JP2000092507A - クロック周波数変換回路及びその変換方法並びにクロック 周波数変換機能を備えた受像装置 - Google Patents

クロック周波数変換回路及びその変換方法並びにクロック 周波数変換機能を備えた受像装置

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JP2000092507A
JP2000092507A JP10279297A JP27929798A JP2000092507A JP 2000092507 A JP2000092507 A JP 2000092507A JP 10279297 A JP10279297 A JP 10279297A JP 27929798 A JP27929798 A JP 27929798A JP 2000092507 A JP2000092507 A JP 2000092507A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジッタを少なくし、かつ回路規模も小さくす
る。 【解決手段】4fscの1クロック当たりの3.375
MHz位相を単位加算値とし、これを累積加算しながら
正弦波出力を得た後、D/A変換によるアナログ出力に
位相同期した27MHzクロックを生成するようにす
る。また、累積加算においては、一時的に加算する単位
量を変化させ、微妙に周波数を変化させるとともに、累
積加算する値を位相情報とし、360度を越えた値を不
要として累積加算のビット数を少なくするようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばPAL方
式の4fscクロックからジッタの少ないコンポーネン
トディジタルに使用する27MHzクロックを生成する
クロック周波数変換回路及びその変換方法並びにクロッ
ク周波数変換機能を備えた受像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、PAL方式においては、カラ
ー信号をコンポーネントに変換するために、サブキャリ
アが使用される。コンポジットディジタル処理ではサブ
キャリアの4倍のクロックが使用される。コンポーネン
ト信号では水平周波数の整数倍のクロック(例えば27
MHz)が使用される。コンポーネント用クロックは、
コンポジット信号から生成される。サブキャリア周波数
(fsc)と水平周波数(fh)の比は次のとおりであ
る。 4fsc=(fh×1135)+(25×4)=177
34475Hz fsc=4433618.75Hz fh=15625Hz
【0003】4fscとfhとの共通の整数比となる周
波数は25Hzであり、この25Hzが映像のフレーム
周波数となる。この種のクロック周波数の変換を行うた
めの第1の方式として、例えば図6に示すクロック変換
回路が考えられる。これは、入力端子52からの4fs
cクロックをもとに、0〜709378を計数するカウ
ンタ51により709379分周すると、25Hzが得
られるものである。PLL回路は、位相比較回路53、
ループフィルタ54、27MHzVCO(電圧制御発振
器)55、カウンタ56から構成されている。出力端子
57には、27MHzが出力される。この例でのカウン
タ56の分周比は1080000であり、カウンタ56
の出力の周波数は25Hzである。理論的には、このよ
うな回路構成により、4fscから27MHzへの変換
が可能である。
【0004】ところで、27MHzのパラレル信号をも
とに、パラレル/シリアル変換して、シリアルディジタ
ル伝送する場合、そのジッタを270MHzのクロック
周波数の1周期の20%以下(約0.74nS以下)と
することが求められる。ところが、図6に示した回路構
成では、位相比較するためのカウンタ56からの周波数
が25Hzと低く、ジッタが少なく安定な同期結合とす
るためには問題がある。すなわち、例えばPLL方式で
用いられる27MHzVCO55自体が電源の変動など
により100Hzで発振周波数が変調されたとき、位相
比較回路53による位相比較での周波数が25Hzであ
ると、100Hzには応答できず、そのままジッタにな
る。この場合、位相比較する周波数を高くすると、27
MHzVCO55自体の周波数変動を抑圧することがで
きるので、ジッタを少なくすることができる。
【0005】クロック周波数の変換を行うための第2の
方式として、図7に示す回路構成も考えられる。これ
は、入力端子52からの映像の1フレーム期間の4fs
cでのクロック数である709379を、カウンタ回路
61により1135分周で624回(1139分周で1
回)としたそれぞれの周波数を合成し、疑似的な水平周
