JP2000088079A - ロックアップクラッチ付流体伝動装置 - Google Patents

ロックアップクラッチ付流体伝動装置

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JP2000088079A
JP2000088079A JP10281985A JP28198598A JP2000088079A JP 2000088079 A JP2000088079 A JP 2000088079A JP 10281985 A JP10281985 A JP 10281985A JP 28198598 A JP28198598 A JP 28198598A JP 2000088079 A JP2000088079 A JP 2000088079A
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久志 渡辺
Hideyuki Suzuki
秀之 鈴木
Masanori Iritani
昌徳 入谷
Shinkatsu Kuroishi
真且 黒石
Masataka Osawa
正敬 大澤
Masahiro Kojima
昌洋 小嶋
Hiroaki Takeuchi
博明 武内
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    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0289Details of friction surfaces of the lock-up clutch
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    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0294Single disk type lock-up clutch, i.e. using a single disc engaged between friction members

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 逆駆動時における締結を促進し、締結応答性
向上を達成すること。 【解決手段】 ポンプ羽根車2とタービン羽根車1とス
テータ羽根車3およびロックアップピストン51を備え
たロックアップクラッチ付流体伝動装置において、流路
を形成するフロントカバー100に突設した第1の凸部
71と、前記ロックアップピストン51の締結作動時の
前記流路における前記第1の凸部71の下流側において
前記ロックアップピストン51に前記第1の凸部71に
対して流れの方向におけるわずかなクリアランスを設け
て突設した第2の凸部72とを備え、前記ロックアップ
ピストン51の締結作動時に前記第1および第2の突部
が相対的に接近し、両凸部間の絞りを強くするように構
成したロックアップクラッチ付流体伝動装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプ羽根車とタ
ービン羽根車とステータ羽根車およびロックアップピス
トンを備えたロックアップクラッチ付流体伝動装置にお
いて、流路を形成するフロントカバーと前記ロックアッ
プピストンとにそれぞれわずかなクリアランスを設けて
第1および第2の凸部を突設して、該第1および第2の
凸部の前後における発生差圧を増加させ、ロックアップ
ピストン前後の締結方向への推力を増大させ、締結が促
進される逆駆動時の締結応答性向上を達成するロックア
ップクラッチ付流体伝動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトルクコンバータのロックアップ
機構(特開平7−259953)は、図13に示される
ようにロックアップピストンPの外周端に対向するコン
バータカバーCに規制部材としてのスナップリングSが
固定され、前記ロックアップピストンPの外周端とスナ
ップリングSとの間に前記コンバータカバーCの内径よ
り小さな外径と前記ロックアップピストンPの外径より
小さな内径を有する環状薄板Aを介挿して、作動油の流
れや圧力損失(圧力差)によって軸方向に移動可能で、
