート9をバーコ
ード読み取り位置へ移動し(ST23)、バーコード読
み取りを行う(ST24)。そして、読み取ったバーコ
ード番号もしくはプレートに関する他の情報(例えば、
プレートに収容されている生化学物質の種類に関する情
報など)を現在の棚番号に関連させて配膳データ記憶部
58に記憶する(ST25)。また、ST22にてプレ
ート無しと判断された場合には、現在の棚番号にはプレ
ート9が置かれていない旨の情報を配膳データ記憶部5
8に記憶する(ST26)。
【0042】そして、全ての棚番号についての処理の完
了が確認され(ST27)、未完了ならば次の棚番号を
プレート出し入れ口4に位置決めする(ST28)。そ
してST21に戻り、同様のステップを繰り返して、全
ての棚番号についての処理が完了したならば配膳データ
を表示する(ST29)。
【0043】すなわち、上記実施の形態2は、生化学物
質処理に先立って、インキュベータ1内の試料テーブル
上にプレート9が実際に載置されている載置位置に関す
る情報である棚番号と、この載置位置に載置されたプレ
ートのバーコード番号、もしくはこのバーコード番号に
関連付けされた他の情報、例えばプレートに収容された
生化学物質の種類の情報などを関連付けして配膳データ
記憶部58に登録する登録プログラムを実行するもので
ある。
【0044】これにより、生化学物質処理に先だって行
われるプレートのセット時に、作業者は個々のプレート
を特定の載置位置に対応させるための確認を行う必要が
なく、セット時の作業効率を向上させることができると
ともに、正しい配膳データが自動的に作成されるので処
理結果の信頼性を確保することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、生化学物質の処理に先
立って、生化学物質を収容した容器が載置される載置位
置と容器との対応関係の特定および照合を自動的に行う
ようにしたので、容器セット時の作業効率を向上させる
ことができるとともに、処理結果の信頼性を確保するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の生化学物質処理装置の
斜視図
【図2】本発明の実施の形態1のインキュベータの平断
面図
【図3】本発明の実施の形態1のインキュベータの平断
面図
【図4】本発明の実施の形態1のインキュベータの側断
面図
【図5】本発明の実施の形態1の生化学物質処理装置の
制御系の構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態1の生化学物質処理に先だ
って行われる照合プログラムのフロー図
【図7】本発明の実施の形態1の生化学物質処理に先だ
って行われる照合プログラムのフロー図
【図8】本発明の実施の形態2の生化学物質処理に先だ
って行われる登録プログラムのフロー図
【符号の説明】
1 インキュベータ 2 筐体 6 分注装置 9 プレート 18 バーコード読み取り部 21 試料テーブル 21b 載置部 42 環境コントローラ 50 制御部 56 アッセイ手順記憶部 57 プレートデータ記憶部 58 配膳データ記憶部
フロントページの続き Fターム(参考) 2G045 BB20 BB50 DB01 HA12 HA16 JA01 JA04 JA06 JA07 2G058 BB02 BB03 BB06 BB15 CB16 CB20 CD05 CD16 CD21 CF02 CF19 EA01 GC02 GC05 GC06 4B029 AA07 AA08 AA27 FA15 GA06 GB10 4B063 QA20 QS39

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の環境条件に維持された筐体の内部に
    生化学物質を収容した容器を複数個収納する生化学物質
    処理装置であって、前記筐体内部に配置され前記容器を
    載置するための複数の載置部を有する試料テーブルと、
    前記載置部とこの載置部に載置される容器もしくはこの
    容器に収容される生化学物質との対応関係を特定する配
    膳データを記憶する配膳データ記憶部と、前記容器に付
    された識別マークを読み取る識別マーク読み取り手段
    と、この識別マーク読み取り手段で読み取った識別マー
    クの情報に基づいて前記試料テーブル上での実際の容器
    の載置位置を前記配膳データと照合する照合手段とを備
    えたことを特徴とする生化学物質処理装置。
  2. 【請求項2】前記照合手段による照合結果を表示する表
    示手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の生化学
    物質処理装置。
  3. 【請求項3】所定の環境条件に維持された筐体の内部に
    生化学物質を収容した容器を複数個収納する生化学物質
    処理装置であって、前記筐体内部に配置され前記容器を
    載置するための複数の載置部を有する試料テーブルと、
    前記容器に付された識別マークを読み取る識別マーク読
    み取り手段と、前記識別マーク読み取り手段で読み取っ
    た容器の識別マークの情報もしくはこの識別マークの情
    報に関連付けされた他の情報とこの容器が実際に載置さ
    れている試料テーブル上での載置位置に関する情報とを
    関連付けて記憶する配膳データ記憶部とを備えたことを
    特徴とする生化学物質処理装置。
  4. 【請求項4】所定の環境条件に維持された筐体の内部に
    生化学物質を収容した容器を複数個収納しておき、予め
    定められた処理手順に従って前記筐体から前記容器を取
    り出してこの容器内の生化学物質を処理する生化学物質
    処理方法であって、前記処理に先立って、前記筐体内に
    配置された試料テーブル上に前記複数の容器が実際に正
    しく載置されているか否かを確認する照合プログラムを
    実行することを特徴とする生化学物質処理方法。
  5. 【請求項5】所定の環境条件に維持された筐体の内部に
    生化学物質を収容した容器を複数個収納しておき、予め
    定められた処理手順に従って前記筐体から前記容器を取
    り出してこの容器内の生化学物質を処理する生化学物質
    処理方法であって、前記処理に先立って、前記筐体内に
    配置されたテーブル上に実際に前記容器が載置されてい
    る載置位置に関する情報とこの載置位置に載置された容
    器の識別マークの情報もしくはこの識別マークの情報に
    関連付けされた他の情報とを関連付けして、配膳データ
    記憶部に登録する登録プログラムを実行することを特徴
    とする生化学物質処理方法。
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