JP2000086183A - フォークリフトにおけるlpgタンク搭載装置 - Google Patents

フォークリフトにおけるlpgタンク搭載装置

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JP2000086183A JP26575598A JP26575598A JP2000086183A JP 2000086183 A JP2000086183 A JP 2000086183A JP 26575598 A JP26575598 A JP 26575598A JP 26575598 A JP26575598 A JP 26575598A JP 2000086183 A JP2000086183 A JP 2000086183A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、重労働や危険な作業を排除し、L
PGタンクを容易に交換でき、確実にカウンタウエイト
上面に搭載し得るフォークリフトにおけるLPGタンク
搭載装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 フォークリフトのカウンタウエイト上面
にベースブラケットを設置し、該ベースブラケットにス
ライド可能に中間ブラケットを設け、該中間ブラケット
に、カウンタウエイト上面より車体側面下方まで回動可
能としたインナーブラケットを設け、該インナーブラケ
ットにLPGタンクを装着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リキッド プロパ
ン ガス(以下LPGとする)を燃料とするフォークリ
フトにおけるLPGタンクの搭載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】普通、LPGを燃料とするフォークリフ
トにおいては、フォークリフトのカウンタウエイト上面
上にLPGタンクを搭載している。フォークリフトのカ
ウンタウエイト上面は地上より1.2m殆の高さであ
り、LPGタンクは35〜50kgの重量物である。こ
の、LPGタンクの交換作業は、それを取り扱う専用の
装置はなく、ー般的に人手によりLPGタンクをカウン
タウエイト上面まで持ち上げ、下げして行なわれてい
る。
【0003】また、他のフォークリフトによってLPG
タンクをカウンタウエイトの上面高さまで持ち上げ、そ
れを人手によってカウンタウエイト上に引きずり込んで
搭載することもあったが、何れにしても作業員の腰より
高い位置で重量物を取り扱う作業であり、重労働である
とともに、危険を伴う作業であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、重労働や危
険な作業を排除し、LPGタンクを容易に交換でき、そ
して、確実にカウンタウエイト上面に搭載し得るフォー
クリフトのLPGタンク搭載装置を得ることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、フォークリフ
トのカウンタウエイト上面にベースブラケットを設置
し、該ベースブラケットにスライド可能にして中間ブラ
ケットを設け、該中間ブラケットに、カウンタウエイト
上面より車体側面下方まで約90度回動可能としたイン
ナーブラケットを設け、該インナーブラケットにLPG
タンクを装着するようにした。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明するが、まず、図1〜図4に沿って本発明の概要
を説明し、次いで、図5〜図10に沿って部分構造を説
明する。図1は本発明の搭載装置を用いてLPGタンク
を搭載している状態を示す側面図であり、図2は同じく
正面図(フォークリフトとしてはリヤーフロント)であ
る。図3はLPGタンク交換状況を示すもので、搭載装
置をサイドダウンした状態を示す図であり、図4は同じ
くLPGタンクを着脱交換する状態を示す図である。
【0007】図において、Aはフォークリフト本体、B
はフォークリフトのカウンタウエイト、CはLPGタン
ク、DはカウンタウエイトBの上面に取り付けられ、L
PGタンクCを装着するLPGタンク搭載装置である。
このLPGタンク搭載装置Dは、カウンタウエイトBの
上面に固定されるベースブラケットEと、このベースブ
ラケットEにガイドローラを介してスライド可能に設け
られる中間ブラケットFと、この中間ブラケットFに設
けられたガイドプレートの山型溝にローラガイドされ、
カウンタウエイトBの上面より車体側面下方まで約90
度回動可能としたインナーブラケットGとより構成され
ている。
【0008】そして、このインナーブラケットGにLP
GタンクCを装着するようになっている。従って、車体
側面下方の位置においてLPGタンクCを着脱交換し、
カウンタウエイトBの上面に回動移動して搭載すること
