JP4727211B2 - 内視鏡挿入形状検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡挿入部の挿入形状を外部から検出することのできる内視鏡挿入形状検出装置に関する。
一般に、内視鏡は医療用としては勿論のこと、工業用としても広く採用されている。例えば医療用内視鏡では、体腔内に細長で可撓性を有する挿入部を挿入して、被検部を観察したり、処置具挿通チャンネルを介して必要な処置を行っている。
ところで、体腔内は、大腸や小腸に代表されるように直線形状ではなく屈曲された形状を有しており、術者は、体腔内に挿入した内視鏡挿入部の先端部がどの位置にあるか、或いは内視鏡挿入部がどのような形状に湾曲しているのかを把握することが困難であり、スムーズな内視鏡検査を行うには経験と熟練とが必要であった。
これに対処するに、外部からX線を照射し、体腔内に挿入した内視鏡挿入部の挿入位置や挿入形状等の挿入状態をX線モニタにて確認しながら内視鏡検査を行うようにした技術が提案されている。しかし、X線は照射場所が限定されるため、内視鏡挿入部の挿入状態を正確に検出することが困難である。
そこで、本出願人は、特許文献1(特許第3283478号公報)や特許文献2(特許第3389518号公報)において、内視鏡挿入部の挿入状態を磁界を用いて外部から容易に検出することのできる内視鏡挿入形状検出装置を提案した。
すなわち、同文献に記載されている技術によれば、内視鏡挿入部にソースコイルを設け、被検者の外部にセンスコイルユニットを配設する。そして、ソースコイルが発する磁界をセンスコイルユニットに内蔵されている複数のセンスコイルで検出し、検出画像をモニタに表示させることで、体腔内に挿入された内視鏡挿入部の挿入形状を外部から容易に把握することができる。
特許第3283478号公報 特許第3389518号公報
しかし、特許文献1に開示されている技術では、センスコイルユニットが装置本体に支柱を介して一体化されているため、支柱に支持された範囲内での移動のみが許容されるに過ぎず、内視鏡挿入部の挿入状態を検出するに最適な位置に配設することが困難なばかりか、センスコイルユニットの近傍に装置本体が常時配設されるため、内視鏡検査の邪魔になり易く、使い勝手が悪いと云う問題がある。
一方、特許文献2に開示されている技術では、センスコイルユニットをシート状として被検者に巻き付けて使用し、又、装置本体に対してはケーブルを介して接続するようにしたので、装置本体を内視鏡検査の際に邪魔にならない位置に配設することができる。又、センスコイルユニットを被検者に巻き付けて使用しているので、内視鏡挿入部の挿入状態を最適な位置で検出することが可能である。
しかし、特許文献2に開示されている技術では、検査或いは処置の都度にシート状のセンスコイルユニットを被検者に対して一々着脱しなければならず、着脱作業が煩雑である。又、内視鏡検査中に被検者が体位を変更する際などに、センスコイルユニットの位置がずれてしまう場合、内視鏡検査を一旦中断して、再度付け直す必要が有り、使い勝手が悪いという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、コイルユニットを最適なポジションに簡単にセットすることができ、しかも被検者とは独立した位置に配置することができて使い勝手の良い内視鏡挿入形状検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明による内視鏡挿入形状検出装置は、複数の磁界発生素子と、上記複数の磁界発生素子に駆動信号を供給して磁界を発生させる駆動信号発生手段と、上記複数の磁界発生素子により発生される磁界を検出する磁界検出素子と、上記磁界発生素子と上記磁界検出素子との一方を内視鏡挿入部内に配設し該磁界発生素子と該磁界検出素子の他方をコイルユニット内に配設し、該磁界検出素子で検出した信号を受信して上記内視鏡挿入部の形状を算出する演算制御部を備える装置本体と、上記コイルユニットを取り付けるためのユニット取付部を有し、該ユニット取付部に取り付けられた上記コイルユニットを所定の軸周りに回動可能に軸支する支持アームと、上記装置本体とは別体に設けられ、上記支持アームを移動自在に保持するスタンドとを具備することを特徴とする。
本発明によれば、コイルユニットを最適なポジションに簡単にセットすることができ、しかも被検者とは独立した位置に配置することができて使い勝手が良い。
