JP2000088013A - 回転ドラムおよびその支持構造 - Google Patents

回転ドラムおよびその支持構造

Info

Publication number
JP2000088013A
JP2000088013A JP10257881A JP25788198A JP2000088013A JP 2000088013 A JP2000088013 A JP 2000088013A JP 10257881 A JP10257881 A JP 10257881A JP 25788198 A JP25788198 A JP 25788198A JP 2000088013 A JP2000088013 A JP 2000088013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake device
cylindrical member
rotating drum
drum
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10257881A
Other languages
English (en)
Inventor
Nozomi Kondo
望 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP10257881A priority Critical patent/JP2000088013A/ja
Publication of JP2000088013A publication Critical patent/JP2000088013A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペースを必要とすることなく,ブレーキ反
力によるストレスが各部に掛かることのない回転ドラム
およびその支持構造を提供すること。 【解決手段】 回転ドラム2の端部に取り付けられるフ
ランジ6には外筒部61と内筒部62とを有し,内筒部
62にスリーブ7を緩くはめ込むとともにスリーブ7と
外筒部61との間に摩擦ブレーキを設けた。そして,装
置本体に取り付けた状態では内筒部62を介して回転駆
動を受ける一方で,スリーブ7の爪部71が本体側に係
合して固定され,ブレーキ作用を発揮するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,画像形成装置の感
光体等として用いられる回転ドラムおよびその支持構造
に関する。さらに詳細には,速度変動を軽減するための
ブレーキ装置を備えた回転ドラムおよびその支持構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より回転ドラムはさまざまな用途に
用いられている。例えば画像形成装置の感光体として回
転ドラムが用いられる場合には,その回転速度を変動さ
せないことが必要である。感光体の回転速度に変動が生
じると,その表面上に形成される静電潜像や顕像に位置
ずれが生じ,印刷用紙上での画像ムラの原因となるから
である。この感光体ドラムの回転速度の変動を軽減する
ためにブレーキ装置を使用する技術として,特開平8−
30059号公報に記載されたものがある。
【0003】以下に,この従来例について図4を用いて
説明する。感光体ドラム90の非駆動側は,図4の断面
図に示される支持構造を有している。すなわち,感光体
ドラム90の端部にはフランジ92が嵌合させられてお
り,感光体ドラム90の中心軸91は支持板97とフラ
ンジ92とを貫通している。また,フランジ92には,
感光体ドラム90より径の若干大きい摺動面93が形成
されている。そして支持板97には取り付け金具96を
介して板バネ95が取り付けられており,その先端には
摺動部材94が固定されている。これにより摺動部材9
4が,板バネ95の弾力で軽く押圧されつつ摺動面93
に摺接するようになっている。
【0004】上記の構成を有する感光体ドラム90の支
持構造においては,支持板97の反対側から伝えられる
駆動により感光体ドラム90を回転させると,摺動部材
94と摺動面93との間に摩擦が生じる。この摩擦は,
感光体ドラム90の回転に対する負荷であるため,感光
体ドラム90の駆動力は,この負荷に打ち勝ちながら感
光体ドラム90を回転させることとなる。これにより,
感光体ドラム90の回転速度の変動が結果的に抑制され
るのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,前記し
た従来の感光体ドラム90の支持構造が有するブレーキ
装置においては次のような問題点があった。すなわち,
図4のように,支持板97によって摺動部材94を支持
すると,板バネ95が摺動面93を圧接する反力は支持
板97の内側面に作用する。このため,支持板97が変
形してしまい,支持板97に支持された摺動部材94の
摺動面93への圧接が不安定となるおそれがある。これ
では十分に摩擦力が発揮されない。また,摺動面93に
対しては摺動部材94から一方向的に応力が作用するこ
ととなるので,感光体ドラム90やその中心軸91を変
形させるおそれもある。これでは感光体ドラム90の安
定した回転ができなくなる。さらに,摺動部材94を設
けるスペースをフランジ92の外側に必要とする。これ
は近年の装置の小型化のニーズに反するものである。
【0006】本発明は,前記した従来の回転ドラムの支
持構造が有する問題点を解決するためになされたもので
ある。すなわちその課題とするところは,スペースを必
要とすることなく,各部に余計なストレスを掛けること
もない回転ドラムおよびその支持構造を提供し,回転ド
ラムの回転やブレーキ作用の安定を図ることにある。さ
らに望ましくは,そのような回転ドラムを支持板から容
易に脱着できるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は,回転ド
ラムと,その中心線に位置する固定軸とを有する回転ド
ラムの支持構造であって,前記回転ドラムの内側に位置
するとともにその回転に対し負荷を与えるブレーキ装置
を有している。すなわち,ブレーキ装置が回転ドラムの
内側からその回転に対する負荷を与えることにより回転
ドラムの速度変動を軽減させるものである。
【0008】このような回転ドラムの支持構造におい
て,前記ブレーキ装置は,例えば,前記回転ドラムとと
もに回転するフィンと,前記固定軸に取り付けられると
ともに前記フィンを覆うケーシング部材と,前記ケーシ
ング部材の内部に封入されるとともに前記フィンの動き
に対し抵抗を与える抵抗材とを有する構成とすることが
できる。この場合には,抵抗材がフィンの動きに対して
抵抗することにより回転ドラムの回転に対し負荷を与
え,その速度変動を軽減する。このブレーキ装置は,回
転ドラムの内部に設けられているため,新たにスペース
を設ける必要がない。さらに,このブレーキ装置におけ
る抵抗材は,回転ドラムの固定軸から見て一方に偏るこ
となくケーシング部材の内部に均一に存在するので,固
定軸などに無用のストレスを掛けることもない。
【0009】また,この回転ドラムの支持構造における
前記ブレーキ装置は,前記固定軸と前記回転ドラムの内
面との間に設けられた摩擦部材と,前記摩擦部材を一端
に取り付けるとともに他端が前記固定軸と前記回転ドラ
ムの内面との一方に固定された圧縮バネ等の弾性部材と
を有する構成とすることもできる。この場合には,摩擦
部材が,弾性部材の弾力により回転ドラムの内面もしく
は固定軸に押しつけられてこれを摺擦する際に発生する
摩擦力により,回転ドラムの速度変動を軽減する。この
ブレーキ装置も,回転ドラムの内側に設けられているた
め,新たにスペースを設ける必要がない。なお,複数の
摩擦部材を固定軸の周囲に放射状に配置すれば,摩擦部
材が回転ドラムの内面を押圧する反力が互いに打ち消さ
れ,他の構成部分には作用しない。したがって固定軸な
どに無用のストレスを掛けることがない。
【0010】さらに,本発明の別の態様は,円筒部材
と,前記円筒部材の内側に位置するブレーキ装置とを有
し,前記ブレーキ装置には外部の部材に係合可能な突起
が設けられており,前記突起が外部の部材に係合してい
る状態では前記円筒部材の回転に対し前記ブレーキ装置
により負荷が与えられるように構成された回転ドラムで
ある。すなわち,ブレーキ装置の突起が外部の部材に契
合している状態では,ブレーキ装置は外部の部材に対し
て固定された状態となる。このため円筒部材が回転する
と,ブレーキ装置との間に摩擦が生じて回転速度の変動
が抑制されるのである。
【0011】この回転ドラムは,前記円筒部材の内部に
位置するとともに前記円筒部材に固定された軸部材を有
し,前記ブレーキ装置が,前記円筒部材と前記軸部材と
の間に位置するとともに前記突起に連結された第2円筒
部材と,前記円筒部材と前記第2円筒部材との間に位置
する摩擦部材と,前記摩擦部材を一端に取り付けるとと
もに他端が前記円筒部材と前記第2円筒部材との一方に
固定された圧縮バネ等の弾性部材とを有する構成とする
ことができる。これには,摩擦部材が軸部材と第2円筒
部材との間に位置し,弾性部材が軸部材と第2円筒部材
との一方に固定された構成を含むものとする。
【0012】この場合には,摩擦部材が,弾性部材の弾
力により円筒部材もしくは第2円筒部材に押しつけられ
てこれを摺擦する際に発生する摩擦力により,円筒部材
の速度変動を軽減する。このブレーキ装置も,回転ドラ
ムの内側に設けられているため,新たにスペースを設け
る必要がない。なお,複数の摩擦部材を放射状にに配置
すれば,摩擦部材が回転ドラムの内面を押圧する反力が
互いに打ち消され,他の構成部分には作用しない。した
がって軸部材などに無用のストレスを掛けることがな
い。
【0013】さらにこの回転ドラムにおいては,前記軸
部材を前記円筒部材を回転させるための駆動源との連結
が可能なものとし,前記軸部材が駆動源と連結されてい
る状態では前記突起が外部の部材に係合する構成とする
ことができる。このような構成とすることにより,ブレ
ーキ装置を内部に有する回転ドラムを,画像形成装置そ
の他の装置の本体に対し容易に着脱することができる。
【0014】なお,本発明の回転ドラムおよびその支持
構造は,ブレーキ装置が回転ドラムそのものに直接作用
するものに限られない。すなわち,回転ドラムの内部に
設けられるとともに回転ドラムに固定されたフランジを
有し,ブレーキ装置がこのフランジに対して作用するも
のであってもよい。特に,フランジが筒部を有し,ブレ
ーキ装置がフランジの筒部の内面に対して作用するもの
であってもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下,本発明を具体化した実施の
形態について,図面を参照しつつ詳細に説明する。本実
