JP2000086005A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JP2000086005A JP2000086005A JP10274393A JP27439398A JP2000086005A JP 2000086005 A JP2000086005 A JP 2000086005A JP 10274393 A JP10274393 A JP 10274393A JP 27439398 A JP27439398 A JP 27439398A JP 2000086005 A JP2000086005 A JP 2000086005A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は読取手段に原稿を押圧する背面ローラ
の駆動負荷を低減しつつ、適切に原稿を搬送して読取精
度の良好な画像読取装置を提供する。 【解決手段】画像読取装置1は、原稿台上の原稿をフィ
ードローラ9と分離パッド10により1枚ずつ分離して
R1ローラ7に送り出し、R1ローラ7と対向コロ8で
原稿を密着型イメージセンサ5方向に搬送する。画像読
取装置1は、密着型イメージセンサ5に搬送した原稿
を、背面ローラ6により密着型イメージセンサ5のコン
タクトガラス5dに押しつけつつ搬送して、原稿の画像
を密着型イメージセンサ5で読み取る。背面ローラ6
は、ローラ軸6aにゴムローラ部6bが取り付けられて
いるとともに、ゴムローラ部6bがその軸方向中央部に
最小原稿幅よりも狭い所定幅だけ取り除かれた状態とな
っており、原稿を適切にコンタクトガラス5dに押し付
けつつ搬送するとともに、原稿がコンタクトガラス5d
上にない場合にゴムローラ部6bにかかる負荷を低減す
ることができる。
の駆動負荷を低減しつつ、適切に原稿を搬送して読取精
度の良好な画像読取装置を提供する。 【解決手段】画像読取装置1は、原稿台上の原稿をフィ
ードローラ9と分離パッド10により1枚ずつ分離して
R1ローラ7に送り出し、R1ローラ7と対向コロ8で
原稿を密着型イメージセンサ5方向に搬送する。画像読
取装置1は、密着型イメージセンサ5に搬送した原稿
を、背面ローラ6により密着型イメージセンサ5のコン
タクトガラス5dに押しつけつつ搬送して、原稿の画像
を密着型イメージセンサ5で読み取る。背面ローラ6
は、ローラ軸6aにゴムローラ部6bが取り付けられて
いるとともに、ゴムローラ部6bがその軸方向中央部に
最小原稿幅よりも狭い所定幅だけ取り除かれた状態とな
っており、原稿を適切にコンタクトガラス5dに押し付
けつつ搬送するとともに、原稿がコンタクトガラス5d
上にない場合にゴムローラ部6bにかかる負荷を低減す
ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置に関
し、詳細には、密着型イメージセンサ等の読取手段に原
稿を押圧する背面ローラの駆動負荷を低減しつつ、適切
に原稿を搬送して読取精度の良好な画像読取装置に関す
る。
し、詳細には、密着型イメージセンサ等の読取手段に原
稿を押圧する背面ローラの駆動負荷を低減しつつ、適切
に原稿を搬送して読取精度の良好な画像読取装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】原稿を搬送しつつ原稿の画像を読み取る
画像読取装置においては、背面ローラにより、原稿を縮
小光学系の読取手段、例えば、密着型イメージセンサに
押しつけつつ搬送して、適切な画像の読み取りを行って
いる。
画像読取装置においては、背面ローラにより、原稿を縮
小光学系の読取手段、例えば、密着型イメージセンサに
押しつけつつ搬送して、適切な画像の読み取りを行って
いる。
【0003】このような縮小光学系を用いた画像読取装
置においては、例えば、特開平8−307595号公報
に記載されているように、一般に、密着型イメージセン
サのターゲットガラス(コンタクトガラス)に板ばねを
用いて読取幅全体に背面ローラを圧接し、背面ローラを
回転させることにより、原稿を搬送しつつ原稿の画像の
読み取りを行っている。そして、背面ローラとしては、
一般に、原稿読取幅全体以上に延在したゴムローラを回
転軸に取り付けたものが使用されている。
置においては、例えば、特開平8−307595号公報
に記載されているように、一般に、密着型イメージセン
サのターゲットガラス(コンタクトガラス)に板ばねを
用いて読取幅全体に背面ローラを圧接し、背面ローラを
回転させることにより、原稿を搬送しつつ原稿の画像の
読み取りを行っている。そして、背面ローラとしては、
一般に、原稿読取幅全体以上に延在したゴムローラを回
転軸に取り付けたものが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像読取装置にあっては、背面ローラをゴム
ローラのスラスト方向の幅を原稿読取幅全体、あるい
は、読取幅以上に配設するとともに、原稿を適切に搬送
して読取精度を向上させるために、ゴムローラとして所
定の摩擦係数を有したものを使用している。したがっ
て、ターゲットガラス(コンタクトガラス)と背面ロー
ラとの間に原稿が存在するときには、ターゲットガラス
と原稿との摩擦係数が小さいために原稿をターゲットガ
ラス上を適切に搬送することができるが、ターゲットガ
ラス上に原稿が存在しないときには、背面ローラがター
ゲットガラスと接触して摩擦が大きくなり、背面ローラ
の駆動負荷が大きくなる。その結果、背面ローラを駆動
する駆動モータとして大きな容量のものを必要とすると
ともに、容量の大きな駆動モータを使用すると、駆動系
に減速を行うギア等を配設する必要が生じ、画像読取装
置が大型化、高価格化するという問題があった。
うな従来の画像読取装置にあっては、背面ローラをゴム
ローラのスラスト方向の幅を原稿読取幅全体、あるい
は、読取幅以上に配設するとともに、原稿を適切に搬送
して読取精度を向上させるために、ゴムローラとして所
定の摩擦係数を有したものを使用している。したがっ
て、ターゲットガラス(コンタクトガラス)と背面ロー
ラとの間に原稿が存在するときには、ターゲットガラス
と原稿との摩擦係数が小さいために原稿をターゲットガ
ラス上を適切に搬送することができるが、ターゲットガ
ラス上に原稿が存在しないときには、背面ローラがター
ゲットガラスと接触して摩擦が大きくなり、背面ローラ
の駆動負荷が大きくなる。その結果、背面ローラを駆動
する駆動モータとして大きな容量のものを必要とすると
ともに、容量の大きな駆動モータを使用すると、駆動系
に減速を行うギア等を配設する必要が生じ、画像読取装
置が大型化、高価格化するという問題があった。
【0005】また、従来の画像読取装置にあっては、背
面ローラの駆動系をターゲットガラス上に原稿がない場
合である負荷が大きい場合の状態に合わせて設定する必
要があるが、ターゲットガラス上に原稿がある場合とな
い場合で駆動条件に大きな相違が生じて、振動や音が発
生するという問題があった。
面ローラの駆動系をターゲットガラス上に原稿がない場
合である負荷が大きい場合の状態に合わせて設定する必
要があるが、ターゲットガラス上に原稿がある場合とな
い場合で駆動条件に大きな相違が生じて、振動や音が発
生するという問題があった。
【0006】さらに、この問題を解決するために、背面
ローラをターゲットガラス上に原稿がある場合にのみ回
転させようとすると、クラッチ等の間欠駆動を行うため
の部品が必要となり、画像読取装置が大型化するととも
に、高価格化するという問題があった。
ローラをターゲットガラス上に原稿がある場合にのみ回
転させようとすると、クラッチ等の間欠駆動を行うため
の部品が必要となり、画像読取装置が大型化するととも
に、高価格化するという問題があった。
【0007】そこで、請求項1記載の発明は、コンタク
トガラス上に搬送されてきた原稿を、コンタクトガラス
に押し付けつつ搬送する背面ローラの回転軸に取り付け
られたゴムローラ部分を、その軸方向中心部において、
所定幅にわたって当該ゴムローラ部の両端部分の外径よ
りも小径に形成するか、あるいは、当該ゴムローラ部を
取り除いた状態に形成することにより、背面ローラのゴ
ムローラ部のコンタクトガラスと接触する部分を削減し
て、原稿がコンタクトガラス上に存在しない場合に背面
ローラかかる回転駆動負荷を削減し、適切に原稿を搬送
