JP2000085652A - ロック用アラーム装置 - Google Patents
ロック用アラーム装置Info
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R25/00—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
- B60R25/10—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles actuating a signalling device
- B60R25/1004—Alarm systems characterised by the type of sensor, e.g. current sensing means
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- B60R25/1018—Alarm systems characterised by features related to the general power supply
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- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62H—CYCLE STANDS; SUPPORTS OR HOLDERS FOR PARKING OR STORING CYCLES; APPLIANCES PREVENTING OR INDICATING UNAUTHORIZED USE OR THEFT OF CYCLES; LOCKS INTEGRAL WITH CYCLES; DEVICES FOR LEARNING TO RIDE CYCLES
- B62H5/00—Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles
- B62H5/20—Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles indicating unauthorised use, e.g. acting on signalling devices
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B45/00—Alarm locks
- E05B45/005—Chain-locks, cable-locks or padlocks with alarms
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B60R2325/00—Indexing scheme relating to vehicle anti-theft devices
- B60R2325/30—Vehicles applying the vehicle anti-theft devices
- B60R2325/306—Motorcycles
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B45/00—Alarm locks
- E05B45/06—Electric alarm locks
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アラームの破壊を防ぎ、ロック装置が壊され
てもアラームが機能し、アラームの作動時間や音量の制
限を受けず、ロック装置を大型化させないロック用アラ
ーム装置を提供する。 【解決手段】 車輪に装着するロック装置１を備え、こ
のロック装置内に、このロック装置の変動を検出するセ
ンサ２０と、このセンサの検出結果を送信する送信機１
５を備え、車両２３側に、送信機１５からの検出信号を
受け取る受信機２４と、警報を発するアラーム４と、前
記受信機からの出力によりアラーム４を動作させる制御
装置２５とを有し、前記制御装置とアラームは車載バッ
テリー７を電源とした。
てもアラームが機能し、アラームの作動時間や音量の制
限を受けず、ロック装置を大型化させないロック用アラ
ーム装置を提供する。 【解決手段】 車輪に装着するロック装置１を備え、こ
のロック装置内に、このロック装置の変動を検出するセ
ンサ２０と、このセンサの検出結果を送信する送信機１
５を備え、車両２３側に、送信機１５からの検出信号を
受け取る受信機２４と、警報を発するアラーム４と、前
記受信機からの出力によりアラーム４を動作させる制御
装置２５とを有し、前記制御装置とアラームは車載バッ
テリー７を電源とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動二輪車等の車輪
に装着するロック装置に関する。より詳しくは、ロック
装置にアラームを取り付けたロック用アラーム装置に関
するものである。
に装着するロック装置に関する。より詳しくは、ロック
装置にアラームを取り付けたロック用アラーム装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動二輪車等の車両の盗難防止な
どのため、車輪にロック装置を取り付け、不当に移動さ
れると警報が発せられるアラーム付きロック装置が用い
られている。図６は従来のアラーム付きロック装置の構
成図である。図示したように、ロック装置は閉じたＵ字
状の環状に形成され、この環状部分で車輪（図示しな
い）を囲み、車両の移動を困難にする。駐車時に、この
環状部分を形成する略Ｕ字状のバー３１を車輪の内側か
ら装着し、その左右端に車輪の外側から施錠部材３２を
嵌め込む。この施錠部材３２には、センサとアラーム、
およびこれらを制御する電子部品が収納された収納部材
３３が備えてある。アラームをセットした状態でロック
装置の振動や傾きなどの変動をセンサが感知すると、ア
ラームが警報を発して盗難行為を防止していた。
どのため、車輪にロック装置を取り付け、不当に移動さ
れると警報が発せられるアラーム付きロック装置が用い
られている。図６は従来のアラーム付きロック装置の構
成図である。図示したように、ロック装置は閉じたＵ字
状の環状に形成され、この環状部分で車輪（図示しな
い）を囲み、車両の移動を困難にする。駐車時に、この
環状部分を形成する略Ｕ字状のバー３１を車輪の内側か
ら装着し、その左右端に車輪の外側から施錠部材３２を
嵌め込む。この施錠部材３２には、センサとアラーム、
およびこれらを制御する電子部品が収納された収納部材
３３が備えてある。アラームをセットした状態でロック
装置の振動や傾きなどの変動をセンサが感知すると、ア
ラームが警報を発して盗難行為を防止していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ロック装置では、アラームがロック装置に取り付けてあ
るため、ロック装置が壊されてアラームが破壊された
り、布などで覆われてアラームの音量を下げられ、車両
の盗難防止機能が損なわれることがあった。
ロック装置では、アラームがロック装置に取り付けてあ
るため、ロック装置が壊されてアラームが破壊された
り、布などで覆われてアラームの音量を下げられ、車両
の盗難防止機能が損なわれることがあった。
【０００４】またアラームは音による警報を発するた
め、完全な密封防水構造とすることができない。よっ
て、ロック装置内部に雨水などが侵入し劣化や動作不良
の原因となることがあった。
め、完全な密封防水構造とすることができない。よっ
て、ロック装置内部に雨水などが侵入し劣化や動作不良
の原因となることがあった。
【０００５】また、アラームやセンサの電源において
は、特にアラームは多くの電力を必要とするため、ロッ
ク装置内部に収納された電池などでは容量が小さく、ア
ラームの作動時間や音量が制限されてしまう等の不都合
が生じていた。
は、特にアラームは多くの電力を必要とするため、ロッ
ク装置内部に収納された電池などでは容量が小さく、ア
ラームの作動時間や音量が制限されてしまう等の不都合
が生じていた。
【０００６】またアラームを収納するための収納部材を
ロック装置に取り付けなくてはならず、ロック装置が大
型化していた。
ロック装置に取り付けなくてはならず、ロック装置が大
型化していた。
【０００７】本発明は上記従来技術を考慮したものであ
って、アラームの破壊を防ぎ、ロック装置が壊されても
アラームが機能し、アラームの作動時間や音量の制限を
受けず、ロック装置を大型化させないロック用アラーム
装置の提供を目的とする。
って、アラームの破壊を防ぎ、ロック装置が壊されても
アラームが機能し、アラームの作動時間や音量の制限を
受けず、ロック装置を大型化させないロック用アラーム
装置の提供を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、車輪に装着するロック装置を備え、こ
のロック装置内に、このロック装置の変動を検出するセ
ンサと、このセンサの検出結果を送信する送信機を備
え、車両側に、送信機からの検出信号を受け取る受信機
と、警報を発するアラームと、前記受信機からの出力に
よりアラームを動作させる制御装置とを有し、前記制御
装置とアラームは車載バッテリーを電源としていること
を特徴とするロック用アラーム装置を提供する。
め、本発明では、車輪に装着するロック装置を備え、こ
のロック装置内に、このロック装置の変動を検出するセ
ンサと、このセンサの検出結果を送信する送信機を備
え、車両側に、送信機からの検出信号を受け取る受信機
と、警報を発するアラームと、前記受信機からの出力に
よりアラームを動作させる制御装置とを有し、前記制御
装置とアラームは車載バッテリーを電源としていること
を特徴とするロック用アラーム装置を提供する。
【０００９】この構成によれば、アラームを車両側に組
み込むため、外からは見えにくくなり、破壊されること
はない。また、アラームに布などを巻いて、音量を下げ
るような行為を防ぐこととなる。これにより、車両の盗
難行為を防ぐことができる。また、アラームをロック装
置に取り付けないので、ロック装置が小型化し、取扱性
が増すとともに防水性を高めることができる。
み込むため、外からは見えにくくなり、破壊されること
はない。また、アラームに布などを巻いて、音量を下げ
るような行為を防ぐこととなる。これにより、車両の盗
難行為を防ぐことができる。また、アラームをロック装
置に取り付けないので、ロック装置が小型化し、取扱性
が増すとともに防水性を高めることができる。
【００１０】また、制御装置とアラームは、車載バッテ
リーを電源とするため、車載バッテリーにより充分な電
力が供給され、アラームの作動時間や音量に関する制限
をほとんど受けない。
リーを電源とするため、車載バッテリーにより充分な電
力が供給され、アラームの作動時間や音量に関する制限
をほとんど受けない。
【００１１】好ましい構成例においては、前記送信機の
電源およびそのスイッチをロック装置内に設け、この電
源は、ロック装置を施錠したときに入り、解錠したとき
に切れるように前記スイッチを構成し、前記制御装置の
電源は、車両のメインスイッチがＯＮのときに切れ、Ｏ
ＦＦのときに入るように構成されたことを特徴としてい
る。
電源およびそのスイッチをロック装置内に設け、この電
源は、ロック装置を施錠したときに入り、解錠したとき
に切れるように前記スイッチを構成し、前記制御装置の
電源は、車両のメインスイッチがＯＮのときに切れ、Ｏ
ＦＦのときに入るように構成されたことを特徴としてい
る。
【００１２】この構成によれば、車両を駐車してロック
装置を取り付けるだけで、アラームの電源が入るため、
アラームの電源の入れ忘れが無くなり、ロック装置を取
り付けてアラームをセットするという動作の煩わしさも
なくなる。また、ロック装置を施錠した状態で車両に搭
載して運搬中に、ロック装置が振動しても、メインスイ
ッチがＯＮで運転中は、アラームの制御装置は電源が切
られている状態にあるので、不必要に警報が発せられる
ことはない。
装置を取り付けるだけで、アラームの電源が入るため、
アラームの電源の入れ忘れが無くなり、ロック装置を取
り付けてアラームをセットするという動作の煩わしさも
なくなる。また、ロック装置を施錠した状態で車両に搭
載して運搬中に、ロック装置が振動しても、メインスイ
ッチがＯＮで運転中は、アラームの制御装置は電源が切
られている状態にあるので、不必要に警報が発せられる
ことはない。
【００１３】好ましい構成例においては、前記車両のメ
インスイッチが切られてから制御装置が作動するまで、
および前記センサが変動を検出してからアラームが作動
するまでに、それぞれ所定の遅延時間を設けたことを特
徴としている。
インスイッチが切られてから制御装置が作動するまで、
および前記センサが変動を検出してからアラームが作動
するまでに、それぞれ所定の遅延時間を設けたことを特
徴としている。
【００１４】この構成によれば、車両のメインスイッチ
を切ってから制御装置の作動までに所定の遅延時間があ
るため、この遅延時間内にロック装置を取付ければ、そ
の取付け動作をセンサが検出しても警報は鳴らない。ま
た、ロック装置を解錠する時にセンサが振動を検知して
も、アラームが作動するまでの遅延時間内であればロッ
クの取外し行為により警報が鳴ることはない。また、ア
ラームの作動時間までに車両のメインスイッチを入れれ
ば警報は発せられない。これにより車両の持ち主による
ロック装置の取り付け、取外し時に警報が鳴ることを防
止することができる。
を切ってから制御装置の作動までに所定の遅延時間があ
るため、この遅延時間内にロック装置を取付ければ、そ
の取付け動作をセンサが検出しても警報は鳴らない。ま
た、ロック装置を解錠する時にセンサが振動を検知して
も、アラームが作動するまでの遅延時間内であればロッ
クの取外し行為により警報が鳴ることはない。また、ア
ラームの作動時間までに車両のメインスイッチを入れれ
ば警報は発せられない。これにより車両の持ち主による
ロック装置の取り付け、取外し時に警報が鳴ることを防
止することができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１は本発明の実施の形態に係る
ロック用アラーム装置を取付けた自動二輪車の外観図で
ある。図示したように、ロック装置１が車輪（後輪）２
に装着され、車輪が固定される。このロック装置１内に
後述のようにロック装置の振動や傾き等を検出するセン
サおよびその検出信号を発信する送信機が備わる。車両
前側の車体カバー３内に、盗難防止用の警報を発するア
ラーム４およびこれを動作させる制御ユニット５が設け
られる。この制御ユニット５は、後述のように前記送信
機からの信号を受ける受信機とこの受信信号に応じてア
ラームを駆動する制御装置を含むものである。このよう
に、アラーム４が外から容易に見えない場所に存在する
ため、アラーム４が盗難行為で破壊されることを防ぐこ
とができる。またアラーム４は車体カバー３で覆われる
ため、雨に濡れたり、アラーム４自体を布で巻かれるな
どによる音量低下を防ぐことができる。車体中央下部の
車体カバー６内にはエンジン起動用セルモータを駆動す
るための車載バッテリー７が備わる。この車載バッテリ
ー７がアラーム４と制御ユニット５の電源となる。この
車載バッテリー７は容量が充分大きいため、アラーム４
の作動時間や音量が制限されることはない。
ロック用アラーム装置を取付けた自動二輪車の外観図で
ある。図示したように、ロック装置１が車輪（後輪）２
に装着され、車輪が固定される。このロック装置１内に
後述のようにロック装置の振動や傾き等を検出するセン
サおよびその検出信号を発信する送信機が備わる。車両
前側の車体カバー３内に、盗難防止用の警報を発するア
ラーム４およびこれを動作させる制御ユニット５が設け
られる。この制御ユニット５は、後述のように前記送信
機からの信号を受ける受信機とこの受信信号に応じてア
ラームを駆動する制御装置を含むものである。このよう
に、アラーム４が外から容易に見えない場所に存在する
ため、アラーム４が盗難行為で破壊されることを防ぐこ
とができる。またアラーム４は車体カバー３で覆われる
ため、雨に濡れたり、アラーム４自体を布で巻かれるな
どによる音量低下を防ぐことができる。車体中央下部の
車体カバー６内にはエンジン起動用セルモータを駆動す
るための車載バッテリー７が備わる。この車載バッテリ
ー７がアラーム４と制御ユニット５の電源となる。この
車載バッテリー７は容量が充分大きいため、アラーム４
の作動時間や音量が制限されることはない。
【００１６】図２は本発明に係るロック装置全体の外観
図、図３はその要部断面図である。閉じたＵ字状の環状
に形成されたロック装置１は、略Ｕ字状のバー８と施錠
部材９とで構成される。このロック装置１を車輪に装着
するときは、バー８を車輪の内側から装着し、その左右
端に車輪の外側から施錠部材９に嵌め込む。バー８を施
錠部材９に挿入時、施錠部材９内に設けられたロッド１
０はバー８の先端によりバネ１１に抗して、施錠部材９
の中央に押し戻され、バー８が所定の部分まで嵌め込ま
れるとバネ１１によってバー８の切り欠き１２に押し出
される。これにより、ロッド１０は切り欠き１２に係合
してバー８をロックする。
図、図３はその要部断面図である。閉じたＵ字状の環状
に形成されたロック装置１は、略Ｕ字状のバー８と施錠
部材９とで構成される。このロック装置１を車輪に装着
するときは、バー８を車輪の内側から装着し、その左右
端に車輪の外側から施錠部材９に嵌め込む。バー８を施
錠部材９に挿入時、施錠部材９内に設けられたロッド１
０はバー８の先端によりバネ１１に抗して、施錠部材９
の中央に押し戻され、バー８が所定の部分まで嵌め込ま
れるとバネ１１によってバー８の切り欠き１２に押し出
される。これにより、ロッド１０は切り欠き１２に係合
してバー８をロックする。
【００１７】また施錠部材９の内部には、嵌め込まれた
バー８の一方の先端が当接するようにアクチュエータ１
３が設けてあり、このバー８の先端により押されたアク
チュエータ１３によってスイッチ１４がＯＮの状態にな
る。このスイッチ１４はプリント板１６上に搭載され
る。このプリント板１６上にはさらにロック装置の振動
等の変動を検出するセンサ（図示しない）やその検出信
号を受信機に発信する発信回路（図示しない）およびこ
れを構成する各種電子部品（図示しない）からなる送信
機１５と、これらの電源である電池（図示しない）等が
搭載される。この送信機１５によって、センサが検出し
たロック装置の振動や傾き等の変動検出信号が車両内部
の受信機に発信される。
バー８の一方の先端が当接するようにアクチュエータ１
３が設けてあり、このバー８の先端により押されたアク
チュエータ１３によってスイッチ１４がＯＮの状態にな
る。このスイッチ１４はプリント板１６上に搭載され
る。このプリント板１６上にはさらにロック装置の振動
等の変動を検出するセンサ（図示しない）やその検出信
号を受信機に発信する発信回路（図示しない）およびこ
れを構成する各種電子部品（図示しない）からなる送信
機１５と、これらの電源である電池（図示しない）等が
搭載される。この送信機１５によって、センサが検出し
たロック装置の振動や傾き等の変動検出信号が車両内部
の受信機に発信される。
【００１８】ロック装置１を車輪から取り外すときは、
キー１７をキーシリンダ１８に挿入して回転操作すると
スリーブ１９が施錠部材中央に移動する。これによりロ
ッド１０も施錠部材中央に移動し、バー８は施錠部材９
から外れる。このため、アクチュエータ１３がスイッチ
１４から離れ、自動的に送信機１５の電源が切れる。よ
ってロック装置１を解錠してから送信機１５の電源を切
るという操作の煩雑さもなくなる。
キー１７をキーシリンダ１８に挿入して回転操作すると
スリーブ１９が施錠部材中央に移動する。これによりロ
ッド１０も施錠部材中央に移動し、バー８は施錠部材９
から外れる。このため、アクチュエータ１３がスイッチ
１４から離れ、自動的に送信機１５の電源が切れる。よ
ってロック装置１を解錠してから送信機１５の電源を切
るという操作の煩雑さもなくなる。
【００１９】図４は本発明のロック用アラーム装置の構
成図である。前述のように、ロック装置１の施錠部材９
内部の電池２２を電源とするセンサ２０が検出した変動
検出信号は、発信回路を通じて送信機１５により車両２
３内部の制御ユニット５内に組み込まれた受信機２４に
送られる。車載バッテリー７を電源とする制御ユニット
５には、アラーム４および作動表示器２７が接続され
る。この制御ユニット５はロック装置１の送信機１５か
らの送信信号を受ける受信機２４とこの受信信号に応じ
てアラーム４および作動表示器２７を動作制御する制御
装置２５により構成される。この制御ユニット５は、後
述のように、車両２３のメインスイッチ２６が切られる
と所定の遅延時間後に自動的に電源が入るように構成さ
れる。作動表示器２７は電源のオンオフ状態やアラーム
の動作状態をＬＥＤなどにより表示する。アラーム４お
よびこの作動表示器２７の電源も車載バッテリー７であ
る。図５は本発明に係るロック用アラーム装置の作動形
態をタイムチャートで示したものである。（Ａ）に示す
ように、車両のメインスイッチ（イグニッションスイッ
チ）をＯＦＦにすると、制御ユニット内に設けられた遅
延回路により、（Ｂ）に示すように遅延時間Ｔ1後にこ
の制御ユニットの電源が入る。メインスイッチをＯＮに
すると制御ユニットの電源は直ちに切れる。ロック装置
側の送信機は（Ｃ）に示すように、施錠により直ちに電
源が入り、解錠により電源が切れる。（Ｄ）に示すよう
に、センサは変動を検出するとパルス信号を発する。こ
のセンサによる検出パルス信号は送信機から車両内部の
受信機に送信され制御装置によって（Ｅ）に示すよう
に、アラームが遅延時間Ｔ2後に警報を発する。遅延時
間Ｔ2は送信機又は受信機内の遅延回路により設定され
る。アラームが作動する時間はＴ3であり、これは任意
に設定可能である。Ｔ3を設定することにより、車載バ
ッテリーの節約になる。
成図である。前述のように、ロック装置１の施錠部材９
内部の電池２２を電源とするセンサ２０が検出した変動
検出信号は、発信回路を通じて送信機１５により車両２
３内部の制御ユニット５内に組み込まれた受信機２４に
送られる。車載バッテリー７を電源とする制御ユニット
５には、アラーム４および作動表示器２７が接続され
る。この制御ユニット５はロック装置１の送信機１５か
らの送信信号を受ける受信機２４とこの受信信号に応じ
てアラーム４および作動表示器２７を動作制御する制御
装置２５により構成される。この制御ユニット５は、後
述のように、車両２３のメインスイッチ２６が切られる
と所定の遅延時間後に自動的に電源が入るように構成さ
れる。作動表示器２７は電源のオンオフ状態やアラーム
の動作状態をＬＥＤなどにより表示する。アラーム４お
よびこの作動表示器２７の電源も車載バッテリー７であ
る。図５は本発明に係るロック用アラーム装置の作動形
態をタイムチャートで示したものである。（Ａ）に示す
ように、車両のメインスイッチ（イグニッションスイッ
チ）をＯＦＦにすると、制御ユニット内に設けられた遅
延回路により、（Ｂ）に示すように遅延時間Ｔ1後にこ
の制御ユニットの電源が入る。メインスイッチをＯＮに
すると制御ユニットの電源は直ちに切れる。ロック装置
側の送信機は（Ｃ）に示すように、施錠により直ちに電
源が入り、解錠により電源が切れる。（Ｄ）に示すよう
に、センサは変動を検出するとパルス信号を発する。こ
のセンサによる検出パルス信号は送信機から車両内部の
受信機に送信され制御装置によって（Ｅ）に示すよう
に、アラームが遅延時間Ｔ2後に警報を発する。遅延時
間Ｔ2は送信機又は受信機内の遅延回路により設定され
る。アラームが作動する時間はＴ3であり、これは任意
に設定可能である。Ｔ3を設定することにより、車載バ
ッテリーの節約になる。
【００２０】ここで、車両の持ち主がメインスイッチを
切ってロック装置を取付ける場合には、に示すように
センサがロック装置の変動を検出するが、制御ユニット
がＯＮになるまでに遅延時間Ｔ1を設けてあるため、そ
の時間内では制御装置は動作せず、従ってアラームは動
作しない。この遅延時間Ｔ1をロック装置取付けに必要
な適当な時間に設定することにより、車両の持ち主によ
るロック装置装着時に警報が発せられることが防止され
る。
切ってロック装置を取付ける場合には、に示すように
センサがロック装置の変動を検出するが、制御ユニット
がＯＮになるまでに遅延時間Ｔ1を設けてあるため、そ
の時間内では制御装置は動作せず、従ってアラームは動
作しない。この遅延時間Ｔ1をロック装置取付けに必要
な適当な時間に設定することにより、車両の持ち主によ
るロック装置装着時に警報が発せられることが防止され
る。
【００２１】遅延時間Ｔ1経過後、制御ユニットがＯＮ
になった後にのようにセンサが変動を検出すると前述
のように遅延時間Ｔ2後にアラームが警報を発する。
になった後にのようにセンサが変動を検出すると前述
のように遅延時間Ｔ2後にアラームが警報を発する。
【００２２】車両の持ち主がロック装置を外そうとする
場合、ロック装置を持ち上げるためロックに振動が生じ
てのようにセンサが反応するが、前記遅延時間Ｔ2を
設けてあるため、このアラームが作動しない遅延時間Ｔ
2中にロックを外せば送信機電源が直ちにＯＦＦになり
アラームは鳴らない。その後車両のメインスイッチをＯ
Ｎにすれば制御装置のスイッチは自動的に切れる。この
時、先にメインスイッチをＯＮにして制御装置の電源を
切っておいてからロック装置を車輪から外してもアラー
ムは警報を発しない。
場合、ロック装置を持ち上げるためロックに振動が生じ
てのようにセンサが反応するが、前記遅延時間Ｔ2を
設けてあるため、このアラームが作動しない遅延時間Ｔ
2中にロックを外せば送信機電源が直ちにＯＦＦになり
アラームは鳴らない。その後車両のメインスイッチをＯ
Ｎにすれば制御装置のスイッチは自動的に切れる。この
時、先にメインスイッチをＯＮにして制御装置の電源を
切っておいてからロック装置を車輪から外してもアラー
ムは警報を発しない。
【００２３】また本発明に係る制御装置は、車両のメイ
ンスイッチ以外にもリモコン等で操作することも可能で
ある。ロック装置を施錠したまま車両に塔載した場合、
車両に給油する時などやむをえずメインスイッチをＯＦ
Ｆにした時、リモコンで制御装置の電源を切っておけば
アラームの作動を防ぐことができる。
ンスイッチ以外にもリモコン等で操作することも可能で
ある。ロック装置を施錠したまま車両に塔載した場合、
車両に給油する時などやむをえずメインスイッチをＯＦ
Ｆにした時、リモコンで制御装置の電源を切っておけば
アラームの作動を防ぐことができる。
【００２４】また本発明に係る送信機は、ロック装置以
外にも複数設置することが可能であり、ロック装置に対
し着脱可能とすることもできる。これにより、送信機を
車両自体に取り付けて、車両に対するいたずらを防止し
たり、送信機をロック装置から取り外し、荷物などに取
り付けて荷物の盗難防止として使用することもできる。
外にも複数設置することが可能であり、ロック装置に対
し着脱可能とすることもできる。これにより、送信機を
車両自体に取り付けて、車両に対するいたずらを防止し
たり、送信機をロック装置から取り外し、荷物などに取
り付けて荷物の盗難防止として使用することもできる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、アラームを車両側に組み込むため、外からは見えに
くくなり、破壊されることはない。また、アラームに布
などを巻いて、音量を下げるような行為を防ぐこととな
る。これにより、車両の盗難行為を防ぐことができる。
また、アラームをロック装置に取り付けないので、ロッ
ク装置が小型化し、取扱性が増すとともに防水性を高め
ることができる。 また、制御装置とアラームは、車載
バッテリーを電源とするため、車載バッテリーにより充
分な電力が供給され、アラームの作動時間や音量に関す
る制限をほとんど受けない。
は、アラームを車両側に組み込むため、外からは見えに
くくなり、破壊されることはない。また、アラームに布
などを巻いて、音量を下げるような行為を防ぐこととな
る。これにより、車両の盗難行為を防ぐことができる。
また、アラームをロック装置に取り付けないので、ロッ
ク装置が小型化し、取扱性が増すとともに防水性を高め
ることができる。 また、制御装置とアラームは、車載
バッテリーを電源とするため、車載バッテリーにより充
分な電力が供給され、アラームの作動時間や音量に関す
る制限をほとんど受けない。
【図１】 本発明の実施の形態に係るロック用アラーム
装置を取付けた自動二輪車の外観図。
装置を取付けた自動二輪車の外観図。
【図２】 本発明に係るロック装置全体の外観図。
【図３】 本発明に係るロック装置の要部断面図。
【図４】 本発明のロック用アラーム装置の構成図。
【図５】 本発明に係るロック用アラーム装置の作動形
態のタイムチャート。
態のタイムチャート。
【図６】 従来のアラーム付きロック装置の構成図。
１：ロック装置、２：車輪、３：車体カバー、４：アラ
ーム、５：制御ユニット、６；車体カバー、７：車載バ
ッテリー、８：バー、９：施錠部材、１０：ロッド、１
１：バネ、１２：切り欠き、１３：アクチュエータ、１
４：スイッチ、１５：送信機、１６：プリント版、１
７：キー、１８：キーシリンダ、１９：スリーブ、２
０：センサ、２２：電池、２３：車両、２４：受信機、
２５：制御装置、２６；メインスイッチ、２７：作動表
示器。
ーム、５：制御ユニット、６；車体カバー、７：車載バ
ッテリー、８：バー、９：施錠部材、１０：ロッド、１
１：バネ、１２：切り欠き、１３：アクチュエータ、１
４：スイッチ、１５：送信機、１６：プリント版、１
７：キー、１８：キーシリンダ、１９：スリーブ、２
０：センサ、２２：電池、２３：車両、２４：受信機、
２５：制御装置、２６；メインスイッチ、２７：作動表
示器。
Claims (3)
- 【請求項１】車輪に装着するロック装置を備え、 このロック装置内に、このロック装置の変動を検出する
センサと、 このセンサの検出結果を送信する送信機を備え、 車両側に、送信機からの検出信号を受け取る受信機と、 警報を発するアラームと、 前記受信機からの出力によりアラームを動作させる制御
装置とを有し、 前記制御装置とアラームは車載バッテリーを電源として
いることを特徴とするロック用アラーム装置。 - 【請求項２】前記送信機の電源およびそのスイッチをロ
ック装置内に設け、この電源は、ロック装置を施錠した
ときに入り、解錠したときに切れるように前記スイッチ
を構成し、 前記制御装置の電源は、車両のメインスイッチがＯＮの
ときに切れ、ＯＦＦのときに入るように構成されたこと
を特徴とする請求項１に記載のロック用アラーム装置。 - 【請求項３】前記車両のメインスイッチが切られてから
制御装置が作動するまで、および前記センサが変動を検
出してからアラームが作動するまでに、それぞれ所定の
遅延時間を設けたことを特徴とする請求項１または２に
記載のロック用アラーム装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25788098A JP2000085652A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | ロック用アラーム装置 |
| US09/391,182 US6236307B1 (en) | 1998-09-11 | 1999-09-08 | Vehicle lock and alarm |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25788098A JP2000085652A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | ロック用アラーム装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000085652A true JP2000085652A (ja) | 2000-03-28 |
Family
ID=17312475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25788098A Pending JP2000085652A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | ロック用アラーム装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6236307B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000085652A (ja) |
Cited By (1)
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1998
- 1998-09-11 JP JP25788098A patent/JP2000085652A/ja active Pending
-
1999
- 1999-09-08 US US09/391,182 patent/US6236307B1/en not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| US6236307B1 (en) | 2001-05-22 |
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