JP2000091572A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

Info

Publication number
JP2000091572A
JP2000091572A JP10260387A JP26038798A JP2000091572A JP 2000091572 A JP2000091572 A JP 2000091572A JP 10260387 A JP10260387 A JP 10260387A JP 26038798 A JP26038798 A JP 26038798A JP 2000091572 A JP2000091572 A JP 2000091572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
forming
semiconductor layer
oxide film
region
base region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10260387A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3985358B2 (ja
Inventor
Yoshifumi Okabe
好文 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP26038798A priority Critical patent/JP3985358B2/ja
Publication of JP2000091572A publication Critical patent/JP2000091572A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3985358B2 publication Critical patent/JP3985358B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アライメントずれによるベース領域の幅(ベ
ース抵抗)の不均一性をなくす。 【解決手段】 n- 型エピ層2上に開口部32a、32
bを有するシリコン窒化膜32を形成する。そして、開
口部32aをレジストで覆ったのち、開口部32bより
イオン注入してp型ディープベース層9を形成する。さ
らに、レジストを除去したのち、シリコン窒化膜32を
マスクとして、開口部32aからLOCOS酸化してL
OCOS酸化膜37aを形成する。このLOCOS酸化
膜37aをマスクとしてベース領域8及びソース領域を
形成する。このように1つのマスクによってディープベ
ース層9及びLOCOS酸化膜37aの形成位置が規定
されるようにしているため、LOCOS酸化膜37aを
マスクとして形成するソース領域やベース領域がディー
プベース層9に対して自己整合位置に形成されるように
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力用半導体素子
として用いられる半導体装置、つまり縦型MOSFET
やIGBTの製造方法に関し、その単体又は電力用半導
体素子を組み込んだMOSICに適用して好適である。
【0002】
【従来の技術】電力半導体素子として用いられる縦型M
OSFETもしくはIGBTとして、コンケーブ型と呼
ばれるものが特開平8−236766号公報に開示され
ている。この従来公報に示される電力用半導体素子の断
面構造を図7に示し、従来における電力用半導体素子の
製造方法について説明する。
【0003】まず、n+ 型シリコンからなる半導体基板
101の主表面にn- 型のエピタキシャル層(以下、n
- 型エピ層という)102を成長させたのち、このn-
型エピ層102上に形成したマスク材を用いてディープ
ベース層103を形成する。そして、マスク材を除去し
たのち、新たにシリコン窒化膜をマスクとしてLOCO
S酸化を行い、コンケーブ(溝部)104を形成する。
そして、LOCOS酸化膜をマスクとしてn+ 型ソース
領域105やp型ベース領域106を形成したのち、L
OCOS酸化膜を除去し、ゲート酸化工程にてゲート酸
化膜107を形成したり、ゲート電極108のパターニ
ングを行う等して図7に示した電力用半導体素子が完成
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、n+
ソース領域105及びp型ベース領域106を形成する
マスク(上記LOCOS酸化膜)と、ディープベース層
103を形成するマスク(上記マスク材)とが別マスク
となっているため、アライメントずれにより図7に示さ
れるようにn+ 型ソース領域105やp型ベース領域1
06の幅(紙面左右方向の間隔)が不均一になってしま
う。
【0005】このため、p型ベース領域106における
抵抗値(ベース抵抗)が不均一になってしまい、ブレー
クダウン時にn+ 型ソース領域105とp型ベース領域
106とn- 型エピ層102で構成される寄生トランジ
スタの耐圧の不均一、エネルギー吸収時の不均一、さら
に動作時におけるしきい値電圧Vtやオン抵抗の不均一
を発生させてしまうという問題がある。
【0006】本発明は上記問題に鑑みて成され、アライ