して読取精度を向上させつつ、より少ない容量の駆動源
により背面ローラを駆動可能として、小型かつ安価で、
振動や音の発生を抑制することのできる読取精度の良好
な画像読取装置を提供することを目的としている。
トガラス上に搬送されてきた原稿を、コンタクトガラス
に押し付けつつ搬送する背面ローラの回転軸に取り付け
られたゴムローラ部分を、その軸方向中心部において、
所定幅にわたって当該ゴムローラ部の両端部分の外径よ
りも小径に形成するか、あるいは、当該ゴムローラ部を
取り除いた状態に形成することにより、背面ローラのゴ
ムローラ部のコンタクトガラスと接触する部分を削減し
て、原稿がコンタクトガラス上に存在しない場合に背面
ローラかかる回転駆動負荷を削減し、適切に原稿を搬送
して読取精度を向上させつつ、より少ない容量の駆動源
により背面ローラを駆動可能として、小型かつ安価で、
振動や音の発生を抑制することのできる読取精度の良好
な画像読取装置を提供することを目的としている。
【0008】請求項2記載の発明は、コンタクトガラス
上に搬送されてきた原稿を、コンタクトガラスに押し付
けつつ搬送する背面ローラの回転軸に取り付けられたゴ
ムローラ部分を、その軸方向中心部において、所定幅に
わたって当該ゴムローラ部を取り除いた状態に形成し、
当該ゴムローラ部の取り除かれた部分の回転軸に、ゴム
ローラ部の外径よりもその外径が大きく、回転軸の外径
よりもその内径の大きなスリーブを回転可能あるいは揺
動可能に取り付けることにより、背面ローラのゴムロー
ラ部のコンタクトガラスと接触する部分を削減して、原
稿がコンタクトガラス上に存在しない場合に背面ローラ
かかる回転駆動負荷を削減しつつ、スリーブにより原稿
をコンタクトガラスに密接させつつ適切に搬送し、より
少ない容量の駆動源により背面ローラを駆動可能とし
て、小型かつ安価で、振動や音の発生を抑制することの
できるより一層読取精度の良好な画像読取装置を提供す
ることを目的としている。
上に搬送されてきた原稿を、コンタクトガラスに押し付
けつつ搬送する背面ローラの回転軸に取り付けられたゴ
ムローラ部分を、その軸方向中心部において、所定幅に
わたって当該ゴムローラ部を取り除いた状態に形成し、
当該ゴムローラ部の取り除かれた部分の回転軸に、ゴム
ローラ部の外径よりもその外径が大きく、回転軸の外径
よりもその内径の大きなスリーブを回転可能あるいは揺
動可能に取り付けることにより、背面ローラのゴムロー
ラ部のコンタクトガラスと接触する部分を削減して、原
稿がコンタクトガラス上に存在しない場合に背面ローラ
かかる回転駆動負荷を削減しつつ、スリーブにより原稿
をコンタクトガラスに密接させつつ適切に搬送し、より
少ない容量の駆動源により背面ローラを駆動可能とし
て、小型かつ安価で、振動や音の発生を抑制することの
できるより一層読取精度の良好な画像読取装置を提供す
ることを目的としている。
【0009】請求項3記載の発明は、コンタクトガラス
上に搬送されてきた原稿を、コンタクトガラスに押し付
けつつ搬送する背面ローラの回転軸に取り付けられたゴ
ムローラ部分を、その軸方向中心部において、所定幅に
わたって当該ゴムローラ部を取り除いた状態に形成し、
当該ゴムローラ部の取り除かれた部分に侵入して、原稿
をコンタクトガラスに押し付ける所定の弾性部材を配設
することにより、背面ローラのゴムローラ部のコンタク
トガラスと接触する部分を削減して、原稿がコンタクト
ガラス上に存在しない場合に背面ローラかかる回転駆動
負荷を削減しつつ、弾性部材により原稿をコンタクトガ
ラスに密接させつつ適切に搬送し、より少ない容量の駆
動源により背面ローラを駆動可能として、小型かつ安価
で、振動や音の発生を抑制することのできるより一層読
取精度の良好な画像読取装置を提供することを目的とし
ている。
上に搬送されてきた原稿を、コンタクトガラスに押し付
けつつ搬送する背面ローラの回転軸に取り付けられたゴ
ムローラ部分を、その軸方向中心部において、所定幅に
わたって当該ゴムローラ部を取り除いた状態に形成し、
当該ゴムローラ部の取り除かれた部分に侵入して、原稿
をコンタクトガラスに押し付ける所定の弾性部材を配設
することにより、背面ローラのゴムローラ部のコンタク
トガラスと接触する部分を削減して、原稿がコンタクト
ガラス上に存在しない場合に背面ローラかかる回転駆動
負荷を削減しつつ、弾性部材により原稿をコンタクトガ
ラスに密接させつつ適切に搬送し、より少ない容量の駆
動源により背面ローラを駆動可能として、小型かつ安価
で、振動や音の発生を抑制することのできるより一層読
取精度の良好な画像読取装置を提供することを目的とし
ている。
【0010】請求項4記載の発明は、ゴムローラ部の両
端部分を原稿最大読取幅よりも広い位置まで延在して配
設するとともに、少なくとも当該原稿最大読取幅よりも
広い部分を白色に施すことにより、原稿が読取手段の読
取幅よりも小さい場合に、原稿外を白として読み取っ
て、読取画像の画像品質を向上させるとともに、画像読
取装置がファクシミリ装置に適用された場合に当該原稿
外のデータの圧縮効率を向上させて、伝送時間を削減す
ることのできる画像読取装置を提供することを目的とし
ている。
端部分を原稿最大読取幅よりも広い位置まで延在して配
設するとともに、少なくとも当該原稿最大読取幅よりも
広い部分を白色に施すことにより、原稿が読取手段の読
取幅よりも小さい場合に、原稿外を白として読み取っ
て、読取画像の画像品質を向上させるとともに、画像読
取装置がファクシミリ装置に適用された場合に当該原稿
外のデータの圧縮効率を向上させて、伝送時間を削減す
ることのできる画像読取装置を提供することを目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像読取装置は、コンタクトガラスを有した読取手段と、
回転軸に所定のゴム部材で形成されたゴムローラ部が取
り付けられ原稿を前記コンタクトガラスに密着させつつ
搬送する背面ローラと、を備え、前記コンタクトガラス
上に搬送されてきた前記原稿を前記回転軸を介して回転
駆動される前記ゴムローラ部により前記コンタクトガラ
スに押しつけつつ搬送して、前記読取手段により前記原
稿の画像を読み取る画像読取装置において、前記背面ロ
ーラは、前記ゴムローラ部の軸方向中心部が、所定幅に
わたって当該ゴムローラ部の両端部分の外径よりも小径
に形成されるか、あるいは、前記ゴムローラ部が取り除
かれた状態に形成されていることにより、上記目的を達
成している。
像読取装置は、コンタクトガラスを有した読取手段と、
回転軸に所定のゴム部材で形成されたゴムローラ部が取
り付けられ原稿を前記コンタクトガラスに密着させつつ
搬送する背面ローラと、を備え、前記コンタクトガラス
上に搬送されてきた前記原稿を前記回転軸を介して回転
駆動される前記ゴムローラ部により前記コンタクトガラ
スに押しつけつつ搬送して、前記読取手段により前記原
稿の画像を読み取る画像読取装置において、前記背面ロ
ーラは、前記ゴムローラ部の軸方向中心部が、所定幅に
わたって当該ゴムローラ部の両端部分の外径よりも小径
に形成されるか、あるいは、前記ゴムローラ部が取り除
かれた状態に形成されていることにより、上記目的を達
成している。
【0012】上記構成によれば、コンタクトガラス上に
搬送されてきた原稿を、コンタクトガラスに押し付けつ
つ搬送する背面ローラの回転軸に取り付けられたゴムロ
ーラ部分を、その軸方向中心部において、所定幅にわた
って当該ゴムローラ部の両端部分の外径よりも小径に形
成するか、あるいは、当該ゴムローラ部を取り除いた状
態に形成しているので、背面ローラのゴムローラ部のコ
ンタクトガラスと接触する部分を削減して、原稿がコン
タクトガラス上に存在しない場合に背面ローラにかかる
回転駆動負荷を削減することができ、適切に原稿を搬送
して読取精度を向上させることができるとともに、より
少ない容量の駆動源により背面ローラを駆動可能とし
て、振動や音の発生を抑制しつつ、画像読取装置を小型
で安価なものとすることができる。
搬送されてきた原稿を、コンタクトガラスに押し付けつ
つ搬送する背面ローラの回転軸に取り付けられたゴムロ
ーラ部分を、その軸方向中心部において、所定幅にわた
って当該ゴムローラ部の両端部分の外径よりも小径に形
成するか、あるいは、当該ゴムローラ部を取り除いた状
態に形成しているので、背面ローラのゴムローラ部のコ
ンタクトガラスと接触する部分を削減して、原稿がコン
タクトガラス上に存在しない場合に背面ローラにかかる
回転駆動負荷を削減することができ、適切に原稿を搬送
して読取精度を向上させることができるとともに、より
少ない容量の駆動源により背面ローラを駆動可能とし
て、振動や音の発生を抑制しつつ、画像読取装置を小型
で安価なものとすることができる。
【0013】請求項2記載の発明の画像読取装置は、コ
ンタクトガラスを有した読取手段と、回転軸に所定のゴ
ム部材で形成されたゴムローラ部が取り付けられ原稿を
前記コンタクトガラスに密着させつつ搬送する背面ロー
ラと、を備え、前記コンタクトガラス上に搬送されてき
た前記原稿を前記回転軸を介して回転駆動される前記ゴ
ムローラ部により前記コンタクトガラスに押しつけつつ
搬送して、前記読取手段により前記原稿の画像を読み取
る画像読取装置において、前記背面ローラは、その軸方
向中心部が所定幅にわたって前記ゴムローラ部が取り除
かれた状態に形成されており、当該ゴムローラ部の取り
除かれた部分の前記回転軸に、前記ゴムローラ部の外径
よりもその外径が大きく、前記回転軸の外径よりもその
内径の大きなスリーブが回転可能あるいは揺動可能に取
り付けられていることにより、上記目的を達成してい
る。
ンタクトガラスを有した読取手段と、回転軸に所定のゴ
ム部材で形成されたゴムローラ部が取り付けられ原稿を
前記コンタクトガラスに密着させつつ搬送する背面ロー
ラと、を備え、前記コンタクトガラス上に搬送されてき
た前記原稿を前記回転軸を介して回転駆動される前記ゴ
ムローラ部により前記コンタクトガラスに押しつけつつ
搬送して、前記読取手段により前記原稿の画像を読み取
る画像読取装置において、前記背面ローラは、その軸方
向中心部が所定幅にわたって前記ゴムローラ部が取り除
かれた状態に形成されており、当該ゴムローラ部の取り
除かれた部分の前記回転軸に、前記ゴムローラ部の外径
よりもその外径が大きく、前記回転軸の外径よりもその
内径の大きなスリーブが回転可能あるいは揺動可能に取
り付けられていることにより、上記目的を達成してい
る。
【0014】上記構成によれば、コンタクトガラス上に
搬送されてきた原稿を、コンタクトガラスに押し付けつ
つ搬送する背面ローラの回転軸に取り付けられたゴムロ
ーラ部分を、その軸方向中心部において、所定幅にわた
って当該ゴムローラ部を取り除いた状態に形成し、当該
ゴムローラ部の取り除かれた部分の回転軸に、ゴムロー
ラ部の外径よりもその外径が大きく、回転軸の外径より
もその内径の大きなスリーブを回転可能あるいは揺動可
能に取り付けているので、背面ローラのゴムローラ部の
コンタクトガラスと接触する部分を削減して、原稿がコ
ンタクトガラス上に存在しない場合に背面ローラにかか
る回転駆動負荷を削減することができるとともに、スリ
ーブにより原稿をコンタクトガラスに密接させつつ適切
に搬送することができ、読取精度をより一層向上させる
ことができるとともに、より少ない容量の駆動源により
背面ローラを駆動可能として、振動や音の発生を抑制し
つつ、画像読取装置を小型で安価なものとすることがで
きる。
搬送されてきた原稿を、コンタクトガラスに押し付けつ
つ搬送する背面ローラの回転軸に取り付けられたゴムロ
ーラ部分を、その軸方向中心部において、所定幅にわた
って当該ゴムローラ部を取り除いた状態に形成し、当該
ゴムローラ部の取り除かれた部分の回転軸に、ゴムロー
ラ部の外径よりもその外径が大きく、回転軸の外径より
もその内径の大きなスリーブを回転可能あるいは揺動可
能に取り付けているので、背面ローラのゴムローラ部の
コンタクトガラスと接触する部分を削減して、原稿がコ
ンタクトガラス上に存在しない場合に背面ローラにかか
る回転駆動負荷を削減することができるとともに、スリ
ーブにより原稿をコンタクトガラスに密接させつつ適切
に搬送することができ、読取精度をより一層向上させる
ことができるとともに、より少ない容量の駆動源により
背面ローラを駆動可能として、振動や音の発生を抑制し
つつ、画像読取装置を小型で安価なものとすることがで
きる。
【0015】請求項3記載の発明の画像読取装置は、コ
ンタクトガラスを有した読取手段と、回転軸に所定のゴ
ム部材で形成されたゴムローラ部が取り付けられ原稿を
前記コンタクトガラスに密着させつつ搬送する背面ロー
ラと、を備え、前記コンタクトガラス上に搬送されてき
た前記原稿を前記回転軸を介して回転駆動される前記ゴ
ムローラ部により前記コンタクトガラスに押しつけつつ
搬送して、前記読取手段により前記原稿の画像を読み取
る画像読取装置において、前記背面ローラは、その軸方
向中心部が所定幅にわたって前記ゴムローラ部が取り除
かれた状態に形成されており、当該ゴムローラ部の取り
除かれた部分に侵入して、前記原稿を前記コンタクトガ
ラスに押し付ける所定の弾性部材が配設されていること
により、上記目的を達成している。
ンタクトガラスを有した読取手段と、回転軸に所定のゴ
ム部材で形成されたゴムローラ部が取り付けられ原稿を
前記コンタクトガラスに密着させつつ搬送する背面ロー
ラと、を備え、前記コンタクトガラス上に搬送されてき
た前記原稿を前記回転軸を介して回転駆動される前記ゴ
ムローラ部により前記コンタクトガラスに押しつけつつ
搬送して、前記読取手段により前記原稿の画像を読み取
る画像読取装置において、前記背面ローラは、その軸方
向中心部が所定幅にわたって前記ゴムローラ部が取り除
かれた状態に形成されており、当該ゴムローラ部の取り
除かれた部分に侵入して、前記原稿を前記コンタクトガ
ラスに押し付ける所定の弾性部材が配設されていること
により、上記目的を達成している。
【0016】上記構成によれば、コンタクトガラス上に
搬送されてきた原稿を、コンタクトガラスに押し付けつ
つ搬送する背面ローラの回転軸に取り付けられたゴムロ
ーラ部分を、その軸方向中心部において、所定幅にわた
って当該ゴムローラ部を取り除いた状態に形成し、当該
ゴムローラ部の取り除かれた部分に侵入して、原稿をコ
ンタクトガラスに押し付ける所定の弾性部材を配設して
いるので、背面ローラのゴムローラ部のコンタクトガラ
スと接触する部分を削減して、原稿がコンタクトガラス
上に存在しない場合に背面ローラにかかる回転駆動負荷
を削減することができるとともに、弾性部材により原稿
をコンタクトガラスに密接させつつ適切に搬送すること
ができ、読取精度をより一層向上させることができると
ともに、より少ない容量の駆動源により背面ローラを駆
動可能として、振動や音の発生を抑制しつつ、画像読取
装置を小型で安価なものとすることができる。
搬送されてきた原稿を、コンタクトガラスに押し付けつ
つ搬送する背面ローラの回転軸に取り付けられたゴムロ
ーラ部分を、その軸方向中心部において、所定幅にわた
って当該ゴムローラ部を取り除いた状態に形成し、当該
ゴムローラ部の取り除かれた部分に侵入して、原稿をコ
ンタクトガラスに押し付ける所定の弾性部材を配設して
いるので、背面ローラのゴムローラ部のコンタクトガラ
スと接触する部分を削減して、原稿がコンタクトガラス
上に存在しない場合に背面ローラにかかる回転駆動負荷
を削減することができるとともに、弾性部材により原稿
をコンタクトガラスに密接させつつ適切に搬送すること
ができ、読取精度をより一層向上させることができると
ともに、より少ない容量の駆動源により背面ローラを駆
動可能として、振動や音の発生を抑制しつつ、画像読取
装置を小型で安価なものとすることができる。
【0017】上記各場合において、例えば、請求項4に
記載するように、前記ゴムローラ部は、その両端部分が
原稿最大読取幅よりも広い位置まで延在して配設されて
いるとともに、少なくとも当該原稿最大読取幅よりも広
い部分が白色に施されていてもよい。
記載するように、前記ゴムローラ部は、その両端部分が
原稿最大読取幅よりも広い位置まで延在して配設されて
いるとともに、少なくとも当該原稿最大読取幅よりも広
い部分が白色に施されていてもよい。
【0018】上記構成によれば、ゴムローラ部の両端部
分を原稿最大読取幅よりも広い位置まで延在して配設す
るとともに、少なくとも当該原稿最大読取幅よりも広い
部分を白色に施しているので、原稿が読取手段の読取幅
よりも小さい場合に、原稿外を白として読み取って、読
取画像の画像品質を向上させることができるとともに、
画像読取装置がファクシミリ装置に適用された場合に当
該原稿外のデータの圧縮効率を向上させて、伝送時間を
削減することができる。
分を原稿最大読取幅よりも広い位置まで延在して配設す
るとともに、少なくとも当該原稿最大読取幅よりも広い
部分を白色に施しているので、原稿が読取手段の読取幅
よりも小さい場合に、原稿外を白として読み取って、読
取画像の画像品質を向上させることができるとともに、
画像読取装置がファクシミリ装置に適用された場合に当
該原稿外のデータの圧縮効率を向上させて、伝送時間を
削減することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0020】図1及び図2は、本発明の画像読取装置の
第1の実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の画
像読取装置の第1の実施の形態を適用した画像読取装置
1の要部側面断面図である。
第1の実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の画
像読取装置の第1の実施の形態を適用した画像読取装置
1の要部側面断面図である。
【0021】図1において、画像読取装置1は、ファク
シミリ装置や複写装置等に適用され、画像読取装置1
は、原稿台2a兼用の原稿ガイド板2、原稿ガイド板2
に略平行に配設されて原稿ガイド板2とともに原稿搬送
路3を形成する圧板4、密着型イメージセンサ5、背面
ローラ6、R1ローラ7、対向ローラ8、フィードロー
ラ9及び分離パッド10等を備えている。圧板4は、軸
11により所定角度回動可能に配設されており、原稿搬
送路3を開いて原稿搬送路3に配設されている各部品の
清掃や紙詰まりの発生した原稿の除去等を行えるように
なっている。
シミリ装置や複写装置等に適用され、画像読取装置1
は、原稿台2a兼用の原稿ガイド板2、原稿ガイド板2
に略平行に配設されて原稿ガイド板2とともに原稿搬送
路3を形成する圧板4、密着型イメージセンサ5、背面
ローラ6、R1ローラ7、対向ローラ8、フィードロー
ラ9及び分離パッド10等を備えている。圧板4は、軸
11により所定角度回動可能に配設されており、原稿搬
送路3を開いて原稿搬送路3に配設されている各部品の
清掃や紙詰まりの発生した原稿の除去等を行えるように
なっている。
【0022】原稿ガイド板2の原稿台2a部分には、図
2に示すように、原稿サイズに応じて原稿の幅方向に移
動して、原稿の幅方向両端部をガイドする一対の幅ガイ
ド12が配設されており、一対の幅ガイド12は、搬送
を保証する最小原稿幅Lの位置から図2に矢印で示す原
稿幅方向に最大原稿幅まで連動して移動する。
2に示すように、原稿サイズに応じて原稿の幅方向に移
動して、原稿の幅方向両端部をガイドする一対の幅ガイ
ド12が配設されており、一対の幅ガイド12は、搬送
を保証する最小原稿幅Lの位置から図2に矢印で示す原
稿幅方向に最大原稿幅まで連動して移動する。
【0023】上記フィードローラ9は、画像読取装置1
の本体側に回転可能に配設され、図示しない駆動源によ
り反時計方向に回転駆動される。フィードローラ9に
は、分離パッド10が所定圧力で当接する状態で配設さ
れており、分離パッド10は、圧板4に取り付けられて
いる。フィードローラ9は、原稿台2aにセットされた
原稿を分離パッド10で1枚ずつ分離しつつ送り出す。
の本体側に回転可能に配設され、図示しない駆動源によ
り反時計方向に回転駆動される。フィードローラ9に
は、分離パッド10が所定圧力で当接する状態で配設さ
れており、分離パッド10は、圧板4に取り付けられて
いる。フィードローラ9は、原稿台2aにセットされた
原稿を分離パッド10で1枚ずつ分離しつつ送り出す。
【0024】このフィードローラ9の原稿搬送方向手前
側(原稿ガイド板2の原稿台2a側)には、用紙センサ
13が配設されており、用紙センサ13は、原稿台2a
への原稿のセットの有無を検出する。
側(原稿ガイド板2の原稿台2a側)には、用紙センサ
13が配設されており、用紙センサ13は、原稿台2a
への原稿のセットの有無を検出する。
【0025】上記R1ローラ7は、フィードローラ9と
密着型イメージセンサ5との間に配設されており、R1
ローラ7には、対向コロ8が接触する状態で圧板4に配
設されている。R1ローラ7は、図示しない駆動源によ
り回転駆動され、対向コロ8は、R1ローラ7の回転に
従動して回転する。R1ローラ7は、フィードローラ9
により原稿台2aから送り出された原稿を密着型イメー
ジセンサ5に搬送する。このR1ローラ7と密着型イメ
ージセンサ5との間には、用紙センサ14が配設されて
おり、用紙センサ14は、R1ローラ7により搬送され
る原稿を検出する。
密着型イメージセンサ5との間に配設されており、R1
ローラ7には、対向コロ8が接触する状態で圧板4に配
設されている。R1ローラ7は、図示しない駆動源によ
り回転駆動され、対向コロ8は、R1ローラ7の回転に
従動して回転する。R1ローラ7は、フィードローラ9
により原稿台2aから送り出された原稿を密着型イメー
ジセンサ5に搬送する。このR1ローラ7と密着型イメ
ージセンサ5との間には、用紙センサ14が配設されて
おり、用紙センサ14は、R1ローラ7により搬送され
る原稿を検出する。
【0026】密着型イメージセンサ(読取手段)5は、
ケース5a内に光源5bと光電変換素子5cが収納され
ており、ケース5aの上部にコンタクトガラス5dが設
けられている。密着型イメージセンサ5は、コンタクト
ガラス5d上の読取位置(スキャンライン)に搬送され
てきた原稿に光源5bからコンタクトガラス5dを通し
て読取光を照射し、原稿で反射された読取光の反射光を
光電変換素子5cに導入して、原稿の画像を読み取る。
ケース5a内に光源5bと光電変換素子5cが収納され
ており、ケース5aの上部にコンタクトガラス5dが設
けられている。密着型イメージセンサ5は、コンタクト
ガラス5d上の読取位置(スキャンライン)に搬送され
てきた原稿に光源5bからコンタクトガラス5dを通し
て読取光を照射し、原稿で反射された読取光の反射光を
光電変換素子5cに導入して、原稿の画像を読み取る。
【0027】密着型イメージセンサ5の上部には、密着
型イメージセンサ5に搬送されてきた原稿を密着型イメ
ージセンサ5のコンタクトガラス5dに押し付けて原稿
の浮き上がりを防止するとともに、白背景を与える背面
ローラ6が配設されており、背面ローラ6は、図2に示
すように、ローラ軸(回転軸)6aとローラ軸6aに取
り付けられたゴムローラ部6bを備えている。ローラ軸
6aは、図示しない駆動源により回転駆動され、ゴムロ
ーラ部6bは、その軸方向中央部分に所定幅Lmを空け
て、軸方向で2分割された状態となっている。すなわ
ち、ゴムローラ部6bは、軸方向中央部が所定幅Lmに
わたって取り除かれた状態となっている。このゴムロー
ラ部6bの取り除かれた幅Lmは、上記最小原稿幅Lよ
りも狭い幅間隔である。なお、このゴムローラ部6bの
取り除き幅Lmは、画像読取装置1を使用する環境、使
用する原稿の種類(対ゴムローラ部6bとの摩擦係数や
紙厚等の特性値)に基づいて、最小原稿幅Lよりも狭い
範囲で適宜設定する。また、ゴムローラ部6bは、原稿
幅が読取幅よりも小さいときに、原稿外を白として読み
取ることができるように、白色に施されている。したが
って、画像読取装置1をファクシミリ装置に適用した際
に、原稿外のゴムローラ部6bを密着型イメージセンサ
5で読み取ったときに、原稿外のデータを白データとす
ることができ、この白データを原稿の地肌とともに圧縮
コード化して伝送時間を短縮することができる。
型イメージセンサ5に搬送されてきた原稿を密着型イメ
ージセンサ5のコンタクトガラス5dに押し付けて原稿
の浮き上がりを防止するとともに、白背景を与える背面
ローラ6が配設されており、背面ローラ6は、図2に示
すように、ローラ軸(回転軸)6aとローラ軸6aに取
り付けられたゴムローラ部6bを備えている。ローラ軸
6aは、図示しない駆動源により回転駆動され、ゴムロ
ーラ部6bは、その軸方向中央部分に所定幅Lmを空け
て、軸方向で2分割された状態となっている。すなわ
ち、ゴムローラ部6bは、軸方向中央部が所定幅Lmに
わたって取り除かれた状態となっている。このゴムロー
ラ部6bの取り除かれた幅Lmは、上記最小原稿幅Lよ
りも狭い幅間隔である。なお、このゴムローラ部6bの
取り除き幅Lmは、画像読取装置1を使用する環境、使
用する原稿の種類(対ゴムローラ部6bとの摩擦係数や
紙厚等の特性値)に基づいて、最小原稿幅Lよりも狭い
範囲で適宜設定する。また、ゴムローラ部6bは、原稿
幅が読取幅よりも小さいときに、原稿外を白として読み
取ることができるように、白色に施されている。したが
って、画像読取装置1をファクシミリ装置に適用した際
に、原稿外のゴムローラ部6bを密着型イメージセンサ
5で読み取ったときに、原稿外のデータを白データとす
ることができ、この白データを原稿の地肌とともに圧縮
コード化して伝送時間を短縮することができる。
【0028】そして、画像読取装置1は、フィードロー
ラ9、R1ローラ7及び対向ローラ8を、図示しない駆
動機構、例えば、モータとギア機構等により回転駆動す
るとともに、図示しない制御部により用紙センサ13及
び用紙センサ14の検出結果に基づいて駆動機構の駆動
を制御し、また、密着型イメージセンサ5の読取動作を
図示しない制御部により用紙センサ13及び用紙センサ
14の検出結果に基づいて制御している。
ラ9、R1ローラ7及び対向ローラ8を、図示しない駆
動機構、例えば、モータとギア機構等により回転駆動す
るとともに、図示しない制御部により用紙センサ13及
び用紙センサ14の検出結果に基づいて駆動機構の駆動
を制御し、また、密着型イメージセンサ5の読取動作を
図示しない制御部により用紙センサ13及び用紙センサ
14の検出結果に基づいて制御している。
【0029】次に、本実施の形態の動作を説明する。画
像読取装置1は、原稿台2aに複数枚の原稿が載置され
ると、用紙センサ13が原稿を検出して検出信号を図示
しない制御部に出力し、制御部は、その後、操作部のス
タートキーが投入されると、図示しない駆動モータを介
してフィードローラ9及びR1ローラ7を駆動させ、原
稿台2a上の原稿をフィードローラ9と分離パッド10
により1枚ずつ分離して原稿搬送路3上をR1ローラ7
に送り出す。R1ローラ7は、フィードローラ9により
送り出されてきた原稿を対向コロ8とともに密着型イメ
ージセンサ5と背面ローラ6の圧接部に搬送するが、こ
の密着型イメージセンサ5に搬送される原稿を用紙セン
サ14により検出して、用紙センサ14が検出信号を制
御部に出力する。
像読取装置1は、原稿台2aに複数枚の原稿が載置され
ると、用紙センサ13が原稿を検出して検出信号を図示
しない制御部に出力し、制御部は、その後、操作部のス
タートキーが投入されると、図示しない駆動モータを介
してフィードローラ9及びR1ローラ7を駆動させ、原
稿台2a上の原稿をフィードローラ9と分離パッド10
により1枚ずつ分離して原稿搬送路3上をR1ローラ7
に送り出す。R1ローラ7は、フィードローラ9により
送り出されてきた原稿を対向コロ8とともに密着型イメ
ージセンサ5と背面ローラ6の圧接部に搬送するが、こ
の密着型イメージセンサ5に搬送される原稿を用紙セン
サ14により検出して、用紙センサ14が検出信号を制
御部に出力する。
【0030】制御部は、用紙センサ14から検出信号が
入力されると、背面ローラ6を駆動させるとともに、読
取タイミングに合わせて密着型イメージセンサ5を動作
させ、密着型イメージセンサ5と背面ローラ6の圧接部
に搬送されてきた原稿を、背面ローラ6により密着型イ
メージセンサ5のコンタクトガラス5dに押しつけつ
つ、搬送するとともに、この搬送される原稿の画像を密
着型イメージセンサ5に読み取らせる。
入力されると、背面ローラ6を駆動させるとともに、読
取タイミングに合わせて密着型イメージセンサ5を動作
させ、密着型イメージセンサ5と背面ローラ6の圧接部
に搬送されてきた原稿を、背面ローラ6により密着型イ
メージセンサ5のコンタクトガラス5dに押しつけつ
つ、搬送するとともに、この搬送される原稿の画像を密
着型イメージセンサ5に読み取らせる。
【0031】画像読取装置1は、背面ローラ6により原
稿を搬送しつつ密着型イメージセンサ5により原稿の画
像を読み取って、読み取りの完了した原稿を背面ローラ
6により図示しない排紙トレイ上に排出する。
稿を搬送しつつ密着型イメージセンサ5により原稿の画
像を読み取って、読み取りの完了した原稿を背面ローラ
6により図示しない排紙トレイ上に排出する。
【0032】このとき、背面ローラ6は、図2に示した
ように、ローラ軸6aにゴムローラ部6bが取り付けら
れているとともに、ゴムローラ部6bがその軸方向中央
部において最小原稿幅Lよりも狭い所定幅Lmだけ取り
除かれた状態となっており、原稿を適切にコンタクトガ
ラス5dに押し付けつつ搬送することができるととも
に、原稿がコンタクトガラス5d上にない場合にゴムロ
ーラ部6bにかかる負荷、すなわち、背面ローラ6の駆
動モータにかかる負荷を低減することができる。
ように、ローラ軸6aにゴムローラ部6bが取り付けら
れているとともに、ゴムローラ部6bがその軸方向中央
部において最小原稿幅Lよりも狭い所定幅Lmだけ取り
除かれた状態となっており、原稿を適切にコンタクトガ
ラス5dに押し付けつつ搬送することができるととも
に、原稿がコンタクトガラス5d上にない場合にゴムロ
ーラ部6bにかかる負荷、すなわち、背面ローラ6の駆
動モータにかかる負荷を低減することができる。
【0033】このように、本実施の形態の画像読取装置
1は、コンタクトガラス5d上に搬送されてきた原稿
を、コンタクトガラス5dに押し付けつつ搬送する背面
ローラ6のローラ軸6aに取り付けられたゴムローラ部
6bを、その軸方向中心部において、所定幅Lmにわた
って当該ゴムローラ部6bを取り除いた状態に形成して
いる。
1は、コンタクトガラス5d上に搬送されてきた原稿
を、コンタクトガラス5dに押し付けつつ搬送する背面
ローラ6のローラ軸6aに取り付けられたゴムローラ部
6bを、その軸方向中心部において、所定幅Lmにわた
って当該ゴムローラ部6bを取り除いた状態に形成して
いる。
【0034】したがって、背面ローラ6のゴムローラ部
6bのコンタクトガラス5dと接触する部分を削減し
て、原稿がコンタクトガラス5d上に存在しない場合に
背面ローラ6にかかる回転駆動負荷を削減することがで
き、適切に原稿を搬送して読取精度を向上させることが
できるとともに、より少ない容量の駆動源により背面ロ
ーラ6を駆動可能として、振動や音の発生を抑制しつ
つ、画像読取装置1を小型で安価なものとすることがで
きる。
6bのコンタクトガラス5dと接触する部分を削減し
て、原稿がコンタクトガラス5d上に存在しない場合に
背面ローラ6にかかる回転駆動負荷を削減することがで
き、適切に原稿を搬送して読取精度を向上させることが
できるとともに、より少ない容量の駆動源により背面ロ
ーラ6を駆動可能として、振動や音の発生を抑制しつ
つ、画像読取装置1を小型で安価なものとすることがで
きる。
【0035】また、画像読取装置1は、ゴムローラ部6
bの両端部分を原稿最大読取幅よりも広い位置まで延在
して配設するとともに、少なくとも当該原稿最大読取幅
よりも広い部分を白色に施している。
bの両端部分を原稿最大読取幅よりも広い位置まで延在
して配設するとともに、少なくとも当該原稿最大読取幅
よりも広い部分を白色に施している。
【0036】したがって、原稿が密着型イメージセンサ
5の読取幅よりも小さい場合に、原稿外を白として読み
取って、読取画像の画像品質を向上させることができる
とともに、画像読取装置1がファクシミリ装置に適用さ
れた場合に当該原稿外のデータの圧縮効率を向上させ
て、伝送時間を削減することができる。
5の読取幅よりも小さい場合に、原稿外を白として読み
取って、読取画像の画像品質を向上させることができる
とともに、画像読取装置1がファクシミリ装置に適用さ
れた場合に当該原稿外のデータの圧縮効率を向上させ
て、伝送時間を削減することができる。
【0037】なお、本実施の形態においては、背面ロー
ラ6のゴムローラ部6bを、その軸方向中央部分を抜き
取った状態としているが、抜き取るものに限るものでは
なく、例えば、軸方向中央部分を、所定幅Lmにわたっ
て、その他の両端方向のゴムローラ部6bの径よりも所
定量だけ小径に形成してもよい。
ラ6のゴムローラ部6bを、その軸方向中央部分を抜き
取った状態としているが、抜き取るものに限るものでは
なく、例えば、軸方向中央部分を、所定幅Lmにわたっ
て、その他の両端方向のゴムローラ部6bの径よりも所
定量だけ小径に形成してもよい。
【0038】図3は、本発明の画像読取装置の第2の実
施の形態を示す図である。本実施の形態は、背面ローラ
のゴムローラ部の軸方向中央部分を抜き取るとともに、
この抜き取った部分にスリーブを装着したものである。
施の形態を示す図である。本実施の形態は、背面ローラ
のゴムローラ部の軸方向中央部分を抜き取るとともに、
この抜き取った部分にスリーブを装着したものである。
【0039】なお、本実施の形態の説明において、上記
第1の実施の形態と同様の構成部分には、同一の符号を
用い、その詳細な説明を省略する。
第1の実施の形態と同様の構成部分には、同一の符号を
用い、その詳細な説明を省略する。
【0040】図3において、画像読取装置20は、その
密着型イメージセンサ5の上部にコンタクトガラス5d
に当接する状態で背面ローラ21が配設されており、背
面ローラ21は、上記第1の実施の形態の背面ローラ6
と同様に、ローラ軸21aとローラ軸21aに取り付け
られたゴムローラ部21bを備えている。ゴムローラ部
21bは、その軸方向中央部が最小原稿幅Lよりも狭い
所定幅Lmにわたって抜き取られており、このゴムロー
ラ部21bの抜き取られたローラ軸21aに回転可能に
スリーブ22が装着されている。
密着型イメージセンサ5の上部にコンタクトガラス5d
に当接する状態で背面ローラ21が配設されており、背
面ローラ21は、上記第1の実施の形態の背面ローラ6
と同様に、ローラ軸21aとローラ軸21aに取り付け
られたゴムローラ部21bを備えている。ゴムローラ部
21bは、その軸方向中央部が最小原稿幅Lよりも狭い
所定幅Lmにわたって抜き取られており、このゴムロー
ラ部21bの抜き取られたローラ軸21aに回転可能に
スリーブ22が装着されている。
【0041】スリーブ22は、その外径がゴムローラ部
21bの外径よりも大きく、その内径がローラ軸21a
の外径よりも大きく樹脂等により形成されており、図2
に示すように、スリーブ22の内周面とローラ軸21a
の外周面との間に所定のクリアランスが設けられた状態
となっている。したがって、スリーブ22は、ローラ軸
21aに回転可能あるいは揺動可能となっている。
21bの外径よりも大きく、その内径がローラ軸21a
の外径よりも大きく樹脂等により形成されており、図2
に示すように、スリーブ22の内周面とローラ軸21a
の外周面との間に所定のクリアランスが設けられた状態
となっている。したがって、スリーブ22は、ローラ軸
21aに回転可能あるいは揺動可能となっている。
【0042】本実施の形態の画像読取装置20は、背面
ローラ21のゴムローラ部21bの中央部の抜き取り部
のローラ軸21aに、その外径がゴムローラ部21bの
外径よりも大きく、その内径がローラ軸21aの外径よ
りも大きなスリーブ22を装着しているため、コンタク
トガラス5d上に搬送されてきた原稿の中央部分をその
自重によりコンタクトガラス5dの表面に密着するスリ
ーブ22により適切にコンタクトガラス5dに押し付け
て、密着型イメージセンサ5による原稿の読取精度を向
上させることができるとともに、ローラ軸21aが回転
することにより、スリーブ22も回転あるいは揺動し
て、原稿を適切に搬送することができる。
ローラ21のゴムローラ部21bの中央部の抜き取り部
のローラ軸21aに、その外径がゴムローラ部21bの
外径よりも大きく、その内径がローラ軸21aの外径よ
りも大きなスリーブ22を装着しているため、コンタク
トガラス5d上に搬送されてきた原稿の中央部分をその
自重によりコンタクトガラス5dの表面に密着するスリ
ーブ22により適切にコンタクトガラス5dに押し付け
て、密着型イメージセンサ5による原稿の読取精度を向
上させることができるとともに、ローラ軸21aが回転
することにより、スリーブ22も回転あるいは揺動し
て、原稿を適切に搬送することができる。
【0043】また、スリーブ22は、背面ローラ21が
コンタクトガラス5dに押し付けられることによりゴム
ローラ部21bが変形して、ローラ軸21aとコンタク
トガラス5dとの距離が変化した場合にも、その自重で
原稿をコンタクトガラス5dに適切に密着させ、原稿の
読取精度を向上させることができる。
コンタクトガラス5dに押し付けられることによりゴム
ローラ部21bが変形して、ローラ軸21aとコンタク
トガラス5dとの距離が変化した場合にも、その自重で
原稿をコンタクトガラス5dに適切に密着させ、原稿の
読取精度を向上させることができる。
【0044】このように、本実施の形態の画像読取装置
20は、コンタクトガラス5d上に搬送されてきた原稿
を、コンタクトガラス5dに押し付けつつ搬送する背面
ローラ21のローラ軸21aに取り付けられたゴムロー
ラ部21bを、その軸方向中心部において、所定幅Lm
にわたって当該ゴムローラ部21bを取り除いた状態に
形成し、当該ゴムローラ部21bの取り除かれた部分の
ローラ軸21aに、ゴムローラ部21bの外径よりもそ
の外径が大きく、ローラ軸21aの外径よりもその内径
の大きなスリーブ22を回転可能あるいは揺動可能に取
り付けている。
20は、コンタクトガラス5d上に搬送されてきた原稿
を、コンタクトガラス5dに押し付けつつ搬送する背面
ローラ21のローラ軸21aに取り付けられたゴムロー
ラ部21bを、その軸方向中心部において、所定幅Lm
にわたって当該ゴムローラ部21bを取り除いた状態に
形成し、当該ゴムローラ部21bの取り除かれた部分の
ローラ軸21aに、ゴムローラ部21bの外径よりもそ
の外径が大きく、ローラ軸21aの外径よりもその内径
の大きなスリーブ22を回転可能あるいは揺動可能に取
り付けている。
【0045】したがって、背面ローラ21のゴムローラ
部21bのコンタクトガラス5dと接触する部分を削減
して、原稿がコンタクトガラス5d上に存在しない場合
に背面ローラ21にかかる回転駆動負荷を削減すること
ができるとともに、スリーブにより原稿をコンタクトガ
ラス5dに密接させつつ適切に搬送することができ、読
取精度をより一層向上させることができるとともに、よ
り少ない容量の駆動源により背面ローラ21を駆動可能
として、振動や音の発生を抑制しつつ、画像読取装置1
を小型で安価なものとすることができる。
部21bのコンタクトガラス5dと接触する部分を削減
して、原稿がコンタクトガラス5d上に存在しない場合
に背面ローラ21にかかる回転駆動負荷を削減すること
ができるとともに、スリーブにより原稿をコンタクトガ
ラス5dに密接させつつ適切に搬送することができ、読
取精度をより一層向上させることができるとともに、よ
り少ない容量の駆動源により背面ローラ21を駆動可能
として、振動や音の発生を抑制しつつ、画像読取装置1
を小型で安価なものとすることができる。
【0046】なお、スリーブ22は、ゴムローラ部21
bの中央部の抜き取り部に所定幅にわたって1個のみを
装着してもよいし、ローラ軸21aの軸方向に複数個に
分割して装着してもよい。
bの中央部の抜き取り部に所定幅にわたって1個のみを
装着してもよいし、ローラ軸21aの軸方向に複数個に
分割して装着してもよい。
【0047】図4は、本発明の画像読取装置の第3の実
施の形態を示す図である。本実施の形態は、背面ローラ
のゴムローラ部の軸方向中央部分を抜き取るとともに、
この抜き取った部分に原稿をコンタクトガラスに押し付
ける弾性部材を配設したものである。
施の形態を示す図である。本実施の形態は、背面ローラ
のゴムローラ部の軸方向中央部分を抜き取るとともに、
この抜き取った部分に原稿をコンタクトガラスに押し付
ける弾性部材を配設したものである。
【0048】なお、本実施の形態の説明において、上記
第1の実施の形態と同様の構成部分には、同一の符号を
用い、その詳細な説明を省略する。
第1の実施の形態と同様の構成部分には、同一の符号を
用い、その詳細な説明を省略する。
【0049】図4において、画像読取装置30は、その
密着型イメージセンサ5の上部にコンタクトガラス5d
に当接する状態で背面ローラ31が配設されており、背
面ローラ31は、上記第1の実施の形態の背面ローラ6
と同様に、ローラ軸31aとローラ軸31aに取り付け
られたゴムローラ部31bを備えている。ゴムローラ部
31bは、その軸方向中央部が最小原稿幅Lよりも狭い
所定幅Lmにわたって抜き取られており、このゴムロー
ラ部31bの抜き取られた部分に侵入する状態で、弾性
部材32、例えば、板ばね、樹脂フィルム、あるいは、
針金等が配設されている。
密着型イメージセンサ5の上部にコンタクトガラス5d
に当接する状態で背面ローラ31が配設されており、背
面ローラ31は、上記第1の実施の形態の背面ローラ6
と同様に、ローラ軸31aとローラ軸31aに取り付け
られたゴムローラ部31bを備えている。ゴムローラ部
31bは、その軸方向中央部が最小原稿幅Lよりも狭い
所定幅Lmにわたって抜き取られており、このゴムロー
ラ部31bの抜き取られた部分に侵入する状態で、弾性
部材32、例えば、板ばね、樹脂フィルム、あるいは、
針金等が配設されている。
【0050】弾性部材32は、圧板4等にその基端部が
取り付けられ、その自由端部がゴムローラ部31bの抜
き取り部分に侵入するとともに、コンタクトガラス5d
表面に当接する状態で配設されている。
取り付けられ、その自由端部がゴムローラ部31bの抜
き取り部分に侵入するとともに、コンタクトガラス5d
表面に当接する状態で配設されている。
【0051】本実施の形態の画像読取装置30は、背面
ローラ31のゴムローラ部31bの中央部の抜き取り部
に、その自由端部が侵入するとともにコンタクトガラス
5d表面に当接する状態で弾性部材32が配設されてい
るため、コンタクトガラス5d上に搬送されてきた原稿
の中央部分を弾性部材32により適切にコンタクトガラ
ス5dに押し付けて、密着型イメージセンサ5による原
稿の読取精度を向上させることができるとともに、ゴム
ローラ部31bにより搬送される原稿に与える負荷を小
さくすることができ、原稿を適切に搬送することができ
る。
ローラ31のゴムローラ部31bの中央部の抜き取り部
に、その自由端部が侵入するとともにコンタクトガラス
5d表面に当接する状態で弾性部材32が配設されてい
るため、コンタクトガラス5d上に搬送されてきた原稿
の中央部分を弾性部材32により適切にコンタクトガラ
ス5dに押し付けて、密着型イメージセンサ5による原
稿の読取精度を向上させることができるとともに、ゴム
ローラ部31bにより搬送される原稿に与える負荷を小
さくすることができ、原稿を適切に搬送することができ
る。
【0052】このように、本実施の形態の画像読取装置
30は、コンタクトガラス5d上に搬送されてきた原稿
を、コンタクトガラス5dに押し付けつつ搬送する背面
ローラ31のローラ軸31aに取り付けられたゴムロー
ラ部31bを、その軸方向中心部において、所定幅Lm
にわたって当該ゴムローラ部31bを取り除いた状態に
形成し、当該ゴムローラ部31bの取り除かれた部分に
侵入して、原稿をコンタクトガラス5dに押し付ける弾
性部材32を配設している。
30は、コンタクトガラス5d上に搬送されてきた原稿
を、コンタクトガラス5dに押し付けつつ搬送する背面
ローラ31のローラ軸31aに取り付けられたゴムロー
ラ部31bを、その軸方向中心部において、所定幅Lm
にわたって当該ゴムローラ部31bを取り除いた状態に
形成し、当該ゴムローラ部31bの取り除かれた部分に
侵入して、原稿をコンタクトガラス5dに押し付ける弾
性部材32を配設している。
【0053】したがって、背面ローラ31のゴムローラ
部31bのコンタクトガラス5dと接触する部分を削減
して、原稿がコンタクトガラス5d上に存在しない場合
に背面ローラ31にかかる回転駆動負荷を削減すること
ができるとともに、弾性部材32により原稿をコンタク
トガラス5dに密接させつつ適切に搬送することがで
き、読取精度をより一層向上させることができるととも
に、より少ない容量の駆動源により背面ローラ31を駆
動可能として、振動や音の発生を抑制しつつ、画像読取
装置30を小型で安価なものとすることができる。
部31bのコンタクトガラス5dと接触する部分を削減
して、原稿がコンタクトガラス5d上に存在しない場合
に背面ローラ31にかかる回転駆動負荷を削減すること
ができるとともに、弾性部材32により原稿をコンタク
トガラス5dに密接させつつ適切に搬送することがで
き、読取精度をより一層向上させることができるととも
に、より少ない容量の駆動源により背面ローラ31を駆
動可能として、振動や音の発生を抑制しつつ、画像読取
装置30を小型で安価なものとすることができる。
【0054】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像読取装置によ
れば、コンタクトガラス上に搬送されてきた原稿を、コ
ンタクトガラスに押し付けつつ搬送する背面ローラの回
転軸に取り付けられたゴムローラ部分を、その軸方向中
心部において、所定幅にわたって当該ゴムローラ部の両
端部分の外径よりも小径に形成するか、あるいは、当該
ゴムローラ部を取り除いた状態に形成しているので、背
面ローラのゴムローラ部のコンタクトガラスと接触する
部分を削減して、原稿がコンタクトガラス上に存在しな
い場合に背面ローラにかかる回転駆動負荷を削減するこ
とができ、適切に原稿を搬送して読取精度を向上させる
ことができるとともに、より少ない容量の駆動源により
背面ローラを駆動可能として、振動や音の発生を抑制し
つつ、画像読取装置を小型で安価なものとすることがで
きる。
れば、コンタクトガラス上に搬送されてきた原稿を、コ
ンタクトガラスに押し付けつつ搬送する背面ローラの回
転軸に取り付けられたゴムローラ部分を、その軸方向中
心部において、所定幅にわたって当該ゴムローラ部の両
端部分の外径よりも小径に形成するか、あるいは、当該
ゴムローラ部を取り除いた状態に形成しているので、背
面ローラのゴムローラ部のコンタクトガラスと接触する
部分を削減して、原稿がコンタクトガラス上に存在しな
い場合に背面ローラにかかる回転駆動負荷を削減するこ
とができ、適切に原稿を搬送して読取精度を向上させる
ことができるとともに、より少ない容量の駆動源により
背面ローラを駆動可能として、振動や音の発生を抑制し
つつ、画像読取装置を小型で安価なものとすることがで
きる。
【0056】請求項2記載の発明の画像読取装置によれ
ば、コンタクトガラス上に搬送されてきた原稿を、コン
タクトガラスに押し付けつつ搬送する背面ローラの回転
軸に取り付けられたゴムローラ部分を、その軸方向中心
部において、所定幅にわたって当該ゴムローラ部を取り
除いた状態に形成し、当該ゴムローラ部の取り除かれた
部分の回転軸に、ゴムローラ部の外径よりもその外径が
大きく、回転軸の外径よりもその内径の大きなスリーブ
を回転可能あるいは揺動可能に取り付けているので、背
面ローラのゴムローラ部のコンタクトガラスと接触する
部分を削減して、原稿がコンタクトガラス上に存在しな
い場合に背面ローラにかかる回転駆動負荷を削減するこ
とができるとともに、スリーブにより原稿をコンタクト
ガラスに密接させつつ適切に搬送することができ、読取
精度をより一層向上させることができるとともに、より
少ない容量の駆動源により背面ローラを駆動可能とし
て、振動や音の発生を抑制しつつ、画像読取装置を小型
で安価なものとすることができる。
ば、コンタクトガラス上に搬送されてきた原稿を、コン
タクトガラスに押し付けつつ搬送する背面ローラの回転
軸に取り付けられたゴムローラ部分を、その軸方向中心
部において、所定幅にわたって当該ゴムローラ部を取り
除いた状態に形成し、当該ゴムローラ部の取り除かれた
部分の回転軸に、ゴムローラ部の外径よりもその外径が
大きく、回転軸の外径よりもその内径の大きなスリーブ
を回転可能あるいは揺動可能に取り付けているので、背
面ローラのゴムローラ部のコンタクトガラスと接触する
部分を削減して、原稿がコンタクトガラス上に存在しな
い場合に背面ローラにかかる回転駆動負荷を削減するこ
とができるとともに、スリーブにより原稿をコンタクト
ガラスに密接させつつ適切に搬送することができ、読取
精度をより一層向上させることができるとともに、より
少ない容量の駆動源により背面ローラを駆動可能とし
て、振動や音の発生を抑制しつつ、画像読取装置を小型
で安価なものとすることができる。
【0057】請求項3記載の発明の画像読取装置によれ
ば、コンタクトガラス上に搬送されてきた原稿を、コン
タクトガラスに押し付けつつ搬送する背面ローラの回転
軸に取り付けられたゴムローラ部分を、その軸方向中心
部において、所定幅にわたって当該ゴムローラ部を取り
除いた状態に形成し、当該ゴムローラ部の取り除かれた
部分に侵入して、原稿をコンタクトガラスに押し付ける
所定の弾性部材を配設しているので、背面ローラのゴム
ローラ部のコンタクトガラスと接触する部分を削減し
て、原稿がコンタクトガラス上に存在しない場合に背面
ローラにかかる回転駆動負荷を削減することができると
ともに、弾性部材により原稿をコンタクトガラスに密接
させつつ適切に搬送することができ、読取精度をより一
層向上させることができるとともに、より少ない容量の
駆動源により背面ローラを駆動可能として、振動や音の
発生を抑制しつつ、画像読取装置を小型で安価なものと
することができる。
ば、コンタクトガラス上に搬送されてきた原稿を、コン
タクトガラスに押し付けつつ搬送する背面ローラの回転
軸に取り付けられたゴムローラ部分を、その軸方向中心
部において、所定幅にわたって当該ゴムローラ部を取り
除いた状態に形成し、当該ゴムローラ部の取り除かれた
部分に侵入して、原稿をコンタクトガラスに押し付ける
所定の弾性部材を配設しているので、背面ローラのゴム
ローラ部のコンタクトガラスと接触する部分を削減し
て、原稿がコンタクトガラス上に存在しない場合に背面
ローラにかかる回転駆動負荷を削減することができると
ともに、弾性部材により原稿をコンタクトガラスに密接
させつつ適切に搬送することができ、読取精度をより一
層向上させることができるとともに、より少ない容量の
駆動源により背面ローラを駆動可能として、振動や音の
発生を抑制しつつ、画像読取装置を小型で安価なものと
することができる。
【0058】請求項4記載の発明の画像読取装置によれ
ば、ゴムローラ部の両端部分を原稿最大読取幅よりも広
い位置まで延在して配設するとともに、少なくとも当該
原稿最大読取幅よりも広い部分を白色に施しているの
で、原稿が読取手段の読取幅よりも小さい場合に、原稿
外を白として読み取って、読取画像の画像品質を向上さ
せることができるとともに、画像読取装置がファクシミ
リ装置に適用された場合に当該原稿外のデータの圧縮効
率を向上させて、伝送時間を削減することができる。
ば、ゴムローラ部の両端部分を原稿最大読取幅よりも広
い位置まで延在して配設するとともに、少なくとも当該
原稿最大読取幅よりも広い部分を白色に施しているの
で、原稿が読取手段の読取幅よりも小さい場合に、原稿
外を白として読み取って、読取画像の画像品質を向上さ
せることができるとともに、画像読取装置がファクシミ
リ装置に適用された場合に当該原稿外のデータの圧縮効
率を向上させて、伝送時間を削減することができる。
【図1】本発明の画像読取装置の第1の実施の形態を適
用した画像読取装置の要部側面断面図。
用した画像読取装置の要部側面断面図。
【図2】図1の画像読取装置の原稿ガイド板部分の上面
斜視図。
斜視図。
【図3】本発明の画像処理装置の第2の実施の形態を適
用した画像形成装置のゴムローラ部の抜き取り部分の側
面断面図。
用した画像形成装置のゴムローラ部の抜き取り部分の側
面断面図。
【図4】本発明の画像処理装置の第3の実施の形態を適
用した画像形成装置のゴムローラ部の抜き取り部分の側
面断面図。
用した画像形成装置のゴムローラ部の抜き取り部分の側
面断面図。
1 画像読取装置 2 原稿ガイド板 3 原稿搬送路 4 圧板 5 密着型イメージセンサ 5a ケース 5b 光源 5c 光電変換素子 5d コンタクトガラス 6 背面ローラ 6a ローラ軸 6b ゴムローラ部 7 R1ローラ 8 対向ローラ 9 フィードローラ 10 分離パッド 11 軸 12 幅ガイド 13、14 用紙センサ 20 画像読取装置 21 背面ローラ 21a ローラ軸 21b ゴムローラ部 22 スリーブ 30 画像読取装置 31 背面ローラ 31a ローラ軸 31b ゴムローラ部 32 弾性部材
Claims (4)
- 【請求項1】コンタクトガラスを有した読取手段と、回
転軸に所定のゴム部材で形成されたゴムローラ部が取り
付けられ原稿を前記コンタクトガラスに密着させつつ搬
送する背面ローラと、を備え、前記コンタクトガラス上
に搬送されてきた前記原稿を前記回転軸を介して回転駆
動される前記ゴムローラ部により前記コンタクトガラス
に押しつけつつ搬送して、前記読取手段により前記原稿
の画像を読み取る画像読取装置において、前記背面ロー
ラは、前記ゴムローラ部の軸方向中心部が、所定幅にわ
たって当該ゴムローラ部の両端部分の外径よりも小径に
形成されるか、あるいは、前記ゴムローラ部が取り除か
れた状態に形成されていることを特徴とする画像読取装
置。 - 【請求項2】コンタクトガラスを有した読取手段と、回
転軸に所定のゴム部材で形成されたゴムローラ部が取り
付けられ原稿を前記コンタクトガラスに密着させつつ搬
送する背面ローラと、を備え、前記コンタクトガラス上
に搬送されてきた前記原稿を前記回転軸を介して回転駆
動される前記ゴムローラ部により前記コンタクトガラス
に押しつけつつ搬送して、前記読取手段により前記原稿
の画像を読み取る画像読取装置において、前記背面ロー
ラは、その軸方向中心部が所定幅にわたって前記ゴムロ
ーラ部が取り除かれた状態に形成されており、当該ゴム
ローラ部の取り除かれた部分の前記回転軸に、前記ゴム
ローラ部の外径よりもその外径が大きく、前記回転軸の
外径よりもその内径の大きなスリーブが回転可能あるい
は揺動可能に取り付けられていることを特徴とする画像
読取装置。 - 【請求項3】コンタクトガラスを有した読取手段と、回
転軸に所定のゴム部材で形成されたゴムローラ部が取り
付けられ原稿を前記コンタクトガラスに密着させつつ搬
送する背面ローラと、を備え、前記コンタクトガラス上
に搬送されてきた前記原稿を前記回転軸を介して回転駆
動される前記ゴムローラ部により前記コンタクトガラス
に押しつけつつ搬送して、前記読取手段により前記原稿
の画像を読み取る画像読取装置において、前記背面ロー
ラは、その軸方向中心部が所定幅にわたって前記ゴムロ
ーラ部が取り除かれた状態に形成されており、当該ゴム
ローラ部の取り除かれた部分に侵入して、前記原稿を前
記コンタクトガラスに押し付ける所定の弾性部材が配設
されていることを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項4】前記ゴムローラ部は、その両端部分が原稿
最大読取幅よりも広い位置まで延在して配設されている
とともに、少なくとも当該原稿最大読取幅よりも広い部
分が白色に施されていることを特徴とする請求項1から
請求項3のいずれかに記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10274393A JP2000086005A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10274393A JP2000086005A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000086005A true JP2000086005A (ja) | 2000-03-28 |
Family
ID=17541051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10274393A Pending JP2000086005A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000086005A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018200478A (ja) * | 2018-07-25 | 2018-12-20 | キヤノン株式会社 | 記録材判別装置及びそれを備えた画像形成装置 |
-
1998
- 1998-09-10 JP JP10274393A patent/JP2000086005A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018200478A (ja) * | 2018-07-25 | 2018-12-20 | キヤノン株式会社 | 記録材判別装置及びそれを備えた画像形成装置 |
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Legal Events
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