JP2000087697A - ヴォ―ルトを建築するための方法、ヴォ―ルトを建築するためのベアリング部品およびハ―フシェル - Google Patents
ヴォ―ルトを建築するための方法、ヴォ―ルトを建築するためのベアリング部品およびハ―フシェルInfo
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- E01D—CONSTRUCTION OF BRIDGES, ELEVATED ROADWAYS OR VIADUCTS; ASSEMBLY OF BRIDGES
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D29/00—Independent underground or underwater structures; Retaining walls
- E02D29/045—Underground structures, e.g. tunnels or galleries, built in the open air or by methods involving disturbance of the ground surface all along the location line; Methods of making them
- E02D29/05—Underground structures, e.g. tunnels or galleries, built in the open air or by methods involving disturbance of the ground surface all along the location line; Methods of making them at least part of the cross-section being constructed in an open excavation or from the ground surface, e.g. assembled in a trench
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ヴォールトを建築する際にハーフシェルの間で
使用される補強材を再使用できるようにする。 【解決手段】2つのベアリング部品30、50により2
つのハーフシェル1,2を互いに整合し、各ハーフシェ
ル1〜8が上方エッジ21および底部リップ22を含
み、リップ22によって構成された底部14上の上方エ
ッジ21の間にキーストーン形成材料を注入し、ハーフ
シェル1,2を連続的に横方向に連結する、ヴォールト
を建築する方法において、 各ベアリング部品30,5
0をハーフシェル1〜8に取り外し自在に固定し、ハー
フシェルの底部リップ22を互いに当接することなく、
それらのベアリング部品30,50を介し、2つのハー
フシェル1,2を一時的に互いに整合し、キーストーン
形成材料を注入した後にベアリング部品30、50を取
り外し、ベアリング部品30,50からハーフシェル
1,2へ荷重を移動させる。
使用される補強材を再使用できるようにする。 【解決手段】2つのベアリング部品30、50により2
つのハーフシェル1,2を互いに整合し、各ハーフシェ
ル1〜8が上方エッジ21および底部リップ22を含
み、リップ22によって構成された底部14上の上方エ
ッジ21の間にキーストーン形成材料を注入し、ハーフ
シェル1,2を連続的に横方向に連結する、ヴォールト
を建築する方法において、 各ベアリング部品30,5
0をハーフシェル1〜8に取り外し自在に固定し、ハー
フシェルの底部リップ22を互いに当接することなく、
それらのベアリング部品30,50を介し、2つのハー
フシェル1,2を一時的に互いに整合し、キーストーン
形成材料を注入した後にベアリング部品30、50を取
り外し、ベアリング部品30,50からハーフシェル
1,2へ荷重を移動させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路および自動車
用道路ならびにその他同様な建築物のための下方通路ま
たは上方通路のような、ヴォールト(円形天井)付き構
造物を建築することに関する。
用道路ならびにその他同様な建築物のための下方通路ま
たは上方通路のような、ヴォールト(円形天井)付き構
造物を建築することに関する。
【0002】
【従来の技術】フランス特許第FR2751674号(サムフロ
(SAMFLO))明細書は、リップおよびベアリング補強材
が設けられた2つのハーフシェルが、現場で構築された
連続フーチングに設置されたヴォールトを建築するため
の方法を開示している。これら2つのハーフシェルは補
強材により互いに当接され、リップ上の2つのハーフシ
ェルの上部エッジの間に連続キーストーンが注入され、
ハーフシェルを横方向に連続して連結するキーストーン
を製造している。
(SAMFLO))明細書は、リップおよびベアリング補強材
が設けられた2つのハーフシェルが、現場で構築された
連続フーチングに設置されたヴォールトを建築するため
の方法を開示している。これら2つのハーフシェルは補
強材により互いに当接され、リップ上の2つのハーフシ
ェルの上部エッジの間に連続キーストーンが注入され、
ハーフシェルを横方向に連続して連結するキーストーン
を製造している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】キーストーンを形成す
る前に、ハーフシェルを互いに整合する補強材は、コン
クリート内に埋め込まれるので見えないようになる。し
かしながらこれら補強材はヴォールトの建築費のあるパ
ーセントを占めるので、本願出願人はこれら補強材によ
って生じるコストを低減することをこれまで望んでい
た。