メントずれによるベース領域の幅(ベース抵抗)の不均
一性をなくすことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、以下の技術的手段を採用する。請求項1乃至6に記
載の発明においては、半導体層(2)側に第1の開口部
(32a)及び第2の開口部(32b)を有するマスク
材を形成する工程(32)と、第1の開口部(32a)
を第1のレジスト(33)で覆ったのち、マスク材及び
第1のレジストをマスクとして第2の開口部より第2導
電型不純物をドーピングし、半導体層内に第2導電型の
ディープベース層(9)を形成する工程と、第1のレジ
ストを除去したのち、マスク材をマスクとして、第1の
開口部から露出した半導体層をLOCOS酸化すること
により、該半導体層の表面に第1のLOCOS酸化膜
(37a)を形成する工程と、第1のLOCOS酸化膜
をマスクとして第2導電型不純物をドーピングすること
により、半導体層の表層部に所定深さを有する第2導電
型のベース領域(8)を形成する工程と、を有している
ことを特徴としている。
【0008】つまり、マスク材に形成された第2の開口
部より不純物ドーピングを行ってディープベース層を形
成し、マスク材に形成された第1の開口部よりLOCO
S酸化させて形成したLOCOS酸化膜をマスクとして
ベース領域及びベース領域を形成している。このように
1つのマスクによってディープベース層及びLOCOS
酸化膜の形成位置が規定されるようにしているため、L
OCOS酸化膜をマスクとして形成するソース領域やベ
ース領域がディープベース層に対して自己整合位置に形
成される。このため、アライメントずれという問題が発
生せず、ベース領域における抵抗値(ベース抵抗)を均
一にすることができる。従って、ブレークダウン時にお
ける寄生トランジスタの耐圧の不均一、エネルギー吸収
時の不均一、さらに動作時におけるしきい値電圧Vtや
オン抵抗の不均一を発生させることもない。
【0009】なお、請求項3に示すように、第1のLO
COS酸化膜を形成する工程は、第1のレジストを除去
したのち、第2の開口部を第2のレジスト(35)で覆
うと共に、マスク材及び第2のレジストをマスクとして
半導体層をエッチングし、半導体層に初期溝(36)を
形成する工程と、第2のレジストを除去する工程と、マ
スク材をマスクとして、第1の開口部から露出した初期
溝の内壁をLOCOS酸化することにより、第1のLO
COS酸化膜を形成する工程と、によって形成されるよ
うにしてもよい。
【0010】請求項4に記載の発明においては、第2の
レジストを除去する工程をLOCOS酸化工程の前に行
うことにより、LOCOS酸化工程にて第2の開口部か
ら露出した半導体層を酸化することで第2のLOCOS
酸化膜(37b)を形成することを特徴としている。こ
のように、第2のレジストを除去する工程をLOCOS
酸化工程の前に行っておけば、第2のLOCOS酸化膜
もディープベース層に対して自己整合位置に形成される
ようにできる。
【0011】請求項5に記載の発明においては、ベース
領域形成工程及びソース領域形成工程では、第1のLO
COS酸化膜(37a)及び第2のLOCOS酸化膜
(37b)をマスクとした不純物ドーピングを行うこと
を特徴としている。このように、第1のLOCOS酸化
膜のみでなく、第2のLOCOS酸化膜もマスクとして
ベース領域やソース領域を形成すれば、ベース領域やソ
ース領域の端部は第2のLOCOS酸化膜で位置整合し
て形成される。
【0012】請求項6に記載の発明においては、第2の
LOCOS酸化膜を除去することにより、半導体層に凹
部(10)を形成する工程と、凹部の内壁及びソース領
域の上に酸化膜(38)を形成する工程と、酸化膜をマ
スクとして凹部の内壁に第2導電型不純物をイオン注入
することによりベース領域に接続される第2導電型のコ
ンタクト領域(11)を形成する工程と、を有すること
を特徴としている。
【0013】このように、凹部の内壁及びソース領域の
上に酸化膜を形成すれば、ソース領域上に形成される酸
化膜の方が凹部の内壁に形成される酸化膜よりも厚く形
成される。このため、この酸化膜をマスクとして凹部の
内壁に不純物をイオン注入すれば、第2導電型のコンタ
クト領域をディープベース層に対して自己整合的に形成
することができる。
【0014】請求項7乃至11に記載の発明において
は、ディープベース層(9)は凹部(10)に位置整合
され、ベース領域(8)は凹部に近い側の端部及び遠い
側の端部の両方が共に凹部に位置整合されていることを
特徴としている。このように、ディープベース層が凹部
に位置整合されており、ベース領域の両端が凹部に位置
整合されていれば、ベース領域における抵抗値を均一に
することができる。
【0015】なお、上記した括弧内の符号は、後述する
実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。図1に、本発明の一実施形態を適用
して形成したコンケーブ型の縦型パワーMOSFETの
断面構成を示す。この縦型パワーMOSFETは、コン
ケーブ型と呼ばれるU溝50の内壁をチャネル領域とす
るMOSFETをユニットセルとして、このユニットセ
ルが所定のピッチ幅(ユニットセル寸法)で平面上にマ
トリクス形状に多数配置された構造を有している。
【0017】縦型パワーMOSFETに使用されている
ウェハ21は、不純物濃度が3×1019cm-3程度で厚
さ500〜600μm程度のn+ 型シリコンからなる半
導体基板1の主表面上に、不純物濃度が1×1016cm
-3程度で厚さ7μm程度のn - 型エピ層2が形成された
もので構成されている。そして、このウェハ21のn -
型エピ層2の側にユニットセルが構成されている。
【0018】n- 型エピ層2には、12μm程度のユニ
ットセル寸法でU溝50が形成されており、このU溝5
0の内壁及びウェハ表面の一部に厚さ60nm程度のゲ
ート酸化膜3を介して、厚さ400nm程度のポリシリ
コンからなるゲート電極4が形成されている。そして、
このゲート電極4上にはBPSGからなる層間絶縁膜6
が形成されている。
【0019】一方、U溝50の側壁を構成するウェハ2
1の表層部には、接合深さが0.5μm程度のn+ 型ソ
ース領域7及び、接合深さが1〜2μm程度のp型ベー
ス領域8が形成されている。そして、U溝50の側壁に
おいて、p型ベース領域8がn+ 型ソース領域7及びn
- 型エピ層2に挟まれた構成となっており、U溝50の
側壁にチャネル領域が設定されるようになっている。
【0020】なお、p型ベース領域8の接合深さはU溝
50の底辺のエッジ部でブレークダウンによる破壊が生
じない深さに設定されている。p型ベース領域8の中央
部には、p型ベース領域8よりも接合深さが深くされた
p型のディープベース層9が形成されている。このp型
ディープベース層9により、ドレイン・ソース間に高電
圧が印加されたときに、p型ディープベース層9の部分
でブレークダウンが生じるようになっている。
【0021】本実施形態では、このp型ディープベース
層9と、p型ベース領域8、及びn + 型ソース領域7を
自己整合的に形成しており、p型ベース領域8及びn+
型ソース領域7の幅(紙面左右方向の間隔)が均一な構
成となっている。なお、これらp型ディープベース層9
と、p型ベース領域8、及びn+ 型ソース領域7の形成
方法の詳細は後述する。
【0022】また、ユニットセルの中央において、ウェ
ハ21には凹部10が形成されており、この凹部10の
内壁面において高濃度のp型コンタクト領域11が形成
されている。そして、少なくともp型コンタクト領域1
1が露出するように、層間絶縁膜6にはコンタクトホー
ル6aが形成されている。さらに、ゲート電極4上の層
間絶縁膜6、n+ 型ソース領域7、及びp型コンタクト
領域11の上にはソース電極12が形成されており、p
型ベース領域8がp型コンタクト領域11を介してソー
ス電極12とオーミック接触している。
【0023】また、ウェハ21の裏面、つまり半導体基
板1の裏面側には半導体基板1とオーミック接触するよ
うにドレイン電極13が形成されている。次に、上記構
成を有する縦型パワーMOSFETの製造方法について
説明する。図2〜図6に、縦型パワーMOSFETの製
造工程を示し、これらの図に基づいて上記説明を行う。
【0024】〔図2(a)に示す工程〕まず、n+ 型シ
リコンからなる面方位が(100)である半導体基板1
の主表面にn- 型エピ層2を成長させたウェハ21を用
意する。半導体基板1は、不純物濃度が3×1019cm
-3で厚さが615μm程度となっており、n- 型エピ層
2は不純物濃度が1×1016cm-3で厚さが7nm程度
となっている。
【0025】そして、ウェハ21のうちn- 型エピ層2
の表面を熱酸化して、n- 型エピ層2の表面に熱酸化膜
(SiO2 膜)31を形成したのち、シリコン窒化膜
(Si 3 4 膜)32をデポジションする。この後、フ
ォトレジスト33を塗布、パターン形成したのち、この
フォトレジスト33をマスクとして、コンケーブを形成
する領域及びp型ベース領域8を形成する領域(図1参
照)においてシリコン窒化膜32を開口させる。以下、
シリコン窒化膜32のうち、コンケーブを形成する領域
において開口させた部分を開口部(第1の開口部)32
aといい、p型ベース領域8を形成する領域において開
口させた部分を開口部(第2の開口部)32bという。
【0026】〔図2(b)に示す工程〕次に、まずフォ
トレジスト33を除去する。そして、再びフォトレジス
ト34を塗布したのち、シリコン窒化膜32の開口部3
2bが露出するようにフォトレジスト34を開口させ
る。これにより、シリコン窒化膜32の開口部32aが
フォトレジスト34で完全に覆われる。
【0027】そして、フォトレジスト34及びシリコン
窒化膜32をマスクとしてボロン(B)をイオン注入
し、p型ディープベース層9を形成する。これにより、
p型ディープベース層9は、シリコン窒化膜32に形成
された開口部32bによって規定される正確な位置に形
成される。なお、フォトレジスト34を開口させる時に
アライメントずれが発生しても、フォトレジスト34は
実質的に開口部32aを覆うために利用されるのみであ
るため、p型ディープベース層9は正確な位置に形成さ
れる。
【0028】〔図3(a)に示す工程〕フォトレジスト
34を除去して、開口部32a、開口部32bを完全に
露出させる。〔図3(b)に示す工程〕次に、フォトレ
ジスト35を塗布したのち、シリコン窒化膜32の開口
部32aが露出するようにフォトレジスト35を開口さ
せる。これにより、シリコン窒化膜32の開口部32b
がフォトレジスト35で完全に覆われる。
【0029】そして、開口部32aを通じてウェハ21
の上における熱酸化膜31を除去し、開口部32aにお
いてウェハ21(n- 型エピ層2)を露出させる。 〔図4(a)に示す工程〕フォトレジスト35を除去し
たのち、開口部32aを通じてダメージの少ない等方性
のCDE(ケミカルドライエッチング)法によりn-
エピ層2をエッチングし、初期溝36を形成する。この
とき、SiO2 /Siの選択比の良いエッチング条件を
用いることにより、SiO2 が上部に形成されているp
型ディープベース層9はエッチングされないようにでき
る。なお、SiO2 /Siの選択比がとれない場合に
は、フォトレジスト35を除去せずに上記エッチングを
行ってもよい。
【0030】〔図4(b)に示す工程〕シリコン窒化膜
32をマスクとして初期溝36の部分を選択的に熱酸化
する。これはLOCOS法と呼ばれる酸化方法であり、
この酸化によりLOCOS酸化膜(第1のLOCOS酸
化膜)37aが形成され、同時にLOCOS酸化によっ
て喰われたn- 型エピ層2の表面に断面U字形状のU溝
50が形成される。また、p型ディープベース層9の形
成に使用した開口部32bにおいてもある程度酸化が進
み、p型ディープベース層9の中央部にLOCOS酸化
膜(第2のLOCOS酸化膜)37bが形成される。こ
れにより、p型ディープベース層9の中央部にU溝50
よりも浅い所定深さの凹部10が形成される。
【0031】このとき、p型ディープベース層9を形成
するために使用したシリコン窒化膜32をマスクとして
LOCOS酸化を行っているため、LOCOS酸化膜3
7a、37bはp型ディープベース層9に対して自己整
合的に形成される。なお、このLOCOS酸化の際に
は、U溝50の側面のチャネル領域の面方位が(11
1)に近い面となるようにケミカルドライエッチングの
条件とLOCOS酸化の条件を選択することにより、U
溝50の内壁表面を平坦で欠陥が少ないものにすること
ができる。
【0032】〔図5(a)に示す工程〕シリコン窒化膜
32を除去したのち、LOCOS酸化膜37a、37b
をマスクとしてp型ベース領域8を形成するためのボロ
ンをイオン注入する。このとき、LOCOS酸化膜37
a、37bと熱酸化膜31との境界位置が自己整合位置
となっているため、ボロンは正確な位置に注入される。
【0033】また、同様に、LOCOS酸化膜37a、
37bをマスクとしてn+ 型ソース領域7を形成するた
めのリン又はヒ素をイオン注入する。このときも、LO
COS酸化膜37a、37bと熱酸化膜31との境界位
置が自己整合位置となっていることから、リンが正確な
位置に注入される。そして、注入されたイオンを熱拡散
させることにより、p型ベース領域8とn + 型ソース領
域7とが自己整合的に形成される。また、p型ベース領
域8とn+型ソース領域7のU溝50に接する端面は、
U溝50の側壁の位置で自己整合的に規定され、p型ベ
ース領域8とn+ 型ソース領域7の凹部10に接する端
面は、凹部10の内壁面の位置で自己整合的に規定され
る。
【0034】このように、p型ディープベース層9の形
成位置に対して自己整合位置に形成されたLOCOS酸
化膜37a、37bをマスクとしてp型ベース領域8及
びn + 型ソース領域7を形成することにより、p型ディ
ープベース層9に対してp型ベース領域8及びn+ 型ソ
ース領域7が正確な位置関係で形成される。このため、
p型ベース領域8の抵抗値(ベース抵抗)が均一にで
き、ブレークダウン時にn+ 型ソース領域7とp型ベー
ス領域8とn- 型エピ層2で構成される寄生トランジス
タの耐圧を均一にできると共にエネルギー吸収を均一に
でき、さらに動作時におけるしきい値電圧Vtやオン抵
抗を均一にすることができる。
【0035】〔図5(b)に示す工程〕フッ酸を含む水
溶液中において、フッ化アンモニウムによりPHが5程
度に調整された状態で、シリコンの表面を水素で終端さ
せながら酸化膜37a、37b、31を除去し、U溝5
0や凹部10の内壁を露出させる。この除去工程は酸化
膜37a、37b、31の形成されている面に光が当た
らないように遮光布で遮光して行う。
【0036】この後、ウェハ21を水溶液中から取り出
して、清浄な空気中で乾燥させる。そして、チャネルが
形成される予定のU溝50の側壁に位置するp型ベース
領域8に対し、(111)面が形成されるまで熱酸化を
行う。この熱酸化工程により原子オーダーでの平坦度が
高くなる。この熱酸化工程は、酸素雰囲気に保たれた状
態にて、約1000℃に保持されている酸化炉にウェハ
21を徐々に挿入することにより行う。これにより、熱
酸化工程の初期には比較的低い温度で酸化が行われ、p
型ベース領域8やn+ 型ソース領域7における不純物が
ウェハ21の外部に飛散することを防止することができ
る。
【0037】その後、熱酸化によってできた酸化膜を除
去したのち、再度熱酸化を行ってU溝50の側面や底面
を含むウェハ21の全面に酸化膜38を形成する。この
酸化膜38のうち、U溝50の側壁におけるp型ベース
領域8の上に形成されたものがゲート酸化膜3となる。
このとき、n+ 型ソース領域7の上にはU溝50や凹部
