JP2000079129A - 内視鏡形状検出装置用体外マーカ固定装置 - Google Patents

内視鏡形状検出装置用体外マーカ固定装置

Info

Publication number
JP2000079129A
JP2000079129A JP10249909A JP24990998A JP2000079129A JP 2000079129 A JP2000079129 A JP 2000079129A JP 10249909 A JP10249909 A JP 10249909A JP 24990998 A JP24990998 A JP 24990998A JP 2000079129 A JP2000079129 A JP 2000079129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extracorporeal
marker
extracorporeal marker
patient
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10249909A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyuki Onoda
文幸 小野田
Jun Hasegawa
潤 長谷川
Sumihiro Uchimura
澄洋 内村
Yasuhiro Yoshizawa
靖宏 吉沢
Akira Taniguchi
明 谷口
Takeshi Kawabata
健 川端
Chieko Aizawa
千恵子 相沢
Masanao Hara
雅直 原
Kazutaka Tsuji
和孝 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP10249909A priority Critical patent/JP2000079129A/ja
Priority to US09/387,859 priority patent/US6511417B1/en
Publication of JP2000079129A publication Critical patent/JP2000079129A/ja
Priority to US10/199,889 priority patent/US6773394B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 体位変換等で体外マーカを外した時などにも
容易に同じ場所に体外マーカをセットできる内視鏡形状
検出装置用体外マーカ固定装置を提供する。 【解決手段】 内視鏡検査の際に患者5に挿入される内
視鏡6の挿入部11には内視鏡形状を検出するソースコ
イル18−1〜18−12が一定間隔等で配置され、外
部のセンスコイル19−1〜19−12により各ソース
コイルの位置が検出され、形状表示用モニタ26に検出
された挿入形状が表示されると共に、患者5を覆うよう
に装着されるシート状の体外マーカ固定用シート23に
設けた収納用ポケット22a,22b,22cに体外マ
ーカ21a,21b,21cをそれぞれ収納することに
より、患者5の基準位置に簡単に位置決め固定でき、か
つ体位変更等のために体外マーカ21a,21b,21
cを外しても、簡単に同じ位置に設定できる構成にし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡の形状検出
装置に基準位置等を表示させるために用いられる体外マ
ーカの固定手段を備えた内視鏡形状検出装置用体外マー
カ固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡形状検出装置を使用する場合には
患者の体との位置関係を把握するために患者の体表面の
特定位置を表示する体外マーカを使用していた。前記体
外マーカは、体表面の基準となるような特定の位置、例
えば肛門近傍などに術者もしくは介助者がその都度、手
で密着させるか、テープ等で固定するかしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記固
定方法では患者が体位変換等で体外マーカを外した時な
どに、もう一度同じ場所にセットするのが難しいという
問題があった。
【0004】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、体位変換等で体外マーカを外した
時などにも容易に同じ場所に体外マーカをセットできる
内視鏡形状検出装置用体外マーカ固定装置を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は内視鏡検査がさ
れる患者を被覆するように装着されるシート状の部材
と、該シート状の部材に内視鏡形状を検出する内視鏡形
状検出装置に使用される体外マーカを適宜の位置に着脱
自在に固定する固定手段を設けることにより、体外マー
カを基準としたい適宜の位置に設けた固定手段に簡単に
固定でき、かつ患者が大きく体位を換えて体外マーカの
取り外しが必要な場合でも、同じ位置への再固定が簡単
にでき煩わしい作業を改善できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図4は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の内視鏡形
状検出装置用体外マーカ用シートを用いた内視鏡システ
ムの構成を示し、図2は制御ユニットの構成を示し、図
3は図1における第1の実施の形態の内視鏡形状検出装
置用体外マーカ用シート部分を拡大して示し、図4は第
1の実施の形態の変形例を示す。
【0007】本実施の形態の目的は体外マーカの位置決
めを容易にする体外マーカ固定装置を提供することにあ
る。図1に示すように、内視鏡システム1は内視鏡検査
を行う内視鏡装置2と、この内視鏡検査の際に内視鏡挿
入形状の検出及び表示を行う内視鏡形状検出装置3とを
有する。
【0008】内視鏡装置2は検査ベッド4上によこたわ
る患者5の体内に挿入される内視鏡(スコープと略記)
6と、このスコープ6に照明光を供給する図示しない光
源部とスコープ6に内蔵された撮像素子に対する信号処
理を行う映像信号処理部とを内蔵したビデオプロセッサ
7と、このビデオプロセッサ7内の映像信号処理部によ
り生成された標準的な映像信号が入力されることによ
り、内視鏡画像が表示される画像観察用モニタ8とから
構成され、術者はこの画像観察用モニタ8に表示される
内視鏡画像を観察することにより、内視鏡検査を行うこ
とができる。
【0009】スコープ6は細長で可撓性を有する挿入部
11と、この挿入部11の後端に設けられた操作部12
と、この操作部12から延出されたユニバーサルケーブ
ル13とを有し、ユニバーサルケーブル13の端部のコ
ネクタがビデオプロセッサ7に接続される。
【0010】また、操作部12には湾曲ノブ14が設け
られ、この湾曲ノブ14を操作することにより、挿入部
11の先端部に隣接して設けられた湾曲部を湾曲するこ
とができる。
【0011】また、本実施の形態では、挿入部11の軸
に沿って設けられた処置具チャンネルには、挿入形状検
出用プローブ17が挿通され、この挿入形状検出用プロ
ーブ(以下、単にプローブと略記)17にはそのプロー
ブ軸に沿って例えば所定の間隔で12個のソースコイル
18−1〜18−12が取り付けてある。
【0012】従って、このプローブ17を処置具チャン
ネル内に挿通してその先端或いは後端側等を位置決め固
定することにより、挿入部11の軸方向に所定の間隔で
12個のソースコイル18−1〜18−12が配置され
る。
【0013】内視鏡形状検出装置3はこのプローブ17
と、患者5の体外における既知の位置に配置され、例え
ば12個のセンスコイル19−1〜19−12を有する
コイルユニット20と、患者5に基準位置に設定され、
それぞれソースコイルを内蔵した3つの体外マーカ21
a,21b,21cと、これらの体外マーカ21a,2
1b,21cを収納するマーカ収納用ポケット22a,
22b,22cを設けたシート状の体外マーカ固定装置
としての体外マーカ用シート23と、プローブ17のケ
ーブル17a、コイルユニット20から延出されたケー
ブル20a及び体外マーカ21a,21b,21cのケ
ーブル24が接続され、この装置3の制御及び位置推定
等の処理を行う制御ユニット25と、この制御ユニット
25の出力端から出力される映像信号が入力され、内視
鏡挿入形状を表示する形状表示用モニタ26とから構成
される。
【0014】なお、本実施の形態では、スコープ6の処
置具チャンネル内にソースコイル18−1〜18−12
を取り付けたプローブ17を挿通固定することにより、
スコープ6(の挿入部11)内にソースコイル18−1
〜18−12を組み込んでいるが、プローブ17を介す
ることなく直接スコープ6(の挿入部11)内にソース
コイル18−1〜18−12を組み込んでも良い。
【0015】また図2に示すように制御ユニット25
は、装置3の制御及び位置推定等の演算処理を行うシス
テムプロセッサ31と、このシステムプロセッサ31か
らの制御信号によりスコープ6内部に配置されたソース
コイル18−1〜18−12と体外マーカ21a,21
b,21cのソースコイルに交流磁界を発生させるため
の駆動電流を供給する駆動回路32と、コイルユニット
20内のセンスコイル19−1〜19−12から入力さ
れる磁界検出電流を増幅した後、アナログ−デジタル変
換してシステムプロセッサ31へ出力する検出回路33
と、システムプロセッサ31で生成したスコープ6の挿
入部11の形状及び体外マーカ21a,21b,21c
の位置のデジタルデータをアナログ映像信号に変換して
出力する画像生成回路34とで構成される。
【0016】本実施の形態では、スコープ6に配置した
複数のソースコイル18−1〜18−12により発生し
た磁界をセンスコイル19−1〜19−12により検出
することによって各ソースコイル18−1〜18−12
の位置を算出しスコープ6の形状を表示するものであっ
て、患者5の基準位置に設定されるそれぞれソースコイ
ルを内蔵した体外マーカ21a,21b,21cと、こ
れら体外マーカ21a,21b,21cの基準位置を算
出することにより、患者5の基準位置を検出して表示さ
せることにより、ソースコイル18−1〜18−12が
患者5の体内のどの位置にあるかを確認し易いようにし
て内視鏡形状の表示位置を形状表示用モニタ26で表示
するようにしている。
【0017】図3に示すように本発明の第1の実施の形
態の体外マーカ用シート23は患者5を覆うようにして
密着するのに十分な柔らかさを有する布地から成るシー
トで構成され、このシートにおける患者5を被覆したと
きに患者の肛門近傍や肋骨の下の両サイドにあたる基準
位置に(体外マーカを着脱自在に位置決め固定する手段
としての)マーカ収納用ポケット22a,22b,22
cが設けてあり、体外マーカ21a,21b,21cを
それぞれ収納することにより、各収納用ポケット22i
(i=a〜c)の位置に体外マーカ21iをそれぞれ位
置決め固定できるようになっている。
【0018】また、各収納用ポケット22iから体外マ
ーカ21iを取り出すことが簡単にでき、取り出した後
においても各収納用ポケット22iに体外マーカ21i
を収納することにより、取り外す前と殆ど同じ位置に再
度設定することができる。
【0019】このため、患者5の体位を大きく換えて内
視鏡検査を続行するような場合、例えば各収納用ポケッ
ト22iから体外マーカ21iを取り出すことが必要に
なっても、再度同じ基準位置に体外マーカ21iを設定
することが簡単にできるようにしている。
【0020】各収納用ポケット22iのサイズは体外マ
ーカ21iを収納した場合、収納された体外マーカ21
iは収納用ポケット22i内では殆ど動かないサイズに
設定されている。この場合、収納用ポケット22iを伸
縮するゴム等の弾性部材を用いて構成しても良い。
【0021】また、体外マーカ用シート23の裏面側、
例えばマーカ収納用ポケット22a,22b,22cの
裏面位置を含む複数箇所に両面に接着剤が設けられた両
面(接着)テープ28が設けてあり、体外マーカ用シー
ト23を患者5に簡単にかつ着脱可能に接着固定できる
ようにしている。
【0022】このような構成の第1の実施の形態によれ
ば、体外マーカ用シート23の裏面側の両面テープ28
部分により患者5に体外マーカ用シート23を簡単に装
着或いは固定でき、かつこの体外マーカ用シート23に
おける所定の位置にはマーカ用収納用ポケット22a,
22b,22cが設けてあるので、各体外マーカ21i
を単に収納用ポケット22iに収納するのみで簡単に所
定位置に固定できる。
【0023】また、患者5が動く等して体位が変化して
も、体外マーカ用シート23の裏面側には少なくとも収
納用ポケット22iが設けられている部分には両面テー
プ28が設けてあるので、各体外マーカ21iは患者5
の基準位置から変化しない。このため、体位が変化して
も体外マーカ21iの再設定を行うことを殆ど不要にで
き、術者等の負担を軽減できる。
【0024】また、体位を大幅に変更する等、体外マー
カ21iを体外マーカ用シート23の収納用ポケット2
2iから取り出すことが必要な場合でも、その変更の後
においても単に各体外マーカ21iを単に収納用ポケッ
ト22iに収納するのみで簡単に所定位置に再固定でき
る。
【0025】又、図4に示すような変形例の体外マーカ
用シート23′を採用しても良い。この体外マーカ用シ
ート23′は収納用ポケット22iの代わりに前記所定
の各位置にマジックテープの片方部42i(図4では4
2a,42cのみ示す)を設け、かつ体外マーカ21i
(図4では21aのみ示す)の外表面における平面部分
にマジックテープの他方部43iを接着等で取り付けた
構成にしたものである。
【0026】また、この体外マーカ用シート23′の裏
面には例えば帯状等で両面テープ44が接着してあり、
患者5の体表面に本シート23′を簡単に固定できるよ
うになっている。なお、患者5の体表面に固定する手段
として、両面テープ44の代わりに図示しないベルトと
バックルで固定するようにしてもよい。この変形例は第
1の実施の形態とほぼ同様の作用及び効果を有する。
【0027】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図5を参照して説明する。図5は第2の実
施の形態の体外マーカ用シートを示す。本実施の形態の
目的は第1の実施の形態と同じである。
【0028】図5に示すように第2の実施の形態の体外
マーカ用シート51は、患者5の腰までの丈のある袖無
しの服の形状のシート本体に、患者5を覆うように装着
したときに患者5の肛門近傍や肋骨の下の両サイドにあ
たる位置に体外マーカ21iを収納するマーカ収納用ポ
ケット22iが設けてあり、体外マーカ21iを収納し
てその位置に固定できるようになっている。
【0029】本実施の形態は以下の効果を有する。体外
マーカ21iを所定の収納用ポケット22iによる収納
部に挿入(収納)したシート51を患者5に着てもらう
ことで、体外マーカ21iの位置決めの煩わしさを改善
できる。
【0030】又、図6に示す変形例の体外マーカ用シー
ト51′のように前記各位置に(図4と同様に)マジッ
クテープの片方部42iを有し、もう片方のマジックテ
ープ43iを設けられた体外マーカ21iが着脱自在に
取り付けられるくようにしてもよい。この変形例の作用
効果は第2の実施の形態と同様である。
【0031】なお、上記シート51或いは51′におい
て、例えばシート本体部分を患者5に着せる操作を必要
としないように胴回り方向には分離した形状にして、か
ぶせるような操作で患者5に取り付けられるようにして
も良い。
【0032】次に体外マーカ21の構成を説明する。図
7(A),(B)は体外マーカ21の構造をそれぞれ断
面図と、左側からの正面図で示している。図7に示す
(内視鏡形状検出装置用)体外マーカ21はマーカ本体
部(接触子)62からケーブル24が延出され、このケ
ーブル24の端部には接続コネクタ63が設けてあり、
例えば図1の内視鏡形状検出装置3の制御ユニット25
に着脱自在で接続することができる。
【0033】このマーカ本体62内には磁気コイル64
が内蔵され、この磁気コイル64はケーブル24内の図
示しない信号線と接続されている。このマーカ本体62
は例えば下側に開口するケース65を有し、この開口内
に磁気コイル64を収納し、この開口を蓋となるケース
66で覆うようにしている。
【0034】また、磁気コイル64と(その内部の信号
線が)接続されるケーブル24がマーカ本体62から延
出される部分には磁気コイル64とこれに接続されるケ
ーブル24の基端側を固定する折れ止め67が設けてあ
る。
【0035】ケース65の中央に設けた凹部68には磁
気コイル64が接着固定され、その回りを絶縁性で非磁
性部材(磁気に対して透明)の充填材69、例えばシリ
コンゴムで充填されている。前記充填材69はゴム以外
の材質であってもよい。ケース65のケース66との突
き当て部には凹溝71が設けて有り、Oリング72が配
設されている。
【0036】ケース66のネジ止め部73にもOリング
74が配設されており、ネジ75でケース65、66を
固定するとケース65、66の内部の水密を保てるよう
になっている。
【0037】折れ止め67は端部の凸部76をケース6
5、66端部の凹溝77に挟まれ固定されている。前記
凸部76外径は前記凹溝77の内径より大きく設定され
ているため、ケース65、66を固定することによりケ
ース65、66と折れ止め67の水密が保てるようにな
っている。
【0038】前記折れ止め67の内径は磁気コイル64
から伸びるケーブル24の外径よりも小さく設定されて
おり、ケーブル24を挿入したときにケーブル24と折
れ止め67との水密が保てるようになっている。
【0039】又、ケース65、66の開き防止のために
熱収縮チューブ78がかぶせてある。チューブ78は締
め付け力を有するものならよく、例えば弾力性あるゴム
チューブでもよい。尚、マーカ本体62の磁気コイル6
4とケーブル24を除く各部材は全て非磁性材料で構成
されている。
【0040】ケース65の外表面上部には背びれ状の保
持部79が設けられている。なお、図7に示す保持部7
9は、図8(A)に示すように段付きポール状の保持部
80でもよい。また、図8(B)に示すように取り付け
時に邪魔にならないよう、低い保持部79a,79bを
設けたものにしても良い。
【0041】このような構成の体外マーカ21によれ
ば、該体外マーカ21の外表面に保持部79等が設けて
あるので簡単に持つことができるので体表面等の所定位
置への取付け、取り外し等がしやすくなる効果がある。
【0042】また、図9に示すような形状の体外マーカ
81にしても良い。図9に示す体外マーカ81ではその
マーカ本体82の両側の側面には保持用凹部83が設け
られている。その他の構成は図7に示したものと同じ構
成であり、図7に示したものと同様の効果を有する。
【0043】次に体外マーカに体表面への固定手段を設
けたものを説明する。図10(A)に示す体外マーカ8
5は例えば図7の体外マーカ21のマーカ本体62のケ
ース66における患者5と接触する底面に接着ゲル86
が設けられている。その他の構成は図7と同じである。
この構成によれば、体外マーカ85の体表面への固定が
容易にでき、長時間や頻繁な確認時の煩わしさが改善で
きる。
【0044】又、図10(B)に示すように両面テープ
87を設けてもよく、この場合にも体外マーカ85′の
体表面への接触面に接着固定手段が設けてあるので体表
面への固定が容易にできる。
【0045】さらに図11に示すような構造にしても良
い。図11(A)に示す体外マーカ91は例えば図5の
体外マーカ21のマーカ本体62の保持部79に開口9
2を設け、この開口92には一端に突起93を、他端に
は前記突起93が嵌合する複数の穴94を有するベルト
95が挿入されている。
