JP4754807B2 - カプセル型医療システム - Google Patents

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Description

本発明は、既存の内視鏡にカプセル型内視鏡を装着可能とするカプセル型医療装置及びカプセル型医療システムに関する。
近年、医療用の内視鏡としては、直視型内視鏡と側視型内視鏡が広く利用されている。
これら2タイプの内視鏡は、患者の体腔内の検査内容、処置内容などにより使い分けられている。
ここで、直視型内視鏡900と側視型内視鏡900について図32及び図33を用いて簡単に説明する。
先ず、図32に示す直視型内視鏡900は、例えば体腔内等に挿入可能な細長の挿入部902と、この挿入部902の基端部に設けられ使用時に使用者が把持する把持部でもある操作部903と、この操作部903の側部より延出し、信号ケーブル及びライトガイドファイバ等(図示せず)を内挿している、一端部に内視鏡コネクタ904aが配設されるユニバーサルコード904とによって主に構成されている。
挿入部902は、先端側から順に硬性の先端部902aと複数の湾曲駒を連設して上下左右方向に湾曲する湾曲部902bと軟性の可撓管部902cとを有して構成されている。
操作部903には、湾曲部902bを上下方向及び左右方向へ湾曲させるための2つの湾曲部操作ノブ905a,905b、送気送水用操作ボタン906a、吸引用操作ボタン906b、外部装置(図示せず)を制御する各種の制御スイッチ907等が設けられている。
また、操作部903には、直視型内視鏡900を使用者が把持する部位であって、硬質樹脂部材により形成されるグリップ部903aが設けられている。このグリップ部903aの一側部には鉗子等の処置具、形状検出プローブ等を挿通させる内視鏡管路である処置具挿通用チャンネル(処置具チャンネルという)の一方の開口部となる内視鏡用鉗子口(以下単に鉗子口と略記する)908が突設されている。この鉗子口908には、シリコンゴム等の弾性体で形成された鉗子栓908aが取り付けられている。
尚、先端部902aには、撮像素子及び観察光学系からなる撮像ユニットと、ライトガイド及び照明光学系からなる照明ユニットが内蔵されている。また、先端部902aの先端面には、撮像ユニットに光を取り込むための観察窓910と、照明ユニットからの照明光の照射口である照明窓911と、処置具チャンネルの鉗子口908に対して他方の開口部912とが配設されている。これらの観察窓910、照明窓911及び開口部912が先端部902aの先端面に設けられた内視鏡が直視型内視鏡900である。
その一方、図33に示す側視型内視鏡901は、直視型内視鏡900の先端部902aの構成のみ異なり、その他の構成においては直視型内視鏡900と略同一である。
側視型内視鏡900は、先端部902a´の側周面の一部に観察窓910´及び照明窓911´が配設される。また、先端部902a´の側周面の一部には、観察窓910´及び照明窓911´に隣接する収納室913が配設されている。この収納室913には、鉗子口908から挿通された処置具である例えばカニューラの先端部分の突出方向を所望の位置に向ける処置具誘導子914が設けられる。
これらの観察窓910´、照明窓911´及び収納室913が先端部902a´の側周面の一部に設けられた内視鏡が側視型内視鏡である。
また、近年においては、特許文献1(特開平11−225996号公報)に記載されるようなカプセル型内視鏡が提案されている。
カプセル型内視鏡は、患者の口腔より投与され、体腔内の胃、小腸、大腸などの臓器を観察するための医療装置である。
更に、特許文献2(特表2001-526072号公報)には、内視鏡に対して可動するクランプにカプセルを保持し、体腔内においてカプセルを離脱することが可能な内視鏡が提案されている。尚、このカプセルは、観察光学系を備えるカプセル型内視鏡については特に考慮されていない。
また、特許文献3(実開平4−131214号公報)には、側視内視鏡の先端部分に磁石の励磁力によりカプセルを固定して、体内にカプセルを離脱する技術が提案されている。尚、このカプセルにおいても、特許文献2と同じように、観察光学系を備えるカプセル型内視鏡については、特に考慮されていない。
更にまた、特許文献4(特許2969042号)には、先端部から撮像部を切り離し可能な内視鏡が提案されている。
特開平11−225996号公報 特表2001-526072号公報 実開平4−131214号公報 特許2969042号
しかしながら、上述の特許文献1〜特許文献4に記載の技術は、内視鏡に磁石、クランプなどの専用機構を設け、カプセル(カプセル型内視鏡を含む)又は撮像部を保持している。これら技術目的は、カプセル又は撮像部を体腔内の深部にて離脱させるためのものである。
また、先に述べた直視型内視鏡及び側視型内視鏡は、体腔内の種々の検査、処置などの目的別に使い分けられている。すなわち、医師は、患者の病状により直視型内視鏡及び側視型内視鏡を使い分けている。そのため、病院は、高価な直視型及び側視型の内視鏡を用意しなければならない。
また、大きな病院では、複数の患者が同じ時間帯に内視鏡検診を行うことが多々ある。内視鏡は、院内感染の防止のため十分な洗滌及び消毒を行わなければならず、どうしても稼動率が低下してしまう。
更に、患者の病状によっては、一度の術中に直視型内視鏡と側視型内視鏡の両方が使用される場合がある。そのため、病院は、高価な直視型及び側視型の内視鏡を数セット用意して対応する必要があった。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、特別な構造を備えていない既存の内視鏡に容易に装着でき、種々の内視鏡検査に対応でき、直視型内視鏡を用意しなくても側視型内視鏡であっても直視、すなわち挿入軸の前方向の観察を行うことができ、或いは、側視型内視鏡を用意しなくても直視型内視鏡であっても側視、すなわち挿入軸の側方の観察を行うことができ、これによって内視鏡の稼働率を向上させることができるカプセル型医療システムを提供することを目的とする。これにより、病院は、高価な医療機器である直視型内視鏡及び側視型内視鏡を数多く購入しなくてもよくコスト低減を実現できるとともに、内視鏡の稼働率を向上させることを目的としている。
本発明の一態様によるカプセル型医療システムは、第1の撮像手段を有するカプセル型内視鏡と、挿入部及び第2の撮像手段を有しコネクタによって光源装置及びビデオシステムセンタと接続されモニタに内視鏡画像を表示する内視鏡と、略円筒形状をしており、その内部に前記カプセル型内視鏡を収納保持する装着手段とを具備し、前記装着手段が前記内視鏡の外表面先端部に対して着脱可能であると共に、前記カプセル型内視鏡は長手方向端部に観察窓を有する直視型のカプセル型内視鏡であり前記内視鏡は前記挿入部の長手軸に略直交する撮影方向が規定された側視型の内視鏡であり、前記装着手段には、前記内視鏡の前記第2の撮像手段の視野を確保するため、前記第2の撮像手段の観察窓を覆うことなく露出させる孔部又は切り欠き部が形成され、前記外表面先端部が装着手段の円筒形状基端側開口部に挿入されて、弾性力によって前記挿入部に固定される。
本発明のカプセル型医療システムによれば、特別な構造を備えていない既存の内視鏡に装着でき、種々の内視鏡検査に対応できると共に、内視鏡の稼働率を向上とコスト低減を実現することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1から図10は本発明の第1の実施の形態に係り、図1はカプセル型医療装置の全体構成図、図2はカプセル型内視鏡の外観を示す斜視図、図3はカプセル型内視鏡の内部構成を示す断面図、図4は内視鏡用フードコネクタの外観を示す斜視図、図5は内視鏡用フードコネクタの断面図、図6は既存の側視内視鏡にカプセル型内視鏡をフードコネクタによって装着する状態の説明図、図7は既存の側視内視鏡にカプセル型内視鏡がフードコネクタにより装着された説明図である。
図1に示すようにカプセル型医療装置1は、被検者2の体内を検査するカプセル型内視鏡3と、このカプセル型内視鏡3からの無線画像データをアンテナ部4aから受けて、その画像データを蓄積するアンテナユニット4と、このアンテナユニット4に接続される表示システム8と、後述する装着手段であるフードコネクタ(不図示)と、を有して構成されている。
表示システム8は、画像表示手段である表示モニタ(以下、モニタと略記)5と、カプセル型内視鏡3からの画像信号を表示モニタ5に出力する制御手段である制御装置6と、各種設定などを行うキーボード7とから構成されている。
図2及び図3に示すようにカプセル型内視鏡3は、円筒の一端を略半球状にした保護用外皮となるカプセル枠体11と、このカプセル枠体11の他端面側に透明な略半球状の透明部材12と、を備えている。つまり、カプセル型内視鏡3は、両端がドーム状に形成された、いわゆる俵形状をしている。
また、カプセル型内視鏡3は、中央部分にある段部11aを有し、この段部11aの長手方向軸に直交する方向の外径が両端側、つまり、各ドーム状の長手方向軸に直交する方向の最大外径に対して大きく形成されている。言い換えると、段部11aは、カプセル枠体11の円筒部分において、外径方向に突出する部分である。
具体的に説明すると、カプセル型内視鏡3は、人体の食道を通過可能な長手方向軸に直交する方向の外形と大きさを有する略円筒状の段部11aと一体となり、一端をドーム状に閉塞したカプセル枠体11と、このカプセル枠体11の他端面側に透明な略半球状の透明部材12とによって外装が形成されている。
カプセル枠体11の内部には、カプセル型内視鏡3としての機能を実現するための照明光学系及び撮像部を設けた撮像照明部21と、この撮像照明部21により撮像した画像(映像)信号の信号処理及びカプセル全体の制御を行う信号処理部22と、この信号処理部22により信号処理された画像信号を変調して送信信号に変換したり、外部からの信号を復調して信号処理部22へ伝達するRF部23と、カプセル内の各部へバッテリ24からの電源電力を供給する電源部25と、RF部23に設けられ、外部と無線で交信するためのアンテナ26と、が設けられている。
撮像照明部21は、カプセル枠体11の観察側となる透明部材12側に内蔵されている。更に、具体的に説明すると、透明部材12側の中央部分には、撮像光学系を構成する複数、ここでは2つの対物レンズ31が取り付けられ、その周囲の複数箇所、例えば2箇所には照明光学系としてのLED32が取り付けられており、対物レンズ31による視野範囲を照明できるようにしている。また、撮像照明部21の対物レンズ31の結像位置には、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)又はCCD(Charge Coupled Device)などの固体撮像素子33が配設されている。
撮像照明部21の後方には、信号処理部22が配置されている。信号処理部22の後方には、RF(Radio Frequency)部23が配置されている。このRF部23は、図示しない送信増幅器及び受信増幅器により構成されている。また、このRF部23の後方には、電源部25が配置されている。
アンテナ26は、撮像照明部21、信号処理部22、RF部23、バッテリ24及び電源部25を被覆するように配置されており、略円筒形状導体の2体のアンテナ素子とにより構成されている。尚、図示していないが、各内蔵構成物の間には、それぞれ電気的に接続する信号線又は電源供給の電気線が接続されている。
次に、図4及び図5を使って、カプセル型医療装置1の内視鏡用フードコネクタ9について説明する。尚、本実施の形態における内視鏡用キャップ型アダプタである内視鏡用フードコネクタ(以下、単にフードコネクタという)9は、図33に示した体内挿入具である既存の側視型内視鏡901の先端部分に装着するための装着手段である。
図4に示すように、フードコネクタ9は、略筒形状をしており、先端部分が本実施の形態においては、硬質の合成樹脂からなる収納筒体9aと、基端部分が弾性体からなる弾性筒体9bとを有して構成されている。尚、収納筒体9aは、金属から形成されていても良い。
収納筒体9aには、先端に開口部13と、後端側の側周面の一部に略長方形の孔部10が設けられている。
また、図5に示すように、収納筒体9aの先端部分には、内向フランジ部が形成されている。収納筒体9aの内向フランジ部の先端部分の開口部13の内径は、中央部の内径よりも若干に小さい径を有し、その径の違いにより内向フランジ部の内側に当接部9c形成されている。この当接部9cは、フードコネクタ9にカプセル型内視鏡3が収納されたとき、図3に示したカプセル型内視鏡3の透明部材12側の段部11a端面が当接することによってカプセル型内視鏡3が先端側へ抜けないようにするためのストッパの役割をしている。
一方、弾性筒体9bは、側視型内視鏡901の先端部902a´及び湾曲部902b(図30参照)の外径よりも若干に小さい内径を有している。従って、フードコネクタ9が側視型内視鏡901に装着されるとき、弾性筒体9bは、その弾性力により内周面が側視型内視鏡901の先端部902a´及び湾曲部902bの外周面に密着する。これにより、フードコネクタ9は、側視型内視鏡901に確りと固着される。
更に、詳しく、図6及び図7を用いて、フードコネクタ9と共にカプセル型内視鏡3が側視型内視鏡901へ装着される状態について以下に説明する。
図6に示すように、フードコネクタ9の基端側開口部より、カプセル型内視鏡3が透明部材12側から挿入され、次いで側視型内視鏡901の先端部分が前記基端開口部から挿入される。こうして、図7に示すように、フードコネクタ9内にカプセル型内視鏡3が収納され、側視型内視鏡901の先端部分が挿入される。
上述の状態において、カプセル型内視鏡3は、段部11aの先端面がフードコネクタ9の当接部9cに当接するまで挿入される。このとき、側視型内視鏡901は、先端部902a´の先端面がカプセル枠体11の基端面と当接するまでフードコネクタ9内に挿入される。従って、カプセル型内視鏡3は、フードコネクタ9内に制止した状態で収納される。
また、カプセル型内視鏡3の透明部材12がフードコネクタ9の開口部13から露出するため、カプセル型内視鏡3に内蔵される撮像照明部21の照明光学系及び撮像光学系の夫々の光束が妨げられない。
一方、側視型内視鏡901は、観察窓910´、照明窓911´及び収納室913がフードコネクタ9の孔部10に位置するように軸周り方向に回転調整される。すなわちフードコネクタ9の孔部10により、側視型内視鏡901の撮像ユニットの視野が確保されると共に、照明光の照射範囲の妨げが防止されている。また、先端部902a´の収納室913がフードコネクタ9の孔部10によって露出するため、鉗子口908(図32参照)から挿通された処置具も使用可能となる。
尚、フードコネクタ9の弾性筒体9bの弾性力により、側視型内視鏡901とフードコネクタ9は、相対的に移動することなく互いに確りと固着される。そのため、側視型内視鏡901の観察窓910´、照明窓911´及び収納室913は、フードコネクタ9の孔部10の位置からずれることが防止されている。
以上の結果、本実施形態のカプセル型医療装置1によれば、フードコネクタ9を使用して既存の側視型内視鏡901の先端部分にカプセル型内視鏡3を容易に装着することができる。そのため、直視型内視鏡900(図32参照)を用意しなくても、側視型内視鏡901であっても直視、すなわち、挿入軸の前方向の観察を行うことができる。
更に、フードコネクタ9の穴部により、側視、つまり、挿入軸に対して一垂直方向の観察及び処置を行うことができる。
よって、本実施の形態のカプセル型医療装置1は、特別な構造を備えていない既存の側視型内視鏡901にカプセル型内視鏡3を装着することによって、側視だけでなく直視としての観察機能が備わり、種々の内視鏡検査に対応することができる。また、側視型内視鏡901を直視型内視鏡の機能を持たせることができるため、医療関係者は、高価な医療機器である直視型内視鏡を複数準備する必要が無く、内視鏡の稼動率の向上とコスト低減が可能となる。
尚、図4及び図5に示した、フードコネクタ9の収納筒体9aは、透明の合成樹脂部材、例えば、ポリカーボーネイト、アクリルなどによって形成しても良く、硬質部材ではなく弾性体により形成してもよい。
また、図8〜図10に示すような形状を有するフードコネクタ9´にしても良い。
詳しくは、図8に示すように、フードコネクタ9´は、先端に開口部13´と、基端から中央近傍の側周面の一部に切欠き部10´を有している弾性部材からなる筒体である。
図9に示すように、フードコネクタ9´の基端開口部より、カプセル型内視鏡3が透明部材12側から挿入され、次いで側視型内視鏡901の先端部分が前記基端開口部から挿入される。こうして、図10に示すように、フードコネクタ9´内にカプセル型内視鏡3が収納され、側視型内視鏡901の先端部分が挿入される。
また、切欠き部10´は、フードコネクタ9´にカプセル型内視鏡3が収納されたときに、フードコネクタ9´の切り欠き部10´により、側視型内視鏡901の撮像ユニットの視野が確保されると共に、照明光の照射範囲の妨げないで、さらに、収納室913がフードコネクタ9´の切り欠き部10´によって露出できるように形成されている。
フードコネクタ9´は、内径が側視型内視鏡901の先端部902a´よりも若干に小さい径を有しており、弾性力により内周面が前記先端部902a´の外周面に密着する。これにより、フードコネクタ9´は、カプセル型内視鏡3と共に、側視型内視鏡901の先端部902a´に装着される。
このフードコネクタ9´によれば、上述の効果に加え、側視型内視鏡901の湾曲部902bにフードコネクタ9´が被覆する部分が無いため、側視型内視鏡901の湾曲部902bは、湾曲動作が妨げられない。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。
尚、本実施の形態の説明においては、第1の実施の形態と同一の構成に同じ符号を付し、それらの説明は省略する。また、第1の実施の形態においては、側視型内視鏡901にカプセル型内視鏡3を装着できる構成を説明したが、本実施の形態においては、体内挿入具である既存の直視型内視鏡900にカプセル型内視鏡3を装着できる構成である。
図11及び図12は、本発明の第2の実施の形態に係り、図11はカプセル型内視鏡の外観を示す斜視図、図12は内視鏡用フードコネクタを説明するための図である。
図11に示すように、本実施の形態におけるカプセル型内視鏡3aは、側周部に観察窓34及び照明窓35を有する、いわゆる側視タイプである。
図12に示すように、装着手段である内視鏡用フードコネクタ(以下、単にフードコネクタという)14は、側視型内視鏡900が挿入される筒体14aと、カプセル型内視鏡3が保持固定される保持部14bと、を有して構成されている。これら筒体14aと保持部14bは、長手方向に沿った外周部分の一部が互いに連結されている。
筒体14aは、直視型内視鏡900の先端部902a及び可撓管部902bの外径よりも若干に小さい内径を有しており、弾性部材から形成されている。従って、フードコネクタ14は、筒体14aの弾性力により直視型内視鏡900の先端部分に強固に装着される。
また、保持部14bは、筒体の外側部分の一部が長手方向に沿って切り取られた、長手方向と直交する方向の断面形状が半円よりも円弧が長い形状となっており、所定の剛性を有する合成樹脂により形成されている。保持部14bの内周面が描く円弧は、カプセル型内視鏡3aの外径よりも若干に小さい径となっている。従って、カプセル型内視鏡3aは、その外周面が保持部14bの内周面と圧接することにより強固にフードコネクタ14に固定される。
尚、ユーザは、カプセル型内視鏡3aを保持部14bに保持固定するとき、観察窓34及び照明窓35が保持部14bの内周面により覆われないようにカプセル型内視鏡3aの位置を調節する。
以上の結果、本実施の形態のフードコネクタ14によれば、既存の直視型内視鏡900の先端部分にカプセル型内視鏡3aを容易に装着することができる。そのため、側視型内視鏡901(図33参照)を用意しなくても、直視型内視鏡900であっても側視、すなわち、挿入軸に対して直交する一方向の観察を行うことができる。
よって、本実施形態のカプセル型医療装置1は、第1の実施の形態の効果と同様に、特別な構造を備えていない既存の直視型内視鏡900にカプセル型内視鏡3aを装着することによって、直視だけでなく側視としての観察機能が備わり、種々の内視鏡検査に対応することができる。
また、図13に示すように、カプセル型内視鏡3aには、位置決め手段である突起部3Aが設けられていても良い。この突起部3Aは、カプセル型内視鏡3aの観察窓34及び照明窓35が設けられている側周面の反対側に、外周方向に突起するように配設されている。一方、フードコネクタ14の保持部14bの内周面には、カプセル型内視鏡3aの突起部3Aが嵌入する穴部14Aが設けられている。
カプセル型内視鏡3aの突起部3Aがフードコネクタ14の保持部14bの穴部14Aに嵌入することによって、カプセル型内視鏡3aの観察窓34及び照明窓35が保持部14bに覆われることなく、カプセル型内視鏡3aは、フードコネクタ14に正確な装着位置が決められる。
尚、図14及び図15に示すように、直視型内視鏡900を側視のみの観察機能を有するように変えることができる構成にしても良い。
詳しくは、図14に示すように、カプセル型内視鏡3a´は、上述したように側視タイプである。このカプセル型内視鏡3a´の基端部分にネジ溝が外周面に刻設された略円柱形状の雄ネジ部15を有している。
また、装着手段である内視鏡用フードコネクタ(以下、単にフードコネクタという)16は、先端側の雌ネジ部16a及び基端側の弾性部16bの2部分から構成された略円柱形状をしている。雌ネジ部16aの内周面には、カプセル型内視鏡3a´の雄ネジ部15と螺合されるネジ溝が刻設されている。また、弾性部16bは、弾性体からなり、その内径が直視型内視鏡900の先端部分の外径よりも若干に小さい径を有している。
図15に示すように、カプセル型内視鏡3a´は、雄ネジ部15がフードコネクタ16の雌ネジ部16aに螺合され、フードコネクタ16の先端に延出するように螺着される。また、カプセル型内視鏡3a´が螺着されたフードコネクタ16は、直視型内視鏡900の先端部分が弾性部16bに挿入されることにより、直視型内視鏡900に固着される。
この状態においても、弾性部16bは、その内周面が弾性力により直視型内視鏡900の先端部分の外周面と密着する。従って、フードコネクタ16は、直視型内視鏡900に強固に固着される。
以上説明した構成により、直視型内視鏡900を側視のみの観察機能を有するように変えることができる。
(第3の実施の形態)
以下、本発明の第3の実施の形態について説明する。
尚、本実施の形態の説明においては、第1及び第2の実施の形態と同一の構成に同じ符号を付し、それらの説明は省略する。
図16及び図17は、本発明の第3の実施の形態に係り、図16は直視型内視鏡に内視鏡用フードコネクタを装着した状態の外観を示す図、図17は内視鏡用フードコネクタの断面図である。
図16に示すように、本実施の形態の装着手段である内視鏡用フードコネクタ(以下、単にフードコネクタという)17は、直視型内視鏡900の先端部902aに装着されている。このフードコネクタ17には、直視型内視鏡900の先端面が向いている方向、つまり、観察窓910が観察光を取り入れる方向と反対側の方向にカプセル型内視鏡3の透明部材12が向くように、カプセル型内視鏡3が装着されている。
フードコネクタ17は、直視型内視鏡900に装着された状態において、図17に示すように、先端側となる硬質部17aと、直視型内視鏡900の挿入口18aを有し、弾性体からなる略筒状の第1の軟性部18と、カプセル型内視鏡3の挿入口19aを有し、弾性体からなる略筒状の第2の軟性部19と、を有して構成されている。
硬質部17aには、図17の紙面に向かって見て、下方側に直視型内視鏡900の先端部分が挿入される孔部20aと、上方側にカプセル型内視鏡3を保持する孔部20bと、が形成されている。
第1の軟性部18は、孔部20aに連通するように、硬質部17aの後端部分に固着されている。この第1の軟性部18の挿入口18aは、その内径が直視型内視鏡900の先端部902a及び湾曲部902bの外径よりも若干に小さい径を有している。
従って、フードコネクタ17は、第1の軟性部18の内周面が先端部902aの基端部分から湾曲部902bの先端部分にかけた夫々の外周面に密着することにより、直視型内視鏡900の先端部分に強固に装着される。
