JP6539985B2 - 分析装置、及び分析方法 - Google Patents

分析装置、及び分析方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6539985B2
JP6539985B2 JP2014225360A JP2014225360A JP6539985B2 JP 6539985 B2 JP6539985 B2 JP 6539985B2 JP 2014225360 A JP2014225360 A JP 2014225360A JP 2014225360 A JP2014225360 A JP 2014225360A JP 6539985 B2 JP6539985 B2 JP 6539985B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transport
transported
reaction plate
plate
processing unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014225360A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015111119A (ja
Inventor
陽介 村瀬
陽介 村瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minaris Medical Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Medex Co Ltd
Hitachi Chemical Diagnostics Systems Co Ltd
Minaris Medical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Medex Co Ltd, Hitachi Chemical Diagnostics Systems Co Ltd, Minaris Medical Co Ltd filed Critical Kyowa Medex Co Ltd
Priority to JP2014225360A priority Critical patent/JP6539985B2/ja
Publication of JP2015111119A publication Critical patent/JP2015111119A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6539985B2 publication Critical patent/JP6539985B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

本発明は、検体を自動で分析する分析装置、及び分析方法に関する。
プレートやディスポチップボックス等の搬送対象物を、検体の分析を行うための処理を行う種々の処理部に搬送して検体の分析を行う分析装置が知られている。
特開2011―033367号公報。
しかしながら、複数の搬送対象物を並行して処理する場合、処理部に配置された搬送対象物を他の搬送対象物と入れ替える、処理部に配置された搬送対象物を別の処理部に移動する、処理部に配置された搬送対象物を他の処理部の搬送対象物と入れ替える等の不測の事態が生じた場合、分析装置は、搬送する搬送対象物が正規のものか判断できない。このため、間違って配置されている搬送対象物を処理部へ搬送して検体に間違った処理をしてしまう場合が考えられる。
本発明は上記事実を考慮し、間違っている搬送対象物を処理部へ搬送することのない分析装置、及び分析方法の提供を目的とする。
請求項1に記載の分析装置は、搬送対象物を識別する情報を含んだ識別部材が付与された前記搬送対象物に入れた検体の分析を自動で行うための分析装置であって、前記搬送対象物に入れた検体の分析を行うための処理を行う複数の処理部と、前記搬送対象物を把持して前記処理部へ受け渡す搬送装置と、前記搬送装置に設けられ、前記識別部材を読み取る読み取り装置と、処理工程に従って前記搬送対象物を複数の前記処理部へ順次受け渡すように前記搬送装置を制御する制御装置と、を備え、前記読み取り装置は、前記搬送装置と共に移動して、前記処理部毎に、前記搬送対象物に付与された前記識別部材を読み取り、前記制御装置は、前記読み取り装置で前記識別部材を読み取った前記搬送対象物が、前記処理部へ受け渡すように指示された搬送対象物と一致するかを前記処理部毎に照合し、一致する場合には前記搬送対象物を前記搬送装置で次の処理部へ搬送し、一致しない場合に前記搬送装置の作動を停止する。
請求項1に記載の分析装置では、搬送対象物に分析を行う検体が入れられる。
搬送装置は、検体の入れられた搬送対象物を把持して処理部へ受け渡すことができる。搬送装置に設けられた読み取り装置は、搬送装置と共に移動して搬送対象物を識別する情報を含んだ識別部材を処理部毎に読み取る。
制御装置は、予め設定されている処理工程に従って搬送対象物を複数の処理部へ順次受け渡すように搬送装置を制御するが、読み取り装置で識別部材を読み取った搬送対象物が、処理部へ受け渡すように指示された搬送対象物と一致するか照合し、一致する場合には搬送対象物を搬送装置で次の処理部へ搬送し、一致しない場合に搬送装置の作動を停止する。また、照合は処理部毎に行われる。これにより、間違っている搬送対象物を次の処理部へ搬送することを防止できる。
また、搬送装置に設けられ、識別部材を読み取る読み取り装置は、搬送装置と共に移動して処理部毎に識別部材を読み取るため、識別部材を読み取る読み取り装置を処理部毎に設置する必要がない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の分析装置において、警報を発する警報装置を備え、前記制御装置は、前記照合が一致しない場合に前記警報装置を作動させて警報を行う。
