JPH0856318A - 表示部を備えた電子機器およびその製造方法 - Google Patents

表示部を備えた電子機器およびその製造方法

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JPH0856318A
JPH0856318A JP21187894A JP21187894A JPH0856318A JP H0856318 A JPH0856318 A JP H0856318A JP 21187894 A JP21187894 A JP 21187894A JP 21187894 A JP21187894 A JP 21187894A JP H0856318 A JPH0856318 A JP H0856318A
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JP
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cabinet
front cabinet
tray chassis
electronic device
display unit
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JP21187894A
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Inventor
Hiroyuki Hatsuta
田 弘 幸 始
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 量産性がよく、部品を共通化しやすい表示部
付き電子機器を得る。 【構成】 表示部を備えたフロントキャビネットと回路
基板を備えたトレーシャーシとをガイドレールで位置決
め組付け、リアキャビネットをフロントキャビネットに
組みつけることにより、トレーシャーシをフロントキャ
ビネットとリアキャビネットとではさみ込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビ受像機、卓上
型コンピュータ、テレビゲーム機等、表示部を備えた電
子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の表示部を備えた電子機器として
は、例えば、特開平5−130533号公報が開示され
ている。ここに開示されたビデオ一体型テレビにおいて
は、図5および図6に示すように、メカデッキ123
(ビデオデッキ)、ビデオ用プリント基板133、テレ
ビ用プリント基板143が、フロントキャビネット11
に備えたそれぞれのガイド121,122,131,1
32,141,142にそってフロントキャビネットの
後部から挿入され、各々の先端を嵌合支持部121b,
122b,131b,132b等に嵌入、把持され、更
に、メカデッキ123が後部でフロントキャビネットの
底板11aにビス止めされている。
【0003】上述の従来技術においては、プリント基板
は嵌合支持部に嵌入しただけでフロントキャビネットに
固定するから嵌合部の寸法出しに注意を要し、また、経
時変化等によって外れやすくなることがある。ビデオデ
ッキは、更に、ビス止めするので組立工程が増えるとい
う課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明電子機器では、回路部を取り付け、前部当
接部と後部当接部を備えたトレーシャーシのガイド部
を、表示部を備えたフロントキャビネットのガイドレー
ルに係合させてフロントキャビネットに対する上下左右
の位置を定め、前記フロントキャビネットの当接部に前
記前部当接部を、リアキャビネットの当接部に前記後部
当接部をそれぞれ当接し、フロントキャビネットとリア
キャビネットとを締着してフロントキャビネットとリア
キャビネットとで前記トレーシャーシを挟持するように
した。また、ガイドレールと当接部付きのフロントキャ
ビネットと当接部付きのリアキャビネットがそれぞれ一
体形成するようにした。
【0005】また、トレーシャーシの底の一部を、フロ
ントキャビネットおよびリアキャビネットの各底部の切
欠き部に係合する形状に下方に張り出させて、この張り
出した部分が前記各底部とほぼ同じ面内に位置させると
ともに、トレーシャーシの前記張り出した部分から延設
して前記各底部をトレーシャーシの前記底との間で挟む
ようにした係止部を設けて、フロントキャビネットとリ
アキャビネットの成型を容易にした。
【0006】また、トレーシャーに付帯メカ装置として
ビデオデッキを備え、上記回路部にテレビ受信回路、ビ
デオ回路を有し、上記表示部がブラウン管であるように
した。また、外方に張り出した耳部をトレーシャーシに
設け、フロントキャビネットとリアキャビネットとの間
に前記耳部を挟んで締着するようにして、フロントキャ
ビネット、トレーシャーシ、リアキャビネットの組付け
を一層確実にした。
【0007】また、ガイドレールとガイド部が2組以上
あって、その配置間隔と、フロントキャビネットの当接
部とリアキャビネットの当接部との組付け状態での間隔
と、トレーシャーシとが他の型の表示部を備えた電子機
器と同一であるようにした。また、本発明電子機器の製
造方法は、トレーシャーシに回路部を組付ける工程と、
フロントキャビネットに表示部を組付ける工程と、これ
らの工程終了後トレーシャーシのガイド部をフロントキ
ャビネットのガイドレールに差し込み、前記回路部と前
記表示部とを結線する工程と、次に、リアキャビネット
を前記フロントキャビネットに締着する工程とを有する
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明になる表示部を備えた電子機器は、フロ
ントキャビネットのガイドレールとトレーシャーシのガ
イド部を係合させてフロントキャビネットとトレーシャ
ーシの上下左右の相対位置を定め、トレーシャーシの前
後部当接部をフロントキャビネットの当接部とリアキャ
ビネットの当接部とにそれぞれ当接し、リアキャビネッ
トをフロントキャビネットに締着してトレーシャーシを
挟むようにして前後方向の位置を定めるようにしたか
ら、トレーシャーシをフロントキャビネットにねじ締め
する等の必要がない。
【0009】フロントキャビネットとリアキャビネット
をプラスチック等の成形品にすれば、軽量で量産にも向
く。フロントキャビネットとリアキャビネットの各底部
を切欠いて、トレーシャーシの底部がこれに代わる底部
を構成するようにすれば、両キャビネットの成型がしや
すくなってコストダウンになり、一方、両キャビネット
はもちろん、トレーシャーシ自体も安定性がよくなっ
て、組付て時、アフターサービス時の作業性がよくな
る。
【0010】トレーシャーシに回路部の他、ビデオデッ
キ、フロッピィディスク装置、ICカード用リセプタク
ル等のフロント操作部を取り付け、このフロント操作部
をフロントキャビネットの開口部に係合させれば、組立
工程が容易なビデオ付きテレビ受像機、パソコン等の表
示部を備えた電子機器を提供できる。ガイドレールとガ
イド部の配置間隔、フロントキャビネットの当接部とリ
アキャビネットの当接部との組付け状態での間隔、トレ
ーキャビネットを他の型の表示部を備えた電子機器(例
えば14型テレビと20型テレビ、テレビとパソコン)
と同一にすれば、共通のトレーシャーシを多種の製品に
使用できるようになる。
【0011】
【実施例】図1〜5は、本発明をビデオ付きテレビ受信
機に実施した例を示し、図1は、ビデオ付きテレビ受信
機の分解斜視図、図2は、図1におけるトレーシャーシ
部分の分解斜視図、図3は、ガイドレール、ガイド部と
当接部を示す分解斜視図、図4は、ガイド部と当接部を
説明する分解平面図である。図1において、1はフロン
トキャビネット、2は前記フロントキャビネットの後方
開口部にはめ込まれるリアキャビネット、3は、この両
キャビネットに囲われるトレーシャーシ部である。
【0012】前記フロントキャビネット1およびリアキ
ャビネット2の各底部には、図には一部だけしか示して
ないが、適所に下方に延びた足部(48及び図3の4
7)が備わっていて、組付け前でも、それぞれ単独で、
倒れることなく、安定して置くことができるようになっ
ている。また、トレーシャーシ部3も、後述するよう
に、底から下方に張り出した張り出し部があって、これ
によりトレーシャーシ部3も単独で安定して置くことが
