JP2000088921A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JP2000088921A JP2000088921A JP10254301A JP25430198A JP2000088921A JP 2000088921 A JP2000088921 A JP 2000088921A JP 10254301 A JP10254301 A JP 10254301A JP 25430198 A JP25430198 A JP 25430198A JP 2000088921 A JP2000088921 A JP 2000088921A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- integrated circuit
- semiconductor unit
- semiconductor
- semiconductor device
- insulating substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/0001—Technical content checked by a classifier
- H01L2924/0002—Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
Landscapes
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】半導体装置のマルチチップモジュール(MC
M)化を図りつつ、装置全体としての小型化、又、実装
基板に対する半導体装置の互換性を確保する。 【解決手段】1つのフレキシブル基板11に対して、そ
の一方の面11aに集積回路パッケージ12を設け、他
方の面11bに集積回路チップ13を設け、この集積回
路パッケージ12と集積回路チップ13とを、第1の導
体パターン14a、第2の導体パターン14b、スルー
ホール11nにより電気的に接続し、さらに、フレキシ
ブル基板11に他方の面11bから突出するように外部
接続端子15を設け、集積回路パッケージ12と集積回
路チップ13とが積層方向に配列されるように、フレキ
シブル基板11を約180°折り返して、集積回路パッ
ケージ12と同等の幅寸法をもつ半導体装置10を形成
した。
M)化を図りつつ、装置全体としての小型化、又、実装
基板に対する半導体装置の互換性を確保する。 【解決手段】1つのフレキシブル基板11に対して、そ
の一方の面11aに集積回路パッケージ12を設け、他
方の面11bに集積回路チップ13を設け、この集積回
路パッケージ12と集積回路チップ13とを、第1の導
体パターン14a、第2の導体パターン14b、スルー
ホール11nにより電気的に接続し、さらに、フレキシ
ブル基板11に他方の面11bから突出するように外部
接続端子15を設け、集積回路パッケージ12と集積回
路チップ13とが積層方向に配列されるように、フレキ
シブル基板11を約180°折り返して、集積回路パッ
ケージ12と同等の幅寸法をもつ半導体装置10を形成
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に、LSI等の集積回路チップをパッケージング
した集積回路パッケージ、ベアチップ等のパッケージン
グを施していない集積回路チップ等(以下、これらを総
称して半導体ユニットという)の複数の半導体ユニット
を、同一の基板に搭載してマルチチップモジュール(M
CM)化を図った半導体装置に関する。
し、特に、LSI等の集積回路チップをパッケージング
した集積回路パッケージ、ベアチップ等のパッケージン
グを施していない集積回路チップ等(以下、これらを総
称して半導体ユニットという)の複数の半導体ユニット
を、同一の基板に搭載してマルチチップモジュール(M
CM)化を図った半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体ユニット(ICデバイ
ス)の回路試験(動作試験)及びこれら半導体ユニット
を搭載した基板の回路試験は、実装された状態で行なう
必要があり、一方、近年における基板の高密度化及び高
密度実装化等により、従来のインサーキット試験による
基板等の評価が物理的に困難なことから、基板上で回路
試験を行なうための方法として、IEEE1149.1
という標準規定において、バウンダリスキャン方式に基
づくバウンダリスキャン試験が採用されている。そし
て、このバウンダリスキャン試験を行なう回路すなわち
バウンダリスキャン試験回路を、各々の半導体ユニット
に予め組み込んでおくことにより、半導体ユニットを基
板上に実装した後であっても、これらの回路試験を行な
えるようにしたものである。
ス)の回路試験(動作試験)及びこれら半導体ユニット
を搭載した基板の回路試験は、実装された状態で行なう
必要があり、一方、近年における基板の高密度化及び高
密度実装化等により、従来のインサーキット試験による
基板等の評価が物理的に困難なことから、基板上で回路
試験を行なうための方法として、IEEE1149.1
という標準規定において、バウンダリスキャン方式に基
づくバウンダリスキャン試験が採用されている。そし
て、このバウンダリスキャン試験を行なう回路すなわち
バウンダリスキャン試験回路を、各々の半導体ユニット
に予め組み込んでおくことにより、半導体ユニットを基
板上に実装した後であっても、これらの回路試験を行な
えるようにしたものである。
【0003】ところで、上記のように、バウンダリスキ
ャン試験回路を、各々の半導体ユニットに組み込んだ場
合においては、半導体ユニット内に設けられる試験用の
領域の割合が、機能上本来的に要求される領域に比べて
比較的大きくなり、半導体ユニットの大型化を招来し、
又、上記試験回路を組み込んだ半導体ユニットに対応さ
せるべく実装基板も新たに設計しなければならず、さら
に、上記試験回路が組み込まれていない半導体ユニット
が高密度実装された場合には実装状態で回路試験を行な
うことができない、という問題がある。
ャン試験回路を、各々の半導体ユニットに組み込んだ場
合においては、半導体ユニット内に設けられる試験用の
領域の割合が、機能上本来的に要求される領域に比べて
比較的大きくなり、半導体ユニットの大型化を招来し、
又、上記試験回路を組み込んだ半導体ユニットに対応さ
せるべく実装基板も新たに設計しなければならず、さら
に、上記試験回路が組み込まれていない半導体ユニット
が高密度実装された場合には実装状態で回路試験を行な
うことができない、という問題がある。
【0004】そこで、上記試験回路を持たない半導体ユ
ニットにおいても、上記回路試験を行なえるようにした
装置が開発され、例えば、特開平7−12901号公
報、特開平8−271585公報等に示されている。
ニットにおいても、上記回路試験を行なえるようにした
装置が開発され、例えば、特開平7−12901号公
報、特開平8−271585公報等に示されている。
【0005】上記特開平7−12901号公報に開示の
装置は、半導体ユニット(ICデバイス)のピンを挿入
するICリード受け金具とICソケット端子との間にバ
ウンダリスキャンセル、このバウンダリスキャンセルと
閉回路によりシリアルに接続されてバウンダリスキャン
試験を行なうTAPコントローラ等を設けたICソケッ
トからなるものであり、このバウンダリスキャン試験回
路が組み込まれたICソケットを介して、半導体ユニッ
トを基板に実装し、上記回路試験を行なうものである。
装置は、半導体ユニット(ICデバイス)のピンを挿入
するICリード受け金具とICソケット端子との間にバ
ウンダリスキャンセル、このバウンダリスキャンセルと
閉回路によりシリアルに接続されてバウンダリスキャン
試験を行なうTAPコントローラ等を設けたICソケッ
トからなるものであり、このバウンダリスキャン試験回
路が組み込まれたICソケットを介して、半導体ユニッ
トを基板に実装し、上記回路試験を行なうものである。
【0006】また、上記特開平8−271585公報に
開示の装置は、上述同様に、半導体ユニット(ICデバ
イス)のピンを挿入できるICソケット内に、バウンダ
リスキャンパス回路、バウンダリスキャン対応のICデ
バイスでの内部ロジック回路に相当するLSI回路、こ
のLSI回路とバウンダリスキャンパス回路との接続を
切り替える信号切替回路等からなるバウンダリスキャン
試験回路を組み込んだものからなり、このICソケット
を介して、半導体ユニットを基板に実装し、上記回路試
験を行なうものである。
開示の装置は、上述同様に、半導体ユニット(ICデバ
イス)のピンを挿入できるICソケット内に、バウンダ
リスキャンパス回路、バウンダリスキャン対応のICデ
バイスでの内部ロジック回路に相当するLSI回路、こ
のLSI回路とバウンダリスキャンパス回路との接続を
切り替える信号切替回路等からなるバウンダリスキャン
試験回路を組み込んだものからなり、このICソケット
を介して、半導体ユニットを基板に実装し、上記回路試
験を行なうものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平7−12901号公報及び特開平8−271585
公報に開示の装置においては、いずれもソケット方式す
なわち挿入実装方式を採用したものであり、この挿入実
装方式ではソケットの高さが通常1mm以上になり、高
さ方向におけるサイズが増加するため、高密度実装化に
は不向きであるという問題があった。また、上記公報に
開示の装置においては、ソケット内に組み込まれる回路
が、いずれもバウンダリスキャン試験回路のみであり、
ソケットを他の用途に用いることができない、すなわ
ち、マルチチップモジュール化を図ることができない、
という問題があった。
開平7−12901号公報及び特開平8−271585
公報に開示の装置においては、いずれもソケット方式す
なわち挿入実装方式を採用したものであり、この挿入実
装方式ではソケットの高さが通常1mm以上になり、高
さ方向におけるサイズが増加するため、高密度実装化に
は不向きであるという問題があった。また、上記公報に
開示の装置においては、ソケット内に組み込まれる回路
が、いずれもバウンダリスキャン試験回路のみであり、
ソケットを他の用途に用いることができない、すなわ
ち、マルチチップモジュール化を図ることができない、
という問題があった。
【0008】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
成されたものであり、その目的とするところは、1つの
絶縁性基板に、種々の機能をもつLSI、ICチップ等
の半導体ユニットを複数搭載して、マルチチップモジュ
ール(MCM)化を図りつつ、装置全体としての小型
化、さらには、LSI等1つの半導体ユニットが実装さ
れる実装基板に対して、この半導体ユニットを含むMC
M化された半導体装置をも実装できるように、実装基板
に対する互換性を確保できる、半導体装置を提供するこ
とにある。
成されたものであり、その目的とするところは、1つの
絶縁性基板に、種々の機能をもつLSI、ICチップ等
の半導体ユニットを複数搭載して、マルチチップモジュ
ール(MCM)化を図りつつ、装置全体としての小型
化、さらには、LSI等1つの半導体ユニットが実装さ
れる実装基板に対して、この半導体ユニットを含むMC
M化された半導体装置をも実装できるように、実装基板
に対する互換性を確保できる、半導体装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成するべく鋭意検討を重ねた結果、以下の如き構成
をなす発明を見出すに至った。すなわち、本発明の半導
体装置は、1つの絶縁性基板と、この絶縁性基板上に取
り付けられてそれぞれ集積回路を備える第1の半導体ユ
ニット及び第2の半導体ユニットと、この第1の半導体
ユニットと第2の半導体ユニットとを電気的に接続する
導電路と、上記第1の半導体ユニットの端子に対応する
ように前記絶縁性基板上に設けられて外部との接続に用
いる外部接続端子と、を備えた半導体装置であって、上
記第1の半導体ユニットは、前記絶縁性基板の一方の面
上に配置され、上記第2の半導体ユニットは、上記絶縁
性基板の他方の面上に配置され、上記絶縁性基板は、上
記第1の半導体ユニットと上記第2の半導体ユニットが
配置された部分とが相対向するように折り曲げられてい
る、ことを特徴としている。
を達成するべく鋭意検討を重ねた結果、以下の如き構成
をなす発明を見出すに至った。すなわち、本発明の半導
体装置は、1つの絶縁性基板と、この絶縁性基板上に取
り付けられてそれぞれ集積回路を備える第1の半導体ユ
ニット及び第2の半導体ユニットと、この第1の半導体
ユニットと第2の半導体ユニットとを電気的に接続する
導電路と、上記第1の半導体ユニットの端子に対応する
ように前記絶縁性基板上に設けられて外部との接続に用
いる外部接続端子と、を備えた半導体装置であって、上
記第1の半導体ユニットは、前記絶縁性基板の一方の面
上に配置され、上記第2の半導体ユニットは、上記絶縁
性基板の他方の面上に配置され、上記絶縁性基板は、上
記第1の半導体ユニットと上記第2の半導体ユニットが
配置された部分とが相対向するように折り曲げられてい