ができる。
【0009】図5は、ベースブラケットEの構造を示す
斜視図である。1はベースブラケットEの底板であっ
て、カウンタウエイトBの上面にボルト固定される。該
底板1には、左右両サイドに内側に向けて側部材である
C型鋼2が固定されている。C型鋼2の一端には上部に
切り欠き部が有り、この切り欠き部より上面が少し出る
ようにしてガイドローラ3が回転自在に軸着されてい
る。
【0010】4は、C型鋼2のガイドローラ3の軸着側
と反対側の端部にボルト固定されたローラストッパであ
り、5は、C型鋼2の中間部内側に溶接等で固定された
ローラストッパである。6は上面2箇所に、後述する中
間ブラケットFのレバーロックのロック片が入り込む切
り欠き溝6′を設けたガイドレールであって、一方のC
型鋼2の上面に溶接等により取り付けられている。7は
底板1を水平に設置するため、底板1より延在された取
り付け部である。
【0011】図6は、中間ブラケットFの構造を示す斜
視図である。8は中間ブラケットFの底板であって、該
底板8の両サイドには、外向きに側部材であるC型鋼9
が固定されている。このC型鋼9の一端には下部に切り
欠き部が有り、この切り欠き部より下面が少し出るよう
にしてガイドローラ10が回転自在に軸着されている。
11は、ガイドローラ10が軸着された側と反対側の端
部にボルト固定されたローラストッパである。
【0012】12は、C型鋼9上に溶接等により取り付
けられたガイドプレートであり、後述するインナーブラ
ケットのガイドローラをガイドする山形溝12′を有し
ている。該山形溝12′は、スライドする方向に向かっ
て水平部を有し、水平部に続いて山形部が形成され、そ
の端部は跳ね上げた格好で折曲し、終端部には切り込み
窪みが形成されている。なお、スライドする方向とは説
明の便宜上、インナーブラケットが車体側面に回動する
方向、つまり、図3、図4において図示左側にスライド
する方向を指し、その方向を前方として説明する。
【0013】13は、一方のガイドプレート12に回動
可能にピン着されたレバーロックであり、ガイドプレー
ト12に取り付けられたバネ14が連結されていて、常
時は前述したベースブラケットEに固定されたガイドレ
ール6の切り欠き溝6′にロック片13′が入り込む方
向に付勢されている。15は、底板8の前方に回転自在
に取り付けられたローラであって、後述するインナーブ
ラケットをスライド自在に支持すると共に、インナーブ
ラケットが回動するときの支点となる。
【0014】16は、中間ブラケットFとインナーブラ
ケットGとの間に配置された位置エネルギー蓄積装置で
あって、この実施例ではガススプリングが使用されてお
り、そのロッド部がC型鋼9の前方下部にピン着され、
シリンダ部はインナーブラケットGに連結されている。
17は、中間ブラケットFの内側に固定され、インナー
ブラケットGを収納したときのインナーブラケット固定
用のブラケットである。
【0015】図7は、ベースブラケットEに中間ブラケ
ットFを組み付けた状態を示す断面図であり、図の左側
は中間ブラケットFがスライドする前方部を示してお
り、図の右側は後方部を示している。図示のごとくベー
スブラケットEのガイドローラ3が中間ブラケットFを
上向きに支え、中間ブラケットFのガイドローラ10が
ベースブラケットEを下向きに支える形となり、中間ブ
ラケットFは、収納位置より、ガイドローラ10がベー
スブラケットEの中間部に固定されたローラストッパ5
に接当するまでの間でスライド可能となっている。
【0016】ベースブラケットEのローラストッパ4、
中間ブラケットFのローラストッパ11の固定用のボル
ト穴は長穴に形成されており、ベースブラケットEと中
間ブラケットFを組み立て、中間ブラケットFを収納し
た状態でガイドローラ3、10とローラストッパ11、
4が密着するように調整して固定される。これによっ
て、中間ブラケットFの収納状態における抜け止めおよ
びガタ止め機能が果たされる。
【0017】図8は、インナーブラケットGの構造を示
す斜視図である。インナーブラケットGは底板18、両
側板19、正面板20で構成される浅い函型構造であ
る。正面板20は一部分が延在した形状となっており、
LPGタンク交換時に一時タンクを乗せかけるようにな
つている。また、その先端には爪20′が形成されてお
り、LPGタンクを乗せかける際に、まずタンク底のリ
ングを爪20′に引っかけるようになっている。
【0018】21は、インナーブラケットGを引き出す
ための把手である。また、22はインナーブラケットG
のロック装置のプッシュレバーである。23は、LPG
タンク載置用プレートであり、24は、LPGタンク固
定用バンドである。25は、側板19に回転自在に取り
付けられたガイドローラであって、前述の中間ブラケッ
トFのガイドプレート12の山形溝12′に嵌め合わさ
れた格好で取り付けられている。
【0019】26はリンクプレートであって、インナー
ブラケットGの端部に揺動可能に取り付けられ、前述し
たガススプリング16のシリンダ部をピン止めしてい
る。27はリンクストッパであつて、インナーブラケッ
トGに固定されており、リンクプレート26の回動を規
制している。28は側板19の前方端部に固定されたガ
イドであり、中間ブラケットFの内側に固定した固定用
ブラケット17を、インナーブラケットGを中間ブラケ
ットFに収納、固定するときガイドするようになってい
る。
【0020】次に、図9、図10に平面図を示すインナ
ーブラケットGのロック装置について説明する。29は
底板18上に回動可能に軸支持されたリンクであり、3
0は側板19と、底板18上に固定された支持プレート
31とにより進退可能に支持されたロックバーであっ
て、該リンク29とロックバー30とはロッド32によ
って連結されている。
【0021】ロックバー30にはバネ34が装着されて
いる。該バネ34は、ロックバー30に差し込まれる割
りピン33と支持プレート31との間に装着されてい
る。また、リンク29には正面板20と支持プレート3
1とにより進退可能に支持されたプッシュレバー22が
連結されている。
【0022】このような構成であるから、図10に示す
ようにプッシュレバー22を押し込むと、リンク29が
回動し、バネ34のバネ力に抗してロックバー30を後
退させ、ロックバー30を中間ブラケットFの固定用ブ
ラケット17の挿入穴から抜き出すことになり、ロック
が解除される。この状態でインナーブラケットGは引き
出し可能となる。
【0023】インナーブラケットGを収納する場合は、
インナーブラケットを押し込んで行けば、ロックバー3
0が固定用ブラケット17の挿入穴の位置に至り、図9
に示すようにバネ34のバネ力によって、ロックバー3
0がブラケット17の挿入穴に入ることになる。これに
よって、中間ブラケットFにインナーブラケットGを収
納し、ロックすることができる。
【0024】なお、ガイドローラ3、10についてはベ
ヤリングが使用され、ローラ15やガイドローラ25に
ついてはベヤリングあるいはカムフォロア等が使用され
る。また、図13に示すように、インナーブラケットG
の裏面にはガイド35が固定されており、インナーブラ
ケットGが回動し、下動するときローラ15に被さり、
インナーブラケットGが左右方向にずれないようにして
いる。また、位置エネルギー蓄積装置16については、
ガススプリングの他コイルバネやスプリングバランサー
等も使用し得る。
【0025】本発明の構成は以上の通りであって、次に
その操作について図11〜図16により説明する。今、
搭載しているLPGタンクCを交換する場合は、まず、
図11に示す収納位置において、レバーロック13のレ
バーを操作してロック片13′をガイドレール6の切り
欠き溝6′より外す、これによりベースブラケットEと
中間ブラケットFとのロックが解除されるので、把手2
1を引っ張って中間ブラケットFをスライドさせる。
【0026】そして、中間ブラケットFのガイドローラ
10がベースブラケットEのローラストッパ5に接触す
ると、スライドはストップする。また、その位置におい
て図12に示すごとくレバーロック13のロック片1
3′がガイドレール6の前方の切り欠き溝6′に自動的
に嵌まる。従って、中間ブラケットFは半分程度がベー
スブラケットEから抜け出し、その先部はカウンタウエ
イトBの側方より少しオーバハングするような状態でロ
ックされることになる。
【0027】この状態で、今度はインナーブラケットG
のプッシュレバー22を押すと、インナーブラケットG
のロックが開放されるので、同じく把手21を引っ張っ
てインナーブラケットGをスライドさせる。インナーブ
ラケットのガイドローラ25はガイドプレート12の山
形溝12′に嵌まっているので、インナーブラケットG
のスライドは、中間ブラケットFに取り付けたローラ1
5に支持され、山形溝12′に沿ったスライドとなる。
【0028】まず、図13に示す収納位置から、インナ
ーブラケットGとLPGタンクCとの重量の重心がロー
ラ15を越えない近傍の位置までは、山形溝12′の水
平な溝部分をガイドローラ25が移動するので、インナ
ーブラケットGは水平にスライド移動する。このとき、
リンクプレート26がインナーブラケットGへのピン着
点を中心に回転するので、ガススプリング16を押し縮
めようとする力は働かない。インナーブラケットGはロ
ーラ15に支持され、スムーズにスライドする。
【0029】そして、図14に示すごとく水平移動後、
インナーブラケットGとLPGタンクCとの重量の重心
がローラ15の中心に至ったときには、山形溝12′は
山形になっており、上向きにスライド可能となる。つま
り、インナーブラケットGはローラ15を支点にして回
転可能となる。従って、この状態で把手21を軽く押し
下げると、インナーブラケットGは起き上がるように回
転移動する。
【0030】このとき、ガススプリング16の中間ブラ
ケットFへのピン着点がローラ15の近くにあるため、
ガススプリング16の長さは殆ど変わらず、ガススプリ
ング16を押し縮めようとする力は働かず、インナーブ
ラケットGの回転移動を阻むことはない。
【0031】このようにして、インナーブラケットGを
ある程度の角度まで起き上がらせながら、さらに把手2
1を押し下げると、インナーブラケットGはローラ15
を支点として回転しながら、山形溝12′の軌道に沿っ
て上下方向にスライドする。インナーブラケットGが下
向きにスライドする際、リンクプレート26はリンクス
トッパー27に当たっており、回転が規制されるので、
これによりガススプリング16を押し縮めようとする力
が働くようになる。図15はインナーブラケットGが下
方端に至り、ガススプリング16が縮んだ状態を示して
いる。
【0032】ガススプリング16の反力はインナーブラ
ケットGを押し上げようとする力となるものであるか
ら、この反力をインナーブラケットGとLPGタンクC
との重量と釣り合うように設定しておけば、インナーブ
ラケットGの上下方向スライドに必要な操作力は軽微な
ものとなる。LPGタンクCの重量は、ガス充填時と空
のときとでは15〜20kgの差があるので、ガススプ
リング16の反力をLPGタンクCが空のときの重量で
釣り合わせるようにしておけば、空タンクを降ろすとき
は殆ど操作力を必要とせず、充填タンクを上げるときに
は15〜20kg程度の操作力で済むことになる。
【0033】図16に示すように、インナーブラケット
Gの上下スライドが終端にきたときには、インナーブラ
ケットGはほぼ直立状態となる。このとき、ガススプリ
ング16は最も縮んだ状態となっている。LPGタンク
Cを装着した状態では、その自重力により山形溝12′
の終端でインナーブラケットGが保持される。
【0034】ここで、LPGタンクCを交換するわけで
あるが、この状態でLPGタンクCはインナーブラケッ
トGの正面板20に支持されているので、固定用バンド
24を外し、また、燃料ホース(図示せず)の連結を解
いてフリーな状態にする。正面板20上でフリーな状態
になったLPGタンクCを手前に引き寄せ、底のリング
部を正面板20の爪20′に引っ掛けて横倒し状にして
から、これを両抱えにして降ろす。
【0035】LPGタンクCが降ろされた状態になる
と、インナーブラケットGのみの重量に対し、ガススプ
リング16の反力の方が勝るので、インナーブラケット
Gを上方へ押し上げようとする力が働くが、このとき、
山形溝12′の端部には切り欠き窪みが形成されている
ので、該窪みにインナーブラケットGのガイドローラ2
5が入り込み、インナーブラケットGをその位置に保持
することになる。
【0036】ガスを充填した新しいLPGタンクCを搭
載するときは、横向きにしたタンクを持ち上げ、タンク
底のリングを正面板20の爪20′に引っ掛ける。そし
て、先部を持って起こして行き、インナーブラケットG
に立てかけてから、バンド24で固定し、燃料ホースを
連結する。新しいタンクを載せかけたときから、その重
量によって、ガイドローラ25は山形溝12′の端部の
切り欠き窪みから外れているので、把手21を少し手前
に引きながら持ち上げて行けば、前記と逆のスライドに
よりインナーブラケットGは上部に移動され、水平に向
けられる。
【0037】インナーブラケットGを中間ブラケットF
に収納するには、水平にスライドさせて押し込んで行け
ば、ロックバー30が中間ブラケットFの固定用ブラケ
ット17の挿入穴に入り、自動的にロックされる。次
に、中間ブラケットFは、ベースブラケットEにロック
されているので、レバーロック13のレバーを操作し、
ロック片13′をガイドプレート6の切り欠き溝6′か
ら外して、ロックを解除し、収納方向にスライドさせ
る。収納位置までスライドさせると、ロック片13′が
ガイドプレート6の収納側の切り欠き溝6′に嵌まり、
中間ブラケットFがロックされる。
【0038】このようにして、LPGタンクCがカウン
タウエイトB上に交換、搭載されるわけであるが、LP
GタンクCを横向きにし、また、起こすときには正面板
20の爪20′に引っ掛けて行なうので、LPGタンク
Cの重量の半分を支えればよいことになる。
【0039】また、交換したLPGタンクCをスライド
移動させるときには、位置エネルギー蓄積装置の反力を
利用するので、充填時と空のときの重量差分の操作力で
よいことになる。さらに、充填タンクを正面板に載せか
けるときには、フル重量となるが、このときは床面より
膝程度までの持ち上げであって、腰より高い位置まで持
ち上げるような重労働にはならない。
【0040】
【発明の効果】本発明は、ベースブラケットをカウンタ
ウエイト上面に固定し、該ベースブラケットに、車体側
方位置までスライド可能とした中間ブラケットを設け、
該中間ブラケットに、カウンタウエイト上面より車体側
面下方までスライドし、回動するインナーブラケットを
設け、該インナーブラケットにLPGタンクを装着する
ようにしたので、LPGタンクを交換する際、車体側面
下方でタンクを取り外し、取り付けすることができるよ
うになった。
【0041】また、タンクの取り外し、取り付けにあた
っては、タンクを床面から膝の高さ程度まで持ち上げれ
ばよく、重量物を腰の高さ以上に持ち上げ、下げするよ
うな重労働、危険作業を行なう必要がなくなった。さら
に、中間ブラケットとインナーブラケットとの間に、位
置エネルギー蓄積装置を介在させたので、インナーブラ
ケットをスライド、回動させるための操作力は軽いもの
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搭載装置を用いてLPGタンクを搭載
している状態を示す側面図。
【図2】同じく正面図。
【図3】同じく搭載装置をサイドダウンした状態を示す
図。
【図4】同じくLPGタンクを着脱交換する状態を示す
図。
【図5】ベースブラケットの構造を示す斜視図。
【図6】中間ブラケットの構造を示す斜視図。
【図7】ベースブラケットに中間ブラケットを組み付け
た状態を示す断面図。
【図8】インナーブラケットの構造を示す斜視図。
【図9】インナーブラケットのロック装置を示す平面
図。
【図10】同じくロックを解除した状態を示す平面図。
【図11】中間ブラケットの収納状態を示す側面図。
【図12】中間ブラケットの引き出し状態を示す側面
図。
【図13】インナーブラケットの収納状態を示す側面
図。
【図14】同じくスライドした状態を示す側面図。
【図15】同じく回動した状態を示す側面図。
【図16】同じく回動端における状態を示す側面図。
【符号の説明】
A フォークリフト E ベースブラケッ
ト B カウンタウエイト F 中間ブラケット C LPGタンク G インナーブラケ
ット D LPGタンク搭載装置 1 底板 18 底板 2 C型鋼 19 側板 3 ガイドローラ 20 正面板 4 ローラストッパ 20′爪 5 ローラストッパ 21 把手 6 ガイドレール 22 プッシュレバー 6′切り欠き溝 23 載置用プレート 7 取り付け部 24 固定用バンド 8 底板 25 ガイドローラ 9 C型鋼 26 リンクプレート 10 ガイドローラ 27 リンクストッ
パ 11 ローラストッパ 28 ガイド 12 ガイドプレート 29 リンク 12′山形溝 30 ロックバー 13 レバーロック 31 支持プレート 13′ロック片 32 ロッド 14 バネ 33 割りピン 15 ローラ 34 バネ 16 ガススプリング 35 ガイド 17 固定用ブラケット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォークリフトのカウンタウエイト上面に
    ベースブラケットを設置し、該ベースブラケットに、ス
    ライド可能として中間ブラケットを設け、該中間ブラケ
    ットに、カウンタウエイト上面より車体側面下方までス
    ライドし、回動可能としたインナーブラケットを設け、
    該インナーブラケットにLPGタンクを装着するように
    したことを特徴とするフォークリフトにおけるLPGタ
    ンク搭載装置。
  2. 【請求項2】ベースブラケットに固定したガイドローラ
    で中間ブラケットを支え、中間ブラケットに固定したガ
    イドローラでベースブラケットを支えるようにして設け
    たこれ等ガイドローラにより、中間ブラケットをベース
    ブラケットに対しスライド可能としたことを特徴とする
    請求項1記載のフォークリフトにおけるLPGタンク搭
    載装置。
  3. 【請求項3】中間ブラケットに固定したガイドプレート
    に山形溝を設け、該山形溝に、インナーブラケットに固
    定したガイドローラを嵌め合わせ、インナーブラケット
    を山形溝に沿って上下方向にスライドして回動させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のフォークリフ
    トにおけるLPGタンク搭載装置。
  4. 【請求項4】中間ブラケットとインナーブラケットとの
    間に位置エネルギー蓄積装置を介在させ、空タンクの下
    降時の位置エネルギーを充填タンクの上昇力に利用する
    ことを特徴とする請求項1記載のフォークリフトにおけ
    るLPGタンク搭載装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1689667A2 (en) * 2003-12-04 2006-08-16 Mitsubishi Caterpillar Forklift America Inc. Swing down fuel tank bracket
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