JP2000082553A - Ic用ソケット - Google Patents

Ic用ソケット

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JP2000082553A
JP2000082553A JP10254071A JP25407198A JP2000082553A JP 2000082553 A JP2000082553 A JP 2000082553A JP 10254071 A JP10254071 A JP 10254071A JP 25407198 A JP25407198 A JP 25407198A JP 2000082553 A JP2000082553 A JP 2000082553A
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JP
Japan
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guide plate
socket
electrodes
substrate
lower guide
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JP10254071A
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English (en)
Inventor
Toshimasa Hiroike
利昌 広池
Kenzo Suzuki
健三 鈴木
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Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装後の交換が容易なIC用ソケットを提供
する。 【解決手段】 表面に表側電極22が配列形成され、裏
面にそれら表側電極22とそれぞれ接続された裏側電極
23が形成された基板21の表裏に異方導電性接着シー
ト27を挟んで上ガイド板25及び下ガイド板26を配
置し、それら上下ガイド板25,26の貫通孔28,2
9にコイル状接点31を配設する。コイル状接点31と
対応する表側電極22あるいは裏側電極23とは異方導
電性接着シート27により電気的かつ機械的に接続され
る。相手方ソケット実装部材の各電極との電気的接続は
コイル状接点31の弾接によって行われ、半田接続を使
用しないので容易に交換できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はIC本体の底面に
バンプが配列形成されてなる、いわゆるインナー面実装
タイプのICに使用されるソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、この種のIC用のソケットとし
て、従来提案されている構成を示したものである。この
例では装着されるICのバンプと良好に接触する接点と
してコイル状接点11を具備したものとなっており、各
コイル状接点11は基台12に設けられた貫通孔13に
それぞれ位置決め収容されている。コイル状接点11の
基端側は基台12に取り付けられたプリント配線基板1
4の一面に形成されている接点電極15上にそれぞれ位
置されて接点電極15と接触導通されている。
【0003】一方、プリント配線基板14の他面側には
各接点電極15とそれぞれ接続された端子電極16が形
成されており、各端子電極16にはスルーホールが設け
られてピン端子17が取り付けられている。図7は上記
のような構成とされたソケット18が回路基板19に実
装された状態を示したものであり、各ピン端子17は回
路基板19の貫通孔(スルーホール)に挿通されて電極
20に半田付けされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したソケット18
のように、従来においてはIC用ソケットは例えば出荷
検査用テスターの回路基板やバーンインボード基板等の
ソケット実装部材への取り付けのために端子を有するも
のとなっており、端子を半田付けすることによって相手
方ソケット実装部材に実装されるものとなっていた。
【0005】しかるに、このような半田付けによる実装
では、例えば実装したソケットが不良品であったり、あ
るいは経年的劣化によりソケットを交換する必要が生じ
た場合、多数の端子が半田付けされているため、ソケッ
トを取り外すのが面倒であり、交換作業に手間がかかる
ものとなっていた。この発明の目的は上述した問題に鑑
み、実装後の交換を容易に行うことができるIC用ソケ
ットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、表面にICバンプの配列ピッチと同一ピッチで複数
の表側電極が配列形成され、裏面にそれら表側電極とそ
れぞれ接続された複数の裏側電極が形成された基板と、
その基板の表面及び裏面に、それぞれ異方導電性接合材
を挟んで配され、基板と一体化された上ガイド板及び下
ガイド板と、それら上ガイド板及び下ガイド板に、それ
ぞれ上記表側電極及び裏側電極に対応して設けられた複
数の貫通孔にそれぞれ収容され、先端がその貫通孔から
突出され、基端が対応する表側電極あるいは裏側電極に
異方導電性接合材を介して接続されたコイル状接点と、
一体化された基板、上ガイド板及び下ガイド板を相手方
ソケット実装部材に固定する固定手段とによって、IC
用ソケットが構成される。
【0007】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記表側電極の配列ピッチと裏側電極の配列ピッ
チとが同一ピッチとされる。請求項3の発明では、請求
項1の発明において、上記裏側電極の配列ピッチが表側
電極の配列ピッチに対して拡大される。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して実施例により説明する。図1はこの発明の一実施
例を示したものである。合成樹脂材よりなる基板21
は、その表面21aに、装着されるICのバンプ配列ピ
ッチと同一ピッチで配列形成された複数の表側電極22
を有している。一方、基板21の裏面21bには裏側電
極23が配列形成されており、これら裏側電極23の配
列ピッチは、この例では表側電極22の配列ピッチと同
一ピッチとされて、対応する表側電極22と裏側電極2
3とは基板21の表裏同一位置に位置されている。対応
する各表側電極22と裏側電極23とはスルーホール2
4を介して、それぞれ電気的に接続されている。
【0009】基板21の表面21a及び裏面21bに
は、それぞれ基板21と同一外形とされた合成樹脂材よ
りなる上ガイド板25及び下ガイド板26が配置され
る。これら上ガイド板25及び下ガイド板26はそれぞ
れ異方導電性接合材を挟んで基板21に対向される。異
方導電性接合材は加圧・加熱により導電接着作用を有す
るもので、この例では異方導電性接合材として異方導電
性接着シート27を用いたものとなっており、この異方
導電性接着シート27により、上ガイド板25及び下ガ
イド板26は基板21に接合され、一体化されている。
【0010】上ガイド板25及び下ガイド板26には、
それぞれ基板21の表側電極22及び裏側電極23に対
応して複数の貫通孔28及び29が形成されており、こ
れら各貫通孔28,29にコイル状接点31がそれぞれ
配設されている。図2はこのコイル状接点31の配列を
上ガイド板25側から見て示したものであり、コイル状
接点31は、この例では図のように30個配列されてい
る。各コイル状接点31は、その先端が貫通孔28,2
9からそれぞれ突出されており、他方基端は対応する表
側電極22あるいは裏側電極23上に異方導電性接着シ
ート27を介して位置されている。
【0011】異方導電性接着シート27は合成樹脂材よ
りなる接着シート中に導電微粒子を分散させたもので、
加圧された部分のみ、その加圧方向に導電性を生ずるも
のであり、各コイル状接点31と対応する表側電極22
あるいは裏側電極23とは、この異方導電性接着シート
27により機械的かつ電気的に接続されている。図3は
この部分の詳細を拡大して示したものである。なお、図
3に示したように、この例では各貫通孔28,29の内
周面及びその開口部周縁に導電膜32,33が形成され
ている。
【0012】上ガイド板25,基板21及び下ガイド板
26にはそれぞれ一対の穴34,35及び36が形成さ
れており、これら穴34,35,36によって図1に示
したように一体化された上ガイド板25,基板21及び
下ガイド板26を貫通する一対の取り付け穴37が構成
される。上記のような構成を有するソケット38の組立
は、例えば以下のようにして行うことができる。
【0013】 台上に下ガイド板26を設置し、その
各貫通孔29にコイル状接点31を挿入する。 この下ガイド板26の上に、予め異方導電性接着シ
ート27を表裏両面に貼りつけた基板21を配置する。
なお、穴35部分は異方導電性接着シート27が蓋しな
いよう除去されている。
【0014】 この基板21上に、上ガイド板25を
配置し、その各貫通孔28にコイル状接点31を挿入す
る。 この状態で上から例えばおもり等によりコイル状接
点31と上ガイド板25に荷重を加え、異方導電性接着
シート27を加圧した状態で加熱する。 異方導電性接着シート27の加熱硬化により、基板
21と上ガイド板25及び下ガイド板26とが接合一体
化され、また各コイル状接点31は異方導電性接着シー
ト27により対応する表側電極22あるいは裏側電極2
3に機械的かつ電気的に接続されてソケット38が完成
する。
【0015】図4は上述したソケット38の実装状態の
一例として、回路基板41へ取り付けた状態を示したも
のであり、回路基板41に設けられた一対の取り付け穴
42とソケット38の取り付け穴37とを一致させ、ビ
ス43とナット44を用いて固定することにより、回路
基板41にソケット38が取り付けられる。この際、下
ガイド板26に配設されている各コイル状接点31は回
路基板41に形成されている電極45にそれぞれ弾接
し、電気的に接続される。
【0016】つまり、このソケット38によれば回路基
板41等のソケット実装部材への実装において、電気的
接続はコイル状接点31の相手方電極への弾接によって
行われ、機械的な固定はビス43等の固定手段によって
行われる。従って、実装後にソケット38を交換する必
要が生じた場合には、従来のように半田付けを外すとい
った面倒な作業は不要であり、単にビス43等の固定手
段を外せばよく、容易に交換を行えるものとなる。な
お、図4中、46はこのソケット38に装着されるIC
を示し、47はそのバンプを示す。
【0017】上述した実施例では基板21の表側電極2
2と裏側電極23とは同一ピッチとされ、つまり上ガイ
ド板25のコイル状接点31の配列と下ガイド板26の
コイル状接点31の配列とが同一ピッチとされている
が、裏側電極23の配列ピッチを表側電極22の配列ピ
ッチに対して拡大するようにしてもよい。図5はこのよ
うな構成とされたソケット48を示したものであり、下
ガイド板26に配設されるコイル状接点31はピッチ拡
大された裏側電極23に対応する位置に配設される。こ
のような構成を採用することにより、装着されるICの
バンプピッチが例えば1mm以下と極めて狭小な場合でも
回路基板41等へのソケット48の実装における電気的接
続は広いピッチで行えるものとなる。なお、この図5に
示すような基板21は通常のプリント配線基板技術によ
り容易に形成することができる。
【0018】ソケットを相手方ソケット実装部材に機械
的に固定する手段としては、ビス43に限定されるもの
ではなく、例えば金具等で挟み込んで固定する構造等他
の方法を採用してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
実装後にソケットを交換する必要が生じた場合に、従来
のように多数の端子の半田付けを外すといった面倒な作
業を行わなくてもよく、極めて簡単に交換作業を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例を示す断面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1の要部拡大図。
【図4】図1のソケットの実装状態(使用状態)を示す
断面図。
【図5】請求項3の発明の実施例を示す断面図。
【図6】従来のIC用ソケットを示す断面図。
【図7】図6のソケットの実装状態を示す正面図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にICバンプの配列ピッチと同一ピ
    ッチで複数の表側電極が配列形成され、裏面にそれら表
    側電極とそれぞれ接続された複数の裏側電極が形成され
    た基板と、 その基板の表面及び裏面に、それぞれ異方導電性接合材
    を挟んで配され、上記基板と一体化された上ガイド板及
    び下ガイド板と、 それら上ガイド板及び下ガイド板に、それぞれ上記表側
    電極及び裏側電極に対応して設けられた複数の貫通孔に
    それぞれ収容され、先端がその貫通孔から突出され、基
    端が上記対応する表側電極あるいは裏側電極に上記異方
    導電性接合材を介して接続されたコイル状接点と、 上記一体化された基板、上ガイド板及び下ガイド板を相
    手方ソケット実装部材に固定する固定手段と、よりなる
    ことを特徴とするIC用ソケット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のIC用ソケットにおい
    て、 上記表側電極の配列ピッチと上記裏側電極の配列ピッチ
    とが同一ピッチとされていることを特徴とするIC用ソ
    ケット。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のIC用ソケットにおい
    て、 上記裏側電極の配列ピッチが上記表側電極の配列ピッチ
    に対して拡大されていることを特徴とするIC用ソケッ
    ト。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006132063A1 (ja) * 2005-06-07 2006-12-14 Sumitomo Electric Industries, Ltd. 多層基板及び半導体パッケージ
WO2011088308A1 (en) 2010-01-18 2011-07-21 3M Innovative Properties Company Contact pin holder
WO2012106221A1 (en) 2011-02-04 2012-08-09 3M Innovative Properties Company Ic device socket

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