以下、図面に基づいて本発明の一形態を説明する。図1〜図7に本発明の第1形態を示す。図1は内視鏡挿入形状検出装置の全体構成を示す斜視図である。
図1に示すように内視鏡挿入形状検出装置1は、装置本体2と、この装置本体2に対してケーブル3を介して接続される、コイルユニットの一例であるセンスコイルユニット4とを備えている。
センスコイルユニット4の検出面4aが略平坦に形成されていると共に、この検出面4a側に磁界検出素子としての複数のセンスコイル5が内蔵されている。更に、センスコイルユニット4の検出面4aの両側に支持部4bが凸状に形成され、一方背面に取付用ねじ孔4dが螺設されている。
又、装置本体2とセンスコイルユニット4とにコネクタ受け6,7が設けられており、この各コネクタ受け6,7に、ケーブル3の両端に設けられているコネクタ3a,3bが接続される。
各センスコイル5は、図示しない内視鏡の挿入部に配設されているソースコイルが発する磁界を検出し、その検出信号をケーブル3を介して装置本体2側へ送信する。又、装置本体2から各センスコイル5に対しケーブル3を介して電源が供給される。尚、内視鏡の挿入部に配設されている磁界発生素子(ソースコイル)の構成については、上述した特許文献2に開示されているように周知であるため、ここでの説明は省略する。
又、装置本体2の底部に台座8が設けられており、この台座8にキャスタ9が固設されて移動自在にされている。装置本体2内には、内視鏡の挿入部に配設されている複数の磁界発生素子に駆動信号を供給して磁界を発生させる駆動信号発生手段と、各センスコイル5で検出した信号を受信し、内視鏡挿入部の挿入形状の算出処理等を行うマイクロコンピュータ等のコンピュータを主体とする演算制御部とが設けられていると共に、この演算制御部で算出した内視鏡挿入部の挿入形状を画像処理し、図示しないモニタに表示させる画像処理演算部が設けられている。
又、装置本体2の前面に操作部10が配設されている。この操作部10に、被検者の体腔内に挿入された内視鏡と体腔外との位置関係を表す複数のマーカから延出するマーカケーブルを接続するマーカコネクタ11や電源のON/OFFを行うパワースイッチ12等が設けられている。
センスコイルユニット4は、装置本体2に対しケーブル3を介して接続されているため、装置本体2が設置されている位置に拘束されず、取付け位置を自由に設定することができる。以下、図3〜図7に基づいて、センスコイルユニット4を取付ける態様について説明する。
図3はセンスコイルユニット4を検査ベッド14に固設した態様が示されている。検査ベッド14上には、センスコイルユニット4を収容する位置決め部としての凹部14aが形成されている。この凹部14aの深さは、凹部14aにセンスコイルユニット4を装着したとき、検出面4aが検査ベッド14の表面とほぼ同一面となるように設定されている。
このような態様では、被検者を検査ベッド14に横たわらせて、センスコイルユニット4を被検者の腹部等、内視鏡挿入部を挿入する位置に相当する部位を対向させる。その際、センスコイルユニット4の両側に形成されている支持部4bにて、センスコイルユニット4上に被検者が支持されるため、内視鏡挿入部の挿入状態を最適な位置で検出することができる。この場合、装置本体2は内視鏡検査の邪魔にならない位置に退避させて置くことができるため、使い勝手がよい。
又、図4〜図6はセンスコイルユニット4をユニット支持部材としての支持アーム(ユニット支持アーム)21に固設し、このユニット支持アーム21を介してセンスコイルユニット4を任意の位置に固定できるようにしたものである。
図4に示すように、ユニット支持アーム21は、その下端にスタンド取付部22が設けられている。このスタンド取付部22の下端にボス軸22aが突設されており、又、上端部に、保持手段としてのアーム部23の基端がボス軸22aに軸25aを介して、図の垂直方向へ回動自在に支持されている。又、このアーム部23の上端部にユニット取付部24に設けた支持部24aが軸25bを介して、図の垂直方向へ回動自在に支持されている。更に、この支持部24aの先端にユニット取付面24bが軸25cを介して図の水平方向へ回動自在に支持されており、このユニット取付面24bにセンスコイルユニット4の背面が固設される。センスコイルユニット4の背面には取付用ねじ孔4dが螺設されており、この取付用ねじ孔4dに、ユニット取付面24bに穿設されているねじ挿通孔(図示せず)を介してねじを螺入することで、センスコイルユニット4をユニット取付部24に固定する。この場合、センスコイルユニット4に接続されるケーブル3はユニット支持アーム21の内部に形成されている空間を通して配設することで、配線をすっきりさせることができる。
図5はセンスコイルユニット4が取付けられているユニット支持アーム21を、受け部材としてのスタンド26に取付けた例が示されている。スタンド26は、その下端に形成した台座26aにキャスタ27が固設されて移動自在にされている。又、スタンド26の上端に、ユニット支持アーム21の下端に突設されているボス軸22aを支持する凹部26bが形成されている。
このような態様では、スタンド26に形成されている凹部26bに、ユニット支持アーム21の下端に突設されているボス軸22aを装着することで、検査ベッド14に横たわる被検者を移動させることなく、ユニット支持アーム21を三次元方向へ回動させることで、センスコイルユニット4を三次元空間の任意の位置、及び方向に移動させて、セットすることができる。
すなわち、ユニット支持アーム21のアーム部23、及び、その先端に支持されているユニット取付部24は、各軸25a〜25cに支持された状態で回動自在に支持されており、これらを回動させることで、図5に示すように、センスコイルユニット4を、検査ベッド14の上方にせり出させると共に、水平方向へ移動させることで、センスコイルユニット4の位置と向きとを、最適な位置にセットすることができる。
又、図6はセンスコイルユニット4が取付けられているユニット支持アーム21を、検査ベッド14の一側に設けられているサイドガードフレーム14bに、受け部材としてのアーム支持ブロック31を介して取付けた例が示されている。アーム支持ブロック31はサイドガードフレーム14bに固設されており、その上面に、ユニット支持アーム21の下端に突設されているボス軸22aを支持する凹部31aが形成されている。
このような態様では、検査ベッドに横たわっている被検者に対し、内視鏡検査、或いは内視鏡を用いた処置を行おうとした場合、検査ベッド14の一側に設けられているサイドガードフレーム14bを、検査ベッド14の一側に固定する。そして、このサイドガードフレーム14bに固設されているアーム支持ブロック31の上面に形成されている凹部31aに、ユニット支持アーム21の下端に突設されているボス軸22aを装着する。すると、ユニット支持アーム21に固設されているセンスコイルユニット4が、被検者の近傍に配設される。
そして、ユニット支持アーム21自体を水平方向へ回動させ、或いはユニット支持アーム21に設けられているアーム部23、及び、その先端に支持されているユニット取付部24を上下方向へ回動させて、センスコイルユニット4を最適な位置にセットする。
本態様では、サイドガードフレーム14bに、ユニット支持アーム21を保持するアーム支持ブロック31が固定されているので、ユニット支持アーム21を保持するためのスタンド等を用意する必要が無い。
この場合、アーム支持ブロック31は、パイプ状のサイドガードフレーム14bに対して着脱できる構造としても良い。例えば、図7に示すように、アーム支持ブロック31にクランプ部32を設け、このクランプ部32を介して、アーム支持ブロック31をサイドガードフレーム14bに固定する。
クランプ部32は、一端が支持ブロック部31bに対し、ヒンジピン33を介して回動自在に支持されているクランプ部材34を有し、このクランプ部材34と支持ブロック部31bとの対向面に、サイドガードフレーム14bを挟持する保持凹部35a,35bが形成されている。又、この各保持凹部35a,35bの内面に、ゴムシート等の弾性部材38が貼り付けられている。
又、クランプ部材34にレバー36が回動自在に支持されている。このレバー36の先端にねじ部36aが形成されており、更に、このねじ部36aに螺合する雌ねじ部37が支持ブロック部31bに螺設されている。
アーム支持ブロック31を検査ベッド14の一側に設けられているサイドガードフレーム14bに取付けるに際しては、先ず、レバー36を、図7に矢印で示す「開」の方向へ回動させて先端に形成されているねじ部36aを、支持ブロック部31bに螺設されている雌ねじ部37から解離させて、クランプ部材34をヒンジピン33を中心に回動自在にする。
そして、クランプ部材34と支持ブロック部31bとの互いの対向面に形成されている保持凹部35a,35b間でパイプ状に形成されているサイドガードフレーム14bを挟持し、レバー36を、図7に矢印で示す「締」の方向へ回動させる。
すると、レバー36の先端に螺設されているねじ部36aが、支持ブロック部31bに螺設されている雌ねじ部37に螺入され、保持凹部35a,35b間にてサイドガードフレーム14bが締め付けられてクランプされる。その際、保持凹部35a,35bの内周に弾性部材38が貼り付けられているため、サイドガードフレーム14bに傷を付けることがないばかりか、回転してしまうようなこともない。
その後、支持ブロック部31bに穿設されている凹部31aに対し、ユニット支持アーム21の下端に設けたスタンド取付部22から下方へ突出するボス軸22aを挿通して、図6と同様、ユニット支持アーム21をアーム支持ブロック31に支持させる。
このような態様によれば、アーム支持ブロック31をサイドガードフレーム14bに対して着脱自在としたので、不要なときはアーム支持ブロック31を外しておくことができるため、邪魔に成らず、使い勝手がよい。又、アーム支持ブロック31はサイドガードフレーム14bに対して取付け位置を自由に決めることができるため、被検者の身長等に応じて最適な位置に取り付けることができる。
又、図8は本発明の第2形態による内視鏡挿入形状検出装置の全体構成を示す斜視図である。上述した第1形態では装置本体2とセンスコイルユニット4とが分離されているが、本形態では、装置本体2の前面にアーム支持ブロック31を設け、このアーム支持ブロック31に、ユニット支持アーム21の下端に設けたボス軸22aを装着して、装置本体2にセンスコイルユニット4を組み付けるようにしたものである。
本形態では、装置本体2の前面にアーム支持ブロック31を設け、このアーム支持ブロック31に形成されている凹部31aに対し、ユニット支持アーム21の下端に突出されているボス軸22aを装着するだけで、センスコイルユニット4を装置本体2に簡単に組み付けることができる。
このような構成によれば、ユニット支持アーム21を、装置本体2に組み付けた状態で使用する場合と、装置本体2から分離させて使用する場合との双方に対応して使用することができるため、使い勝手がよい。
又、図9に本発明の第3形態によるユニット支持アームの斜視図を示す。本形態によるユニット支持アーム41は、保持手段としてのフレキシブルアーム41aを有し、このフレキシブルアーム41aの下端にボス軸22aが設けられ、又、上端にユニット取付部41cが設けられている。ボス軸22aは、第1形態と同様、アーム支持ブロック31に形成されている凹部31aに装着支持させる。又、ユニット取付部41cにはセンスコイルユニット4が固設されている。
このような構成では、ユニット支持アーム41はフレキシブルアーム41aを屈曲させることでセンスコイルユニット4の検出面4aを三次元空間の任意の位置、及び方向に指向させることができ、使い勝手がよい。
又、図10に本発明の第4形態を示す。本形態によるセンスコイルユニット4は、図2に示すセンスコイルユニット4の背面に、固定部材としてのベルト通し部42を追加したものである。
センスコイルユニット4の背面にベルト通し部42を追加形成することで、上述した第1形態の使用態様に加え、このベルト通し部42に通したベルト43を用いて、センスコイルユニット4を様々な部位に固定することができる。図10(b)には、ベルト43を検査ベッド14に巻き付けて、センスコイルユニット4を検査ベッド14の底面側に固設した例が示されている。
本形態によれば、第1形態に示すセンスコイルユニット4の背面に、ベルト通し部42を追加形成するだけで、第1形態に示す使用態様に加え、検査ベッド14に対しセンスコイルユニット4の支持構造を設けることなく、ベルト43を用いてセンスコイルユニット4を固定することができる。
又、図11に本発明の第5形態を示す。本形態では、先端にセンスコイルユニット4を固設するユニット支持アーム45を、施設に設けられている例えば壁面44に設けた受け部材としての台座46に支持させるようにしたものである。ユニット支持アーム45の取付け方法としては、第1形態と同様、ユニット支持アーム45の下端にボス軸を設け、台座46にボス軸を支持する凹部を形成し、この凹部にボス軸を装着することで支持させるようにしても良い。
センスコイルユニット4を固設するユニット支持アーム45を施設の壁面44に固設したので、内視鏡検査、或いは内視鏡を用いた処置を行わない場合は、図11(a)に示すように、ユニット支持アーム45のアーム部47を折りたたみ、センスコイルユニット4を壁面44側へ退避させることで、施設内を広く使用することができる。又、検査ベッド14にセンスコイルユニット4を固設する必要がないので、検査ベッドを自由に移動させることができる。
これに対し、例えばストレッチャ等の移動型ベッドをを検査ベッド14として用いる場合、この検査ベッド14にセンスコイルユニット4が固設されていると、この検査ベッド14を移動させる前にセンスコイルユニット4を一々取り外す必要がある。この点、本形態では、センスコイルユニット4が壁面44側に固設されているので、検査ベッド14のみを簡単に移動させることができる。
更に、図5に示すように、ユニット支持アーム45がスタンド26に固設されている場合は、内視鏡検査が終了した後もスタンド26が施設に残るので、このスタンド26により姿勢内のスペースが狭くなるが、本形態では、センスコイルユニット4が壁面44側に固設されているので、施設内のスペースを広く使用することができる。
勿論、内視鏡検査、或いは内視鏡を用いた処置を行う場合は、ユニット支持アーム45を引くことで、アーム部47が延び、センスコイルユニット4を検査ベッド14上に簡単に臨ませることができるので、使い勝手がよい。尚、本形態では施設の壁面44に受け部材としての台座46を設けているが、施設の床面や天井に台座46をもうけるようにしても良い。更に、ユニット支持アーム45を直接、施設の壁面、床面、天井等に設けるようにしても良い。
又、図12に本発明の第5形態を示す。本形態によるセンスコイルユニット4は中央から二つ折りにできるようにしたものである。
すなわち、本形態のセンスコイルユニット4は、2つのユニット部52a,52bに分割され、中央部がヒンジ部53で結されている。尚、一方のユニット部52bに内蔵されているセンスコイル5(図2参照)はヒンジ部53を介して、他方のユニット部52aに設けられているコネクタ受け7に接続されている。
本形態では、センスコイルユニット4をユニット部52a,52bに二分割し、図12(a)に示すように、両ユニット部52a,52bを広げることで、センスコイルユニット4としての機能を発揮させることができ、又、図12(b)に示すように、使用しないときは、ヒンジ部53を中心に二つ折りすることで、コンパクトに収納することができる。
又、図13に本発明の第7形態を示す。本形態によるセンスコイルユニット4は、中央から2つのユニット部54a,54bに二分割したものである。
すなわち、2つのユニット部54a,54bの合せ面には、互いに接合されるコネクタ部55a,55bが設けられていると共に、その両側に、互いに凹凸嵌合する位置決め部56a,56bが設けられている。一方のユニット部54bに内蔵されているセンスコイル5(図2参照)は、コネクタ部55a,55bを介して、他方のユニット部54aに設けられているコネクタ受け7に接続されている。
本形態では、センスコイルユニット4を使用する際は、図13(a)に示すように、二分割されたユニット部54a,54bの互いの合せ面を接合する。すると、この両接合面に設けた位置決め部56a,56bが凹凸嵌合されて位置決めされると共に、コネクタ部55a,55bが接続されて、1枚のセンスコイルユニット4が形成される。
一方、使用しない場合は、図13(b)に示すように、ユニット部54a,54bを分割させて、両ユニット部54a,54bを重ね合わせることで、コンパクトに収納することができる。
尚、本発明は、上述した各形態に限るものではなく、例えばセンスコイルユニット4を磁界発生素子を内装するコイルユニットとし、内視鏡の挿入部に磁界検出素子を配設し、磁界発生素子が発する磁界を内視鏡挿入部側の磁界検出素子で検出することで、内視鏡挿入部の挿入形状を検出するようにしても良い。
第1形態による内視鏡挿入形状検出装置の全体構成を示す斜視図 同、(a)はセンスコイルユニットを検出面側から見た斜視図、(b)はセンスコイルユニットを背面側から見た斜視図 同、(a)はセンスコイルユニットと検査ベッドとの斜視図、(b)はセンスコイルユニットを検査ベッド上に取付けた状態の斜視図 同、センスコイルユニットをユニット支持アームに取付けた状態の斜視図 同、ユニット支持アームをスタンドに取付けた状態の斜視図 同、ユニット支持アームを検査ベッドのサイドガードフレームに取付けた状態の斜視図 同、クランプ部を有するアーム支持ブロックの斜視図 第2形態による内視鏡挿入形状検出装置の全体構成を示す斜視図 第3形態によるセンスコイルユニットをユニット支持アームに取付けた状態の斜視図 第4形態を示し、(a)はセンスコイルユニットを背面側から見た斜視図、(b)はセンスコイルユニットを検査ベッド上に取付けた状態の斜視図 第5形態を示し、(a)はユニット支持アームを折り畳んだ状態の説明図、(b)はユニット支持アームを延ばした状態の説明図 第6形態を示し、(a)はセンスコイルユニットを広げた状態の斜視図、(b)はセンスコイルユニットを二つ折りにした状態の斜視図 第7形態を示し、(a)はセンスコイルユニットを広げた状態の斜視図、(b)はセンスコイルユニットを中央から分離した状態の斜視図
