JPH057086A - ケーブル保持装置 - Google Patents

ケーブル保持装置

Info

Publication number
JPH057086A
JPH057086A JP15701091A JP15701091A JPH057086A JP H057086 A JPH057086 A JP H057086A JP 15701091 A JP15701091 A JP 15701091A JP 15701091 A JP15701091 A JP 15701091A JP H057086 A JPH057086 A JP H057086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
back cover
escutcheon
bushing
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15701091A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumasa Muto
康正 武藤
Midori Yamaguchi
山口  緑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP15701091A priority Critical patent/JPH057086A/ja
Publication of JPH057086A publication Critical patent/JPH057086A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルをエスカッション或いはバックカバ
ーの任意の位置から任意の方向に引き出せるようにす
る。 【構成】 ブッシング2を切欠凹部7に嵌合させた上、
係合爪9を穴12の上部縁端部のセットの内側に差し込ん
で、ケーブル押え6をバックカバー5に係合させた状態
で、ケーブル押え6を凹部10に嵌合させる。そして、ネ
ジ孔8に挿通したネジ14をボス11に螺着させて、ケーブ
ル1をバックカバー5の背面に固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像器等
の電子機器のエスカッション或いはバックカバーの所望
の位置にケーブルを固定するケーブル保持装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン受像器等の電子機器
においては、小型化,薄型化が求められているが、陰極
線管(CRT)のみならず液晶表示盤(LCD),電界
発光表示盤(EL)等のデバイスにより、従来考えられ
なかった程に小型化、薄型化されてきた。
【0003】このような動向の中、小型化,薄型化され
た電子機器においては、ケーブルの引出し位置及び方向
について、外観上,機能上,電子機器の取付上等の制約
から、様々な要望が出されている。
【0004】図4は、従来のケーブル保持装置の構成を
示すもので、1は一端を電子機器のセット(図示しな
い)に接続したケーブル、2はケーブル1の途中に取り
付けたブッシング、3はブッシング2を嵌合する切欠凹
部4を縁端部に形設したエスカッション、5はエスカッ
ション3の背面に取り付けるバックカバーで、エスカッ
ション3とバックカバー5とによって電子機器のセット
を覆う。
【0005】このように構成された従来例では、先ず、
ケーブル1の途中に取り付けたブッシング2を、切欠凹
部4に嵌合させて、ケーブル1をエスカッション3に係
止させる。次に、エスカッション3の背面に組み込んだ
バックカバー5を取付ネジ等(図示しない)によってエ
スカッション3に固着すると、バックカバー5がブッシ
ング2を切欠凹部4に押え込んで、ケーブル1がエスカ
ッション3に固着される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の構
成では、ケーブル1の引出し位置がエスカッション3の
縁端部に限定されると共に、ケーブル1はエスカッショ
ン3とバックカバー5との接合面の方向(図中X及びY
方向)には引き出せるが、接合面と垂直の方向(図中Z
方向)には引き出せないという問題があった。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、ケーブルの引出し位置及び引出し方
向が任意に設定できるケーブル保持装置を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端を電子機
器のセットに接続したケーブルと、ケーブルの途中に取
り付けたブッシングと、ブッシングを嵌合する切欠凹部
を縁端部に形設したケーブル押えと、ケーブルを挿通す
る穴及びケーブル押えを嵌合する凹部を所望の面の所望
の位置に並設したエスカッション又はバックカバーと、
穴に挿通したケーブルのブッシングが切欠凹部に嵌合さ
れたケーブル押えを凹部に嵌合して、穴の縁端部でブッ
シングをケーブル押えに押え込んだ状態で、ケーブル押
えをエスカッション又はバックカバーに固着する固定手
段とからなるものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、エスカッション或いはバック
カバーの何れの面に穿設した穴でも、ケーブルを固着で
きるので、ケーブルの引出し位置及び引出し方向が任意
に設定できるようになって、セットの内側のケーブルの
長さを最短に設定できると共に、ケーブルの配線処理等
に煩わされることがなくなる。
【0010】又、セットから引き出されるケーブルを全
てセットの背面から引き出させることもできるようにな
って、セットの外観をスッキリさせることができる。
【0011】更に、セットを箱等に収容する場合は、セ
ットの両側部にクッション材を取り付けるのが一般的で
あるため、ケーブルをセットの正面或いは背面から引き
出せるようにすることにより、セットを収容する箱を小
さくできて、流通費用を削減できるようになる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
について説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例の構成を示すもの
で、図1において図4の符号と同一の符号は同一部分を
示すものであり、又、6は、ブッシング2を嵌合する切
欠凹部7を図中上部縁端部に形設し、ネジ孔8を図中下
部に穿設し、且つ、切欠凹部7の両側の背面に係合爪9
を突設したケーブル押え、10はケーブル押え6を嵌合す
るためにバックカバー5の背面に凹設した凹部、11は凹
部10の背面に突設したボス、12はケーブル1を挿通する
ために凹部10の上部に穿設した穴、13は穴12の図中上部
縁端から内側に向けて突設した突起、14はケーブル押え
6をバックカバー5に取り付けるネジ、15はケーブル1
の後端に取り付けたコネクタである。
【0014】このように構成された本実施例において、
ケーブル1をバックカバー5に取り付ける手順につい
て、図2及び図3を参照しながら説明する。
【0015】先ず、電子機器のセット(図示しない)に
接続したケーブル1の先端のコネクタ15を穴12からバッ
クカバー5の外側に引き出して、ケーブル1をバックカ
バー5に挿通した上、エスカッション3の背面に嵌合さ
せたバックカバー5を取付ネジでエスカッション3に固
定する。
【0016】次に、ブッシング2を切欠凹部7に嵌合さ
せた(図2参照)上、係合爪9を穴12の上部縁端部のバ
ックカバー5の内側に差し込んで、ケーブル押え6の上
部とバックカバー5とを係合させた上、ケーブル押え6
を凹部10に嵌合させると、ブッシング2が突起13によっ
て切欠凹部7に押え込まれる。そこで、ネジ孔8に挿通
したネジ14をボス11に螺着させる(図3参照)と、ケー
ブル押え6がバックカバー5の背面に固着されると同時
に、ブッシング2がバックカバー5に固着されて、ケー
ブル1がバックカバー5の背面に固着される。詰り、ケ
ーブル1はエスカッション3とバックカバー5との接合
面と垂直の方向(図中Z方向)にも引き出せるようにな
る。
【0017】尚、本実施例では、バックカバー5の背面
に設けた穴12にケーブル1を固着する例で説明したが、
穴12はエスカッション3或いはバックカバー5の何れの
面に設けても、ケーブル1をエスカッション3或いはバ
ックカバー5のその面に固着できるのは、前述の説明か
ら明らかである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エスカッション或いはバックカバーの何れの面に穿設し
た穴でも、ケーブルを固着できるので、ケーブルの引出
し位置及び引出し方向が任意に設定できるようになっ
て、セットの内側のケーブルの長さを最短に設定できる
と共に、ケーブルの配線処理等に煩わされることがなく
なるという効果を奏する。
【0019】又、セットから引き出されるケーブルを全
てセットの背面から引き出させることもできるようにな
って、セットの外観がスッキリするという効果を奏す
る。
【0020】更に、セットを箱等に収容する場合は、セ
ットの両側部にクッション材を取り付けるのが一般的で
あるため、ケーブルをセットの正面或いは背面から引き
出せるようにすることにより、セットを収容する箱を小
さくできて、流通費用を削減できるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例において、ブッシングをケー
ブル押えの切欠凹部に嵌合させた状態を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施例において、ケーブルをバック
カバーに固着した状態を示す断面図である。
【図4】従来のケーブル保持装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
1…ケーブル、 2…ブッシング、 3…エスカッショ
ン、 5…バックカバー、 6…ケーブル押え、 7…
切欠凹部、 10…凹部、 12…穴、14…ネジ(固定手
段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 一端を電子機器のセットに接続したケー
    ブルと、前記ケーブルの途中に取り付けたブッシング
    と、前記ブッシングを嵌合する切欠凹部を縁端部に形設
    したケーブル押えと、前記ケーブルを挿通する穴及び前
    記ケーブル押えを嵌合する凹部を所望の面の所望の位置
    に並設したエスカッション又はバックカバーと、前記穴
    に挿通した前記ケーブルの前記ブッシングが前記切欠凹
    部に嵌合された前記ケーブル押えを前記凹部に嵌合し
    て、前記穴の縁端部で前記ブッシングを前記ケーブル押
    えに押え込んだ状態で、前記ケーブル押えを前記エスカ
    ッション又は前記バックカバーに固着する固定手段とか
    らなるケーブル保持装置。
JP15701091A 1991-06-27 1991-06-27 ケーブル保持装置 Pending JPH057086A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15701091A JPH057086A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 ケーブル保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15701091A JPH057086A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 ケーブル保持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH057086A true JPH057086A (ja) 1993-01-14

Family

ID=15640210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15701091A Pending JPH057086A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 ケーブル保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH057086A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014054162A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Lsis Co Ltd 電気自動車充電器
JP2015142040A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 三菱電機株式会社 ケーブルブッシュ固定構造および映像記録装置
JP2016103647A (ja) * 2015-12-14 2016-06-02 シャープ株式会社 電気ケーブル接続装置、及び画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014054162A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Lsis Co Ltd 電気自動車充電器
US9415695B2 (en) 2012-09-05 2016-08-16 Lsis Co., Ltd. Electric vehicle charger
JP2015142040A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 三菱電機株式会社 ケーブルブッシュ固定構造および映像記録装置
JP2016103647A (ja) * 2015-12-14 2016-06-02 シャープ株式会社 電気ケーブル接続装置、及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050185365A1 (en) Display apparatus
JP2006238557A (ja) ケーブル保持具を備えた電子機器
US4590540A (en) Circuit board mounting arrangement
US5520554A (en) Cable connection and shielding device
JPH057086A (ja) ケーブル保持装置
US7120265B2 (en) Casing for an electronic device and process for assembly of such a casing
KR100840714B1 (ko) 액정 표시 장치
US6133527A (en) Apparatus for securing cable and electric device comprising the same
US11962961B2 (en) Rear shell of display device and display device
JPH0354466Y2 (ja)
JPH06311459A (ja) キャビネットのバックカバー取付け構造
JPH08223678A (ja) スリムスピーカ装置
JPH087991A (ja) 電子機器
JPH0856318A (ja) 表示部を備えた電子機器およびその製造方法
JPH07154459A (ja) 露出取付型のハンズフリーテレビインターホンユニット
JP3102058B2 (ja) 電源コード取付装置
JPH0438546Y2 (ja)
JP2594140Y2 (ja) スピーカーの固定構造
JP3157041B2 (ja) 部品固定装置
JPH10112588A (ja) 配線基板取付構造
JP2004228378A (ja) 電子機器ケース
JPS6036940Y2 (ja) 電子機器筐体
EP1307069B1 (en) Casing for an electronic device and process of assembly of such a casing
JP2794929B2 (ja) 筐体取付装置
JPH05167271A (ja) 回路基板の固定装置