JP2000082750A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2000082750A
JP2000082750A JP11065159A JP6515999A JP2000082750A JP 2000082750 A JP2000082750 A JP 2000082750A JP 11065159 A JP11065159 A JP 11065159A JP 6515999 A JP6515999 A JP 6515999A JP 2000082750 A JP2000082750 A JP 2000082750A
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layer
film
etching
insulating material
silicon oxide
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Yasuharu Miyagawa
康陽 宮川
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置の微細化に対応し、素子分離特性
の劣化を抑えたコンタクトホールの形成が可能である半
導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 第1層101上に形成されたトランスフ
ァゲート104を覆うように第2層105および第3層
108を順次積層し、第2層105をエッチングストッ
パーとして第3層108をエッチングし、絶縁性材料膜
112を堆積させ、絶縁性材料膜およびその下方の第2
層105に対して異方的にエッチングし第1層101を
露出させることによりコンタクトホール113を形成す
る工程を含む半導体装置の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関するものであり、より詳しくは、コンタクトホ
ールを形成する工程を含む半導体装置の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】基板上に複数の薄膜を形成することによ
り製造される半導体装置においては、上層の配線と下層
の電極や配線とを接続する場合、接続のためのコンタク
トホールが一般に形成される。このコンタクトホール
は、一般に、リソグラフィにより、上層上にレジストパ
ターンを形成し、次いで下層が露出するまでエッチング
を行うことによって形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体装置の製造方法では、レジストパターンの形成の
際にずれが生じたり、エッチングストッパーとして用い
る窒化シリコン膜のエッチング時のオーバーエッチング
により、素子分離部の酸化シリコン膜の一部が削られて
しまったりすることがある。これに対して、素子特性の
劣化や製造歩留まりの低下を防ぐため、合わせ余裕を考
慮して半導体装置の構造が決定されている。
【0004】半導体装置の微細化に伴い、素子分離領域
間の活性化領域の幅、トランスファゲートの幅、コンタ
クトホールの寸法などの半導体装置の構造の寸法は縮小
の一途をたどっている。しかし、合わせ余裕はスケーリ
ングされないので、この合わせ余裕が半導体装置の微細
化を妨げる要因の一つとなっている。
【0005】本発明はこのような従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、合わせ余裕が少なくとも安定
にコンタクトホールを開口でき、従って、半導体の微細
化に対応し、素子分離特性の劣化を抑えたコンタクトホ
ールの形成が可能である半導体装置の製造方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するために、第1層上に形成された複数のゲート電
極を覆うように少なくとも第2層および第3層を順次積
層する積層工程と、ゲート電極間に開口部を形成すると
ともに第2層をエッチングストッパーとして第3層をエ
ッチングする第1エッチング工程と、開口部の側壁およ
び底部にエッチングストッパーとして機能する膜厚の絶
縁性材料膜を堆積させる堆積工程と、開口部の底部に堆
積した絶縁性材料膜およびその下方の第2層に対して異
方的にエッチングし第1層を露出させることによりコン
タクトホールを形成する第2エッチング工程、とをから
なるコンタクトホールの形成工程を含むことを特徴とす
る半導体装置の製造方法を提供する。
【0007】以下、本発明について詳細に説明する。
【0008】一般に、第1層上に少なくとも第2層およ
び第3層を積層してなる半導体装置において、第1層上
にコンタクトホールを開口させる場合には、第2層をエ
ッチングストッパーとして第3層をエッチングし、次い
で第2層を異方的にエッチングすることによって第1層
上にコンタクトホールが開口される。具体的な例をとっ
て説明すると、シリコン基板上に窒化シリコン膜および
酸化シリコン膜が積層された半導体装置においては、シ
リコン基板上にコンタクトホールを開口させる場合に
は、窒化シリコン膜をエッチングストッパーとして酸化
シリコン膜をエッチングし、次いで窒化シリコン膜を異
方的にエッチングすることによってシリコン基板上にコ
ンタクトホールが開口される。
【0009】この方法においては、窒化シリコン膜など
の第2層をエッチングするとき、ストッパーとなる層が
ないため、オーバーエッチングが起こりやすく、コンタ
クトホールに導電性材料を埋めこんだときに、コンタク
トホールに隣接するトランスファゲートなどの構造物と
の絶縁性が低下することがある。
【0010】本発明によれば、第2層をストッパーとし
て第3層のエッチングを行った後、先に形成された開口
部内に適切な厚さの絶縁性材料膜を形成させてから第2
層のエッチングを行うので、オーバーエッチングが防止
される。
【0011】また、本発明によれば、開口部内に適切な
厚さの絶縁性材料膜を形成させることによってコンタク
トホールの第1層上の寸法が小さくなるので、開口位置
のずれに対する許容度が大きくなる。
【0012】ここで、適切な厚さとは、開口部を完全に
塞がず、かつエッチングストッパーとして機能する膜厚
を意味する。また、トランスファゲートの間にコンタク
トホールを開口する場合には、トランスファゲートの間
を完全に塞がず、コンタクトホール内に埋め込まれるこ
とになる導電性材料(これによりビット線、キャパシタ
電極等が形成される)とトランスファゲートとの間の絶
縁を確保でき、かつトランスファゲートに平行な方向に
おける絶縁性材料膜の堆積後の開口部の径が、コンタク
トホールが形成された活性化領域の同方向における長さ
よりも短くなるような膜厚であることが好ましい。
【0013】本発明によれば、合わせ余裕が少なくとも
安定にコンタクトホールを形成できるので、半導体装置
の微細化に対応し、素子分離特性の劣化を抑えたコンタ
クトホールの形成が可能である。
【0014】なお、本明細書において「塞がず」の用語
は、開口部やトランスファゲート間の溝を完全に埋めこ
んでしまわないことを意味する。すなわち、開口部やト
ランスファゲート間の溝の側壁および底部に絶縁性材料
膜が堆積してもなお開口部あるいは溝と認められる形状
を維持していることを意味する。
【0015】本発明の製造方法においては、エッチング
の際に2層のエッチングストッパー膜を用いてもよい。
すなわち、積層工程が、前記第1層上に少なくとも第2
層、第3層および第4層を積層する工程であり、第1エ
ッチング工程が、開口部を形成し、第3層をエッチング
ストッパーとして第4層をエッチングし、かつ、露出し
た第3層を第2層をエッチングストッパーとして異方的
にエッチングする工程であってもよい。
【0016】第2層、第3層および第4層を構成する材
料は、半導体装置の製造に使用できるものであれば制限
はないが、互いに隣接する層の材料は同じではない。例
としては、第2層が酸化シリコン膜であり、第3層が窒
化シリコン膜であり、第4層が酸化シリコン膜である組
み合わせが挙げられる。
【0017】第1層は、通常には、複数のトランスファ
ゲートを有するシリコン基板である。通常には、複数の
トランスファゲートは略平行に配置され、素子分離領域
により画定される活性化領域上を横切るように形成され
る。素子分離領域は、シリコン基板上に、シャロートレ
ンチ法やLOCOS法などによって形成される。トランスフ
ァゲートを形成したシリコン基板には、トランスファゲ
ートにサイドウォールを形成してからイオンプランテー
ションなどによりイオン注入することができる。サイド
ウォールは、トランスファゲートを形成したシリコン基
板上に酸化シリコン膜および多結晶シリコン膜または窒
化シリコン膜を順次堆積させ、多結晶シリコン膜または
窒化シリコン膜を適当な程度まで異方的にエッチングす
ることにより形成することができる。イオン注入後、多
結晶シリコン膜または窒化シリコン膜を酸化シリコン膜
をストッパーとして除くことにより、酸化シリコン膜を
第2層として使用できる。
【0018】コンタクトホールは、トランスファゲート
の間だけではなく、トランスファゲート上に開口される
ことがある。本発明は、このような場合においても好適
な製造方法でもある。すなわち、上記製造方法におい
て、トランスファゲート上に積載されたオフセット絶縁
膜が窒化シリコン膜からなり、コンタクトホールがトラ
ンスファゲートの間とトランスファゲート上に形成さ
れ、第1エッチング工程において、第3層の窒化シリコ
ン膜を第2層の酸化シリコン膜をエッチングストッパー
として異方的にエッチングするとともに、トランスファ
ゲート上のオフセット絶縁膜の残膜厚が第2層の酸化シ
リコン膜の膜厚とほぼ同じになるまでオフセット絶縁膜
を異方的にエッチングし、第2エッチング工程におい
て、前記穴の底部の絶縁性材料膜およびその下方の第2
層ならびにオフセット絶縁膜を異方的にエッチングし第
1層およびトランスファゲートを露出させることを特徴
とする製造方法が提供される。
【0019】この製造方法によれば、トランスファゲー
トの間のシリコン基板上とトランスファゲート上とに同
時にコンタクトホールを開口することができ、リソグラ
フィの工程の増加を抑えた半導体装置の製造が可能にな
る。
【0020】窒化シリコン膜(第3層)を酸化シリコン
膜(第2層)をエッチングストッパーとして異方的にエ
ッチングするとともに、トランスファゲート上のオフセ
ット絶縁膜の残膜厚が酸化シリコン膜(第2層)の膜厚
とほぼ同じになるまでオフセット絶縁膜を異方的にエッ
チングする方法は、次の通りである。窒化シリコン膜
(第3層)を酸化シリコン膜(第2層)をエッチングス
トッパーとしてエッチングする際のオーバーエッチング
時間で、オフセット絶縁膜の残膜厚が酸化シリコン膜
(第2層)とほぼ同じとなるように、オフセット絶縁膜
初期膜厚およびオバーエッチング時間を設定して、エッ
チングを行う方法が挙げられる。
【0021】オフセット絶縁膜は、上層が窒化シリコン
膜、下層が酸化シリコン膜からなる二層膜から構成され
てもよい。
【0022】本発明において、絶縁性材料は、開口部内
に堆積させることができ、半導体装置で使用するのに適
した絶縁性を有するものであれば特に制限されない。こ
のような、絶縁性材料の例としては、酸化シリコンまた
は窒化シリコン等が挙げられる。
【0023】第2エッチング工程は、前記穴の底部の前
記絶縁性材料層およびその下方の前記第2層を異方的に
一括エッチングして前記第1層を露出させる工程であっ
てもよい。
【0024】絶縁性材料と第2層の材料が異なっている
場合には、第2エッチング工程は、開口部の底部の絶縁
性材料層を第2層をエッチングストッパーとしてエッチ
ングし、次いで露出した第2層を異方的にエッチングし
て第1層を露出させる工程であってもよい。このように
すると、第2層に対して十分なオーバーエッチングが施
される条件であっても、第2層のみをエッチングするの
で、オーバーエッチングに要する時間が少なくなり、結
果としてシリコン基板など第1層がプラズマ照射される
時間が低減され、第1層に対する損傷を低減したコンタ
クトホールの形成が可能である。
【0025】本発明の製造方法は、半導体記憶装置のよ
うにトランスファゲートの間およびトランスファゲート
上にコンタクトホールを開口することが必要な半導体装
置の製造方法に適している。
【0026】
【発明の実施の形態】<第1実施態様>図1〜13は第
1実施態様の各工程を示すものである。以下、図1〜1
3に従って説明する。
【0027】(a)図1に示すように、シリコン基板1
01にシャロートレンチ法により素子分離領域102を
形成した後、オフセット窒化シリコン膜103を積載し
たトランスファゲート104を、通常のリソグラフィお
よびエッチングにより形成する。次いで、マスクパター
ンを通常のリソグラフィで形成して、イオンプランテー
ション(以下、I/Iと略する)によりn型不純物をシリコ
ン基板101に注入する。なお、簡単のため、I/I時の
レジストパターンは図示していない。 (b)図2に示すように、酸化シリコン膜105、多結
晶シリコン膜106を順次堆積させる。
【0028】(c)図3に示すように、例えば放電周波
数2.45 GHzのECRプラズマエッチング装置を、圧力=5 mT
orr、反応ガス流量 Cl2=100 cc/min、マイクロ波パワ
ー=300 W、電極温度=20℃の条件で用いて、多結晶シリ
コン膜106を異方的にエッチングすることにより、サ
イドウォール107を形成する。なお、酸化シリコン膜
105とエッチング後に残る多結晶シリコン膜106の
厚さの合計が目標とするサイドウォール107の厚さと
なるように多結晶シリコン膜106の厚さが設定され
る。次いで、マスクパターンを通常のリソグラフィーで
形成して、n型不純物とp型不純物とをそれぞれI/Iに
より、シリコン基板101に注入する。なお、図面簡素
化のため、I/I時のレジストパターンは図示していな
い。
【0029】(d)図4に示すように、例えば放電周波
数2.45 GHzのマイクロ波ダウンフローエッチング装置
を、圧力=40 Pa、反応ガス流量 CF4/O2/Cl2=175/125
/40 cc/min、マイクロ波パワー=500 W、電極温度=20℃
の条件で用いて、十分な酸化シリコンに対する多結晶シ
リコンの選択比を確保して、サイドウォール107の多
結晶シリコン膜を等方的にエッチングする。次いで、メ
モリーセルアレイ部のトランスファゲート104間の溝
200を完全に塞がず、かつストッパーとして機能する
膜厚の窒化シリコン膜108を堆積させる。
【0030】(e)図5に示すように、メモリーセルア
レイ部のみをカバーするパターンのレジスト109を通
常のリソグラフィーで形成し、例えば放電周波数2.45 G
Hzのマイクロ波ダウンフローエッチング装置を、圧力=8
0 Pa、反応ガス流量 CF4/O2/Cl2/N2=270/270/80/16
0 cc/min、マイクロ波パワー=600 W、電極温度=20℃の
条件で用いて、十分な酸化シリコンに対する窒化シリコ
ンの選択比を確保して、窒化シリコン膜108を等方的
にエッチングする。
【0031】(f)図6に示すように、レジスト109
を灰化して酸化シリコン膜110を堆積させ、化学機械
研磨法(以下、CMPと略する)により平坦化する。
【0032】(g)図7に示すように、通常のリソグラ
フィにより、メモリーセルアレイ部のトランスファゲー
ト104の間に開口する開口部パターンのレジスト11
1を用意し、開口部を形成する。次いで、例えばマグネ
トロンエッチング装置を、圧力=40 mTorr、反応ガス流
量 C4F8/Ar/CO=16/400/300 cc/min、RFパワー=1300
W、電極温度=20℃の条件で用いて、窒化シリコン膜10
8をストッパーとして酸化シリコン膜110をエッチン
グした後、例えば電子サイクロトロン共鳴型エッチング
装置を用いて、たとえば圧力=10 mTorr、O2=100 cc/mi
n、ソースパワー=700 W、バイアスパワー=100 W、冷却H
e背圧=8 Torr、電極温度=60℃の条件で窒化シリコン膜
108上に堆積したフロロカーボン系重合膜を除去して
から、たとえば圧力=10 mTorr、He/CH2F2=100/15 cc/mi
n、マイクロ波パワー=250 W、RFパワー=100 W、冷却He
圧力=8 Torr、電極温度=30℃の条件で酸化シリコン膜3
04をストッパーとして窒化シリコン膜108をエッチ
ングする。
【0033】(h)図8に示すように、レジスト111
を灰化してから、メモリーセルアレイ部のトランスファ
ゲート104の間を塞がず、トランスファゲート104
とビット線およびキャパシタ電極との間の絶縁を確保で
き、かつトランスファゲート104に平行な方向(コン
タクトホールを自己整合的に形成することができない方
向)における絶縁膜堆積後の開口部直径(図13中コン
タクトホールは円で示したが、コンタクトホールは必ず
しも円でなくてもよい))がコンタクトホールが形成さ
れる活性化領域の同方向における長さ(図13のd1に
相当)よりも短くなるような膜厚の酸化シリコン膜11
2を堆積させ、例えば平行平板型エッチング装置を、圧
力=500 mTorr、反応ガス流量 Ar/CHF3/CF4=400/20/20
cc/min、RFパワー=250 W、冷却He背圧センター/エッ
ジ=5/15 Torr、電極温度=0℃の条件で用いて、酸化シ
リコン膜112および105を異方的にエッチングする
ことにより、シリコン基板101にコンタクトホール1
13を形成する。以下、該コンタクトホールをパッドコ
ンタクトホールと称する。
【0034】(i)図9に示すように、多結晶シリコン
膜でパッドコンタクトホール113を埋めこみ、エッチ
バックすることにより、キャパシタ電極とシリコン基板
101とを接続するためのパッド114を形成する。
【0035】(j)図10に示すように、酸化シリコン
膜115を堆積させてから、通常のリソグラフィによ
り、シリコン基板101およびトランスファゲート10
4に開口する開口部パターンのレジスト116を形成す
る。
【0036】(k)図11に示すように、例えばマグネ
トロンエッチング装置を、圧力=40mTorr、反応ガス流量
C4F8/Ar/CO=16/400/300 cc/min、RFパワー=1300 W、
電極間隔=27 mm、冷却He背圧センター/エッジ=3/70 To
rr、電極温度=20℃の条件で用いて、窒化シリコン膜1
08をストッパーとして酸化シリコン膜115および1
10をエッチングした後、例えば電子サイクロトロン共
鳴型エッチング装置を、圧力=10 mTorr、反応ガス流量
O2=100 cc/min、RFパワー=700 W、冷却He圧力=8 Tor
r、電極温度=30℃の条件で用いて、窒化シリコン膜10
8上に堆積したフロロカーボン系重合膜を除去してか
ら、例えば同装置を、圧力=10 mTorr、反応ガス流量 He
/CH2F2=100/15 cc/min、マイクロ波パワー=250 W、RF
パワー=100W、冷却He圧力=8 Torr、電極温度=30℃の条
件で用いて、酸化シリコン膜105をストッパーとして
メモリーセルアレイ部の窒化シリコン膜108をエッチ
ングする。このとき、窒化シリコン膜108のオーバー
エッチングで、オフセット窒化シリコン膜103の残膜
が酸化シリコン膜105の膜厚と同じ程度になるよう
に、オフセット窒化シリコン膜103の膜厚およびオー
バーエッチング時間が設定されている。
【0037】(l)図12に示すように、レジスト11
6を灰化してから、メモリーセルアレイ部のトランスフ
ァゲート104間の溝を完全に塞がず、トランスファゲ
ート104とビット線およびキャパシタ電極との間の絶
縁を確保でき、かつトランスファゲートに平行な方向
(コンタクトホールを自己整合的に形成することができ
ない方向)における膜堆積後の開口部直径)がコンタク
トホールが形成される活性化領域の同方向における長さ
(図13中d3に相当)よりも短くなるような膜厚の酸
化シリコン膜117を堆積させ、例えば平行平板型エッ
チング装置を、圧力=500 mTorr、反応ガス流量 Ar/CHF
3/CF4=400/20/20 cc/min、RFパワー=250W冷却He圧力
センター/エッジ=5/15 Torr、電極温度=0℃の条件で用
いて、酸化シリコン膜117および105ならびに窒化
シリコン膜103を異方的にエッチングすることによ
り、シリコン基板101およびトランスファゲート10
4上にコンタクトホール118を開口する。以下、該コ
ンタクトホールをビット線コンタクトホールと称する。
【0038】以下、ビット線形成、パッドコンタクトホ
ールへのコンタクトホール開口、キャパシタ電極形成な
どを経ることにより、半導体装置が製造される。
【0039】本実施態様によれば、酸化シリコン膜(第
2層)をその上に堆積させた、トランスファーゲートを
形成したシリコン基板(第1層)上に、トランスファゲ
ート間の溝を完全に塞がず、かつエッチングストッパー
として機能する膜厚の窒化シリコン膜(第3層)を堆積
させてから酸化シリコン膜(第4層)を堆積させ(積層
工程)、窒化シリコン膜(第3層)をエッチングストッ
パーとして酸化シリコン膜(第4層)に開口部を形成
し、酸化シリコン膜(第2層)をエッチングストッパー
として窒化シリコン膜(第3層)をエッチングし(第1
エッチング工程)、トランスファゲート間の溝を完全に
塞がず、コンタクトホール内に埋め込まれることになる
導電性材料(これによりビット線、キャパシタ電極等が
形成される)と、トランスファゲートとの間の絶縁を確
保でき、かつトランスファゲートに平行な方向(コンタ
クトホールを自己整合的に形成することができない方
向)における絶縁性材料膜の堆積後の開口部直径が、開
口部が形成される活性化領域の同方向における長さより
も短くなるような膜厚の絶縁性材料(酸化シリコン)膜
を堆積させ(堆積工程)、開口部の底部の絶縁性材料膜
および酸化シリコン膜(第2層)を異方的にエッチング
する(第2エッチング工程)ことによりコンタクトホー
ルを形成したので、半導体装置の微細化に対応し、素子
分離特性の劣化を抑えたコンタクトホールの形成が可能
である。
【0040】これに加えて、トランスファゲート上のオ
フセット絶縁膜を窒化シリコン膜とし、窒化シリコン膜
(第3層)を酸化シリコン膜(第2層)をエッチングス
トッパーとしてエッチングする際のオーバーエッチング
時間で、オフセット絶縁膜の残膜厚が酸化シリコン膜
(第2層)とほぼ同じとなるように、オフセット絶縁膜
初期膜厚およびオーバーエッチング時間が設定されてい
るので、第1エッチング工程後のビット線コンタクトホ
ールとなる開口部の底部からシリコン基板およびトラン
スファーゲートまでのそれぞれの厚さはほぼ同じとな
り、シリコン基板上とトランスファゲート上とに同時に
コンタクトホールを形成することが可能になる。従っ
て、リソグラフィの工程の増加を抑えた半導体装置の製
造方法を提供することができる。
【0041】また、本実施態様においては、パッドコン
タクトホールおよびビット線コンタクトホールの形成工
程((h)および(l))のそれぞれにおいて、酸化シ
リコン膜112または酸化シリコン膜117の代わり
に、窒化シリコン膜を堆積させ、次いで窒化シリコン膜
および酸化シリコン膜を異方的にエッチングすることに
よりシリコン基板101またはトランスファゲート10
4上にコンタクトホールを形成することもできる。
【0042】この場合においても上記と同様の効果が得
られる。
【0043】さらに、本実施態様においては、(a)の
工程において、トランスファゲート104上に積載され
るオフセット窒化シリコン膜103の代わりに、上層が
窒化シリコン膜、下層が酸化シリコン膜の積層構造を形
成してもよく、また、素子分離領域102をシャロート
レンチ法の代わりにLOCOS法によって形成してもよい。
【0044】さらに、本実施態様においては、(b)お
よび(c)の工程において、多結晶シリコン膜106の
代わりに窒化シリコン膜を用い、酸化シリコン膜105
をエッチングストッパーとして窒化シリコン膜をエッチ
ングすることによりサイドウォールを形成してもよい。
【0045】<第2実施態様>第2実施態様は、第1実
施態様のパッドコンタクトホールおよびビット線コンタ
クトホールの形成工程((h)および(l))のそれぞ
れにおいて、酸化シリコン膜112または酸化シリコン
膜117の代わりに、窒化シリコン膜を堆積させ、次い
で窒化シリコン膜を酸化シリコン膜をエッチングストッ
パーとして異方的にエッチングしてから、酸化シリコン
膜を異方的にエッチングすることによりシリコン基板ま
たはトランスファゲート上にコンタクトホールを形成す
るようにしたものである。
【0046】以下、第2実施態様の工程を図14および
15を参照して説明する。
【0047】(a)〜(g)の工程を第1実施態様と同
様にして行う。
【0048】(h)図14に示すように、レジストを灰
化してから、メモリーセルアレイ部のトランスファゲー
ト104間の溝を完全に塞がず、トランスファゲート1
04とビット線およびキャパシタ電極との間の絶縁を確
保でき、かつトランスファゲート104に平行な方向
(コンタクトホールを自己整合的に形成することができ
ない方向)における絶縁膜堆積後の開口部直径がコンタ
クトホールが形成される活性化領域の同方向における長
さよりも短くなるような膜厚の窒化シリコン膜312を
堆積させ、例えば電子サイクロトロン共鳴型エッチング
装置を、圧力=10mTorr、マイクロ波パワー=250 W、反応
ガス流量 He/CH2F2=100/15 cc/min、RFパワー=100
W、冷却He圧力=8 Torr、電極温度=30℃の条件で用い
て、窒化シリコン膜312を酸化シリコン膜105に対
して選択的にエッチングしてから、例えば電子サイクロ
トロン共鳴型エッチング装置を、圧力=10 mTorr、マイ
クロ波パワー=250W、反応ガス流量 He/CHF3=100/15 cc
/min、RFパワー=120 W、冷却He圧力=8 Torr、電極温度=
30℃の条件で用いて、酸化シリコン膜105を異方的に
エッチングすることにより、シリコン基板101にコン
タクトホール113を形成する。以下、該コンタクトホ
ールをパッドコンタクトホールと称する。
【0049】(i)〜(k)の工程を第1実施態様と同
様にして行う。
【0050】(l)図15に示すように、レジストを灰
化してから、メモリーセルアレイ部のトランスファゲー
ト104間の溝を完全に塞がず、トランスファゲート1
04とビット線およびキャパシタ電極との間の絶縁を確
保でき、かつトランスファゲート104に平行な方向
(コンタクトホールを自己整合的に形成することができ
ない方向)における絶縁膜堆積後の開口部直径がコンタ
クトホールが形成される活性化領域の同方向における長
さよりも短くなるような膜圧の窒化シリコン膜317を
堆積させ、例えば電子サイクロトロン共鳴型エッチング
装置を、圧力=10mTorr、反応ガス流量 He/CH2F2=100/
15 cc/min、マイクロ波パワー=250 W、RFパワー=100
W、冷却He圧力=8 Torr、電極温度=30℃の条件で用い
て、窒化シリコン膜317を酸化シリコン膜105をエ
ッチングストッパーとしてエッチングする。トランスフ
ァゲート104上にコンタクトホールを形成するする箇
所では、オフセット窒化シリコン膜103は、窒化シリ
コン膜108および317をエッチングする際に同時に
エッチングされるが、窒化シリコン膜317をエッチン
グした後のオフセット窒化シリコン膜103の残膜厚が
酸化シリコン膜105の残膜厚と同じ程度になるよう
に、オフセットシリコン膜103の初期膜厚とそれぞれ
の工程のオーバーエッチング時間が設定されている。次
に、例えば電子サイクロトロン共鳴型エッチング装置
を、圧力=10 mTorr、反応ガス流量 He/CHF3=100/15 cc
/min、マイクロ波パワー=250 W、RFパワー=120 W、冷却
He圧力=8 Torr、電極温度=30℃の条件で用いて、シリコ
ン基板101上の場合には酸化シリコン膜105を異方
的にエッチングすることにより、トランスファゲート1
04上の場合にはオフセット窒化シリコン膜103を異
方的にエッチングすることによりシリコン基板101お
よびトランスファゲート104にそれぞれコンタクトホ
ール118を形成する。以下、該コンタクトホールをビ
ット線コンタクトホールと称する。
【0051】以下、ビット線形成、パッドコンタクトホ
ールへのコンタクトホール形成、キャパシタ電極形成な
どを経ることにより、半導体装置が製造される。
【0052】本実施態様においても第1実施態様と同様
の効果が得られる。
【0053】また、窒化シリコン膜を用いた場合には、
コンタクトホール形成のための最後の異方的エッチング
を、窒化シリコン膜および酸化シリコン膜を同時にする
よりも、本実施態様のように段階的に行う方が安定して
コンタクトホール形成を行うことができる。
【0054】さらに、エッチングストッパーの窒化シリ
コン膜の下層の酸化シリコン膜に対して十分なオーバー
エッチングが施される条件であっても、酸化シリコン膜
のみをエッチングする上に酸化シリコン膜自体が薄いの
で、オーバーエッチングに要する時間が少なくなり、結
果としてシリコン基板がプラズマ照射される時間が低減
され、シリコン基板に対する損傷を低減したコンタクト
ホールの形成が可能である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体の微細化に対応し、素子分離特性の劣化を抑えた
コンタクトホールの形成が可能であるエッチング技術が
提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施態様の製造方法の説明図であ
る。
【図2】本発明の第1実施態様の製造方法の説明図であ
る。
【図3】本発明の第1実施態様の製造方法の説明図であ
る。
【図4】本発明の第1実施態様の製造方法の説明図であ
る。
【図5】本発明の第1実施態様の製造方法の説明図であ
る。
【図6】本発明の第1実施態様の製造方法の説明図であ
る。
【図7】本発明の第1実施態様の製造方法の説明図であ
る。
【図8】本発明の第1実施態様の製造方法の説明図であ
る。
【図9】本発明の第1実施態様の製造方法の説明図であ
る。
【図10】本発明の第1実施態様の製造方法の説明図で
ある。
【図11】本発明の第1実施態様の製造方法の説明図で
ある。
【図12】本発明の第1実施態様の製造方法の説明図で
ある。
【図13】本発明の第1実施態様の製造方法の説明図で
ある。
【図14】本発明の第2実施態様の製造方法の説明図で
ある。
【図15】本発明の第2実施態様の製造方法の説明図で
ある。
【符号の説明】
101 シリ
コン基板 102 素子
分離領域 103 オフ
セット窒化シリコン膜 104 トラ
ンスファゲート 105、110,112,115,117 酸化
シリコン膜 106 多結
晶シリコン膜 107 サイ
ドウォール 108、312,317 窒化
シリコン膜 109 レジ
ストパターン 111、116 開口
部パターン 113、118 コン
タクトホール 114 パッ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/768

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1層上に形成された複数のゲート電極
    を覆うように少なくとも第2層および第3層を順次積層
    する積層工程と、 前記ゲート電極間に開口部を形成するとともに前記第2
    層をエッチングストッパーとして前記第3層をエッチン
    グする第1エッチング工程と、 前記開口部の側壁および底部にエッチングストッパーと
    して機能する膜厚の絶縁性材料膜を堆積させる堆積工程
    と、 前記開口部の底部に堆積した前記絶縁性材料膜およびそ
    の下方の前記第2層に対して異方的にエッチングし前記
    第1層を露出させることによりコンタクトホールを形成
    する第2エッチング工程、とをからなるコンタクトホー
    ルの形成工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 前記複数のゲート電極は活性化領域を横
    切るように略平行に配置され、前記コンタクトホールは
    前記複数のゲート電極間に形成され、 前記堆積工程は、前記コンタクトホール内に埋め込まれ
    ることになる導電性材料と前記ゲート電極との間の絶縁
    を確保でき、かつ前記ゲート電極に平行な方向における
    前記絶縁性材料膜堆積後の前記開口部の径が、前記コン
    タクトホールが形成された前記活性化領域の該方向の長
    さよりも短くなるような膜厚の前記絶縁性材料膜を堆積
    させることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2層が酸化シリコン膜であり、前
    記第3層が窒化シリコン膜であることを特徴とする請求
    項1または2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記トランスファゲート上に積載された
    オフセット絶縁膜が窒化シリコン膜からなり、コンタク
    トホールが前記トランスファゲートの間と前記トランス
    ファゲート上に形成され、 前記第1エッチング工程において、前記第3層の窒化シ
    リコン膜を前記第2層の酸化シリコン膜をエッチングス
    トッパーとして異方的にエッチングするとともに、前記
    トランスファゲート上の前記オフセット絶縁膜の残膜厚
    が前記第2層の酸化シリコン膜の膜厚とほぼ同じになる
    まで前記オフセット絶縁膜を異方的にエッチングし、 前記第2エッチング工程において、前記開口部の底部の
    前記絶縁性材料膜およびその下方の前記第2層ならびに
    前記オフセット絶縁膜を異方的にエッチングし前記第1
    層およびトランスファゲートを露出させることを特徴と
    する請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記オフセット絶縁膜が、上層が窒化シ
    リコン膜、下層が酸化シリコン膜からなる二層膜で構成
    されることを特徴とする請求項4記載の半導体装置の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 前記絶縁性材料膜は酸化シリコン膜また
    は窒化シリコン膜であることを特徴とする請求項1また
    は2記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2層と前記絶縁性材料膜とは異な
    る材料からなり、前記第2エッチング工程が、前記開口
    部の底部の前記絶縁性材料膜を前記第2層をエッチング
    ストッパーとしてエッチングし、次いで露出した前記第
    2層を異方的にエッチングして前記第1層を露出させる
    工程であることを特徴とする請求項1または2記載の半
    導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第2エッチング工程が、前記開口部
    の底部の前記絶縁性材料膜およびその下方の前記第2層
    を異方的に一括エッチングして前記第1層を露出させる
    工程であることを特徴とする請求項1または2記載の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 前記半導体装置が半導体記憶装置である
    ことを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 第1層上に形成された複数のゲート電
    極を覆うように少なくとも第2層、第3層および第4層
    を順次積層する積層工程と、 前記ゲート電極間に開口部を形成するとともに前記第3
    層をエッチングストッパーとして前記第4層をエッチン
    グし、露出した前記第3層を前記第2層をエッチングス
    トッパーとして異方的にエッチングする第1エッチング
    工程と、 前記開口部の側壁および底部にエッチングストッパーと
    して機能する膜厚の絶縁性材料膜を堆積させる堆積工程
    と、 前記開口部の底部に堆積した前記絶縁性材料膜およびそ
    の下方の前記第2層に対して異方的にエッチングし前記
    第1層を露出させることによりコンタクトホールを形成
    する第2エッチング工程、とをからなるコンタクトホー
    ルの形成工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  11. 【請求項11】 前記複数のゲート電極は活性化領域を
    横切るように略平行に配置され、前記コンタクトホール
    は前記複数のゲート電極間に形成され、 前記堆積工程は、前記コンタクトホール内に埋め込まれ
    ることになる導電性材料と前記ゲート電極との間の絶縁
    を確保でき、かつ前記ゲート電極に平行な方向における
    前記絶縁性材料膜堆積後の前記開口部の径が、前記コン
    タクトホールが形成された前記活性化領域の該方向の長
    さよりも短くなるような膜厚の前記絶縁性材料膜を堆積
    させることを特徴とする請求項10記載の半導体装置の
    製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第2層が酸化シリコン膜であり、
    前記第3層が窒化シリコン膜であり、前記第4層が酸化
    シリコン膜であることを特徴とする請求項9または11
    記載の半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記トランスファゲート上に積載され
    たオフセット絶縁膜が窒化シリコン膜からなり、コンタ
    クトホールが前記トランスファゲートの間と前記トラン
    スファゲート上に形成され、 前記第1エッチング工程において、前記第3層の窒化シ
    リコン膜を前記第2層の酸化シリコン膜をストッパーと
    して異方的にエッチングするとともに、前記トランスフ
    ァゲート上の前記オフセット絶縁膜の残膜厚が前記第2
    層の酸化シリコン膜の膜厚とほぼ同じになるまで前記オ
    フセット絶縁膜を異方的にエッチングし、 前記第2エ
    ッチング工程において、前記開口部の底部の前記絶縁性
    材料膜およびその下方の前記第2層ならびに前記オフセ
    ット絶縁膜を異方的にエッチングし前記第1層およびト
    ランスファゲートを露出させることを特徴とする請求項
    12記載の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記オフセット絶縁膜が、上層が窒化
    シリコン膜、下層が酸化シリコン膜からなる二層膜から
    構成されることを特徴とする請求項13記載の半導体装
    置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記絶縁性材料膜が酸化シリコンまた
    は窒化シリコンであることを特徴とする請求項10また
    は11記載の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記第2エッチング工程が、前記開口
    部の底部の前記絶縁性材料膜およびその下方の前記第2
    層を異方的に一括エッチングして前記第1層を露出させ
    る工程であることを特徴とする請求項10または11記
    載の半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記絶縁性材料と前記第2層の材料が
    異なっており、前記第2エッチング工程が、前記開口部
    の底部の前記絶縁性材料膜を前記第2層をストッパーと
    してエッチングし、次いで露出した前記第2層を異方的
    にエッチングして前記第1層を露出させる工程であるこ
    とを特徴とする請求項10または11記載の半導体装置
    の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記半導体装置が半導体記憶装置であ
    ることを特徴とする請求項10または11記載の半導体
    装置の製造方法。
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