請求項2に記載の分析装置では、制御装置は、照合が一致しない場合に警報装置を作動させて警報を行う。警報装置が警報を行うことにより、搬送装置の作動が停止したことが分かる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の分析装置において、前記搬送装置は、前記照合が一致しない場合に前記搬送対象物を把持しない。
請求項3に記載の分析装置では、照合が一致しない場合、搬送装置は搬送対象物を把持しない。把持搬送手段が搬送対象物を把持しないので、オペレータは、間違って配置された搬送対象物を容易に取ることが出来る。
請求項4に記載の分析方法は、検体が入れられた搬送対象物複数の処理部に順次搬送して、前記搬送対象物に入れた前記検体の分析を自動で行うための分析方法であって、
搬送対象物に付与された前記搬送対象物を識別する識別部材を、搬送装置に設けられ前記搬送装置と共に移動する読み取り装置で読み取る読み取り工程と、
前記読み取り装置で読み取った前記識別部材が付与された前記搬送対象物が、次の処理部へ受け渡すように指示された搬送対象物と一致するか否かを制御装置で照合する照合工程と、を有し、前記読み取り工程、及び前記照合工程を前記処理部毎に行い、照合した結果が一致する場合には、前記識別部材の読み取りが行われた前記搬送対象物を搬送装置で次の処理部へ受け渡し、照合した結果が一致しない場合には、前記搬送装置の作動を停止する。
請求項4に記載の分析方法によれば、読み取り工程で、搬送対象物に付与された識別部材を搬送装置と共に移動する読み取り装置で読み取る。
照合工程では、読み取り装置で読み取った識別部材が付与された搬送対象物が、次の処理部へ受け渡すように指示された搬送対象物と一致するか否かを制御装置で照合する。
そして、照合した結果が一致する場合には、識別部材の読み取りが行われた搬送対象物を搬送装置で次の処理部へ受け渡し、照合した結果が一致しない場合には、搬送装置の作動を停止する。
ここで、識別部材の読み取り工程、及び照合工程は、処理部毎に行われる。これにより、間違っている搬送対象物を次の処理部へ搬送することを防止できる。
以上説明したように、本発明の分析装置、及び分析方法は、間違っている搬送対象物を処理部へ搬送することを防止できる。これにより、検体に対して間違った処理を行うことを防止できる。
本発明の搬送装置が適用された分析装置の概略構成を示す正面図である。 (A)は搬送装置で搬送を行う反応プレートを示す斜視図であり、(B)は検体プレートを示す斜視図である。 搬送装置が示された分析装置の正面図である。 (A)は図1に示す分析装置の4−4線断面図であり、(B)は図4(A)に示すハンドユニットの拡大平面図である。 搬送装置が示された分析装置の平面図である。 分析装置の制御を説明するフローチャート(その1)である。 分析装置の制御を説明するフローチャート(その1に続くその2)である。 分析装置の制御を説明するフローチャート(その2に続くその3)である。 分析装置の制御を説明するフローチャート(その3に続くその4)である。 分析装置の制御を説明するフローチャート(その4に続くその5)である。
以下、図面に基づいて、本発明の一実施形態に係る搬送装置56を備えた分析装置10について説明する。
[分析装置の全体概略構成]
図1に示すように、分析装置10は、箱状の筐体12を備えており、筐体12の上下方向中間部には、筐体内部を上下に区画する第1の棚板14が配置されている。
第1の棚板14の上側には、装置左側(図面矢印L方向側)に反応プレート16を複数枚格納可能とする反応プレートストッカ18が設けられている。反応プレートストッカ18は、装置左側に分注前の反応プレート16を格納する格納部を6個備え、装置右側に分注後の反応プレート16を格納する格納部を6個備えている。
図2(A)に示すように、反応プレート16は矩形状に形成され、上部には複数(本実施形態では、8×12=96個)の凹部16Aが形成されている。これらの凹部16Aには予め一次抗体が固相化されている。また、反応プレート16の側面には、反応プレート16を識別するためのバーコード17が付与されている。
図1に示すように、反応プレートストッカ18の装置右側には、試薬容器を装填する試薬容器ステージ19が2個設けられている。例えば、装置左側の試薬容器ステージ19の試薬容器20に標識抗体液を入れ、装置右側の試薬容器ステージ19の試薬容器22に発色基質液を入れることができる。なお、装置左側の試薬容器ステージ19の試薬容器20に発色基質液を入れ、装置右側の試薬容器ステージ19の試薬容器22に標識抗体液を入れても良い。ここで、標識抗体とは、検出可能な物質(例えば、色素、蛍光、光等)を生成し得る標識が抗体に結合してなるものであり、標識としては例えば、酵素、蛍光物質、発光物質等が挙げられる。
試薬容器ステージ19の装置右側には、分注ステージ26が設けられている。分注ステージ26は、反応プレート16を載置する第1分注台26A、及び、検体プレート23を搭載する第2分注台26Bを備えている。第1分注台26A、及び第2分注台26Bには、図示しない加振装置が設けられている。
なお、図2(B)に示すように、検体プレート23も反応プレート16と同様に矩形状に形成され、上部には複数(本実施形態では、8×12=96個)の凹部23Aが形成されている。これらの凹部23Aには検査を行う検体(液体の試料)が入れられる。また、検体プレート23の側面には、検体プレート23を識別するためのバーコード24が付与されている。
