JP2000080796A - 鉄筋地組装置およびスタ―ラップスタンド - Google Patents

鉄筋地組装置およびスタ―ラップスタンド

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JP2000080796A
JP2000080796A JP11162979A JP16297999A JP2000080796A JP 2000080796 A JP2000080796 A JP 2000080796A JP 11162979 A JP11162979 A JP 11162979A JP 16297999 A JP16297999 A JP 16297999A JP 2000080796 A JP2000080796 A JP 2000080796A
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stand
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JP11162979A
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Yasuo Kajioka
保夫 梶岡
Toshiya Nomichi
利哉 野路
Noboru Sakaguchi
昇 坂口
Hidetoshi Kuwabara
秀敏 桑原
Hiroki Aoshima
広季 青島
Katsuhiro Ito
勝啓 伊藤
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄筋の地組を効率よく行い、工期短縮および
工費削減を図ることのできる鉄筋地組装置およびスター
ラップスタンドを提供することを課題とする。 【解決手段】 鉄筋地組装置を、主筋Sを送り出す主筋
送り出し装置と、主筋Sを持ち上げるリフト装置5と、
主筋Sを所定の高さに支持するスタンド10とを備えて
構成し、これらを、キ字型、π字型等、地組みすべき所
定形状の鉄筋ユニットに対応させて配置する構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、鉄筋コン
クリート造の高層マンション等を構築するときに用いて
好適な鉄筋地組装置およびスターラップスタンドに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉄筋コンクリート造の構造物を
構築する場合、鉄筋は現場において組み立てているのは
周知の通りである。
【0003】しかしながら、これでは効率が悪く、工期
短縮化の妨げになるため、現場の作業ヤード等で鉄筋を
地組みしてユニット化する工法が開発されている。この
ような鉄筋地組工法は、特に、高層マンション等、同形
状の梁鉄筋ユニットを多数使用する構造物の構築時に大
きな効果を奏する。
【0004】従来、鉄筋を地組みするときには、一般
に、作業ヤード等にスタンド等の治工具を設置し、この
スタンド等によって鉄筋を所定の位置に保持させて組立
作業を行っていた。スタンドを用いての梁鉄筋ユニット
の組立は、従来、略U字状で両端部が内側に120゜折
り返された形状のスターラップに有効であった。これ
は、主筋をスタンドに掛け渡した後、スターラップを、
その両端部の折り返された部分を主筋に引っかけること
によってセットしていたからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年高
層マンション等で使用されている高強度材を使用した閉
鎖型(ロ字型)のスターラップでは、前記したように主
筋に引っかけることができず、主筋をその内側に通さな
ければならないために、組立に非常に手間がかかり、効
率的ではないという問題があった。また、外周周りの柱
部に挿入される梁主筋アンカー部も、上段筋と下段筋が
つながったU型形状のものが多く採用されるようにな
り、組立はますます非能率的となっている。
【0006】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、閉鎖型のスターラップに対しても、鉄筋の
地組を効率よく行い、工期短縮および工費削減を図るこ
とのできる鉄筋地組装置およびスターラップスタンドを
提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
鉄筋ユニットを地組みする装置であって、主筋をその軸
線方向に送り出す主筋供給手段と、該主筋供給手段から
供給された主筋を受け取り、これを定められた高さに持
ち上げるリフト機構と、該リフト機構で持ち上げられた
主筋を支持するとともに、スターラップを支持するスタ
ンドと、を備えた構成とされていることを特徴としてい
る。