できる。したがって、組立て作業時、アフターサービス
時に両キャビネット1,2、トレーシャーシ部3が単独
にばらした状態でも倒れることなく、取り扱いやすくて
作業性がよい。
【0013】前記フロントキャビネット1には、ブラウ
ン管(表示部)4がブラウン管取付穴5部に取り付けら
れ、スピーカ6も取り付けられている。7は、ブラウン
管取付穴5の下方に設けたビデオカセット挿入用穴(開
口部)である。その更に下方には、テレビとビデオの操
作パネル8が設けてある。なお、9は高圧コード、10
は消磁器である。前記リアキャビネット2には、テレビ
のアンテナ端子、電源プラグ等の端子板用穴11が設け
てある。
【0014】次に、前記トレーシャーシ部3の内部を説
明する。図2においてトレーシャーシ12上には、電
源、テレビ受信用回路、ビデオ用回路等を組み込んだプ
リント配線板(回路部)13を装着し、その上方には、
ビデオデッキ(付帯メカ装置)14を取り付け、更にそ
の上方にはシールド板15が取り付けられている。前記
プリント配線板13には、電源コード16、アンテナ端
子17が設けられ、これらは、前記端子板用穴11に対
向するようになっている。46は、フライバックトラン
スで、このフライバックトランス46からの磁界がビデ
オデッキ14内のシリンダーヘッドに影響しないよう、
フライバックトランス46の配置、向きと選んでプリン
ト配線板13上に取り付けてある。また、スイッチ基板
13aもトレーシャーシ12上に取り付けられ、プリン
ト配線板13に結線されており、スイッチノブ(図示省
略)に対応して前記スイッチ基板13aにスイッチ(図
示省略)が取り付けられている。前記スイッチ基板13
aは前記操作パネル8に対向するようになっている。
【0015】上記フロントキャビネット1、リアキャビ
ネット2とトレーシャーシ12の組付け状態を、次に図
3によって説明する。なお、図3では他の部分を取除い
て示してある。フロントキャビネット1には、フロント
キャビネット1と一体にフロントキャビネット1の側面
18から内側に形成された第1のガイドレール19と、
フロントキャビネット1の他の側面20から内側に成形
された第2のガイドレール21が設けてある。第1のガ
イドレール19は、その断面コ字状部の内面が案内面と
なっている。第2のガイドレール21は、その断面コ字
状部の外面が案内面となっている。そして、両ガイドレ
ール19,21のコ字状部の先端(トレーシャーシ側)
上側は切欠いてあって、後述するトレーシャーシのガイ
ド部が入りやすくなっている。
【0016】トレーシャーシ12の両側面には、それぞ
れガイド部22,23が設けてある。すなわち、一方の
ガイド部22はトレーシャーシ12の側面から外方に突
出され、第1のガイドレール19に嵌入するようになっ
ている。このガイド部22は先端(ガイドレール側)の
突出がやや少ない勾配斜面22aがあって、ガイドレー
ル19への嵌入を容易にしている。なお、24はこのガ
イド部22の先導部であって、トレーシャーシ側面から
の突出量が少なく、ガイドレール19へ嵌入するとき先
導する役を持っている。
【0017】他方のガイド部23はトレーシャーシ側壁
を切欠いたスリット状に形成され、第2のガイドレール
21がガイド部23のスリットに嵌入するとき、このス
リットの上下面25,26がそれぞれガイドレール21
の上下面と係合し、トレーシャーシの外側面がフロント
キャビネット1の内側面と係合するようになっている。
また、このガイド部23はその先端側がトレーシャーシ
側壁の斜面部12a(図4参照)にかけて形成されてい
るから、第2のガイドレール21に入りやすくなってい
る。
【0018】ガイドレールとガイド部が上述のようにな
っているので、フロントキャビネット1にトレーシャー
シ12を装填するときは、図5に示すように、両ガイド
レール19,21にガイド部22,23をはめこむ。そ
の結果、トレーシャーシ12はフロントキャビネット1
に対して、上下左右方向の位置が定められる。なお、こ
のとき、後述するように、フロントキャビネット1の底
部38とトレーシャーシ12の底42からの張り出し部
分43とは、ほぼ同じ面内に位置しており、後にリアキ
ャビネット2を組み付けたときは、その底部ともほぼ同
じ面内に位置するようになっている。
【0019】27,28はフロントキャビネット1の内
面から後方に突出させたボス状の当接部で、トレーシャ
ーシ12をフロントキャビネット1に装填したとき、ト
レーシャーシ12に設けた穴状の前部当接部29,30
(図4参照)に当接するようになっている。図4におい
て、31,32,33はリアキャビネット2の内面から
前方に突出させたボス状の当接部で、リアキャビネット
2をフロントキャビネット1に取り付けたとき、トレー
シャーシ12に設けた穴状の後部当接部34,35,3
6に当接するようになっている。
【0020】フロントキャビネット1とリアキャビネッ
ト2の各底部38,39はトレーシャーシ12で覆われ
る部分に切欠き40,41があり、一方、トレーシャー
シ12の底42は、前記切欠き40,41と係合する形
状に下方に張り出して、これら切欠き40,41の空間
を埋めるようにした張り出し部分43が、両キャビネッ
ト1,2の各底部38,39とほぼ同じ面内に位置され
ている。そして、この張り出し部分43の前後の2〜3
か所からは、図6に示すように、係止部44が延設され
て、フロントキャビネット1の底部38またはリアキャ
ビネット2の底部39をトレーシャーシ12の底42と
の間に挟むようになっている。
【0021】そして、リアキャビネット2をフロントキ
ャビネット1にはめ込んで、4ケ所のねじ37(図1参
照)で締着する。なお、この4か所の締着部のうち、下
方2か所は、トレーシャーシ底面両側から外方に向けて
張り出した耳部45を、図7にその詳細を示すように、
フロントキャビネット1とリアキャビネット2との間に
挟んで締着する。トレーシャーシ12は、前後の当接部
29,30,34,35,36がフロントキャビネット
1の当接部29,30、リアキャビネット2の当接部3
1,32,33に当接して、フロントキャビネット1と
リアキャビネット2との間に挟持された状態になる。こ
のようにして、トレーシャーシ12は、両キャビネット
1,2の中で固定されたことになる。
【0022】以上のように構成したビデオ付きテレビ受
信機の製造方法を次に説明する。トレーシャーシ12上
に、プリント配線板13を組み付け、その上方にビデオ
デッキ14、シールド板15を組み付けて、プリント配
線板13、ビデオデッキ14、操作パネル、アンテナ端
子等の間の所要の結線をして、トレーシャーシ部3のサ
ブ組立てを完成する。これと並行して、フロントキャビ
ネット1には、ブラウン管5、スピーカ6を取り付けて
おく。
【0023】次に、トレーシャーシ部3を、ガイドレー
ル19,21、ガイド部22,23を案内として、フロ
ントキャビネット1にはめ込み、ブラウン管5、スピー
カ6とトレーシャーシ部3との結線を行なう。このと
き、トレーシャーシ12の前部当接部29,30の穴状
部に、フロントキャビネット1の当接部のボス状部が入
って当接している。トレーシャーシ部3上のビデオデッ
キ14のビデオカセット装填口(フロント操作部)はフ
ロントキャビネット1のビデオカセット挿入穴7に、ス
イッチ基板13aは操作パネル8に、それぞれ係合して
フロントキャビネット1の正面からの操作ができるよう
になる。この後、リアキャビネット2をフロントキャビ
ネット1にはめ込み、ねじ37で締着すると、トレーシ
ャーシ12の後部当接部34,35,36の穴状部に、
リアキャビネット2の当接部のボス状部が入って当接
し、トレーキャビネット12の前後方向の動きも止めら
れる。
【0024】上述の実施例における当接部は、ボスを穴
にはめ込むようにして当接し、トレーシャーシ部3の保
持を確実にしたが、ガイドレール19,21とガイド部
22,23を強固なものにすれば、はめ込みのない平面
だけの当接部としてもよい。また、当接部はトレーシャ
ーシ部3保持に必要なだけの当接状態であればよく、必
ずしも隙間なしとしなくてもよい。
【0025】フロントキャビネット1の当接部27,2
8とリアキャビネット2の当接部31,32,33と
の、リアキャビネット2とフロントキャビネット1に締
着した状態での相互の間隔、ガイドレール19とガイド
レール21との間隔を、他の型の電気機器との間で同一
にすれば、同一のトレーシャーシを共用できる。図4に
おける1′,2′は、それぞれ1,2に対して大型のビ
デオ付きテレビのフロントキャビネット、リアキャビネ
ットを示し、トレーシャーシ12は、フロントキャビネ
ット1、リアキャビネット2の場合と共通となることを
示している。
【0026】上述の実施例においては、ビデオ付きテレ
ビ受信機を説明したが、本発明は、この実施例に限られ
ることなく、例えば、次のように種々の適用がある。フ
ロントキャビネット1とリアキャビネット2との締着は
ねじによらず、バックル型とする。付帯メカ装置とし
て、コンピュータ等に用いるフロッピィディスク装置
(媒体出入口はフロッピィディスク装填口)、CD−R
OM装置、ビデオ用以外の磁気テープ装置、ハードコピ
ー装置(媒体出入口はコピー紙取出し口)、スキャナ
ー、プリンター。
【0027】表示部として、液晶表示装置、プラズマデ
ィスプレイ、エレクトロルミネッセンス装置。リセプタ
クルを介して回路部に接続する外付け装置として、IC
カード、メモリカード、ゲームソフト、キーボード、マ
ウス、通信ソフト、外付けメモリ、外付けスキャナー、
外付けプリンター等。電子機器としては、これらを適宜
組合わせた卓上型コンピュータ類、テレビゲーム機、マ
ルチメディア端末装置等。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果があ
る。トレーシャーシ部をガイドレール、ガイド部と、当
接部とでフロントキャビネットとリアキャビネットとで
挟むようにして保持するようにしたから、トレーシャー
シ部をフロントキャビネットにねじ止めすることなく、
確実に保持でき、組立ても簡単である。また、フロント
キャビネットにブラウン管等を、トレーシャーシに回路
部、付帯メカ装置等を、それぞれサブ組立てしてから、
これらを組み付けるようにしたから、生産性が向上し、
コストも下がる。また、ガイドレール、当接部をフロン
トキャビネット、リアキャビネットと一体に成形すれば
コストが一層下げられる。
【0029】フロント,リアの両キャビネットの底部を
切欠いて、その切欠き部分をトレーシャーシの底の張り
出し部で補うようにして、両キャビネットの底部とトレ
ーシャーシの張り出し部とで電子機器の底部を構成すれ
ば、両キャビネットとも深型にならなくて製作しやすく
なり、コストも下がる。組み付け、分解の操作性がよく
なる。また、トレーシャーシに耳部を設けて、この耳部
を両キャビネット間に挟んでねじ等で締着すれば、トレ
ーシャーシを一層確実に固定できる。
【0030】トレーシャーシにビデオデッキ、フロッピ
ィディスク装置、ハードコピー等の付帯メカ装置を組み
付けたり、トレーシャーシにビデオカセット装填口、リ
セプタクル、コピー取出し口、フロッピィディスク装填
口等のフロント操作部を設けて、これをフロントキャビ
ネット1の開口部に係合させれば、簡単な組立て作業
で、付加機能を付けられる。ガイドレールの配置間隔や
フロントキャビネット当接部、リアキャビネット当接部
間隔を異型電子機器間あるいは異機種電子機器間で同一
にすれば、同一のトレーシャーシがこれらに共通に使
え、更にコストダウンになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1におけるトレーシャーシ部の分解斜視図で
ある。
【図3】図1におけるキャビネットとトレーシャーシの
分解斜視図である。
【図4】図1におけるキャビネットとトレーシャーシの
分解平面図である。
【図5】本発明実施例のトレーシャーシのガイド部とガ
イドレールの係合状態を示す断面図である。
【図6】本発明実施例のトレーシャーシとキャビネット
との底部の係合状態を示す要部断面図である。
【図7】本発明実施例のフロントキャビネットとリアキ
ャビネットとの締着状態を示す一部切欠断面図である。
【図8】従来の表示部を備えた電子機器を示す横断面図
である。
【図9】図8の縦断面図である。
【符号の説明】
1 フロントキャビネット 2 リアキャビネット 3 トレーシャーシ部 4 ブラウン管 7 ビデオカセット挿入用穴(開口部) 12 トレーシャーシ 13 プリント配線板(回路部) 14 ビデオデッキ(付帯メカ装置) 19 ガイドレール 21 ガイドレール 22 ガイド部 23 ガイド部 27 当接部(フロントキャビネット側) 28 当接部(フロントキャビネット側) 29 前部当接部 30 前部当接部 31 当接部(リアキャビネット側) 32 当接部(リアキャビネット側) 33 当接部(リアキャビネット側) 34 後部当接部 35 後部当接部 36 後部当接部 38 底部(フロントキャビネット側) 39 底部(リアキャビネット側) 43 張り出し部 44 係止部 45 耳部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部を備えた電子機器において、回路
    部を取り付け、前部当接部と後部当接部を備えたトレー
    シャーシのガイド部を、表示部を備えたフロントキャビ
    ネットのガイドレールに係合させてフロントキャビネッ
    トに対する上下左右の位置を定め、前記フロントキャビ
    ネットの当接部に前記前部当接部を、リアキャビネット
    の当接部に前記後部当接部をそれぞれ当接し、フロント
    キャビネットとリアキャビネットとを締着してフロント
    キャビネットとリアキャビネットとで前記トレーシャー
    シを挟持したことを特徴とする表示部を備えた電子機
    器。
  2. 【請求項2】 ガイドレールと当接部付きのフロントキ
    ャビネットと当接部付きのリアキャビネットがそれぞれ
    一体形成されたことを特徴とする請求項1記載の表示部
    を備えた電子機器。
  3. 【請求項3】 トレーシャーシの底の一部を、フロント
    キャビネットおよびリアキャビネットの各底部の切欠き
    部に係合する形状に下方に張り出させて、この張り出し
    た部分が前記各底部とほぼ同じ面内に位置されるととも
    に、トレーシャーシの前記張り出した部分から延設して
    前記各底部をトレーシャーシの前記底との間で挟むよう
    にした係止部を設けた請求項1または2記載の表示部を
    備えた電子機器。
  4. 【請求項4】 外方に張り出した耳部をトレーシャーシ
    に設け、フロントキャビネットとリアキャビネットとの
    間に前記耳部を挟んで締着するようにした請求項1,2
    または3に記載の表示部を備えた電子機器。
  5. 【請求項5】 トレーシャーシに付帯メカ装置としてビ
    デオデッキを備え、回路部にテレビ受信回路、ビデオ回
    路を有し、表示部がブラウン管である請求項1乃至4記
    載の表示部を備えた電子機器。
  6. 【請求項6】 ガイドレールとガイド部が2組以上あっ
    て、その配置間隔と、フロントキャビネットの当接部と
    リアキャビネットの当接部との組付け状態での間隔と、
    トレーシャーシとが他の型の表示部を備えた電子機器と
    同一である請求項1乃至5のいずれかに記載の表示部を
    備えた電子機器。
  7. 【請求項7】 トレーシャーシに回路部を組付ける工程
    と、フロントキャビネットに表示部を組付ける工程と、
    これらの工程終了後トレーシャーシのガイド部をフロン
    トキャビネットのガイドレールに差し込み、前記回路部
    と前記表示部とを結線する工程と、次に、リアキャビネ
    ットを前記フロントキャビネットに締着する工程とを有
    することを特徴とする表示部を備えた電子機器の製造方
    法。
JP21187894A 1994-08-12 1994-08-12 表示部を備えた電子機器およびその製造方法 Pending JPH0856318A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1804248A2 (en) 2005-12-22 2007-07-04 Funai Electric Co., Ltd. Disk unit-integrated display and disk unit-integrated television
KR100783171B1 (ko) * 2001-04-18 2007-12-07 삼성전자주식회사 디스플레이장치
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