分注ステージ26の装置右側には、ディスポチップボックス28を配置するディスポチップ配置部30が設けられている。ディスポチップボックス28には、後述する分注ユニット38に用いる交換用のディスポチップ(図示省略)が複数収容される。
ディスポチップ配置部30の装置右側には、検体プレート23を複数枚格納するための検体プレートストッカ32が設けられている。検体プレートストッカ32は、装置左側に使用前の検体プレート23を格納する格納部を6個備え、装置右側に使用後の検体プレート23を格納する格納部を6個備えている。
筐体12の背面側に設けられる背面板34には、装置左右方向に沿って分注ユニット支持レール36が取り付けられている。この分注ユニット支持レール36には、図示しないガイドブロックがスライド自在に支持されており、このガイドブロックに分注ユニット38が取り付けられている。また、背面板34には、分注ユニット38を移動する図示しない駆動装置が取り付けられている。
分注ユニット38は、分注チップを下端において着脱自在に支持する8本分の分注ノズル38Aと、分注ノズル38Aを上下方向に移動する駆動装置38B、液体の真空吸引、及び真空吸引した液体の吐出を行う図示しない吸排装置等を備えている。この分注ノズル38Aの先端にはディスポチップ(図示省略)が装着され、分注ユニット38は、ディスポチップから液体を真空吸引し、また、真空吸引した液体を吐出することができる。
第1の棚板14と筐体12の底板40との間の空間は、仕切り壁42によって装置幅方向に区画され、仕切り壁42の装置左側には、複数(本実施形態では12個)のインキュベータ44が配置されている。インキュベータ44は、図示しない加熱ヒータを備えており反応プレート16を収容して所定の反応温度に保持する。
仕切り壁42の装置右側には、第1の棚板14と底板40との間を上下に区画する第2の棚板46が配置されている。
第1の棚板14と第2の棚板46との間には、装置左側から反応停止液分注ユニット48、測光ユニット50、洗浄ユニット52が順に配置されている。
反応停止液分注ユニット48は、反応プレート16の凹部16Aに反応停止液を吐出する。
洗浄ユニット52は、反応プレート16の凹部16Aに洗浄液を吐出し、凹部16Aに吐出された洗浄液を吸引する。
また、測光ユニット50は、反応プレート16の凹部16Aに所定の波長の光を投光するための投光器、凹部16Aを透過した光を受光するための受光器等を含んで構成されており、所定の波長の強度を測定することにより、試料の分析を行う。
第2の棚板46と底板40の間には、分析装置10の格納部55Aが設けられており、この格納部55Aにはラック格納装置55が設けられている。このラック格納装置55には、複数のディスポチップを収容したディスポチップボックス28を多段に複数個(本実施形態では、16個)収納したディスポチップラック54が格納される。
[搬送装置]
図3〜5にしたがって、反応プレート16、検体プレート23、及びディスポチップボックス28を搬送する搬送装置56の構成を説明する。
図3〜5に示すように、右側壁12R、及び左側壁12Lには、装置正面側に、昇降用スライドレール58が鉛直方向に取り付けられている。
一方の昇降用スライドレール58と他方の昇降用スライドレール58との間には、長手方向を装置幅方向とした水平アーム60が配置されている。
水平アーム60の両端部には、昇降用スライドレール58に沿って移動自在に支持される昇降用スライドブロック61が取り付けられている。
さらに、右側壁12R、及び左側壁12Lには、昇降用スライドレール58の近傍に、鉛直方向に配置された送りねじ62が軸受64を介して回転自在に取り付けられている。この送りねじ62は、回転時等に振れが生じないように、一対の軸受64で上部及び下部が支持されている。
送りねじ62の下端には、後述する無端の昇降用タイミングベルト66が巻き掛けられる送りねじ用タイミングプーリー68が取り付けられている。
底板40の装置幅方向中央には、一対の方向変換用タイミングプーリー70が配置されている。方向変換用タイミングプーリー70は、底板40に固定された軸71に回転自在に支持されている。
図5に示すように、底板40の装置幅方向中央には、ディスポチップラック54と干渉しない様に、回転軸(図示省略)を下方に向けた昇降用モーター72がディスポチップラック54よりも装置奥側に配置されている。昇降用モーター72の回転軸には、昇降駆動用タイミングプーリー74が取り付けられている。
これら昇降駆動用タイミングプーリー74、送りねじ用タイミングプーリー68、及び方向変換用タイミングプーリー70には、昇降用タイミングベルト66が略T字状に巻き掛けられている。これにより、昇降用モーター72を回転させることで一対の送りねじ62を同期して回転させることができる。
水平アーム60の両端部には、送りねじ62に螺合するナット部材76が取り付けられている。したがって、送りねじ62を回転させることで、ナット部材76が送りねじ62の軸方向に沿って移動し、水平アーム60を昇降させることが出来る。
水平アーム60には、反応プレート16、検体プレート23、及びディスポチップボックス28の受け渡しを行うハンドユニット78、及びハンドユニット78をアーム長手方向(装置左右方向)に移動するハンドユニット左右移動装置80が設けられている。
(ハンドユニット左右移動装置)
先ず、ハンドユニット左右移動装置80の構成を説明する。
水平アーム60の上面には、アーム長手方向に沿ってスライドレール82が取り付けられている。スライドレール82には、図示しないスライドブロックがレール長手方向にスライド自在に支持されており、このスライドブロックの上面にハンドユニット78が取り付けられている。
また、水平アーム60には、一対のタイミングプーリー(図示せず)に架け渡された無端のタイミングベルト84がスライドレール82と平行に配置されている。一方のタイミングプーリーは、装置幅方向移動用モーター88によって回転される。