施の形態は,例えばコピー,ファクス,プリンタ等の画
像形成装置に用いられる感光体ドラムおよびその支持構
造である。
【0016】(第1の実施の形態)図1の断面図にその
非駆動側の概要を示すように,第1の実施の形態におい
ては,感光体ドラム2の端部にフランジ3が取り付けら
れている。フランジ3は,筒部31とディスク部32と
からなり,ディスク部32の片面側には筒部31により
凹部が形成されている。この凹部が感光体ドラム2の外
側向きになるように取り付けられている。筒部31の外
面は感光体ドラム2の内面に密着している。そして,感
光体ドラム2の中心線に固定軸5が位置しており,フラ
ンジ3のディスク部32の中心を貫通している。
【0017】そして,フランジ3のディスク部32にお
ける筒部31側の面には,フィン41が取り付けられて
いる。フィン41は,フランジ3の凹部の中に位置する
とともに固定軸5とほぼ平行である。また,固定軸5に
は,フランジ3の筒部31の内径より小さい外径を有す
るケーシング42が取り付けられている。ケーシング4
2は,フィン41を覆っている。そして,フランジ3と
ケーシング42とにより区画される空間には,粉体(あ
るいは液体)の抵抗材43が封入されている。この,ケ
ーシング42とフィン41と抵抗材43とがパウダブレ
ーキ装置を構成している。
【0018】上記のように構成した感光体ドラム2の支
持構造において,感光体ドラム2が回転するとこれに伴
いフィン41も回転する。しかし固定軸5とケーシング
42とは回転しない。このため,フィン41はケーシン
グ42内の抵抗材43による抵抗を受けながら回転す
る。この抵抗により,感光体ドラム2の回転に対し負荷
が掛かるので,感光体ドラム2の回転速度の変動が軽減
される。さらに,この構成における抵抗材43は,固定
軸5から見て特定の方向に偏ることなくケーシング42
内部に均一に存在しているので,フィン41に対して常
に安定した摩擦力を与えることができ,また固定軸5な
どの部材にストレスを掛けることもない。また,この構
成ではパウダブレーキ装置がフランジ3の凹部の中に設
けられているため,新たにスペースを設ける必要がなく
装置全体をコンパクトにまとめることができる。
【0019】(第2の実施の形態)次に図2の断面図
は,第2の実施の形態に係る感光体ドラム2の支持構造
を示している。この第2の実施の形態は,パウダブレー
キの代わりに摩擦ブレーキを設けた点で第1の実施の形
態と相違し,他の点は共通である。すなわち,フランジ
3の中には圧縮バネ44が設けられており,その一端は
固定軸5に取り付けられている。そしてその他端には摩
擦部材45が取り付けられている。摩擦部材45は,圧
縮バネ44の弾力によりフランジ3の筒部31の内面に
押しつけられている。
【0020】上記のように構成した感光体ドラム2の支
持構造において,感光体ドラム2が回転するとこれに伴
いフランジ3も回転する。しかし固定軸5と圧縮バネ4
4と摩擦部材45とは回転しない。このため,フランジ
3の筒部31の内面と摩擦部材45とが摺擦しつつ回転
する。この摺擦に伴う摩擦抵抗により,感光体ドラム2
の回転に対し負荷が掛かるので,感光体ドラム2の回転
速度の変動が軽減される。
【0021】さらに,圧縮バネ44および摩擦部材44
を複数個設けるとともに固定軸5に対して放射状に配置
すれば,圧縮バネ44が摩擦部材45を外向きに押しつ
ける応力が,フランジ3の筒部31に対して一か所に偏
ることなく均一に掛かることになる。また,固定軸5に
掛かる反力が互いに打ち消され,他の構成部分には作用
しない。したがってこのように構成すると,無用なスト
レスにより各部が変形することがない。また,この構成
においても摩擦ブレーキ装置がフランジ3の凹部の中に
設けられているため,新たにスペースを設ける必要がな
く装置全体をコンパクトにまとめることができる。
【0022】(第3の実施の形態)続いて第3の実施の
形態について説明する。第3の実施の形態に係る感光体
ドラムユニット12では,感光体ドラム2の端部にフラ
ンジ6が取り付けられている。フランジ6は,外筒部6
1と内筒部62とディスク部63とからなり,ディスク
部63の片面側には外筒部61と内筒部62とにより凹
部が形成されている。この凹部が感光体ドラム2の外側
向きになるように取り付けられている。外筒部61の外
面は感光体ドラム2の内面に密着している。内筒部62
におけるディスク部63の反対側の先端には,受け溝6
4が形成されている。
【0023】そして,フランジ6の凹部には,スリーブ
7が設けられている。スリーブ7は,フランジ6の内筒
部62に摺動可能にはめ込まれている。そしてスリーブ
7には,圧縮バネ44が取り付けられている。圧縮バネ
44の外側端には摩擦部材45が取り付けられている。
摩擦部材45は,圧縮バネ44の弾力によりフランジ6
の外筒部61の内面に押しつけられている。また,スリ
ーブ7の図中左端には,爪部71が形成されている。
【0024】この構成の感光体ドラムユニット12は,
本体側の支持板8に取り付けて使用する。支持板8に
は,感光体ドラム2への回転駆動力の伝達要素である駆
動軸81が設けられている。駆動軸81は,フランジ6
の内筒部62の内径よりわずかに小さい外径を有し,内
筒部62を容易にはめ込んだり引き抜いたりすることが
できるようになっている。さらに駆動軸81には,側面
にピン82が設けられている。ピン82は,内筒部62