前記ロックアップピストンPの外周端との間の隙間gが
最大から閉塞状態までの間で変化する可変オリフィス部
Vを新たに付加することにより、ロックアップ締結領域
の拡大と締結ショックの軽減を図るものであった。
【0003】すなわち、前記可変オリフィス部Vにより
生じる圧力損失により、前記環状薄板Aが前記ロックア
ップピストンPに吸い寄せられ、その結果、ピストン前
後に圧力差が生じ締結するものである。また前記隙間g
が締結まで一定であるため、締結時のショックが小さ
い。
【0004】また従来のトルクコンバータのロックアッ
プ装置(特開平4−4356)は、トルクコンバータの
ロックアップ装置において、ロックアップクラッチピス
トンPの外周面およびカバーCの内周面のいずれか一方
または図14に示されるように双方の対向する位置に、
締結油圧室Tと解除油圧室Rとを連通する間隙Oを形成
する間隙部材Pを設け、前記締結油圧室Tと解除油圧室
Rとの間のオイルの流れに圧力損失を生じさせ、ロック
アップ締結領域を拡大するとともに、締結ショックを軽
減するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のトルクコン
バータのロックアップ機構は、以下の理由により、締結
時の応答性が良好でないという問題があった。
【0006】前記可変オリフィス部Vを通る流体の圧力
差により、まず第1ステップとして、前記環状薄板Aが
軸方向へ移動し、第2ステップとして、その後に前記ロ
ックアップピストンPがその前後の圧力差により締結す
るものであり、上述のように2ステップを要する。
【0007】また作動油を流したときに生じる圧力差を
前記環状薄板Aの軸方向推力とするものであるため、そ
の値が小さい。
【0008】上記従来のトルクコンバータのロックアッ
プ装置は、図14に示されるようにロックアップクラッ
チピストンPの外周面およびカバーの内周面の双方の対
向する位置に設けられた前記間隙部材Pの前記間隙Oに
より、前記締結油圧室Tと解除油圧室Rとの間のオイル
の流れに圧力損失を生じさせ、ロックアップ締結領域を
拡大するとともに、締結ショックを軽減するものである
が、対向する前記間隙部材Pおよび前記間隙Oのみによ
りオイルの流れに圧力損失を生じさせるものであるた
め、圧力損失が不足し、逆駆動時における締結を促進し
て締結応答性を充分向上できるものではないという問題
があった。さらに、前記間隙Oはピストン締結過程でほ
とんど変化しないので、ピストン締結応答性の向上は期
待できないという問題があった。
【0009】そこで本発明者は、研究開発を重ねた結
果、逆駆動時における締結が促進され締結応答性向上を
達成するという目的を達成する本発明に到達した。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記
載)のロックアップクラッチ付流体伝動装置は、ポンプ
羽根車とタービン羽根車とステータ羽根車およびロック
アップピストンを備えたロックアップクラッチ付流体伝
動装置において、流路を形成するフロントカバーと前記
ロックアップピストンとのいずれか一方に突設した第1
の凸部と、前記流路における前記第1の凸部の下流側に
おいて前記フロントカバーと前記ロックアップピストン
の他方に前記第1の凸部に対して流れの方向におけるわ
ずかなクリアランスを設けて突設した第2の凸部とを備
えたものである。
【0011】(発明の作用)上記構成より成る本発明の
ロックアップクラッチ付流体伝動装置は、前記ポンプ羽
根車と前記タービン羽根車と前記ステータ羽根車および
前記ロックアップピストンを備えたロックアップクラッ
チ付流体伝動装置において、前記フロントカバーと前記
ロックアップピストンとの間に形成される前記流路に相
前後して対向して突設された前記第1の凸部および前記
第2の凸部にそれぞれオリフィスを形成するととも前記
第1の凸部および前記第2の凸部の周りにジグザグ状の
流路を形成して、複数のオリフィスが形成されたジグザ
グ状の流路を流れる作動油の流れが繰り返し絞られると
ともに流れの方向が変わることにより、前記第1および
第2の凸部の前後における発生差圧を上記従来装置に比
べて増加させ、前記ロックアップピストン前後の締結方
向への推力を増大させる。
【0012】
【発明の効果】上記作用を奏する本発明のロックアップ
クラッチ付流体伝動装置は、ロックアップクラッチ付流
体伝動装置は、複数のオリフィスが形成されたジグザグ
状の流路を流れる作動油の流れが繰り返し絞られるとと
もに流れの方向が変わることにより、前記第1および第
2の凸部の前後における発生差圧を上記従来装置に比べ
て増加させ、前記ロックアップピストン前後の締結方向
への推力を増大させるので、逆駆動時における前記ロッ
クアップピストンの締結が促進され、締結応答性を向上
するという効果を奏する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき、
図面を用いて説明する。
【0014】(第1実施形態)本第1実施形態のロック
アップクラッチ付流体伝動装置は、図1ないし図3に示
されるようにポンプ羽根車2とタービン羽根車1とステ
ータ羽根車3およびロックアップピストン51を備えた
ロックアップクラッチ付流体伝動装置において、流路を
形成するフロントカバー100に突設した第1の凸部7
1と、前記ロックアップピストン51の締結作動時の前
記流路における前記第1の凸部71の下流側において前
記ロックアップピストン51に前記第1の凸部71に対
して流れの方向におけるわずかなクリアランスを設けて
突設した第2の凸部72とを備え、前記ロックアップピ
ストン51の締結作動時に前記第1および第2の突部が
相対的に接近し、両凸部間の絞り効果を強くするように
構成したものである。
【0015】前記流体伝動装置としてのトルクコンバー
タは、図2に示されるようにエンジン(図示せず)によ
って回転駆動されるポンプ2と、変速機入力軸1Nに一
体的に形成され同軸的に回転可能に配設されたタービン
1と、変速機ケースに固定されたステータ軸11にワン
ウェイクラッチ31を介して連結されタービン1とポン
プ2との間に配設されるステータ羽根車3とから成る。
【0016】前記ロックアップクラッチは、図1および
図3に示されるようにロックアップピストン51と、該
ロックアップピストン51の締結面に配設された前記第
2の凸部としての矩形断面形状の摩擦部材54と、該摩
擦部材54に当接するフロントカバー100とから構成
される。
【0017】前記ロックアップピストン51は、図1お
よび図3に示されるように軸方向に屈曲延在するととも
にタービンハブ10の中央軸端の環状凹部101に介挿
されたL字状の内周端511と、軸方向に屈曲延在して
半径方向において前記フロントカバー100の内周壁に
対向するL字状の外周端512とを備えている。
【0018】前記ダンパー6は、図1および図3に示さ
れるようにタービン1の内周側に固着されたロケーショ
ンディスク61と、ロケーションディスク61の外周側
に配設されたダンパースプリング62とから成る。
【0019】前記第1の凸部71は、前記フロントカバ
ー100の締結面の前記ロックアップピストン51に対
向する外周側の平坦面において、前記流路における前記
第2の凸部72としての前記摩擦部材54の締結時、上
流側においてわずかなクリアランスを設けてリング状に
突設され、矩形断面形状の前記第1の凸部71の厚さ
は、前記摩擦部材54の厚さと同じになるように設定さ
れている。
【0020】前記わずかなクリアランスは、後述する堰
止め効果の観点および生産性を考慮して最適な寸法に設
定される。
【0021】前記第2の凸部72は、前記ロックアップ
ピストン51の前記フロントカバー100に対向する外
周側の平坦面に配設された所定の厚さの摩擦材より成る
環状の前記摩擦部材54によって構成されている。
【0022】上記構成より成る第1実施形態のロックア
ップクラッチ付流体伝動装置は、逆駆動時においては、
前記ロックアップピストン51の周りの圧力分布のアン
バランスにより、前記ロックアップピストン51には開
放方向への推力が働いている。
【0023】このとき、前記ロックアップピストン51
上の前記摩擦部材54によって構成される前記第2の凸
部72の上流側の前記フロントカバー100の部位に配
設された矩形断面形状の前記第1の凸部71によって、
前記フロントカバー100と前記ロックアップピストン
51との間に形成される前記流路内を流れる作動油の流
れが、図3に示されるように堰止め効果により堰止めら
れ流れの方向が変えられる。
【0024】堰止められ流れの方向が変えられた前記作
動油の流れは、図3に示されるように前記フロントカバ
ー100に配設された前記第1の凸部71と前記ロック
アップピストン51上の前記摩擦部材54とによって形
成されるわずかなすき間による絞り効果によって絞られ
るとともに、前記摩擦部材54の表面に沿うように流れ
の方向が変えられる。
【0025】したがって本第1実施形態のロックアップ
クラッチ付流体伝動装置は、図3に示されるように前記
フロントカバー100に配設された前記第1の凸部71
による堰止め効果と前記ロックアップピストン51上の
前記摩擦部材54によって構成される前記第2の凸部7
2による絞り効果およびジグザグ状の流れの方向変化と
によって、前記第1の凸部71および前記第2の凸部7
2(前記摩擦部材54)の前後での発生差圧が上記従来
装置に比べて増加して、前記ロックアップピストン51
の前後の締結方向への推力が増大し、締結が促進され
る。
【0026】上記作用を奏する第1実施形態のロックア
ップクラッチ付流体伝動装置は、逆駆動時における前記
ロックアップピストン51の締結が促進され、締結応答
性を向上するという効果を奏する。
【0027】すなわち逆駆動時には、前記ロックアップ
ピストン51周りの圧力分布のアンバランスにより、前
記ロックアップピストン51には開放方向への推力が働
いているので、前記ロックアップピストン51上の前記
摩擦部材54と前記フロントカバー100の前記第1の
凸部71とのわずかなすき間形成による絞り効果と前記
フロントカバー100の前記第1の凸部71と前記フロ
ントカバー100の曲率に沿った流れの堰止め効果(図
3)により、前記摩擦部材54前後における発生差圧が
増加し、前記ロックアップピストン51の前後の締結方
向への推力が増大し、締結が促進されるので、図4に示
されるように締結応答および締結可能範囲が向上する。
【0028】(第2実施形態)本第2実施形態のロック
アップクラッチ付流体伝動装置は、図5に示されるよう
に前記フロントカバー100の前記第1の凸部71を前
記ロックアップピストン51上の第2の凸部72として
の前記摩擦部材54と同等の摩擦材料によって構成する
点が、前記第1実施形態との相違点であり、以下相違点
を中心に説明する。
【0029】本第2実施形態においては、前記フロント
カバー100の前記第1の凸部71を前記摩擦部材54
と同等の摩擦材料によって構成されるので、該摩擦材料
より成る第1の凸部71が前記ロックアップピストン5
1に接触して、該ロックアップピストン51に摩擦を付
与する摩擦面を付加するとともに、熱移動経路を増やす
ことになる。
【0030】すなわち前記第1の凸部71を摩擦材と同
等の材料により構成するので、前記第2の凸部72を構
成する前記摩擦部材54による前記フロントカバー10
0における摩擦面積に加えて、前記ロックアップピスト
ン51に摩擦面を付加することになるため、その分の摩
擦面積を増やすことになる。
【0031】上記作用を奏する第2実施形態のロックア
ップクラッチ付流体伝動装置は、前記摩擦部材54によ
る前記フロントカバー100における摩擦面積に加え
て、摩擦材の前記第1の凸部71により前記ロックアッ
プピストン51に摩擦面を付加することになるため、そ
の分の摩擦面積を増やすとともに、熱移動経路が増える
ので、図6に示されるように摩擦面の冷却性能を向上さ
せるとともに、伝達トルクを同一にした場合は前記摩擦
面の温度を低下させるという効果を奏する。
【0032】また第2実施形態のロックアップクラッチ
付流体伝動装置は、前記フロントカバー100における
摩擦面積に加えて、前記ロックアップピストン51に摩
擦面を付加することになるため、その分の摩擦面積を増
やすことになるため、図7に示されるように摩擦面温度
が同じ場合の伝達トルクを向上するとともに、トルク容
量を向上させるという効果を奏する。
【0033】(第3実施形態)本第3実施形態のロック
アップクラッチ付流体伝動装置は、図8ないし図10に
示されるように本発明を多板のロックアップクラッチを
備えたロックアップクラッチ付流体伝動装置に適用した
ものである。
【0034】すなわちロックアップピストン51の外周
側部位に平坦な環状凹部513を形成し、該環状凹部5
13の外周側肩部に固着部514が固着され、略逆J字
状横断面の環状プレート515の外周側の端部が前記固
着部514に固着されている。
【0035】前記環状プレート515には、その前記フ
ロントカバー100側の平坦面の略全域に及ぶ部位に第
1の環状の摩擦部材541が配設されるとともに、前記
ロックアップピストン51側の平坦面の内周側部位に第
2の凸部72としての第2の環状の摩擦部材542が配
設される。
【0036】フロントカバー100には、L字状の横断
面の固着部111が固着され、略J字状横断面の環状プ
レート112の内周側端部が前記固着部111に固着さ
れている。
【0037】前記環状プレート112には、その前記フ
ロントカバー100側の平坦面の外周側部位に前記第2
の凸部72としての前記第2の環状の摩擦部材542に
対してわずかなクリアランスを設けて第1の凸部71と
しての第3の環状の摩擦部材543が配設されるととも
に、前記ロックアップピストン51側の平坦面の略全域
に及ぶ部位に第4の環状の摩擦部材544が配設され
る。
【0038】上記構成より成る第3実施形態のロックア
ップクラッチ付流体伝動装置は、前記ロックアップピス
トン51に固着された前記環状プレート515上の前記
第2の摩擦部材542によって構成される前記第2の凸
部72の上流側の前記フロントカバー100に固着され
た前記環状プレート112に配設された前記第1の凸部
71としての前記第3の摩擦部材543によって、前記
環状プレート112と前記環状プレート515との間に
形成される前記流路内を流れる作動油の流れが、図10
に示されるように堰止め効果(図10中Sで示す)によ
り堰止められ流れの方向が変えられる。
【0039】堰止められ流れの方向が変えられた前記作
動油の流れは、図10に示されるように前記環状プレー
ト112に配設された前記第1の凸部71しての第3の
摩擦部材543と前記環状プレート515上の前記第2
の凸部72としての前記第2の摩擦部材542とによっ
て形成されるわずかなすき間による絞り効果によって絞
られるとともに、前記第2の摩擦部材542の表面に沿
うように流れの方向が変えられる。
【0040】したがって本第3実施形態のロックアップ
クラッチ付流体伝動装置は、図10に示されるように前
記環状プレート112に配設された前記第1の凸部71
による堰止め効果と前記ロックアップピストン51上の
前記摩擦部材54によって構成される前記第2の凸部7
2による絞り効果およびジグザグ状の流れの方向変化と
によって、前記第1の凸部71および前記第2の凸部7
2(前記摩擦部材54)の前後での発生差圧が増加し
て、前記ロックアップピストン51の前後の締結方向へ
の推力が増大し、締結が促進される。
【0041】上記作用を奏する第3実施形態のロックア
ップクラッチ付流体伝動装置は、前記堰止め効果(S)
および前記絞り効果(T)によって前記第1および第2
の凸部71、72の前後における発生差圧を増加させ、
前記ロックアップピストン51前後の締結方向への推力
を増大させるので、逆駆動時における前記ロックアップ
ピストン51の締結が促進され、締結応答性を向上する
という効果を奏する。
【0042】また第3実施形態のロックアップクラッチ
付流体伝動装置は、前記第1および第2の凸部71、7
2をともに前記第3の摩擦部材543および前記第2の
摩擦部材542によって構成するので、熱移動が適正配
分されるので、摩擦面の冷却性能を向上させるととも
に、伝達トルクを同一にした場合は前記摩擦面の温度を
低下させて熱吸収量が増える分、伝達トルクを向上でき
る。
【0043】しかも第3実施形態のロックアップクラッ
チ付流体伝動装置は、面積の大きな第1および第3の摩
擦部材541、544を備えているので、摩擦面積を増
やすとともに、熱移動が適正配分されるので、摩擦面の
冷却性能を向上させるとともに、伝達トルクを同一にし
た場合は前記摩擦面の温度を低下させるという効果を奏
するとともに、伝達トルクを向上するとともに、トルク
容量を向上させるという効果を奏する。
【0044】(第4実施形態)本第4実施形態のロック
アップクラッチ付流体伝動装置は、図11に示されるよ
うに前記フロントカバー100の前記環状プレート11
2に配設された前記第1の凸部71としての第3の摩擦
部材を2個に分割して、分割された2個の第3の摩擦部
材5431、5432の間に対応する位置の前記ロック
アップピストン51の前記環状プレート515に前記第
2の凸部72としての第2の摩擦部材542をわずかな
クリアランスを設けて配設する点が、前記第3実施形態
との相違点であり、以下相違点を中心に説明する。
【0045】上記構成より成る第4実施形態において
は、分割された2個の前記第3の摩擦部材5431、5
432および前記第2の摩擦部材542の外周側の外周
面における堰止め効果と上流側の前記第3の摩擦部材5
431と前記第2の摩擦部材542および前記第2の摩
擦部材542と下流側の前記第3の摩擦部材5432と
による絞り効果および多数のジグザグ状の流れの方向変
化とによって、2個の前記第1の凸部71および前記第
2の凸部72(前記摩擦部材54)の前後での発生差圧
が増加して、前記ロックアップピストン51の前後の締
結方向への推力が増大し、締結が促進される。
【0046】上記作用を奏する第4実施形態のロックア
ップクラッチ付流体伝動装置は、逆駆動時における前記
ロックアップピストン51の締結が促進され、締結応答
性を向上するという効果を奏する。
【0047】しかも第4実施形態のロックアップクラッ
チ付流体伝動装置は、前記第1および第2の凸部71、
72をともに分割された前記第3の摩擦部材543およ
び前記第2の摩擦部材542によって構成するので、熱
移動が適正配分されるので、摩擦面の冷却性能を向上さ
せるとともに、伝達トルクを同一にした場合は前記摩擦
面の温度を低下させて熱吸収量が増える分、伝達トルク
を向上できる。
【0048】(第5実施形態)本第5実施形態のロック
アップクラッチ付流体伝動装置は、図12に示されるよ
うに前記ロックアップピストン51に固着された前記環
状プレート515と前記フロントカバー100側の平坦
面のとの間に介挿される第1の環状の摩擦部材541
を、内周側部材5411および外周側部材5412に分
割して前記環状プレート515と前記フロントカバー1
00側の平坦面とにそれぞれ配設される。
【0049】また前記フロントカバー100に固着され
た前記環状プレート112と前記ロックアップピストン
51の前記環状凹部513との間に介挿される第4の環
状の摩擦部材544を、内周側部材5441および外周
側部材5442に分割して前記環状プレート112と前
記環状凹部513の平坦面とにそれぞれ配設される。
【0050】さらに前記フロントカバー100に固着さ
れた前記環状プレート112には、その前記フロントカ
バー100側の平坦面の内周側部位に前記第1の凸部7
1としての前記第3の環状の摩擦部材545が配設さ
れ、前記ロックアップピストン51に固着された前記環
状プレート515には、その前記ロックアップピストン
51側の平坦面の外周側部位に前記第1の凸部72とし
ての前記第2の環状の摩擦部材546が配設されてい
る。
【0051】上記構成より成る第5実施形態において
は、前記フロントカバー100に固着された前記外周側
部材5412と前記環状プレート515に固着された前
記第2の環状の摩擦部材546と前記ロックアップピス
トン51に固着された前記外周側部材5442の外周側
の外周面において、堰止め効果による作用が奏される。
【0052】また前記フロントカバー100と前記環状
プレート515との間(第1流路)に介挿された前記内
周側部材5411と外周側部材5412と、前記環状プ
レート515と前記環状プレート112との間(第2流
路)に介挿された前記第3の環状の摩擦部材545と前
記第2の環状の摩擦部材546と、および前記環状プレ
ート112と前記ロックアップピストン51との間(第
3流路)に介挿された外周側部材5442と内周側部材
5441との各間において、流路を流れる作動油の流れ
が絞り効果により絞られる。
【0053】上述した前記堰止め効果および絞り効果お
よび第1ないし第3の複数の流路における多数のジグザ
グ状の流れの方向変化とによって、前記第1の凸部71
および前記第2の凸部72を構成する前記各摩擦部材5
4の前後での発生差圧が増加して、前記ロックアップピ
ストン51の前後の締結方向への推力が増大し、締結が
促進される。
【0054】上記作用を奏する第5実施形態のロックア
ップクラッチ付流体伝動装置は、分割された第1ないし
第3の流路における前記第1および第2の凸部としての
相前後してわずかなクリアランスを設けて配設された各
摩擦部材の周りに連続して形成されるジグザグ状の流路
に作動油が流れることにより、前記堰止め効果および前
記絞り効果を前記第3実施形態より一層有効に作用させ
ることによって、分割された2個の前記第1の凸部71
および第2の凸部72の前後における発生差圧を増加さ
せ、前記ロックアップピストン51の前後の締結方向へ
の推力を増大させるので、逆駆動時における前記ロック
アップピストン51の締結が促進され、締結応答性を向
上するという効果を奏する。
【0055】しかも第5実施形態のロックアップクラッ
チ付流体伝動装置は、分割された第1ないし第3の流路
にそれぞれ配設された前記第1および第2の凸部をいず
れも摩擦部材によって構成するので、各熱移動経路への
熱移動配分の適正化が図られるという効果を奏する。
【0056】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の要部を示す部分拡大断
面図である。
【図2】本第1実施形態のトルクコンバータ全体を示す
縦断面図である。
【図3】本第1実施形態における第1および第2の凸部
周りの流れの様子を説明するための部分拡大断面図であ
る。
【図4】本第1実施形態と従来技術における締結可能領
域を示す線図である。
【図5】本発明の第2実施形態の要部を示す部分拡大断
面図である。
【図6】本第2実施形態と従来技術における摩擦面温度
を示す線図である。
【図7】本第2実施形態と従来技術における伝達トルク
を示す線図である。
【図8】本発明の第3実施形態のトルクコンバータ全体
を示す縦断面図である。
【図9】本第3実施形態における第1および第2凸部と
しての摩擦部材の配設形態を示す部分説明図である。
【図10】本第3実施形態における第1および第2の凸
部周りの流れの様子を説明するための部分拡大断面図で
ある。
【図11】本発明の第4実施形態における多板クラッチ
周りの流れの様子を説明するための部分拡大断面図であ
る。
【図12】本発明の第5実施形態における多板クラッチ
周りの流れの様子を説明するための部分拡大断面図であ
る。
【図13】従来のトルクコンバータのロックアップ機構
の要部を示す部分縦断面図である。
【図14】従来のトルクコンバータのロックアップ装置
の要部を示す部分縦断面図である。
【符号の説明】
1 タービン羽根車 2 ポンプ羽根車 3 ステータ羽根車 5 ロックアップクラッチ 51 ロックアップピストン 54 摩擦部材 71 第1の凸部 72 第2の凸部 100 フロントカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 秀之 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 入谷 昌徳 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 黒石 真且 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 大澤 正敬 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 小嶋 昌洋 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 武内 博明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ羽根車とタービン羽根車とステー
    タ羽根車およびロックアップピストンを備えたロックア
    ップクラッチ付流体伝動装置において、 流路を形成するフロントカバーと前記ロックアップピス
    トンとのいずれか一方に突設した第1の凸部と、 前記流路における前記第1の凸部の下流側において前記
    フロントカバーと前記ロックアップピストンの他方に前
    記第1の凸部に対して流れの方向におけるわずかなクリ
    アランスを設けて突設した第2の凸部とを備えたことを
    特徴とするロックアップクラッチ付流体伝動装置。
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