ハンドユニット78はタイミングベルト84に連結されており、タイミングベルト84を装置幅方向移動用モーター88で駆動することで、ハンドユニット78を水平アーム60の長手方向に沿って移動させることが出来る。
図4に示すように、ハンドユニット78は開閉ハンド装置100を備えており、開閉ハンド装置100は、図示しないアクチュエータで装置前後方向(矢印F方向、及び矢印B方向)へ移動される。
開閉ハンド装置100は、反応プレート16、検体プレート23、及びディスポチップボックス28を側部から把持する一対のハンド102を備えている。一対のハンド102は装置前後方向に沿って延びており、図示しないアクチュエータで互いに接離する方向(装置幅方向)に開閉移動する。一対のハンド102を互いに接近させることで反応プレート16、検体プレート23、及びディスポチップボックス28を側部から把持することができる。
また、ハンドユニット78には、反応プレート16のバーコード17、及び検体プレート23のバーコード24を読み取るバーコードリーダー90が設けられている。
図1に示すように、本実施形態の分析装置10は、分注ステージ26、分注ユニット38、インキュベータ44、搬送装置56、反応停止液分注ユニット48、測光ユニット50、洗浄ユニット52等の装置各部の作動を制御する制御装置91を備えている。
制御装置91は、コンピュータ等を含んで構成されており、各種設定や入力を行うキーボード等の入力装置92、入力した情報、装置の作動状況等を表示する表示装置93、ブザー等の警報装置94が接続されている。コンピュータには、装置各部を制御するためのプログラムが記憶されている。
(作用、効果)
次に、本実施形態の作用、効果を説明する。
先ず、ハンドユニット78を装置幅方向に移動する場合は、装置幅方向移動用モーター88を回転させてタイミングベルト84を駆動する。これにより、タイミングベルト84に連結されたハンドユニット78を装置幅方向に移動することが出来る。
一方、ハンドユニット78を昇降する場合は、昇降用モーター72を回転させる。昇降用モーター72の回転力は、昇降駆動用タイミングプーリー74、昇降用タイミングベルト66、及び送りねじ用タイミングプーリー68を介して送りねじ62に伝達され、送りねじ62が回転することで、ハンドユニット78を搭載した水平アーム60が昇降する。
本実施形態の搬送装置56では、反応プレート16、検体プレート23、及びディスポチップボックス28等の搬送対象物を把持して搬送することができる。
ハンドユニット78で、例えば、反応プレート16を把持する場合には、反応プレート16の正面にハンドユニット78を移動し、一対のハンド102を開いて、ハンドユニット78を反応プレート16に向けて前進させる。ハンド102を反応プレート16の側部に配置し、その後、一対のハンド102を閉じることで反応プレート16を把持することができる。
そして、ハンド102で反応プレート16を把持した後、反応プレート16を若干持ち上げてハンドユニット78を後退させ、ハンドユニット78を装置幅方向及び上下方向に移動することで所望の受け渡し場所へ反応プレート16を移動することができる。
なお、検体プレート23、及びディスポチップボックス28も反応プレート16と同様にして搬送することができる。
(制御)
次に、分析装置10における検体の分析手順を説明する。
先ず、最初に、凹部16Aに一次抗体が固相化された新品の反応プレート16を反応プレートストッカ18の左側の格納部にセットし、反応プレートストッカ18の右側の格納部は空けておく。また、検体(例えば、血清等)を凹部23Aに入れた検体プレート23を検体プレートストッカ32に左側の格納部にセットし、検体プレートストッカ32の右側の格納部は空けておく。装置左側の試薬容器ステージ19の試薬容器20に標識抗体液を入れ、装置右側の試薬容器ステージ19の試薬容器22に発色基質液を入れておく。また、洗浄ユニット52には洗浄液、反応停止液分注ユニット48には反応停止液を準備しておく。
また、入力装置92を操作して検体を特定するためのID番号(例えば、検体を提供した人物を特定するためのもの)等を含む各種情報を制御装置91に入力すると、制御装置91は、予め記憶されている処理工程と、検体を特定するためのID番号と、検体プレート23の種類や各種情報(分析項目等)を特定するID番号(バーコード24に含まれている)と、検体プレート23の凹部23Aと検体との対応情報と、反応プレート16の種類や情報を特定するID番号(バーコード17に含まれている)と、反応プレート16の凹部17Aと検体との対応情報等を対応させ、処理工程に対応した反応プレート16及び検体プレート23の搬送手順等が設定される。
次に、図6〜図10のフローチャートに従って分析装置10の制御を説明する。ここでは、標識抗体液として、酵素標識抗体液を用いる例を示す。
スタートボタンを押すと、最初のステップ200では、ハンドユニット78が検体プレートストッカ32の左側の格納部に移動し、検体プレートストッカ32へ向けて前進してバーコードリーダー90が検体プレート23のバーコード24を読み取って照合を行う(図4(B)参照)。
ここでの照合とは、バーコード24を読み取った検体プレート23が、次の処理部へ受け渡すように指示された検体プレート23と一致するか否かを判断することである。このため、一致していると判断した場合には、照合した検体プレート23が、これから搬送すべき正規のものであると判断される。
ステップ200において、照合した検体プレート23が、これから搬送すべき正規のものであると判断されるとステップ202へ進み、ハンドユニット78は検体プレートストッカ32から照合した検体プレート23を把持して第2分注台26Bへ搬送する。一方、ステップ200において、照合した検体プレート23が、これから搬送すべき正規のものではないと判断されるとステップ204へ進んで警報装置94で警報を出し、搬送装置56の作動を停止する。