る前に、ハーフシェルを互いに整合する補強材は、コン
クリート内に埋め込まれるので見えないようになる。し
かしながらこれら補強材はヴォールトの建築費のあるパ
ーセントを占めるので、本願出願人はこれら補強材によ
って生じるコストを低減することをこれまで望んでい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明は、嵌合された少なくとも2つのベアリング部品によ
り少なくとも2つのハーフシェルを互いに整合し、各ハ
ーフシェルが上方エッジおよび底部リップを含み、リッ
プによって構成された底部上の前記上方エッジの間にキ
ーストーン形成材料を注入し、ハーフシェルを連続的に
横方向に連結する、ヴォールトを建築するための方法で
あって、各ベアリング部品をハーフシェルに取り外し自
在に固定し、ハーフシェルの底部リップを互いに当接す
ることなく、それらのベアリング部品を介し、2つのハ
ーフシェルを一時的に互いに整合し、キーストーン形成
材料を注入した後にベアリング部品を取り外し、ベアリ
ング部品からハーフシェルへ荷重を移動させることを特
徴とするヴォールトを建築する方法に関する。
明は、嵌合された少なくとも2つのベアリング部品によ
り少なくとも2つのハーフシェルを互いに整合し、各ハ
ーフシェルが上方エッジおよび底部リップを含み、リッ
プによって構成された底部上の前記上方エッジの間にキ
ーストーン形成材料を注入し、ハーフシェルを連続的に
横方向に連結する、ヴォールトを建築するための方法で
あって、各ベアリング部品をハーフシェルに取り外し自
在に固定し、ハーフシェルの底部リップを互いに当接す
ることなく、それらのベアリング部品を介し、2つのハ
ーフシェルを一時的に互いに整合し、キーストーン形成
材料を注入した後にベアリング部品を取り外し、ベアリ
ング部品からハーフシェルへ荷重を移動させることを特
徴とするヴォールトを建築する方法に関する。
【0005】本発明によれば、ベアリング補強材は別の
ヴォールトを建築するのに後で再利用できる。
ヴォールトを建築するのに後で再利用できる。
【0006】フランス特許第FR2723116号(プリファッ
クPREFAC)から、各々が底部リップを含む少なく
とも2つのハーフシェルを使用するヴォールトを建築す
る方法が知られている。この方法では、圧縮自在なブロ
ックを挟持しながら、リップとリップが接触するように
2つのハーフシェルを整合し、2つのハーフシェルが相
対的に抜けないようにし、よって確実な支持を行うため
にリップの下方面に固定された金属プレートにより2つ
のリップを接続する。ブロックの後に、従ってブロック
を圧縮し、ハーフシェルを整合した後にプレートを設置
する。この結果、プレートはハーフシェルの整合に関与
しない。次に底部リップの上で2つのハーフシェルの間
にコンクリートを注入し、長手方向のキーストーンビー
ムを製造する。
クPREFAC)から、各々が底部リップを含む少なく
とも2つのハーフシェルを使用するヴォールトを建築す
る方法が知られている。この方法では、圧縮自在なブロ
ックを挟持しながら、リップとリップが接触するように
2つのハーフシェルを整合し、2つのハーフシェルが相
対的に抜けないようにし、よって確実な支持を行うため
にリップの下方面に固定された金属プレートにより2つ
のリップを接続する。ブロックの後に、従ってブロック
を圧縮し、ハーフシェルを整合した後にプレートを設置
する。この結果、プレートはハーフシェルの整合に関与
しない。次に底部リップの上で2つのハーフシェルの間
にコンクリートを注入し、長手方向のキーストーンビー
ムを製造する。
【0007】PREFAC特許の発明では、通常、ブロ
ックとプレートとは取り外し自在である。しかしなが
ら、2つのハーフシェルの間にブロックが圧縮される
際、このブロックは後で取り外し不能となる。更にリッ
プの間にブロックが挟持された場合、キーストーンコン
クリートを注入した後でも、互いに2つのハーフシェル
の支持荷重を支持するのはこのブロックであって、長手
方向のキーストーンビームではない。この結果、このよ
うに建築されたヴォールトは早期に疲労しやすくなる。
ックとプレートとは取り外し自在である。しかしなが
ら、2つのハーフシェルの間にブロックが圧縮される
際、このブロックは後で取り外し不能となる。更にリッ
プの間にブロックが挟持された場合、キーストーンコン
クリートを注入した後でも、互いに2つのハーフシェル
の支持荷重を支持するのはこのブロックであって、長手
方向のキーストーンビームではない。この結果、このよ
うに建築されたヴォールトは早期に疲労しやすくなる。
【0008】SAMFLO発明(フランス特許第FR2751
675号)では、支持荷重を補強材からキーストーンへ移
動させない。コンクリートを注入する前後において、ハ
ーフシェルを整合させているのはコンクリート内に埋め
込まれた補強材である。
675号)では、支持荷重を補強材からキーストーンへ移
動させない。コンクリートを注入する前後において、ハ
ーフシェルを整合させているのはコンクリート内に埋め
込まれた補強材である。
【0009】本発明では、ベアリング部品を除くことに
より、ベアリング部品からハーフシェルへの荷重の移動
が確実に行われる。
より、ベアリング部品からハーフシェルへの荷重の移動
が確実に行われる。
【0010】少なくとも一部がハーフシェルよりも上ま
たは下に位置するように、ベアリング部品を配置するこ
とが可能である。
たは下に位置するように、ベアリング部品を配置するこ
とが可能である。
【0011】従来の技術では、補強材は2つのハーフシ
ェルの間の空間に乱雑に設けられるので、連続補強材を
設置する障害となっていた。本発明によれば、この欠点
も解消される。
ェルの間の空間に乱雑に設けられるので、連続補強材を
設置する障害となっていた。本発明によれば、この欠点
も解消される。
【0012】特定の実施例では、2つの長手方向の列に
端部から端部へ2つ組の複数のハーフシェルを設置し、
雄型および雌型の一方のベアリング部品が他方の型のベ
アリング部品を支持するように嵌合された、雄型および
雌型の少なくとも2つの支持するにより2つの列の一方
の各ハーフシェルを他方の列のハーフシェルに整合す
る。
端部から端部へ2つ組の複数のハーフシェルを設置し、
雄型および雌型の一方のベアリング部品が他方の型のベ
アリング部品を支持するように嵌合された、雄型および
雌型の少なくとも2つの支持するにより2つの列の一方
の各ハーフシェルを他方の列のハーフシェルに整合す
る。
【0013】これによりハーフシェルの相互の支持ポイ
ントは常に同一レベルにあるので、これによりヴォール
トの安定性を更に増し、下端上の外観を完全に連続させ
ることが保証される。
ントは常に同一レベルにあるので、これによりヴォール
トの安定性を更に増し、下端上の外観を完全に連続させ
ることが保証される。
【0014】本発明は、横断ベアリングアームを含み、
前記方法に従って建築されたヴォールトのハーフシェル
を互いに整合するためのベアリング部品であって、前記
ベアリング部品が横方向アームにほぼ直角な取り外し自
在な固定手段を含むベアリング部品にも関する。
前記方法に従って建築されたヴォールトのハーフシェル
を互いに整合するためのベアリング部品であって、前記
ベアリング部品が横方向アームにほぼ直角な取り外し自
在な固定手段を含むベアリング部品にも関する。
【0015】本発明は、ベアリング部品を嵌合するため
の手段を含む前記方法によりヴォールトを建築するため
のハーフシェルにも関する。
の手段を含む前記方法によりヴォールトを建築するため
のハーフシェルにも関する。
【0016】添付図面を参照し、ヴォールト自体、ヴォ
ールトの建築方法、ヴォールトのハーフシェル、ヴォー
ルトを建築するためのベアリング部品の次の説明から、
本発明がより良好に理解できよう。
ールトの建築方法、ヴォールトのハーフシェル、ヴォー
ルトを建築するためのベアリング部品の次の説明から、
本発明がより良好に理解できよう。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に示されたヴォールトは堤防
の下に地下道を建築するためのものであり、このヴォー
ルトはプレファブのハーフシェル1〜8(本例ではコン
クリート製である)の2つの長手方向の列10、11を
含み、これらハーフシェルは垂直の長手方向中心平面P
の両側で端から端まで配置されており、キーストーン9
によって横方向に接合されている。このようなハーフシ
ェルの2つの長手方向の列は2つの平行なベアリングフ
ーチング12、13によって支持されている。
の下に地下道を建築するためのものであり、このヴォー
ルトはプレファブのハーフシェル1〜8(本例ではコン
クリート製である)の2つの長手方向の列10、11を
含み、これらハーフシェルは垂直の長手方向中心平面P
の両側で端から端まで配置されており、キーストーン9
によって横方向に接合されている。このようなハーフシ
ェルの2つの長手方向の列は2つの平行なベアリングフ
ーチング12、13によって支持されている。
【0018】このヴォールトは(各端部に2つずつ設け
られた)4つの端部ハーフシェル1、2、7、8と、こ
れら端部ハーフシェル1、2、7、8の間に設けられ
た、本例では4つの中間ハーフシェル3〜6を含む。2
つの端部ハーフシェル1および8の幅1は、他のハーフ
シェル2〜7の幅Lの半分に等しく、列10のハーフシ
ェル3、5および7は他の列11のハーフシェル2、4
および6に対し長手方向にハーフシェルの幅1の半分だ
けずれている。従って、このヴォールトのハーフシェル
1〜8は互い違いに配置されている。ハーフシェルの幅
はヴォールトの長手方向のこのハーフシェルの寸法とな
っていることが理解できよう。
られた)4つの端部ハーフシェル1、2、7、8と、こ
れら端部ハーフシェル1、2、7、8の間に設けられ
た、本例では4つの中間ハーフシェル3〜6を含む。2
つの端部ハーフシェル1および8の幅1は、他のハーフ
シェル2〜7の幅Lの半分に等しく、列10のハーフシ
ェル3、5および7は他の列11のハーフシェル2、4
および6に対し長手方向にハーフシェルの幅1の半分だ
けずれている。従って、このヴォールトのハーフシェル
1〜8は互い違いに配置されている。ハーフシェルの幅
はヴォールトの長手方向のこのハーフシェルの寸法とな
っていることが理解できよう。
【0019】ヴォールト(12)の建築中において、互
いに嵌合する雄と雌の2つの仮ベアリング部品、すなわ
ち仮ベアリング補強材30、50により、長手方向の列
10(11)のうちの1つの各ハーフシェルは他方の長
手方向の列11(10)のハーフシェルに整合される。
図3はハーフシェル2をハーフシェル1に整合する2つ
の嵌合したベアリング部品30、50を示す。
いに嵌合する雄と雌の2つの仮ベアリング部品、すなわ
ち仮ベアリング補強材30、50により、長手方向の列
10(11)のうちの1つの各ハーフシェルは他方の長
手方向の列11(10)のハーフシェルに整合される。
図3はハーフシェル2をハーフシェル1に整合する2つ
の嵌合したベアリング部品30、50を示す。
【0020】長さLのハーフシェル2〜7はすべて同一
であり、説明を簡潔にするため、ハーフシェル2しか説
明しないこととする。
であり、説明を簡潔にするため、ハーフシェル2しか説
明しないこととする。
【0021】ヴォールトの壁の一部を構成するハーフシ
ェル2は、下方ベアリングエッジ20と、機能的位置に
てほぼ垂直となる上方エッジ21とを含む。後述するよ
うなキーストーンの注入に対する底部壁を形成するリッ
プ22は上方エッジ21からほぼ直角に延び、ハーフシ
ェル2の下方面の連続体として延びている。
ェル2は、下方ベアリングエッジ20と、機能的位置に
てほぼ垂直となる上方エッジ21とを含む。後述するよ
うなキーストーンの注入に対する底部壁を形成するリッ
プ22は上方エッジ21からほぼ直角に延び、ハーフシ
ェル2の下方面の連続体として延びている。
【0022】ハーフシェル2はベアリング部品が嵌合さ
れる2つの外側シューまたはスリーブ23を含む。これ
らシュー23はハーフシェルの上方エッジ21に固定さ
れ、それぞれハーフシェルの幅のほぼ4分の1および4
分の3に配置されている。各シュー23はベアリング部
品の固定フットを挿入するための上方開口部24を含
む、チューブまたはスリーブもしくは正方形部分から成
り、開口部24はハーフシェル2の上方面の平面にて延
びている。シュー23は側方面の1つを通って上方エッ
ジ21に平らに載っており、ねじ切りされた係留ロッド
26およびこのロッド26にネジ留めされたナット25
によってハーフシェル2に固定されている。
れる2つの外側シューまたはスリーブ23を含む。これ
らシュー23はハーフシェルの上方エッジ21に固定さ
れ、それぞれハーフシェルの幅のほぼ4分の1および4
分の3に配置されている。各シュー23はベアリング部
品の固定フットを挿入するための上方開口部24を含
む、チューブまたはスリーブもしくは正方形部分から成
り、開口部24はハーフシェル2の上方面の平面にて延
びている。シュー23は側方面の1つを通って上方エッ
ジ21に平らに載っており、ねじ切りされた係留ロッド
26およびこのロッド26にネジ留めされたナット25
によってハーフシェル2に固定されている。
【0023】長さlの端部ハーフシェル1および8は、
上記のようにハーフシェル2に類似するが、ベアリング
部品の固定フットが嵌合される1つの外部シューしか含
まず、この外部シューはハーフシェルの幅のほぼ半分に
配置されている点だけが異っている。
上記のようにハーフシェル2に類似するが、ベアリング
部品の固定フットが嵌合される1つの外部シューしか含
まず、この外部シューはハーフシェルの幅のほぼ半分に
配置されている点だけが異っている。
【0024】雌型ベアリング部品30は横方向ベアリン
グアームと、取り外し自在な固定フット32とを含む。
ここで、「横方向」なる用語はヴォールトの長手方向に
延びる垂直平面に対して直角に延びることを意味するも
のである。
グアームと、取り外し自在な固定フット32とを含む。
ここで、「横方向」なる用語はヴォールトの長手方向に
延びる垂直平面に対して直角に延びることを意味するも
のである。
【0025】横方向ベアリングアーム31は開口部35
によって両端の一方が開口した、正方形断面の外側チュ
ーブ34と、この外側チューブ34内でスライド可能に
取り付けられ、両端の一方に雌型ベアリングヘッド33
が設けられた内側チューブ36も含み、雌側ベアリング
ヘッド33は開口部35を通って外側チューブ34から
延びている。このベアリングヘッド33は凹型であり、
凸型雄ベアリングヘッド53を受けるためのキャビティ
を形成している。
によって両端の一方が開口した、正方形断面の外側チュ
ーブ34と、この外側チューブ34内でスライド可能に
取り付けられ、両端の一方に雌型ベアリングヘッド33
が設けられた内側チューブ36も含み、雌側ベアリング
ヘッド33は開口部35を通って外側チューブ34から
延びている。このベアリングヘッド33は凹型であり、
凸型雄ベアリングヘッド53を受けるためのキャビティ
を形成している。
【0026】内側チューブ36と外側チューブ34と
は、横方向のねじ切りされたロッド37によって相互に
接続されており、このロッド37はベアリングヘッド3
3と反対の端部にて、固定システム39により内側チュ
ーブ36の底部壁に固定されており、開口部36と反対
の端部が外側チューブ34の底部壁を貫通している。外
側チューブ34から突出しているねじ切りされたロッド
37部分にはナット38が取り付けられており、このナ
ットは外側チューブ34の底部壁に溶接されている。よ
って、ロッド37のネジを締めたり、ゆるめたりするこ
とにより、入れ子式ベアリングアーム31は長さを調節
できるようになっている。
は、横方向のねじ切りされたロッド37によって相互に
接続されており、このロッド37はベアリングヘッド3
3と反対の端部にて、固定システム39により内側チュ
ーブ36の底部壁に固定されており、開口部36と反対
の端部が外側チューブ34の底部壁を貫通している。外
側チューブ34から突出しているねじ切りされたロッド
37部分にはナット38が取り付けられており、このナ
ットは外側チューブ34の底部壁に溶接されている。よ
って、ロッド37のネジを締めたり、ゆるめたりするこ
とにより、入れ子式ベアリングアーム31は長さを調節
できるようになっている。
【0027】横方向ベアリングアーム31と一体的な、
取り外し自在な固定フット32は、ベアリングアーム3
1に対し直角となっており、強化材40、41によって
支持されている。ハーフシェルの外側嵌合シュー内に取
り外し自在に嵌合するようになっている固定フット32
は、シューの内側断面の大きさとほぼ同じ大きさの正方
形断面を有する。
取り外し自在な固定フット32は、ベアリングアーム3
1に対し直角となっており、強化材40、41によって
支持されている。ハーフシェルの外側嵌合シュー内に取
り外し自在に嵌合するようになっている固定フット32
は、シューの内側断面の大きさとほぼ同じ大きさの正方
形断面を有する。
【0028】雄型ベアリング部品50は雌型ベアリング
ヘッド33の代わりに凸状形状の雄型ベアリングヘッド
53を含むという点で、雌型ベアリングヘッドと異なっ
ているにすぎない。
ヘッド33の代わりに凸状形状の雄型ベアリングヘッド
53を含むという点で、雌型ベアリングヘッドと異なっ
ているにすぎない。
【0029】雌型ベアリング部品30のベアリングヘッ
ド33の凹状形状および雄型ベアリング部品50のベア
リングヘッド53の凸状形状は、雄型ベアリングヘッド
53を雌型ベアリングヘッド33に挿入することによ
り、2つの部品30と50とを嵌合させた後に、これら
形状によってベアリング部品30(50)の一方を他方
のベアリング部品50(30)が垂直かつ水平方向に支
持できるような形状となっている。
ド33の凹状形状および雄型ベアリング部品50のベア
リングヘッド53の凸状形状は、雄型ベアリングヘッド
53を雌型ベアリングヘッド33に挿入することによ
り、2つの部品30と50とを嵌合させた後に、これら
形状によってベアリング部品30(50)の一方を他方
のベアリング部品50(30)が垂直かつ水平方向に支
持できるような形状となっている。
【0030】次にヴォールトを建築する方法について説
明する。
明する。
【0031】1)ハーフシェルにベアリング部品を固定
する。雄型ベアリング部品55および雌型ベアリング部
品30はハーフシェル1〜8に取り外し自在に固定され
ている。各ベアリング部品をハーフシェルに固定するた
めに、ベアリング部品の固定フットはシューの上部開口
部を通ってハーフシェルの外側ベアリングシューに嵌合
されており、ベアリング部品の一部をハーフシェルの上
に配置している。
する。雄型ベアリング部品55および雌型ベアリング部
品30はハーフシェル1〜8に取り外し自在に固定され
ている。各ベアリング部品をハーフシェルに固定するた
めに、ベアリング部品の固定フットはシューの上部開口
部を通ってハーフシェルの外側ベアリングシューに嵌合
されており、ベアリング部品の一部をハーフシェルの上
に配置している。
【0032】雄型ベアリング部品および雌型ベアリング
部品は中間ハーフシェル3〜6および端部ハーフシェル
7に固定されており、これら雄型ベアリング部品および
雌型ベアリング部品はヴォールトの長手方向の列のうち
の1つの列11を構成するようになっているハーフシェ
ル3、5、7の各々にて、互いに所定の態様に配置され
ている。これら2つの雄型ベアリング部品と雌型ベアリ
ング部品との相対的な配置は、他の長手方向の列10を
構成するようになっているハーフシェル4、6上では逆
になっている。
部品は中間ハーフシェル3〜6および端部ハーフシェル
7に固定されており、これら雄型ベアリング部品および
雌型ベアリング部品はヴォールトの長手方向の列のうち
の1つの列11を構成するようになっているハーフシェ
ル3、5、7の各々にて、互いに所定の態様に配置され
ている。これら2つの雄型ベアリング部品と雌型ベアリ
ング部品との相対的な配置は、他の長手方向の列10を
構成するようになっているハーフシェル4、6上では逆
になっている。
【0033】本ケースでは、雌型である同じタイプの2
つのベアリング部品はハーフシェル2に取り外し自在に
固定されており、ハーフシェル2はヴォールトの建築中
に取り付けるべき最初のハーフシェルとなる。
つのベアリング部品はハーフシェル2に取り外し自在に
固定されており、ハーフシェル2はヴォールトの建築中
に取り付けるべき最初のハーフシェルとなる。
【0034】最後に、本ケースでは雄型である単一のベ
アリング部品を端部ハーフシェル1、8の各々に取り外
し自在に固定する。ハーフシェル1、8には1つのシュ
ーしか設けられていない
アリング部品を端部ハーフシェル1、8の各々に取り外
し自在に固定する。ハーフシェル1、8には1つのシュ
ーしか設けられていない
【0035】必要な場合には、ロッド37のネジを締め
たりゆるめたりすることにより、公差による製造上の欠
陥を補償し、ハーフシェルを良好に整合させることがで
きる。
たりゆるめたりすることにより、公差による製造上の欠
陥を補償し、ハーフシェルを良好に整合させることがで
きる。
【0036】2)ハーフシェルを互いに整合する。雄型
ベアリング部品50および雌型ベアリング部品30のベ
アリングアームの長さは、各嵌合する対の嵌合されたベ
アリング部品の接触表面がほぼヴォールトの長手方向中
心平面P内で延びるように調節される。
ベアリング部品50および雌型ベアリング部品30のベ
アリングアームの長さは、各嵌合する対の嵌合されたベ
アリング部品の接触表面がほぼヴォールトの長手方向中
心平面P内で延びるように調節される。
【0037】2つのベアリングフーチング12、13
は、それらの各々にハーフシェル1〜8の下方ベアリン
グエッジを受けるための溝を形成するように建築され
る。
は、それらの各々にハーフシェル1〜8の下方ベアリン
グエッジを受けるための溝を形成するように建築され
る。
【0038】端部ハーフシェル2を連続フーチング12
のうちの1つまたはそれら連続フーチング12に設置
し、安定化する。長さlの端部ハーフシェルのうちの1
つのハーフシェル1を、連続フーチング13内に設置
し、嵌合されたハーフシェル1の雄型ベアリング部品5
0およびハーフシェル2の雌型ベアリング部品30のう
ちの1つによって、ハーフシェル2に整合する。
のうちの1つまたはそれら連続フーチング12に設置
し、安定化する。長さlの端部ハーフシェルのうちの1
つのハーフシェル1を、連続フーチング13内に設置
し、嵌合されたハーフシェル1の雄型ベアリング部品5
0およびハーフシェル2の雌型ベアリング部品30のう
ちの1つによって、ハーフシェル2に整合する。
【0039】次に、ハーフシェル1の横の連続フーチン
グ13に中間ハーフシェル3を設置し、嵌合されたハー
フシェル3の雄型ベアリング部品およびハーフシェル2
の利用可能な雌型ベアリング部品によりこのハーフシェ
ル3をハーフシェル2に整合する。
グ13に中間ハーフシェル3を設置し、嵌合されたハー
フシェル3の雄型ベアリング部品およびハーフシェル2
の利用可能な雌型ベアリング部品によりこのハーフシェ
ル3をハーフシェル2に整合する。
【0040】次にハーフシェルを次々に互いに整合す
る。これら2つ組の複数のハーフシェル1、3、5、7
と2、4、6、8は、2つの長手方向の列10、11に
端部から端部へ配置される。従って、これら2つの列1
0、11のそれぞれのハーフシェルは互い違い状に配置
される。列10、11の1つの列の各ハーフシェルは、
互いに嵌合される2つの雄型仮ベアリング部品30、雌
型仮ベアリング部品50により、他方の列11、10の
ハーフシェルに整合される。
る。これら2つ組の複数のハーフシェル1、3、5、7
と2、4、6、8は、2つの長手方向の列10、11に
端部から端部へ配置される。従って、これら2つの列1
0、11のそれぞれのハーフシェルは互い違い状に配置
される。列10、11の1つの列の各ハーフシェルは、
互いに嵌合される2つの雄型仮ベアリング部品30、雌
型仮ベアリング部品50により、他方の列11、10の
ハーフシェルに整合される。
【0041】雄型ベアリング部品50と雌型ベアリング
部品30とを嵌合させる際に、これら雄型ベアリング部
品50は雌型ベアリング部品30がこの雄型ベアリング
部品50を支持するように、雌型ベアリング部品30に
整合される。従って、ヴォールトのすべての雌型ベアリ
ング部品30は雄型ベアリング部品50を支持する。
部品30とを嵌合させる際に、これら雄型ベアリング部
品50は雌型ベアリング部品30がこの雄型ベアリング
部品50を支持するように、雌型ベアリング部品30に
整合される。従って、ヴォールトのすべての雌型ベアリ
ング部品30は雄型ベアリング部品50を支持する。
【0042】次に、最後に設置するハーフシェルは長さ
lの端部ハーフシェル8であり、このハーフシェル8は
端部ハーフシェル7に整合する。
lの端部ハーフシェル8であり、このハーフシェル8は
端部ハーフシェル7に整合する。
【0043】2つのハーフシェルを互いに整合する際、
これらハーフシェルのリップは互いに当接することな
く、互いに向き合って位置し、底部14を形成する。
これらハーフシェルのリップは互いに当接することな
く、互いに向き合って位置し、底部14を形成する。
【0044】ハーフシェル1〜8を互いに整合した後
に、底部14上のハーフシェルの上部エッジの間に、本
例ではコンクリートであるキーストーン形成材料を注入
し、ハーフシェル1〜8の連続した横方向連結部となる
キーストーン9を製造する。
に、底部14上のハーフシェルの上部エッジの間に、本
例ではコンクリートであるキーストーン形成材料を注入
し、ハーフシェル1〜8の連続した横方向連結部となる
キーストーン9を製造する。
【0045】3)仮ベアリング部品の取り外しキースト
ーンを注入し、固化させた後に、嵌合したベアリング部
品の対のベアリングアームのうちの1つ31のロッド3
7のネジをゆるめることにより、嵌合するベアリング部
品の各対の雄型ベアリング部品30と雌型ベアリング部
品50とを互いに分離する。このようにして、ベアリン
グ部品30、50からハーフシェル1〜8へ荷重を移動
させる。従って、ベアリング部品30、50を引き出し
た後には、互いに整合しているハーフシェルの各対の横
方向の支持荷重はキーストーン9によって支持される。
ーンを注入し、固化させた後に、嵌合したベアリング部
品の対のベアリングアームのうちの1つ31のロッド3
7のネジをゆるめることにより、嵌合するベアリング部
品の各対の雄型ベアリング部品30と雌型ベアリング部
品50とを互いに分離する。このようにして、ベアリン
グ部品30、50からハーフシェル1〜8へ荷重を移動
させる。従って、ベアリング部品30、50を引き出し
た後には、互いに整合しているハーフシェルの各対の横
方向の支持荷重はキーストーン9によって支持される。
【0046】次にベアリング部品30、50の各々を取
り外す。この場合、これらベアリング部品の固定フット
32は垂直上方に移動させることにより、部品が取り付
けられているシューから取り外す。
り外す。この場合、これらベアリング部品の固定フット
32は垂直上方に移動させることにより、部品が取り付
けられているシューから取り外す。
【0047】これまでの説明では、雌型ベアリング部品
が雄型ベアリング部品を支持するように、ベアリング部
品がペア状となっている。雄型ベアリング部品が雌型ベ
アリング部品を支持するように、雌型ベアリング部品を
雄型ベアリング部品に当接させることによって、ベアリ
ング部品を嵌合させることもできる。
が雄型ベアリング部品を支持するように、ベアリング部
品がペア状となっている。雄型ベアリング部品が雌型ベ
アリング部品を支持するように、雌型ベアリング部品を
雄型ベアリング部品に当接させることによって、ベアリ
ング部品を嵌合させることもできる。
【0048】ベアリング部品およびハーフシェルの別の
好ましい実施例は、次に説明する点が、これまでの説明
と異なっているにすぎない。
好ましい実施例は、次に説明する点が、これまでの説明
と異なっているにすぎない。
【0049】ハーフシェル60は外側シュー23の代わ
りに内側シュー63を含み、この内側シュー63はハー
フシェル60の上部エッジ61のない、ハーフシェル6
0の厚み部分に埋め込まれている。各シュー63は正方
形断面と長手方向軸線64を備えたスリーブから成り、
この長手方向軸線は本例では垂直軸に対して若干傾斜し
ており、軸線64とハーフシェル60の上部エッジ61
との間の距離は上方向に向かって短くなっている。
りに内側シュー63を含み、この内側シュー63はハー
フシェル60の上部エッジ61のない、ハーフシェル6
0の厚み部分に埋め込まれている。各シュー63は正方
形断面と長手方向軸線64を備えたスリーブから成り、
この長手方向軸線は本例では垂直軸に対して若干傾斜し
ており、軸線64とハーフシェル60の上部エッジ61
との間の距離は上方向に向かって短くなっている。
【0050】雄型ベアリング部品および雌型ベアリング
部品70は横方向ベアリングアーム71と、内側シュー
63に嵌合するようになっている固定フット72を含
む。
部品70は横方向ベアリングアーム71と、内側シュー
63に嵌合するようになっている固定フット72を含
む。
【0051】軸線73に沿ってこれまで説明したアーム
と同様なベアリングアーム71が延びている。
と同様なベアリングアーム71が延びている。
【0052】固定フット72はシュー63の内側断面と
同じ正方形断面を有し、横方向アーム72にほぼ直角な
軸線74に沿って延びている。ベアリングアーム71の
ベアリングヘッド側に位置し、軸線73と軸線74との
間の角度は90度よりも若干大きくなっている。
同じ正方形断面を有し、横方向アーム72にほぼ直角な
軸線74に沿って延びている。ベアリングアーム71の
ベアリングヘッド側に位置し、軸線73と軸線74との
間の角度は90度よりも若干大きくなっている。
【0053】ハーフシェル60にベアリング部品70を
固定し、ハーフシェル60を互いに当接し、ベアリング
部品70を取り外す手順はこれまで述べたものと同じで
ある。
固定し、ハーフシェル60を互いに当接し、ベアリング
部品70を取り外す手順はこれまで述べたものと同じで
ある。
【0054】固定フットおよびこのフットを支持するた
めの内側シュー63の傾斜は、フット72とシュー63
との間の摩擦を増していることを理解すべきである。こ
の結果、フット72はシュー63内に良好にクランプさ
れ、従って、ベアリング部品70はハーフシェル60に
良好に固定される。
めの内側シュー63の傾斜は、フット72とシュー63
との間の摩擦を増していることを理解すべきである。こ
の結果、フット72はシュー63内に良好にクランプさ
れ、従って、ベアリング部品70はハーフシェル60に
良好に固定される。
【0055】ベアリング部品70を取り外した後に、内
側シュー63内にコンクリートを注入する。
側シュー63内にコンクリートを注入する。
【0056】別の実施例では、各ハーフシェルはシュー
の代わりに上方エッジのない上方面に形成された少なく
とも1つの孔を含み、この孔に雌ネジが切られたブッシ
ュが挿入される。このブッシュはハーフシェルの厚み部
分を貫通しない。仮ベアリング部品は横方向ベアリング
アームを含み、固定フットの代わりに横方向ベアリング
アームに対し直角な軸線を有する固定ボルトが嵌合され
る通路を含む。
の代わりに上方エッジのない上方面に形成された少なく
とも1つの孔を含み、この孔に雌ネジが切られたブッシ
ュが挿入される。このブッシュはハーフシェルの厚み部
分を貫通しない。仮ベアリング部品は横方向ベアリング
アームを含み、固定フットの代わりに横方向ベアリング
アームに対し直角な軸線を有する固定ボルトが嵌合され
る通路を含む。
【0057】ハーフシェルにベアリング部品を取り外し
自在に固定するために、ベアリング部品の嵌合通路内に
固定ボルトを挿入し、これをブッシュ内にねじ込む。ベ
アリングアームを取り外すには、このボルトのネジをゆ
るめる。
自在に固定するために、ベアリング部品の嵌合通路内に
固定ボルトを挿入し、これをブッシュ内にねじ込む。ベ
アリングアームを取り外すには、このボルトのネジをゆ
るめる。
【0058】これまでの説明では、ベアリング部品は少
なくとも一部がハーフシェルよりも上に配置されてい
る。このベアリング部品は一部をハーフシェルよりも下
に配置することも可能である。
なくとも一部がハーフシェルよりも上に配置されてい
る。このベアリング部品は一部をハーフシェルよりも下
に配置することも可能である。
【図1】特定の実施例に係わる、ベアリング部品を取り
除いた後のヴォールトの斜視図である。
除いた後のヴォールトの斜視図である。
【図2】ベアリング部品を取り外す前の、図1に示され
たヴォールトを上から見た図である。
たヴォールトを上から見た図である。
【図3】図2において、2つの嵌合したベアリング部品
を横から見た側面図である。
を横から見た側面図である。
【図4】別の実施例に係わる、2つの嵌合したベアリン
グ部品の側面図である。
グ部品の側面図である。
1、2、7、8 ハーフシェル 3、4、5、6 中間ハーフシェル 9 キーストーン 10、11 長手方向列 12、13 ベアリングフーチング 20 下方ベアリングエッジ 21 上方ベアリングエッジ 22 リップ 23 外側シューまたはスリーブ 24 開口部 25 ナット 26 ねじ切りされた係留ロッド 30 雌型ベアリング部品 31 横方向ベアリングアーム 32 固定フット 33 雌型ベアリングヘッド 34 外側チューブ 35 開口部 37 ねじ切りされたロッド 38 ナット 39 固定システム 40、41 強化材 50 雄型ベアリング部品 53 雄型ベアリングヘッド
Claims (16)
- 【請求項1】嵌合された少なくとも2つのベアリング部
品(30、50;70)により少なくとも2つのハーフ
シェル(1〜8;60)を互いに整合し、各ハーフシェ
ル(1〜8;60)が上方エッジ(21;61)および
底部リップ(22)を含み、リップ(22)によって構
成された底部(14)上の前記上方エッジ(21;6
1)の間にキーストーン形成材料を注入し、ハーフシェ
ル(1〜8;60)を連続的に横方向に連結する、ヴォ
ールトを建築するための方法であって、各ベアリング部
品(30、50;70)をハーフシェル(1〜8;6
0)に取り外し自在に固定し、ハーフシェルの底部リッ
プ(22)を互いに当接することなく、それらのベアリ
ング部品(30、50;70)を介し、2つのハーフシ
ェル(1〜8;60)を一時的に互いに整合し、キース
トーン形成材料を注入した後にベアリング部品(30、
50;70)を取り外し、ベアリング部品(30、5
0;70)からハーフシェル(1〜8;60)へ荷重を
移動させることを特徴とするヴォールトを建築する方
法。 - 【請求項2】前記ベアリング部品(30、50;70)
の少なくとも一部を前記ハーフシェル(1〜8;60)
の上に配置した、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】前記ベアリング部品の少なくとも一部を前
記ハーフシェルの下方に配置した、請求項1記載の方
法。 - 【請求項4】ハーフシェル(2;60)と一体的なベア
リングシュー(23;63)へ前記部品(30;70)
の固定フット(32;72)を固定することにより、ハ
ーフシェル(2)に各ベアリング部品(30;70)を
固定した、請求項1記載の方法。 - 【請求項5】各ベアリング部品を固定するために、ハー
フシェルに形成された孔にブッシュを挿入し、固定要素
をブッシュ内にネジ留めすることによりベアリング部品
を固定した、請求項1記載の方法。 - 【請求項6】荷重を移動するように2つの嵌合した部品
(30、50;70)を分離した、請求項1記載の方
法。 - 【請求項7】2つの長手方向の列(10、11)に端部
から端部へ2つの複数のハーフシェル(1〜8;60)
を設置し、雄型および雌型の一方のベアリング部品が他
方の型のベアリング部品を支持するように嵌合された、
雄型および雌型の少なくとも2つの支持する(30、5
0;70)により2つの列の一方の各ハーフシェルを他
方の列のハーフシェルに整合する、請求項1記載の方
法。 - 【請求項8】端部ハーフシェル(1、2、7、8)およ
び中間ハーフシェル(3〜6)によってヴォールトを建
築し、雄型のベアリング部品(50)と雌型のベアリン
グ部品(30)の2つを各中間ハーフシェル(3〜6)
に固定し、2つの列(10、11)のそれぞれのハーフ
シェル(1〜8)を互い違いに配置する、請求項1記載
の方法。 - 【請求項9】横断ベアリングアーム(31;71)を含
み、請求項1の方法に従って建築されたヴォールトのハ
ーフシェルを互いに整合するためのベアリング部品であ
って、前記ベアリング部品が横方向アーム(31;7
1)にほぼ直角な取り外し自在な固定手段(32;7
2)を含むことを特徴とするベアリング部品。 - 【請求項10】固定ボルトが挿入される通路が設けられ
ている、請求項9記載のベアリング部品。 - 【請求項11】前記固定手段が固定フット(32;7
2)を含む、請求項9記載のベアリング部品。 - 【請求項12】前記ベアリングアーム(31;71)
は、長さが調節自在となっている、請求項9記載のベア
リング部品。 - 【請求項13】ベアリング部品を取り外し自在に嵌合す
るための手段(23;63)を含むことを特徴とする、
請求項1に記載の方法によりヴォールトを建築するため
のハーフシェル。 - 【請求項14】前記ベアリング部品が嵌合される手段が
外側シュー(23)を含む、請求項13記載のハーフシ
ェル。 - 【請求項15】前記ベアリング部品が嵌合される手段が
内側シュー(63)を含む、請求項13記載のハーフシ
ェル。 - 【請求項16】前記ベアリング部品が嵌合される手段が
ねじ切りされたブッシュを含む、請求項13記載のハー
フシェル。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9809688A FR2781828B1 (fr) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | Procede de realisation d'une voute, piece d'appui et demi-coquille pour la realisation de la voute |
FR9809688 | 1998-07-29 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000087697A true JP2000087697A (ja) | 2000-03-28 |
Family
ID=9529138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11214014A Pending JP2000087697A (ja) | 1998-07-29 | 1999-07-28 | ヴォ―ルトを建築するための方法、ヴォ―ルトを建築するためのベアリング部品およびハ―フシェル |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0976877A1 (ja) |
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AU (1) | AU4233299A (ja) |
BR (1) | BR9903829A (ja) |
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- 1998-07-29 FR FR9809688A patent/FR2781828B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1999
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- 1999-07-29 US US09/363,503 patent/US6205605B1/en not_active Expired - Fee Related
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