一方、第2の軟性部19は、孔部20bに連通するように、硬質部17aの後端部分に固着されている。この第2の軟性部19の挿入口19aは、その内径がカプセル型内視鏡3の段部11a(図3参照)の外径よりも若干に小さい径を有している。
従って、第2の軟性部19の挿入口19aから挿入されるカプセル型内視鏡3は、段部11aの外周面が第2の軟性部19の内周面に密着され、フードコネクタ17に保持される。
以上のように構成された本実施の形態のフードコネクタ17によれば、直視型内視鏡900の観察方向と反対方向、換言すると、直視型内視鏡900の挿入方向と反対方向の観察をカプセル型内視鏡3によって行うことができる。
尚、図18に示すように、直視型内視鏡900の挿入部902の任意の位置(図面では、可撓管部902cの先端部分)に装着できる内視鏡用フードコネクタ(以下、単にフードコネクタという)20にしても良い。
詳しく説明すると、フードコネクタ20は、カプセル型内視鏡3が保持される図18の紙面に向かって見た上部側の部分、つまり、第2の軟性部19´を有する部分が上述したフードコネクタ17の構成と略同じ構成であり、下部側の部分に直視型内視鏡900の挿入部902に装着できるように保持部20cを有している。
この保持部20cは、筒体の外側部分の一部が長手方向に沿って切り取られた、長手方向と直交する方向の断面形状が半円よりも円弧が長い形状となっている。保持部20cの内周面が描く円弧は、挿入部902の外径よりも若干に小さい径となっている。従って、フードコネクタ20は、保持部20cの内周面が挿入部902の外周面を圧接するように装着されるため、強固に挿入部902に固定できる構成となっている。
医療関係者は、フードコネクタ20を挿入部902に取り付ける方向によって、フードコネクタ20に保持されているカプセル型内視鏡3の観察方向を直視型内視鏡900の挿入軸と平行となる2方向、つまり、挿入方向及び挿入方向と反対方向の2方向を選択することができると共に、挿入部902の長手方向に沿った所望の位置に選択的に取り付けることが可能である。
尚、各種フードコネクタを使用して、直視型内視鏡900或いは側視型内視鏡901にカプセル型内視鏡3を、複数装着できるようにしても良い。具体的には、本実施の形態において、図19に示すように、フードコネクタ17に保持されたカプセル型内視鏡3が直視型内視鏡900の先端部902aに装着され、フードコネクタ20に保持されたカプセル型内視鏡3が直視型内視鏡900の可撓管部902cに装着されている。
また、第1、第2の実施の形態にて記載した各種フードコネクタ9,9´,14,16と本実施の形態にて記載した各種フードコネクタ17,20を組み合わせて複数のカプセル型内視鏡3,3aを直視型内視鏡900或いは側視型内視鏡901に装着しても良い。
更に、直視型内視鏡900或いは側視型内視鏡901の挿入部902に位置決めのための係合手段である嵌合用凸部902Aを設けても良い。具体的には、図20に示すように、ここでは、直視型内視鏡900の可撓管部902cには、その長手方向に直交する外周を覆うように複数の嵌合用凸部902Aが可撓管部902cの外周側に突起するように配設されている。
一方、フードコネクタ20は、保持部20cの内面中央部に溝部20dが形成されている。フードコネクタ20は、保持部20cの溝部20dが直視型内視鏡900の嵌合用凸部902Aと係合し、直視型内視鏡900の可撓管部902cに装着される。
このような構成にすると、直視型内視鏡900の複数の嵌合用凸部902Aのいずれかの位置において、カプセル型内視鏡3を備えたフードコネクタ20が直視型内視鏡900の可撓管部902cへの装着が行われる。これにより、術者は、直視型内視鏡900の可撓管部902cの所望の位置へカプセル型内視鏡3を備えたフードコネクタ20を確実に装着する事ができると共に、体腔内への挿入時におけるフードコネクタ20は可撓管部902cからのずれが防止される。
また、図21に示すような形状の内視鏡用フードコネクタ(以下、単にフードコネクタという)27にしても良い。
詳しくは、フードコネクタ27は、直視型内視鏡900の挿入部902に装着するための保持部28と、カプセル型内視鏡3を保持固定するための装着部29とを有して構成されている。尚、保持部28は、上述の保持部20cと略同じ構成、形状及び機能であるため、その説明を省略する。
装着部29は、内周面にカプセル型内視鏡3の段部11a(図3参照)と同じ形状の溝部27aが形成されている外側部分の一部が長手方向に沿って切り取られた筒形状をしている。そのため、カプセル型内視鏡3は、その段部11aが装着部29の溝部27aに嵌入することにより、装着部29から抜け落ちないように保持される。
尚、フードコネクタ27は、後述するバンド30により直視型内視鏡900に装着固定される。
図22に示すように、カプセル型内視鏡3を保持するフードコネクタ27は、直視型内視鏡900の可撓管部902cの先端部分外周面を保持部28内周面が圧接保持しながら、バンド30によって側周面全体が覆われるように強固に、可撓管部902cの先端部分に装着固定される。このとき、医療関係者は、フードコネクタ27をカプセル型内視鏡3の透明部材12が挿入方向を向くように取り付けることによって、例えば、処置具である把持鉗子800の操作状態をカプセル型内視鏡3からの映像により把持される生体組織の裏側を容易に観察することができる。
尚、図22中の直視型内視鏡900は、湾曲部(第1の湾曲部)902bとは独立して湾曲操作可能な第2湾曲部902b´を有する内視鏡である。
また、図18〜図22に示したフードコネクタ20,27は、側視型内視鏡901に装着しても良い。
(第4の実施の形態)
以下、本発明の第4の実施の形態について説明する。
図23は、第4の実施の形態に係る内視鏡用フードコネクタを説明するための図である。尚、本実施の形態の説明においても、第1〜第3の実施の形態と同一の構成に同じ符号を付し、それらの説明は省略する。
図23に示すように、本実施の形態の装着手段である内視鏡用フードコネクタ(以下、フードコネクタと略記)32は、カプセル型内視鏡3の透明部材12から対物レンズ31により集光され撮像素子33(図3参照)に入射する撮影光軸O1に対して直視型内視鏡900の観察窓910に入射する撮影光軸O2が所定の距離だけ離れるように、カプセル型内視鏡3を直視型内視鏡900の先端部902aに装着できる形状をしている。
詳しくは、フードコネクタ32は、直視型内視鏡900の先端部902aを保持するための略環状の装着部32aと、この装着部32aの先端外周側の一部分に連結されている略円筒状の保持部32bとからなる。
装着部32aは、その内径が直視型内視鏡900の先端部902aの外径よりも若干に小さい径を有する弾性体から形成されている。従って、フードコネクタ32が直視型内視鏡900の先端部902aに装着される際、装着部32aは、その弾性力により内周面が先端部902aの外周面に密着する。これにより、フードコネクタ32は、直視型内視鏡900に強固に装着される。
また、保持部32bは、カプセル型内視鏡3の段部11aの外径よりも若干に小さい内径を有する弾性体から形成されている。この保持部32bの内周面がカプセル型内視鏡3の段部11aの外周面に密着保持することによって、カプセル型内視鏡3は、透明部材12が挿入方向に向くようにフードコネクタ32に挿入保持される。
尚、装着部32aと保持部32bの挿入方向に沿った夫々の中心軸は、所定の距離だけ離されている。
従って、以上のように構成された、フードコネクタ32は、保持するカプセル型内視鏡3の透明部材12から撮像素子33(図3参照)に入射する撮影光軸O1に対して、装着される直視型内視鏡900の観察窓910に入射する撮影光軸O2が所定の距離だけ離れるような構成となっている。
その結果、医師は、例えば、光学系の光学倍率が夫々異なるカプセル型内視鏡3及び直視型内視鏡900を使用することにより、倍率が異なる体腔内の内視鏡画像を視認できるため、患者の病変部位を発見し易くなる。
尚、図24に示すようにカプセル型内視鏡3bの基端面に雌ネジ部36が設けられ、この雌ネジ部36に螺合する雄ネジ部37aを有する棒体37が直視型内視鏡900の処置具チャンネル内に挿通されても良い。
雌ネジ部36は、カプセル型内視鏡3bの基端面の外周側に偏心するような位置に配設されている。また、棒体37は、直視型内視鏡900の鉗子口908(図32参照)から挿入され、処置具チャンネル内を通って、図25に示すように、直視型内視鏡900の開口部912から突出され、その先端にカプセル型内視鏡3bが装着される。
以上の構成により、カプセル型内視鏡3bは、その透明部材12から撮像素子33に入射する撮影光軸O3に対して、装着される直視型内視鏡900の観察窓910に入射する撮影光軸O2が所定の距離だけ離れるような構成となっている。また、棒体37が回転されることによって、カプセル型内視鏡3bの撮影光軸O3は、その位置が変更可能となる。
更に、図26に示すように、直視型内視鏡900の開口部912近傍の処置具チャンネル内に起上部材38を設けても良い。この起上部材38は、短手方向に切断した断面が略U字形状をしており、ヒンジ部38aと、2本のワイヤ39が夫々後方に延出するように接続されている2つのワイヤ接続部38bとを有している。
ヒンジ部38aは、図26の紙面に向かってみた起上部材38の下部側、つまり、起上部材38を後方から見たときに略U字形状をしている下部側に配設され、起上部材38を軸周り方向に回動可能に支持し、処置具チャンネル内に固定されている。
その一方、2つのワイヤ接続部38bは、図26の紙面に向かってみた起上部材38の上部側、つまり、起上部材38を後方から見たときに略U字形状をしている上部端に夫々配設されている。
従って、2本のワイヤ39が後方に引っ張られると、起上部材38は、先端側が図26の紙面に向かってみた上方へ移動するようにヒンジ部38aの軸回り方向に回動される。そして、棒体37は、起上部材38にガイドされ、図27に示すように、カプセル型内視鏡3bの向きをここでは、紙面に向かって見た上方へと変更する。
そのため、術者は、カプセル型内視鏡3bの視野方向を起上部材38の回動範囲において所望の2方向に変更可能となる。
(第5の実施の形態)
以下、本発明の第5の実施の形態について説明する。
図28〜図31は本発明の第5の実施の形態に係り、図28は内視鏡装置の全体構成を示す図、図29は画像合成表示装置の基本的な構成を示し、図30は図1のより具体的な構成を示し、図31は動作説明図である。
尚、本実施の形態では、第1〜第4の実施の形態に記載した、各カプセル型内視鏡3,3a,3bと、直視型内視鏡900又は側視型内視鏡900とによる夫々の内視鏡画像の表示手段である画像合成表示装置について記載する。
先ず、図28を用いて、第1〜第4の実施の形態に記載したカプセル型内視鏡3,3aの内視鏡画像を表示するモニタ5及びカプセル型内視鏡3,3a,3bからの画像信号を受信するアンテナユニット4が既存の内視鏡装置100に設置された状態について説明する。
ここで、既存の内視鏡装置100は、本実施の形態では直視型内視鏡900と、内視鏡ハンガ50aを有するトロリ50と、内視鏡画像を表示するモニタ51と、直視型内視鏡900の内視鏡コネクタ904aと接続される光源装置52と、内視鏡コネクタ904aから延出する信号線904bと接続されるビデオシステムセンタ53と、各種設定を行うキーボード54と、によって主に構成されている。また、この既存の内視鏡装置100のトロリ50にカプセル型医療装置1のモニタ5、アンテナユニット4及び図示しないキーボード7(図1参照)が設置されている。
この内視鏡装置100のトロリ50にモニタ5及びアンテナユニット4が設置されている。モニタ5及びアンテナユニット4は、容易にトロリ50に設置できるものであるが、以下に説明するような、画像合成表示装置60を用いることも可能である。
つまり、本実施の形態は、図29及び図30に示すような画像合成表示装置60を用いることによって、カプセル型内視鏡3,3aにより撮影された内視鏡画像と、直視型内視鏡900により撮影された内視鏡画像を1つのモニタ上に表示することができる。
以下、画像合成表示装置60について説明する。
図29に示すように本発明の第5の実施の形態の画像合成表示装置60は、アンテナユニット4及び内視鏡900が接続、入力される複数の画像を合成する画像合成装置61と、この画像合成装置61により合成された画像を表示するモニタ64とから構成される。
そして、アンテナユニット4及び内視鏡900からそれぞれ第1の内視鏡画像GAと第2の内視鏡画像GB(図31(A)〜(D)参照)にそれぞれ対応する第1の映像信号Vaと第2の映像信号Vbとが出力される。
また、本実施の形態において、アンテナユニット4及び内視鏡900はその装置固有の識別コードとなるIDコードを発生するID発生回路部65A及び65Bをそれぞれ内蔵している。ID発生回路部65A,65Bは例えばディップスイッチで構成され、このディップスイッチを形成する複数のスイッチ素子のON,OFFを設定することにより複数ビットのIDコードを発生することができるようにしている。
一方、画像合成装置61は入力される複数の映像信号に対して合成処理するための信号処理を行う映像処理回路66と、合成して映像信号として出力する映像出力回路67と、入力されるIDコードを判別するID判別回路68とを有する。
このID判別回路68は例えばディップスイッチのスイッチ素子数だけの比較器を有し、この複数の比較器の出力により、IDコードを判別する。
このID判別回路68はIDコードを判別してその判別信号を映像処理回路66に出力し、判別信号に応じて入力される複数の映像信号を表示する際の合成の仕方を決定する。
図30に示すように、画像合成表示装置60は、例えば2つのチャンネル71A,71Bを有し、各チャンネル71J(J=A,又はB)は映像入力チャンネル72JとIDコードチャンネル73Jとを有している。
映像入力チャンネル72Jに入力された映像信号は映像処理回路66を構成する変換回路(又はデコード回路)74Jに入力され、共通の映像信号、例えば3原色信号に変換される。つまり、入力される映像信号が3原色信号以外の映像信号の場合にはこの変換回路74Jにより3原色信号に変換する。入力される映像信号が3原色信号の場合にはスルーして出力する。
変換回路74Jから出力される3原色信号は、A/Dコンバータ75Jでデジタル信号に変換された後、親画像及び子画像の設定又は切換を行う切替え回路76Jを経て、一方のデジタル信号は親画像記憶用のフレームメモリ77に一旦記憶され、他方のデジタル信号は補間回路78を経て、子画像記憶用の例えば1/4フレームメモリ79に夫々一旦記憶される。
フレームメモリ77及び1/4フレームメモリ79から読み出されたデジタル信号は映像出力回路67を構成するスーパインポーズ回路81に入力され、2つのデジタル信号が重畳される。このスーパインポーズ回路81の出力信号は、D/Aコンバータ82によりアナログの映像信号に変換され、モニタ64に入力され、そのモニタ画面に2つの画像が親子で表示される。
また、IDコードチャンネル73Jに入力された各IDコードはそれぞれID判別回路68に入力され、入力されたIDコードがそれぞれ判別される。このID判別回路68で判別された判別信号はCPU83に入力され、このCPU83は判別信号及びEEPROM84に格納された情報等を参照して切替え回路76Aの切換等を制御する。
映像処理回路66は連動する2つのスイッチで構成され、図30の状態ではCPU83からの2値(例えば"H"レベル)の制御信号により映像入力チャンネル72Aから入力された映像信号Vaがフレームメモリ77側に入力され、映像入力チャンネル72Bから入力された映像信号Vbが補間回路78を経て1/4フレームメモリ79側に入力される。
そして、CPU83からの制御信号が、反転したレベル(例えば"L"レベル)の場合では逆に入れ替わるように2つのスイッチが切り換えられる。
また、画像合成装置61には操作パネル85が設けてあり、この操作パネル85を操作した場合の選択信号又は指示信号等はCPU83に入力され、いずれかの映像入力チャンネル72Jから入力される映像信号を親画像として表示し、他方を子画像として表示するかの選択(又は設定)及び登録を行うことができると共に、子画像の表示位置(子画面)の設定及び登録を行うことができるようにしている。
例えば、操作パネル85の選択キー等を操作することにより、いずれかのIDコード側の映像信号を親画像として表示するかを選択できると共に、他方の子画像の表示位置を設定したり、(親画像の面積比で1/4以下で)その表示大きさを設定することができる。
また、次回からその設定された状態で表示することを希望する場合には、登録キーを操作することにより、その登録の指示信号はCPU83を介して書き込み情報を電気的に書き換え可能な読み出し専用メモリとしてのEEPROM84に記憶させることができる。
例えば、EEPROM84には接続された装置の各IDコードと共に、IDコードで識別される各装置側の映像信号の一方を親画像、他方を子画像とする情報と、子画像に対してはその表示位置を決定する情報及び子画像の大きさを決定する情報等を書き込む。
そして、次回の使用の場合にはCPU83はEEPROM84からIDコードに関連付けて書き込まれた情報を参照することにより、登録された状態で合成画像を表示できるようにしている。
なお、操作パネル85を操作することにより、初期設定状態を変更して、IDコードが入力されるチャンネル側の映像信号が子画像として選択されるように設定することもできる。
換言すると、1つのIDコードのみが画像合成装置61に入力される場合においても、図31(A)〜(D)に示すように、2つの映像入力チャンネル72A,72Bから入力される複数の映像信号に対して対応する2つの画像における子画像の表示位置及び大きさを自由に設定でき、その設定された合成画像をモニタ64に表示することができ、しかもその登録もできる。
本実施の形態によれば、画像合成装置61に接続された装置(ここではアンテナユニット4および直視型内視鏡900)に対し、2つの映像信号が入力される状態で、操作パネル85により操作して術者が望むような画像合成状態に設定してその画像合成状態で登録しておけば、同じ装置が接続された場合には次回からはその登録された画像合成状態で表示することができる。
従って、術者は、カプセル型内視鏡3,3a,3b及び直視型内視鏡900の操作性を向上できると共に、内視鏡検査の時間を短縮することも可能になる。
また、画像入替キー86を操作して、親画像と子画像とを入れ替えて表示する操作を行った場合にも、その入れ替えて表示する場合の表示に適した状態で合成画像を表示できる。
また、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
第1の実施の形態に係る、カプセル型医療装置の全体構成図である。 同、カプセル型内視鏡の外観を示す斜視図である。 同、カプセル型内視鏡の内部構成を示す断面図である。 同、内視鏡用フードコネクタの外観を示す斜視図である。 同、内視鏡用フードコネクタの断面図である。 同、既存の側視内視鏡にカプセル型内視鏡を内視鏡用フードコネクタによって装着する状態の説明図である。 同、既存の側視内視鏡にカプセル型内視鏡が内視鏡用フードコネクタにより装着された説明図である。 第1の実施の形態の変形例である内視鏡用フードコネクタの外観を示す斜視図である。 同、既存の側視内視鏡にカプセル型内視鏡を内視鏡用フードコネクタによって装着する状態の説明図である。 同、既存の側視内視鏡にカプセル型内視鏡が内視鏡用フードコネクタにより装着された説明図である。 第2の実施の形態に係る、カプセル型内視鏡の外観を示す斜視図である。 同、既存の直視内視鏡にカプセル型内視鏡を内視鏡用フードコネクタによって装着する状態の説明図である。 第2の実施の形態の変形例である、カプセル型内視鏡の突起部及びフードコネクタの穴部を説明する図である。 同、既存の直視内視鏡にカプセル型内視鏡を内視鏡用フードコネクタによって装着する状態の説明図である。 同、既存の直視内視鏡にカプセル型内視鏡が内視鏡用フードコネクタにより装着された説明図である。 第3の実施の形態に係る、直視型内視鏡に内視鏡用フードコネクタを装着した状態の外観を示す図である。 同、内視鏡用フードコネクタの断面図である。 第3の実施の形態の変形例である、既存の直視内視鏡にカプセル型内視鏡が内視鏡用フードコネクタにより装着された説明図である。 同、カプセル型内視鏡を備えた複数の内視鏡用フードコネクタが既存の直視内視鏡に装着された説明図である。 同、内視鏡の挿入部に設けられる位置決め手段を説明するための図である。 同、内視鏡用フードコネクタの外観図である。 同、既存の直視内視鏡にカプセル型内視鏡が内視鏡用フードコネクタにより装着された説明図である。 第4の実施の形態に係る、直視内視鏡にカプセル型内視鏡が内視鏡用フードコネクタにより装着された説明図である。 第4の実施の形態の変形例である、既存の直視内視鏡にカプセル型内視鏡が装着棒により装着する状態の説明図である。 同、既存の直視内視鏡にカプセル型内視鏡が装着棒により装着された説明図である。 同、起上部材を説明するための図である。 同、起上部材により、カプセル型内視鏡の視野方向が変更された状態の説明図である。 第5の実施の形態に係る、内視鏡装置の全体構成を示す図である。 同、画像合成表示装置の基本的な構成を示す図である。 同、図26の画像合成表示装置のより具体的な構成を示す図である。 同、画像合成表示装置の動作説明図である。 既存の直視内視鏡の外観図である。 既存の側視内視鏡の外観図である。
符号の説明
1…カプセル型医療装置、3,3a,3b…カプセル型内視鏡、4…アンテナユニット、4a…アンテナ部、5…表示モニタ、6…制御装置、7…キーボード、8…表示システム、9,14,16,17,20,27,31…内視鏡用フードコネクタ、9a…収納筒体、9b…弾性筒体、9c…当接部、10…孔部、11…カプセル枠体、11a…段部、12…透明部材、13…開口部、14b…保持部、14a…筒体、15…雄ネジ部、16b…弾性部、16a…雌ネジ部、17a…硬質部、18a,19a…挿入口、18,19…軟性部、20c…保持部、20a,20b…孔部、21…撮像照明部、22…信号処理部、23…RF部、24…バッテリ、25…電源部、26…アンテナ、27a…溝部、28…保持部、29…装着部、30…バンド、31…対物レンズ、32b…保持部、32a…装着部、33…固体撮像素子、34…観察窓、35…照明窓、36…雌ネジ部、37…棒体、37a…雄ネジ部、38a…ヒンジ部、38…起上部材、39…ワイヤ、38b…ワイヤ接続部、3A・・・突起部、14A・・・穴部、20d・・・溝部、902A・・・嵌合用凸部
代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (3)

  1. 第1の撮像手段を有するカプセル型内視鏡と、
    挿入部及び第2の撮像手段を有しコネクタによって光源装置及びビデオシステムセンタと接続されモニタに内視鏡画像を表示する内視鏡と、
    略円筒形状をしており、その内部に前記カプセル型内視鏡を収納保持する装着手段とを具備し、
    前記装着手段が前記内視鏡の外表面先端部に対して着脱可能であると共に、
    前記カプセル型内視鏡は長手方向端部に観察窓を有する直視型のカプセル型内視鏡であり前記内視鏡は前記挿入部の長手軸に略直交する撮影方向が規定された側視型の内視鏡であり、
    前記装着手段には、前記内視鏡の前記第2の撮像手段の視野を確保するため、前記第2の撮像手段の観察窓を覆うことなく露出させる孔部又は切り欠き部が形成され、前記外表面先端部が装着手段の円筒形状基端側開口部に挿入されて、弾性力によって前記挿入部に固定される
    ことを特徴とするカプセル型医療システム。
  2. 前記装着手段において、前記内視鏡の先端部は前記カプセル型内視鏡の枠体の基端面と当接される状態まで挿入される
    ことを特徴とする請求項1に記載のカプセル型医療システム。
  3. 前記カプセル型内視鏡は前記カプセル型内視鏡の外周側に配設されている段部である位置決め手段を有し、
    前記装着手段には、前記位置決め手段が挿入され当接される段部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のカプセル型医療システム。
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