10の内壁よりも厚めに酸化膜38が形成される。
【0038】そして、ゲート酸化膜3を含む酸化膜38
の上にポリシリコンを堆積したのち、フォトレジスト3
9をマスクとしてポリシリコンをパターニングしてゲー
ト電極4を形成する。さらに、ボロンのイオン注入を行
う。このとき、n+ 型ソース領域7上においては酸化膜
38が厚めに形成されていることから、この酸化膜38
の薄い部分である凹部10が形成された領域のみボロン
が通過し、凹部10が形成された領域にだけボロンが注
入される。そして、ボロンを熱拡散させてp型コンタク
ト領域11が形成される。このように、p型ディープベ
ース層9やp型ベース領域8、及びn+ 型ソース領域7
を形成するために使用したマスクと同一マスクで形成し
た溝の部分にp型コンタクト領域11が形成されるよう
にできるため、p型コンタクト領域11はp型ディープ
ベース領域等に対して自己整合位置に形成される。
【0039】なお、本工程において、ボロンのイオン注
入はフォトレジストを除去した後に行ってもよい。 〔図6(a)に示す工程〕フォトレジスト39を除去す
ると共にゲート電極4を構成するポリシリコンを酸化し
たのち、ウェハ21の全面にBPSG(若しくはPSG
等)からなる層間絶縁膜6をデポジションする。そし
て、フォトレジスト40を塗布したのち、p型コンタク
ト領域11上においてフォトレジスト40を開口させ
る。その後、フォトレジスト40をマスクとして層間絶
縁膜6をエッチングし、層間絶縁膜6の所定領域を開口
させる。
【0040】〔図6(b)に示す工程〕フォトレジスト
40をマスクとしてウェットエッチングを行い、p型コ
ンタクト領域11上の酸化膜を除去すると共に、サイド
エッチングによりn+ 型ソース領域7上において部分的
に酸化膜38及び層間絶縁膜6を除去する。この後、フ
ォトレジスト40を除去すると共にアルミニウム膜から
なるソース電極12を形成する。これにより、コンタク
トホール6aを介してp型コンタクト及びn+ 型ソース
領域7がソース電極12とオーミック接触する。
【0041】さらに、ウェハ21の裏面側において、半
導体基板1を研磨したのちドレイン電極13を形成する
ことにより図1に示す縦型パワーMOSFETが完成す
る。このように、同一マスクによってp型ディープベー
ス層9、p型ベース領域8、n+ 型ソース領域7、及び
p型コンタクトを形成することにより、これらそれぞれ
が自己整合位置に形成され、正確な位置関係の縦型パワ
ーMOSFETとすることができる。
【0042】これにより、p型ベース領域8の抵抗値
(ベース抵抗)が均一にでき、ブレークダウン時にn+
型ソース領域7とp型ベース領域8とn- 型エピ層2で
構成される寄生トランジスタの耐圧を均一にできると共
にエネルギー吸収を均一にでき、さらに動作時における
しきい値電圧Vtやオン抵抗を均一にすることができ
る。
【0043】(他の実施形態)上記実施形態では、縦型
パワーMOSFETについて本発明の一実施形態を適用
した例を示したが、IGBTに適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を適用して形成した縦型パ
ワーMOSFETの断面図である。
【図2】図1に示す縦型パワーMOSFETの製造工程
を示す図である。
【図3】図2に続く縦型パワーMOSFETの製造工程
を示す図である。
【図4】図3に続く縦型パワーMOSFETの製造工程
を示す図である。
【図5】図4に続く縦型パワーMOSFETの製造工程
を示す図である。
【図6】図5に続く縦型パワーMOSFETの製造工程
を示す図である。
【図7】従来における縦型パワーMOSFETの断面構
成を示す図である。
【符号の説明】
1…半導体基板、2…n- 型エピ層、3…ゲート酸化
膜、4…ゲート電極、6…層間絶縁膜、7…n+ 型ソー
ス領域、8…p型ベース領域、9…p型ディープベース
層、10…凹部、11…p型コンタクト領域、12…ソ
ース電極、13…ドレイン電極、32…シリコン窒化
膜、32a、32b…開口部、37a、37b…LOC
OS酸化膜、50…U溝。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板(1)と、この半導体基板
    (1)の主表面上に形成された高抵抗な第1導電型の半
    導体層(2)と、 前記半導体層の表層部に形成された第2導電型のベース
    領域(8)と、 前記ベース領域の表層部に、該ベース領域よりも接合深
    さが浅く形成された第1導電型のソース領域(7)と、 前記ソース領域および前記半導体層に挟まれた前記ベー
    ス領域の上に、ゲート絶縁膜(3)を介して形成された
    ゲート電極(4)と、を備えてなる半導体装置の製造方
    法において、 前記半導体基板(1)の主表面上に、前記半導体層
    (2)が形成されてなるウェハ(21)を用意する工程
    と、 前記ウェハ(21)の前記半導体層側に第1の開口部
    (32a)及び第2の開口部(32b)を有するマスク
    材を形成する工程(32)と、 前記第1の開口部を第1のレジスト(33)で覆ったの
    ち、前記マスク材及び前記第1のレジストをマスクとし
    て前記第2の開口部より第2導電型不純物をドーピング
    し、前記半導体層内に第2導電型のディープベース層
    (9)を形成する工程と、 前記第1のレジストを除去したのち、前記マスク材をマ
    スクとして、前記第1の開口部から露出した前記半導体
    層をLOCOS酸化することにより、該半導体層の表面
    に第1のLOCOS酸化膜(37a)を形成する工程
    と、 前記第1のLOCOS酸化膜をマスクとして第2導電型
    不純物をドーピングすることにより、前記半導体層の表
    層部に所定深さを有する第2導電型のベース領域(8)
    を形成する工程と、を有していることを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板(1)の主表面上に、高抵抗
    な第1導電型の半導体層(2)が形成されてなるウェハ
    (21)を用意する工程と、 前記ウェハ(21)の前記半導体層側に第1の開口部
    (32a)及び第2の開口部(32b)を有するマスク
    材を形成する工程(32)と、 前記第1の開口部を第1のレジスト(34)で覆ったの
    ち、前記マスク材及び前記第1のレジストをマスクとし
    て前記第2の開口部より第2導電型不純物をドーピング
    し、前記半導体層内に第2導電型のディープベース層
    (9)を形成する工程と、 前記第1のレジストを除去したのち、前記マスク材をマ
    スクとして、前記第1の開口部から露出した前記半導体
    層をLOCOS酸化することにより、該半導体層の表面
    に第1のLOCOS酸化膜(37a)を形成する工程
    と、 前記第1のLOCOS酸化膜をマスクとして第2導電型
    不純物をドーピングすることにより、前記半導体層の表
    層部に所定深さを有する第2導電型のベース領域(8)
    を形成する工程と、 前記第1のLOCOS酸化膜をマスクとして第1導電型
    不純物をドーピングすることにより、前記半導体層の表
    層部に前記ベース領域よりも接合深さの浅い第1導電型
    のソース領域(7)を形成する工程と、 前記第1のLOCOS酸化膜を除去することにより、前
    記ベース領域及び前記ソース領域を貫通する溝部(5
    0)を形成する工程と、 前記溝部の内壁にゲート絶縁膜(3)を形成する工程
    と、 前記ゲート絶縁膜の上にゲート電極(4)を形成する工
    程と、 前記ゲート電極を覆うように層間絶縁膜(6)を形成す
    る工程と、 前記層間絶縁膜の上に、前記ベース領域と電気的に接続
    されるソース電極(12)を形成する工程と、 前記半導体基板の前記主表面の反対面となる裏面側にド
    レイン電極(13)を形成する工程と、を備えているこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1のLOCOS酸化膜を形成する
    工程は、 前記第1のレジストを除去したのち、前記第2の開口部
    を第2のレジスト(35)で覆うと共に、前記マスク材
    及び前記第2のレジストをマスクとして前記半導体層を
    エッチングし、前記半導体層に初期溝(36)を形成す
    る工程と、 前記第2のレジストを除去する工程と、 前記マスク材をマスクとして、前記第1の開口部から露
    出した前記初期溝の内壁をLOCOS酸化することによ
    り、前記第1のLOCOS酸化膜を形成する工程と、を
    有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の半
    導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第2のレジストを除去する工程を前
    記LOCOS酸化工程の前に行うことにより、前記LO
    COS酸化工程にて前記第2の開口部から露出した前記
    半導体層を酸化することで第2のLOCOS酸化膜(3
    7b)を形成することを特徴とする請求項3に記載の半
    導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ベース領域形成工程及び前記ソース
    領域形成工程では、前記第1のLOCOS酸化膜及び前
    記第2のLOCOS酸化膜をマスクとした不純物ドーピ
    ングを行うことを特徴とする請求項4に記載の半導体装
    置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第2のLOCOS酸化膜を除去する
    ことにより、前記半導体層に凹部(10)を形成する工
    程と、 前記凹部の内壁及び前記ソース領域の上に酸化膜(3
    8)を形成する工程と、 前記酸化膜をマスクとして前記凹部の内壁に第2導電型
    不純物をイオン注入することにより前記ベース領域に接
    続される第2導電型のコンタクト領域(11)を形成す
    る工程と、を有することを特徴とする請求項5に記載の
    半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板(1)と、 前記半導体基板の主表面上に形成された高抵抗な第1導
    電型の半導体層(2)と、 前記半導体層の表層部において所定深さで形成された第
    2導電型のベース領域(8)と、 前記半導体層の表層部において、該ベース領域よりも浅
    く形成された第1導電型のソース領域(7)と、 前記ベース領域及び前記ソース領域を貫通する溝部(5
    0)と、 前記半導体層において前記ベース領域に接続されるよう
    に形成され、前記ベース領域よりも接合深さが深い第2
    導電型のディープベース層(9)と、 前記溝の内壁に形成されたゲート絶縁膜(3)と、 前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極(4)と、 前記ゲート電極を覆うように前記ゲート電極の上に形成
    された層間絶縁膜(6)と前記層間絶縁膜に形成された
    コンタクトホールを介して前記ベース領域に電気的に接
    続されたソース電極(12)と、 前記半導体基板のうち、前記主表面の反対面である裏面
    側に形成されたドレイン電極(13)とを備え、 さらに、前記ベース領域と前記ソース電極とのコンタク
    ト部分において、前記半導体層には凹部(10)が形成
    されており、 前記ディープベース層は前記凹部に位置整合され、前記
    ベース領域は前記凹部に近い側の端部及び遠い側の端部
    の両方が共に前記凹部に位置整合されていることを特徴
    とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記ソース領域は前記凹部に近い側の端
    部及び遠い側の端部の両方が共に前記凹部に位置整合さ
    れていることを特徴とする請求項7に記載の半導体装
    置。
  9. 【請求項9】 前記溝部の断面形状がコンケーブ形状を
    成していることを特徴とする請求項7又は8に記載の半
    導体装置。
  10. 【請求項10】 前記溝部は複数カ所に形成されてお
    り、前記凹部は隣り合う前記溝部の中央部に形成されて
    いることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1つに
    記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 隣り合う前記溝部の並んでいる方向の
    断面形状が、前記凹部の中心を通る前記主表面に垂直な
    線を見立てたときに、前記線を中心として、前記ソース
    領域、前記ベース領域、及び前記ディープベース層が線
    対称な形状となっていることを特徴とする請求項10に
    記載の半導体装置。
JP26038798A 1998-09-14 1998-09-14 半導体装置及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3985358B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26038798A JP3985358B2 (ja) 1998-09-14 1998-09-14 半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26038798A JP3985358B2 (ja) 1998-09-14 1998-09-14 半導体装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000091572A true JP2000091572A (ja) 2000-03-31
JP3985358B2 JP3985358B2 (ja) 2007-10-03

Family

ID=17347219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26038798A Expired - Fee Related JP3985358B2 (ja) 1998-09-14 1998-09-14 半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3985358B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002026322A (ja) * 2000-07-10 2002-01-25 Denso Corp 半導体装置及びその製造方法
US6451645B1 (en) 2000-07-12 2002-09-17 Denso Corp Method for manufacturing semiconductor device with power semiconductor element and diode
US8264036B2 (en) 2008-11-12 2012-09-11 Fuji Electric Co., Ltd. Power semiconductor device with low on-state voltage and method of manufacturing the same
JP2015179869A (ja) * 2015-06-02 2015-10-08 富士電機株式会社 Mos型半導体装置およびmos型半導体装置の製造方法
US9178049B2 (en) 2012-09-06 2015-11-03 Fuji Electric Co., Ltd. MOS type semiconductor device

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002026322A (ja) * 2000-07-10 2002-01-25 Denso Corp 半導体装置及びその製造方法
JP4655340B2 (ja) * 2000-07-10 2011-03-23 株式会社デンソー 半導体装置の製造方法
US6451645B1 (en) 2000-07-12 2002-09-17 Denso Corp Method for manufacturing semiconductor device with power semiconductor element and diode
US8264036B2 (en) 2008-11-12 2012-09-11 Fuji Electric Co., Ltd. Power semiconductor device with low on-state voltage and method of manufacturing the same
US9178049B2 (en) 2012-09-06 2015-11-03 Fuji Electric Co., Ltd. MOS type semiconductor device
JP2015179869A (ja) * 2015-06-02 2015-10-08 富士電機株式会社 Mos型半導体装置およびmos型半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3985358B2 (ja) 2007-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100400079B1 (ko) 트랜치 게이트 구조를 갖는 전력용 반도체 소자의 제조 방법
JPH08306914A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH09153613A (ja) 半導体装置
JPH11274173A (ja) 炭化珪素半導体装置の製造方法
JPH10229193A (ja) コンタクト窓からベース注入されたpチャネルmosゲート制御素子の製造方法及び半導体素子
JPH11330091A (ja) 炭化珪素半導体装置及びその製造方法
JP3985358B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP3498431B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US20020022352A1 (en) Method for manufacturing semiconductor device with power semiconductor element and diode
JP3358558B2 (ja) 半導体装置
JPH07273319A (ja) 半導体装置
JPH09186322A (ja) 半導体デバイス及びその製造方法
JP2841865B2 (ja) 縦型mosfetの製造方法
KR100194691B1 (ko) 반도체 장치 및 그 제조 방법
KR910009042B1 (ko) 반도체장치의 제조방법
JPH1174513A (ja) 絶縁ゲート型半導体装置およびその製造方法
JPH07273327A (ja) 半導体装置の製造方法
KR100305205B1 (ko) 반도체소자의제조방법
KR100210331B1 (ko) 수평 이중 확산 mos 트랜지스터의 제조 방법
JP3319430B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US6852634B2 (en) Low cost method of providing a semiconductor device having a high channel density
JP3491408B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR100421899B1 (ko) 반도체소자제조방법
JP3609906B2 (ja) バイポーラトランジスタの製造方法
KR0160917B1 (ko) 자기정렬형 mos 트랜지스터의 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070403

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070529

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070619

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070702

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130720

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees