JP2000086151A - クレーンの共吊り運転制御方法 - Google Patents
クレーンの共吊り運転制御方法Info
- Publication number
- JP2000086151A JP2000086151A JP10262729A JP26272998A JP2000086151A JP 2000086151 A JP2000086151 A JP 2000086151A JP 10262729 A JP10262729 A JP 10262729A JP 26272998 A JP26272998 A JP 26272998A JP 2000086151 A JP2000086151 A JP 2000086151A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cranes
- crane
- input
- signals
- disposed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Abstract
2台のクレーンを連動して走行及び横行並びに昇降させ
ることにより、作業効率を向上する。 【解決手段】 2台のクレーン1A,1Bの無線受信機
11A,11Bで受信した無線操作器2からの操作信号
を、双方向無線送受信機12A,12Bで送受信し、こ
の操作信号を操作信号不一致検出手段19A1,19B1
で比較する。操作信号の不一致を検出したとき、両クレ
ーンのシーケンサ13A,13Bに対する操作信号を遮
断するとともに、シーケンサとインバータ装置14A,
14B間の入出力信号を、光空間伝送装置15A,15
Bで送受信し、この入出力信号を入出力信号不一致検出
手段19A2,19B2で比較する。入出力信号の不一致
を検出したとき、両クレーンのインバータ装置に対する
指令信号を遮断するようにする。
Description
量物を2台のクレーンを用いて共吊り運転するクレーン
の共吊り運転制御方法に関し、特に、機械的に連結して
いない2台のクレーンを用いて、両クレーンの連動状態
を確認しながらクレーンを運転することにより、高い安
全性を確保することができるようにしたクレーンの共吊
り運転制御方法に関するものである。
を用いて共吊り運転するクレーンの共吊り運転制御方法
として、従来、 2台のクレーンを機械的に連結する方法 反射距離計を用いたフィードバック制御方法 等が用いられていた。
は、2台のクレーンを機械的に連結するため、2台のク
レーンを高い精度で連動して走行させることができると
いう利点を有する反面、2台のクレーンを、作業形態に
応じて、その都度、連結、分離する作業が必要となり、
このクレーンの連結、分離作業に手数を要するという問
題があった。また、2台のクレーンを機械的に連結する
だけでは、2台のクレーンの横行やフックの昇降を連動
させることができず、このため、横行や昇降を連動させ
るために他の手段を併用する必要があり、装置の構成が
複雑になるという問題があった。
ィードバック制御を行うため、2台のクレーンを連動し
て走行及び横行させることができるという利点を有する
反面、この場合も、反射距離計を用いたフィードバック
制御だけでは、2台のクレーンのフックの昇降を連動さ
せることができず、このため、昇降を連動させるために
他の手段を併用する必要があり、装置の構成が複雑にな
るという問題があった。
レーンのフックの昇降を連動させる方法として、クレー
ンのフックの位置を検出し、検出したフックの位置の差
に応じて昇降用モータの速度を加減速制御する方法を提
案した(特公平6−76187号公報参照)。この方法
と、上記の方法を組み合わせることにより、機械的に
連結していない2台のクレーンを連動して走行及び横行
並びに昇降させることができることとなるが、両者の制
御方式が異なること等から、上述のとおり、装置の構成
が複雑になり、また、取扱性の点でも問題があった。ま
た、上記の反射距離計を用いたフィードバック制御
は、応答速度の点で問題があるため、クレーンを高速で
運転することができず、このため、クレーンの作業効率
が低いという問題があった。
転制御方法の有する問題点に鑑み、車輌等の長大な重量
物を機械的に連結していない2台のクレーンを用いて共
吊り運転する場合において、簡易な統一的な方式で、か
つ、応答速度を高めて、2台のクレーンを連動して走行
及び横行並びに昇降させることにより、クレーンの作業
効率を向上することができるようにしたクレーンの共吊
り運転制御方法を提供することを目的とする。
め、本発明のクレーンの共吊り運転制御方法は、車輌等
の長大な重量物を2台のクレーンを用いて共吊り運転す
るクレーンの共吊り運転制御方法において、両クレーン
に配設した無線受信機により受信した無線操作器からの
操作信号を、両クレーンに配設した多重伝送手段により
送受信し、該操作信号を操作信号不一致検出手段により
比較して、操作信号の不一致を検出したとき、両クレー
ンに配設したシーケンサに対する操作信号を遮断するよ
うにするとともに、両クレーンに配設したシーケンサと
駆動源間の入出力信号を、両クレーンに配設した多重伝
送手段により送受信し、該入出力信号を入出力信号不一
致検出手段により比較して、入出力信号の不一致を検出
したとき、両クレーンに配設した駆動源に対する指令信