【0008】これにより、鉄筋供給手段で所定の位置に
配置したリフト機構に主筋を送り込み、この主筋をリフ
ト機構で所定のレベルに持ち上げてスタンドで支持さ
せ、これにスタンドに予め支持させておいたスターラッ
プを取り付けることによって、鉄筋ユニットを地組みす
ることができる。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1記載の鉄
筋地組装置であって、互いに交差する複数の部材の鉄筋
ユニットを一体に地組みできるよう、前記各部材に対応
させて、前記主筋供給手段と、前記リフト機構と、前記
スタンドとが配置されていることを特徴としている。
【0010】これにより、これら鉄筋供給手段、リフト
機構、スタンド等を、例えばキ型、π型等、様々な形状
の鉄筋ユニットを地組みすることができる。
【0011】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載の鉄筋地組装置であって、前記主筋供給手段で送り
出す主筋の先端部を突き当てる突き当て板が備えられて
いることを特徴としている。
【0012】これにより、主筋をその軸線方向に精度良
くセットできる。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項1から3の
いずれかに記載の鉄筋地組装置であって、前記主筋の基
端部が折り曲げられているときにその折り曲げ部を保持
する保持部を有した走行移動自在な主筋保持台車が備え
られ、該主筋保持台車では、前記保持部で前記主筋を保
持したまま移動することによって前記主筋を送り出す構
成となっていることを特徴としている。
【0014】これにより、アンカー部として基端部がL
字型やコ字型等に折り曲げられている特殊な形状の主筋
を送り出すときにも、長尺の主筋を確実に保持してセッ
トすることができる。
【0015】請求項5に係る発明は、鉄筋の地組に用い
るスターラップスタンドであって、二組の脚部と、これ
ら脚部間に架設されてスターラップを支持する支持部材
とを備えて構成され、前記支持部材が断面視T字状とさ
れ、前記各脚部には、前記支持部材の鉛直部を差し込む
スリットが形成されていることを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る鉄筋地組装置
およびスターラップスタンドについて、図1ないし図3
2を参照して説明する。
【0017】[各装置の構成]まず、ここでは、鉄筋地
組装置を構成する各装置について個別に説明する。
【0018】図1に示すものは、主筋をその軸線方向に
送り出すための主筋送り出し装置(主筋送り出し手段)
1であって、その構成は、基台2上にブラケット3,3
を介して支持された円筒状のプーリ4が、図示しない駆
動装置によってその軸線回りに回転駆動されるようにな
っている。プーリ4の表面には、主筋を送り出す際に摩
擦抵抗を高めるため、ゴム材等が貼り付けられている。
【0019】図2に示すものは、主筋を昇降させるため
のリフト装置(リフト機構)5であって、これは、図示
しない油圧シリンダ等によって昇降駆動される昇降台6
上に、ブラケット7,7を介して円筒状のローラ8が回
動自在に支持された構成となっている。
【0020】さらに、リフト装置5には、必要に応じ、
昇降台6上の両側に、枠体9が設置可能となっている
(図2では枠体9を備えているが枠体9を備えていない
タイプもある)。そして、これら両側の枠体9,9間に
は、主筋を支持するための支持バー16が装着可能とな
っている。支持バー16は、各枠体9によって支持され
るネジ鉄筋等からなる支柱16aと、これら支柱16
a,16aに受け金具16b,16bを介して架設され
るバー本体16cとから構成されている。この枠体9
は、スターラップ筋を架け渡した後でも支持バー16で
主筋を仮受けし、主筋を上げ下げすることにより位置の
調整を可能とするものである。さらに、この枠体9は、
リフト装置5のストローク以上に主筋を押し上げる(リ
フト装置5を下降させ、主筋を支持バー16に指示させ
た状態でリフト装置5を上昇させる)機能も有してい
る。
【0021】図3に示すものは、主筋を支持するための
スタンド10であって、このスタンド10は、二本一対
の脚部11,11と、略コ字型をなした支持部材12と
から構成されている。支持部材12は、その両下端部の
所定長が脚部11,11内に挿入され、かつ所定間隔ご
とに形成された孔12aにピン13を挿入することによ
って、支持部材12の高さが調整可能となっている。
【0022】支持部材12の上部水平部12bには、こ
れに直交して水平方向に延出する所定長の係止部材14
が備えられており、この係止部材14には、スターラッ
プ等が掛けられるようになっている。
【0023】さらに、脚部11,11には、上部取付金
