JP2000080518A - 分繊用マルチフィラメント糸パッケージおよびその製造方法 - Google Patents

分繊用マルチフィラメント糸パッケージおよびその製造方法

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JP2000080518A
JP2000080518A JP25251298A JP25251298A JP2000080518A JP 2000080518 A JP2000080518 A JP 2000080518A JP 25251298 A JP25251298 A JP 25251298A JP 25251298 A JP25251298 A JP 25251298A JP 2000080518 A JP2000080518 A JP 2000080518A
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yarn
package
multifilament yarn
fiber separation
drum
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JP25251298A
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Atsushi Odajima
敦 小田嶋
Mitsuo Kobiyama
三男 小桧山
Ryoji Okano
良治 岡野
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Toray Industries Inc
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  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドラム状分繊用マルチフィラメント糸を分繊機
で分繊する際に、断糸せずに安定して解舒、分繊できる
分繊用マルチフィラメント糸パッケージを提供する。 【解決手段】分繊用マルチフィラメント糸で構成された
ドラム形状を形成するパッケージであり、該パッケージ
に巻かれたマルチフィラメント糸は実質的に無撚で、更
に該パッケージの綾角θが(1)式を満足して巻き取る
ことを特徴とする分繊用マルチフィラメント糸のパッケ
ージにより達成する。 4.0≦ θ(度) ≦8.0・・・・・・・・・・(1)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分繊用マルチフィ
ラメント糸のパッケージに関する。更に詳しくは、直接
紡糸延伸法でドラム形状に無撚で巻き上げられた延伸糸
を分繊工程において仮撚加工し、捲縮のかかったモノフ
ィラメントに分繊、もしくは仮撚加工しないでストレー
トなモノフィラメントに分繊するにあたり、各々の工程
で解舒性、分繊性が良好な分繊用マルチフィラメント糸
のパッケージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルやナイロンなどの合成繊維
は、糸条を紙管、あるいはボビンなどの芯材に巻き取
り、ドラム形状のパッケージを形成することが行われて
いる。特に高速で巻き取る直接紡糸延伸法においては、
コストダウン及び分繊されたモノフィラメント(子糸)
のノットを減少するため、ラージパッケージ化が進んで
いる。従来の2工程法において巻き取られたパッケージ
に比べ、巻量、巻径が大幅に増加したドラム状パッケー
ジに巻き取られるようになってきている。
【0003】このように、高速で巻径の大きいドラム状
パッケージを巻き取ると、巻き取り時の糸の張力などに
起因してドラム状パッケージの側面の膨らみ(バルジ)
や、表層端部の突起(サドル)が大きくなり輸送時のフ
ォーム崩れ、また分繊工程及び分繊用仮撚加工工程にお
いてはドラム状パッケージに巻かれたマルチフィラメン
ト糸を解舒する際、糸に解舒撚が入らぬように、糸を引
出す引張張力でドラムを回転させながら解舒するために
張力が変動し、ドラム端面が糸落ちして糸切れするなど
解舒不良や分繊不良の問題が生じる。
【0004】上記課題に対し、ドラム状パッケージの解
舒性を改善する方法として特開平6−45426号公報
では、ドラム巻内層部の綾角を小さくし、パッケージ側
面の膨らみ(バルジ)を抑制することが提案されてい
る。また、特開平8−199424号公報では、モノフ
ィラメント糸のパッケージの最外層の綾角を規定するこ
とが提案されている。しかし、これらの方法は、いずれ
も解舒性改善に関わるものであり、表層部から最内層部
に至る分繊性に関しては何ら開示されていない。分繊用
マルチフィラメント糸をドラム状に巻き取り、無撚で解
舒する際、該マルチフィラメント糸の解舒性と分繊性を
ともに満足する方法として、工業的に満足するものはな
かった。
【0005】一方、分繊用マルチフィラメント糸の分繊
性を改善する手段として特開昭60−231814号公
報では、「撚溜り」発生防止のため延伸時のローラータ
ーンを排除し、単繊維が糸揺れによってマイグレーショ
ンすることを防止することが開示されている。しかし該
公報では、分繊用マルチフィラメント糸として無撚で解
舒する際の解舒性についてはその効果は明確ではなく、
また分繊工程での高度な生産性を目指す上でも十分なも
のとはいえない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の問題点を解消するものであり、分繊用マルチフィ
ラメント糸のドラム状パッケージを略無撚状態にて分繊
機で分繊する際に、断糸せずに安定して解舒且つ分繊で
きる分繊用マルチフィラメント糸のパッケージを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、分繊用マル
チフィラメント糸で構成された、ドラム形状を形成する
パッケージであり、該パッケージに巻かれたマルチフィ
ラメント糸は実質的に無撚で、且つパッケージの綾角θ
は、(1)式を満足することを特徴とする分繊用マルチ
フィラメント糸パッケージにより達成される。 4.0≦ θ(度) ≦8.0・・・・・・・・・・(1)
【0008】
【発明の実施の形態】本発明におけるマルチフィラメン
ト糸とは、ポリエチレンテレフタレートを主たる対象と
するが、エチレンテレフタレート単位が85モル%以上
であるポリエステルステルが好ましく、より好ましくは
95モル%以上である。これらのポリエステルは固有粘
度(35℃のo−クロロフェノール溶液にて測定)が
0.3〜1.0が好ましく、特に0.5〜0.8が好ま
しい。
【0009】本発明におけるパッケージとは、内層から
外層まで巻巾(W)が一定で該マルチフィラメント糸を
巻取用ボビンに巻いた通常ドラム状パッケージと呼ばれ
るものである。ドラム状パッケージのサイズは、特に規
定されるものではないが、解舒性・操作性の観点から、
糸条最内層巾は110〜200mmが好ましく、パッケ
ージドラム径は400mm以下とすることが好ましい。
【0010】ここで、本発明における綾角とは図1に示
すθであり分繊用マルチフィラメント糸パッケージ最外
層で芯材の長手方向と垂直な線と、繊維の綾目とのなす
角度をいう。ドラム形状に巻かれた糸は、各層で前後の
糸層の影響を受けて歪みを持っており、その糸の歪みは
糸がドラム状パッケージから解舒される際の挙動に大き
く影響する。そして、その歪みがドラム状パッケージの
綾角に関係していることを見い出し、本発明に至ったも
のである。該マルチフィラメント糸を直接紡糸延伸法で
ドラム形状に巻き取る際、綾角が(1)式を満足するこ
とが好ましい。 4.0≦ θ(度)≦8.0・・・・・・・・・・・(1) 綾角が4.0度未満になるとドラム端面の膨らみ(バル
ジ)が大きくなり、ドラム端面崩れが発生するととも
に、分繊工程における解舒性が悪くなり分繊の際の糸切
れも増加する。また、綾角が8.0度を超えるとドラム
端面の糸落ちが悪化し安定した巻き取りが困難になると
共に糸落ち、糸切れにつながる。さらにドラムの最表層
の糸がドラム中央部に寄って糸スベリが発生し、操業性