号を遮断するようにしたことを特徴とする。ここで、多
重伝送手段及び不一致検出手段は、当該手段が取り扱う
信号、すなわち、操作信号、入出力信号(他の信号につ
いても同様)毎に、それぞれ独自の装置又は回路で以て
構成するようにするほか、必要に応じて、その一部又は
全部を共通の装置又は回路で以て構成するようにするこ
とができる。
台のクレーンに配設した無線受信機により受信した無線
操作器からのクレーンに対する操作信号を、多重伝送手
段により相互に送受信し、操作信号不一致検出手段によ
り比較して、操作信号の不一致を検出したとき、両クレ
ーンに配設したシーケンサに対する操作信号を遮断する
ことにより、2台のクレーンの運転を停止する。また、
2台のクレーンに配設したシーケンサと駆動源間の入出
力信号を、多重伝送手段により相互に送受信し、入出力
信号不一致検出手段により比較して、入出力信号の不一
致を検出したとき、両クレーンに配設した駆動源に対す
る操作信号を遮断することにより、2台のクレーンの運
転を停止する。
段による操作信号の不一致の検出時間が、予め設定した
所定時間継続したとき、両クレーンに配設したシーケン
サに対する操作信号を遮断するように構成することがで
きる。
り操作信号の不一致として検出される、操作信号に含ま
れるノイズや反射波との干渉等のうち、2台のクレーン
を連動して走行及び横行並びに昇降させるために実質的
に影響を及ぼさない要因を排除して、クレーンの運転を
安定して行うことができる。
出力信号の不一致の検出時間が、予め設定した所定時間
継続したとき、両クレーンに配設した駆動源に対する指
令信号を遮断するように構成することができる。
より入出力信号の不一致として検出される、入出力信号
に含まれるノイズや反射波との干渉等のうち、2台のク
レーンを連動して走行及び横行並びに昇降させるために
実質的に影響を及ぼさない要因を排除して、クレーンの
運転を安定して行うことができる。
ンコーダにより検出したクレーン運転速度と定格速度の
間に、予め設定した値以上の差が生じたとき、これを両
クレーンに配設した多重伝送手段により送受信し、両ク
レーンに配設した駆動源に対する指令信号を遮断するよ
うに構成することができる。
のフックの位置の差を、両クレーンに配設した速度検出
用エンコーダにより検出したクレーン運転速度と定格速
度の間の差によって検出するようにし、この差が予め設
定した値以上となったとき、両クレーンに配設した駆動
源に対する指令信号を遮断することによって、2台のク
レーンを連動して走行及び横行並びに昇降させるために
実質的に影響を及ぼさない程度の2台のクレーンの位置
及びそのフックの位置の差を排除して、クレーンの運転
を安定して行うことができる。
ッチの少なくとも一方が動作したとき、これを両クレー
ンに配設した多重伝送手段により送受信し、両クレーン
に配設した駆動源に同じ指令信号を出力するように構成
することができる。
じて、確実に、2台のクレーンを連動して走行及び横行
並びに昇降させることができる。
成することができる。
簡易に、かつ確実に行うことができる。
運転制御方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に、本発明のクレーンの共吊り運転制御方法を実施
するためのクレーン装置の一例を示す。
物を、機械的に連結していない2台のクレーン1A,1
Bを用い、クレーン1A,1Bのフック(図示省略)に
共吊りするようにして、無線操作器2から発せられる操
作信号により、クレーン1A,1Bを走行及び横行並び
にクレーン1A,1Bのフックを昇降させる方向及びそ
の速度を設定して、2台のクレーン1A,1Bを連動さ
せながら運転するためのものである。
設した無線受信機11A,11Bによりそれぞれ受信し
た無線操作器2からの操作信号(例えば、クレーン1
A,1Bを走行及び横行並びにクレーン1A,1Bのフ
ックを昇降させる方向及びその速度の指令信号)のう
ち、クレーン1A,1Bを連動させる共通の操作信号
を、両クレーン1A,1Bに配設した多重伝送装置とし
ての双方向無線送受信機12A,12Bにより両クレー
ン1A,1B間において相互に送受信し、この操作信号
を操作信号不一致検出手段19A1,19B1により比較
して、操作信号の不一致を検出したとき、両クレーン1
A,1Bに配設したシーケンサ13A,13Bに対する
操作信号を遮断することにより、不一致の操作信号によ
って、2台のクレーン1A,1Bが誤動作する前の段階
で、クレーン1A,1Bの運転を停止するようにする。
この場合、無線操作器2からの操作信号のうち、クレー
ン1A,1B各々に対する単独の操作信号は、無線受信
機11A,11Bからクレーン1A,1Bに配設したシ
ーケンサ13A,13Bに直接入力するように構成す
る。
段19A1,19B1による操作信号の不一致の検出時間
が、予め設定した所定時間T1継続したとき、両クレー
ン1A,1Bに配設したシーケンサ13A,13Bに対
する操作信号を遮断するように構成することにより、操
作信号不一致検出手段19A1,19B1により操作信号
の不一致として検出される、操作信号に含まれるノイズ
や反射波との干渉等のうち、2台のクレーン1A,1B
を連動して走行及び横行並びに昇降させるために実質的
に影響を及ぼさない要因を排除することができる。上記
所定時間T1は、クレーン装置の運転状態によって、任
意に設定することができるが、通常、多重伝送手段の伝
送遅れ時間の3〜5倍程度(ただし、0.5秒以下)に
設定するようにする。
ーン1A,1Bを走行及び横行並びにクレーン1A,1
Bのフックを昇降させる電動機16A,16B(図1に
おいては、各1個ずつを表示)の駆動源としてのインバ
ータ装置14A,14B(図1においては、各1個ずつ
を表示)間の入出力信号(例えば、シーケンサ13A,
13Bからインバータ装置14A,14Bに対する運転
指令及び速度指令、インバータ装置14A,14Bから
シーケンサ13A,13Bに対する出力周波数信号)
を、多重伝送装置としての光空間伝送装置15A,15
Bにより両クレーン1A,1B間において相互に送受信
し、この入出力信号を入出力信号不一致検出手段19A
2,19B2により比較して、入出力信号の不一致を検出
したとき、両クレーン1A,1Bに配設したインバータ
装置14A,14Bに対する指令信号を遮断することに
より、不一致の入出力信号によって、2台のクレーン1
A,1Bが誤動作する前の段階で、クレーン1A,1B
の運転を停止するようにする。
手段19A2,19B2による入出力信号の不一致の検出
時間が、予め設定した所定時間T2継続したとき、両ク
レーン1A,1Bに配設したインバータ装置14A,1
4Bに対する指令信号を遮断するように構成することに
より、入出力信号不一致検出手段19A2,19B2によ
り入出力信号の不一致として検出される、入出力信号に
含まれるノイズや反射波との干渉等のうち、2台のクレ
ーン1A,1Bを連動して走行及び横行並びに昇降させ
るために実質的に影響を及ぼさない要因を排除して、ク
レーン1A,1Bの運転を安定して行うことができる。
上記所定時間T2は、クレーン装置の運転状態によっ
て、任意に設定することができるが、通常、多重伝送手
段の伝送遅れ時間の3〜5倍程度(ただし、0.5秒以
下)に設定するようにする。
度検出用エンコーダ17A,17Bにより検出したクレ
ーン運転速度、具体的には、クレーン1A,1Bを走行
及び横行並びにクレーン1A,1Bのフックを昇降させ
る電動機16A,16Bの回転数と、定格速度、具体的
には、インバータ装置14A,14Bの出力周波数の間
に、予め設定した値以上の差が生じたとき、これを両ク
レーン1A,1Bに配設した多重伝送手段としての光空
間伝送装置15A,15Bにより両クレーン1A,1B
間において相互に送受信し、両クレーン1A,1Bに配
設したインバータ装置14A,14Bに対する指令信号
を遮断するように構成することにより、2台のクレーン
1A,1Bの位置及びそのフックの位置の差を、両クレ
ーン1A,1Bに配設した速度検出用エンコーダ17
A,17Bにより検出したクレーン運転速度と定格速度
の間の差によって検出するようにし、この差が予め設定
した値以上となったとき、両クレーン1A,1Bに配設
したインバータ装置14A,14Bに対する指令信号を
遮断することによって、2台のクレーン1A,1Bを連
動して走行及び横行並びに昇降させるために実質的に影
響を及ぼさない程度の2台のクレーン1A,1Bの位置
及びそのフックの位置の差を排除しながら、クレーン1
A,1Bの運転を停止するようにする。上記クレーン運
転速度と定格速度の間の差の設定値は、クレーン装置の
運転状態によって、任意に設定することができるが、通
常、定格速度の3〜10%、好ましくは、5%程度に設
定するようにする。
ミットスイッチ18A,18B、例えば、停止用リミッ
トスイッチ、減速用リミットスイッチ(図1において
は、各1個ずつを表示)の少なくとも一方が動作したと
き、これを両クレーン1A,1Bに配設した多重伝送手
段としての光空間伝送装置15A,15Bにより両クレ
ーン1A,1B間において相互に送受信し、両クレーン
1A,1Bに配設したインバータ装置14A,14Bに
同じ指令信号を出力するように構成することにより、リ
ミットスイッチ18A,18Bの動作に応じて、2台の
クレーン1A,1Bを連動して走行及び横行並びに昇降
させることができるようにする。
としての双方向無線送受信機12A,12B及び光空間
伝送装置15A,15B並びに操作信号不一致検出手段
19A1,19B1及び入出力信号不一致検出手段19A
2,19B2は、これらの手段が取り扱う信号、すなわ
ち、操作信号、入出力信号(他の信号についても同様)
毎に、それぞれ独自の装置又は回路で以て構成すること
により、ノイズ等の影響を受けにくいようにしたが、こ
のほか、必要に応じて、その一部又は全部を共通の装置
又は回路で以て構成するができる。なお、多重伝送手段
は、本例において用いた双方向無線送受信機12A,1
2B及び光空間伝送装置15A,15Bに限定されるも
のではないが、伝送遅れ時間が0.1秒以下の伝送速度
の速いものを使用することが好ましい。また、無線受信
機11A,11B及び無線操作器2並びに多重伝送手段
としての双方向無線送受信機12A,12Bは、ノイズ
等の影響を受けにくい特定小電力タイプ又はそれと同等
以上の送信出力を有する機器を使用することが好まし
い。
によれば、2台のクレーンに配設した無線受信機により
受信した無線操作器からのクレーンに対する操作信号
を、多重伝送手段により相互に送受信し、操作信号不一
致検出手段により比較して、操作信号の不一致を検出し
たとき、両クレーンに配設したシーケンサに対する操作
信号を遮断することにより、不一致の操作信号によっ
て、2台のクレーンが誤動作する前の段階で、クレーン
の運転を停止することができ、重大な事故の発生を未然
に防止し、クレーンの運転の安全性を向上することがで
きる。また、2台のクレーンに配設したシーケンサと駆
動源間の入出力信号を、多重伝送手段により相互に送受
信し、入出力信号不一致検出手段により比較して、入出
力信号の不一致を検出したとき、両クレーンに配設した
駆動源に対する操作信号を遮断することにより、不一致
の入出力信号によって、2台のクレーンが誤動作する前
の段階で、クレーンの運転を停止することができ、、重
大な事故の発生を未然に防止し、クレーンの運転の安全
性を向上することができる。そして、特に、2台のクレ
ーンに配設した無線受信機により受信した無線操作器か
らのクレーンに対する操作信号を、多重伝送手段により
相互に送受信し、操作信号不一致検出手段により比較す
るとともに、2台のクレーンに配設したシーケンサと駆
動源間の入出力信号を、多重伝送手段により相互に送受
信し、入出力信号不一致検出手段により比較するように
しているため、応答速度が早く、必要に応じて、クレー
ンを高速で運転することができ、2台のクレーンを連動
して走行及び横行並びに昇降させるための制御方式が統
一的で、かつ簡易であり、取扱性が良好なことと相俟っ
て、クレーンの作業効率を向上することができる。
信号の不一致の検出時間が、予め設定した所定時間継続
したとき、両クレーンに配設したシーケンサに対する操
作信号を遮断するように構成することにより、操作信号
不一致検出手段により操作信号の不一致として検出され
る、操作信号に含まれるノイズや反射波との干渉等のう
ち、2台のクレーンを連動して走行及び横行並びに昇降
させるために実質的に影響を及ぼさない要因を排除し
て、クレーンの運転を安定して行うことができる。
出力信号の不一致の検出時間が、予め設定した所定時間
継続したとき、両クレーンに配設した駆動源に対する指
令信号を遮断するように構成することにより、入出力信
号不一致検出手段により入出力信号の不一致として検出
される、入出力信号に含まれるノイズや反射波との干渉
等のうち、2台のクレーンを連動して走行及び横行並び
に昇降させるために実質的に影響を及ぼさない要因を排
除して、クレーンの運転を安定して行うことができる。
ンコーダにより検出したクレーン運転速度と定格速度の
間に、予め設定した値以上の差が生じたとき、これを両
クレーンに配設した多重伝送手段により送受信し、両ク
レーンに配設した駆動源に対する指令信号を遮断するよ
うに構成することにより、2台のクレーンの位置及びそ
のフックの位置の差を、両クレーンに配設した速度検出
用エンコーダにより検出したクレーン運転速度と定格速
度の間の差によって検出するようにし、この差が予め設
定した値以上となったとき、両クレーンに配設した駆動
源に対する指令信号を遮断することによって、2台のク
レーンを連動して走行及び横行並びに昇降させるために
実質的に影響を及ぼさない程度の2台のクレーンの位置
及びそのフックの位置の差を排除して、クレーンの運転
を安定して行うことができる。
ッチの少なくとも一方が動作したとき、これを両クレー
ンに配設した多重伝送手段により送受信し、両クレーン
に配設した駆動源に同じ指令信号を出力するように構成
することにより、リミットスイッチの動作に応じて、確
実に、2台のクレーンを連動して走行及び横行並びに昇
降させることができる。
成することにより、クレーンの運転制御を、より簡易
に、かつ確実に行うことができる。
法を実施するためのクレーン装置の一例を示す該略図で
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 車輌等の長大な重量物を2台のクレーン
を用いて共吊り運転するクレーンの共吊り運転制御方法
において、両クレーンに配設した無線受信機により受信
した無線操作器からの操作信号を、両クレーンに配設し
た多重伝送手段により送受信し、該操作信号を操作信号
不一致検出手段により比較して、操作信号の不一致を検
出したとき、両クレーンに配設したシーケンサに対する
操作信号を遮断するようにするとともに、両クレーンに
配設したシーケンサと駆動源間の入出力信号を、両クレ
ーンに配設した多重伝送手段により送受信し、該入出力
信号を入出力信号不一致検出手段により比較して、入出
力信号の不一致を検出したとき、両クレーンに配設した
駆動源に対する指令信号を遮断するようにしたことを特
徴とするクレーンの共吊り運転制御方法。 - 【請求項2】 操作信号不一致検出手段による操作信号
の不一致の検出時間が、予め設定した所定時間継続した
とき、両クレーンに配設したシーケンサに対する操作信
号を遮断するようにしたことを特徴とする請求項1記載
のクレーンの共吊り運転制御方法。 - 【請求項3】 入出力信号不一致検出手段による入出力
信号の不一致の検出時間が、予め設定した所定時間継続
したとき、両クレーンに配設した駆動源に対する指令信
号を遮断するようにしたことを特徴とする請求項1又は
2記載のクレーンの共吊り運転制御方法。 - 【請求項4】 両クレーンに配設した速度検出用エンコ
ーダにより検出したクレーン運転速度と定格速度の間
に、予め設定した値以上の差が生じたとき、これを両ク
レーンに配設した多重伝送手段により送受信し、両クレ
ーンに配設した駆動源に対する指令信号を遮断するよう
にしたことを特徴とする請求項1、2又は3記載のクレ
ーンの共吊り運転制御方法。 - 【請求項5】 両クレーンに配設したリミットスイッチ
の少なくとも一方が動作したとき、これを両クレーンに
配設した多重伝送手段により送受信し、両クレーンに配
設した駆動源に同じ指令信号を出力するようにしたこと
を特徴とする請求項1、2、3又は4記載のクレーンの
共吊り運転制御方法。 - 【請求項6】 駆動源を、インバータ装置により構成し
たことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の
クレーンの共吊り運転制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26272998A JP3477377B2 (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | クレーンの共吊り運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26272998A JP3477377B2 (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | クレーンの共吊り運転制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000086151A true JP2000086151A (ja) | 2000-03-28 |
JP3477377B2 JP3477377B2 (ja) | 2003-12-10 |
Family
ID=17379787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26272998A Expired - Lifetime JP3477377B2 (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | クレーンの共吊り運転制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3477377B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004024609A1 (ja) * | 2002-09-11 | 2004-03-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | エレベータの制御装置 |
EP1721862A3 (de) * | 2005-05-11 | 2007-11-07 | Terex-Demag GmbH & Co. KG | Gittermastkran zum Heben von schweren Lasten |
CN102556873A (zh) * | 2012-02-17 | 2012-07-11 | 中联重科股份有限公司 | 卷扬控制方法和装置、控制系统及工程机械 |
CN105016209A (zh) * | 2015-07-31 | 2015-11-04 | 成都新泰高技术科技有限公司 | 传感器独立多路输出装置及其输出方法 |
WO2016159249A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2016-10-06 | 株式会社タダノ | 移動式クレーンの表示装置及び移動式クレーンの同期装置。 |
CN110950245A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-03 | 法兰泰克重工股份有限公司 | 一种起重机控制电路和起重机 |
-
1998
- 1998-09-17 JP JP26272998A patent/JP3477377B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004024609A1 (ja) * | 2002-09-11 | 2004-03-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | エレベータの制御装置 |
EP1721862A3 (de) * | 2005-05-11 | 2007-11-07 | Terex-Demag GmbH & Co. KG | Gittermastkran zum Heben von schweren Lasten |
US7828163B2 (en) | 2005-05-11 | 2010-11-09 | Terex Demag Gmbh | Lattice boom crane for lifting heavy loads |
CN102556873A (zh) * | 2012-02-17 | 2012-07-11 | 中联重科股份有限公司 | 卷扬控制方法和装置、控制系统及工程机械 |
WO2016159249A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2016-10-06 | 株式会社タダノ | 移動式クレーンの表示装置及び移動式クレーンの同期装置。 |
JP2016190719A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 株式会社タダノ | 移動式クレーンの表示装置及び移動式クレーンの同期装置。 |
CN105016209A (zh) * | 2015-07-31 | 2015-11-04 | 成都新泰高技术科技有限公司 | 传感器独立多路输出装置及其输出方法 |
CN110950245A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-03 | 法兰泰克重工股份有限公司 | 一种起重机控制电路和起重机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3477377B2 (ja) | 2003-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101336203B (zh) | 电梯驱动系统中编码器故障的管理 | |
JP2000086151A (ja) | クレーンの共吊り運転制御方法 | |
CN110386555A (zh) | 缆索吊机集中控制系统 | |
JP2001302124A (ja) | エレベータ装置 | |
CN203658579U (zh) | 一种倒车雷达系统 | |
JPH1179659A (ja) | クレーンの半自動運転方法 | |
CN203529754U (zh) | 差速锁工作模式切换的控制系统及轮式起重机 | |
CN116891175A (zh) | 具有舱室分隔件的电梯系统 | |
JP3239229B2 (ja) | 車両の無線操縦システム | |
CN106429849A (zh) | 一种起重机蓝牙智能操控系统 | |
CN206033054U (zh) | 一种起重机蓝牙智能操控系统 | |
JPH07228481A (ja) | 自律対話走行運転方式 | |
JPH07206299A (ja) | エレベーターの安全信号伝送方式 | |
JPH07237885A (ja) | 複数台のクレーンの同期運転方法 | |
JP3071184B2 (ja) | クレーン制御システム | |
CN112218817B (zh) | 用于控制和尤其监测尤其是绞车、升降机或起重机的致动器的方法以及执行这样的方法的系统 | |
JPH082843A (ja) | 遠隔設定機能付きエレベータ速度制御装置 | |
JPS6324635B2 (ja) | ||
JP2536764B2 (ja) | リニアインダクションモ−タの駆動制御方法 | |
JPH10273272A (ja) | エレベーターの信号伝送装置 | |
KR0120023B1 (ko) | 야드(Yard)자동화의 로컬 트랙킹 시스템(Local Tracking System) | |
FI96502B (fi) | Menetelmä ja laite nosturin ohjaamiseksi | |
RU2104243C1 (ru) | Способ защиты шахтной подъемной установки от набегания груженых подъемных сосудов на тяговые канаты и устройство для его осуществления (защита н.г.огнева) | |
KR200208152Y1 (ko) | 권양기 원격 운전장치 | |
JP2000016290A (ja) | 自動列車運転システム、及び自動列車運転システムの列車運転制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080926 Year of fee payment: 5 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080926 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090926 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090926 Year of fee payment: 6 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090926 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090926 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100926 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100926 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130926 Year of fee payment: 10 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |