JP2000085540A - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置

Info

Publication number
JP2000085540A
JP2000085540A JP10265079A JP26507998A JP2000085540A JP 2000085540 A JP2000085540 A JP 2000085540A JP 10265079 A JP10265079 A JP 10265079A JP 26507998 A JP26507998 A JP 26507998A JP 2000085540 A JP2000085540 A JP 2000085540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
wiper
pivot
articulated
articulated arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10265079A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3749985B2 (ja
Inventor
Kazuo Takamoto
本 和 男 高
Hiroyuki Sato
藤 博 之 佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Denki Kogyo KK
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jidosha Denki Kogyo KK filed Critical Jidosha Denki Kogyo KK
Priority to JP26507998A priority Critical patent/JP3749985B2/ja
Publication of JP2000085540A publication Critical patent/JP2000085540A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3749985B2 publication Critical patent/JP3749985B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイパブレードの角加速度の変動を緩やかに
することにより、安定した払拭を行うことができるワイ
パ装置をを提供する。 【解決手段】 ワイパモータ3の出力軸3cの回転を第
1、第2、第3の連節アーム6、7、8によりなる四節
連鎖機構を介して変換して、第1、第2のスイングアー
ム9、10によりワイパアーム11を動かすワイパ装置
1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワイパブレードで払
拭面を拭うワイパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイパブレードで払拭面を拭うワイパ装
置としては、特開昭61−181745号公報に開示さ
れているものが知られている。このようなワイパ装置で
は、ワイパモータの回転が四節連鎖機構を介してワイパ
アームの回動に変換される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したワイパ装置に
おいて、ワイパブレードの払拭範囲を大きくするため、
四節連鎖機構の作動角を大きくすると、図13に示され
るように、ワイパモータの出力軸の回転角度と、ワイパ
アームの角加速度を表すと、ワイパモータの出力軸がほ
ぼ100度から180度まで回転する間、および、18
0度からほぼ260角度まで回転する間にワイパアーム
の角加速度の変動が大きくなり、その結果、ワイパブレ
ードの払拭範囲が一定にならなくなったり、ワイパブレ
ードが反転する際の反転音が大きくなったり、ワイパブ
レードが反転する際に雨水を飛び散らしたり、払拭面を
スムースに拭えなくなって、いわゆるワイパジャダを起
こすという問題点があった。
【0004】
【発明の目的】この発明に係わるワイパ装置は、ワイパ
ブレードの角加速度の変動を緩やかにすることにより、
安定した払拭を行うことができるワイパ装置を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わるワイパ装置では、通電により回転する出力軸を有す
るワイパモータと、ワイパモータの出力軸に固定され、
出力軸とともに回転するモータアームと、一端部がモー
タアームの先端部に回動自在に結合され、他端部が第1
の連節アームの一端部に回動自在に結合されたリンクコ
ンロッドと、車体側に回動自在に支持され、第2の連節
アームに回動自在に結合された第1の連節アームと、第
3の連節アームに回動自在に結合された第2の連節アー
ムと、第1のスイングアームに一体的に結合された第3
の連節アームと、車体側に回動自在に支持され、ワイパ
アームに回動自在に結合された第1のスイングアーム
と、車体側に回動自在に支持され、ワイパアームに回動
自在に結合された第2のスイングアームと、ワイパアー
ムと、ワイパアームに装着されたワイパブレードを備え
ている構成としたことを特徴としている。
【0007】この発明の請求項2に係わるワイパ装置で
は、フレームには、ワイパモータを固定するためのワイ
パモータ取付部が一端部に形成されているとともに、他
端部から一端部に向け第1の枢支軸、第2の枢支軸、第
3の枢支軸がそれぞれ回動自在に配置されており、第1
の枢支軸には、第1のスイングアームの基端部に形成さ
れた第1の枢支軸結合部が結合されているとともに第3
の連節アームが固定され、該第2の枢支軸には、第1の
連節アームが結合され、該第3の枢支軸には、第2のス
イングアームの基端部に形成された第3の枢支軸結合部
が結合されている構成としたことを特徴としている。
【0008】この発明の請求項3に係わるワイパ装置で
は、ワイパアームには、基端部から、ワイパブレードが
装着された先端部に向けて、第4の枢支軸、第5の枢支
軸がそれぞれ回動自在に配置され、第4の枢支軸には、
第1のスイングアームの先端部に形成された第4の枢支
軸結合部が結合され、第5の枢支軸には、第2のスイン
グアームの先端部に形成された第5の枢支軸結合部が結
合されている構成としたことを特徴としている。
【0009】この発明の請求項4に係わるワイパ装置で
は、第1の連節アームには、L字形の第1の連節アーム
本体に第2の枢支軸に結合される第2の枢支軸結合部が
形成されているとともに、第1の連節アーム本体の一端
部にリンクコンロッドの他端部に回動自在に結合される
リンクコンロッド結合部が形成され、第1の連節アーム
本体の他端部に第2の連節アームの一端部に形成された
第1の連節アーム結合部に回動自在に結合される第2の
連節アーム結合部が形成され、第2の連節アームには、
I字形の第2の連節アーム本体の一端部に第1の連節ア
ーム結合部が配置されているとともに、他端部に第3の
連節アームの一端部に形成された第2の連節アーム結合
部に回動自在に結合される第3の連節アーム結合部が形
成され、第3の連節アームには、I字形の第3の連節ア
ーム本体の一端部に第2の連節アーム結合部が配置され
ているとともに、他端部に第1の枢支軸に固定される第
1の枢支軸固定部が形成されている構成としたことを特
徴としている。
【0010】この発明の請求項5に係わるワイパ装置で
は、第1のスイングアームは、第2のスイングアームよ
りも長さ寸法が小さい値に選ばれている構成としたこと
を特徴としている。
【0011】この発明の請求項6に係わるワイパ装置で
は、車体側に取付けられるフレームと、フレームに固定
され、通電により回転する出力軸を有するワイパモータ
と、基端部がワイパモータの出力軸に固定され、出力軸
とともに回転するモータアームと、一端部がモータアー
ムの先端部に回動自在に結合され、他端部が第1の連節
アームの一端部に回動自在に結合されたリンクコンロッ
ドと、フレームに回動自在に支持されてフレームの下面
側に配置され、他端部が第2の連節アームの一端部に回
動自在に結合された第1の連節アームと、フレームの下
面側に配置され、他端部が第3の連節アームの一端部に
回動自在に結合された第2の連節アームと、フレームの
下面側に配置され、他端部が第1のスイングアームに一
体的に結合された第3の連節アームと、基端部がフレー
ムに回動自在に支持されて、フレームの上面側に配置さ
れ、先端部がワイパアームに回動自在に結合された第1
のスイングアームと、基端部がフレームに回動自在に支
持されて、フレームの上面側に配置され、先端部がワイ
パアームに回動自在に結合された第2のスイングアーム
と、ワイパアームと、ワイパアームに装着されたワイパ
ブレードを備えている構成としたことを特徴としてい
る。
【0012】
【発明の作用】この発明の請求項1、2、3、4、5、
6に係わるワイパ装置において、第1の連節アームと、
第2の連節アームと、第3の連節アームとにより四節連
鎖機構が形成される。ワイパモータの出力軸とともにモ
ータアームが回転すると、リンクコンロッドを介して第
1の連節アームが回動され、この第1の連節アームの回
動により第2の連節アームが移動され、この第2の連節
アームの移動により第3の連節アームが回動され、第3
の連節アームの回動により第1のスイングアームが車体
に対して回動される。そして、第1のスイングアームの
回動により、第2のスイングアームが回動されてワイパ
アームが回動され、ワイパアームの回動によりワイパブ
レードが払拭面を拭う。それ故、リンクコンロッドから
与えられた動力が第1の連節アーム、第2の連節アー
ム、第3の連節アームにより、ワイパアームが小さい角
加速度で回動することになるから、ワイパブレードの払
拭範囲が一定にならなくなったり、ワイパブレードが反
転する際の反転音が大きくなったり、ワイパブレードが
反転する際に雨水を飛び散らしたり、ワイパジャダを起
こすことがない。
【0013】
【実施例】図1ないし図12には、この発明に係わるワ
イパ装置の一実施例が示されている。
【0014】図示するワイパ装置1は、主として、フレ
ーム2、ワイパモータ3、モータアーム4、第1のリン
クコンロッド5、第1の連節アーム6、第2の連節アー
ム7、第3の連節アーム8、第1のスイングアーム9、
第2のスイングアーム10、第1のワイパアーム11、
第1のワイパブレード12、第2のワイパアーム22、
第2のワイパブレード23から構成されている。
【0015】フレーム2には、図1中横長に配置された
フレーム本体2aと、このフレーム本体2aの一端部に
一体的に結合されたサブフレーム2bとが備えられてい
る。
【0016】フレーム本体2aには、中央部に第1の車
体固定部2a1が形成されているとともに、図2に示さ
れるように、他端部寄りに第1の枢支軸支持部2a2が
形成され、この第1の枢支軸支持部2a2からフレーム
本体2aの一端部にわずかに寄った位置に第2の枢支軸
支持部2a3が形成され、この第2の枢支軸支持部2a
3からフレーム本体2aの一端部に向け離れた位置に第
3の枢支軸支持部2a4が形成されている。
【0017】第1の車体固定部2a1には、図示しない
ボルトが挿通され、そのボルトが車体に備えられたダッ
シュアッパパネルにねじ込まれる。
【0018】第1の枢支軸支持部2a2には、第1の枢
支軸13が回動可能に取付けられている。この第1の枢
支軸13は、フレーム本体2aの上面2a5および下面
2a6からそれぞれ突出して配置されており、第1の枢
支軸13には、フレーム本体2aの上面2a5上に第1
のスイングアーム9の基端部に形成された第1の枢支軸
結合部9bが結合され、フレーム本体2aの下面2a6
下に第3の連節アーム8の他端部に形成された第1の枢
支軸固定部8cが固定されている。第1の枢支軸13
は、第3の連節アーム8から与えられた動力により第1
のスイングアーム9を回動させる。第1の枢支軸13は
運転席と助手席のほぼ中央位置に配置される。
【0019】第2の枢支軸支持部2a3には、第2の枢
支軸14が回動可能に取付けられている。この第2の枢
支軸14は、フレーム本体2aの下面2a6から突出し
てい配置されており、第2の枢支軸14には、第1の連
節アーム6に備えられた第1の連節アーム本体6aの中
央部に形成された第2の枢支軸結合部6bが結合されて
いる。第2の枢支軸14と第1の枢支軸13との中心間
距離は長さ寸法L1にされている。
【0020】第3の枢支軸支持部2a4には、第3の枢
支軸15が回動可能に取付けられている。この第3の枢
支軸15は、フレーム本体2aの上面2a5から突出し
てい配置されており、第3の枢支軸15には、第2のス
イングアーム10の基端部に形成された第3の枢支軸結
合部10bが結合されている。第3の枢支軸15は、第
1の枢支軸13とは異なり、他の部材から与えられた動
力により回動するものではなく、第2のスイングアーム
10が回動する際の支点になる。
【0021】サブフレーム2bには、ワイパモータ取付
部2b1、第2の車体固定部2b2がそれぞれ形成され
ている。
【0022】ワイパモータ取付部2b1には、ワイパモ
ータ3に備えられたギヤケース3bがねじ止めされてい
る。第2の車体固定部2b2には、図示しないボルトが
挿通され、そのボルトが車体に備えられたダッシュアッ
パパネルにねじ込まれる。フレーム2は、車体形状によ
り用いられない場合もある。その場合、車体パネル側
に、ワイパモータ3が固定されるとともに、第1、第
2、第3の枢支軸13、14、15がそれぞれ回動可能
に取付けられる。
【0023】ワイパモータ3は、減速機構付の直流モー
タであって、モータヨーク3a内に図示しない一対のマ
グネットが配置され、マグネットの内側に同じく図示し
ないアーマチュアが回転可能に配置されている。アーマ
チュアに備えられたアーマチュアシャフトはモータヨー
ク3aにねじ止めされたギヤケース3b内に突出配置さ
れて減速機構に結合され、減速機構の最終段に出力軸3
cが結合されている。出力軸3cは、ギヤケース3bの
外側に突出してサブフレーム2b上に突出して配置され
ている。
【0024】ワイパモータ3には、アーマチュアに通電
するためのワイパ制御回路が電気的に接続される。ワイ
パ制御回路に備えられたワイパスイッチが低速にオン切
換えされると、アーマチュアに低速用の電流が供給され
てアーマチュアが低速で回転し、アーマチュアシャフト
の低速回転により減速機構を介して出力軸3cが低速で
回転する。
【0025】ワイパモータ3は、ワイパ制御回路に備え
られたワイパスイッチが高速にオン切換えされると、ア
ーマチュアに高速用の電流が供給されてアーマチュアが
高速で回転し、アーマチュアシャフトの高速回転により
減速機構を介して出力軸3cが高速で回転する。
【0026】また、ワイパモータ3には、アーマチュア
への通電経路内にワイパ定位置停止回路が内蔵されてい
る。このワイパ定位置停止回路は、第1、第2のワイパ
ブレード12、23が払拭途中にあって、停止位置兼用
の第1、第3の反転位置E、Gと第2、第4の反転位置
F、Hとのあいだにあるときに、ワイパスイッチがオフ
切換えされた際、第1、第2のワイパブレード12、2
3が停止位置兼用の第1、第3の反転位置E、Gにくる
までアーマチュアへの通電を継続して行ってから、第
1、第3のワイパブレード12、23が停止位置兼用の
第1、第3の反転位置E、Gに到達したところでアーマ
チュアへの通電をカットオフし、第1、第2のワイパブ
レード12、23を停止位置兼用の第1、第3の反転位
置E、Gにそれぞれ停止させる。
【0027】ワイパモータ3の出力軸3cには、モータ
アーム4が取付けられている。モータアーム4には、板
形にされたモータアーム本体4aの基端部に出力軸固定
部4bが形成されており、この出力軸固定部4bが出力
軸3cに挿通されたうえでナット16が出力軸3cにね
じ込まれることによって、モータアーム4が出力軸3c
に一体的に結合されている。
【0028】モータアーム4のモータアーム本体4aの
先端部には、第1のボールピン17が取付けられてい
る。この第1のボールピン17には、第1のリンクコン
ロッド5の一端部に取付けられた第1のボールリテーナ
18が球面対偶を介して結合されている。モータアーム
4は、ワイパモータ3の出力軸3cとともに回転するか
ら、第1のボールリテーナ18が回転運動する。
【0029】第1のリンクコンロッド5には、長寸状に
されたリンクコンロッド本体5aの一端部に第1のボー
ルリテーナ18が配置され、リンクコンロッド本体5a
の他端部に第2のボールリテーナ19が取付けられてい
る。第2のボールリテーナ19には、第1の連節アーム
6の一端部に取付けられた第2のボールピン20が球面
対偶を介して結合されている。第1のリンクコンロッド
5は、モータアーム4の回転を第1の連節アーム6の往
復回動に変換する。
【0030】第1の連節アーム6は、フレーム本体2a
の下面2a6下に配置されており、この第1の連節アー
ム6には、L字の板状にされた第1の連節アーム本体6
aのほぼ中央部に第2の枢支軸結合部6bが形成され、
この第2の枢支軸結合部6bが第2の枢支軸14に結合
されている。
【0031】第1の連節アーム本体6aの一端部には、
リンクコンロッド結合部6cが形成されており、このリ
ンクコンロッド結合部6cに第2のボールピン20が取
付けられている。第2の枢支軸結合部6bと第2のボー
ルピン20との中心間距離は、長さ寸法L2にされてい
る。
【0032】第1の連節アーム本体6aの他端部には、
第2の連節アーム結合部6dが形成されており、この第
2の連節アーム結合部6dが第2の連節アーム7の一端
部に形成された第1の連節アーム結合部7bに回動可能
に結合されている。第2の枢支軸結合部6bと第2の連
節アーム結合部6dとの中心間距離は、前述した第2の
枢支軸結合部6bと第2のボールピン20との中心間距
離である長さ寸法L2よりも小さい長さ寸法L3にされ
ている。
【0033】第1の連節アーム6は、図3に示されるよ
うに、第1のリンクコンロッド5より与えられた動力に
より一端部に配置された第2のボールピン20が位置a
1と位置a2とのあいだでの第1の範囲θ1を往復で回
動するから、他端部に配置された第2の連節アーム結合
部6dも第1の範囲θ1と同一の位置b1と位置b2と
のあいだでの第2の範囲θ2を往復で回動する。このと
き、第2の枢支軸結合部6bと第2のボールピン20と
の中心間距離よりも第2の枢支軸結合部6bと第2の連
節アーム結合部6dとの中心間距離のほうが小さいか
ら、このレバー比によって、第2の連節アーム結合部6
dの移動距離は、第2のボールピン20の移動距離より
も小さい。
【0034】第1の連節アーム6には、第2の連節アー
ム7とは反対側に図示しない第3のボールピンが取付け
られており、図2に示されるように、この第3のボール
ピンに第2のリンクコンロッド30の一端部が回動可能
に結合され、この第2のリンクコンロッド30の他端部
が図示しないピボットアームの先端部に回動可能に結合
され、ピボットアームの基端部が図9に示されるピボッ
トシャフト21の基端部に結合され、このピボットシャ
フト21の先端部に第2のワイパアーム22の基端部が
ねじ止めされ、第2のワイパアーム22の先端部には、
第2のワイパブレード23が装着される。ピボットシャ
フト21は、第1の枢支軸13から離れた運転席側で図
示しないピボットホルダに回動可能に支持されている。
第2のワイパブレード23は、第1の連節アーム6に連
動してピボットアームが往復回動することにより、払拭
面100の運転席側で停止位置兼用の第3の反転位置G
と第4の反転位置Hとのあいだを往復で拭う。
【0035】第2の連節アーム7は、フレーム本体2a
の下面2a6下に配置されており、第2の連節アーム7
には、I字の板形にされた第2の連節アーム本体7aの
一端部に第1の連節アーム結合部7bが配置され、第2
の連節アーム本体7aの他端部に第3の連節アーム結合
部7cが形成されている。第3の連節アーム結合部7c
には、第3の連節アーム8の一端部に形成された第2の
連節アーム結合部8bが回動可能に結合されている。
【0036】第2の連節アーム7は、第1の連節アーム
結合部7bと第3の連節アーム結合部7cとの中心間距
離が長さ寸法L4にされている。第2の連節アーム7
は、第1の連節アーム6の他端部に配置された第2の連
節アーム結合部6dが往復で回動することにより、第1
の連節アーム6とともに移動しながら、第1の連節アー
ム6に相対的にして往復回動する。
【0037】第3の連節アーム8は、フレーム本体2a
の下面2a6下に配置されており、第3の連節アーム8
には、I字の板形にされた第3の連節アーム本体8aの
一端部に第2の連節アーム結合部8bが配置され、第3
の連節アーム本体8aの他端部に第1の枢支軸固定部8
cが配置されている。
【0038】第3の連節アーム8は、第2の連節アーム
結合部8bと第1の枢支軸固定部8cとの中心間距離が
長さ寸法L5にされている。第3の連節アーム8は、図
3に示されるように、他端部に配置された第1の枢支軸
固定部8cが第1の枢支軸13を通じてフレーム本体2
aに回動可能に支持されているから、第2の連節アーム
7より与えられた動力により、第1の枢支軸固定部8c
を中心として位置c1と位置c2とのあいだでの第3の
範囲θ3を往復で回動する。第3の連節アーム8の往復
回動は、第1の枢支軸13の往復回動に変換されるか
ら、第1の枢支軸13により、第1のスイングアーム9
が位置d1と位置d2とのあいだでの第4の範囲θ4で
往復回動される。
【0039】第1、第2、第3の連節アーム6、7、8
は、第2の枢支軸14と第1の枢支軸13との長さ寸法
L1、第1の連節アーム6の第2の枢支軸結合部6bと
第2の連節アーム結合部6dとの長さ寸法L3、第2の
連節アーム7の第1の連節アーム結合部7bと第3の連
節アーム結合部7cとの長さ寸法L4、第3の連節アー
ム8の第2の連節アーム結合部8bと第1の枢支軸固定
部8cとの長さ寸法L5からなる四節連鎖機構を形成し
ている。第1、第2、第3の連節アーム6、7、8より
なる四節連鎖機構は、第1の枢支軸13および第1のス
イングアーム9を小さい角加速度で回動させる機能をも
つ。
【0040】第1のスイングアーム9は、フレーム本体
2aの上面2a5上に配置されており、第1のスイング
アーム9には、I字の板形にされた第1のスイングアー
ム本体9aの基端部に第1の枢支軸結合部9bが配置さ
れ、第1のスイングアーム本体9aの先端部に第4の枢
支軸結合部9cが形成されている。第4の枢支軸結合部
9cは、第1のワイパアーム11に備えられたアームヘ
ッド11aに回動可能に取付けられた第4の枢支軸24
にアームヘッド11aの下側で結合されている。第1の
スイングアーム9は、図3に示されるように、第1の枢
支軸結合部9bと第4の枢支軸結合部9cとの中心間距
離が長さ寸法L6にされている。第1のスイングアーム
9は、第1の枢支軸13が第3の連節アーム8とともに
位置c1と位置c2とのあいだを往復で回動することに
よって、位置d1と位置d2とのあいだを往復で回動す
る。
【0041】第2のスイングアーム10は、フレーム本
体2aの上面2a5上に配置されており、第2のスイン
グアーム10には、I字の板形にされた第2のスイング
アーム本体10aの基端部に第3の枢支軸結合部10b
が形成されているとともに、第2のスイングアーム本体
10aの先端部に第5の枢支軸結合部10cが形成され
ている。
【0042】第2のスイングアーム10は、第3の枢支
軸結合部10bが第3の枢支軸15に結合され、第5の
枢支軸結合部10cが第1のワイパアーム11に備えら
れたアームヘッド11aに回動可能に取付けられた第5
の枢支軸25にアームヘッド11aの下側で結合されて
いる。第2のスイングアーム10は、図3に示されるよ
うに、第3の枢支軸結合部10bと第5の枢支軸結合部
10cとの中心間距離が、第1のスイングアーム9より
も大きい長さ寸法L7にされている。第2のスイングア
ーム10は、第1のスイングアーム9が位置d1と位置
d2とのあいだを往復で回動することによって、位置f
1と位置f2とのあいだを往復で回動する。第1、第2
のスイングアーム9、10は、第1のスイングアーム9
が位置d1と位置d2とのあいだを往復で回動するあい
だに、第2のスイングアーム10が位置f1と位置f2
とのあいだを往復で回動することにより、第1のワイパ
アーム11を位置e1と図7に示される位置e2とのあ
いだでその長さを伸長させるようにして往復で変位させ
る。
【0043】第1のワイパアーム11には、アームヘッ
ド11a、リテーナ11b、アームピース11cが備え
られている。
【0044】アームヘッド11aには、基端部にスイン
グアーム結合部11a1が形成されており、スイングア
ーム結合部11a1には、アームヘッド11aの基端部
から先端部に向けて第4の枢支軸支持部11a2、第4
の枢支軸支持部11a2から離れて第5の枢支軸支持部
11a3がそれぞれ形成されている。第4の枢支軸支持
部11a2には、第4の枢支軸24が回動可能に取付け
られており、第5の枢支軸支持部11a3には、第5の
枢支軸25が回動可能に取付けられている。第4、第5
の枢支軸24、25は、アームヘッド11aの下方に突
出して配置されている。
【0045】リテーナ11bは、基端部がアームヘッド
11aの先端部に回動可能に結合されており、先端部に
アームピース11cの基端部がリベット止めされてい
る。アームピース11cの先端部には第1のワイパブレ
ード12が装着されている。アームピース11cとアー
ムヘッド11aとの間には、図示しないアームスプリン
グが係止されているため、このアームスプリングの張力
によって第1のワイパブレード12が図9に示される払
拭面100の助手席側に押し付けられる。第1のワイパ
ブレード12は、第1、第2のスイングアーム9、10
がそれぞれ往復で回動することにより、第1のワイパア
ーム11が位置e1と位置e2とのあいだでその長さを
伸長するように往復で変位することによって、図9に示
される払拭面100の助手席側で停止位置兼用の第1の
反転位置Eから第2の反転位置Fまでのあいだを往復で
拭う。
【0046】このようなワイパ装置1は、ワイパの不使
用時に、図3に示されるように、第1の連節アーム6の
第2のボールピン20が位置a1にあり、第1の連節ア
ーム6の第2の連節アーム結合部6dが位置b1にあ
り、第3の連節アーム8が位置c1にあり、第1のスイ
ングアーム9が位置d1にあることにより、図9に示さ
れるように、第1のワイパブレード11が停止位置兼用
の第1の反転位置Eに停止しており、第2のワイパブレ
ード23が停止位置兼用の第3の反転位置Gに停止して
いる。
【0047】ワイパ制御回路に備えられたワイパスイッ
チが低速にオン切換えされることによって、ワイパモー
タ3の出力軸3cが低速で回転を始めると、モータアー
ム4が低速で回転を始める。ワイパモータ3の出力軸3
cが約61度回転すると、モータアーム4の回転によっ
て、図4に示されるように、第1のリンクコンロッド5
を介し第1の連節アーム6の第2のボールピン20が位
置a1から位置a3まで往動の回動を行い、第1の連節
アーム6の第2の連節アーム結合部6dが位置b1から
位置b3まで往動の回動を行う。
【0048】第1の連節アーム6の第2の連節アーム結
合部6dが位置b1から位置b3まで回動すると、図4
に示されるように、第2の連節アーム7が第1の連節ア
ーム6に相対的に回動して、第2の連節アーム7の回動
により、第3の連節アーム8が位置c1から位置c3ま
で往動の回動を行い、第1の枢支軸13を介して第1の
スイングアーム9が位置d1から位置d3まで往動の回
動を行う。第1のスイングアーム9が位置d1から位置
d3まで回動することによって、第2のスイングアーム
10が位置f1から位置f3まで往動の回動を行い、第
1のワイパアーム11が位置e1から位置e3まで往動
の回動を行う。そして、第1のワイパアーム11が位置
e1から位置e3まで回動することによって、図10に
示されるように、第1のワイパブレード12が停止位置
兼用の第1の反転位置Eから離れて位置Iまで移動す
る。
【0049】第1の連節アーム6の第2の連節アーム結
合部6dが位置b1から位置b3まで往動の回動を行う
と、第2のリンクコンロッド30を介してピボットアー
ムが往動の回動を行い、このピボットアームの回動によ
り第2のワイパアーム22が往動の回動を行い、図10
に示されるように、第2のワイパブレード23が払拭面
100の運転席側で停止位置兼用の第3の反転位置Gか
ら離れて位置Kまで移動する。
【0050】ワイパモータ3の出力軸3cは回転を続け
るため、出力軸3cが約96度回転すると、図5に示さ
れるように、第1のリンクコンロッド5を介し第1の連
節アーム6の第2のボールピン20が位置a3から位置
a4まで往動の回動を行い、第1の連節アーム6の第2
の連節アーム結合部6dが位置b3から位置b4まで往
動の回動を行う。
【0051】第1の連節アーム6の第2の連節アーム結
合部6dが位置b3から位置b4まで回動すると、図5
に示されるように、第2の連節アーム7が第1の連節ア
ーム6に相対的に回動して、第2の連節アーム7の回動
により、第3の連節アーム8が位置c3から位置c4ま
で往動の回動を行い、第1の枢支軸13を介して第1の
スイングアーム9が位置d3から位置d4まで往動の回
動を行う。第1のスイングアーム9が位置d3から位置
d4まで回動することによって、第2のスイングアーム
10が位置f3から位置f4まで往動の回動を行い、第
1のワイパアーム11が位置e3から位置e4まで往動
の回動を行う。そして、第1のワイパアーム11が位置
e3から位置e4まで回動することによって、図11に
示されるように、第1のワイパブレード12が位置Iか
ら位置Jまで移動する。
【0052】第1の連節アーム6の第2の連節アーム結
合部6dが位置b3から位置b4まで往動の回動を行う
と、第2のリンクコンロッド30を介してピボットアー
ムが往動の回動を行い、このピボットアームの回動によ
り第2のワイパアーム22が往動の回動を行い、図11
に示されるように、第2のワイパブレード23が払拭面
100の運転席側で位置Kから位置Mまで移動する。
【0053】ワイパモータ3の出力軸3cはさらに回転
を続けるため、出力軸3cが約135度回転すると、図
6に示されるように、第1のリンクコンロッド5を介し
第1の連節アーム6の第2のボールピン20が位置a4
から位置a5まで往動の回動を行い、第1の連節アーム
6の第2の連節アーム結合部6dが位置b4から位置b
5まで往動の回動を行う。
【0054】第1の連節アーム6の第2の連節アーム結
合部6dが位置b4から位置b5まで回動すると、図6
に示されるように、第2の連節アーム7が第1の連節ア
ーム6に相対的に回動して、第2の連節アーム7の回動
により、第3の連節アーム8が位置c4から位置c5ま
で往動の回動を行い、第1の枢支軸13を介して第1の
スイングアーム9が位置d4から位置d5まで往動の回
動を行う。第1のスイングアーム9が位置d4から位置
d5まで回動することによって、第2のスイングアーム
10が位置f4から位置f5まで往動の回動を行い、第
1のワイパアーム11が位置e4から位置e5まで往動
の回動を行う。そして、第1のワイパアーム11が位置
e4から位置e5まで回動することによって、第1のワ
イパブレード12が位置Jから第2の反転位置Fに向け
て移動する。
【0055】第1の連節アーム6の第2の連節アーム結
合部6dが位置b4から位置b5まで往動の回動を行う
と、第2のリンクコンロッド30を介してピボットアー
ムが回動し、このピボットアームの回動により第2のワ
イパアーム22が回動し、第2のワイパブレード23が
払拭面100の運転席側で図11に示された位置Mから
第4の反転位置Hに向け移動する。
【0056】ワイパモータ3の出力軸3cは引き続き回
転を続けるため、出力軸3cが180度まで回転する
と、図7に示されるように、第1のリンクコンロッド5
を介し第1の連節アーム6の第2のボールピン20が位
置a5から位置a2まで往動の回動を行い、第1の連節
アーム6の第2の連節アーム結合部6dが位置b5から
位置b2まで往動の回動を行う。
【0057】第1の連節アーム6の第2の連節アーム結
合部6dが位置b5から位置b2まで回動すると、図7
に示されるように、第2の連節アーム7が第1の連節ア
ーム6に相対的に回動して、第2の連節アーム7の回動
により、第3の連節アーム8が位置c5から位置c2ま
で往動の回動を行い、第1の枢支軸13を介して第1の
スイングアーム9が位置d5から位置d2まで往動の回
動を行う。第1のスイングアーム9が位置d5から位置
d2まで回動することによって、第2のスイングアーム
10が位置f5から位置f2まで往動の回動を行い、第
1のワイパアーム11が位置e5から位置e2まで往動
の回動を行う。そして、第1のワイパアーム11が位置
e5から位置e2まで回動することによって、図12に
示されるように、第1のワイパブレード12が第2の反
転位置Fまで移動する。
【0058】第1の連節アーム6の第2の連節アーム結
合部6dが位置b5から位置b2まで往動の回動を行う
と、第2のリンクコンロッド30を介してピボットアー
ムが往動の回動を行い、このピボットアームの回動によ
り第2のワイパアーム22が往動の回動を行い、図12
に示されるように、第2のワイパブレード23が払拭面
100の運転席側で位置Hまで移動する。
【0059】ワイパモータ3の出力軸3cは回転を続
け、出力軸3cが180度から360度まで回転する
と、第1の連節アーム6の第2のボールピン20が位置
a2から位置a5、位置a4、位置a3、位置a1まで
復動の回動を行い、第1の連節アーム6の第2の連節ア
ーム結合部6dが位置b2から位置b5、位置b4、位
置b3、位置1まで復動の回動を行い、第2の連節アー
ム7が第1の連節アーム6に相対的に回動し、第3の連
節アーム8が位置c2から位置c5、位置c4、位置c
3、位置c1まで復動の回動を行い、第1の枢支軸13
を介して第1のスイングアーム9が位置d2から位置d
5、位置4、位置d3、位置d1まで復動の回動を行
い、第2のスイングアーム10が位置f2から位置f
5、位置f4、位置f3、位置f1まで復動の回動を行
い、第1のワイパアーム11が位置e2から位置e5、
位置e4、位置e3、位置e1まで復動の回動を行うこ
とによって、図9に示されるように、第1のワイパブレ
ード12が停止位置兼用の第1の反転位置Eに戻る。
【0060】第1の連節アーム6の第2の連節アーム結
合部6dが位置b2から位置b1まで復動の回動を行う
と、第2のリンクコンロッド30を介してピボットアー
ムが復動の回動を行い、このピボットアームの回動によ
り第2のワイパアーム22が復動の回動を行い、図9に
示されるように、第2のワイパブレード23が払拭面1
00の運転席側で第3の反転位置Gに戻る。
【0061】ワイパモータ3の出力軸3cが回転してい
る間、第1、第2のワイパブレード12、23で払拭面
100を低速の往復で拭う。
【0062】そして、第1、第2のワイパブレード1
2、23が払拭途中にある際、ワイパスイッチがオフ切
換えされると、ワイパ定位置停止回路により、第1、第
2のワイパブレード12、23が停止位置兼用の第1、
第3の反転位置E、Gにくるまでワイパモータ3のアー
マチュアへの通電を継続して行ってから、第1、第3の
ワイパブレード12、23が停止位置兼用の第1、第3
の反転位置E、Gに到達したところでアーマチュアへの
通電がカットオフされることによって、第1、第2のワ
イパブレード12、23が停止位置兼用の第1、第3の
反転位置E、Gにそれぞれ停止する。
【0063】ワイパ制御回路のワイパスイッチが高速に
オン切換えされた場合、ワイパモータ3の出力軸3eが
高速で回転を始め、上記と同様にして動力が伝達され
て、第1、第2のワイパブレード12、23で払拭面1
00を高速の往復で拭う。
【0064】ワイパモータ3の出力軸3cが回転してい
る間、第1、第2、第3の連節アーム6、7、8よりな
る四節連鎖機構によって、第1の枢支軸13および第1
のスイングアーム9が小さい角加速度で回動されるた
め、ワイパモータ3の出力軸3cの回転角度と、第1の
ワイパアーム11の角加速度を表した図8に示されるよ
うに、従来のワイパ装置の特性を表した図13と比べ
て、第1のワイパアーム11の角加速度の変動が著しく
小さくなるものとなる。
【0065】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1、2、3、4、5、6に係わるワイパ装置によれ
ば、第1の連節アームと、第2の連節アームと、第3の
連節アームとにより四節連鎖機構が形成される。ワイパ
モータの出力軸とともにモータアームが回転すると、リ
ンクコンロッドを介して第1の連節アームが回動され、
この第1の連節アームの回動により第2の連節アームが
移動され、この第2の連節アームの移動により第3の連
節アームが回動され、第3の連節アームの回動により第
1のスイングアームが車体に対して回動される。そし
て、第1のスイングアームの回動により、第2のスイン
グアームが回動されてワイパアームが回動され、ワイパ
アームの回動によりワイパブレードが払拭面を拭う。そ
れ故、リンクコンロッドから与えられた動力が第1の連
節アーム、第2の連節アーム、第3の連節アームによ
り、ワイパアームが小さい角加速度で回動することにな
るから、ワイパブレードの払拭範囲が一定にならなくな
ったり、ワイパブレードが反転する際の反転音が大きく
なったり、ワイパブレードが反転する際に雨水を飛び散
らしたり、ワイパジャダを起こすことがない。よって、
ワイパブレードの角加速度の変動を緩やかにすることに
より、安定した払拭を行うことができるという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるワイパ装置の一実施例の正面
図である。
【図2】図1に示したワイパ装置の底面図である。
【図3】図1に示したワイパ装置においての主要部分の
動作を説明する部分破断正面図である。
【図4】図1に示したワイパ装置においての主要部分の
動作を説明する部分破断正面図である。
【図5】図1に示したワイパ装置においての主要部分の
動作を説明する部分破断正面図である。
【図6】図1に示したワイパ装置においての主要部分の
動作を説明する部分破断正面図である。
【図7】図1に示したワイパ装置においての主要部分の
動作を説明する部分破断正面図である。
【図8】図1に示したワイパ装置においてのワイパアー
ムの角加速度の特性図である。
【図9】図1に示したワイパ装置においてのワイパブレ
ードの払拭動作を説明する正面図である。
【図10】図1に示したワイパ装置においてのワイパブ
レードの払拭動作を説明する正面図である。
【図11】図1に示したワイパ装置においてのワイパブ
レードの払拭動作を説明する正面図である。
【図12】図1に示したワイパ装置においてのワイパブ
レードの払拭動作を説明する正面図である。
【図13】従来のワイパ装置においてのワイパアームの
角加速度の特性図である。
【符号の説明】
1 ワイパ装置 2 フレーム 2b1 ワイパモータ取付部 3 ワイパモータ 3c 出力軸 4 モータアーム 5 (リンクコンロッド)第1のリンクコンロッド 6 第1の連節アーム 6a 第1の連節アーム本体 6b 第2の枢支軸結合部 6c リンクコンロッド結合部 6d 第2の連節アーム結合部 7 第2の連節アーム 7a 第2の連節アーム本体 7b 第1の連節アーム結合部 7c 第3の連節アーム結合部 8 第3の連節アーム 8a 第3の連節アーム本体 8b 第2の連節アーム結合部 8c 第1の枢支軸固定部 9 第1のスイングアーム 9b 第1の枢支軸結合部 9c 第4の枢支軸結合部 10 第2のスイングアーム 10b 第3の枢支軸結合部 10c 第5の枢支軸結合部 11 (ワイパアーム)第1のワイパアーム 12 (ワイパブレード)第1のワイパブレード 13 第1の枢支軸 14 第2の枢支軸 15 第3の枢支軸 24 第4の枢支軸 25 第5の枢支軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電により回転する出力軸を有するワイ
    パモータと、 上記ワイパモータの出力軸に固定され、該出力軸ととも
    に回転するモータアームと、 一端部が上記モータアームの先端部に回動自在に結合さ
    れ、他端部が第1の連節アームの一端部に回動自在に結
    合されたリンクコンロッドと、 車体側に回動自在に支持され、第2の連節アームに回動
    自在に結合された第1の連節アームと、 第3の連節アームに回動自在に結合された第2の連節ア
    ームと、 第1のスイングアームに一体的に結合された第3の連節
    アームと、 車体側に回動自在に支持され、ワイパアームに回動自在
    に結合された第1のスイングアームと、 車体側に回動自在に支持され、ワイパアームに回動自在
    に結合された第2のスイングアームと、 ワイパアームと、 上記ワイパアームに装着されたワイパブレードを備えて
    いることを特徴とするワイパ装置。
  2. 【請求項2】 車体側には、第1の枢支軸、第2の枢支
    軸、第3の枢支軸がそれぞれ回動自在に配置されてお
    り、該第1の枢支軸には、第1のスイングアームの基端
    部に形成された第1の枢支軸結合部が結合されていると
    ともに第3の連節アームが結合され、該第2の枢支軸に
    は、第1の連節アームが結合され、該第3の枢支軸に
    は、第2のスイングアームの基端部に形成された第3の
    枢支軸結合部が結合されていることを特徴とする請求項
    1に記載のワイパ装置。
  3. 【請求項3】 ワイパアームには、基端部から、ワイパ
    ブレードが装着された先端部に向けて、第4の枢支軸、
    第5の枢支軸がそれぞれ回動自在に配置され、該第4の
    枢支軸には、第1のスイングアームの先端部に形成され
    た第4の枢支軸結合部が結合され、該第5の枢支軸に
    は、第2のスイングアームの先端部に形成された第5の
    枢支軸結合部が結合されていることを特徴とする請求項
    1または2に記載のワイパ装置。
  4. 【請求項4】 第1の連節アームには、L字形の第1の
    連節アーム本体に第2の枢支軸に結合される第2の枢支
    軸結合部が形成されているとともに、該第1の連節アー
    ム本体の一端部にリンクコンロッドの他端部に回動自在
    に結合されるリンクコンロッド結合部が形成され、第1
    の連節アーム本体の他端部に第2の連節アームの一端部
    に形成された第1の連節アーム結合部に回動自在に結合
    される第2の連節アーム結合部が形成され、 第2の連節アームには、I字形の第2の連節アーム本体
    の一端部に上記第1の連節アーム結合部が配置されてい
    るとともに、他端部に第3の連節アームの一端部に形成
    された第2の連節アーム結合部に回動自在に結合される
    第3の連節アーム結合部が形成され、 第3の連節アームには、I字形の第3の連節アーム本体
    の一端部に上記第2の連節アーム結合部が配置されてい
    るとともに、他端部に第1の枢支軸に固定される第1の
    枢支軸固定部が形成されていることを特徴とする請求項
    2または3に記載のワイパ装置。
  5. 【請求項5】 第1のスイングアームは、第2のスイン
    グアームよりも長さ寸法が小さい値に選ばれていること
    を特徴とする請求項1、2、3、4に記載のワイパ装
    置。
  6. 【請求項6】 車体側に取付けられるフレームと、 上記フレームに固定され、通電により回転する出力軸を
    有するワイパモータと、 基端部が上記ワイパモータの出力軸に固定され、該出力
    軸とともに回転するモータアームと、 一端部が上記モータアームの先端部に回動自在に結合さ
    れ、他端部が第1の連節アームの一端部に回動自在に結
    合されたリンクコンロッドと、 上記フレームに回動自在に支持されて該フレームの下面
    側に配置され、他端部が第2の連節アームの一端部に回
    動自在に結合された第1の連節アームと、 上記フレームの下面側に配置され、他端部が第3の連節
    アームの一端部に回動自在に結合された第2の連節アー
    ムと、 上記フレームの下面側に配置され、他端部が第1のスイ
    ングアームに一体的に結合された第3の連節アームと、 基端部が上記フレームに回動自在に支持されて、該フレ
    ームの上面側に配置され、先端部がワイパアームに回動
    自在に結合された第1のスイングアームと、 基端部が上記フレームに回動自在に支持されて、該フレ
    ームの上面側に配置され、先端部がワイパアームに回動
    自在に結合された第2のスイングアームと、 ワイパアームと、 上記ワイパアームに装着されたワイパブレードを備えて
    いることを特徴とするワイパ装置。
JP26507998A 1998-09-18 1998-09-18 ワイパ装置 Expired - Fee Related JP3749985B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26507998A JP3749985B2 (ja) 1998-09-18 1998-09-18 ワイパ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26507998A JP3749985B2 (ja) 1998-09-18 1998-09-18 ワイパ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000085540A true JP2000085540A (ja) 2000-03-28
JP3749985B2 JP3749985B2 (ja) 2006-03-01

Family

ID=17412315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26507998A Expired - Fee Related JP3749985B2 (ja) 1998-09-18 1998-09-18 ワイパ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3749985B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003327089A (ja) * 2002-05-09 2003-11-19 Mitsuba Corp 車両用ワイパ装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61181745A (ja) * 1984-11-14 1986-08-14 アンドレ・ルロイ ワイパ装置
JPH05509052A (ja) * 1990-08-03 1993-12-16 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 自動車のウインドガラス用のワイパ装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61181745A (ja) * 1984-11-14 1986-08-14 アンドレ・ルロイ ワイパ装置
JPH05509052A (ja) * 1990-08-03 1993-12-16 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 自動車のウインドガラス用のワイパ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003327089A (ja) * 2002-05-09 2003-11-19 Mitsuba Corp 車両用ワイパ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3749985B2 (ja) 2006-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5155750B2 (ja) 車両用ワイパ装置
US5142729A (en) Windshield wiper apparatus including rise-up mechanism
JP2000085540A (ja) ワイパ装置
JP3787691B2 (ja) ワイパ装置
JP3310199B2 (ja) 車両用ワイパ装置
JPH1199911A (ja) ワイパ装置
JP4009398B2 (ja) ワイパ装置
JP2008524049A (ja) 車両、主として自動車用のフロントガラス用ワイパー装置
JPS5996031A (ja) 自動車用ワイパ装置
US9517750B2 (en) Vehicle wiper device
JP4499294B2 (ja) ワイパー装置
JP2001219823A (ja) ワイパ装置
JP4038313B2 (ja) ワイパ装置
JP4153369B2 (ja) ワイパ装置
JP3749986B2 (ja) ワイパ装置
JPH02502710A (ja) 自動車のガラスに用いられるワイパ装置
JP2002362325A (ja) ワイパ装置
JP2001080464A (ja) ワイパ装置
JP2001151079A (ja) ワイパ装置
JPH1178791A (ja) ワイパリンク装置
JP2000025579A (ja) ワイパ装置
JP2002096716A (ja) ワイパ駆動装置
JP2001354121A (ja) ワイパ装置
JP2000103320A (ja) ワイパリンク装置
KR101135102B1 (ko) 유리 와이퍼 장치용 구동 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051025

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081216

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081216

Year of fee payment: 3

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081216

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081216

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081216

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees