JP2000088383A5 - - Google Patents
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- 230000002093 peripheral Effects 0.000 claims description 23
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 6
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 3
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Description
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成させるためになされたものであって、請求項1記載の発明は、圧力容器内に形成されているシリンダ内を同軸で往復運動するピストンとディスプレーサとを有し、ピストンとディスプレーサの少なくとも一方はスプリングに支持されて往復運動するスターリングエンジンにおいて、前記スプリングは、円形の内周部、円形の中間部、円形の外周部を有し、前記内周部と中間部とは螺旋形状に弾性変形する第1の腕により複数箇所で連結され、中間部と外周部とは前記第1の腕と逆回転方向の螺旋形状に弾性変形する第2の腕により連結されて成ることを特徴とするスターリングエンジンである。
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成させるためになされたものであって、請求項1記載の発明は、圧力容器内に形成されているシリンダ内を同軸で往復運動するピストンとディスプレーサとを有し、ピストンとディスプレーサの少なくとも一方はスプリングに支持されて往復運動するスターリングエンジンにおいて、前記スプリングは、円形の内周部、円形の中間部、円形の外周部を有し、前記内周部と中間部とは螺旋形状に弾性変形する第1の腕により複数箇所で連結され、中間部と外周部とは前記第1の腕と逆回転方向の螺旋形状に弾性変形する第2の腕により連結されて成ることを特徴とするスターリングエンジンである。
また、請求項2記載の発明は、圧力容器の振動を吸収する動吸振器が設けられて成るスターリングエンジンにおいて、前記動吸振器を構成する防振スプリングに、円形の内周部、円形の中間部、円形の外周部を有し、前記内周部と中間部とは螺旋形状に弾性変形する第1の腕により複数箇所で連結され、中間部と外周部とは前記第1の腕と逆回転方向の螺旋形状に弾性変形する第2の腕により連結されて成るスプリングを用いることを特徴とするスターリングエンジンである。
また、請求項3記載の発明は、前記スプリングは、変位の増加に対してバネ定数が低下する非線形挙動を示すことを特徴とする請求項1又は2記載のスターリングエンジンである。
【0061】
【発明の効果】
以上の説明で明らかにしたように、請求項1記載の発明では、圧力容器内に形成されているシリンダ内を同軸で往復運動するピストンとディスプレーサとを有し、ピストンとディスプレーサの少なくとも一方はスプリングに支持されて往復運動するスターリングエンジンにおいて、前記スプリングは、円形の内周部、円形の中間部、円形の外周部を有し、前記内周部と中間部とは螺旋形状に弾性変形する第1の腕により複数箇所で連結され、中間部と外周部とは前記第1の腕と逆回転方向の螺旋形状に弾性変形する第2の腕により連結されて成る構造、つまり、スプリング形状をスプリングのアキシャル方向の変位に対してスプリング中心部での回転を抑制する構造にすることにより、作動空間のガスに複雑な動きが生じることを低減させ、更に、振動や騒音を低減することができる。また、本スプリング構造は腕の長さが十分長く、アキシャル方向に大きく変位することが可能であり、COPの向上につながる。
【発明の効果】
以上の説明で明らかにしたように、請求項1記載の発明では、圧力容器内に形成されているシリンダ内を同軸で往復運動するピストンとディスプレーサとを有し、ピストンとディスプレーサの少なくとも一方はスプリングに支持されて往復運動するスターリングエンジンにおいて、前記スプリングは、円形の内周部、円形の中間部、円形の外周部を有し、前記内周部と中間部とは螺旋形状に弾性変形する第1の腕により複数箇所で連結され、中間部と外周部とは前記第1の腕と逆回転方向の螺旋形状に弾性変形する第2の腕により連結されて成る構造、つまり、スプリング形状をスプリングのアキシャル方向の変位に対してスプリング中心部での回転を抑制する構造にすることにより、作動空間のガスに複雑な動きが生じることを低減させ、更に、振動や騒音を低減することができる。また、本スプリング構造は腕の長さが十分長く、アキシャル方向に大きく変位することが可能であり、COPの向上につながる。
また、請求項2記載の発明では、圧力容器の振動を吸収する動吸振器が設けられて成るスターリングエンジンにおいて、前記動吸振器を構成する防振スプリングに、円形の内周部、円形の中間部、円形の外周部を有し、前記内周部と中間部とは螺旋形状に弾性変形する第1の腕により複数箇所で連結され、中間部と外周部とは前記第1の腕と逆回転方向の螺旋形状に弾性変形する第2の腕により連結されて成るスプリングを用いることにより、エンジンに回転方向の変形が生じることを抑制し、振動や騒音の低減につながる。
Claims (4)
- 圧力容器内に形成されているシリンダ内を同軸で往復運動するピストンとディスプレーサとを有し、ピストンとディスプレーサの少なくとも一方はスプリングに支持されて往復運動するスターリングエンジンにおいて、
前記スプリングは、円形の内周部、円形の中間部、円形の外周部を有し、前記内周部と中間部とは螺旋形状に弾性変形する第1の腕により複数箇所で連結され、中間部と外周部とは前記第1の腕と逆回転方向の螺旋形状に弾性変形する第2の腕により連結されて成ることを特徴とするスターリングエンジン。 - 圧力容器の振動を吸収する動吸振器が設けられて成るスターリングエンジンにおいて、
前記動吸振器を構成する防振スプリングに、円形の内周部、円形の中間部、円形の外周部を有し、前記内周部と中間部とは螺旋形状に弾性変形する第1の腕により複数箇所で連結され、中間部と外周部とは前記第1の腕と逆回転方向の螺旋形状に弾性変形する第2の腕により連結されて成るスプリングを用いることを特徴とするスターリングエンジン。 - 前記スプリングは、変位の増加に対してバネ定数が低下する非線形挙動を示すことを特徴とする請求項1又は2記載のスターリングエンジン。
- 前記スプリングは、超弾性材料を含むことを特徴とする請求項3記載のスターリングエンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25769498A JP3640538B2 (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | スターリングエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25769498A JP3640538B2 (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | スターリングエンジン |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000088383A JP2000088383A (ja) | 2000-03-31 |
JP3640538B2 JP3640538B2 (ja) | 2005-04-20 |
JP2000088383A5 true JP2000088383A5 (ja) | 2005-07-28 |
Family
ID=17309824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25769498A Expired - Fee Related JP3640538B2 (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | スターリングエンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3640538B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013168206A1 (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-14 | キヤノンアネルバ株式会社 | 冷凍機、冷却トラップ |
-
1998
- 1998-09-11 JP JP25769498A patent/JP3640538B2/ja not_active Expired - Fee Related
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