JP2000078499A - 陰極線管の取付け構造 - Google Patents

陰極線管の取付け構造

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JP2000078499A
JP2000078499A JP10249779A JP24977998A JP2000078499A JP 2000078499 A JP2000078499 A JP 2000078499A JP 10249779 A JP10249779 A JP 10249779A JP 24977998 A JP24977998 A JP 24977998A JP 2000078499 A JP2000078499 A JP 2000078499A
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ray tube
cathode ray
cabinet
front panel
mounting
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JP10249779A
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English (en)
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Satoshi Mukoyama
聡 向山
Masayuki Ishii
正幸 石井
Hiroshi Kawai
宏 河井
Hiroaki Nemoto
弘明 根本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フロントパネルが陰極線管のスクリーン面に当
付けすぎてストレスがかかりすぎたり、あるいはまたフ
ロントパネルの開口のエッジの部分と陰極線管のスクリ
ーン面との間にギャップが生じたりするのを防止する。 【解決手段】テレビジョン受像機等における陰極線管2
2のキャビネット15に対する取付け構造において、フ
ロントパネル30をキャビネット本体15とは別部品と
し、フロントパネル30の取付け用ボス32とキャビネ
ット15の取付け部18との間にギャップGを設け、こ
のようなギャップGによって陰極線管22に対する当付
けにおいて陰極線管22のキャビネット本体15に対す
る取付け誤差を吸収するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は陰極線管の取付け構
造に係り、とくに陰極線管をキャビネット内に収納して
固定するようにした陰極線管の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばテレビジョン受像機においては、
陰極線管を収納するために従来より図4および図5に示
すようなキャビネット1が用いられていた。キャビネッ
ト1は合成樹脂成形体から成り、その前面側にフロント
パネル2を一体に備えている。そしてフロントパネル2
には矩形の開口3が形成されている。
【0003】このようなキャビネット1内には図6およ
び図7に示すように陰極線管4が収納された状態で固定
されるようになっている。陰極線管4はそのスクリーン
面のコーナとほぼ対応するように4つのコーナの部分に
外周側に突出するように取付け片5を備え、これらの取
付け片5がフロントパネル2の内側に設けられている取
付け用ボス6に止めねじ7によって固定されるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のテレ
ビジョン受像機のキャビネット1は、フロントパネル2
を一体に備えており、キャビネット1内に陰極線管4を
止めねじ7によって固定する構造になっている。このた
めに図8に示す取付け用ボス6の開口3のエッジからの
距離Aと、図9に示す陰極線管4の取付け片5の前面か
らスクリーン面までの距離Bとの間に誤差がある場合に
は、フロントパネル2に対する陰極線管4のスクリーン
面の当付け量あるいは当付け力にバラツキを生ずる。
【0005】いま取付け用ボス6の突出寸法Aに比べて
取付け片5とスクリーン面との間の距離Bが大きい場合
には、図10に示すようにキャビネット1のフロントパ
ネル2に対する陰極線管4のスクリーン面が当てすぎに
なり、これによってフロントパネル2の開口3のエッジ
の部分が変形したり、あるいはまた大きなストレスを生
じたりする。これに対してボス6の寸法Aの方が取付け
片5とスクリーン面との間の寸法Bよりも大きい場合に
は、フロントパネル2の開口3のエッジと陰極線管4の
スクリーン面との間に図11に示すように隙間8を生ず
ることになる。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、陰極線管のフロントパネルに対する取
付け関係を一定にするようにした陰極線管の取付け構造
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、陰極線管をキ
ャビネット内に収納して固定するようにした陰極線管の
取付け構造において、前記陰極線管のスクリーン面の周
囲を囲むように取付けられるフロントパネルをキャビネ
ットとは別部材とするとともに、前記陰極線管をキャビ
ネットに固定するようにしたことを特徴とする陰極線管
の取付け構造に関するものである。
【0008】陰極線管の外周部であってスクリーンのコ
ーナとほぼ対応する位置に取付け片が設けられており、
該取付け片がキャビネットの内側のコーナの取付け部に
取付けられてよい。また前記陰極線管がキャビネットに
固定された状態で前記陰極線管の前面側から前記フロン
トパネルが前記キャビネットに取付けられてよい。また
前記フロントパネルの前記キャビネットに対する取付け
部分に余裕が設けられ、該余裕によって陰極線管の前記
フロントパネルに対する取付け関係を一定にするように
してよい。
【0009】本発明の好ましい態様は、フロントパネル
をキャビネット本体部分とは別部品から構成し、陰極線
管をキャビネット本体に取付けるようにする。そしてフ
ロントパネルを後から陰極線管の前面側からキャビネッ
ト本体に取付けるようにしたものである。
【0010】ここでフロントパネルとキャビネット本体
との取付けに余裕を設けるようにし、このような余裕に
よってフロントパネルの開口のエッジの部分において陰
極線管とフロントパネルの位置関係を常に一定に保つよ
うにし、当付け量または当付け力が一定になるようにす
る。このような構造によれば、フロントパネルが陰極線
管に当付けすぎてストレスがかかりすぎになったり、あ
るいはまた逆にギャップが生じたりすることがなくな
る。
【0011】すなわち本発明の好ましい態様によれば、
フロントパネルの開口部分において陰極線管のスクリー
ン面とフロントパネルとの位置関係を常に一定に維持す
るようにし、これによってフロントパネルのエッジの部
分が陰極線管に当付けすぎてストレスがかかったり、あ
るいはまたフロントパネルのエッジの部分が陰極線管の
スクリーン面から離れてギャップが生じたりすることが
防止されるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の一実施の形
態に係る陰極線管の取付け構造を示すものであって、本
実施の形態の取付け構造はキャビネット15を備えてい
る。キャビネット15は合成樹脂成形体から成り、奥行
が短い4角筒状をなすとともに、その底部側には背面側
に突出するように底板16が連設されている。そしてこ
のようなキャビネット15にはその内側であってコーナ
の部分に後述する陰極線管の取付け部17と、フロント
パネルの取付け部18とが設けられている。
【0013】これに対して陰極線管22はその前面側が
スクリーン面を構成するとともに、背面側には後方に突
出し、電子銃を内蔵したネック部23を備えている。ま
た陰極線管22はその外周部にバンド24が巻装されて
おり、このようなバンド24のコーナの部分にはそれぞ
れ取付け片25が取付けられている。そしてこのような
取付け片25を用いてキャビネット15に固定するよう
にしている。
【0014】陰極線管22のキャビネット15に対する
取付けは、図2および図3に示すように、取付け片25
を利用して止めねじ26によってキャビネット15の内
側の取付け部17にねじ止めするものである。そしてキ
ャビネット15に対して陰極線管22を取付けたなら
ば、その後にフロントパネル30をキャビネット15の
前面側から取付ける。フロントパネル30は合成樹脂成
形体から成り、ほぼ額縁状の形状をなし、中央の部分に
矩形の開口31が形成されている。この矩形の開口31
は陰極線管22のスクリーン面にほぼ対応するものであ
る。またフロントパネル30にはその背面側であってコ
ーナの部分にそれぞれ背面側に突出するように取付け用
ボス32が連設されている。
【0015】フロントパネル30のキャビネット15に
対する取付けは、取付け部17を利用して行なわれる。
すなわちフロントパネル30の取付け用ボス32を取付
け部18に止めねじ33によって固定することにより行
なわれる。なお止めねじ33のねじ込みを可能にするよ
うに、キャビネット15の取付け部17にはドライバ挿
入孔34が形成されている。
【0016】とくにこのようなフロントパネル30の取
付けにおいて、図3に示すように、取付け用ボス32の
先端部とキャビネット15の取付け部18との間にはギ
ャップGが存在し、このようなギャップGによって、フ
ロントパネル30を陰極線管22に対して常に一定の関
係で取付けるようにしている。すなわちギャップGが取
付け誤差を吸収するようにしている。
【0017】このように本実施の形態に係る陰極線管の
取付け構造は、フロントパネル30がキャビネット15
とは別部品になっており、キャビネット15に陰極線管
22が取付けられ、後からフロントパネル30がキャビ
ネット15に取付けられるようになっている。フロント
パネル30とキャビネット15との結合において、図3
においてGで示すように、フロントパネル30の取付け
用ボス32の先端部とキャビネット15の取付け部18
との間にギャップGが存在するために、陰極線管22の
嵌合部の前後方向の位置のバラツキによって生ずるフロ
ントパネル30の開口31のエッジの部分と陰極線管2
2のスクリーン面との間の当付け量または当付け力のバ
ラツキが抑えられることになる。従ってフロントパネル
30が陰極線管22のスクリーン面に当付けすぎてスト
レスがかかりすぎになったり、あるいはまたフロントパ
ネル30の開口31のエッジの部分と陰極線管22のス
クリーン面との間にギャップが生ずることがなくなる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、陰極線管をキャ
ビネット内に収納して固定するようにした陰極線管の取
付け構造において、陰極線管のスクリーン面の周囲を囲
むように取付けられるフロントパネルをキャビネットと
は別部材とするとともに、陰極線管をキャビネットに固
定するようにしたものである。
【0019】従ってこのような構造によれば、陰極線管
のキャビネットに対する取付け位置のバラツキがフロン
トパネルに直接影響を及ぼすことがなくなり、フロント
パネルのキャビネットに対する取付けによって陰極線管
の取付けのバラツキを吸収することが可能になる。
【0020】陰極線管の外周部であってスクリーンのコ
ーナとほぼ対応する位置に取付け片が設けられており、
この取付け片がキャビネットの内側のコーナの取付け部
に取付けられるようにした構成によれば、陰極線管がキ
ャビネットに確実に取付けられることになる。
【0021】陰極線管がキャビネットに固定された状態
で陰極線管の前面側からフロントパネルがキャビネット
に取付けられるようにした構成によれば、陰極線管の取
付けと関係なくフロントパネルをキャビネットに取付け
ることが可能になる。
【0022】フロントパネルのキャビネットに対する取
付け部分に余裕が設けられ、この余裕によって陰極線管
のフロントパネルに対する取付け関係を一定にするよう
にした構成によれば、フロントパネルが陰極線管のスク
リーン面に当付けすぎてストレスが生じたり、あるいは
またフロントパネルの開口のエッジの部分と陰極線管の
スクリーン面との間にギャップが生じたりすることがな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】陰極線管の取付け構造を示す分解斜視図であ
る。
【図2】同組立てた状態の縦断面図である。
【図3】陰極線管の取付けを示す要部拡大縦断面図であ
る。
【図4】従来のキャビネットの斜視図である。
【図5】同縦断面図である。
【図6】キャビネットに対する陰極線管の取付けを示す
斜視図である。
【図7】同縦断面図である。
【図8】陰極線管の取付け部を示す拡大縦断面図であ
る。
【図9】陰極線管の側面図である。
【図10】キャビネットに対する陰極線管の取付けを示
す拡大斜視図である。
【図11】キャビネットに対する陰極線管の取付けを示
す拡大斜視図である。
【符号の説明】
1‥‥キャビネット、2‥‥フロントパネル、3‥‥矩
形の開口、4‥‥陰極線管、5‥‥取付け片、6‥‥取
付け用ボス、7‥‥止めねじ、8‥‥隙間、15‥‥キ
ャビネット、16‥‥底板、17‥‥取付け部、18‥
‥取付け部、22‥‥陰極線管、23‥‥ネック部、2
4‥‥バンド、25‥‥取付け片、26‥‥止めねじ、
30‥‥フロントパネル、31‥‥矩形の開口、32‥
‥取付け用ボス、33‥‥止めねじ、34‥‥ドライバ
挿入孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河井 宏 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 根本 弘明 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 5G435 AA17 BB02 EE13 EE50

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陰極線管をキャビネット内に収納して固定
    するようにした陰極線管の取付け構造において、 前記陰極線管のスクリーン面の周囲を囲むように取付け
    られるフロントパネルをキャビネットとは別部材とする
    とともに、 前記陰極線管をキャビネットに固定するようにしたこと
    を特徴とする陰極線管の取付け構造。
  2. 【請求項2】陰極線管の外周部であってスクリーンのコ
    ーナとほぼ対応する位置に取付け片が設けられており、
    該取付け片がキャビネットの内側のコーナの取付け部に
    取付けられることを特徴とする請求項1に記載の陰極線
    管の取付け構造。
  3. 【請求項3】前記陰極線管がキャビネットに固定された
    状態で前記陰極線管の前面側から前記フロントパネルが
    前記キャビネットに取付けられることを特徴とする請求
    項1に記載の陰極線管の取付け構造。
  4. 【請求項4】前記フロントパネルの前記キャビネットに
    対する取付け部分に余裕が設けられ、該余裕によって陰
    極線管の前記フロントパネルに対する取付け関係を一定
    にするようにしたことを特徴とする請求項1に記載の陰
    極線管の取付け構造。
JP10249779A 1998-09-03 1998-09-03 陰極線管の取付け構造 Pending JP2000078499A (ja)

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