ステップ206では、ハンドユニット78が反応プレートストッカ18に移動し、バーコードリーダー90が反応プレート16のバーコード17を読み取り、反応プレート16の照合を行う。
照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものであると判断されるとステップ208へ進み、ハンドユニット78は照合した反応プレート16を把持して第1分注台26Aへ搬送する。一方、照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものではないと判断されるとステップ210へ進んで警報装置94で警報を出し、搬送装置56の作動を停止する。
ステップ212では、分注ユニット38が検体プレート23の凹部23Aに入れられた検体を吸引し、吸引した検体を反応プレート16の凹部16Aに分注する(分注時間としては、例えば5分。)。
なお、分注ユニット38で検体等の液体の吸引、吐出は、予めディスポチップ配置部30に配置したディスポチップボックス28に収容された新品のディスポチップを、分注ノズル38Aを下降させることで分注ノズル38Aの先端に装着した状態で行う。吐出終了後には、使用済みのディスポチップを分注ノズル38Aから取り外して回収箱(図示省略)に回収する。以後、分注ユニット38で検体等の液体の吸引、吐出を行う際には同様の動作を行う(なお、図6〜図10のフローチャートでは、ディスポチップの取り付け、取り外しのステップを省略している。)。
ステップ213では、ハンドユニット78が第2分注台26Bに移動し、バーコードリーダー90が第2分注台26Bに配置されている検体プレート23のバーコード24を読み取り、検体プレート23の照合を行う。照合した検体プレート23が、これから搬送すべき正規のもの(使用済み)であると判断されるとステップ214へ進み、ハンドユニット78は照合した検体プレート23を把持して検体プレートストッカ32の右側の格納部へ搬送する。一方、照合した検体プレート23が、これから搬送すべき正規のものではないと判断されるとステップ215へ進んで警報装置94で警報を出し、搬送装置56の作動を停止する。
次のステップ216では、ハンドユニット78が第1分注台26Aに移動し、バーコードリーダー90が反応プレート16のバーコード17を読み取り、反応プレート16の照合を行う。照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものであると判断されるとステップ217へ進み、ハンドユニット78は照合した反応プレート16を把持してインキュベータ44へ搬送する。一方、照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものではないと判断されるとステップ218へ進んで警報装置94で警報を出し、搬送装置56の作動を停止する。
ステップ220では、インキュベータ44で、反応プレート16が所定温度で、所定時間(例えば、60分)保温される。これにより、一次抗体と検体中の抗原との反応(一次反応)が促進される。一次反応により、一次抗体と抗原の免疫複合体1が生成する。
次のステップ222では、ハンドユニット78のバーコードリーダー90がインキュベータ44に配置されている反応プレート16のバーコード17を読み取り、反応プレート16の照合を行う。照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものであると判断されるとステップ224へ進み、ハンドユニット78は照合した反応プレート16を把持して洗浄ユニット52に搬送する。一方、照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものではないと判断されるとステップ226へ進んで警報装置94で警報を出し、搬送装置56の作動を停止する。
ステップ228では、洗浄ユニット52から洗浄液が反応プレート16の凹部16Aに吐出され、次いで、凹部16Aから洗浄液を含む混合液が吸引されて、凹部内の不要物が洗い流される(洗浄時間としては、例えば3分)。この吐出と吸引は複数回、繰り返されても良い。
ステップ230では、ハンドユニット78のバーコードリーダー90が、洗浄ユニット52に配置されている反応プレート16のバーコード17を読み取り、反応プレート16の照合を行う。照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものであると判断されるとステップ232へ進み、ハンドユニット78は照合した反応プレート16を把持して第1分注台26Aに搬送する。一方、照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものではないと判断されるとステップ234へ進んで警報装置94で警報を出し、搬送装置56の作動を停止する。
ステップ236では、分注ユニット38が試薬容器20から酵素標識抗体(標識化二次抗体)液を吸引し、吸引した酵素標識抗体液を反応プレート16の凹部16Aに分注し、反応プレート16を振動させて酵素標識抗体液を撹拌する(酵素標識抗体分注動作。分注及び撹拌時間としては、例えば3分)。
ステップ238では、ハンドユニット78のバーコードリーダー90が、第1分注台26Aに配置されている反応プレート16のバーコード17を読み取り、反応プレート16の照合を行う。照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものであると判断されるとステップ240へ進み、ハンドユニット78は照合した反応プレート16を把持してインキュベータ44に搬送する。一方、照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものではないと判断されるとステップ242へ進んで警報装置94で警報を出し、搬送装置56の作動を停止する。
ステップ244では、インキュベータ44で、反応プレート16が所定温度で所定時間(例えば、60分)保温される。これにより、一次反応により生成した、一次抗体と抗原の免疫複合体1と、酵素標識抗体との反応(二次反応)が促進される。二次反応により、一次抗体、抗原、及び、酵素標識抗体の免疫複合体2が生成する。
ステップ246では、ハンドユニット78のバーコードリーダー90がインキュベータ44に配置されている反応プレート16のバーコード17を読み取り、反応プレート16の照合を行う。照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものであると判断されるとステップ248へ進み、ハンドユニット78は照合した反応プレート16を把持して洗浄ユニット52に搬送する。その後、ステップ250へ進んで、洗浄ユニット52から洗浄液が反応プレート16の凹部16Aに吐出され、次いで、凹部16Aから洗浄液を含む混合液が吸引されて、凹部内の不要な酵素標識抗体が洗い流される(洗浄時間としては、例えば3分)。この吐出と吸引は複数回、繰り返されても良い。
一方、照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものではないと判断されるとステップ252へ進んで警報装置94で警報を出し、搬送装置56の作動を停止する。
ステップ254では、ハンドユニット78のバーコードリーダー90が洗浄ユニット52に配置されている反応プレート16のバーコード17を読み取り、反応プレート16の照合を行う。照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものであると判断されるとステップ256へ進み、ハンドユニット78は照合した反応プレート16を把持して第1分注台26Aへ搬送する。一方、照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものではないと判断されるとステップ258へ進んで警報装置94で警報を出し、搬送装置56の作動を停止する。
ステップ256では、分注ユニット38で試薬容器22から発色基質液を吸引し、吸引した発色基質液を反応プレート16の凹部16Aに分注し、反応プレート16を振動させて発色基質液を撹拌する(発色基質分注動作。分注及び撹拌時間としては、例えば3分)。
ステップ260では、ハンドユニット78のバーコードリーダー90が第1分注台26Aに配置されている反応プレート16のバーコード17を読み取り、反応プレート16の照合を行う。照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものであると判断されるとステップ262へ進み、ハンドユニット78は照合した反応プレート16を把持してインキュベータ44に搬送する。
一方、照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものではないと判断されるとステップ264へ進んで警報装置94で警報を出し、搬送装置56の作動を停止する。
ステップ266では、インキュベータ44で、反応プレート16が所定温度で所定時間(例えば、30分)保温される。これにより、二次反応により生成した免疫複合体2中の標識と発色基質との反応(発色反応)が促進されて発色する。
ステップ268では、ハンドユニット78のバーコードリーダー90が、インキュベータ44に配置されている反応プレート16のバーコード17を読み取り、反応プレート16の照合を行う。照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものであると判断されるとステップ270へ進み、ハンドユニット78は照合した反応プレート16を把持して反応停止液分注ユニット48に搬送する。一方、照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものではないと判断されるとステップ272へ進んで警報装置94で警報を出し、搬送装置56の作動を停止する。
ステップ273では、反応停止液分注ユニット48が反応停止液を反応プレート16の凹部16Aに分注(分注時間としては、例えば3分)し、反応プレート16を振動させて反応停止液を撹拌する。これにより、免疫複合体2中の標識と発色基質との反応(発色反応)が停止される。
ステップ274では、ハンドユニット78のバーコードリーダー90が、反応停止液分注ユニット48に配置されている反応プレート16のバーコード17を読み取り、反応プレート16の照合を行う。照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものであると判断されるとステップ276へ進み、ハンドユニット78は照合した反応プレート16を把持して測光ユニット50に搬送する。
一方、照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものではないと判断されるとステップ278へ進んで警報装置94で警報を出し、搬送装置56の作動を停止する。
ステップ280では、測光ユニット50において、反応プレート16の凹部16Aに所定の波長の光が投光されて凹部16A内の溶液の吸光度が測定され、検体の分析、すなわち、検体中の抗原量の測定が行われる(分析時間としては、例えば3分)。
ステップ282では、ハンドユニット78のバーコードリーダー90が、測光ユニット50に配置されている反応プレート16のバーコード17を読み取り、反応プレート16の照合を行う。照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものであると判断されるとステップ284へ進み、ハンドユニット78は照合した反応プレート16を把持して反応プレートストッカ18の右側の格納部に搬送する。これにより、検体の分析が終了する。
一方、照合した反応プレート16が、これから搬送すべき正規のものではないと判断されるとステップ286へ進んで警報装置94で警報を出し、搬送装置56の作動を停止する。
以上説明した様に、本実施形態の搬送装置56は、ハンドユニット78がこれから搬送しようとする搬送対象物である反応プレート16や検体プレート23を把持する前に、バーコードリーダー90で、バーコード17またはバーコード24を読み取って処理工程と照合を行い、照合を行った反応プレート16や検体プレート23が正規のものであると判断された場合に、照合された反応プレート16や検体プレート23を挟持して次の工程へ搬送するので、例えば、オペレータが工程の途中で誤って反応プレート16や検体プレート23の配置を変えたり、他の反応プレート16や検体プレート23を空いているユニット等に配置しても、間違って配置されている反応プレート16や検体プレート23を搬送して処理を行うことは無く、正確な処理を行うことができる。
本実施形態の分析装置10では、ハンドユニット78が把持しようとした反応プレート16や検体プレート23が、これから搬送を行うべき正規なものでない場合に、警報装置94が警報を出すので、オペレータは、反応プレート16や検体プレート23の配置に間違いがあることが分かる。
本実施形態の分析装置10では、警報が出されて搬送装置56が停止すると、ハンドユニット78が間違って配置されている反応プレート16または検体プレート23の前で停止するので、オペレータは、停止したハンドユニット78の前に配置されている反応プレート16または検体プレート23が、間違って配置されているものであると分かる。
また、本実施形態の分析装置10では、間違って配置されている反応プレート16や検体プレート23をハンドユニット78が把持しないので、間違って配置されている反応プレート16や検体プレート23を処理部から容易に取ることが出来る。
[その他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
上記実施形態では、反応プレート16の識別を行うための識別部材としてバーコード17を用い、検体プレート23の識別を行うための識別部材としてバーコード24を用いたが、QRコード(登録商標)、ICタグ等の他の識別部材を用いても良い。
上記実施形態では、照合した反応プレート16または検体プレート23がこれから搬送すべきものではないと判断されたときに、ハンドユニット78で反応プレート16または検体プレート23を把持しないようにしたが、少なくとも反応プレート16または検体プレート23を搬送しない限りでは、ハンドユニット78は反応プレート16または検体プレート23を把持しても良い。
上記実施形態では、反応プレート16または検体プレート23の配置が間違っている場合に警報を出したが、配置の間違っている反応プレート16または検体プレート23の装置中における位置を表示装置93に表示しても良い。
10 分析装置
16 反応プレート(搬送対象物)
17 バーコード(識別部材)
23 検体プレート(搬送対象物)
24 バーコード(識別部材)
26 分注ステージ(処理部)
44 インキュベータ(処理部)
48 反応停止液分注ユニット(処理部)
50 測光ユニット(処理部)
52 洗浄ユニット(処理部)
56 搬送装置(搬送装置)
90 バーコードリーダー(読み取り装置)
91 制御装置
94 警報装置

Claims (4)

  1. 搬送対象物を識別する情報を含んだ識別部材が付与された前記搬送対象物に入れた検体の分析を自動で行うための分析装置であって、
    前記搬送対象物に入れた検体の分析を行うための処理を行う複数の処理部と、
    前記搬送対象物を把持して前記処理部へ受け渡す搬送装置と、
    前記搬送装置に設けられ、前記識別部材を読み取る読み取り装置と、
    処理工程に従って前記搬送対象物を複数の前記処理部へ順次受け渡すように前記搬送装置を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記読み取り装置は、前記搬送装置と共に移動して、前記処理部毎に、前記搬送対象物に付与された前記識別部材を読み取り、
    前記制御装置は、前記読み取り装置で前記識別部材を読み取った前記搬送対象物が、前記処理部へ受け渡すように指示された搬送対象物と一致するかを前記処理部毎に照合し、一致する場合には前記搬送対象物を前記搬送装置で次の処理部へ搬送し、一致しない場合に前記搬送装置の作動を停止する、分析装置。
  2. 警報を発する警報装置を備え、
    前記制御装置は、前記照合が一致しない場合に前記警報装置を作動させて警報を行う、請求項1に記載の分析装置。
  3. 前記搬送装置は、前記照合が一致しない場合に前記搬送対象物を把持しない、請求項1または請求項2に記載の分析装置。
  4. 検体が入れられた搬送対象物複数の処理部に順次搬送して、前記搬送対象物に入れた前記検体の分析を自動で行うための分析方法であって、
    搬送対象物に付与された前記搬送対象物を識別する識別部材を、搬送装置に設けられ前記搬送装置と共に移動する読み取り装置で読み取る読み取り工程と、
    前記読み取り装置で読み取った前記識別部材が付与された前記搬送対象物が、次の処理部へ受け渡すように指示された搬送対象物と一致するか否かを制御装置で照合する照合工程と、を有し、