具15および下部取付金具15’が設けられており、こ
れら上部取付金具15,下部取付金具15’に、図2に
示したのと同様の支持バー16を取り付けることによっ
て、主筋を支持できるようになっている。つまり、この
スタンド10では、支持バー16によって主筋を保持・
位置決めできるようになっている。
【0024】図4に示すものは、主筋をその軸線方向に
おいて位置決めするための位置決め装置20であって、
これはフレーム21の一面側に所定の大きさの平板状の
突き当て板22が略鉛直面内に位置するよう設けられて
いる。
【0025】図5および図6に示すものは、端部がL字
型あるいはコ字型に折り曲げられた主筋を保持する主筋
保持台車25であって、これは、車輪26,26,…を
備えて走行移動自在な台車本体27と、台車本体27の
前部に複数備えられた保持部材28とから構成されてい
る。図6に示したように、車輪26は、H型鋼29上を
走行移動自在となっている。また、両側の車輪26,2
6の側方には、これがH型鋼29上を蛇行することなく
走行できるよう、H型鋼29のフランジ部を挟みこむ補
助車輪26’が備えられている。
【0026】図5に示したように、各保持部材28は、
複数の平面視略コ字状の保持部28aがブラケット28
bを介して台車本体27に取り付けられたもので、保持
部28aに主筋Sの端部の折り曲げられている部分を収
め、さらにストッパー28cを取り付けることによって
主筋Sを鉛直状態で保持するようになっている。
【0027】この主筋保持台車25は、手押しで押すこ
とによって、L字型あるいはコ字型に折り曲げられた主
筋を送り出すための主筋送り出し手段としても用いるこ
とが可能となっている。
【0028】[キ字型ユニットの地組]次に、上記主筋
送り出し装置1,リフト装置5,スタンド10,位置決
め装置20、主筋保持台車25等を主体構成とする鉄筋
地組装置で鉄筋ユニットを組み立てる方法について説明
する。
【0029】ここで、地組みすべき鉄筋ユニットは、例
えば1本の梁鉄筋に対して2本の梁鉄筋が交差して略キ
字型をなしたユニットとする。なお、以下の説明におい
て、符号Bは梁鉄筋、Sは梁鉄筋Bの主筋、Rは閉鎖型
(ロ字型)のスターラップ、Hはフープである。
【0030】上記各装置からなる鉄筋地組装置で鉄筋ユ
ニットを地組みするには、地組みすべき鉄筋ユニットの
形状、大きさに対応させて各装置を配置する。
【0031】キ字型の鉄筋ユニットを地組みするときに
は、図7ないし図9に示すようにレイアウトする。すな
わち、図7および図8に示したように、梁鉄筋B1を組
み立てる位置には、その軸線に沿って、所定間隔ごとに
複数のリフト装置5,5,…をセットし、互いに前後す
るリフト装置5,5間に、適宜スタンド10をセットす
る。また、梁鉄筋B1の先端部となる位置には位置決め
装置20を配置し、反対側には、主筋送り出し装置1を
配置する。さらに、主筋送り出し装置1の後方には、所
定間隔ごとにH型鋼からなる架台30を設置し、この架
台30上に回動自在なローラ31,31,…を所定間隔
ごとに設ける。さらに、図7に示したように、架台30
の両側の部分は、組み付けるべきL字型の主筋S1をス
トックするための仮置き架台33とする。
【0032】一方、図7および図9に示したように、二
本の梁鉄筋B2を組み立てる位置には、複数のリフト装
置5とスタンド10とを所定間隔ごとにセットする。ま
た、梁鉄筋B2の先端部となる位置には位置決め装置2
0を配置する。反対側には、所定間隔ごとにH型鋼から
なる架台35を設置し、この架台35上に、主筋送り出
し装置1と、回動自在なローラ31,31,…とを設け
る。さらに、図7に示したように、架台35の側方の部
分は、組み付けるべきL字型の主筋S2をストックする
ための仮置き架台36とする。
【0033】そして、実際に鉄筋ユニットを地組みする
一例に付いて説明すると、まず、梁鉄筋B1の主筋S1
を、所定本数、仮置き架台32から架台30のローラ3
1,31,…上に移す。このとき各主筋S1の先端部は
主筋送り出し装置1のプーリ4上に位置させる。
【0034】また、図10に示すように、各スタンド1
0には、係止部材14に所定数のスターラップRをまと
めて掛けておく。
【0035】次いで、主筋送り出し装置1のプーリ4
(図7参照)を回転駆動させ、所定本数の主筋S1を前
方に送り出す。そして、図7に示したように、これらの
主筋S1は、その先端部を位置決め装置20の突き当て
板22に当接させる。これにより、これら主筋S1は、
その軸線方向における位置決めがなされる。
【0036】続いて、図11に示すように、各リフト装
置5の昇降台6を一斉に上昇させ、これらの主筋S1を
所定のレベルまで上昇させる。
【0037】そして、図7に示したように、各梁鉄筋B