【0046】前記ベルト95は患者の体に巻きつけるの
に十分な長さを有し、患者に巻き付け前記突起93を穴
94に接続することができる。その他の構成は図7と同
じである。
【0047】又、図11(B)に示す変形例の体外マー
カ91′のようにベルト95の一端及び他端にマジック
テープ96a、96bを設けてこれらマジックテープ9
6a、96bで固定するようにしてもよい。又、図示し
ないバックルを用いてもよい。
【0048】図11(A)或いは図11(B)に示す体
外マーカ91、91′の効果は図10に示すものとほぼ
同様の効果を有する。なお、低い保持部を設けた場合は
マジックテープのずれを抑えるために突起部を設けても
よい。なお、上述した各実施の形態等を部分的等で組み
合わせて構成される実施の形態等も本発明に属する。
【0049】[付記] 1.内視鏡検査がされる患者を被覆するように装着され
るシート状の部材と、該シート状の部材に内視鏡形状を
検出する内視鏡形状検出装置に使用される体外マーカを
適宜の位置に着脱自在に固定する固定手段を設けたこと
を特徴とする内視鏡形状検出装置用体外マーカ固定装
置。
【0050】2.前記固定手段がポケット状の収納部か
ら成る付記1の内視鏡形状検出装置用体外マーカ固定装
置。 3.前記固定手段がマジックテープによる付記1の内視
鏡形状検出装置用体外マーカ固定装置。
【0051】4.患者への着脱手段を有する付記1〜3
の内視鏡形状検出装置用体外マーカ固定装置。 5.前記着脱手段が両面テープである付記4の内視鏡形
状検出装置用体外マーカ固定装置。 6.前記着脱手段が帯状部材とその固定手段からなる付
記4の内視鏡形状検出装置用体外マーカ固定装置。
【0052】7.衣服の形態を成し、患者に着脱できる
付記1〜3の内視鏡形状検出装置用体外マーカ固定装
置。 8.少なくとも1つのマーカ収納位置が患者の肛門近傍
に位置する付記7の内視鏡形状検出装置用体外マーカ固
定装置。
【0053】9.内視鏡形状検出装置への接続部と磁気
コイルを内蔵するマーカ本体部と前記接続部と前記マー
カ本体部をつなぐケーブルから成り、前記マーカ本体部
外表面に保持用凹凸部を有する内視鏡形状検出装置用体
外マーカ。 (付記9の背景) (産業上の利用分野)本発明は、内視鏡の形状検出装置
の体外マーカに関する。 (従来の技術)内視鏡検査において、内視鏡の体内挿入時
形状を検知する手段として専用プローブを内視鏡の鉗子
チャンネルに挿入し磁気によりその形状を見る内視鏡形
状検出装置を使用していた。又、内視鏡以外に患者の体
表の特定の位置を表示するために体外マーカも使用して
いた。
【0054】(解決しようとする課題)しかしながら、上
記体外マーカを体表面に密着させるためにケーブルを持
って操作しなければならなかった。そのため希望の位置
に体外マーカを誘導するのに問題があった。
【0055】(目的)体表面への位置決めが容易な体外
マーカの提供を目的とする。
【0056】(課題を解決する手段及び作用効果)上記
目的を達成するために外表面に保持用の凹凸部を設け
た。そして、マーカ自身の保持が容易にでき、体表面へ
の密着時の煩わしさが改善できるようにした。
【0057】10.前記マーカ本体部が体表面への固定
手段を有している付記9の内視鏡形状検出装置用体外マ
ーカ。 11.前記固定手段が前記マーカ本体部表面の接着部材
からなる付記10の内視鏡形状検出装置用体外マーカ。 12.前記接着部材が接着ゲルである付記11の内視鏡
形状検出装置用体外マーカ。
【0058】13.前記接着部材が両面テープである付
記11の内視鏡形状検出装置用体外マーカ。 14.前記固定手段が帯状部材とその固定手段から成る
付記10の内視鏡形状検出装置用体外マーカ。 15.前記固定手段がマジックテープである付記14の
内視鏡形状検出装置用体外マーカ。 16.前記固定手段が帯状部材に設けられた凸部とそれ
に勘合する凹又は穴から成る付記14の内視鏡形状検出
装置用体外マーカ。
【0059】(付記10〜16の背景)内視鏡検査にお
いて、内視鏡の体内挿入時形状を検知する手段として専
用プローブを内視鏡の鉗子チャンネルに挿入し磁気によ
りその形状を見る内視鏡形状検出装置を使用していた。
又、内視鏡以外に患者の体表の特定の位置を表示するた
めに体外マーカも使用していた。前記体外マーカはケー
ブルとその先端にある接触子(マーカ本体)から成って
おり、検査中、必要に応じてその都度マーカを体表面に
押しつけていた。
【0060】しかしながら、体外位置の長時間の確認や
頻繁な確認の場合には、安定した位置固定ができなかっ
たり、その作業専用の補助者を用意しなければならなか
った。
【0061】このため、体表面への位置固定が容易な体
外マーカを提供することを目的として付記10〜16の
ように体外マーカに体表面への固定手段を設けて、体外
マーカの体表面への固定が容易にでき、長時間や頻繁な
確認時の煩わしさが改善できるようにした。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡検査がされる患者を被覆するように装着されるシー
ト状の部材と、該シート状の部材に内視鏡形状を検出す
る内視鏡形状検出装置に使用される体外マーカを適宜の
位置に着脱自在に固定する固定手段を設けているので、
体外マーカを基準したい適宜の位置に設けた固定手段に
簡単に固定でき、かつ患者が大きく体位を換えて体外マ
ーカの取り外しが必要な場合でも、同じ位置への再固定
が簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の内視鏡形状検出装
置用体外マーカ用シートを用いた内視鏡システムの全体
構成を示す図。
【図2】制御ユニットの構成を示すブロック図。
【図3】第1の実施の形態の内視鏡形状検出装置用体外
マーカ用シート部分を拡大して示す図。
【図4】第1の実施の形態の変形例を示す斜視図。
【図5】本発明の第2の実施の形態の内視鏡形状検出装
置用体外マーカ用シートの概略を示す図。
【図6】図5の変形例を示す図。
【図7】内視鏡形状検出装置用体外マーカの具体的構成
を示す図。
【図8】図7の変形例の一部を示す斜視図。
【図9】図7とは異なる保持部を設けた内視鏡形状検出
装置用体外マーカの一部を示す斜視図。
【図10】固定手段を設けた内視鏡形状検出装置用体外
マーカの一部を示す側面図。
【図11】図10とは異なる固定手段を設けた内視鏡形
状検出装置用体外マーカの一部を示す斜視図。
【符号の説明】
1…内視鏡システム 2…内視鏡装置 3…内視鏡形状検出装置 4…検査ベッド 5…患者 6…内視鏡(スコープ) 7…ビデオプロセッサ 11…挿入部 17…挿入形状検出用プローブ 18−1〜18−12…ソースコイル 19−1〜19−12…センスコイル 20…コイルユニット 21a,21b,21c…体外マーカ 22a,22b,22c…収納用ポケット 23…体外マーカ用シート 24…ケーブル 25…制御ユニット 26…形状表示用モニタ 28,44…両面テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内村 澄洋 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 吉沢 靖宏 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 谷口 明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 川端 健 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 相沢 千恵子 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 原 雅直 東京都渋谷区初台1丁目34番14号 初台T Nビル オリンパスシステムズ株式会社内 (72)発明者 辻 和孝 東京都渋谷区初台1丁目34番14号 初台T Nビル オリンパスシステムズ株式会社内 Fターム(参考) 4C061 AA00 BB00 CC00 DD03 GG11 HH52 JJ06 JJ11

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡検査がされる患者を被覆するよう
    に装着されるシート状の部材と、該シート状の部材に内
    視鏡形状を検出する内視鏡形状検出装置に使用される体
    外マーカを適宜の位置に着脱自在に固定する固定手段を
    設けたことを特徴とする内視鏡形状検出装置用体外マー
    カ固定装置。
JP10249909A 1998-09-03 1998-09-03 内視鏡形状検出装置用体外マーカ固定装置 Pending JP2000079129A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10249909A JP2000079129A (ja) 1998-09-03 1998-09-03 内視鏡形状検出装置用体外マーカ固定装置
US09/387,859 US6511417B1 (en) 1998-09-03 1999-09-01 System for detecting the shape of an endoscope using source coils and sense coils
US10/199,889 US6773394B2 (en) 1998-09-03 2002-07-17 System for detecting the shape of an endoscope using source coils and sense coils

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10249909A JP2000079129A (ja) 1998-09-03 1998-09-03 内視鏡形状検出装置用体外マーカ固定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000079129A true JP2000079129A (ja) 2000-03-21

Family

ID=17200008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10249909A Pending JP2000079129A (ja) 1998-09-03 1998-09-03 内視鏡形状検出装置用体外マーカ固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000079129A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002122409A (ja) * 2000-07-20 2002-04-26 Biosense Inc 電磁的位置1軸システム
JP2007508901A (ja) * 2003-10-20 2007-04-12 スミス アンド ネフュー インコーポレーテッド 手術ナビゲーションシステム構成部品誤動作防止インタフェース及び関連する方法
JP2010099471A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Humanscan Co Ltd 患者位置監視装置
WO2017170777A1 (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 Hoya株式会社 内視鏡形状把握システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002122409A (ja) * 2000-07-20 2002-04-26 Biosense Inc 電磁的位置1軸システム
JP2007508901A (ja) * 2003-10-20 2007-04-12 スミス アンド ネフュー インコーポレーテッド 手術ナビゲーションシステム構成部品誤動作防止インタフェース及び関連する方法
JP2010099471A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Humanscan Co Ltd 患者位置監視装置
WO2017170777A1 (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 Hoya株式会社 内視鏡形状把握システム
CN107438389A (zh) * 2016-03-31 2017-12-05 Hoya株式会社 内窥镜形状把握系统
JPWO2017170777A1 (ja) * 2016-03-31 2018-04-05 Hoya株式会社 内視鏡形状把握システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3939158B2 (ja) 内視鏡装置
EP1927313B1 (en) Endoscope device
JP4130226B2 (ja) 内視鏡の正確な位置決定
JP5117263B2 (ja) 内視鏡システム
JP2015221226A (ja) イメージング装置
JPH07303625A (ja) 磁気共鳴断層撮影装置用器具
EP1808117A1 (en) Endoscope shape detecting device
JP3402797B2 (ja) 内視鏡用画像表示システム
JP2007236812A (ja) 内視鏡、及び内視鏡装置
WO2005018438A1 (ja) 保持具
JP2000079129A (ja) 内視鏡形状検出装置用体外マーカ固定装置
JP4754807B2 (ja) カプセル型医療システム
WO1999002098A1 (fr) Detecteur de site presentant une lesion afin d'effectuer une intervention chirurgicale par laparotomie ou laparoscopie
JP2003033371A (ja) 手術器具及びドレープ
JP3379714B2 (ja) 内視鏡カバー方式の内視鏡
JP3671763B2 (ja) 内視鏡着脱型超音波検査装置
CN220546264U (zh) 一种医用软硬内窥镜集成系统
JP2003250748A (ja) 内視鏡カバー
JP2005342435A (ja) 医療機器用収納ベルト
JP3420084B2 (ja) 内視鏡形状検出装置
JP7346367B2 (ja) ハンドマーカ
JP3965176B2 (ja) 内視鏡形状検出装置
JP4590189B2 (ja) バーチャル画像表示装置
JP2003245241A (ja) 内視鏡カバー
JP4727211B2 (ja) 内視鏡挿入形状検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080404

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080708