JP2000082242A - 光ディスクの製造方法及び光ディスク - Google Patents

光ディスクの製造方法及び光ディスク

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高密度記録にも好適な光ディスクの製造方法
を提供する。 【構成】 表面が高精度に研磨されたガラス基板40上
にポジ型のフォトレジストによるレジスト層42を均一
な厚さで形成する工程と、カッティング、現像を行って
レジスト層42に開口部44を形成する工程と、ガラス
基板40を深さDbまでドライエッチングする工程と、
レジスト層42のみを選択的にドライエッチングとは異
なる方法でエッチングする工程と、ガラス基板40を深
さDbよりも深い深さDaまで、再びドライエッチング
する工程と、レジスト層42を除去する工程とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスクの製造方
法及び光ディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク,たとえばCDにおいては、
そのピット形状が再生信号の特性に大きく影響する。図
7(A)には、従来の光ディスクにおけるピット100
の幅方向(ディスクの半径方向に相当)断面が示されて
おり、ピットの断面形状は矩形の凹形状となっている。
このようなピット100の深さDAと再生レーザ光の変
調度及びトラッキングエラー信号の大きさとの関係は、
同図(B)に示すようになる。
【0003】すなわち、再生レーザ光の波長λに対し、
トッキングエラー信号はグラフGAで示すようにλ/8
で最大となり、変調度はグラフGBで示すようにλ/4
で最大となる。このように、両者は、一方が極大のとき
に他方が極小となる関係にある。しかし、光ディスクの
再生に当っては、両信号とも高いレベルで検出すること
が必要である。
【0004】このため、従来は、(1)ピット深さDA
をλ/8〜λ/4の中間の値,たとえば3λ/16程度
に設定する,(2)あるいは、ピット深さDAをλ/4
近傍の値に設定するとともに、同図(C)に示すように
ピット側面にテーパ102を設ける,などの工夫をし
て、両信号のレベルが高くなるように設計されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術では、結局変調度,トラッキングエラー信
号の双方とも少しずつ犠牲になっており、いずれについ
ても十分な信号レベルが得られているわけではない。ま
た、特に同図(C)に示したテーパ形状のピットにおい
ては、開口部が垂直でなく開いているためにジッタにと
っては不利となり、再生時の信号ジッタが大きくなって
しまう。このため、高密度記録光ディスクへの対応が困
難であるという不都合がある。
【0006】本発明は、これらの点に着目したもので、
高密度記録にも好適な光ディスクの製造方法及び光ディ
スクを提供することを、その目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスクの製
造方法及び光ディスクは、次の(1)〜(6)の構成を
有している。
【0008】(1) 表面が高精度に研磨されたガラス
基板上に、ポジ型のフォトレジストによるレジスト層を
均一な厚さで形成する第1の工程と、前記第1の工程の
次に、カッティング、現像を行って、前記レジスト層に
開口部を形成する第2の工程と、前記第2の工程の次
に、前記ガラス基板を第1の深さまでドライエッチング
する第3の工程と、前記第3の工程の次に、前記レジス
ト層のみを選択的に前記第3の工程とは異なる方法でエ
ッチングする第4の工程と、前記第4の工程の次に、前
記ガラス基板を前記第3の工程と同じ方法で、第2の深
さまで再びドライエッチングする第5の工程とを少なく
とも備え、前記第1の深さ及び前記第2の深さの開口部
を有する光ディスクを製造することを特徴とする光ディ
スクの製造方法。 (2) 表面が高精度に研磨されたガラス基板上に、ネ
ガ型のフォトレジストによるレジスト層を均一な厚さで
形成する第1の工程と、前記第1の工程の次に、カッテ
ィング、現像を行って、前記レジスト層に開口部を形成
する第2の工程と、前記第2の工程の次に、前記ガラス
基板を第1の深さまでドライエッチングする第3の工程
と、前記第3の工程の次に、前記レジスト層のみを選択
的に前記第3の工程とは異なる方法でエッチングする第
4の工程と、前記第4の工程の次に、前記ガラス基板を
前記第3の工程と同じ方法で、第2の深さまで再びドラ
イエッチングする第5の工程とを少なくとも備え、前記
第1の深さ及び前記第2の深さの開口部を有する光ディ
スクを製造することを特徴とする光ディスクの製造方
法。 (3) 表面が高精度に研磨されたガラス基板上に、ポ
ジ型のフォトレジストによるレジスト層を均一な厚さで
形成する第1の工程と、前記第1の工程の次に、カッテ
ィング、イメージリバーサルによる反転、現像を行っ
て、前記レジスト層に開口部を形成する第2の工程と、
前記第2の工程の次に、前記ガラス基板を第1の深さま
でドライエッチングする第3の工程と、前記第3の工程
の次に、前記レジスト層のみを選択的に前記第3の工程
とは異なる方法でエッチングする第4の工程と、前記第
4の工程の次に、前記ガラス基板を前記第3の工程と同
じ方法で、第2の深さまで再びドライエッチングする第
5の工程とを少なくとも備え、前記第1の深さ及び前記
第2の深さの開口部を有する光ディスクを製造すること
を特徴とする光ディスクの製造方法。 (4) 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光デ
ィスクの製造方法であって、前記第3の工程及び前記第
5の工程でそれぞれ用いられるドライエッチングは、フ
ッ素系ガスによるドライエッチングであることを特徴と
する光ディスクの製造方法。 (5) 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光デ
ィスクの製造方法であって、前記第4の工程で用いられ
るエッチングは、酸素ガスによるエッチングであること
を特徴とする光ディスクの製造方法。 (6) 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の光デ
ィスクの製造方法によって、作成される光ディスクであ
って、前記第1の深さ及び前記第2の深さのピットを有
することを特徴とする光ディスク。
【0009】
【発明の実施の態様】以下、本発明による光ディスクの
製造方法及び光ディスクについて、添付図面を参照しな
がら説明する。
【0010】a,ピット形状 最初に、図1及び図2を参照しながらピット形状につい
て説明する。図1には、一つのピットの斜視図が示され
ており、図2には図1のピットを矢印#2から見た断面
形状が示されている。
【0011】これらの図において、ピット10は段差1
2を有しており、表面から底面までの深さはDa,段差
12から底面までの深さはDbとなっている。深さD
a,Dbは、 Da=(λ/4)±(λ/16) Db=(λ/8)±(λ/16) …………………………(1) で表わされる値となっている。ここで、λは、再生レー
ザ光波長をディスク基板14の屈折率で割った実質的な
光学波長である。なお、望ましくは、 Da=λ/4 Db=λ/8 …………………………(2) とする。
【0012】次に、このようなピット形状の作用につい
て説明すると、図7(B)に示したように、ピット10
に入射する再生レーザ光の変調度は深さλ/4で最大と
なり、トラッキングエラー信号は深さλ/8で最大とな
る。本実施例では、段差12によってそれらの2つの深
さが、Da,Dbとして各々形成されている。このた
め、ピット10によれば変調度,トラッキングエラーの
いずれの信号についても大きな出力が得られることにな
る。なお、ピット10の開口部の幅Waと底部の幅Wb
とが異なるので、両信号の出力が最大となる深さの値は
Da=2Dbとはならず、正確には多少ズレたところに
なる。しかし、ほぼ(2)に示す関係が両信号最大の条
件となる。
【0013】このようなピット形状によれば、変調度,
トラッキングエラーのいずれについても高レベルの信号
を得ることができる。また、ピット10の側面16がデ
ィスク基板14の表面に対して垂直となっているため、
再生信号のジッタの増大は良好に防止される。このよう
に、全体として信号特性が向上するので、光ディスクの
高密度記録化を図ることが可能となる。また、特にトラ
ッキング性能が向上するので、プレーヤのトラッキング
サーボ回路や機構部分を簡略化できる。
【0014】b,第1の製造方法 次に、以上のような段差付きピットによって情報が記録
される光ディスクの製造方法について説明する。最初
に、図3及び図4を参照しながら、第1の製造方法の手
順について説明する。まず、表面が高精度に研磨された
石英などによるガラス基板20上に、ポジタイプのフォ
トレジストによるレジスト層22,24が各々形成され
る(図3(A)参照)。ここで、レジスト層22,24
の感光する最低必要光強度Eth1,Eth2は、Eth1>Et
h2となるように設定される。すなわち、基板側のレジス
ト層22の感度をその上側のレジスト層24の感度より
も悪く設定する。そして、この状態で適宜のレーザビー
ムを用いてカッティングが行われ、両レジスト層同時に
現像が行われる。
【0015】図4には、このカッティング時の様子が示
されている。たとえば、レーザビームの強度分布がピッ
トの幅に対して同図(A)に示すようになっているとす
る。レジスト層22は感度が低いので、光強度の高いレ
ベルL1で反応する。これに対し、レジスト層24は感
度が高いので、光強度の低いレベルL2で反応する。す
なわち、レジスト層22,24の感光する最低必要光強
度Eth1,Eth2は、各々同図のレベルL1,L2にそれ
ぞれ対応する。
【0016】従って、かかる強度分布のレーザビームが
レジスト層22,24に照射されると、下側のレジスト
層22はWbの範囲で感光し、上側のレジスト層24は
Waの範囲で感光することになる。すると、同図(B)
に示すように、レジスト層22はWbの幅で,レジスト
層24はWaの幅でカッティングされることになり、同
時現像によって図1又は図2に示した段差形状が得られ
る(図3(B)参照)。なお、ピットの段差形状は、レ
ーザビームの光強度分布,レジスト層22,24の感度
などによって適宜設定することができる。また、ピット
10の深さDa,Dbは、レジスト層22,24の膜厚
によって適宜設定することができる。
【0017】次に、以上のようなマスタリングの後は、
通常のニッケルスタンパ工程と同様にして、スタンパや
ディスクが製作される。まず、同図(C),(D)に示
すように、メッキ工程によってメタルマスタ26が作ら
れる。そして、このメタルマスタ26を利用して、同図
(E),(F)に示すように、メッキ工程によって多数
のメタルマザー28が作られる。次に、同図(G),
(H)に示すように、メッキ工程によって多数のスタン
パ30が作られる。なお、メタルマスタ26がスタンパ
として用いられることもある。
【0018】次に、同図(I),(J)に示すように、
適宜のディスク材料を用いた圧縮成型,射出成型,ある
いは2P成型などの加工方法により、ディスク32が作
られる。そして、同図(K)に示すように、このディス
ク32のピット形成面上に反射膜34が成膜される。次
に、同図(L)に示すように、片面又は両面に保護膜3
6が各々形成される。
【0019】c,第2の製造方法 次に、図5を参照しながら第2の製造方法について説明
する。以下に示す第2〜第4の製造方法は、いずれもド
ライエッチングを用いる方法である。この第2の製造方
法は、特開昭61−26951号公報に開示されている
ガラスマスタによる手法を利用する方法である。上述し
た第1の製造方法では、複製を作る場合はカッティング
が複数回繰り返されることになるが、このガラスマスタ
の手法によれば、カッティングは1回でよいという利点
がある。
【0020】まず、表面が高精度に研磨されたガラス基
板40上に、ポジ型のフォトレジストによるレジスト層
42を均一な厚さで形成し(同図(A)参照)、カッテ
ィング,そして現像が行われてピット部分に開口部44
が形成される(同図(B)参照)。次に、たとえばフッ
素系ガスによるドライエッチングによって、第1の深さ
Dbまで垂直にエッチングが行われる(同図(C)参
照)。更に、ガスをたとえば酸素に切り換え、10〜1
000mtorrのガス圧にてレジスト層42のみを選
択的且つ等方的にエッチングし、開口部44を拡大させ
る(同図(D)参照)。
【0021】そして、この状態で残存するレジスト層4
2をマスクとして、再びフッ素系ガスによるドライエッ
チングが行われる。このエッチングは、凹部46の深さ
が最初のエッチング分も含めて、第1の深さDaよりも
深い第2の深さDaとなるまで続けられる(同図(E)
参照)。これによって、図2に示した段差形状のピット
が形成される。次に、残存のレジスト42がガラス基板
40上から除去されてガラスマスタ48が完成する。こ
のガラスマスタ48を用いて、図3に示した通常のニッ
ケルスタンパ工程と同様にしてスタンパ,そして光ディ
スクを作成することができる。
【0022】なお、以上のうち、2回目のエッチング開
示時における残存レジスト層42の膜厚DcがDc=D
a−Dbとなるように最初の塗布厚を設定すれば、同図
(E)の2回目のガラスエッチング工程と同図(F)の
レジスト除去工程を割愛することができる。すなわち同
図(D)の状態からそのまま通常のニッケルスタンパ工
程に移ることができ、工程の短縮を図ることができる。
【0023】d,第3の製造方法 次に、第3の製造方法について説明する。この方法は、
特開昭64−86344号公報に開示されたガラスディ
スクに段付きピットを形成する方法である。すなわち、
上述した図5のガラス基板40が石英と比較して60%
以下のエッチングレートを有するガラス素材を用いてお
り、これに同図の各工程によって段付きピットが形成さ
れる。この方法によれば、製造工程は更に簡略化,短縮
化可能となる。
【0024】e,第4の製造方法 次に、図6を参照しながら、第4の製造方法について説
明する。この方法は、特開平1−188332号あるい
は特開平3−13669号(特開平4−241237公
報)に開示されたガラススタンパ工程を改良して用いる
ものである。
【0025】まず、同図(A)に示すように、表面が高
精度に研磨されたガラス基板50上に、レジスト層52
が均一な厚さで形成され、次に同図(B)に示すように
カッティング,現像が各々行われる。このとき、ネガ型
のフォトレジストを用いるか、ポジ型のフォトレジスト
を用いるとともにイメージリバーサルによる反転を行っ
てカッティングを行うかのいずれが行われる。これによ
って、レジスト層52に開口部54が形成される。
【0026】続いて、上述した第2の製造方法と同様
に、フッ素系ガスによるドライエッチング(同図(C)
参照),酸素ガスによるレジスト層52のエッチング
(同図(D)参照),残存レジスト層52をマスクとす
るフッ素系ガスによるドライエッチングが各々行われる
(同図(E)参照)。これによって、図2に示した段差
形状のピットが凸形状として形成される。次に、残存の
レジスト52がガラス基板50上から除去されてガラス
スタンパ56が完成する。このガラススタンパ56を用
いて、図3に示したように光ディスクが作成される。
【0027】なお、本発明は、何ら上記実施例に限定さ
れるものではなく、たとえば上述した実施例に示した数
値,材料,製造条件などは一例であり、同様の作用を奏
するように種々設計変更が可能であって、それらのもの
も本発明に含まれる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による光デ
ィスクの製造方法及び光ディスクによれば、第1の深さ
及び第1の深さよりも深い第2の深さのピットを有する
光ディスクを形成することができるので、高密度記録に
も都合がよい光ディスクを得ることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスクのピット形状を示す斜視図である。
【図2】光ディスクの断面を示す説明図である。
【図3】光ディスクの製造方法を示す説明図である。
【図4】第1の製造方法におけるレジスト層の感度の関
係を示す説明図である。
【図5】第2の製造方法を示す説明図である。
【図6】第4の製造方法を示す説明図である。
【図7】従来の光ディスク,及びそれと検出信号との関
係を示す説明図である。
【符号の説明】
10…ピット、12…段差、14…ディスク基板、16
…側面、20,40,50…ガラス基板、22,24,
42,52…レジスト層、26…メタルマスタ、28…
メタルマザー、30…スタンパ、32…ディスク、34
…反射膜、36…保護膜、40,50…ガラス基板、4
4,54…開口部、46…凹部、48…ガラスマスタ、
56…ガラススタンパ、Da,Db…深さ、Eth1,Et
h2…感度、L1,L2…レベル、Wa,Wb…幅。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が高精度に研磨されたガラス基板上
    に、ポジ型のフォトレジストによるレジスト層を均一な
    厚さで形成する第1の工程と、 前記第1の工程の次に、カッティング、現像を行って、
    前記レジスト層に開口部を形成する第2の工程と、 前記第2の工程の次に、前記ガラス基板を第1の深さま
    でドライエッチングする第3の工程と、 前記第3の工程の次に、前記レジスト層のみを選択的に
    前記第3の工程とは異なる方法でエッチングする第4の
    工程と、 前記第4の工程の次に、前記ガラス基板を前記第3の工
    程と同じ方法で、第2の深さまで再びドライエッチング
    する第5の工程とを少なくとも備え、 前記第1の深さ及び前記第2の深さの開口部を有する光
    ディスクを製造することを特徴とする光ディスクの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 表面が高精度に研磨されたガラス基板上
    に、ネガ型のフォトレジストによるレジスト層を均一な
    厚さで形成する第1の工程と、 前記第1の工程の次に、カッティング、現像を行って、
    前記レジスト層に開口部を形成する第2の工程と、 前記第2の工程の次に、前記ガラス基板を第1の深さま
    でドライエッチングする第3の工程と、 前記第3の工程の次に、前記レジスト層のみを選択的に
    前記第3の工程とは異なる方法でエッチングする第4の
    工程と、 前記第4の工程の次に、前記ガラス基板を前記第3の工
    程と同じ方法で、第2の深さまで再びドライエッチング
    する第5の工程とを少なくとも備え、 前記第1の深さ及び前記第2の深さの開口部を有する光
    ディスクを製造することを特徴とする光ディスクの製造
    方法。
  3. 【請求項3】 表面が高精度に研磨されたガラス基板上
    に、ポジ型のフォトレジストによるレジスト層を均一な
    厚さで形成する第1の工程と、 前記第1の工程の次に、カッティング、イメージリバー
    サルによる反転、現像を行って、前記レジスト層に開口
    部を形成する第2の工程と、 前記第2の工程の次に、前記ガラス基板を第1の深さま
    でドライエッチングする第3の工程と、 前記第3の工程の次に、前記レジスト層のみを選択的に
    前記第3の工程とは異なる方法でエッチングする第4の
    工程と、 前記第4の工程の次に、前記ガラス基板を前記第3の工
    程と同じ方法で、第2の深さまで再びドライエッチング
    する第5の工程とを少なくとも備え、 前記第1の深さ及び前記第2の深さの開口部を有する光
    ディスクを製造することを特徴とする光ディスクの製造
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の光ディスクの製造方法であって、 前記第3の工程及び前記第5の工程でそれぞれ用いられ
    るドライエッチングは、フッ素系ガスによるドライエッ
    チングであることを特徴とする光ディスクの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の光ディスクの製造方法であって、 前記第4の工程で用いられるエッチングは、酸素ガスに
    よるエッチングであることを特徴とする光ディスクの製
    造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の光ディスクの製造方法によって、作成される光ディス
    クであって、 前記第1の深さ及び前記第2の深さのピットを有するこ
    とを特徴とする光ディスク。
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