2の主筋S2を、所定本数、仮置き架台36から架台3
5のローラ31,31,…上に移す。また、梁鉄筋B2
の組立に際しても、各スタンド10に所定数のスターラ
ップRをまとめて掛けておく。
【0038】次いで、主筋送り出し装置1のプーリ4を
回転駆動させ、所定本数の主筋S2を前方に送り出し、
その先端部を位置決め装置20の突き当て板22に当接
させる。これにより、これら主筋S2はその軸線方向に
おける位置決めがなされる。
【0039】続いて、各リフト装置5の昇降台6を一斉
に上昇させ、図12に示すように、これらの主筋S2
を、前記主筋S1の直下位置まで上昇させる。
【0040】この後、図13に示すように、梁鉄筋B
1,梁鉄筋B2の双方の各スタンド10(梁鉄筋B1の
スタンド10のみを図示してある)に支持バー16をセ
ットした後、各リフト装置5の昇降台6を下降させ、主
筋S1,S2を各スタンド10の支持バー16に支持さ
せる。これにより、梁鉄筋B1、梁鉄筋B2の上筋側の
セットが完了したこととなり、引き続き下筋側のセット
を行う。
【0041】まず、図14に示すように、上記上筋側の
主筋S1と同様、所定本数の主筋S1を、主筋送り出し
装置1で送り出し、スタンド10に掛けておいたスター
ラップRの内側を通して、その先端部を位置決め装置2
0の突き当て板22(図7参照)に当接させる。そし
て、各リフト装置5の昇降台6を一斉に下降させ、これ
らの主筋S1がスターラップRに当たらない程度のレベ
ルまで下降させる。
【0042】同様にして、所定本数の主筋S2を、主筋
送り出し装置1で前方に送り出し、スターラップRの内
側を通して、その先端部を位置決め装置20の突き当て
板22(図7参照)に当接させる。そして、各リフト装
置5の昇降台6を一斉に下降させ、これらの主筋S2が
スターラップRに当たらない程度のレベルまで下降させ
る。これにより、梁鉄筋B1、B2の下筋側のセットが
完了したこととなる。この状態で、梁鉄筋B1,B2の
下筋側の主筋S1,S2は、リフト装置5の昇降台6上
に支持されている。
【0043】続いて、図15に示すように、梁鉄筋B
1,B2が交差する所定の位置にフープHをセットす
る。そして、各スタンド10に掛けておいた複数本のス
ターラップRを、梁鉄筋B1,B2の上筋側の主筋S
1,S2に移し替え、スタンド10の支持部材12(図
14参照)を取り外す。そして、上筋側の主筋S1,S
2のうち、両端のものを所定の位置に割り付けた後、ス
ターラップRを所定ピッチで割り付けて前記両端の主筋
S1,S2に結束線等で結束する。さらに、上筋側の主
筋S1,S2の残りのものを所定の位置に割り付け、結
束線等でスターラップRに結束する。
【0044】この後、図16に示すように、リフト装置
5の昇降台6を下降させ、下筋側の主筋S1,S2をス
ターラップRにあずけ、これらの主筋S1,S2を所定
間隔ごとに割り付け、結束する。さらに、図17に示す
ように、残りのスターラップRを所定間隔ごとに割り付
け、これを結束する。
【0045】これにより、略キ字型の鉄筋ユニットが完
成する。
【0046】[π字型ユニットの地組]また、例えば、
π字型の鉄筋ユニットを地組みするときには、図18に
示すようにレイアウトする。なお、ここでは、梁鉄筋B
3の主筋として、例えば基端部がL字型に折り曲げられ
た主筋S3を用い、また梁鉄筋B3に直交して延出する
二本の梁鉄筋B4の主筋として、例えば基端部がコ字型
に折り曲げられた主筋S4を用いることとする。
【0047】図18および図19に示すように、梁鉄筋
B3を組み立てる位置には、その軸線に沿って、複数の
リフト装置5とスタンド10とを所定間隔ごとにセット
する。また、梁鉄筋B3の先端部となる位置には位置決
め装置20を配置し、反対側には、主筋送り出し装置1
を配置する。さらに、主筋送り出し装置1の後方には、
二本一対の所定長のH型鋼29からなる架台40を設置
し、H型鋼29,29に沿って主筋保持台車25を移動
自在に配置する。また架台40の上面には、複数の回動
自在なローラ31,31,…を所定間隔ごとに設ける。
さらに、図18に示したように、架台40の側方には、
組み付けるべきL字型の主筋S3をストックするための
仮置き架台41を設置する。なお、図2に示したよう
に、このときにはリフト装置5には、昇降台6上に枠体
9,9を取り付けておく。
【0048】一方、図18および図20に示すように、
二本の梁鉄筋B4を組み立てる位置には、それぞれ、梁
鉄筋B3の軸線と直交して延在する二本一対の所定長の
H型鋼からなる架台45を設置し、この架台45上に、
位置決め装置20、スタンド10、主筋保持台車25を
配置すると共に、ローラ31を適宜配置する。また、図
18に示したように、二カ所の架台45間には、組み付
けるべきコ字型の主筋S4をストックするための仮置き