波数を得るとともに、PLL回路によりジッタを低減し
て再生出力である27MHzを得るようにしたものであ
る。フレームカウンタ69は、入力端子68からのフレ
ームパルスに同期して、カウンタ61を制御し625本
の走査線のうち1走査線の分周比を変えるものである。
PLL回路は、位相比較回路63、ループフィルタ6
4、27MHzVCO(電圧制御発振器)65、カウン
タ66から構成されている。出力端子57には、27M
Hzが出力される。
【0006】このような回路構成では、PLLのループ
応答を遅くすることでジッタを低減することができる。
ところが、4fscのクロック期間(約148ns)の
ジッタを、上述したパラレル/シリアル変換してシリア
ルディジタル伝送する場合の0.74ns以下とするこ
とは困難である。この場合、4クロック分(サブキャリ
アの4倍のクロック)の急激な時間間隔の変化を4回に
分け、1クロックの位相ジャンプに分散することでジッ
タを1/4にすることは可能である。しかし、このよう
にジッタを1/4にした場合、約56.4ns100H
zのジッタがあるため、0.74ns以下とすることは
容易ではない。よって、同期結合を安定にするためには
ジッタが大きくなり、ジッタを少なくすると同期結合が
不安定になる。また、両者を満足するためには回路規模
が大きくなるなどの欠点がある。
【0007】クロック周波数の変換を行うための第3の
方式として、図8に示す回路構成も考えられる。これ
は、入力端子72からの4fscをカウンタ71によっ
て709379分周し、入力端子78からのフレームパ
ルスの1フレーム期間のアドレスに対して正弦波発生回
路79により3.375MHzの正弦波を出力し、D/
A変換回路80及びフィルタ81を通過させてアナログ
の3.375MHzを得るとともに、3.375MHz
を入力としPLL回路で27MHzを得るようにしたも
のである。PLL回路は、位相比較回路73、ループフ
ィルタ74、27MHzVCO(電圧制御発振器)7
5、カウンタ76から構成されている。出力端子77か
らは、27MHzが出力される。
【0008】このような回路構成は、1フレーム期間は
3.375MHzで、135000サイクル分の期間に
等しいことを利用したものであって、4fscクロック
で3.375MHzをサンプリングした1フレーム期間
のデータをリードオンリーメモリ(ROM)に書き込
み、これを読み出すようにしたものである。すなわち、
正弦波発生回路79をROMとしたものである。
【0009】この回路構成では、D/A変換回路80に
よりD/A変換して得られる正弦波の周波数を3.37
5MHzとしているが、その正弦波の周波数を4fsc
の1/2の周波数以下となる6.75MHzとすること
もできる。また、D/A変換回路80の後段のフィルタ
81を、簡易な特性のローパスフィルタである3.37
5MHz以下の通過帯域を有するものとすることができ
る。この第3の方式は、位相比較している周波数が、図
6及び図7で説明した第1及び第2の方式での25Hz
や15.625KHzに比べて高く、しかも第2の方式
での原理によるジッタそのものがない方式である。とこ
ろが、この第3の方式は、正弦波発生回路79に使用す
るROMの入力アドレスを20ビット必要とし、また4
fscで動作させる必要があるため、高速・大容量のメ
モリが必要となり、消費電力の増大を招いたり、回路規
模が大きくなったりするなどの欠点がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
第1の方式では、位相比較するためのカウンタ56から
の周波数が25Hzと低く、ジッタが少なく安定な同期
結合とするためには問題がある。第2の方式では、同期
結合を安定にするためにはジッタが大きくなり、ジッタ
を少なくすると同期結合が不安定になったりする。ま
た、両者を満足するためには回路規模が大きくなるなど
の欠点がある。第3の方式では、正弦波発生回路79に
使用するROMの入力アドレスを20ビット必要とし、
また4fscで動作させる必要があるため、高速・大容
量のメモリが必要となり、消費電力の増大を招いたり、
回路規模が大きくなったりするなどの欠点がある。
【0011】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、ジッタを少なくすることができ、かつ回
路規模も小さくすることができるクロック周波数変換回
路及びその変換方法並びにクロック周波数変換機能を備
えた受像装置を提供することができるようにするもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のクロッ
ク周波数変換回路は、4fscクロック及びフレームパ
ルスに基づき、単位加算値、初期値及び1フレーム毎の
初期化制御信号を出力する累積加算制御手段と、単位加
算値を初期値と共に累積加算するとともに、初期化制御
信号に基づいて累積加算した値を零に初期化し、次のフ
レームに対する単位加算値を累積加算する累積位相加算
手段と、累積位相加算手段からの累積加算出力を正弦波
状に変化させる正弦波発生手段と、正弦波状出力をアナ
ログの正弦波として出力するD/A変換手段と、アナロ
グの正弦波出力に位相同期したクロックを生成するクロ
ック生成手段とが具備されていることを特徴とする。ま
た、単位加算値は、固定された第1の値と一時的に変化
する第2の値とからなるようにすることができる。ま
た、第1の値と第2の値とは、それぞれ変更可能とされ
るようにすることができる。また、正弦波発生手段の入
力ビット数は、累積位相加算手段の出力ビット数よりも
少なく、かつ上位側ビットを使用するようにすることが
できる。また、累積加算制御手段は、フレームパルスに
同期した信号で累積位相加算手段の初期値制御を行うよ
うにすることができる。また、累積位相加算手段は、単
位加算値を累積加算するラッチ回路と、単位加算値を出
力する加算回路と、初期化制御信号に基づき、ラッチ回
路に対して単位加算値を加算させるとともに、ラッチ回
路における累積加算値をフレーム毎に初期化させる切替
回路とを具備するようにすることができる。また、累積
加算制御手段は、フレームパルスに同期して4fscク
ロックを所定回数分周するカウンタ回路と、カウンタ回
路からの出力を受けて単位加算値を出力する単位加算値
発生回路とを具備するようにすることができる。また、
累積加算制御手段は、フレームパルスの走査線を計数す
るフレームカウンタと、フレームカウンタからの計数出
力に応じて初期値を変化させる初期値発生回路と、フレ
ームカウンタからの計数出力に応じて固定された第1の
分周比と一時的に変化する第2の分周比とで動作し、初
期化制御信号である疑似水平パルスを出力する疑似水平
カウンタとを具備するようにすることができる。また、
疑似水平パルスは、非等間隔の水平周期のパルスである
ようにすることができる。請求項10に記載のクロック
周波数変換方法は、4fscクロック及びフレームパル
スに基づき、単位加算値、初期値及び初期値制御信号を
出力する第1の工程と、単位加算値を累積加算する第2
の工程と、累積加算された値を正弦波状に変化させる第
3の工程と、正弦波状の出力をアナログの正弦波として
出力する第4の工程と、アナログの正弦波出力に位相同
期したクロックを生成する第5の工程とを備えることを
特徴とする。また、第1の工程には、フレームパルスに
同期して4fscクロックを所定回数分周する工程と、
分周出力に応じて単位加算値を出力する工程とが含まれ
るようにすることができる。また、第1の工程には、フ
レームパルスの走査線を計数する工程と、計数出力に応
じて初期値を変化させる工程と、計数出力に応じて固定
された第1の分周比と一時的に変化する第2の分周比と
で動作し、疑似水平パルスを出力する工程とが含まれる
ようにすることができる。また、第2の工程には、累積
加算値を1フレーム毎に初期化させる工程が含まれるよ
うにすることができる。請求項14に記載のクロック周
波数変換方法は、コンポーネント信号クロックからPA
Lコンポジット4fscに変換するに際し、単位加算値
を求める工程と、1フレーム期間の単位加算値の累積加
算値と理想値との誤差を求める工程と、1フレームの走
査線のうち、第1の走査線数に対しての第1の回数の補
正と、第2の走査線数に対しての第2の回数の補正とを
組合わせることで、1フレーム期間の誤差を分散させる
工程とを備えることを特徴とする。請求項15に記載の
クロック周波数変換方法は、NTSCコンポジット信号
における4fscから、コンポーネント信号クロックを
生成するに際し、単位加算値を求める工程と、1フレー
ム期間の単位加算値の累積加算値と理想値との誤差を求
める工程と、所定の値のクロックで誤差に応じた回数だ
け単位加算値を第1の値から第2の値に一時的に変化さ
せる工程とを備えることを特徴とする。請求項16に記
載のクロック周波数変換機能を備えた受像装置は、クロ
ック周波数変換回路をPAL方式に適用したことを特徴
とする。請求項17に記載のクロック周波数変換機能を
備えた受像装置は、クロック周波数変換回路をNTSC
方式に適用したことを特徴とする。本発明に係るクロッ
ク周波数変換回路及びその変換方法並びにクロック周波
数変換機能を備えた受像装置においては、4fscの1
クロック当たりの周波数の位相を単位加算値とし、これ
を累積加算しながら正弦波出力を得た後、D/A変換に