が悪化するだけでなく分繊工程において解舒性、分繊性
も極めて悪くなる。
【0011】また繊度は単繊維の繊度が10〜60dt
ex、総繊度が150〜700dtexであることが、
該マルチフィラメント糸を分繊する場合の分繊性(主に
分繊時の糸切れ)の面で好ましい。ならびにマルチフィ
ラメント糸の単糸数は、4〜16本であることが分繊性
及び分繊工程での生産性(分繊工程での通過性)を確保
する観点から好ましい。
【0012】該マルチフィラメント糸のドラム状パッケ
ージの見掛け密度は、ドラムを回転させながら無撚り状
態で、マルチフィラメント糸を引き出す際、解舒張力を
安定に保持し、引き続く分繊工程での安定な給糸を保証
する上で、0.8以上1.00未満が好ましい。ドラム
状パッケージの見掛け密度が0.80未満の場合は、解
舒トルクが加わる際ドラム糸層内にマルチフィラメント
がくい込みやすく、解舒が不安定になりやすい。一方、
1.00以上の場合は、ボビンが変形したり、巻取機へ
の巻締まりが起こりやすく巻上げたドラムの回収が困難
になる場合がある。
【0013】ドラム形状に巻き取られた該マルチフィラ
メント糸は、実質的に無撚糸であるが、後工程の通過性
という観点から、更に集束撚として0.1回/m以下の
撚りがあり、また交絡度が0.01(個/m)以下であ
ることが好ましい。分繊工程において解舒し分繊する
際、解撚する工程が不要となる。また、回転クリールを
用いた際の分繊性が極めて良好である。
【0014】本発明の分繊用マルチフィラメント糸の製
造方法は、特に規定されるものではないが、図2に示す
ように、紡糸口金1からの紡出糸条Yは冷却気体吹出部
2で一旦冷却され次いで加熱室3で加熱し、オイリング
ローラー4で油剤を付与して加熱ゴデットローラー7
a、7bでガラス転移点以上に予熱された後、一端巻き
取ることなく加熱延伸ローラーとの間で延伸し、マルチ
フィラメント糸を収束ガイド8で収束して巻取り機9で
巻き取る方法、いわゆる直接紡糸延伸法が、生産性の点
で好ましい。なお図2でも示すように、オイリングロー
ラー4と第1加熱ゴデットローラー7a間に分繊ガイド
5、6を設置しても良い。
【0015】また、該マルチフィラメント糸をドラム形
状に巻取る際、巻始めから巻終わりまでの巻取り張力F
を、下式(2)を満足するよう一定または増減させて巻
取ることが好ましい。 0.10≦F(g/d)≦0.25・・・・・・・・・・(2) 巻取り張力が0.10g/d未満になると、巻取り機の
トラバースガイドから該マルチフィラメント糸がはず
れ、ドラム形状に巻取ることが困難となる。一方、巻取
り張力が0.25g/dを越えるとドラム端面の膨らみ
(バルジ)が大きくなり、ドラム端面崩れが発生すると
ともに、分繊工程における解舒性が悪くなり分繊の際の
糸切れも増加する。
【0016】本発明の分繊用マルチフィラメント糸は、
油剤付着量が0.4〜1.2wt%で、糸と金属梨地との
動摩擦係数が0.10〜0.30、伸度は25〜50%
であることが好ましい。油剤付着量は製糸工程における
ドラム端面の糸落ちの点で、糸と金属梨地との動摩擦係
数は分繊工程における分繊性の点で、また伸度は製糸で
の糸切れ、分繊工程での糸切れ、分繊子糸の品質及び子
糸より製造される製品の品質への影響が考えられ、前記
の範囲が好ましい。
【0017】本発明の分繊用マルチフィラメント糸のパ
ッケージは、具体的には前記した装置において、巻取速
度が3000〜5000m/分であり、かつ巻取張力が
0.10〜0.25g/dで表面ロールのマルチフィラ
メント糸パッケージ接触圧が10〜15Kgw、巻取中
の振支点ガイドと糸条綾振りトラバース装置との距離
が、糸条最内層巾の3〜6倍で巻取ることが好ましい。
巻取速度は巻上時間、製糸性の点で、巻取張力は糸掛け
性、糸スベリ、輸送時のドラム端面糸落ちの点で、巻取
中の振支点ガイドとドラム最表層との距離は、糸表面の
擦過、製糸性の点で前記の範囲が好ましい。
【0018】また、分繊用マルチフィラメント糸のパッ
ケージを製造する際の巻取駆動方式については、特に規
定されるものではないが、巻取りボビンスピンドルを駆
動する方式であることが好ましく、またトラバース駆動
は常時揺動型リボンブレーク方式に、更にその平均ワイ
ンド比がリボン帯の発生しないワインド比(ドラム回転
数/トラバース数)を演算し、一定時間毎にワインド比
を切替えて巻取る多段切替え方式が好ましい。
【0019】
【実施例】以下実施例より本発明をさらに詳細に説明す
る。上記及び実施例中に記載した繊維物性、巻取り条
件、ドラムパーケージ形状に関わる特性値等の定義と測
定法は以下のとおりである。
【0020】1.ポリマ及び繊維特性 (1)固有粘度 試料0.8gを35℃のo−クロロフェノールに溶解
し、オストワルド粘度計を用いて測定した。
【0021】(2)強伸度特性 JIS L−1013、7,5に準拠して行った。引張
り試験機は、TOYO BALDWIN製テンシロンUTM III-100型を用い
た。
【0022】(3)交絡度(回/m) フックドロップ法にて、初期張力(A)g/d、フック
重量(B)gで繰り返し数50回で測定した。 (A)…表示デニールの1/5のグラム数とし、980mN
(100gf)を限度とする。 (B)…試料の表示デニール数をフィラメント数で除し
たグラム数(単糸デニール数 に相当するグラム数。但
し、19.6mN(2gf)を下限、98mN(100gf)を上限とす
る。
【0023】(4)集束撚(−) ドラムを回転させながらマルチフィラメントを解舒し、
解撚機を用いて、0.5m毎の撚数を100回測定し、
撚数の絶対値(S,Z撚りの方向は無視)の平均値を算
出した。
【0024】2.巻取り条件 (1)綾角(θ) 綾角(θ)は、式1で求めた。
【0025】
【数1】 (2)巻取り張力F 直接紡糸延伸機(図2)のゴデットローラー(7b)
2、と巻取り機、間(9)で測定した。測定器は金井工
機製のCB-50型を用いて測定した。
【0026】3.ドラムパーケージの特性値 (1)パッケージの見掛け密度 ドラム状パッケージの見掛け密度ρは、次式から算出し
た。 ρ(g/cm3)=(G−Gb)/V ここで G (g) :パッケージ全重量 Gb(g) :ボビン重量 V(cm3) :該マルチフィラメント糸層部の見掛け体積 また、該マルチフィラメント糸層部の見掛け体積Vは、
次式にて算出した。 V(cm3)=π((R/2)2−(Rb/2)2)×
((L0+L1+L2)/3) ここで R :ドラム巻外径 Rb:ボビン外径 L0 :ドラム巻幅(巻始めから200gの時点) L1 :ドラム巻幅(巻終わりから200gの時点) L2 :ドラム巻幅(最大巻幅と最小巻幅の平均)
【0027】(2)ドラム膨らみ(バルジ) ドラムパッケージの膨らみは、図3に示す方法で測定し
た。判定は、表1の基準で行った。
【0028】
【表1】 4.分繊性 ストレート分繊性(仮撚加工なし) (1)分繊用マルチフィラメント糸を巻き取った10k
g巻ドラムを糸切れなく、分繊速度800m/分でモノ
フィラメントに分繊し、糸切れなく分繊できた割合を満
管率(%)で表す。合否判定基準は80%以上を合格と
した。
【0029】5.仮撚性 分繊用マルチフィラメント糸を巻き取った10kg巻ド
ラムを糸切れなく、仮撚速度90m/分、オーバーフィ
ード率0%、撚り数1900T/m、ヒーター温度21
0℃で糸切れなく仮撚できた割合を満管率(%)で表
す。合否判定基準は80%以上を合格とした。
【0030】実施例 エチレンテレフタレートを95モル%以上含有する構成
単位からなるポリエチレンテレフタレート(固有粘度
0.65)のチップを、直接紡糸延伸法にて溶融紡糸す
る際、溶融温度290℃で口金より紡出し、冷却した後
給油し、引取速度1150m/分のゴデットローラー
(図2、7d)上で予熱温度85℃で予熱した後、10
0℃のホットローラー(図2、7b)との間で延伸倍率
3.7倍で延伸し、巻取り機にて4250m/分で巻取
った。実施例の交絡条件及び巻取り条件を表2に示す。
【0031】分繊用マルチフィラメントは、繊度222
dtex、フィラメント数10f、強度4.50cN/
dtex、伸度32%であった。品質評価を表3に示
す。
【0032】
【表2】
【表3】 比較例 実施例と同様な直接紡糸延伸法により、比較例の交絡条
件及び巻取り条件を、表4に示す。
【0033】分繊用マルチフィラメント糸の品質評価結
果を、表5に示す。
【0034】
【表4】
【表5】
【0035】
【発明の効果】直接紡糸延伸法で交絡を抑制し、無撚に
近い状態でドラム形状に巻く際に、巻取での綾角およ
び、張力、パッケージの見掛け密度を適正範囲にするこ
とにより、仮撚時やストレート分繊時におけるドラム解
舒性、及び分繊性がきわめて良好な分繊用マルチフィラ
メント糸パッケージを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドラム状パッケージにおける綾角を示す図であ
る。
【図2】本発明にかかる直接紡糸延伸装置の給油から巻
取までを示す概略図である。
【図3】ドラム状パッケージの膨らみ(バジル)を示す図
である。
【符号の説明】
1:紡糸口金 2:冷却気体吹出部 3:加熱室 4:オイリングローラー 5、6:分繊ガイド 7a、7b:ゴデットローラー 8:収束ガイド 9:巻取り機
フロントページの続き Fターム(参考) 3F115 AA00 BA18 4L045 AA05 BA03 BA60 DA09 DA44 DC11 DC36

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分繊用マルチフィラメント糸で構成され
    た、ドラム形状を形成するパッケージであり、該パッケ
    ージに巻かれたマルチフィラメント糸は実質的に無撚
    で、且つパッケージの綾角θは、(1)式を満足するこ
    とを特徴とする分繊用マルチフィラメント糸パッケー
    ジ。 4.0≦ θ(度) ≦8.0・・・・・・・・・・(1)
  2. 【請求項2】分繊用マルチフィラメント糸の総繊度が、
    150〜700dtexであり、該マルチフィラメント
    糸を構成する単繊維の繊度が10〜60dtexで、且
    つ該マルチフィラメント糸の構成フィラメント数が4〜
    16であることを特徴とする請求項1記載の分繊用マル
    チフィラメント糸パッケージ。
  3. 【請求項3】分繊用マルチフィラメント糸がエチレンテ
    レフタレートを85モル%以上含有するポリエステルで
    あり、該マルチフィラメント糸によるパッケージの見掛
    け密度が0.80以上1.00未満であることを特徴と
    する請求項1または2記載の分繊用マルチフィラメント
    糸パッケージ。
  4. 【請求項4】分繊用マルチフィラメント糸の交絡度が
    0.01以下であり、且つ該マルチフィラメントの集束
    撚が0.1回/m以下であることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1項記載の分繊用マルチフィラメント糸
    パッケージ。
  5. 【請求項5】分繊用マルチフィラメント糸の巻始めから
    巻終わりまでの巻取り張力Fが、(2)式を満足して巻
    き取ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記
    載の分繊用マルチフィラメント糸パッケージの製造方
    法。 0.10≦F(g/dtex)≦0.25・・・・・・・・・(2)
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006239576A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Toray Ind Inc 中空糸膜の製造方法およびその製造装置
JP2007031848A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Teijin Fibers Ltd 扁平断面を有する分繊用ポリエステルマルチフィラメント

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