架台46を設置する。
【0049】そして、実際に鉄筋ユニットを地組みする
には、まず、梁鉄筋B3の主筋S3を、所定本数、仮置
き架台41から架台40のローラ31,31,…上に移
す。このとき、各主筋S3の先端部は主筋送り出し装置
1のプーリ4上に位置させる。また、図5に示したよう
に、主筋S3の基端部の折り曲げられた部分は、主筋保
持台車25の保持部材28に鉛直状態で保持させる。
【0050】また、図21に示すように、各スタンド1
0には、係止部材14に所定数のスターラップRをまと
めて掛けておく。
【0051】次いで、図18に示したように、主筋送り
出し装置1のプーリ4を回転駆動させ、所定本数の主筋
S3を前方に送り出し、その先端部を位置決め装置20
の突き当て板22に当接させる。これにより、これら主
筋S3は、その軸線方向における位置決めがなされる。
なお、プーリ4による主筋S3の送り出し時には、図5
に示したように、その基端部を主筋保持台車25の保持
部材28で保持したまま、これら主筋S3の移動に伴っ
て主筋保持台車25を前進させるようにする。
【0052】続いて、図22に示すように、各リフト装
置5の昇降台6を一斉に上昇させ、これらの主筋S3を
所定のレベルまで上昇させる。そして、スタンド10に
支持バー16をセットして、これら主筋S3を支持させ
る。これにより梁鉄筋B3の上筋側がセットされたこと
となる。
【0053】そして、図23に示すように、各リフト装
置5の昇降台6を下降させた後、主筋送り出し装置1
で、下筋側の所定本数の主筋S3をスターラップRの内
側に送り出し、その先端部を図18に示した位置決め装
置20の突き当て板22に当接させて、位置決めをす
る。さらに、各リフト装置5の昇降台6を下降させる。
【0054】次に、図24に示すように、各スタンド1
0に掛けておいた複数本のスターラップRを、梁鉄筋B
3の上筋側の主筋S3に移し替え、スタンド10の支持
部材12(図23参照)を取り外す。そして、上筋側の
主筋S3のうち、両端のものを所定の位置に割り付けた
後、スターラップRを所定ピッチで割り付けて前記両端
の主筋S3に結束線等で結束する。さらに、上筋側の主
筋S3の残りのものを所定の位置に割り付け、結束線等
でスターラップRに結束する。この後、図25に示すよ
うに、リフト装置5の昇降台6を下降させ、下筋側の主
筋S3をスターラップRにあずけ、これらの主筋S3を
所定間隔ごとに割り付け、結束する。これにより、梁鉄
筋B3のユニットは完成したこととなる。
【0055】次いで、図26に示すように、各リフト装
置5の昇降台6の枠体9,9に支持バー50を取り付
け、昇降台6を上昇(場合によっては下降)させて、上
筋側の主筋S3、すなわち梁鉄筋B3のユニットを支持
する。これは、この後に配筋する梁鉄筋B4の主筋S4
との干渉を防ぐためである。
【0056】続いて、図27に示すように、梁鉄筋B4
の略コ字型の主筋S4を、所定本数、図18に示した仮
置き架台41から架台40のローラ31,31,…上に
移し、その基端部の折り曲げられた部分を、主筋保持台
車25の保持部材28(図5参照)で鉛直状態で保持さ
せる。
【0057】また、各スタンド10には、係止部材14
に所定数のスターラップRをまとめて掛けておく。
【0058】次いで、図28に示すように、主筋保持台
車25を手動あるいは他の駆動手段により押し、主筋S
4を前方に送り出して既に組み立てた梁鉄筋B3のユニ
ットに挿入し、その先端部を図18に示した位置決め装
置20の突き当て板22に当接させる。これにより、こ
れら主筋S4は、その軸線方向における位置決めがなさ
れる。
【0059】そして、図29に示すように、各主筋S4
を所定間隔ごとに割り付けるとともに、スタンド10に
掛けておいたスターラップRを所定間隔ごとに割り付
け、これらを結束することによって、梁鉄筋B4のユニ
ットが完成する。
【0060】続いて、図30に示すように、先に組み立
てた梁鉄筋B3のユニットを支持している各リフト装置
5の昇降台6を下降させ、梁鉄筋B3を梁鉄筋B4のユ
ニットに接触させる。そして、梁鉄筋B3の主筋S3
と、梁鉄筋B4の主筋S4とを互いに結束する。
【0061】この後、図31に示すように、フープHを
取り付け、さらに残りのスターラップRを所定間隔ごと
に割り付けて結束することによって、略π字型の鉄筋ユ
ニットが完成する。
【0062】上述した鉄筋地組装置では、主筋送り出し
装置1と、リフト装置5と、スタンド10と、位置決め
装置20と、主筋保持台車25とを、キ字型、π字型
等、地組みすべき所定形状の鉄筋ユニットに対応させて
配置した構成となっている。これにより、主筋送り出し
装置1や主筋保持台車25で主筋Sを送り込み、これを
リフト装置5で持ち上げてスタンド10で支持させ、こ
れにスタンド10に掛けておいた閉鎖型のスターラップ
Rを取り付けることによって、鉄筋ユニットを地組みす
ることができる。このようにして鉄筋ユニットの地組作
業の大幅な効率化を図ることによって、閉鎖型のスター
ラップRを用いる場合においても工期短縮および工費削
減を図ることが可能となる。しかも、リフト装置5等を
活用することによって、作業者への負担が大幅に軽減さ
れ、この点においても効率化を図ることができ、しかも
安全性の向上を図ることもできる。
【0063】また、組み立てる鉄筋ユニットの形状が違
う場合であっても、上記主筋送り出し装置1、リフト装
置5、スタンド10、位置決め装置20、主筋保持台車
25等の配置や数、構成を適宜変更することによって、
容易に対応可能であり、この鉄筋地組装置は非常に応用
性に富んだ構成となっている。
【0064】さらに、組み立てる鉄筋ユニットの断面寸
法が変わる場合にも、リフト装置5での昇降量やスタン
ド10の高さを変更するのみで容易に対応可能であるの
で、最小限の機材で最大限の効率化を図ることができ、
しかも、大断面の鉄筋ユニットも容易に製作可能とな
る。
【0065】加えて、突き当て板22を備えた位置決め
装置20により、主筋Sの先端部をその軸線方向に精度
良くセットすることができ、鉄筋ユニットの地組作業の
一層の効率化を図ることができる。
【0066】また、主筋保持台車25には、主筋S3,
S4の基端部の折り曲げ部を保持する保持部材28が備
えられた構成となっている。これにより、L字型やコ字
型等、特殊な形状の主筋S3,S4を送り出すときに
も、これらを確実に保持してセットすることができ、こ
の点においても鉄筋ユニットの地組作業の効率化を図る
ことができる。
【0067】なお、上記実施の形態において挙げたスタ
ンド10については、以下に示すような構成のものを採
用することも可能である。
【0068】[スターラップスタンド]例えば、図32
に示すものは、上記スタンド10(図3参照)に代わる
スタンド(スターラップスタンド)60であって、この
スタンド60は、その両側に脚部61,61と、これら
脚部61,61間に架設される支持部材62とを備えて
構成されている。
【0069】各脚部61は、台座61a上に立設された
二本一対の支柱63,63と、これら支柱63,63間
に設けられたブラケット64とを備えている。各支柱6
3は、その外周面に螺条が形成されたネジ鉄筋等を用い
て形成され、この支柱63にはナット65が装着され
て、このナット65によりブラケット64の位置が固定
されている。そして、支柱63に装着したナット65の
位置を調整することによって、ブラケット64の高さを
調整できるようになっている。また、ブラケット64に
は、その中央部に支持部材62を差し込むためのスリッ
ト64aが形成されている。
【0070】前記支持部材62は、水平部62aとその
下面に一体に設けられた鉛直部62bとからなる断面視
T字状で、ブラケット64のスリット64aに鉛直部6
2bを差し込んだ状態では、鉛直部62bがガタつき無
く差し込まれ、また水平部62aがブラケット64の上
面に接触した状態となる。このような構成により、支持
部材62は、両側の脚部61,61に対し、スリット6
4aに差し込むのみで容易に着脱できるようになってい
る。
【0071】この支持部材62には、所定の位置にスタ
ーラップを掛けるための掛止部材66が複数設けられて
いる。各係止部材66には、例えば外周面に螺条が形成
されたネジ鉄筋等が用いられ、支持部材62の鉛直部6
2bに形成された図示しない貫通穴に挿通される。そし
て、図32(c)に示すように、この係止部材66は、
鉛直部62bの両側から挿着される位置決めナット6
7,67により、支持部材62に位置決め・固定されて
いる。
【0072】ここで、図3に示した前記スタンド10に
おいては、支持部材12が略コ字状であるために、両側
の脚部11,11を正確にセットしないと、支持部材1
2をこれら脚部11,11に差し込むことができず、し
たがってスタンド10の設置時に手間が掛かる。加え
て、支持部材12を脚部11,11に差し込む部分は、
当然脚部11の内径寸法に合わせて精度良く形成しなけ
ればならず、その製作にも手間が掛かる。加えて、略コ
字状の支持部材12が、上記スタンド60の断面視T字
状の支持部材62(図32参照)に比較し、重量が重
く、したがってその取り扱いに手間が掛かるという問題
がある。
【0073】これに対して、図32に示した上記スタン
ド60においては、支持部材62は、その設置に際し、
断面視略T字状を有しており、その鉛直部62bを両側
の脚部61,61のスリット64a,64aに差し込め
ば良い。したがって、両側の脚部61,61の位置が、
支持部材62の長さ方向にずれていても支障無く、支持
部材62のセットを容易に行うことが可能となり、また
その製作も容易に行うことが可能となる。さらに、支持
部材62は単なる棒状であり、前記支持部材12(図3
参照)に比較して軽量でありながらも、断面視T字状で
あるための強度を確保できる。加えて、支持部材62の
高さ調整も、ネジ鉄筋等からなる支柱63に装着したナ
ット65の位置を調整するのみで簡単に行うことができ
る。
【0074】なお、上記実施の形態において挙げた、鉄
筋地組装置を構成する主筋送り出し装置1、リフト装置
5、スタンド10、位置決め装置20、主筋保持台車2
5等、各構成の詳細な構成については、何ら上記したも
のに限定するものではなく、所要の機能を果たすことが
できるのであれば、その機構、形状、材質、数量等、適
宜変更することが可能である。
【0075】また、挙げた鉄筋ユニットを地組みするた
めの作業順序等についても、上記したものに限定する意
図はなく、他の作業順序に適宜変更しても何ら支障はな
い。
【0076】これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない
範囲内であれば、いかなる構成を採用しても良く、また
上記したような構成を適宜選択的に組み合わせたものと
しても良いのは言うまでもない。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る鉄
筋地組装置によれば、主筋を送り出す主筋供給手段と、
主筋を定められた高さに持ち上げるリフト機構と、持ち
上げられた主筋を支持するとともに、スターラップを支
持するスタンドとを備えた構成となっている。これによ
り、鉄筋供給手段で所定の位置に配置したリフト機構に
主筋を送り込み、この主筋をリフト機構で所定のレベル
に持ち上げてスタンドで支持させ、これにスタンドに予
め支持させておいたスターラップを取り付けることによ
って、鉄筋ユニットを地組みすることができる。したが
って、閉鎖型のスターラップを用いる場合でも、鉄筋ユ
ニットの地組作業の大幅な効率化を図ることができ、工
期短縮および工費削減を図ることが可能となる。しかも
取り扱う鉄筋の移動や昇降等は全て主筋供給手段やリフ
ト機構等を活用するので、作業者の負担を軽減すること
ができ、さらには安全性を向上させることもできる。ま
た、組み立てる鉄筋ユニットの断面寸法が変わる場合に
も、リフト機構での昇降量を変更するのみで容易に対応
可能であるので、最小限の機材で最大限の効率化を図る
ことができる。しかもリフト機構を用いるので、大断面
の鉄筋ユニットも容易に製作可能となる。
【0078】請求項2に係る鉄筋地組装置によれば、互
いに交差する複数の部材の鉄筋ユニットを一体に地組み
できるよう、主筋供給手段と、リフト機構と、スタンド
とが配置された構成となっている。これにより、これら
鉄筋供給手段、リフト機構、スタンド等を、例えばキ
型、π型等、様々な形状の鉄筋ユニットを地組みするこ
とができ、非常に応用性に富んだ装置となっている。
【0079】請求項3に係る鉄筋地組装置によれば、主
筋供給手段で送り出す主筋の先端部を突き当てる突き当
て板が備えられた構成となっている。これにより、主筋
をその軸線方向に精度良くセットでき、鉄筋ユニットの
地組作業の一層の効率化を図ることができる。
【0080】請求項4に係る鉄筋地組装置によれば、主
筋の基端部の折り曲げ部を保持する保持部を有した主筋
保持台車が備えられ、主筋保持台車では、保持部で主筋
を保持したまま主筋を送り出す構成となっている。これ
により、L字型やコ字型等、特殊な形状の主筋を確実に
保持してセットすることができ、この点においても鉄筋
ユニットの地組作業の効率化を図ることができる。
【0081】請求項5に係るスターラップスタンドによ
れば、断面視T字状の支持部材と、支持部材の鉛直部を
差し込むスリットがそれぞれ形成された二組の脚部とを
備えて構成されているので、脚部に対して支持部材のセ
ットを容易に行うことが可能となり、またその製作も容
易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る鉄筋地組装置の一実施の形態で
あって、前記装置を構成する主筋供給手段を示す正面図
および側面図である。
【図2】 同装置を構成するリフト機構を示す斜視図で
ある。
【図3】 同装置を構成するスタンドを示す斜視図であ
る。
【図4】 同装置を構成する突き当て板を示す正面図お
よび側面図である。
【図5】 同装置を構成する主筋保持台車を示す平面図
および側面図である。
【図6】 前記主筋保持台車の正面図である。
【図7】 前記鉄筋地組装置のレイアウトの一例を示
し、キ字型の鉄筋ユニットを地組みするときのレイアウ
トを示す平面図である。
【図8】 図7の(イ)ー(イ)断面図である。
【図9】 図7の(ロ)ー(ロ)断面図である。
【図10】 前記鉄筋地組装置におけるキ字型の鉄筋ユ
ニットの地組工程の要部を示す斜視図である。
【図11】 同、図10に続く状態を示す斜視図であ
る。
【図12】 同、図11に続く状態を示す斜視図であ
る。
【図13】 同、図12に続く状態を示す斜視図であ
る。
【図14】 同、図13に続く状態を示す斜視図であ
る。
【図15】 同、図14に続く状態を示す斜視図であ
る。
【図16】 同、図15に続く状態を示す斜視図であ
る。
【図17】 同、キ字型の鉄筋ユニットが完成した状態
を示す斜視図である。
【図18】 前記鉄筋地組装置のレイアウトの一例を示
し、π字型の鉄筋ユニットを地組みするときのレイアウ
トを示す平面図である。
【図19】 図18の(イ)ー(イ)断面図である。
【図20】 図18の(ロ)ー(ロ)断面図である。
【図21】 前記鉄筋地組装置におけるπ字型の鉄筋ユ
ニットの地組工程の要部を示す斜視図である。
【図22】 同、図21に続く状態を示す斜視図であ
る。
【図23】 同、図22に続く状態を示す斜視図であ
る。
【図24】 同、図23に続く状態を示す斜視図であ
る。
【図25】 同、図24に続く状態を示す斜視図であ
る。
【図26】 同、図25に続く状態を示す斜視図であ
る。
【図27】 同、図26に続く状態を示す斜視図であ
る。
【図28】 同、図27に続く状態を示す斜視図であ
る。
【図29】 同、図28に続く状態を示す斜視図であ
る。
【図30】 同、図29に続く状態を示す斜視図であ
る。
【図31】 同、π字型の鉄筋ユニットが完成した状態
を示す斜視図である。
【図32】 本発明に係るスターラップスタンドの一例
を示す側面図および正面図である。
【符号の説明】
1 主筋送り出し装置(主筋送り出し手段) 5 リフト装置(リフト機構) 10 スタンド 22 突き当て板 25 主筋保持台車 28a 保持部 60 スタンド(スターラップスタンド) 61 脚部 62 支持部材 62b 鉛直部 64a スリット R スターラップ S 主筋
フロントページの続き (72)発明者 坂口 昇 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 桑原 秀敏 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 青島 広季 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 伊藤 勝啓 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄筋ユニットを地組みする装置であっ
    て、主筋をその軸線方向に送り出す主筋供給手段と、該
    主筋供給手段から供給された主筋を受け取り、これを定
    められた高さに持ち上げるリフト機構と、該リフト機構
    で持ち上げられた主筋を支持するとともに、スターラッ
    プを支持するスタンドと、を備えた構成とされているこ
    とを特徴とする鉄筋地組装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の鉄筋地組装置であって、
    互いに交差する複数の部材の鉄筋ユニットを一体に地組
    みできるよう、前記各部材に対応させて、前記主筋供給
    手段と、前記リフト機構と、前記スタンドとが配置され
    ていることを特徴とする鉄筋地組装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の鉄筋地組装置で
    あって、前記主筋供給手段で送り出す主筋の先端部を突
    き当てる突き当て板が備えられていることを特徴とする
    鉄筋地組装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の鉄筋
    地組装置であって、前記主筋の基端部が折り曲げられて
    いるときにその折り曲げ部を保持する保持部を有した走
    行移動自在な主筋保持台車が備えられ、 該主筋保持台車では、前記保持部で前記主筋を保持した
    まま移動することによって前記主筋を送り出す構成とな
    っていることを特徴とする鉄筋地組装置。
  5. 【請求項5】 鉄筋の地組に用いるスターラップスタン
    ドであって、二組の脚部と、これら脚部間に架設されて
    スターラップを支持する支持部材とを備えて構成され、 前記支持部材が断面視T字状とされ、前記各脚部には、
    前記支持部材の鉛直部を差し込むスリットが形成されて
    いることを特徴とするスターラップスタンド。
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