を取り付けたときにその受け溝64と噛み合うものであ
る。また,支持板8には,感光体ドラムユニット12を
取り付けたときにスリーブ7の爪部71が嵌合する穴8
3が形成されている。
【0025】上記の構成において感光体ドラムユニット
12を支持板8に取り付けた状態では,駆動軸81のピ
ン82が内筒部62の受け溝64と噛み合っている。こ
のため,駆動軸81が回転するとこれに伴いフランジ6
および感光体ドラム2が回転する。しかし,スリーブ7
の爪部71が穴83に嵌合して固定されているので,ス
リーブ7およびこれに取り付けられている圧縮バネ44
ならびに摩擦部材45は回転することができない。この
ため,フランジ6の外筒部61の内面と摩擦部材45と
が摺擦しつつ回転する。この摺擦に伴う摩擦抵抗によ
り,感光体ドラム2の回転に対し負荷が掛かるので,感
光体ドラム2の回転速度の変動が軽減される。
【0026】さらに,圧縮バネ44および摩擦部材44
を複数個設けるとともにスリーブ7に対して放射状に配
置すれば,圧縮バネ44が摩擦部材45を外向きに押し
つける応力が,フランジ6の外筒部61に対して一か所
に偏ることなく均一に掛かることになる。また,スリー
ブ7に掛かる反力が互いに打ち消され,他の構成部分に
は作用しない。したがってこのように構成すると,無用
なストレスにより各部が変形することがない。また,こ
の構成においても摩擦ブレーキ装置がフランジ6の凹部
の中に設けられているため,新たにスペースを設ける必
要がなく装置全体をコンパクトにまとめることができ
る。
【0027】また,感光体ドラムユニット12を図中右
向きに引き抜けば,容易に装置本体から分離させること
ができる。この引き抜きは,内筒部62を駆動軸81か
ら引き抜くことによるが,ここには圧縮バネ44の弾力
が作用していないからである。このため,感光体ドラム
2の感光層の膜厚が耐久使用により減少したときなど,
感光体ドラム2を交換する必要があるときに便利であ
る。
【0028】以上詳細に説明したように前記各実施の形
態によれば,感光体ドラムの端部のフランジの内部にブ
レーキ装置を設けるとともに,そのブレーキ作用に伴う
反力がフランジの一か所に集中して掛かったり,固定軸
等に一方向的に掛かったりすることのない感光体ドラム
の支持構造が実現されている。これにより,ブレーキ作
用が不安定になったり,各部の部材の変形を生じたりす
ることが排除されている。
【0029】また,そのフランジに内筒部を設けるとと
もにこの内筒部に摺動可能な円筒部材にブレーキ装置を
設け,装置本体に取り付けた状態ではブレーキ装置が本
体側に固定されそれ以外の部分が駆動により回転するよ
うに構成することにより,本体から容易に分離できる感
光体ドラムユニットが実現されている。
【0030】なお,前記各実施の形態は単なる例示にす
ぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって
本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の
改良,変形が可能である。例えば,ブレーキ装置の具体
的構成は,図示したものに限らず他の構成でもよい。具
体的には,第2および第3の実施の形態の摩擦ブレーキ
において,圧縮バネ44の取り付け端と摩擦部材45と
の内外を逆向きにすることが考えられる。また,第3の
実施の形態において,スリーブ7を外筒部61に緩く嵌
め合わせるとともに,圧縮バネ44および摩擦部材45
を内筒部62とスリーブ7との間に配置することが考え
られる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば,スペースを必要とすることなく,各部に余計な
ストレスを掛けることもない回転ドラムおよびその支持
構造が提されており,回転ドラムの回転やブレーキ作用
の安定化が図られている。さらには,そのような回転ド
ラムを装置本体から容易に脱着できるようにされてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る感光体ドラムの支持構
造の断面図である。
【図2】第2の実施の形態に係る感光体ドラムの支持構
造の断面図である。
【図3】第3の実施の形態に係る感光体ドラムユニット
の断面図である。
【図4】従来の感光体ドラムおよびその支持構造を示す
断面図である。
【符号の説明】
2 感光体ドラム 31 フランジの筒部 41 フィン 42 ケーシング 43 抵抗材 44 圧縮バネ 45 摩擦部材 5 固定軸 61 フランジの外筒部 62 フランジの内筒部(軸部材) 64 受け溝 7 スリーブ(第2円筒部材) 71 爪部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ドラムと,その中心線に位置する固
    定軸とを有する回転ドラムの支持構造において,前記回
    転ドラムの内側に位置するとともにその回転に対し負荷
    を与えるブレーキ装置を有することを特徴とする回転ド
    ラムの支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する回転ドラムの支持構
    造において,前記ブレーキ装置は,前記回転ドラムとと
    もに回転するフィンと,前記固定軸に取り付けられると
    ともに前記フィンを覆うケーシング部材と,前記ケーシ
    ング部材の内部に封入されるとともに前記フィンの動き
    に対し抵抗を与える抵抗材とを有することを特徴とする
    回転ドラムの支持構造。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載する回転ドラムの支持構
    造において,前記ブレーキ装置は,前記固定軸と前記回
    転ドラムの内面との間に設けられた摩擦部材と,前記摩
    擦部材を一端に取り付けるとともに他端が前記固定軸と
    前記回転ドラムの内面との一方に固定された弾性部材と
    を有することを特徴とする回転ドラムの支持構造。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    つに記載する回転ドラムの支持構造において,前記回転
    ドラムの内部に設けられるとともに前記回転ドラムに固
    定されたフランジを有し,前記ブレーキ装置は,前記フ
    ランジに対して作用することを特徴とする回転ドラムの
    支持構造。
  5. 【請求項5】 円筒部材と,前記円筒部材の内側に位置
    するブレーキ装置とを有し,前記ブレーキ装置には外部
    の部材に係合可能な突起が設けられており,前記突起が
    外部の部材に係合している状態では前記円筒部材の回転
    に対し前記ブレーキ装置により負荷が与えられることを
    特徴とする回転ドラム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載する回転ドラムにおい
    て,前記円筒部材の内部に位置するとともに前記円筒部
    材に固定された軸部材を有し,前記ブレーキ装置は,前
    記円筒部材と前記軸部材との間に位置するとともに前記
    突起に連結された第2円筒部材と,前記円筒部材と前記
    第2円筒部材との間に位置する摩擦部材と,前記摩擦部
    材を一端に取り付けるとともに他端が前記円筒部材と前
    記第2円筒部材との一方に固定された弾性部材とを有す
    ることを特徴とする回転ドラム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載する回転ドラムにおい
    て,前記軸部材は前記円筒部材を回転させるための駆動
    源との連結が可能なものであり,前記軸部材が駆動源と
    連結されている状態では前記突起が外部の部材に係合す
    ることを特徴とする回転ドラム。
  8. 【請求項8】 請求項5から請求項7までのいずれか1
    つに記載する回転ドラムにおいて,前記円筒部材の内部
    に設けられるとともに前記円筒部材に固定されたフラン
    ジを有し,前記ブレーキ装置は,前記フランジに対して
    作用することを特徴とする回転ドラム。
JP10257881A 1998-09-11 1998-09-11 回転ドラムおよびその支持構造 Pending JP2000088013A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10257881A JP2000088013A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 回転ドラムおよびその支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10257881A JP2000088013A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 回転ドラムおよびその支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000088013A true JP2000088013A (ja) 2000-03-28

Family

ID=17312490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10257881A Pending JP2000088013A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 回転ドラムおよびその支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000088013A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6714752B2 (en) 2000-10-31 2004-03-30 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge, load producing member and electrophotographic image forming apparatus
EP1199610A3 (en) * 2000-10-20 2005-02-16 Canon Kabushiki Kaisha Driving force transmission mechanism, image forming apparatus equipped with such a mechanism, and process unit of such an apparatus
JP2009162970A (ja) * 2008-01-04 2009-07-23 Ricoh Co Ltd 回転速度制御装置、回転速度制御方法、像担持体装置及び画像形成装置
JP2012177778A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Brother Ind Ltd プロセスユニットおよび画像形成装置
JP2015022186A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 村田機械株式会社 画像形成装置
US9250606B2 (en) 2010-06-17 2016-02-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Drum unit
WO2024083165A1 (zh) * 2022-10-18 2024-04-25 珠海联合天润打印耗材有限公司 联轴器、旋转件和处理盒

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1199610A3 (en) * 2000-10-20 2005-02-16 Canon Kabushiki Kaisha Driving force transmission mechanism, image forming apparatus equipped with such a mechanism, and process unit of such an apparatus
US7092658B2 (en) 2000-10-20 2006-08-15 Canon Kabushiki Kaisha Driving force transmission mechanism, image forming apparatus equipped with such a mechanism, and process unit of such an apparatus
US6714752B2 (en) 2000-10-31 2004-03-30 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge, load producing member and electrophotographic image forming apparatus
JP2009162970A (ja) * 2008-01-04 2009-07-23 Ricoh Co Ltd 回転速度制御装置、回転速度制御方法、像担持体装置及び画像形成装置
US9250606B2 (en) 2010-06-17 2016-02-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Drum unit
JP2012177778A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Brother Ind Ltd プロセスユニットおよび画像形成装置
JP2015022186A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 村田機械株式会社 画像形成装置
WO2024083165A1 (zh) * 2022-10-18 2024-04-25 珠海联合天润打印耗材有限公司 联轴器、旋转件和处理盒

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8301057B2 (en) Roller separation cam with automatic engagement
JP2000088013A (ja) 回転ドラムおよびその支持構造
CN113646704B (zh) 显影盒
KR100269502B1 (ko) 화상 형성 장치의 제동 기구 조립용 pc 카트리지
KR100532116B1 (ko) 전자사진방식 화상형성장치에서, 감광체의 정속 회전 유지구조
JP2001082513A (ja) 2重巻ブレーキバンド装置
JP3747538B2 (ja) 感光体ユニット
JP2004176863A (ja) ブレーキ装置
JP4006912B2 (ja) 感光体ドラムの支持機構
JPH08210377A (ja) 摩耗補償部を有するプルタイプダイヤフラムスプリング式クラッチ
JP2004037692A (ja) 画像形成装置
JP4228818B2 (ja) 定着装置
JP2000267374A (ja) 感光体ドラムのための駆動装置
JP2001296772A (ja) 感光体ドラムの支持機構
JP2005344858A (ja) トルクリミッタ
KR20210157446A (ko) 화상 형성 장치의 제동 기구 조립용 pc 카트리지
JPH0394283A (ja) 現像装置
WO2020196256A1 (en) Developing cartridge
JP2863313B2 (ja) カートリッジ
JPH032921Y2 (ja)
JP3283636B2 (ja) 潤滑油計量装置
JP2000267500A (ja) 感光体ドラムのための駆動装置
JP3237475B2 (ja) 現像装置及びこれを用いた電子写真記録装置
JP2583037Y2 (ja) 電子写真感光体
JPH10225043A (ja) モータおよびこれを備えた装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050614