よるアナログ出力に位相同期したクロックを生成するよ
うにする。また、累積加算においては、一時的に加算す
る単位量を変化させ、微妙に周波数を変化させるととも
に、累積加算する値を位相情報とし、360度を越えた
値を不要として累積加算のビット数を少なくするように
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は、本発明のクロック周波数変換の実
施の形態に係る原理を示すものである。ここでは、出力
正弦波の位相360度を数値8192に対応させ、1ク
ロック当たりの単位加算値を1821として累積加算し
た例で説明する。この場合、1クロック当たり約80度
ずつ変化する出力正弦波となる。累積加算すると、1ク
ロック毎に増加し、図1(a)に示す変化で、数値は0
→1821→3642→5463→7284→9105
→10926→12747→14568→16389→
18210→・・・となる。
【0014】ここで桁上げ演算を行わないと、図1
(b)に示す変化となり、0→1821→3642→5
463→7284→913→2734→4555→63
76→5→1826→・・・となる。出力正弦波の位相
360度に対応する数値8192が1サイクルに相当す
るので、この信号はいわばnサイクル+m度に分解して
表現されたうち、サイクル数を除いたm度の情報となっ
ている。さらに、図1(b)に示すノコギリ波状の変化
を正弦波状に変換すると、図1(c)に示すような連続
した正弦波が得られる。よって、1821とした単位加
算値を変化させることで出力周波数を変えることができ
る。
【0015】次に、PAL方式の4fscから27MH
zを生成する場合について説明する。上述した単位加算
値は、次の式で求めることができる。 単位加算値=(3.375MHz/4fsc)×819
2=1558.9974 単位加算値を13ビットで表現できる近似値は1559
となるため、この例での13ビット演算は比較的誤差が
少なく相性が良い。1フレーム期間に渡って累積加算す
ると、理想的には3.375MHzが1フレーム期間で
は135000サイクルに相当する値となる。近似単位
加算が理想的な値からずれていることによる誤差を、1
フレーム期間について計算すると、次の通りとなる。 (1559×4fsc/25)−(135000×81
92)=1861
【0016】したがって、1フレーム期間では、3.3
75MHzの位相で約82度ずれる。すなわち、 360度×(1861/8192)≒81.78度 となるためである。よって、この1861の誤差を分散
させることにより、ジッタを少なくすることができる。
誤差を分散し補正するには単位加算値(Δφ)を155
9として、一時的に1558に変えれば良い。誤差18
61で1フレーム期間のクロック数である709379
を割ると、約381.18となる。したがって、単位加
算値を381回に1回だけ1559から1558に変更
することにより、近似補正を行うことができる。このよ
うな近似補正を行うことで、ジッタを非常に少ないもの
とすることができる。
【0017】(第1の実施の形態)図2は、本発明のク
ロック周波数変換回路をPAL方式に適用した場合の第
1の実施の形態を示すブロック図、図3は、図2の累積
位相加算回路の詳細を示すブロック図、図4は、図2の
累積加算制御回路の詳細を示すブロック図である。図1
に示すクロック周波数変換回路は、累積位相加算回路
1、累積加算制御回路2、正弦波発生回路3、D/A変
換器4、PLL回路5を備えて構成されている。累積位
相加算回路1は、累積加算制御回路2からの単位加算値
9、初期値10、初期値制御信号11を受けて累積加算
を行うものである。累積加算制御回路2は、入力端子
6,7からの4fscクロックとフレームパルスとから
単位加算値9、初期値10、初期値制御信号(切替信
号)11を出力するものである。これら単位加算値9、
初期値10、初期値制御信号(切替信号)11の詳細に
ついては、後述する。
【0018】正弦波発生回路3は、累積位相加算回路1
からの13ビットのうち、上位8ビットのみを受け、出
力ビット数も8ビットとしている。ここで、正弦波発生
回路3での誤差は累積されず比較的周波数の高いジッタ
となるので、後段のPLL回路5でのジッタ抑圧との関
係から正弦波発生回路3の所用ビット数を決定すること
ができる。また、正弦波発生回路3にはリードオンリー
メモリ(ROM)を使用することができる。入、出力と
も8ビットの場合、アドレス(A)は0〜255まであ
る。このアドレス(A)と正弦波出力(S)との関係式
の一例は次の通りである。
【0019】 S=128+{125×sin2π×(A/256)} A=0〜255 D/A変換器4は、図示しないD/A変換回路とフィル
タとからなる。このフィルタとしては、単一周波数の正
弦波のみを通すバンドパスフィルタを用いることができ
る。また、D/A変換器4の入力のビット数は、正弦波
発生回路3の出力と同じである。PLL回路5は、ジッ
タの抑圧を行うものである。出力端子8には27MHZ
の信号が出力される。
【0020】累積位相加算回路1は、図3に示すよう
に、加算回路21、切替回路22、ラッチ回路23を備
えて構成されている。加算回路21は、ラッチ回路23
の出力に単位加算値(Δφ)9を加算するものである。
切替回路22は、初期値10及び初期値制御信号11を
受けて、ラッチ回路23に保持される加算回路21から
の加算出力を加算させるものである。ラッチ回路23
は、4fscの1クロック毎に単位加算値分を加算する
ものである。ここで、ラッチ回路23、切替回路22、
加算回路21のビット数は13ビットである。
【0021】累積加算制御回路2は、図4に示すよう
に、カウンタ回路31及び単位加算値発生回路32を備
えて構成されている。カウンタ回路31は、フレームパ
ルスに同期して4fscクロックを381分周するもの
である。単位加算値発生回路32は、カウンタ31から
の出力を受けて単位加算値9である1559又は155
8を出力するものである。ここで、単位加算値9は、ほ
とんどの期間で1559であるが、381回に1回だけ
1558としている。これは、単位加算値9を1559
で固定すると1フレーム期間では誤差が大きくなるため
であり、一時的に値を変化させることで、近似補正を行
うことができ、ジッタを非常に少ないものとすることが
できる。また、この累積加算制御回路2では、フレーム
周期で初期化するため13ビットのゼロデータである初
期値11と初期値制御信号(切替信号)11とを送出
し、累積位相加算回路1における累積加算値をフレーム
毎にゼロに初期化している。
【0022】次に、以上のような構成のクロック周波数
変換回路の動作について説明する。まず、累積加算制御
回路2に入力端子72からの4fscクロックとフレー
ムパルスが入力される。累積加算制御回路2は、累積位
相加算回路1に対して単位加算値9を出力する。ここで
の単位加算値9は1559であるが、381回に1回だ
け1558とされる。累積位相加算回路1は、単位加算
値9である1559を累積加算するとともに、381回
に1回だけ1558を加算し、その加算値を正弦波発生
回路3に出力する。正弦波発生回路3から3.375M
Hzの正弦波が出力されると、その出力はD/A変換回
路4によりアナログの3.375MHzとされる。PL
L回路5では、その3.375MHzを入力とし27M
Hzを出力する。
【0023】以上のようにして1フレーム期間に対する
27MHzの出力が行われると同時に、累積位相加算回
路1に累積加算制御回路2からフレーム周期で初期化す
るため13ビットのゼロデータである初期値11と初期
値制御信号(切替信号)11とが送出される。これによ
り、累積位相加算回路1は、単位加算値9である155
9又は1558の値の累積加算を繰返す。
【0024】このように、第1の実施の形態では、4f
scの1クロック当たりの3.375MHz位相を単位
加算値とし、これを累積加算しながら正弦波出力を得た
後、D/A変換によるアナログ出力に位相同期した27
MHzクロックを生成するようにした。また、累積加算
においては、一時的に加算する単位量を変化させ、微妙
に周波数を変化させるとともに、累積加算する値を位相
情報とし、360度を越えた値を不要として累積加算の
ビット数を少なくするようにしたので、ジッタを少なく
することができ、かつ回路規模も小さくすることができ
る。なお、この第1の実施の形態では、単位加算値9を
1559又は1558とした場合について説明したが、
これらの値を適宜変更することができ、出力周波数の変
更を任意に行うことができる。
【0025】また、PAL方式の場合、4fscから2
7MHzを生成する方法以外にも27MHzを生成する
方法がある。すなわち、入力がPALアナログ信号の場
合、カラーバーストではなく、同期信号をアナログ的回
路である同期分離回路により複合同期信号(垂直同期信
号成分を含む)を得る。次に、等価パルスを除去するな
どして水平同期信号を得る。この水平同期信号をもとに
PLL回路で位相同期した27MHzを得ることができ
る。ところが、コンポジットディジタル化した信号を受
けて動作させる場合、クロックとしてカラーバーストに
同期した4fscが用いられる。このため、1水平周期
の間隔が全走査ラインに渡って均等でジッタのない水平
同期信号を得ることは容易ではないが、この場合、第1
の実施の形態で示したクロック周波数変換回路を用いる
ことで、全走査ラインに渡って均等でジッタのない水平
同期信号を得ることが可能となる。また、アナログ入力
の場合であっても、カラーバーストの方が水平同期信号
よりもジッタの少ない場合が多いので、第1の実施の形
態で示したクロック周波数変換回路が有効となる。
【0026】また、第1の実施のクロック周波数変換回
路は、特にPAL方式の4fscからコンポーネントデ
ィジタル用のクロックを生成する場合に効果があるが、
NTSC方式の場合にも適用可能である。NTSC方式
への適用については後述する。さらに、第1の実施のク
ロック周波数変換回路は、27MHzから逆に4fsc
を生成する場合にも用いることができる。
【0027】(第2の実施の形態)図5は、図4の累積
加算制御回路2の構成を変えた場合の第2の実施の形態
を示すブロック図である。同図に示す累積加算制御回路
2は、フレームカウンタ35、疑似水平カウンタ36、
初期値発生回路37を備えている。単位加算値(Δφ)
は、1559に固定(固定値1)され、疑似水平パルス
38の水平周期毎に、初期値10と初期化制御信号11
とを送出するようになっている。すなわち、初期値発生
回路37において、1水平周期毎に8192から約3を
引いた値を初期値とし、1135のクロックを1水平周
期として初期化するものである。
【0028】フレームカウンタ35は、走査線625本
を計数するカウンタである。この出力の変化に応じて、
初期値発生回路37は初期値10を変化させている。疑
似水平カウンタ36は、フレームカウンタ35からの制
御を受けて一時的に分周比を1135から1139に変
えて動作し、疑似水平パルス38を出力する。ここで、
疑似水平パルス38は、等間隔の水平周期のパルスでな
いことを意味する。このような構成では、単位加算値
(Δφ)が1559に固定されるが、疑似水平カウンタ
36により1135又は1139の分周比を1135か
ら1139に変えての疑似水平パルス38が出力される
ので、第1の実施の形態と同様に、ジッタの少ない出力
が得られる。
【0029】(第3の実施の形態)次に、本発明のクロ
ック周波数変換回路を、NTSC方式に適用した場合の
一例について説明する。ここでは、NTSCコンポジッ
ト信号における4fscから、コンポーネント信号用2
7MHzを生成する場合について説明する。単位加算値
を試算する。理想値(Δφ1 )は、 Δφ1 =(3.375MHz/4fsc)×8192=
1930.971 となり、近似値は1931となる。1水平期間の累積加
算を行うと、理想値からの誤差は、 (1931×910)−(214.5×8192)=2
6 となり、910クロックで26回、単位加算値を193
1から1930に一時的に変えればよい。したがって、
単位加算値を1931とし、4fscクロックで35ク
ロックに1回、1931から1930に変化させればよ
い。
【0030】また、単位加算値を1931に固定し、1
水平周期毎に初期値を変える方法も可能であり、1水平
周期毎に初期値を0と4096に順次変えていく方法も
可能である。また、NTSC方式に適用した場合の回路
構成においては、図1に示した正弦波発生回路3、D/
A変換器4、PLL回路5を使用することができるの
で、PAL方式との共有化が図れる。
【0031】(第4の実施の形態)次に、コンポーネン
トからPALコンポジット4fscに変換する場合の一
例について説明する。13.5MHzから4.4336
1875MHzを生成する場合、演算はこれまでの13
ビットを16ビットとする。単位加算値は、 単位加算値=(4.43361875MHz/13.5
MHz)×8192×8=2690.3855×8=2
1523.084 となる。近似値として21523を使用する。1フレー
ム期間の誤差は、 (540000×21523)−(177344.75
×8192×8)=11622420000−1162
246554=45536 となり、0.69サイクルずれてしまう。1フレーム期
間の誤差を分散する方法としては、625本の走査線の
うち、536回は1H(水平周期)期間当たり、73回
補正する場合と、89回は1H当たり72回補正する組
み合わせとすることでジッタを少なくすることができ
る。
【0032】1フレーム期間の累積加算値は、 536×(791×21523+73×21524)+
89×(792×21523+72×21524) となる。また、初期値設定は1フレーム毎に90度位相
をずらせばよく、4フレームを数えるカウンタを設けて
初期値を設定すればよい。初期値をフレーム毎に、例え
ば0→6144→4096→2048と変化させればよ
い。この他に、1H毎に初期値設定することも可能であ
る。なお、以上に説明したクロック周波数変換回路をP
AL方式やNTSC方式の受像装置に組込むことで、ジ
ッタの少ない画像が得られる。
【0033】
【発明の効果】以上の如く本発明に係るクロック周波数
変換回路及びその変換方法並びにクロック周波数変換機
能を備えた受像装置によりば、4fscの1クロック当
たりの周波数の位相を単位加算値とし、これを累積加算
しながら正弦波出力を得た後、D/A変換によるアナロ
グ出力に位相同期したクロックを生成するようにした。
また、累積加算においては、一時的に加算する単位量を
変化させ、微妙に周波数を変化させるとともに、累積加
算する値を位相情報とし、360度を越えた値を不要と
して累積加算のビット数を少なくするようにしたので、
ジッタを少なくすることができ、かつ回路規模も小さく
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクロック周波数変換の実施の形態に係
る原理を示す図である。
【図2】本発明のクロック周波数変換回路をPAL方式
に適用した場合の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図3】図2の累積位相加算回路の詳細を示すブロック
図である。
【図4】図2の累積加算制御回路の詳細を示すブロック
図である。
【図5】図4の累積加算制御回路の構成を変えた場合の
第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図6】従来のクロック周波数の変換を行うための第1
の方式を示すブロック図である。
【図7】従来のクロック周波数の変換を行うための第2
の方式を示すブロック図である。
【図8】従来のクロック周波数の変換を行うための第3
の方式を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 累積位相加算回路 2 累積加算制御回路 3 正弦波発生回路 4 D/A変換器 5 PLL回路 6,7 入力端子 8 出力端子 21 加算回路 22 切替回路 23 ラッチ回路 31 カウンタ回路 32 単位加算値発生回路 35 フレームカウンタ 36 疑似水平カウンタ 37 初期値発生回路 38 疑似水平パルス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C057 AA06 BA02 BA03 EB03 EB04 EB11 EL01 GB01 GB02 GB03 GB04 GC03 GE02 GF02 GF05 GF07 GG03 GH02 GJ01 5C066 AA03 BA02 BA03 CA01 CA19 DA08 DD04 GA14 GA15 HA01 KB02 KB03 KB05 KC04 KD03 KE02 KE09 KE20 KE24 KG01

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4fscクロック及びフレームパルスに
    基づき、単位加算値、初期値及び1フレーム毎の初期化
    制御信号を出力する累積加算制御手段と、 前記単位加算値を前記初期値と共に累積加算するととも
    に、前記初期化制御信号に基づいて前記累積加算した値
    を零に初期化し、次のフレームに対する単位加算値を累
    積加算する累積位相加算手段と、 前記累積位相加算手段からの累積加算出力を正弦波状に
    変化させる正弦波発生手段と、 前記正弦波状出力をアナログの正弦波として出力するD
    /A変換手段と、 前記アナログの正弦波出力に位相同期したクロックを生
    成するクロック生成手段とが具備されていることを特徴
    とするクロック周波数変換回路。
  2. 【請求項2】 前記単位加算値は、固定された第1の値
    と一時的に変化する第2の値とからなることを特徴とす
    る請求項1に記載のクロック周波数変換回路。
  3. 【請求項3】 前記第1の値と第2の値とは、それぞれ
    変更可能とされていることを特徴とする請求項2に記載
    のクロック周波数変換回路。
  4. 【請求項4】 前記正弦波発生手段の入力ビット数は、
    前記累積位相加算手段の出力ビット数よりも少なく、か
    つ上位側ビットを使用することを特徴とする請求項1に
    記載のクロック周波数変換回路。
  5. 【請求項5】 前記累積加算制御手段は、前記フレーム
    パルスに同期した信号で前記累積位相加算手段の初期値
    制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のクロック
    周波数変換回路。
  6. 【請求項6】 前記累積位相加算手段は、 前記単位加算値を累積加算するラッチ回路と、 前記単位加算値を出力する加算回路と、 前記初期化制御信号に基づき、前記ラッチ回路に対して
    前記単位加算値を加算させるとともに、前記ラッチ回路
    における累積加算値をフレーム毎に初期化させる切替回
    路とを具備することを特徴とする請求項1に記載のクロ
    ック周波数変換回路。
  7. 【請求項7】 前記累積加算制御手段は、 前記フレームパルスに同期して4fscクロックを所定
    回数分周するカウンタ回路と、 前記カウンタ回路からの出力を受けて前記単位加算値を
    出力する単位加算値発生回路とを具備することを特徴と
    する請求項1に記載のクロック周波数変換回路。
  8. 【請求項8】 前記累積加算制御手段は、前記フレーム
    パルスの走査線を計数するフレームカウンタと、 前記フレームカウンタからの計数出力に応じて前記初期
    値を変化させる初期値発生回路と、 前記フレームカウンタからの計数出力に応じて固定され
    た第1の分周比と一時的に変化する第2の分周比とで動
    作し、前記初期化制御信号である疑似水平パルスを出力
    する疑似水平カウンタとを具備することを特徴とする請
    求項1に記載のクロック周波数変換回路。
  9. 【請求項9】 前記疑似水平パルスは、非等間隔の水平
    周期のパルスであることを特徴とする請求項8に記載の
    クロック周波数変換回路。
  10. 【請求項10】 4fscクロック及びフレームパルス
    に基づき、単位加算値、初期値及び初期値制御信号を出
    力する第1の工程と、 前記単位加算値を累積加算する第2の工程と、 前記累積加算された値を正弦波状に変化させる第3の工
    程と、 前記正弦波状の出力をアナログの正弦波として出力する
    第4の工程と、 前記アナログの正弦波出力に位相同期したクロックを生
    成する第5の工程と を備えることを特徴とするクロック周波数変換方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の工程には、前記フレームパ
    ルスに同期して4fscクロックを所定回数分周する工
    程と、 前記分周出力に応じて前記単位加算値を出力する工程と
    が含まれていることを特徴とする請求項10に記載のク
    ロック周波数変換方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の工程には、 前記フレームパルスの走査線を計数する工程と、 前記計数出力に応じて前記初期値を変化させる工程と、 前記計数出力に応じて固定された第1の分周比と一時的
    に変化する第2の分周比とで動作し、疑似水平パルスを
    出力する工程とが含まれていることを特徴とする請求項
    10に記載のクロック周波数変換方法。
  13. 【請求項13】 前記第2の工程には、 前記累積加算値を1フレーム毎に初期化させる工程が含
    まれていることを特徴とする請求項10に記載のクロッ
    ク周波数変換方法。
  14. 【請求項14】 コンポーネント信号クロックからPA
    Lコンポジット4fscに変換するに際し、 単位加算値を求める工程と、 1フレーム期間の前記単位加算値の累積加算値と理想値
    との誤差を求める工程と、 1フレームの走査線のうち、第1の走査線数に対しての
    第1の回数の補正と、第2の走査線数に対しての第2の
    回数の補正とを組合わせることで、1フレーム期間の誤
    差を分散させる工程とを備えることを特徴とするクロッ
    ク周波数変換方法。
  15. 【請求項15】 NTSCコンポジット信号における4
    fscから、コンポーネント信号クロックを生成するに
    際し、 単位加算値を求める工程と、 1フレーム期間の前記単位加算値の累積加算値と理想値
    との誤差を求める工程と、 所定の値のクロックで前記誤差に応じた回数だけ前記単
    位加算値を第1の値から第2の値に一時的に変化させる
    工程とを備えることを特徴とするクロック周波数変換方
    法。
  16. 【請求項16】 前記クロック周波数変換回路をPAL
    方式に適用したことを特徴とするクロック周波数変換機
    能を備えた受像装置。
  17. 【請求項17】 前記クロック周波数変換回路をNTS
    C方式に適用したことを特徴とするクロック周波数変換
    機能を備えた受像装置。
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