JP2001108686A - 生化学物質処理装置および生化学物質処理方法 - Google Patents

生化学物質処理装置および生化学物質処理方法

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JP2001108686A JP28956099A JP28956099A JP2001108686A JP 2001108686 A JP2001108686 A JP 2001108686A JP 28956099 A JP28956099 A JP 28956099A JP 28956099 A JP28956099 A JP 28956099A JP 2001108686 A JP2001108686 A JP 2001108686A
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Hideyoshi Kitahara
秀吉 北原
Takashi Oguro
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Akira Higuchi
朗 樋口
Naoki Miyazaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試料を収納したプレートを載置する際の作業
能率を向上させ、処理や試験の結果の信頼性を確保する
ことができる生化学物質処理装置および生化学物質処理
方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 インキュベータ内に生化学物質を収納し
たプレートを収納しておき、処理手順に従ってインキュ
ベータからプレートを取り出して生化学物質を処理する
生化学処理方法において、インキュベータの載置棚にプ
レートを載置する際にプレートを識別して特定し、この
特定結果と予め記憶されている配置データとに基づいて
載置棚上でのプレートの載置位置を指示して載置位置を
表示手段により視覚的に表示する。これにより、錯誤に
よる配置ミスを減少させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、細胞や微生物など
の生化学物質の培養や分注処理を行う生化学物質処理装
置および生化学物質処理方法に関するものである。
【従来の技術】生化学分野においては、微生物などの生
化学物質の培養や分注などの各種の処理が行われる。こ
れらの処理は、通常多数の試料を対象として系統的に行
われる場合が多い。このため培養や分注などの処理を行
う処理装置は、試料を収容する容器であるプレートを多
数収納できるようになっている。そして一連の生化学処
理の開始に際しては、所定の試料を収容したプレート
と、培養器であるインキュベータ内でのプレートの載置
位置との関連付けを行い、個々の試料を正しく識別でき
るようにする必要がある。この関連付けは、作業者がプ
レートを載置する際に、予め準備されたリストの指定に
従って定められた載置位置に載置するか、あるいはプレ
ートを載置する都度その位置をコンピュータなどに入力
することにより記憶させるなどの方法が用いられてい
た。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
作業はいずれも作業者が多数のプレートを個々に確認し
ながら、同一構造の載置棚が多数反復して設けられてい
る載置部に配置していくものであるため、作業者は載置
部の確認に際して錯誤を生じ易い。例えばリストの指定
に従ってプレートを載置する際に誤って隣の載置位置に
容器を置いたり、プレートの載置の都度容器の識別コー
ドを入力する際に誤って隣に既に載置されているプレー
トの識別コードを読みとってしまうなどの人為ミスが避
けられないものであった。そしてこれらのミスが発見さ
れないまま各種の処理や試験が進行した場合には、誤っ
た処理結果や試験結果を導くおそれがあり、結果的に全
く無駄な作業を行って材料的、時間的に大きな損失を招
く場合があった。このように、従来の生化学処理におい
ては、試料の特定と確認を人手に委ねていることに起因
して、作業能率が悪く処理や試験の結果の信頼性が必ず
しも確保されないという問題点があった。そこで本発明
は、試料を収納したプレートを載置する際の作業能率を
向上させ、処理や試験の結果の信頼性を確保することが
できる生化学物質処理装置および生化学物質処理方法を
提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】請求項1記載の生化学物
質処理装置は、所定の環境条件に維持された筐体の内部
に生化学物質を収容した容器を複数個収納し、これらの
容器を順次取り出して生化学処理を行う生化学処理装置
であって、前記筐体内部に配置され前記容器を載置する
ための複数の載置部を有する載置棚と、前記載置部とこ
の載置部に載置される容器との対応関係を表す配置デー
タを記憶する配置データ記憶部と、前記容器を識別して
特定する容器特定手段と、この容器特定結果と前記配置
データに基づいて、当該特定された容器が載置棚上で載
置されるべき載置位置を指示する載置位置指示処理部
と、指示された載置位置を視覚的に表示する表示手段と
を備えた。請求項2記載の生化学物質処理装置は、所定
の環境条件に維持された筐体の内部に生化学物質を収容
した容器を複数個収納し、これらの容器を順次取り出し
て生化学処理を行う生化学処理装置であって、前記筐体
内部に配置され前記容器を載置するための複数の載置部
を有する載置棚と、前記容器を識別して特定する容器特
定手段と、前記載置棚における容器の載置位置を指示す
る載置位置指示処理部と、指示された載置位置を視覚的
に表示する表示手段と、当該特定された容器と指示され
た載置位置とを関連づけて配置データ記憶部に記憶させ
る配置データ登録処理部とを備えた。請求項3記載の生
化学物質処理方法は、所定の環境条件に維持された筐体
の内部に生化学物質を収容した容器を複数個収納してお
き、予め定められた処理手順に従って前記筐体から前記
容器を取り出してこの容器内の生化学物質を処理する生
化学処理方法であって、前記筐体内の載置棚の載置部上
に前記容器を載置する際に、容器を識別して特定する工
程と、この容器特定データと予め配置データ記憶部に記
憶されている配置データとに基づいて載置棚上での容器
の載置位置を指示する工程と、指示された載置位置を表
示手段により視覚的に表示する工程とを含む。請求項4
記載の生化学物質処理方法は、所定の環境条件に維持さ
れた筐体の内部に生化学物質を収容した容器を複数個収
納しておき、予め定められた処理手順に従って前記筐体
から前記容器を取り出してこの容器内の生化学物質を処
理する生化学処理方法であって、前記載置棚における容
器の載置位置を指示する工程と、指示された載置位置を
表示手段により視覚的に表示する工程と、容器を識別し
て特定する工程と、当該特定された容器と指示された載
置位置とを関連づけて配置データ記憶部に記憶させる工
程とを含む。請求項1および3記載の発明によれば、載
置棚の載置部上に容器を載置する際に、容器特定結果と
予め配置データ記憶部に記憶されている配置データとに
基づいて容器が載置棚上で載置されるべき載置位置を指
示し、指示された載置位置を表示手段により視覚的に表
示することにより、錯誤により正しい載置位置以外の載
置部に容器を配置する配置ミスを減少させることができ
る。請求項2および4記載の発明によれば、載置棚上に
前記容器を載置する際に、容器が載置棚上で載置される
べき載置位置を指示して表示手段により視覚的に表示
し、容器特定結果と表示された載置位置とを関連づけて
配置データ記憶部に記憶させることにより、同様に錯誤
に起因する配置データのミスを防止することができる。
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
実施の形態1の生化学物質処理装置の斜視図、図2は同
インキュベータの透視斜視図、図3は同インキュベータ
の側断面図、図4、図5は同インキュベータの平断面
図、図6は同生化学物質処理装置の制御系の構成を示す
ブロック図、図7は同インキュベータの処理機能ブロッ
ク図、図8は同生化学物質処理に先だって行われるプレ
ート載置処理のフロー図、図9は同プレート載置処理の
説明図である。まず図1を参照して生化学物質処理装置
について説明する。この生化学物質処理装置は、所定の
環境条件に維持された筐体の内部に生化学物質を収容し
た容器を複数個収納し、これらの容器を順次取り出して
生化学処理を行うものである。図1において、生化学物
質処理装置はインキュベータ1と分注装置6より構成さ
れる。インキュベータ1は略箱型の筐体2より成り、前
面には開閉自在な扉3が設けられ、側面にはプレート出
し入れ口4が設けられている。筐体2はウォータジャケ
ット(図示省略)を内蔵した断熱壁を有しており、環境
コントロール部である環境コントローラ(図外)によっ
て筐体2の内部の温度や湿度、二酸化炭素濃度などの環
境条件を所定の条件に維持するようになっている。プレ
ート出し入れ口4はシャッタ5を備えている。インキュ
ベータ1と隣接して分注装置6が配設されている。分注
装置6の基台7上面は分注ステージ8となっており、分
注ステージ8には複数のプレート9が載置されている。
プレート9は、生化学物質などを含む試料を収容するウ
ェルを多数備えた容器である。分注ステージ8上にはX
軸テーブル10が配設されており、X軸テーブル10に
は多数の分注チップ12が装着された分注ヘッド11が
結合されている。X軸テーブル10を駆動することによ
り分注ヘッド11は分注ステージ8内を移動し、載置さ
れたプレート9のうちの1つから試料を吸引し他のプレ
ート9へ吐出する分注操作が行われる。この分注操作と
インキュベータ1内での培養を組み合わせて行うことに
より、プレート9内に収容された生化学物質に対して所
定の生化学処理が行われる。また分注ステージ8上に
は、プレート搬送機構13が設けられている。プレート
搬送機構13はX軸テーブル14、Y軸テーブル15、
Zθ軸テーブル16およびZθ軸テーブル16に結合さ
れた搬送アーム17より構成される。プレート搬送機構
13を駆動することにより、分注ステージ8上のプレー
ト9を搬送アーム17によってクランプし、インキュベ
ータ1の内部に搬入しまた取り出す出し入れ作業を、プ
レート出し入れ口4を介して行うことができる。プレー
ト出し入れ口4の側方には、バーコード読み取り部18
が脱着可能に設けられている。各プレート9の側面には
識別マークであるプレート番号を示すバーコードが付さ
れており、バーコード読み取り部18は搬送アーム17
に把持されたプレート9のバーコードを読み取る。ま
た、作業者が手作業でプレート9をインキュベータ1内
に配置する場合には、バーコード読み取り部18をイン
キュベータ1から取り外し、手作業でプレート9のバー
コードを読み取ることができる。次に、図2、図3、図
4および図5の各図を参照して筐体2の構造について説
明する。図3に示すように、筐体2の前面には第1開口
部2aが設けられ、第1開口部2aは第1の扉である扉
3によって開閉自在となっている。また筐体2の側面に
はプレート9が通過できる大きさの第2開口部2bが設
けられており、第2開口部2bは上述のプレート出し入
れ口4として用いられる。第2開口部2bには上下方向
に開閉自在の第2の扉であるシャッタ5が設けられてい
る。シャッタ5は図示しない駆動手段によって上下方向
に自動的に開閉する。図4は扉3が開放されて第1開口
部2aが開けられ、第2開口部2bがシャッタ5により
閉じられた状態を示している。筐体2の内部には円形の
テーブル21を複数段連結した載置棚20が配設されて
いる。図3、図4に示すように、テーブル21は中心部
に円孔21aが設けられた円環部材であり、テーブル2
1の上面には、プレート9を載置するための複数(本実
施の形態1では12)の載置部21bが放射状に配置さ
れている。各載置部21bにはプレート9が載置され
る。各載置部21bには、図3に示すように各載置部2
1bの位置を特定する符号(A,B,C・・L)が時計
回りに付されており、人や制御部によって特定の載置部
21bを識別できるようになっている。回転棚20を構
成する各テーブル21には、図5に示すように上から順
に[1]、[2]、[3]、・・・の番号が付されてお
り、この番号によってテーブル21が特定される。この
番号と前述の各テーブル21の載置部21bの英符号を
組み合わせることにより(例:[1]−A)、載置棚2
0の各載置部21bを特定する番号(以下、棚番号と称
する)が設定される。図5に示すように載置棚20は複
数のテーブル21を連結部材26によって上下に連結し
て構成されており、最上段のテーブル21は昇降部材2
8に回転自在に支持された回転体27に連結部材26を
介して結合されている。回転体27には垂直に配置され
たスプライン軸25が摺動自在に挿通しており、スプラ
イン軸25の下端部は筐体2の底面に設けられた軸受け
31によって支持されている。図2に示すように、スプ
ライン軸25の上部は、隔壁29に設けられた軸孔内に
取り付けられた軸受け29aに軸支されて第2の空間S
2に突出しており、スプライン軸25の上端部にはプー
リ34が結合されている。隔壁29の上面に配設された
R軸モータ30にはプーリ32が結合され、プーリ32
とプーリ34にはベルト33が調帯されている。R軸モ
ータ30を駆動することによりスプライン軸25が回転
し、この回転が回転体27に伝達されることにより載置
棚20はスプライン軸25とともに回転運動を行う。し
たがって、R軸モータ30、プーリ32、ベルト33、
プーリ34はスプライン軸25を回転させることにより
載置棚20を回転させる回転駆動手段となっている。昇
降部材28の対角位置の2ヶ所には2つのナット24が
結合されており、2つのナット24には送りねじ23が
上下方向に螺入している。隔壁29に設けられた軸孔内
に取り付けられた軸受け29bに軸支されて空間S2に
突出しており、送りねじ23の上端部にはプーリ38が
結合されている。隔壁29上に配設されたZ軸モータ3
5にはプーリ37が結合されており、プーリ37とプー
リ38にはベルト39が調帯されている。昇降部材28
には2本のスライドガイド22に摺動自在な状態で係合
するスライダ22a(図2では1個のみ図示)が取り付
けられており、昇降部材28の昇降動作をこのスライド
ガイド22とスライダ22aとで案内する。モータ35
を駆動することにより送りねじ23が回転し、昇降部材
28は昇降動作を行う。したがって、Z軸モータ35、
プーリ37、プーリ38、ベルト39は送りねじ23を
回転させる昇降駆動手段となっている。昇降部材28の
昇降に伴って、載置棚20も同様に昇降するが、このと
きスプライン軸25によって載置棚20は上下方向のど
の位置にあっても回転可能なので、載置棚20は回転動
作と昇降動作を組み合わせた移動動作を行うことができ
る。前記回転駆動手段および昇降駆動手段は、載置棚2
0を移動させる移動手段を構成している。この移動動作
において、R軸モータ30、Z軸モータ35に備えられ
たエンコーダから発生されるパルス信号をカウントする
ことにより、各載置部21bの現在位置が特定される。
図5に示すように筐体2の前面の開口部2aの周囲に
は、表示手段であるLED表示灯A、B−1〜4が設け
られている。これらの表示灯は載置棚上へのプレート9
の載置時に点灯し、当該載置時にプレート9が載置され
るべき正しい載置位置を視覚的に表示する。LED表示
灯Aは開口部2aの中央部に位置しており、この開口部
2aの中央部に位置する載置部21bがプレート載置位
置であることを示している。また開口部2aの側方に位
置するLED表示灯B−1〜4は、複数のテーブル21
のうち、当該作業時にプレート9が載置される対象のテ
ーブル21を示すものである。すなわち、点灯したLE
D表示灯Bの高さ位置に合致したテーブル21がプレー
ト載置対象に該当する。高さ位置を示すためのLED表
示灯Bは開口部2aの中間の高さ位置近傍、すなわち作
業者によるプレート載置作業に適した高さ位置に配置さ
れる。またこの場合に配置されるLED表示灯の数は、
テーブル21の数と昇降ストロークとの関係から決定さ
れる。本実施の形態1に示す例では、4個のLED表示
灯Bを配置すれば、載置棚20を昇降させることによっ
て8段のテーブル21のすべての段の高さ位置を表示す
ることができる。次に図6を参照して生化学物質処理装
置の制御系の構成を説明する。図6において、制御部4
0は全体制御装置であり、以下に説明する各部を制御す
る。記憶部41は各部の動作や処理に必要なプログラム
や、インキュベータ1内でのプレート9の載置棚上での
載置位置とこの載置位置に載置されるプレート9との対
応関係を示すプレート配置データなどを記憶する。すな
わち記憶部41は配置データ記憶手段となっている。シ
リンダ駆動部42は、第2開口部2bを開閉するシャッ
タ5の上下駆動を行うシリンダ(図示せず)を駆動す
る。搬送機構駆動部43は、プレート搬送機構13を駆
動する。分注ヘッド駆動部44は分注ヘッド11や分注
ヘッド11を移動させるX軸テーブル10を駆動する。
表示部5はモニタ用のディスプレイ装置であり、操作・
入力時の画面表示を行う。操作・入力部46は、マウス
やキーボード等であり、プレート載置データの登録時の
データ入力などの各種の操作や入力を行う。バーコード
読み取り部18によって読み取られたプレート識別デー
タであるプレート番号は、記憶部41に記憶される。L
ED制御部48は、筐体2の前面に設けられたLED表
示灯A,B−1〜4の点灯を制御する。モータ駆動部4
9はR軸モータ30、Z軸モータ35を駆動する。R軸
モータ30、Z軸モータにそれぞれ備えられたエンコー
ダ30a,35aからの信号は、R軸カウンタ51、Z
軸カウンタ50によってカウントされる。環境コントロ
ーラ52は制御部40によって制御され、これにより筐
体2内部の環境条件が所定条件に維持される。次に図7
を参照して生化学物質処理装置の処理機能について説明
する。図7において破線枠[40]内に示す各処理機能
は、図6に示す制御部40によって行われる処理を示し
ている。プレート識別部40aは、バーコード読み取り
部18によって読み取られたプレート番号により、もし
くは操作入力部46から入力された入力データに基づい
て、容器であるプレートを識別して特定する。すなわち
バーコード読み取り部18とプレート識別部40aとの
組み合わせ、もしくは操作入力部46とプレート識別部
40aとの組み合わせは、容器であるプレートを識別し
て特定する容器特定手段となっている。記憶部41に
は、予め作成されたプレート配置データが記憶されてい
る。プレート載置位置指示処理部40b(載置位置指示
処理部)は、プレート識別部40aによって識別され特
定されたプレート番号のデータと、記憶部41から読み
出されたプレート配置データとに基づいて当該プレート
が載置されるべき位置であるプレート載置位置を指示す
る。この指示により、特定されたプレートが載置される
べき載置位置、すなわち該当する載置部21bの棚番号
を決定し、このデータをデータ変換部40cおよび載置
棚駆動処理部40eに出力する。載置棚駆動処理部40
eには、Z軸カウンタ50、R軸カウンタ51からの信
号に基づいて載置棚位置検出処理部40dによって検出
された載置棚位置が伝達されており、載置棚駆動処理部
40eはこの載置棚の検出位置と、当該プレートが載置
されるべき載置位置データに基づき、当該載置位置を作
業者によるプレート載置作業位置まで移動させるべくモ
ータ駆動部49を制御する。これにより、R軸モータ3
0、Z軸モータ35が駆動され当該載置部21bがプレ
ート載置作業位置まで移動する。これと同時にデータ変
換部40cはプレート載置位置指示に基づいてLED制
御部48を制御し、プレート載置作業位置に対応するL
ED表示灯を点灯させる。次に図8を参照して、生化学
物質処理に先立って行われるプレート載置処理について
説明する。図8において入力待ちの状態から入力が行わ
れたか否かが判断され(ST1)、入力ありの場合には
入力情報の識別が行われる(ST2)。ここで操作入力
部46からの終了コマンドが入力されている場合にはそ
のまま終了し、入力情報がプレートを識別・特定するプ
レート番号である場合には、プレート載置位置指示処理
部40bはこのプレート番号に対応するプレート載置位
置を記憶部41のプレート配置データ41aから読み取
って載置棚駆動処理部40eおよびデータ変換部40c
に出力する(ST4)。この出力を承けて、載置棚駆動
処理部40eからモータ駆動部49に対して載置棚駆動
指令が出力され(ST5)、当該プレートが載置される
べき載置部21bが作業者の前面のプレート載置作業位
置に移動するとともに、データ変換部40cによって変
換された信号に基づいてLED制御部48を制御するこ
とにより、LED表示灯が点灯してプレート載置作業位
置の表示が行われる。例えば、(ST4)で読み取られ
たプレート載置位置が上から2段目で載置部が符号Fで
示される位置の場合、このプレート載置作業において載
置棚20の各テーブル21が図9(a)に示すような位
置にある状態から、図9(b)に示すように載置棚が移
動し、プレート9が載置されるべき正しい載置部の位置
の表示が行われる。図9(b)は、識別されたプレート
9が載置されるべき載置位置が上から2番目のテーブル
21−[2]の載置部21b(符号F)の位置を視覚的
に表示する例を示している。この場合には、載置棚20
はLED表示灯Bの高さ位置に該当する高さ位置まで移
動し、この上下動が停止した位置においてテーブル21
−[2]の高さを示すLED表示灯B−2が点灯する。
さらに載置棚20が回転することにより載置対象の載置
部21b(符号F)が開口部2aの中央位置(矢印C)
に向かって移動し、回転動作が停止したならば当該載置
部21bが中央に正しく位置していることを示すLED
表示灯Aが点灯する。点灯したLED表示灯A,B−2
を目印としてプレート載置作業を行うことにより、載置
位置の錯誤によるミスが有効に防止される。このプレー
ト載置処理は、全作業が終了して操作入力部46から終
了コマンドが入力されるまで反復して繰り返される。こ
のように、プレート載置作業において、プレート番号と
載置位置との対応を示すプレート配置データが既に作成
されている場合に、作業者は各プレートを載置する際
に、単にプレート番号を手動入力するか、またはバーコ
ードなどによって番号が付与されている場合には単にバ
ーコードの読み取りを行わせるのみで、当該プレートを
載置すべき載置位置が視覚的に明確に指示される。これ
により、プレートの載置棚への載置作業を効率よく行う
ことができるとともに、作業者の錯誤による載置ミスを
排除して、各種試験の信頼性を確保することが可能とな
る。 (実施の形態2)図10は本発明の実施の形態2の生化
学物質処理装置の処理機能ブロック図、図11は同プレ
ート載置処理のフロー図である。実施の形態1では、予
めプレート番号とこのプレートが載置されるべき載置位
置との対応を示すプレート配置データが作成されてお
り、このプレート載置データに基づいてプレート載置作
業を行う例を示しているが、本実施の形態2ではプレー
ト配置データを予め準備せず、実際にプレート載置作業
を行う際にプレート配置データを作成して記憶部に登録
する例を示している。まず図10を参照して処理機能に
ついて説明する。なお実施の形態1と同様の機能につい
ては、ここでは説明を省略している。図10において、
プレート配置データ登録処理部40fはプレート識別部
40aによって識別され特定されたプレート番号を、当
該プレート9が載置棚20上で載置される位置を示すプ
レート載置位置と関連付けて記憶部41のプレート配置
データ41bに書き込む登録処理を行う。ここでは、プ
レートとこのプレートが載置される載置位置とはカウン
タ値を介して関連付けされる。すなわち、各テーブル2
1の載置部21bは後述するカウンタ値Kと対応してお
り、各プレートをカウント順に順次載置することによ
り、プレートとこのプレートが載置される載置部21b
とが関連付けされるようになっている。このカウンタ値
Kは0〜96(載置可能なプレートの最大個数)まで設
定され、各カウンタ値は各テーブル21の載置部21b
に順次対応している。すなわち、カウンタ値1〜12は
テーブル21−[1]の各載置部21bA〜Lに対応し
ており、以下同様に各テーブル21の載置部21bにカ
ウンタ値Kが割り振られる。カウンタ値85〜96はテ
ーブル21−[8]に対応している。プレート載置位置
指示処理部40gは、プレート配置データ登録処理部4
0fから次のプレート載置動作における載置位置を表示
させるための信号を受け取る。すなわち、次回プレート
載置時のカウント値Kを受け取り、このカウント値Kと
対応する載置部21bをプレート載置作業位置へ移動さ
せるとともにその位置を視覚的に表示させるべく指示を
行う。まず載置棚駆動処理部40eは載置棚位置検出処
理部40dによって検出された載置棚の現在位置に基づ
いて、カウンタ値Kに対応する載置部21bをプレート
載置作業位置まで移動させるための駆動処理を行う。こ
の処理は、モータ駆動部49を制御してR軸モータ3
0、Z軸モータ35を駆動することにより行われる。こ
れとともに、プレート載置位置指示処理部40gはデー
タ変換部40cに次のプレート載置動作に対応する載置
部21bのデータを伝達し、LED制御部48はデータ
変換部40cによって変換された信号に基づいて、実施
の形態1に示す例と同様に次回プレート載置動作時のプ
レート載置作業位置に対応するLED表示灯を点灯させ
る。これにより、載置棚20は回転および昇降を行い、
当該プレートが載置されるべき載置部21bがプレート
載置作業位置まで移動するとともに、移動後の当該載置
部21bに対応する位置にLED表示灯が点灯する。作
業者はLEDによって視覚的に表示された載置部にプレ
ート9を置く。このように本実施の形態2においては、
プレート載置作業において作業者はプレート番号の入力
(またはバーコードの読み取り)を行うのみでよく、こ
れにより自動的にプレート配置データの登録が行われ
る。以下、この処理を図11のフローに沿って説明す
る。図11において、まずカウンタ値Kをリセットする
(ST11)。上述のようにこのカウンタ値Kは0〜9
6まで設定され、各カウンタ値は各テーブル21の載置
部21bに順次対応している。カウンタ値が1から順次
増える毎に、カウンタ値Kが1だけプラスされ(ST1
2)、この後にK番目のプレート載置位置(載置部21
b)を作業者側へ移動させる(ST13)。これととも
に、作業者側へ移動したプレート載置位置の位置をLE
D表示灯によって表示する(ST14)。この表示は図
9に示す例と同様に行われる。次いで入力待ちの状態と
なり作業者によってプレート9のバーコードの読み取り
作業が行われる(ST15)。入力が行われたならば入
力情報の識別が行われる(ST16)。そしてプレート
番号の入力と判断されたならば(ST17)、当該プレ
ート番号と、K番目の載置位置すなわちこのプレートを
載置すべき載置位置として指示された載置位置の情報と
を関連付けて記憶部41のプレート配置データ41bに
記憶させる(ST18)。また、(ST16)でスキッ
プコマンドが操作・入力部46により入力されたなら
ば、(ST18)の処理を行わない。スキップコマンド
の入力は、指示された載置位置にすでに別のプレートが
配置されている場合や、その載置部にプレートを置きた
くない場合に行われる。この後、カウンタ値Kが96に
到達したか否か、すなわち各テーブル21の全載置部2
1bに対して処理が完了したか否かが判断され(ST1
9)、完了でなければ(ST12)に戻って新たなプレ
ート9の載置を行う。そして(ST17)において終了
コマンドの入力を確認することにより、またすべての載
置部21bへのプレート配置作業が完了することによ
り、プレート載置処理を完了する。このように、本実施
の形態2においても実施の形態1と同様に、プレート載
置作業の効率を向上させるとともに、作業者の錯誤を排
除して試験の信頼性を確保することができる。
【発明の効果】本発明によれば、載置棚の載置部上に容
器を載置する際に、容器特定データと予め配置データ記
憶部に記憶されている配置データとに基づいて載置棚上
での容器の載置位置を指示し、指示された載置位置を表
示手段により視覚的に表示する用にしたので、錯誤によ
り載置すべき位置以外の載置部に容器を配置する配置ミ
スを減少させることができる。また載置棚上に前記容器
を載置する際に、載置棚上での容器の載置位置を表示手
段により視覚的に表示し、容器特定データと表示された
載置位置とを関連づけて配置データ記憶部に記憶させる
ことによっても、同様に載置部の位置錯誤に起因する配
置データのミスを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の生化学物質処理装置の
斜視図
【図2】本発明の実施の形態1のインキュベータの透視
斜視図
【図3】本発明の実施の形態1のインキュベータの側断
面図
【図4】本発明の実施の形態1のインキュベータの平断
面図
【図5】本発明の実施の形態1のインキュベータの平断
面図
【図6】本発明の実施の形態1の生化学物質処理装置の
制御系の構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態1のインキュベータの処理
機能ブロック図
【図8】本発明の実施の形態1の生化学物質処理に先だ
って行われるプレート載置処理のフロー図
【図9】本発明の実施の形態1のプレート載置処理の説
明図
【図10】本発明の実施の形態2の生化学物質処理装置
の処理機能ブロック図
【図11】本発明の実施の形態2のプレート載置処理の
フロー図
【符号の説明】
1 インキュベータ 2 筐体 6 分注装置 9 プレート 18 バーコード読み取り部 20 載置棚 21 テーブル 21b 載置部 40 制御部 40a プレート識別部 40b,40g プレート載置位置指示処理部 40f プレート配置データ登録処理部 41 記憶部 41a,41b プレート配置データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八尋 寛司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 北原 秀吉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大黒 隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 樋口 朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 宮崎 直紀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2G058 BB15 CC02 CD23 EA02 ED02 ED16 GC02 GC06 GD07 GE02 HA01 4B029 AA01 AA07 AA13 BB01 BB15 BB20 CC01 CC02 CC03 FA02 FA10 FA11 FA12 FA13 FA15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の環境条件に維持された筐体の内部に
    生化学物質を収容した容器を複数個収納し、これらの容
    器を順次取り出して生化学処理を行う生化学処理装置で
    あって、前記筐体内部に配置され前記容器を載置するた
    めの複数の載置部を有する載置棚と、前記載置部とこの
    載置部に載置される容器との対応関係を表す配置データ
    を記憶する配置データ記憶部と、前記容器を識別して特
    定する容器特定手段と、この容器特定結果と前記配置デ
    ータに基づいて、当該特定された容器が載置棚上で載置
    されるべき載置位置を指示する載置位置指示処理部と、
    指示された載置位置を視覚的に表示する表示手段とを備
    えたことを特徴とする生化学物質処理装置。
  2. 【請求項2】所定の環境条件に維持された筐体の内部に
    生化学物質を収容した容器を複数個収納し、これらの容
    器を順次取り出して生化学処理を行う生化学処理装置で
    あって、前記筐体内部に配置され前記容器を載置するた
    めの複数の載置部を有する載置棚と、前記容器を識別し
    て特定する容器特定手段と、前記載置棚における容器の
    載置位置を指示する載置位置指示処理部と、指示された
    載置位置を視覚的に表示する表示手段と、当該特定され
    た容器と指示された載置位置とを関連づけて配置データ
    記憶部に記憶させる配置データ登録処理部とを備えたこ
    とを特徴とする生化学物質処理装置。
  3. 【請求項3】所定の環境条件に維持された筐体の内部に
    生化学物質を収容した容器を複数個収納しておき、予め
    定められた処理手順に従って前記筐体から前記容器を取
    り出してこの容器内の生化学物質を処理する生化学処理
    方法であって、前記筐体内の載置棚の載置部上に前記容
    器を載置する際に、容器を識別して特定する工程と、こ
    の容器特定結果と予め配置データ記憶部に記憶されてい
    る配置データとに基づいて容器が載置棚上で載置される
    べき載置位置を指示する工程と、指示された載置位置を
    表示手段により視覚的に表示する工程とを含むことを特
    徴とする生化学物質処理方法。
  4. 【請求項4】所定の環境条件に維持された筐体の内部に
    生化学物質を収容した容器を複数個収納しておき、予め
    定められた処理手順に従って前記筐体から前記容器を取
    り出してこの容器内の生化学物質を処理する生化学処理
    方法であって、前記載置棚における容器の載置位置を指
    示する工程と、指示された載置位置を表示手段により視
    覚的に表示する工程と、容器を識別して特定する工程
    と、当該特定された容器と指示された載置位置とを関連
    づけて配置データ記憶部に記憶させる工程とを含むこと
    を特徴とする生化学物質処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005304439A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Sanyo Electric Co Ltd 検体保存機器の集中管理システム
JP2011069672A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Arkray Inc 測定システムおよび測定方法

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