    前記読み取り工程、及び前記照合工程を前記処理部毎に行い、照合した結果が一致する場合には、前記識別部材の読み取りが行われた前記搬送対象物を搬送装置で次の処理部へ受け渡し、照合した結果が一致しない場合には、前記搬送装置の作動を停止する、分析方法。
JP2014225360A 2013-11-06 2014-11-05 分析装置、及び分析方法 Active JP6539985B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014225360A JP6539985B2 (ja) 2013-11-06 2014-11-05 分析装置、及び分析方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013230660 2013-11-06
JP2013230660 2013-11-06
JP2014225360A JP6539985B2 (ja) 2013-11-06 2014-11-05 分析装置、及び分析方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015111119A JP2015111119A (ja) 2015-06-18
JP6539985B2 true JP6539985B2 (ja) 2019-07-10

Family

ID=53526021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014225360A Active JP6539985B2 (ja) 2013-11-06 2014-11-05 分析装置、及び分析方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6539985B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210190807A1 (en) * 2018-08-30 2021-06-24 Shimadzu Corporation Sample plate supply control device, sample plate supply control system, sample plate supply control method and sample plate supply control program

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3317851B2 (ja) * 1996-07-05 2002-08-26 株式会社日立製作所 多項目自動分析装置
JP3740416B2 (ja) * 2001-12-27 2006-02-01 アロカ株式会社 酵素免疫反応測定システム
JP2007309743A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Olympus Corp 多ユニット分析装置とそのラック搬送制御方法
WO2010033625A1 (en) * 2008-09-16 2010-03-25 Ibis Biosciences, Inc. Microplate handling systems and related computer program products and methods

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015111119A (ja) 2015-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210302456A1 (en) Sample analysis device
JP5530613B2 (ja) 検体処理システム及び検体搬送システム
JP5373560B2 (ja) 搬送装置及びこれを用いた検体分析装置
CN102023222B (zh) 样本处理装置及样架运送方法
JP5485766B2 (ja) 検体ラック搬送システム
JP6740301B2 (ja) 搬送システム、検体分析装置、検体ラック、および搬送規制方法
JP7423722B2 (ja) 検体測定装置および検体測定方法
JP2010121936A (ja) 検体処理システム
JP2011069731A (ja) 検体処理装置及び検体の搬送装置
JP6619928B2 (ja) 把持装置、搬送装置、及び分析装置
JP6539985B2 (ja) 分析装置、及び分析方法
JP5373561B2 (ja) 搬送装置及びこれを用いた検体分析装置
JP2010204129A (ja) 自動分析装置及びラック搬送方法
JP3771840B2 (ja) マイクロプレート搬送装置
JP6454518B2 (ja) 分析装置および分析方法
CN113848333A (zh) 一种样本分析装置
CN114324939A (zh) 一种样本分析装置
JP3740416B2 (ja) 酵素免疫反応測定システム
CN111624358B (zh) 样本分析装置和样本分析方法
CN213875714U (zh) 一种样本分析装置
CN113811775B (zh) 输送机构以及分析装置
JP4512433B2 (ja) 臨床検体処理装置
JP3688636B2 (ja) ハンドリング装置
CN114324938A (zh) 一种样本分析装置
JP2020159968A (ja) 検体測定装置および検体測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190527

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6539985

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250