符号の説明
1…内視鏡挿入形状検出装置、2…装置本体、4…センスコイルユニット、4a…検出面、4b…突条部、5…センスコイル、14…検査ベッド、14a…凹部、14b…サイドガードフレーム、21,41,45…ユニット支持アーム、31…アーム支持ブロック、31a…凹部、31b…支持ブロック部、32…クランプ部、34…クランプ部材、35a,35b…保持凹部、36…レバー、38…弾性部材、41a,47…アーム部、41c…ユニット取付部、42…ベルト通し部、43…ベルト、44…壁面、52a,52b,54a,54b…ユニット部

代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (9)

  1. 複数の磁界発生素子と、
    上記複数の磁界発生素子に駆動信号を供給して磁界を発生させる駆動信号発生手段と、
    上記複数の磁界発生素子により発生される磁界を検出する磁界検出素子と、
    上記磁界発生素子と上記磁界検出素子との一方を内視鏡挿入部内に配設し該磁界発生素子と該磁界検出素子の他方をコイルユニット内に配設し、該磁界検出素子で検出した信号を受信して上記内視鏡挿入部の形状を算出する演算制御部を備える装置本体と
    上記コイルユニットを取り付けるためのユニット取付部を有し、該ユニット取付部に取り付けられた上記コイルユニットを所定の軸周りに回動可能に軸支する支持アームと、
    上記装置本体とは別体に設けられ、上記支持アームを移動自在に保持するスタンドと、
    を具備することを特徴とする内視鏡挿入形状検出装置。
  2. 上記コイルユニットの両側に上記被検者の姿勢を支持する支持部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の内視鏡挿入形状検出装置。
  3. 上記コイルユニットに固定部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項1或いは2記載の内視鏡挿入形状検出装置。
  4. 上記コイルユニットが複数のユニット部に分割されている
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の内視鏡挿入形状検出装置。
  5. 上記ユニット取付部は、上記コイルユニットを分離自在に取付可能であり、
    上記ユニット取付部から分離された上記コイルユニットがベッド上に形成した位置決め部に固設される
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の内視鏡挿入形状検出装置。
  6. 上記ユニット支持アーム、上記ユニット取付部に取り付けられた上記コイルユニットを三次元空間の任意の位置及び方向に移動可能に保持する保持手段を有している
    ことを特徴とする請求項記載の内視鏡挿入形状検出装置。
  7. 上記支持アームが上記スタンドから分離自在であり、
    上記スタンドから分離された上記支持アームを支持する受け部材が上記ベッドの一側に設けられている
    ことを特徴とする請求項記載の内視鏡挿入形状検出装置。
  8. 上記受け部材が上記ベッドに対しクランプ部を介して着脱自在に設けられている
    ことを特徴とする請求項記載の内視鏡挿入形状検出装置。
  9. 上記支持アームが上記スタンドから分離自在であり、
    上記スタンドから分離された上記支持アームを支持する受け部材が施設に固設されている
    ことを特徴とする請求項記載の内視鏡挿入形状検出装置。
JP2004326871A 2004-10-26 2004-11-10 内視鏡挿入形状検出装置 Active JP4727211B2 (ja)

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