る、ことを特徴としている。
【0010】上記半導体装置においては、上記外部接続
端子を、上記絶縁性基板に形成されたスルーホールを通
して、上記第1の半導体ユニットが配置された側の一方
の面とは反対側の他方の面から突出するように形成した
構成を採用することができる。上記半導体装置において
は、上記外部接続端子のうち、上記第1の半導体ユニッ
トが配置された側の一方の面とは反対側の他方の面から
突出する突出部分が、上記スルーホールから偏倚した位
置に形成された構成を採用することができる。
端子を、上記絶縁性基板に形成されたスルーホールを通
して、上記第1の半導体ユニットが配置された側の一方
の面とは反対側の他方の面から突出するように形成した
構成を採用することができる。上記半導体装置において
は、上記外部接続端子のうち、上記第1の半導体ユニッ
トが配置された側の一方の面とは反対側の他方の面から
突出する突出部分が、上記スルーホールから偏倚した位
置に形成された構成を採用することができる。
【0011】上記半導体装置においては、上記第1の半
導体ユニットと上記第2の半導体ユニットが配置された
絶縁性基板の部分との間に、両者を固定する固定手段を
配置する構成を採用することができる。上記半導体装置
においては、上記導電路として、上記絶縁性基板の一方
の面上に形成された第1の導体パターンと、上記絶縁性
基板の他方の面上に形成された第2の導体パターンと、
上記絶縁性基板に形成されて上記第1の導体パターンと
上記第2の導体パターンとを電気的に接続するスルーホ
ールと、を有する構成を採用することができる。上記半
導体装置においては、上記第2の半導体ユニットとし
て、バウンダリスキャン機能を有した集積回路チップを
採用することができる。
導体ユニットと上記第2の半導体ユニットが配置された
絶縁性基板の部分との間に、両者を固定する固定手段を
配置する構成を採用することができる。上記半導体装置
においては、上記導電路として、上記絶縁性基板の一方
の面上に形成された第1の導体パターンと、上記絶縁性
基板の他方の面上に形成された第2の導体パターンと、
上記絶縁性基板に形成されて上記第1の導体パターンと
上記第2の導体パターンとを電気的に接続するスルーホ
ールと、を有する構成を採用することができる。上記半
導体装置においては、上記第2の半導体ユニットとし
て、バウンダリスキャン機能を有した集積回路チップを
採用することができる。
【0012】また、本発明の半導体装置は、1つの絶縁
性基板と、この絶縁性基板上に取り付けられてそれぞれ
集積回路を備える第1の半導体ユニット及び第2の半導
体ユニットと、この第1の半導体ユニットと第2の半導
体ユニットとを電気的に接続する導電路と、上記第1の
半導体ユニットの端子に対応するように上記絶縁性基板
上に設けられて外部との接続に用いる外部接続端子と、
を備えた半導体装置であって、上記第1の半導体ユニッ
ト及び上記第2の半導体ユニットは、上記絶縁性基板の
同一の面上に配置され、上記絶縁性基板は、上記第1の
半導体ユニットと上記第2の半導体ユニットとが相対向
するように折り曲げられている、ことを特徴としてい
る。
性基板と、この絶縁性基板上に取り付けられてそれぞれ
集積回路を備える第1の半導体ユニット及び第2の半導
体ユニットと、この第1の半導体ユニットと第2の半導
体ユニットとを電気的に接続する導電路と、上記第1の
半導体ユニットの端子に対応するように上記絶縁性基板
上に設けられて外部との接続に用いる外部接続端子と、
を備えた半導体装置であって、上記第1の半導体ユニッ
ト及び上記第2の半導体ユニットは、上記絶縁性基板の
同一の面上に配置され、上記絶縁性基板は、上記第1の
半導体ユニットと上記第2の半導体ユニットとが相対向
するように折り曲げられている、ことを特徴としてい
る。
【0013】上記半導体装置においては、上記外部接続
端子を、上記絶縁性基板に形成されたスルーホールを通
して、上記第1の半導体ユニットが配置された側の一方
の面とは反対側の他方の面から突出するように形成した
構成を採用することができる。上記半導体装置において
は、上記外部接続端子のうち、上記第1の半導体ユニッ
トが配置された側の一方の面とは反対側の他方の面から
突出する突出部分が、上記スルーホールから偏倚した位
置に形成された構成を採用することができる。
端子を、上記絶縁性基板に形成されたスルーホールを通
して、上記第1の半導体ユニットが配置された側の一方
の面とは反対側の他方の面から突出するように形成した
構成を採用することができる。上記半導体装置において
は、上記外部接続端子のうち、上記第1の半導体ユニッ
トが配置された側の一方の面とは反対側の他方の面から
突出する突出部分が、上記スルーホールから偏倚した位
置に形成された構成を採用することができる。
【0014】上記半導体装置においては、上記第1の半
導体ユニットと上記第2の半導体ユニットとの間に、両
者を固定する固定手段を配置する構成を採用することが
できる。上記半導体装置においては、上記導電路とし
て、上記絶縁性基板の一方の面上に形成された導体パタ
ーンを有する構成を採用することができる。上記半導体
装置においては、上記第2の半導体ユニットとして、バ
ウンダリスキャン機能を有した集積回路チップを採用す
ることができる。
導体ユニットと上記第2の半導体ユニットとの間に、両
者を固定する固定手段を配置する構成を採用することが
できる。上記半導体装置においては、上記導電路とし
て、上記絶縁性基板の一方の面上に形成された導体パタ
ーンを有する構成を採用することができる。上記半導体
装置においては、上記第2の半導体ユニットとして、バ
ウンダリスキャン機能を有した集積回路チップを採用す
ることができる。
【0015】本発明の半導体装置おいては、1つの絶縁
性基板に対して、集積回路を備える第1の半導体ユニッ
トが上記絶縁性基板の一方の面上に配置され、かつ、集
積回路を備える第2の半導体ユニットが上記絶縁性基板
の他方の面上に配置され、さらに、上記絶縁性基板が、
上記第1の半導体ユニットと上記第2の半導体ユニット
が配置された部分とが相対向するように折り曲げられて
いることから、上記第1の半導体ユニットと上記第2の
半導体ユニットとは、お互いが平面状に配置されるので
はなく、積層されるように配置されることになる。ま
た、上記第1の半導体ユニットと第2の半導体ユニット
とが導電路により電気的に接続され、上記第1の半導体
ユニットの端子に対応して上記絶縁性基板上に、外部と
の接続に用いる外部接続端子が設けられていることか
ら、外部の実装基板等に対して、この外部接続端子を接
続することにより、上記第1の半導体ユニット及び第2
の半導体ユニットの動作が可能となる。
性基板に対して、集積回路を備える第1の半導体ユニッ
トが上記絶縁性基板の一方の面上に配置され、かつ、集
積回路を備える第2の半導体ユニットが上記絶縁性基板
の他方の面上に配置され、さらに、上記絶縁性基板が、
上記第1の半導体ユニットと上記第2の半導体ユニット
が配置された部分とが相対向するように折り曲げられて
いることから、上記第1の半導体ユニットと上記第2の
半導体ユニットとは、お互いが平面状に配置されるので
はなく、積層されるように配置されることになる。ま
た、上記第1の半導体ユニットと第2の半導体ユニット
とが導電路により電気的に接続され、上記第1の半導体
ユニットの端子に対応して上記絶縁性基板上に、外部と
の接続に用いる外部接続端子が設けられていることか
ら、外部の実装基板等に対して、この外部接続端子を接
続することにより、上記第1の半導体ユニット及び第2
の半導体ユニットの動作が可能となる。
【0016】上記半導体装置においては、上記外部接続
端子を、上記絶縁性基板に形成されたスルーホールを通
して、上記第1の半導体ユニットが配置された側の一方
の面とは反対側の他方の面から突出するように形成さ
れ、あるいは、上記スルーホールから偏倚した位置にて
反対側の他方の面から突出するように(突出部分が)形
成された場合において、上記第1の半導体ユニットによ
り画定される範囲内において、この突出した部分を介し
て外部の実装基板等に表面実装が行なわれる。
端子を、上記絶縁性基板に形成されたスルーホールを通
して、上記第1の半導体ユニットが配置された側の一方
の面とは反対側の他方の面から突出するように形成さ
れ、あるいは、上記スルーホールから偏倚した位置にて
反対側の他方の面から突出するように(突出部分が)形
成された場合において、上記第1の半導体ユニットによ
り画定される範囲内において、この突出した部分を介し
て外部の実装基板等に表面実装が行なわれる。
【0017】上記半導体装置においては、上記第1の半
導体ユニットと上記第2の半導体ユニットが配置された
絶縁性基板の部分との間に、両者を固定する固定手段が
配置された場合において、この固定手段が両者間の相対
的な移動を防止あるいは抑制するように作用して、全体
としての剛性を向上させる。
導体ユニットと上記第2の半導体ユニットが配置された
絶縁性基板の部分との間に、両者を固定する固定手段が
配置された場合において、この固定手段が両者間の相対
的な移動を防止あるいは抑制するように作用して、全体
としての剛性を向上させる。
【0018】上記半導体装置においては、上記導電路と
して、上記絶縁性基板の一方の面上に形成された第1の
導体パターンと、上記絶縁性基板の他方の面上に形成さ
れた第2の導体パターンと、上記絶縁性基板に形成され
て上記第1の導体パターンと上記第2の導体パターンと
を電気的に接続するスルーホールと、を有する構成とし
た場合において、これら第1の導体パターン、第2の導
体パターン、スルーホールを介して、第1の半導体ユニ
ットと第2の半導体ユニットとの電気的接続がなされ
る。
して、上記絶縁性基板の一方の面上に形成された第1の
導体パターンと、上記絶縁性基板の他方の面上に形成さ
れた第2の導体パターンと、上記絶縁性基板に形成され
て上記第1の導体パターンと上記第2の導体パターンと
を電気的に接続するスルーホールと、を有する構成とし
た場合において、これら第1の導体パターン、第2の導
体パターン、スルーホールを介して、第1の半導体ユニ
ットと第2の半導体ユニットとの電気的接続がなされ
る。
【0019】上記半導体装置においては、上記第2の半
導体ユニットとして、バウンダリスキャン機能を有した
集積回路チップを採用した場合において、この第2の半
導体ユニットを介して、表面実装状態にある第1の半導
体ユニットあるいは基板の動作試験が行なわれ得る。
導体ユニットとして、バウンダリスキャン機能を有した
集積回路チップを採用した場合において、この第2の半
導体ユニットを介して、表面実装状態にある第1の半導
体ユニットあるいは基板の動作試験が行なわれ得る。
【0020】また、本発明の半導体装置おいては、1つ
の絶縁性基板に対して、それぞれ集積回路を備える第1
の半導体ユニットと第2の半導体ユニットとが上記絶縁
性基板の同一の面上に配置され、かつ、上記絶縁性基板
が、上記第1の半導体ユニットと上記第2の半導体ユニ
ットとが相対向するように折り曲げられていることか
ら、上記第1の半導体ユニットと上記第2の半導体ユニ
ットとは、お互いが平面状に配置されるのではなく、お
互いに対向して積層されるように配置されることにな
る。また、上記第1の半導体ユニットと第2の半導体ユ
ニットとが導電路により電気的に接続され、上記第1の
半導体ユニットの端子に対応して上記絶縁性基板上に、
外部との接続に用いる外部接続端子が設けられているこ
とから、外部の実装基板等に対して、この外部接続端子
を接続することにより、上記第1の半導体ユニット及び
第2の半導体ユニットの動作が可能となる。
の絶縁性基板に対して、それぞれ集積回路を備える第1
の半導体ユニットと第2の半導体ユニットとが上記絶縁
性基板の同一の面上に配置され、かつ、上記絶縁性基板
が、上記第1の半導体ユニットと上記第2の半導体ユニ
ットとが相対向するように折り曲げられていることか
ら、上記第1の半導体ユニットと上記第2の半導体ユニ
ットとは、お互いが平面状に配置されるのではなく、お
互いに対向して積層されるように配置されることにな
る。また、上記第1の半導体ユニットと第2の半導体ユ
ニットとが導電路により電気的に接続され、上記第1の
半導体ユニットの端子に対応して上記絶縁性基板上に、
外部との接続に用いる外部接続端子が設けられているこ
とから、外部の実装基板等に対して、この外部接続端子
を接続することにより、上記第1の半導体ユニット及び
第2の半導体ユニットの動作が可能となる。
【0021】上記半導体装置においては、前述同様に、
上記外部接続端子を、上記絶縁性基板に形成されたスル
ーホールを通して、上記第1の半導体ユニットが配置さ
れた側の一方の面とは反対側の他方の面から突出するよ
うに形成され、あるいは、上記スルーホールから偏倚し
た位置にて反対側の他方の面から突出するように(突出
部分が)形成された場合において、上記第1の半導体ユ
ニットにより画定される範囲内において、この突出した
部分を介して外部の基板等に表面実装が行なわれる。
上記外部接続端子を、上記絶縁性基板に形成されたスル
ーホールを通して、上記第1の半導体ユニットが配置さ
れた側の一方の面とは反対側の他方の面から突出するよ
うに形成され、あるいは、上記スルーホールから偏倚し
た位置にて反対側の他方の面から突出するように(突出
部分が)形成された場合において、上記第1の半導体ユ
ニットにより画定される範囲内において、この突出した
部分を介して外部の基板等に表面実装が行なわれる。
【0022】上記半導体装置においては、上記第1の半
導体ユニットと上記第2の半導体ユニットとの間に、両
者を固定する固定手段が配置された場合において、この
固定手段が両者間の相対的な移動を防止あるいは抑制す
るように作用して、全体としての剛性を向上させる。
導体ユニットと上記第2の半導体ユニットとの間に、両
者を固定する固定手段が配置された場合において、この
固定手段が両者間の相対的な移動を防止あるいは抑制す
るように作用して、全体としての剛性を向上させる。
【0023】上記半導体装置においては、前述同様に、
上記導電路として、上記絶縁性基板の一方の面上に形成
された導体パターンを有する構成とした場合において、
この導体パターンを介して、第1の半導体ユニットと第
2の半導体ユニットとの電気的接続がなされる。
上記導電路として、上記絶縁性基板の一方の面上に形成
された導体パターンを有する構成とした場合において、
この導体パターンを介して、第1の半導体ユニットと第
2の半導体ユニットとの電気的接続がなされる。
【0024】上記半導体装置においては、前述同様に、
上記第2の半導体ユニットとして、バウンダリスキャン
機能を有した集積回路チップを採用した場合において、
この第2の半導体ユニットを介して、表面実装状態にあ
る第1の半導体ユニットあるいは基板の動作試験が行な
われ得る。
上記第2の半導体ユニットとして、バウンダリスキャン
機能を有した集積回路チップを採用した場合において、
この第2の半導体ユニットを介して、表面実装状態にあ
る第1の半導体ユニットあるいは基板の動作試験が行な
われ得る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半導体装置の
実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1
(a),(b)は、本発明に係る半導体装置の第1の実
施形態を示す外観斜視図及び縦断面図である。この半導
体装置10は、図1(a)に示すように、1つの絶縁性
基板としてのフレキシブル基板11と、このフレキシブ
ル基板11の一方の面11a上に配置された集積回路を
備える第1の半導体ユニットとしての、例えばBGA
(ボールグリッドアレイ)タイプの集積回路パッケージ
12と、フレキシブル基板11の他方の面11b上に配
置された集積回路を備える第2の半導体ユニットとして
の、例えばベアチップである2つの集積回路チップ13
と、この集積回路パッケージ12と集積回路チップ13
とを電気的に接続する導電路としての銅製の導体パター
ン14と、集積回路パッケージ12の端子である半田ボ
ール12aに対応するように、フレキシブル基板11の
他方の面11bから突出して設けられて外部すなわち実
装基板との接続に用いる外部接続端子としての半田ボー
ル15とを、その基本構成として備えている。
実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1
(a),(b)は、本発明に係る半導体装置の第1の実
施形態を示す外観斜視図及び縦断面図である。この半導
体装置10は、図1(a)に示すように、1つの絶縁性
基板としてのフレキシブル基板11と、このフレキシブ
ル基板11の一方の面11a上に配置された集積回路を
備える第1の半導体ユニットとしての、例えばBGA
(ボールグリッドアレイ)タイプの集積回路パッケージ
12と、フレキシブル基板11の他方の面11b上に配
置された集積回路を備える第2の半導体ユニットとして
の、例えばベアチップである2つの集積回路チップ13
と、この集積回路パッケージ12と集積回路チップ13
とを電気的に接続する導電路としての銅製の導体パター
ン14と、集積回路パッケージ12の端子である半田ボ
ール12aに対応するように、フレキシブル基板11の
他方の面11bから突出して設けられて外部すなわち実
装基板との接続に用いる外部接続端子としての半田ボー
ル15とを、その基本構成として備えている。
【0026】そして、上記フレキシブル基板11は、そ
の一方の面11a上に配置された集積回路パッケージ1
2とその他方の面11b上において集積回路チップ13
が配置された領域のフレキシブル基板11の部分11c
とが相対向するように、約180°折り曲げられてい
る。すなわち、集積回路パッケージ12の上方に、集積
回路チップ13が配置された領域のフレキシブル基板の
部分11cが位置して、これら集積回路パッケージ12
と集積回路チップ13とが上下方向に積層されるように
配置された状態となっている。
の一方の面11a上に配置された集積回路パッケージ1
2とその他方の面11b上において集積回路チップ13
が配置された領域のフレキシブル基板11の部分11c
とが相対向するように、約180°折り曲げられてい
る。すなわち、集積回路パッケージ12の上方に、集積
回路チップ13が配置された領域のフレキシブル基板の
部分11cが位置して、これら集積回路パッケージ12
と集積回路チップ13とが上下方向に積層されるように
配置された状態となっている。
【0027】このように、フレキシブル基板11が折り
曲げられて、集積回路パッケージ12と集積回路チップ
13とが、横方向(水平方向)に配列されるのではなく
縦方向(上下方向)に配列されるため、半導体装置10
としての横方向の外形寸法は、集積回路パッケージ12
と同等の寸法とすることができ、又、フレキシブル基板
11の厚さが約0.04mm程度、集積回路チップ13
の厚さが約0.1mm程度のものを用いた場合、半導体
装置10全体の高さは、集積回路パッケージ12の高さ
に比べ、0.3〜0.5mm程度の増加に留まる。した
がって、マルチチップモジュール化を行ないつつ、装置
全体としての小型化を達成することができる。また、集
積回路パッケージ12の端子12aに対応させて半田ボ
ール15を設けたことから、集積回路パッケージ12そ
のものが実装される実装基板(不図示)に対して、この
半導体装置10を実装することができる。したがって、
集積回路パッケージ12とこの集積回路パッケージ12
を含む半導体装置10との間において、実装基板に対す
る互換性を確保することができる。
曲げられて、集積回路パッケージ12と集積回路チップ
13とが、横方向(水平方向)に配列されるのではなく
縦方向(上下方向)に配列されるため、半導体装置10
としての横方向の外形寸法は、集積回路パッケージ12
と同等の寸法とすることができ、又、フレキシブル基板
11の厚さが約0.04mm程度、集積回路チップ13
の厚さが約0.1mm程度のものを用いた場合、半導体
装置10全体の高さは、集積回路パッケージ12の高さ
に比べ、0.3〜0.5mm程度の増加に留まる。した
がって、マルチチップモジュール化を行ないつつ、装置
全体としての小型化を達成することができる。また、集
積回路パッケージ12の端子12aに対応させて半田ボ
ール15を設けたことから、集積回路パッケージ12そ
のものが実装される実装基板(不図示)に対して、この
半導体装置10を実装することができる。したがって、
集積回路パッケージ12とこの集積回路パッケージ12
を含む半導体装置10との間において、実装基板に対す
る互換性を確保することができる。
【0028】ここで、上記導体パターン14は、図1
(b)に示すように、フレキシブル基板11の一方の面
11a上において、集積回路パッケージ12が配置され
る領域及びこの領域から他端側へ伸びるように配設され
た第1の導体パターン14aと、フレキシブル基板11
の他方の面11b上において、集積回路チップ13が配
置される領域に配設された第2の導体パターン14bと
からなり、この第1の導体パターン14aには、集積回
路パッケージ12の半田ボール12aがリフローソルダ
リングにより電気的に接続されており、一方、第2の導
体パターン14bには、集積回路チップ13がバンプ1
3aを介してフリップチップ方式により接続されてい
る。尚、集積回路パッケージ12の接続は、上記リフロ
ーソルダリングの他に、ウエーブソルダリングによる方
法等種々の接続方法を採用することができ、又、集積回
路チップ13の接続についても、上記フリップチップ方
式の他に、ワイヤボンディングによる方法等種々の接続
方法を採用することができる。
(b)に示すように、フレキシブル基板11の一方の面
11a上において、集積回路パッケージ12が配置され
る領域及びこの領域から他端側へ伸びるように配設され
た第1の導体パターン14aと、フレキシブル基板11
の他方の面11b上において、集積回路チップ13が配
置される領域に配設された第2の導体パターン14bと
からなり、この第1の導体パターン14aには、集積回
路パッケージ12の半田ボール12aがリフローソルダ
リングにより電気的に接続されており、一方、第2の導
体パターン14bには、集積回路チップ13がバンプ1
3aを介してフリップチップ方式により接続されてい
る。尚、集積回路パッケージ12の接続は、上記リフロ
ーソルダリングの他に、ウエーブソルダリングによる方
法等種々の接続方法を採用することができ、又、集積回
路チップ13の接続についても、上記フリップチップ方
式の他に、ワイヤボンディングによる方法等種々の接続
方法を採用することができる。
【0029】また、フレキシブル基板11には、集積回
路パッケージ12の端子である半田ボール12aに対応
する部分に複数個のスルーホール11mが形成され、
又、集積回路チップ13が配置された縁部領域に対応す
る部分に複数個のスルーホール11nが形成されてい
る。そして、これらスルーホール11m,11nには、
めっきあるいは半田ポスト等により電気的導電路が形成
されており、このスルーホル11mを通して、フレキシ
ブル基板11の他方の面11aに配設された第1の導体
パターン14aとフレキシブル基板11の他方の面11
bから突出する半田ボール15とが電気的に接続され、
スルーホール11nを通して、フレキシブル基板11の
一方の面11aに配設された第1の導体パターン14a
とフレキシブル基板11の他方の面11bに配設された
第2の導体パターン14bとが電気的に接続されてい
る。上記第1の導体パターン14a、第2の導体パター
ン14b、スルーホール11nにより、第1の半導体ユ
ニットである集積回路パッケージ12と第2の半導体ユ
ニットである集積回路チップ13とを電気的に接続する
導電路が形成されている。
路パッケージ12の端子である半田ボール12aに対応
する部分に複数個のスルーホール11mが形成され、
又、集積回路チップ13が配置された縁部領域に対応す
る部分に複数個のスルーホール11nが形成されてい
る。そして、これらスルーホール11m,11nには、
めっきあるいは半田ポスト等により電気的導電路が形成
されており、このスルーホル11mを通して、フレキシ
ブル基板11の他方の面11aに配設された第1の導体
パターン14aとフレキシブル基板11の他方の面11
bから突出する半田ボール15とが電気的に接続され、
スルーホール11nを通して、フレキシブル基板11の
一方の面11aに配設された第1の導体パターン14a
とフレキシブル基板11の他方の面11bに配設された
第2の導体パターン14bとが電気的に接続されてい
る。上記第1の導体パターン14a、第2の導体パター
ン14b、スルーホール11nにより、第1の半導体ユ
ニットである集積回路パッケージ12と第2の半導体ユ
ニットである集積回路チップ13とを電気的に接続する
導電路が形成されている。
【0030】本実施形態においては、スルーホール11
nを設けて、第1の導体パターン14aと第2の導体パ
ターン14bとを電気的に接続したが、スルーホール1
1nを設けることなく、スルーホール11mの領域まで
第2の導体パターン14bを伸長させて、このスルーホ
ール11mを介して第1の導体パターン14aと第2の
導体パターン14bとを電気的に接続し、これにより、
集積回路パッケージ12と集積回路チップ13とを電気
的に接続することもできる。この場合、上記第1の導体
パターン14a、第2の導体パターン14b、スルーホ
ール11mにより、第1の半導体ユニットである集積回
路パッケージ12と第2の半導体ユニットである集積回
路チップ13とを電気的に接続する導電路が形成される
ことになる。
nを設けて、第1の導体パターン14aと第2の導体パ
ターン14bとを電気的に接続したが、スルーホール1
1nを設けることなく、スルーホール11mの領域まで
第2の導体パターン14bを伸長させて、このスルーホ
ール11mを介して第1の導体パターン14aと第2の
導体パターン14bとを電気的に接続し、これにより、
集積回路パッケージ12と集積回路チップ13とを電気
的に接続することもできる。この場合、上記第1の導体
パターン14a、第2の導体パターン14b、スルーホ
ール11mにより、第1の半導体ユニットである集積回
路パッケージ12と第2の半導体ユニットである集積回
路チップ13とを電気的に接続する導電路が形成される
ことになる。
【0031】上記フレキシブル基板11が約180°折
り曲げられた状態において、集積回路パッケージ12の
上面と集積回路チップ13が配置された領域のフレキシ
ブル基板11の部分11cとが相対向する領域の間隙部
分には、固定手段としての熱硬化性接着剤16が塗布さ
れており、この熱硬化性接着剤16により、両者すなわ
ち集積回路パッケージ12と集積回路チップ13及びフ
レキシブル基板11の折り曲げ部分11cとの間に相対
的な移動が生じないように、あるいは、相対的な移動が
抑制されるようになっている。尚、上記固定手段として
は、熱硬化性接着剤16の他に、両面テープ等を採用す
ることもできる。
り曲げられた状態において、集積回路パッケージ12の
上面と集積回路チップ13が配置された領域のフレキシ
ブル基板11の部分11cとが相対向する領域の間隙部
分には、固定手段としての熱硬化性接着剤16が塗布さ
れており、この熱硬化性接着剤16により、両者すなわ
ち集積回路パッケージ12と集積回路チップ13及びフ
レキシブル基板11の折り曲げ部分11cとの間に相対
的な移動が生じないように、あるいは、相対的な移動が
抑制されるようになっている。尚、上記固定手段として
は、熱硬化性接着剤16の他に、両面テープ等を採用す
ることもできる。
【0032】また、上記第2の半導体モジュールとして
の集積回路チップ13に、バウンダリ方式に基づく動作
試験を行なうためのバウンダリスキャン機能、すなわち
バウンダリスキャン試験回路を持たせることも可能であ
り、この場合には、バウンダリスキャン機能を持たない
集積回路パッケージ12と、バウンダリスキャン機能を
持つ集積回路チップ13とが電気的に接続されて、全体
としてバウンダリスキャン機能を持つ半導体装置10が
形成されることになる。このように、集積回路チップ1
3にバウンダリスキャン機能を持たせることにより、半
導体装置10が実装基板に実装された状態で、動作試験
を行なうことができる
の集積回路チップ13に、バウンダリ方式に基づく動作
試験を行なうためのバウンダリスキャン機能、すなわち
バウンダリスキャン試験回路を持たせることも可能であ
り、この場合には、バウンダリスキャン機能を持たない
集積回路パッケージ12と、バウンダリスキャン機能を
持つ集積回路チップ13とが電気的に接続されて、全体
としてバウンダリスキャン機能を持つ半導体装置10が
形成されることになる。このように、集積回路チップ1
3にバウンダリスキャン機能を持たせることにより、半
導体装置10が実装基板に実装された状態で、動作試験
を行なうことができる
【0033】ここで、上記バウンダリスキャン機能とし
ては、IEEE−1149.1に規定されるバウンダリ
スキャン方式による試験回路を設ければよく、この試験
回路は、バウンダリスキャンセル、テストアクセスポー
トコントローラ、及びテストデータインプット,テスト
クロック,テストモードセレクト,テストデータアウト
プット等のポート等からなるものである。
ては、IEEE−1149.1に規定されるバウンダリ
スキャン方式による試験回路を設ければよく、この試験
回路は、バウンダリスキャンセル、テストアクセスポー
トコントローラ、及びテストデータインプット,テスト
クロック,テストモードセレクト,テストデータアウト
プット等のポート等からなるものである。
【0034】上記実施形態においては、第1の半導体ユ
ニットとして、BGA(ボールグリッドアレイ)タイプ
の集積回路パッケージ12を採用したが、図2に示すよ
うに、QFP(クワッドフラットパッケージ)タイプの
集積回路パッケージ17を採用し、その端子であるリー
ドフレーム17aを、前述同様に、第1の導体パターン
14aに接続してもよい。尚、この実施形態では、フレ
キシブル基板11の他方の面11b上に設けられる第2
の半導体ユニットとしての集積回路チップ13を横方向
に2個配置したものである。
ニットとして、BGA(ボールグリッドアレイ)タイプ
の集積回路パッケージ12を採用したが、図2に示すよ
うに、QFP(クワッドフラットパッケージ)タイプの
集積回路パッケージ17を採用し、その端子であるリー
ドフレーム17aを、前述同様に、第1の導体パターン
14aに接続してもよい。尚、この実施形態では、フレ
キシブル基板11の他方の面11b上に設けられる第2
の半導体ユニットとしての集積回路チップ13を横方向
に2個配置したものである。
【0035】この実施形態においても、前述同様に、フ
レキシブル基板11が折り曲げられて、集積回路パッケ
ージ17と集積回路チップ13とが、横方向(水平方
向)に配列されるのではなく縦方向(上下方向)に積層
されるように配列されるため、半導体装置10としての
横方向の外形寸法は、集積回路パッケージ17と同等の
寸法とすることができ、特に、図2に示すように、フレ
キシブル基板11を折り返す方向に複数個の集積回路チ
ップ13を配置することから、単に横方向に集積回路パ
ッケージ17及び2個の集積回路チップ13を配置する
ものに比べて、幅狭化の点でより効果的である。これに
より、マルチチップモジュール化を行ないつつ、装置全
体としての小型化を達成することができる。
レキシブル基板11が折り曲げられて、集積回路パッケ
ージ17と集積回路チップ13とが、横方向(水平方
向)に配列されるのではなく縦方向(上下方向)に積層
されるように配列されるため、半導体装置10としての
横方向の外形寸法は、集積回路パッケージ17と同等の
寸法とすることができ、特に、図2に示すように、フレ
キシブル基板11を折り返す方向に複数個の集積回路チ
ップ13を配置することから、単に横方向に集積回路パ
ッケージ17及び2個の集積回路チップ13を配置する
ものに比べて、幅狭化の点でより効果的である。これに
より、マルチチップモジュール化を行ないつつ、装置全
体としての小型化を達成することができる。
【0036】次に、上記第1の実施形態に係る半導体装
置10の製造方法について説明する。先ず、図3(a)
に示すように、絶縁性のフレキシブル基板11を用意
し、集積回路パッケージ12が配置される領域内におい
てその端子である半田ボール12aに対応するように、
複数個のスルーホール11mを形成し、又、集積回路チ
ップ13が配置される領域内においてその端子すなわち
バンプ13aに対応するように、複数個のスルーホール
11nを形成する。また、フレキシブル基板11の一方
の面11a上に第1の導体パターン14aを配設し、フ
レキシブル基板11の他方の面11b上に第2の導体パ
ターン14bを配設する。さらに、上記スルーホール1
1m,11nの部分にめっき等により導電路を形成し
て、第1の導体パターン14aと第2の導体パターン1
4bとの電気的接続を行なう。
置10の製造方法について説明する。先ず、図3(a)
に示すように、絶縁性のフレキシブル基板11を用意
し、集積回路パッケージ12が配置される領域内におい
てその端子である半田ボール12aに対応するように、
複数個のスルーホール11mを形成し、又、集積回路チ
ップ13が配置される領域内においてその端子すなわち
バンプ13aに対応するように、複数個のスルーホール
11nを形成する。また、フレキシブル基板11の一方
の面11a上に第1の導体パターン14aを配設し、フ
レキシブル基板11の他方の面11b上に第2の導体パ
ターン14bを配設する。さらに、上記スルーホール1
1m,11nの部分にめっき等により導電路を形成し
て、第1の導体パターン14aと第2の導体パターン1
4bとの電気的接続を行なう。
【0037】続いて、図3(b)に示すように、フレキ
シブル基板11の他方の面11bに配設された第2の導
体パターン14bの上に、バンプ13aを介して、第2
の半導体ユニットである集積回路チップ13を例えばフ
リップチップ方式で接続し、バンプ13aを埋設するよ
うに封止樹脂13bにより樹脂封止する。
シブル基板11の他方の面11bに配設された第2の導
体パターン14bの上に、バンプ13aを介して、第2
の半導体ユニットである集積回路チップ13を例えばフ
リップチップ方式で接続し、バンプ13aを埋設するよ
うに封止樹脂13bにより樹脂封止する。
【0038】さらに続いて、図3(c)に示すように、
フレキシブル基板11の一方の面11aに配設された第
1の導体パターン14aの上に、半田ボール12aを介
して、第1の半導体ユニットとしてここではBGAタイ
プの集積回路パッケージ12を例えばリフローソルダリ
ングにより接続する。
フレキシブル基板11の一方の面11aに配設された第
1の導体パターン14aの上に、半田ボール12aを介
して、第1の半導体ユニットとしてここではBGAタイ
プの集積回路パッケージ12を例えばリフローソルダリ
ングにより接続する。
【0039】次に、図3(d)に示すように、フレキシ
ブル基板11の一方の面11a上に取り付けられた集積
回路パッケージ12の上面の一部に、例えば熱硬化性接
着剤16を塗布する。この際、この熱硬化性接着剤16
を塗布する領域は、集積回路パッケージ12の上面に限
らず、後の曲げ工程によりフレキシブル基板11と対向
することになる集積回路パッケージ12の側面、あるい
は、その他の所望の箇所に塗布してもよい。
ブル基板11の一方の面11a上に取り付けられた集積
回路パッケージ12の上面の一部に、例えば熱硬化性接
着剤16を塗布する。この際、この熱硬化性接着剤16
を塗布する領域は、集積回路パッケージ12の上面に限
らず、後の曲げ工程によりフレキシブル基板11と対向
することになる集積回路パッケージ12の側面、あるい
は、その他の所望の箇所に塗布してもよい。
【0040】続いて、図3(e)に示すように、曲げ加
工装置(不図示)を用いて、フレキシブル基板11の集
積回路チップ13を配置した部分11cが、集積回路パ
ッケージ12の上方に位置付けられるように、約180
°折り返して、この折り返した部分11cの面11a
を、前工程で設けた熱硬化性接着剤16に密着させて、
固着させる。
工装置(不図示)を用いて、フレキシブル基板11の集
積回路チップ13を配置した部分11cが、集積回路パ
ッケージ12の上方に位置付けられるように、約180
°折り返して、この折り返した部分11cの面11a
を、前工程で設けた熱硬化性接着剤16に密着させて、
固着させる。
【0041】最後に、図3(f)に示すように、集積回
路パッケージ12の端子である半田ボール12aに対応
して形成されたスルーホール11mの位置において、図
4(a)に拡大して示すように、フレキシブル基板11
の他方の面11bから突出する外部接続端子としての半
田ボール15を複数個形成する。尚、この半田ボール1
5を形成する工程は、集積回路チップ13を接続する工
程の前後であってもよい。
路パッケージ12の端子である半田ボール12aに対応
して形成されたスルーホール11mの位置において、図
4(a)に拡大して示すように、フレキシブル基板11
の他方の面11bから突出する外部接続端子としての半
田ボール15を複数個形成する。尚、この半田ボール1
5を形成する工程は、集積回路チップ13を接続する工
程の前後であってもよい。
【0042】上記最後の工程で形成される外部接続端子
としては、上記半田ボール15に限らず、リードフレー
ムであってもよく、又、集積回路パッケージ12の端子
である半田ボール12aに対応する位置にこの外部接続
端子が形成されれば、スルーホール11mは、これら半
田ボール12a及び外部接続端子から偏倚した位置に形
成されていてもよい。
としては、上記半田ボール15に限らず、リードフレー
ムであってもよく、又、集積回路パッケージ12の端子
である半田ボール12aに対応する位置にこの外部接続
端子が形成されれば、スルーホール11mは、これら半
田ボール12a及び外部接続端子から偏倚した位置に形
成されていてもよい。
【0043】上記第1の実施形態によれば、フレキシブ
ル基板11が折り曲げられて、集積回路パッケージ1
2、17と集積回路チップ13とが、横方向(水平方
向)に配列されるのではなく縦方向(上下方向)に配列
されるため、半導体装置10としての横方向の外形寸法
を、集積回路パッケージ12、17と同等の寸法とする
ことができ、又、フレキシブル基板11の厚さが約0.
04mm程度、集積回路チップ13の厚さが約0.1m
m程度のものを用いた場合、半導体装置10全体の高さ
は、集積回路パッケージ12、17の高さに比べ、0.
3〜0.5mm程度の増加に留まるため、マルチチップ
モジュール化を行ないつつ、装置全体としての小型化を
達成することができる。また、集積回路パッケージ1
2、17の端子12a、17aに対応させて半田ボール
15を設けたことから、集積回路パッケージ12、17
そのものが実装される実装基板(不図示)に対して、こ
の半導体装置10を実装することができる。したがっ
て、集積回路パッケージ12,17とこの集積回路パッ
ケージ12、17を含む半導体装置10との間におい
て、実装基板に対する互換性を確保することができる。
ル基板11が折り曲げられて、集積回路パッケージ1
2、17と集積回路チップ13とが、横方向(水平方
向)に配列されるのではなく縦方向(上下方向)に配列
されるため、半導体装置10としての横方向の外形寸法
を、集積回路パッケージ12、17と同等の寸法とする
ことができ、又、フレキシブル基板11の厚さが約0.
04mm程度、集積回路チップ13の厚さが約0.1m
m程度のものを用いた場合、半導体装置10全体の高さ
は、集積回路パッケージ12、17の高さに比べ、0.
3〜0.5mm程度の増加に留まるため、マルチチップ
モジュール化を行ないつつ、装置全体としての小型化を
達成することができる。また、集積回路パッケージ1
2、17の端子12a、17aに対応させて半田ボール
15を設けたことから、集積回路パッケージ12、17
そのものが実装される実装基板(不図示)に対して、こ
の半導体装置10を実装することができる。したがっ
て、集積回路パッケージ12,17とこの集積回路パッ
ケージ12、17を含む半導体装置10との間におい
て、実装基板に対する互換性を確保することができる。
【0044】図4(b),(c)、図5(a),
(b),(c)は、それぞれ、前述外部接続端子につい
てのその他の接続形態を示すものである。図4(b)に
示す接続形態は、第1の半導体ユニットとしてQFPタ
イプの集積回路パッケージ17を採用し、この集積回路
パッケージ17のリードフレーム17aを第1の導体パ
ターン14aに接続し、このリードフレーム17aの接
続端部の直下にめっき等で電気的導通がとられたスルー
ホール11mを形成し、このスルーホール11mの直下
に外部接続端子としての半田ボール15を形成したもの
である。
(b),(c)は、それぞれ、前述外部接続端子につい
てのその他の接続形態を示すものである。図4(b)に
示す接続形態は、第1の半導体ユニットとしてQFPタ
イプの集積回路パッケージ17を採用し、この集積回路
パッケージ17のリードフレーム17aを第1の導体パ
ターン14aに接続し、このリードフレーム17aの接
続端部の直下にめっき等で電気的導通がとられたスルー
ホール11mを形成し、このスルーホール11mの直下
に外部接続端子としての半田ボール15を形成したもの
である。
【0045】図4(c)に示す接続形態は、第1の半導
体ユニットとしてBGAタイプの集積回路パッケージ1
2を採用し、この集積回路パッケージ12の半田ボール
12aを第1の導体パターン14aに接続し、この半田
ボール12aから偏倚した位置にめっき等で電気的導通
がとられたスルーホール11mを形成し、又、フレキシ
ブル基板11の他方の面11bに第3の導体パターン1
4cを配設し、このスルーホール11mを通して第1の
導体パターン14aと第3の導体パターン14cとを電
気的に接続し、さらに、上記半田ボール12aの下方に
対応する位置において、この第3の導体パターン14c
に外部接続端子としての半田ボール15を形成したもの
である。
体ユニットとしてBGAタイプの集積回路パッケージ1
2を採用し、この集積回路パッケージ12の半田ボール
12aを第1の導体パターン14aに接続し、この半田
ボール12aから偏倚した位置にめっき等で電気的導通
がとられたスルーホール11mを形成し、又、フレキシ
ブル基板11の他方の面11bに第3の導体パターン1
4cを配設し、このスルーホール11mを通して第1の
導体パターン14aと第3の導体パターン14cとを電
気的に接続し、さらに、上記半田ボール12aの下方に
対応する位置において、この第3の導体パターン14c
に外部接続端子としての半田ボール15を形成したもの
である。
【0046】図5(a)に示す接続形態は、第1の半導
体ユニットとしてQFPタイプの集積回路パッケージ1
7を採用し、この集積回路パッケージ17のリードフレ
ーム17aを第1の導体パターン14aに接続し、この
リードフレーム17aの接続端部から偏倚した位置にめ
っき等で電気的導通がとられたスルーホール11mを形
成し、又、フレキシブル基板11の他方の面11bに第
3の導体パターン14cを配設し、このスルーホール1
1mを通して第1の導体パターン14aと第3の導体パ
ターン14cとを電気的に接続し、さらに、上記リード
フレーム17aの接続部分の下方に対応する位置におい
て、この第3の導体パターン14cに外部接続端子とし
ての半田ボール15を形成したものである。
体ユニットとしてQFPタイプの集積回路パッケージ1
7を採用し、この集積回路パッケージ17のリードフレ
ーム17aを第1の導体パターン14aに接続し、この
リードフレーム17aの接続端部から偏倚した位置にめ
っき等で電気的導通がとられたスルーホール11mを形
成し、又、フレキシブル基板11の他方の面11bに第
3の導体パターン14cを配設し、このスルーホール1
1mを通して第1の導体パターン14aと第3の導体パ
ターン14cとを電気的に接続し、さらに、上記リード
フレーム17aの接続部分の下方に対応する位置におい
て、この第3の導体パターン14cに外部接続端子とし
ての半田ボール15を形成したものである。
【0047】図5(b)に示す接続形態は、第1の半導
体ユニットとしてBGAタイプの集積回路パッケージ1
2を採用し、この集積回路パッケージ12の半田ボール
12aを第1の導体パターン14aに接続し、この半田
ボール12aから偏倚した位置にめっき等で電気的導通
がとられたスルーホール11mを形成し、又、フレキシ
ブル基板11の他方の面11bに第3の導体パターン1
4cを配設し、このスルーホール11mを通して第1の
導体パターン14aと第3の導体パターン14cとを電
気的に接続し、さらに、この第3の導体パターン14c
に外部接続端子としてのリードフレーム18を接続し、
上記半田ボール12aの下方に対応する位置において、
上記リードフレーム18の接続端部が位置付けられるよ
うに形成したものである。
体ユニットとしてBGAタイプの集積回路パッケージ1
2を採用し、この集積回路パッケージ12の半田ボール
12aを第1の導体パターン14aに接続し、この半田
ボール12aから偏倚した位置にめっき等で電気的導通
がとられたスルーホール11mを形成し、又、フレキシ
ブル基板11の他方の面11bに第3の導体パターン1
4cを配設し、このスルーホール11mを通して第1の
導体パターン14aと第3の導体パターン14cとを電
気的に接続し、さらに、この第3の導体パターン14c
に外部接続端子としてのリードフレーム18を接続し、
上記半田ボール12aの下方に対応する位置において、
上記リードフレーム18の接続端部が位置付けられるよ
うに形成したものである。
【0048】図5(c)に示す接続形態は、第1の半導
体ユニットとしてQFPタイプの集積回路パッケージ1
7を採用し、この集積回路パッケージ17のリードフレ
ーム17aを第1の導体パターン14aに接続し、この
リードフレーム17aの接続端部から偏倚した位置にめ
っき等で電気的導通がとられたスルーホール11mを形
成し、又、フレキシブル基板11の他方の面11bに第
3の導体パターン14cを配設し、このスルーホール1
1mを通して第1の導体パターン14aと第3の導体パ
ターン14cとを電気的に接続し、さらに、この第3の
導体パターン14cに外部接続端子としてのリードフレ
ーム18を接続し、上記リードフレーム17aの接続端
部の下方に対応する位置において、上記リードフレーム
18の接続端部が位置付けられるように形成したもので
ある。
体ユニットとしてQFPタイプの集積回路パッケージ1
7を採用し、この集積回路パッケージ17のリードフレ
ーム17aを第1の導体パターン14aに接続し、この
リードフレーム17aの接続端部から偏倚した位置にめ
っき等で電気的導通がとられたスルーホール11mを形
成し、又、フレキシブル基板11の他方の面11bに第
3の導体パターン14cを配設し、このスルーホール1
1mを通して第1の導体パターン14aと第3の導体パ
ターン14cとを電気的に接続し、さらに、この第3の
導体パターン14cに外部接続端子としてのリードフレ
ーム18を接続し、上記リードフレーム17aの接続端
部の下方に対応する位置において、上記リードフレーム
18の接続端部が位置付けられるように形成したもので
ある。
【0049】上記の如く、外部接続端子の接続形態とし
て種々のものを適宜採用することにより、本発明の半導
体装置を、実装基板に応じて確実に実装することが可能
となる。
て種々のものを適宜採用することにより、本発明の半導
体装置を、実装基板に応じて確実に実装することが可能
となる。
【0050】図6は、本発明に係る半導体装置の第2の
実施形態を示す縦断面図である。この半導体装置20
は、図6に示すように、1つの絶縁性基板としてのフレ
キシブル基板21と、このフレキシブル基板21の一方
の面21a上に配置された集積回路を備える第1の半導
体ユニットとしての、例えばBGA(ボールグリッドア
レイ)タイプの集積回路パッケージ22と、同様にフレ
キシブル基板21の一方の面21a上に配置された集積
回路を備える第2の半導体ユニットとしての、例えばベ
アチップである2つの集積回路チップ23と、この集積
回路パッケージ22と集積回路チップ23とを電気的に
接続する導電路としての銅製の導体パターン24と、集
積回路パッケージ22の端子である半田ボール22aに
対応するように、フレキシブル基板21の他方の面21
bから突出して設けられて外部すなわち実装基板との接
続に用いる外部接続端子としての半田ボール25とを、
その基本構成として備えている。
実施形態を示す縦断面図である。この半導体装置20
は、図6に示すように、1つの絶縁性基板としてのフレ
キシブル基板21と、このフレキシブル基板21の一方
の面21a上に配置された集積回路を備える第1の半導
体ユニットとしての、例えばBGA(ボールグリッドア
レイ)タイプの集積回路パッケージ22と、同様にフレ
キシブル基板21の一方の面21a上に配置された集積
回路を備える第2の半導体ユニットとしての、例えばベ
アチップである2つの集積回路チップ23と、この集積
回路パッケージ22と集積回路チップ23とを電気的に
接続する導電路としての銅製の導体パターン24と、集
積回路パッケージ22の端子である半田ボール22aに
対応するように、フレキシブル基板21の他方の面21
bから突出して設けられて外部すなわち実装基板との接
続に用いる外部接続端子としての半田ボール25とを、
その基本構成として備えている。
【0051】そして、上記フレキシブル基板21は、そ
の一方の面21a上に共に配置された集積回路パッケー
ジ22と集積回路チップ23とが相対向するように、約
180°折り曲げられている。すなわち、集積回路パッ
ケージ22の上方に、集積回路チップ23の端面が位置
して、これら集積回路パッケージ22と集積回路チップ
23とが上下方向に積層されるように配置された状態と
なっている。
の一方の面21a上に共に配置された集積回路パッケー
ジ22と集積回路チップ23とが相対向するように、約
180°折り曲げられている。すなわち、集積回路パッ
ケージ22の上方に、集積回路チップ23の端面が位置
して、これら集積回路パッケージ22と集積回路チップ
23とが上下方向に積層されるように配置された状態と
なっている。
【0052】このように、フレキシブル基板21が折り
曲げられて、集積回路パッケージ22と集積回路チップ
23とが、横方向(水平方向)に配列されるのではなく
縦方向(上下方向)に配列されるため、半導体装置20
としての横方向の外形寸法は、集積回路パッケージ22
と同等の寸法とすることができ、又、フレキシブル基板
21の厚さが約0.04mm程度、集積回路チップ23
の厚さが約0.1mm程度のものを用いた場合、半導体
装置20全体の高さは、集積回路パッケージ22の高さ
に比べ、0.3〜0.5mm程度の増加に留まる。した
がって、マルチチップモジュール化を行ないつつ、装置
全体としての小型化を達成することができる。また、集
積回路パッケージ22の端子22aに対応させて半田ボ
ール25を設けたことから、集積回路パッケージ22そ
のものが実装される実装基板(不図示)に対して、この
半導体装置20を実装することができる。したがって、
集積回路パッケージ22とこの集積回路パッケージ22
を含む半導体装置20との間において、実装基板に対す
る互換性を確保することができる。
曲げられて、集積回路パッケージ22と集積回路チップ
23とが、横方向(水平方向)に配列されるのではなく
縦方向(上下方向)に配列されるため、半導体装置20
としての横方向の外形寸法は、集積回路パッケージ22
と同等の寸法とすることができ、又、フレキシブル基板
21の厚さが約0.04mm程度、集積回路チップ23
の厚さが約0.1mm程度のものを用いた場合、半導体
装置20全体の高さは、集積回路パッケージ22の高さ
に比べ、0.3〜0.5mm程度の増加に留まる。した
がって、マルチチップモジュール化を行ないつつ、装置
全体としての小型化を達成することができる。また、集
積回路パッケージ22の端子22aに対応させて半田ボ
ール25を設けたことから、集積回路パッケージ22そ
のものが実装される実装基板(不図示)に対して、この
半導体装置20を実装することができる。したがって、
集積回路パッケージ22とこの集積回路パッケージ22
を含む半導体装置20との間において、実装基板に対す
る互換性を確保することができる。
【0053】ここで、上記導体パターン24は、図6に
示すように、フレキシブル基板21の一方の面21a上
において、集積回路パッケージ22が配置される領域及
びこの領域から他端側の集積回路チップ23が配置され
る領域まで伸長して配設されており、この導体パターン
24には、集積回路パッケージ22の半田ボール22a
がリフローソルダリングにより電気的に接続され、又、
集積回路チップ23がバンプ23aを介してフリップチ
ップ方式により接続されている。上記導体パターン24
が、第1の半導体ユニットである集積回路パッケージ2
2と第2の半導体ユニットである集積回路チップ23と
を電気的に接続する導電路を形成するものである。尚、
集積回路パッケージ22の接続は、上記リフローソルダ
リングの他に、ウエーブソルダリングによる方法等種々
の接続方法を採用することができ、又、集積回路チップ
23の接続についても、上記フリップチップ方式の他
に、ワイヤボンディングによる方法等種々の接続方法を
採用することができる。
示すように、フレキシブル基板21の一方の面21a上
において、集積回路パッケージ22が配置される領域及
びこの領域から他端側の集積回路チップ23が配置され
る領域まで伸長して配設されており、この導体パターン
24には、集積回路パッケージ22の半田ボール22a
がリフローソルダリングにより電気的に接続され、又、
集積回路チップ23がバンプ23aを介してフリップチ
ップ方式により接続されている。上記導体パターン24
が、第1の半導体ユニットである集積回路パッケージ2
2と第2の半導体ユニットである集積回路チップ23と
を電気的に接続する導電路を形成するものである。尚、
集積回路パッケージ22の接続は、上記リフローソルダ
リングの他に、ウエーブソルダリングによる方法等種々
の接続方法を採用することができ、又、集積回路チップ
23の接続についても、上記フリップチップ方式の他
に、ワイヤボンディングによる方法等種々の接続方法を
採用することができる。
【0054】また、フレキシブル基板21には、集積回
路パッケージ22の端子である半田ボール22aに対応
する部分に複数個のスルーホール21mが形成されてい
る。そして、このスルーホール21mには、めっきある
いは半田ポスト等により電気的導電路が形成されてお
り、このスルーホル21mを通して、フレキシブル基板
21の他方の面21bから突出する半田ボール25とが
電気的に接続されている。
路パッケージ22の端子である半田ボール22aに対応
する部分に複数個のスルーホール21mが形成されてい
る。そして、このスルーホール21mには、めっきある
いは半田ポスト等により電気的導電路が形成されてお
り、このスルーホル21mを通して、フレキシブル基板
21の他方の面21bから突出する半田ボール25とが
電気的に接続されている。
【0055】上記フレキシブル基板21が約180°折
り曲げられた状態において、集積回路パッケージ22の
上面と集積回路チップ23の端面とが相対向する領域の
間隙部分には、固定手段としての熱硬化性接着剤26が
塗布されており、この熱硬化性接着剤26により、両者
すなわち集積回路パッケージ22と集積回路チップ23
及びフレキシブル基板21の折り曲げ部分21cとの間
に相対的な移動が生じないように、あるいは、相対的な
移動が抑制されるようになっている。尚、上記固定手段
としては、熱硬化性接着剤26の他に、両面テープ等を
採用することもできる。
り曲げられた状態において、集積回路パッケージ22の
上面と集積回路チップ23の端面とが相対向する領域の
間隙部分には、固定手段としての熱硬化性接着剤26が
塗布されており、この熱硬化性接着剤26により、両者
すなわち集積回路パッケージ22と集積回路チップ23
及びフレキシブル基板21の折り曲げ部分21cとの間
に相対的な移動が生じないように、あるいは、相対的な
移動が抑制されるようになっている。尚、上記固定手段
としては、熱硬化性接着剤26の他に、両面テープ等を
採用することもできる。
【0056】また、上記第2の半導体ユニットとしての
集積回路チップ23に、バウンダリ方式に基づく動作試
験を行なうためのバウンダリスキャン機能、すなわち、
バウンダリスキャン試験回路を持たせることも可能であ
り、この場合には、バウンダリスキャン機能を持たない
集積回路パッケージ22と、バウンダリスキャン機能を
持つ集積回路チップ23とが電気的に接続されて、全体
としてバウンダリスキャン機能を持つ半導体装置20が
形成されることになる。このように、集積回路チップ2
3にバウンダリスキャン機能を持たせることにより、半
導体装置20が実装基板に実装された状態で、動作試験
を行なうことができる
集積回路チップ23に、バウンダリ方式に基づく動作試
験を行なうためのバウンダリスキャン機能、すなわち、
バウンダリスキャン試験回路を持たせることも可能であ
り、この場合には、バウンダリスキャン機能を持たない
集積回路パッケージ22と、バウンダリスキャン機能を
持つ集積回路チップ23とが電気的に接続されて、全体
としてバウンダリスキャン機能を持つ半導体装置20が
形成されることになる。このように、集積回路チップ2
3にバウンダリスキャン機能を持たせることにより、半
導体装置20が実装基板に実装された状態で、動作試験
を行なうことができる
【0057】ここで、上記バウンダリスキャン機能とし
ては、前述第1の実施形態同様に、IEEE−114
9.1に規定されるバウンダリスキャン試験回路を設け
ればよく、この試験回路は、バウンダリスキャンセル、
テストアクセスポートコントローラ、及びテストデータ
インプット,テストクロック,テストモードセレクト,
テストデータアウトプット等のポート等からなるもので
ある。
ては、前述第1の実施形態同様に、IEEE−114
9.1に規定されるバウンダリスキャン試験回路を設け
ればよく、この試験回路は、バウンダリスキャンセル、
テストアクセスポートコントローラ、及びテストデータ
インプット,テストクロック,テストモードセレクト,
テストデータアウトプット等のポート等からなるもので
ある。
【0058】上記実施形態においては、第1の半導体ユ
ニットとして、BGA(ボールグリッドアレイ)タイプ
の集積回路パッケージ22を採用したが、図7に示すよ
うに、QFP(クワッドフラットパッケージ)タイプの
集積回路パッケージ27を採用し、その端子であるリー
ドフレーム27aを、前述同様に、導体パターン24に
接続してもよい。尚、この実施形態では、フレキシブル
基板21の一方の面21a上に設けられる第2の半導体
ユニットとしての集積回路チップ23を横方向に2個配
置したものである。
ニットとして、BGA(ボールグリッドアレイ)タイプ
の集積回路パッケージ22を採用したが、図7に示すよ
うに、QFP(クワッドフラットパッケージ)タイプの
集積回路パッケージ27を採用し、その端子であるリー
ドフレーム27aを、前述同様に、導体パターン24に
接続してもよい。尚、この実施形態では、フレキシブル
基板21の一方の面21a上に設けられる第2の半導体
ユニットとしての集積回路チップ23を横方向に2個配
置したものである。
【0059】この実施形態においても、前述同様に、フ
レキシブル基板21が折り曲げられて、集積回路パッケ
ージ27と集積回路チップ23とが、横方向(水平方
向)に配列されるのではなく縦方向(上下方向)に積層
されるように配列されるため、半導体装置20としての
横方向の外形寸法は、集積回路パッケージ27と同等の
寸法とすることができ、特に、図7に示すように、フレ
キシブル基板21を折り返す方向に複数個の集積回路チ
ップ23を配置することから、単に横方向に集積回路パ
ッケージ27及び2個の集積回路チップ23を配置する
ものに比べて、幅狭化の点でより効果的である。これに
より、マルチチップモジュール化を行ないつつ、装置全
体としての小型化を達成することができる。
レキシブル基板21が折り曲げられて、集積回路パッケ
ージ27と集積回路チップ23とが、横方向(水平方
向)に配列されるのではなく縦方向(上下方向)に積層
されるように配列されるため、半導体装置20としての
横方向の外形寸法は、集積回路パッケージ27と同等の
寸法とすることができ、特に、図7に示すように、フレ
キシブル基板21を折り返す方向に複数個の集積回路チ
ップ23を配置することから、単に横方向に集積回路パ
ッケージ27及び2個の集積回路チップ23を配置する
ものに比べて、幅狭化の点でより効果的である。これに
より、マルチチップモジュール化を行ないつつ、装置全
体としての小型化を達成することができる。
【0060】次に、上記第1の実施形態に係る半導体装
置20の製造方法について説明する。先ず、図8(a)
に示すように、絶縁性のフレキシブル基板21を用意
し、集積回路パッケージ22が配置される領域内におい
てその端子である半田ボール22aに対応するように、
複数個のスルーホール21mを形成する。また、フレキ
シブル基板21の一方の面21a上でかつ集積回路パッ
ケージ22が配置される領域から集積回路チップ23が
配置される領域まで伸長して導電路としての導体パター
ン24を配設する。この工程においては、前述第1の実
施形態の場合に比べて、フレキシブル基板21の他方の
面21bに別個の導体パターンを形成する必要がなく、
又、集積回路チップ23が配置される領域にスルーホー
ルを形成する必要がなく、その分だけ工程を簡略化する
ことができる。
置20の製造方法について説明する。先ず、図8(a)
に示すように、絶縁性のフレキシブル基板21を用意
し、集積回路パッケージ22が配置される領域内におい
てその端子である半田ボール22aに対応するように、
複数個のスルーホール21mを形成する。また、フレキ
シブル基板21の一方の面21a上でかつ集積回路パッ
ケージ22が配置される領域から集積回路チップ23が
配置される領域まで伸長して導電路としての導体パター
ン24を配設する。この工程においては、前述第1の実
施形態の場合に比べて、フレキシブル基板21の他方の
面21bに別個の導体パターンを形成する必要がなく、
又、集積回路チップ23が配置される領域にスルーホー
ルを形成する必要がなく、その分だけ工程を簡略化する
ことができる。
【0061】続いて、図8(b)に示すように、フレキ
シブル基板21の一方の面21aに配設された導体パタ
ーン24の右側上部に、バンプ23aを介して、第2の
半導体ユニットである集積回路チップ23を例えばフリ
ップチップ方式で接続し、バンプ23aを埋設するよう
に封止樹脂23bにより樹脂封止する。
シブル基板21の一方の面21aに配設された導体パタ
ーン24の右側上部に、バンプ23aを介して、第2の
半導体ユニットである集積回路チップ23を例えばフリ
ップチップ方式で接続し、バンプ23aを埋設するよう
に封止樹脂23bにより樹脂封止する。
【0062】さらに続いて、図8(c)に示すように、
フレキシブル基板21の一方の面21aに配設された導
体パターン24の左側上部に、半田ボール22aを介し
て、第1の半導体ユニットとしてここではBGAタイプ
の集積回路パッケージ22を例えばリフローソルダリン
グにより接続する。
フレキシブル基板21の一方の面21aに配設された導
体パターン24の左側上部に、半田ボール22aを介し
て、第1の半導体ユニットとしてここではBGAタイプ
の集積回路パッケージ22を例えばリフローソルダリン
グにより接続する。
【0063】次に、図8(d)に示すように、フレキシ
ブル基板21の一方の面21a上に取り付けられた集積
回路パッケージ22の上面の一部に、例えば熱硬化性接
着剤26を塗布する。この際、この熱硬化性接着剤26
を塗布する領域は、集積回路パッケージ22の上面に限
らず、後の曲げ工程によりフレキシブル基板21と対向
することになる集積回路パッケージ22の側面、あるい
は、その他の所望の箇所に塗布してもよい。
ブル基板21の一方の面21a上に取り付けられた集積
回路パッケージ22の上面の一部に、例えば熱硬化性接
着剤26を塗布する。この際、この熱硬化性接着剤26
を塗布する領域は、集積回路パッケージ22の上面に限
らず、後の曲げ工程によりフレキシブル基板21と対向
することになる集積回路パッケージ22の側面、あるい
は、その他の所望の箇所に塗布してもよい。
【0064】続いて、図8(e)に示すように、曲げ加
工装置(不図示)を用いて、フレキシブル基板21の集
積回路チップ23が、集積回路パッケージ22の上方に
位置付けられるように、集積回路チップ23が配置され
た部分21cを約180°折り返して、前工程で設けた
熱硬化性接着剤26に集積回路チップ23の端面を密着
させて、固着させる。
工装置(不図示)を用いて、フレキシブル基板21の集
積回路チップ23が、集積回路パッケージ22の上方に
位置付けられるように、集積回路チップ23が配置され
た部分21cを約180°折り返して、前工程で設けた
熱硬化性接着剤26に集積回路チップ23の端面を密着
させて、固着させる。
【0065】最後に、図8(f)に示すように、集積回
路パッケージ22の端子である半田ボール22aに対応
して形成されたスルーホール21mの位置において、フ
レキシブル基板21の他方の面21bから突出する外部
接続端子としての半田ボール25を複数個形成する。
尚、この半田ボール25を形成する工程は、集積回路チ
ップ23を接続する工程の前後であってもよい。
路パッケージ22の端子である半田ボール22aに対応
して形成されたスルーホール21mの位置において、フ
レキシブル基板21の他方の面21bから突出する外部
接続端子としての半田ボール25を複数個形成する。
尚、この半田ボール25を形成する工程は、集積回路チ
ップ23を接続する工程の前後であってもよい。
【0066】上記最後の工程で形成される外部接続端子
としては、上記半田ボール25に限らず、リードフレー
ムであってもよく、又、集積回路パッケージ22の端子
である半田ボール22aに対応する位置にこの外部接続
端子が形成されれば、スルーホール21mは、これら半
田ボール22a及び外部接続端子である半田ボール25
から偏倚した位置に形成されていてもよい。
としては、上記半田ボール25に限らず、リードフレー
ムであってもよく、又、集積回路パッケージ22の端子
である半田ボール22aに対応する位置にこの外部接続
端子が形成されれば、スルーホール21mは、これら半
田ボール22a及び外部接続端子である半田ボール25
から偏倚した位置に形成されていてもよい。
【0067】上記第2の実施形態によれば、フレキシブ
ル基板21が折り曲げられて、集積回路パッケージ2
2、27と集積回路チップ23とが、横方向(水平方
向)に配列されるのではなく縦方向(上下方向)に配列
されるため、半導体装置20としての横方向の外形寸法
を、集積回路パッケージ22、27と同等の寸法とする
ことができ、又、フレキシブル基板21の厚さが約0.
04mm程度、集積回路チップ23の厚さが約0.1m
m程度のものを用いた場合、半導体装置20全体の高さ
は、集積回路パッケージ22、27の高さに比べ、0.
3〜0.5mm程度の増加に留まるため、マルチチップ
モジュール化を行ないつつ、装置全体としての小型化を
達成することができる。また、集積回路パッケージ2
2、27の端子22a、27aに対応させて半田ボール
25を設けたことから、集積回路パッケージ22、27
そのものが実装される実装基板(不図示)に対して、こ
の半導体装置20を実装することができる。したがっ
て、集積回路パッケージ22,27とこの集積回路パッ
ケージ22、27を含む半導体装置20との間におい
て、実装基板に対する互換性を確保することができる。
ル基板21が折り曲げられて、集積回路パッケージ2
2、27と集積回路チップ23とが、横方向(水平方
向)に配列されるのではなく縦方向(上下方向)に配列
されるため、半導体装置20としての横方向の外形寸法
を、集積回路パッケージ22、27と同等の寸法とする
ことができ、又、フレキシブル基板21の厚さが約0.
04mm程度、集積回路チップ23の厚さが約0.1m
m程度のものを用いた場合、半導体装置20全体の高さ
は、集積回路パッケージ22、27の高さに比べ、0.
3〜0.5mm程度の増加に留まるため、マルチチップ
モジュール化を行ないつつ、装置全体としての小型化を
達成することができる。また、集積回路パッケージ2
2、27の端子22a、27aに対応させて半田ボール
25を設けたことから、集積回路パッケージ22、27
そのものが実装される実装基板(不図示)に対して、こ
の半導体装置20を実装することができる。したがっ
て、集積回路パッケージ22,27とこの集積回路パッ
ケージ22、27を含む半導体装置20との間におい
て、実装基板に対する互換性を確保することができる。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の半導体装置
によれば、1つの絶縁性基板に対して、集積回路を備え
る第1の半導体ユニットが上記絶縁性基板の一方の面上
に配置され、かつ、集積回路を備える第2の半導体ユニ
ットが上記絶縁性基板の他方の面上に配置され、さら
に、上記絶縁性基板が、上記第1の半導体ユニットと上
記第2の半導体ユニットが配置された部分とが相対向す
るように折り曲げられていることから、上記第1の半導
体ユニットと上記第2の半導体ユニットとは、お互いが
平面状に配置されるのではなく、積層されるように配置
されることになる。これにより、マルチチップモジュー
ル化を行ないつつ、装置全体としての小型化を達成する
ことができ、さらには、高密度実装化を達成することが
できる。
によれば、1つの絶縁性基板に対して、集積回路を備え
る第1の半導体ユニットが上記絶縁性基板の一方の面上
に配置され、かつ、集積回路を備える第2の半導体ユニ
ットが上記絶縁性基板の他方の面上に配置され、さら
に、上記絶縁性基板が、上記第1の半導体ユニットと上
記第2の半導体ユニットが配置された部分とが相対向す
るように折り曲げられていることから、上記第1の半導
体ユニットと上記第2の半導体ユニットとは、お互いが
平面状に配置されるのではなく、積層されるように配置
されることになる。これにより、マルチチップモジュー
ル化を行ないつつ、装置全体としての小型化を達成する
ことができ、さらには、高密度実装化を達成することが
できる。
【0069】また、上記第1の半導体ユニットの端子に
対応する位置において、フレキシブル基板の他方の面か
ら突出する表面実装用の外部接続端子が設けられている
ことから、第1の半導体ユニットが実装される実装基板
等に対して、この第1の半導体ユニットを含む半導体装
置を表面実装することができ、これにより、実装基板に
対する第1の半導体ユニットと第1の半導体ユニットを
含む半導体装置との互換性を確保することができる。し
たがって、従来の半導体装置の設計、設備等を流用する
ことができ、開発時間の短縮化、開発コストの低減等を
達成することができる。
対応する位置において、フレキシブル基板の他方の面か
ら突出する表面実装用の外部接続端子が設けられている
ことから、第1の半導体ユニットが実装される実装基板
等に対して、この第1の半導体ユニットを含む半導体装
置を表面実装することができ、これにより、実装基板に
対する第1の半導体ユニットと第1の半導体ユニットを
含む半導体装置との互換性を確保することができる。し
たがって、従来の半導体装置の設計、設備等を流用する
ことができ、開発時間の短縮化、開発コストの低減等を
達成することができる。
【0070】上記半導体装置においては、上記外部接続
端子を、上記絶縁性基板に形成されたスルーホールを通
して、上記第1の半導体ユニットが配置された側の一方
の面とは反対側の他方の面から突出するように形成し、
あるいは、上記スルーホールから偏倚した位置にて反対
側の他方の面から突出するように形成した場合におい
て、上記第1の半導体ユニットにより画定される範囲と
同等の範囲内において、この半導体装置を実装基板等に
表面実装することができ、これにより、マルチチップモ
ジュール化を行なった半導体装置の幅狭化を達成するこ
とができる。
端子を、上記絶縁性基板に形成されたスルーホールを通
して、上記第1の半導体ユニットが配置された側の一方
の面とは反対側の他方の面から突出するように形成し、
あるいは、上記スルーホールから偏倚した位置にて反対
側の他方の面から突出するように形成した場合におい
て、上記第1の半導体ユニットにより画定される範囲と
同等の範囲内において、この半導体装置を実装基板等に
表面実装することができ、これにより、マルチチップモ
ジュール化を行なった半導体装置の幅狭化を達成するこ
とができる。
【0071】上記半導体装置においては、上記第1の半
導体ユニットと上記第2の半導体ユニットが配置された
絶縁性基板の部分との間に、両者を固定する固定手段が
配置された場合において、両者間の相対的な移動を防止
あるいは抑制することができ、これにより、装置全体と
しての剛性を向上させることができる。
導体ユニットと上記第2の半導体ユニットが配置された
絶縁性基板の部分との間に、両者を固定する固定手段が
配置された場合において、両者間の相対的な移動を防止
あるいは抑制することができ、これにより、装置全体と
しての剛性を向上させることができる。
【0072】上記半導体装置においては、上記第1の半
導体ユニットと第2の半導体ユニットとを電気的に接続
する導電路を、上記絶縁性基板の一方の面上に形成され
た第1の導体パターンと、上記絶縁性基板の他方の面上
に形成された第2の導体パターンと、上記絶縁性基板に
形成されて上記第1の導体パターンと上記第2の導体パ
ターンとを電気的に接続するスルーホールとにより形成
した場合において、従来の製造方法を用いて、比較的容
易にこの導電路を形成することができる。
導体ユニットと第2の半導体ユニットとを電気的に接続
する導電路を、上記絶縁性基板の一方の面上に形成され
た第1の導体パターンと、上記絶縁性基板の他方の面上
に形成された第2の導体パターンと、上記絶縁性基板に
形成されて上記第1の導体パターンと上記第2の導体パ
ターンとを電気的に接続するスルーホールとにより形成
した場合において、従来の製造方法を用いて、比較的容
易にこの導電路を形成することができる。
【0073】上記半導体装置においては、上記第2の半
導体ユニットとして、バウンダリスキャン機能を有した
集積回路チップを採用した場合において、バウンダリス
キャン機能を持たない第1の半導体ユニットに対して
も、表面実装状態においての動作試験を行なうことがで
きる。
導体ユニットとして、バウンダリスキャン機能を有した
集積回路チップを採用した場合において、バウンダリス
キャン機能を持たない第1の半導体ユニットに対して
も、表面実装状態においての動作試験を行なうことがで
きる。
【0074】また、本発明の半導体装置によれば、1つ
の絶縁性基板に対して、それぞれ集積回路を備える第1
の半導体ユニットと第2の半導体ユニットとが上記絶縁
性基板の同一の面上に配置され、かつ、上記絶縁性基板
が、上記第1の半導体ユニットと上記第2の半導体ユニ
ットとが相対向するように折り曲げられていることか
ら、上記第1の半導体ユニットと上記第2の半導体ユニ
ットとは、お互いが平面状に配置されるのではなく、積
層されるように配置されることになる。これにより、マ
ルチチップモジュール化を行ないつつ、装置全体として
の小型化を達成することができ、さらには、高密度実装
化を達成することができる。また、第2の半導体モジュ
ールが絶縁性基板の内側に囲まれるように配置されるこ
とになるため、この第2の半導体モジュールとして例え
ばベアチップ等を採用した場合に、その保護を行なうこ
とができる。
の絶縁性基板に対して、それぞれ集積回路を備える第1
の半導体ユニットと第2の半導体ユニットとが上記絶縁
性基板の同一の面上に配置され、かつ、上記絶縁性基板
が、上記第1の半導体ユニットと上記第2の半導体ユニ
ットとが相対向するように折り曲げられていることか
ら、上記第1の半導体ユニットと上記第2の半導体ユニ
ットとは、お互いが平面状に配置されるのではなく、積
層されるように配置されることになる。これにより、マ
ルチチップモジュール化を行ないつつ、装置全体として
の小型化を達成することができ、さらには、高密度実装
化を達成することができる。また、第2の半導体モジュ
ールが絶縁性基板の内側に囲まれるように配置されるこ
とになるため、この第2の半導体モジュールとして例え
ばベアチップ等を採用した場合に、その保護を行なうこ
とができる。
【0075】また、上記第1の半導体ユニットの端子に
対応する位置において、フレキシブル基板の他方の面か
ら突出する表面実装用の外部接続端子が設けられている
ことから、第1の半導体ユニットが実装される実装基板
等に対して、この第1の半導体ユニットを含む半導体装
置を表面実装することができ、これにより、実装基板に
対する第1の半導体ユニットと第1の半導体ユニットを
含む半導体装置との互換性を確保することができる。し
たがって、従来の半導体装置の設計、設備等を流用する
ことができ、開発時間の短縮化、開発コストの低減等を
達成することができる。
対応する位置において、フレキシブル基板の他方の面か
ら突出する表面実装用の外部接続端子が設けられている
ことから、第1の半導体ユニットが実装される実装基板
等に対して、この第1の半導体ユニットを含む半導体装
置を表面実装することができ、これにより、実装基板に
対する第1の半導体ユニットと第1の半導体ユニットを
含む半導体装置との互換性を確保することができる。し
たがって、従来の半導体装置の設計、設備等を流用する
ことができ、開発時間の短縮化、開発コストの低減等を
達成することができる。
【0076】上記半導体装置においては、上記外部接続
端子を、上記絶縁性基板に形成されたスルーホールを通
して、上記第1の半導体ユニットが配置された側の一方
の面とは反対側の他方の面から突出するように形成し、
あるいは、上記スルーホールから偏倚した位置にて反対
側の他方の面から突出するように形成した場合におい
て、上記第1の半導体ユニットにより画定される範囲と
同等の範囲内において、この半導体装置を実装基板等に
表面実装することができ、これにより、マルチチップモ
ジュール化を行なった半導体装置の幅狭化を達成するこ
とができる。
端子を、上記絶縁性基板に形成されたスルーホールを通
して、上記第1の半導体ユニットが配置された側の一方
の面とは反対側の他方の面から突出するように形成し、
あるいは、上記スルーホールから偏倚した位置にて反対
側の他方の面から突出するように形成した場合におい
て、上記第1の半導体ユニットにより画定される範囲と
同等の範囲内において、この半導体装置を実装基板等に
表面実装することができ、これにより、マルチチップモ
ジュール化を行なった半導体装置の幅狭化を達成するこ
とができる。
【0077】上記半導体装置においては、上記第1の半
導体ユニットと上記第2の半導体ユニットとの間に、両
者を固定する固定手段が配置された場合において、この
固定手段が両者間の相対的な移動を防止あるいは抑制す
ることができ、これにより、装置全体としての剛性を向
上させることができる。
導体ユニットと上記第2の半導体ユニットとの間に、両
者を固定する固定手段が配置された場合において、この
固定手段が両者間の相対的な移動を防止あるいは抑制す
ることができ、これにより、装置全体としての剛性を向
上させることができる。
【0078】上記半導体装置においては、上記第1の半
導体モジュールと第2の半導体モジュールとを電気的に
接続する導電路を、上記絶縁性基板の一方の面上に形成
された導体パターンで形成した場合において、従来の製
造方法を用いて、比較的容易にこの導電路を形成するこ
とができ、さらに、前述発明に係る半導体装置のよう
に、フレキシブル基板の他方の面上に別の第2の導体パ
ターンあるいは第2の半導体ユニットの領域に位置する
スルーホールを形成する必要がなく、製造工程の簡略化
を達成することができる。
導体モジュールと第2の半導体モジュールとを電気的に
接続する導電路を、上記絶縁性基板の一方の面上に形成
された導体パターンで形成した場合において、従来の製
造方法を用いて、比較的容易にこの導電路を形成するこ
とができ、さらに、前述発明に係る半導体装置のよう
に、フレキシブル基板の他方の面上に別の第2の導体パ
ターンあるいは第2の半導体ユニットの領域に位置する
スルーホールを形成する必要がなく、製造工程の簡略化
を達成することができる。
【0079】上記半導体装置においては、前述発明に係
る半導体装置と同様に、上記第2の半導体ユニットとし
て、バウンダリスキャン機能を有した集積回路チップを
採用した場合において、バウンダリスキャン機能を持た
ない第1の半導体ユニットに対しても、表面実装状態に
おいての動作試験を行なうことができる。
る半導体装置と同様に、上記第2の半導体ユニットとし
て、バウンダリスキャン機能を有した集積回路チップを
採用した場合において、バウンダリスキャン機能を持た
ない第1の半導体ユニットに対しても、表面実装状態に
おいての動作試験を行なうことができる。
【図1】本発明に係る半導体装置の第1の実施形態を示
すものであり、(a)はその外観斜視図、(b)はその
縦断面図である。
すものであり、(a)はその外観斜視図、(b)はその
縦断面図である。
【図2】本発明に係る半導体装置の第1の実施形態を示
すものであり、その一部を構成する第1の半導体ユニッ
トとして他のタイプのものを採用した実施形態を示す縦
断面図である。
すものであり、その一部を構成する第1の半導体ユニッ
トとして他のタイプのものを採用した実施形態を示す縦
断面図である。
【図3】図1に示す半導体装置の製造方法を示すもので
あり、(a)〜(f)はその製造方法の各段階における
工程図である。
あり、(a)〜(f)はその製造方法の各段階における
工程図である。
【図4】半導体装置の一部を構成する外部接続端子の部
分を示すものであり、(a)は図1に示す半導体装置の
拡大縦断面図、(b)及び(c)は他の接続形態を示す
拡大縦断面図である。
分を示すものであり、(a)は図1に示す半導体装置の
拡大縦断面図、(b)及び(c)は他の接続形態を示す
拡大縦断面図である。
【図5】半導体装置の一部を構成する外部接続端子の部
分を示すものであり、(a)〜(c)はさらに他の接続
形態を示す拡大縦断面図である。
分を示すものであり、(a)〜(c)はさらに他の接続
形態を示す拡大縦断面図である。
【図6】本発明に係る半導体装置の第2の実施形態を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図7】本発明に係る半導体装置の第2の実施形態を示
すものであり、その一部を構成する第1の半導体ユニッ
トとして他のタイプのものを採用した実施形態を示す縦
断面図である。
すものであり、その一部を構成する第1の半導体ユニッ
トとして他のタイプのものを採用した実施形態を示す縦
断面図である。
【図8】図6に示す半導体装置の製造方法を示すもので
あり、(a)〜(f)はその製造方法の各段階における
工程図である。
あり、(a)〜(f)はその製造方法の各段階における
工程図である。
10・・・半導体装置、11・・・フレキシブル基板
(絶縁性基板)、11a・・・一方の面、11b・・・
他方の面、11m,11n・・・スルーホール、12・
・・集積回路パッケージ(第1の半導体ユニット)、1
2a・・・半田ボール(端子)、13・・・集積回路チ
ップ(第2の半導体ユニット)、13a・・・バンプ、
13b・・・封止樹脂、14a・・・第1の導体パター
ン、14b・・・第2の導体パターン、15・・・半田
ボール(外部接続端子)、16・・・熱硬化性接着剤
(固定手段)、17・・・集積回路パッケージ(第1の
半導体ユニット)、17a・・・リードフレーム、20
・・・半導体装置、21・・・フレキシブル基板、21
a・・・一方の面、21b・・・他方の面、21m・・
・スルーホール、22・・・集積回路パッケージ(第1
の半導体ユニット)、22a・・・半田ボール(端
子)、23・・・集積回路チップ(第2の半導体ユニッ
ト)、23a・・・バンプ、23b・・・封止樹脂、2
4・・・導体パターン、25・・・半田ボール(外部接
続端子)、26・・・熱硬化性接着剤(固定手段)、2
7・・・集積回路パッケージ(第1の半導体ユニッ
ト)、27a・・・リードフレーム。
(絶縁性基板)、11a・・・一方の面、11b・・・
他方の面、11m,11n・・・スルーホール、12・
・・集積回路パッケージ(第1の半導体ユニット)、1
2a・・・半田ボール(端子)、13・・・集積回路チ
ップ(第2の半導体ユニット)、13a・・・バンプ、
13b・・・封止樹脂、14a・・・第1の導体パター
ン、14b・・・第2の導体パターン、15・・・半田
ボール(外部接続端子)、16・・・熱硬化性接着剤
(固定手段)、17・・・集積回路パッケージ(第1の
半導体ユニット)、17a・・・リードフレーム、20
・・・半導体装置、21・・・フレキシブル基板、21
a・・・一方の面、21b・・・他方の面、21m・・
・スルーホール、22・・・集積回路パッケージ(第1
の半導体ユニット)、22a・・・半田ボール(端
子)、23・・・集積回路チップ(第2の半導体ユニッ
ト)、23a・・・バンプ、23b・・・封止樹脂、2
4・・・導体パターン、25・・・半田ボール(外部接
続端子)、26・・・熱硬化性接着剤(固定手段)、2
7・・・集積回路パッケージ(第1の半導体ユニッ
ト)、27a・・・リードフレーム。
Claims (12)
- 【請求項1】 1つの絶縁性基板と、前記絶縁性基板上
に取り付けられてそれぞれ集積回路を備える第1の半導
体ユニット及び第2の半導体ユニットと、前記第1の半
導体ユニットと前記第2の半導体ユニットとを電気的に
接続する導電路と、前記第1の半導体ユニットの端子に
対応するように前記絶縁性基板上に設けられて外部との
接続に用いる外部接続端子と、を備えた半導体装置であ
って、 前記第1の半導体ユニットは、前記絶縁性基板の一方の
面上に配置され、 前記第2の半導体ユニットは、前記絶縁性基板の他方の
面上に配置され、 前記絶縁性基板は、前記第1の半導体ユニットと前記第
2の半導体ユニットが配置された部分とが相対向するよ
うに折り曲げられている、ことを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項2】 前記外部接続端子は、前記絶縁性基板に
形成されたスルーホールを通して、前記第1の半導体ユ
ニットが配置された側の一方の面とは反対側の他方の面
から突出するように形成されている、ことを特徴とする
請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記外部接続端子は、前記第1の半導体
ユニットが配置された側の一方の面とは反対側の他方の
面から突出する突出部分が、前記スルーホールから偏倚
した位置に形成されている、ことを特徴とする請求項2
記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記第1の半導体ユニットと前記第2の
半導体ユニットが配置された絶縁性基板の部分との間に
は、両者を固定する固定手段が配置されている、ことを
特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項5】 前記導電路は、前記絶縁性基板の一方の
面上に形成された第1の導体パターンと、前記絶縁性基
板の他方の面上に形成された第2の導体パターンと、前
記絶縁性基板に形成されて前記第1の導体パターンと前
記第2の導体パターンとを電気的に接続するスルーホー
ルとを有する、ことを特徴とする請求項1記載の半導体
装置。 - 【請求項6】 前記第2の半導体ユニットは、バウンダ
リスキャン機能を有した集積回路チップである、ことを
特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項7】 1つの絶縁性基板と、前記絶縁性基板上
に取り付けられてそれぞれ集積回路を備える第1の半導
体ユニット及び第2の半導体ユニットと、前記第1の半
導体ユニットと前記第2の半導体ユニットとを電気的に
接続する導電路と、前記第1の半導体ユニットの端子に
対応するように前記絶縁性基板上に設けられて外部との
接続に用いる外部接続端子と、を備えた半導体装置であ
って、 前記第1の半導体ユニット及び前記第2の半導体ユニッ
トは、前記絶縁性基板の同一の面上に配置され、 前記絶縁性基板は、前記第1の半導体ユニットと前記第
2の半導体ユニットとが相対向するように折り曲げられ
ている、ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項8】 前記外部接続端子は、前記絶縁性基板に
形成されたスルーホールを通して、前記第1の半導体ユ
ニットが配置された側の一方の面とは反対側の他方の面
から突出するように形成されている、ことを特徴とする
請求項7記載の半導体装置。 - 【請求項9】 前記外部接続端子は、前記第1の半導体
ユニットが配置された側の一方の面とは反対側の他方の
面から突出する突出部分が、前記スルーホールから偏倚
した位置に形成されている、ことを特徴とする請求項8
記載の半導体装置。 - 【請求項10】 前記第1の半導体ユニットと前記第2
の半導体ユニットとの間には、両者を固定する固定手段
が配置されている、ことを特徴とする請求項7記載の半
導体装置。 - 【請求項11】 前記導電路は、前記絶縁性基板の一方
の面上に形成された半導体パターンを有する、ことを特
徴とする請求項7記載の半導体装置。 - 【請求項12】 前記第2の半導体ユニットは、バウン
ダリスキャン機能を有した集積回路チップである、こと
を特徴とする請求項7記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10254301A JP2000088921A (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10254301A JP2000088921A (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000088921A true JP2000088921A (ja) | 2000-03-31 |
Family
ID=17263093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10254301A Pending JP2000088921A (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000088921A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6683377B1 (en) * | 2000-05-30 | 2004-01-27 | Amkor Technology, Inc. | Multi-stacked memory package |
KR100460063B1 (ko) * | 2002-05-03 | 2004-12-04 | 주식회사 하이닉스반도체 | 센터 패드 칩 적층 볼 그리드 어레이 패키지 및 그 제조방법 |
KR100460062B1 (ko) * | 2002-04-23 | 2004-12-04 | 주식회사 하이닉스반도체 | 멀티 칩 패키지 및 그 제조 방법 |
JP2007183164A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Fujitsu Ltd | 半導体集積回路装置及びその試験方法 |
JP2007521636A (ja) * | 2003-09-30 | 2007-08-02 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 可撓性の重ねられたチップ・アセンブリとその形成方法 |
WO2009011419A1 (ja) * | 2007-07-19 | 2009-01-22 | Nec Corporation | 電子部品実装装置及びその製造方法 |
US7626273B2 (en) * | 2001-10-26 | 2009-12-01 | Entorian Technologies, L.P. | Low profile stacking system and method |
-
1998
- 1998-09-08 JP JP10254301A patent/JP2000088921A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6683377B1 (en) * | 2000-05-30 | 2004-01-27 | Amkor Technology, Inc. | Multi-stacked memory package |
US7626273B2 (en) * | 2001-10-26 | 2009-12-01 | Entorian Technologies, L.P. | Low profile stacking system and method |
KR100460062B1 (ko) * | 2002-04-23 | 2004-12-04 | 주식회사 하이닉스반도체 | 멀티 칩 패키지 및 그 제조 방법 |
KR100460063B1 (ko) * | 2002-05-03 | 2004-12-04 | 주식회사 하이닉스반도체 | 센터 패드 칩 적층 볼 그리드 어레이 패키지 및 그 제조방법 |
JP2007521636A (ja) * | 2003-09-30 | 2007-08-02 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 可撓性の重ねられたチップ・アセンブリとその形成方法 |
JP2007183164A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Fujitsu Ltd | 半導体集積回路装置及びその試験方法 |
US7915720B2 (en) | 2006-01-06 | 2011-03-29 | Fujitsu Semiconductor Limited | Semiconductor integrated circuit device and test method thereof |
WO2009011419A1 (ja) * | 2007-07-19 | 2009-01-22 | Nec Corporation | 電子部品実装装置及びその製造方法 |
KR101065935B1 (ko) | 2007-07-19 | 2011-09-19 | 엔이씨 액세스 테크니카 가부시키가이샤 | 전자 부품 실장 장치 및 그 제조 방법 |
US8120921B2 (en) | 2007-07-19 | 2012-02-21 | Nec Corporation | Device having electronic components mounted therein and method for manufacturing such device |
CN101755335B (zh) * | 2007-07-19 | 2012-07-11 | 日本电气株式会社 | 电子部件安装装置及其制造方法 |
JP5413971B2 (ja) * | 2007-07-19 | 2014-02-12 | 日本電気株式会社 | 電子部品実装装置及びその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR0184076B1 (ko) | 상하 접속 수단이 패키지 내부에 형성되어 있는 3차원 적층형 패키지 | |
US7656031B2 (en) | Stackable semiconductor package having metal pin within through hole of package | |
US7090502B2 (en) | Board connecting component and three-dimensional connecting structure using thereof | |
US6441474B2 (en) | Semiconductor device and liquid crystal module adopting the same | |
JP2716012B2 (ja) | 半導体パッケージ及びその実装方法 | |
JP2000223650A (ja) | マルチチップ用チップ・スケール・パッケージ | |
JP2002083897A (ja) | 半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子機器 | |
JP2982729B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPH10229142A (ja) | ボールグリッドアレイパッケージ | |
JP2568748B2 (ja) | 半導体装置 | |
KR100386018B1 (ko) | 스택형반도체디바이스패키지 | |
US7134194B2 (en) | Method of developing an electronic module | |
JP2000088921A (ja) | 半導体装置 | |
JPH1117058A (ja) | Bgaパッケージ、その試験用ソケットおよびbgaパッケージの試験方法 | |
JPH01256161A (ja) | 印刷配線板装置 | |
US7180171B1 (en) | Single IC packaging solution for multi chip modules | |
JP3150560B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2010161295A (ja) | プリント基板およびこれを備えた半導体装置 | |
KR100199286B1 (ko) | 홈이 형성된 인쇄 회로 기판을 갖는 칩 스케일 패키지 | |
JPH0823047A (ja) | Bga型半導体装置 | |
JP4503611B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
KR100771873B1 (ko) | 반도체 패키지 및 그 실장방법 | |
JP4016587B2 (ja) | 電子部品及びその製造方法 | |
JPH11163489A (ja) | 電子部品の実装構造 | |
JP3019027B2 (ja) | リジッド・フレキシブル基板を用いたicパッケージの構造 |