JP3000615U - 記録再生装置を内蔵したテレビ - Google Patents

記録再生装置を内蔵したテレビ

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JP3000615U
JP3000615U JP1994001176U JP117694U JP3000615U JP 3000615 U JP3000615 U JP 3000615U JP 1994001176 U JP1994001176 U JP 1994001176U JP 117694 U JP117694 U JP 117694U JP 3000615 U JP3000615 U JP 3000615U
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recording
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JP1994001176U
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嶋 恒 宏 水
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筐体内にテレビ用プリント基板及び記録再生
装置用プリント基板を配設し、接続することにより組立
や分解が容易な記録再生装置を内蔵したテレビを提供す
る。 【構成】 筐体内に配設される記録再生装置のメカデッ
キと、前記筐体の底板と略平行に配設され、前記メカデ
ッキを所定の位置に摺動自在に導くメカデッキガイド
と、前記筐体の下方に配設され、筐体の底板と所定の隙
間を置いて筐体の後部より挿入される記録再生用プリン
ト基板と、前記記録再生用プリント基板を保持する記録
再生用基板ガイドと、前記記録再生用プリント基板に並
設されたテレビ用プリント基板と、前記テレビ用プリン
ト基板を保持するテレビ用基板ガイドとからなり、前記
メカデッキガイド、前記記録再生装置用基板ガイド及び
テレビ用基板ガイドが筐体と一体に成型されていること
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は筐体内にテレビと記録再生装置とを内蔵した記録再生装置を内蔵した テレビに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の記録再生装置を内蔵したテレビは図4、図5に示すように記録再生装置 1が筐体2内の底板2a上に載置され、その前面が筐体2の前面パネル2bの前 方でビス3止めされ、さらに、その後部は図5に示すように背面パネル8にビス 3止めされている。
【0003】 そして、記録再生装置1のメカデッキ1aはプラスチックモールドされたケー シング1bに装着され、メカデッキ1aの後部またはケーシング1bの後部には 記録再生装置用プリント基板4が縦方向に複数枚配設されている。
【0004】 テレビ用プリント基板5は筐体2内の一方の内側面に沿って取り付けられ、こ のテレビ用プリント基板5にはテレビ用電源トランス6が配設され、このテレビ 用電源トランスとしては主にフライバックトランスが用いられている。また記録 再生装置用としては記録再生装置1内に図示しない電源が別途に配設されている 。7は記録再生装置上面に設けられたシールド板である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
以上のように、従来の記録再生装置を内蔵したテレビはテレビの筐体内に記録 再生装置を割り込ませて、そのまま取り付けた構造であった。
【0006】 したがって、図4,図5に示すテレビ用プリント基板5と記録再生装置用プリ ント基板4との間の配線は長く、かつ、多数となる傾向があった。 また、テレビ用プリント基板5及び記録再生装置用プリント基板4の取り付け に手間がかかっていた。 前記問題を解決するために本考案は、筐体内にテレビ用プリント基板及び記録 再生装置用プリント基板を配設し、接続することにより組立や分解が容易な記録 再生装置を内蔵したテレビを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本考案は、テレビと、記録再生装置とが同一筐体内 に収納された記録再生装置を内蔵したテレビにおいて、前記筐体内に配設される 記録再生装置のメカデッキと、前記筐体の底板と略平行に配設され、前記メカデ ッキを所定の位置に摺動自在に導くメカデッキガイドと、前記筐体の下方に配設 され、筐体の底板と所定の隙間を置いて筐体の後部より挿入される記録再生用プ リント基板と、前記記録再生用プリント基板を保持する記録再生用基板ガイドと 、前記記録再生用プリント基板に並設されたテレビ用プリント基板と、前記テレ ビ用プリント基板を保持するテレビ用基板ガイドとからなり、前記メカデッキガ イド、前記記録再生装置用基板ガイド及びテレビ用基板ガイドが筐体と一体に成 型されていることを特徴とする。
【0008】 また、前記記録再生装置用プリント基板とテレビ用プリント基板とを結ぶ結線 は着脱可能なコネクタにより相互に接続されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】
記録再生装置のメカデッキの下に記録再生装置用プリント基板が取り付けてあ るので、メカデッキと記録再生装置用プリント基板は同時にメカデッキガイドと 記録再生装置用基板ガイドに挿入される。
【0010】 記録再生装置用プリント基板とテレビ用プリント基板とを結ぶ結配はコネクタ を接続することにより行われる。
【0011】
【実施例】 以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は本考案の筐体を後方から見た断面図、図2は本考案の筐体を側方から見 た断面図、図3は図2の筐体内にメカデッキと記録再生装置用プリント基板を収 納した状態を側方から見た断面図である。
【0012】 図において11は本装置の筐体であり、筐体11の前面略中央には方形状のブ ラウン管用窓12が設けられ、筐体11の下方にはスピーカ用窓13が設けられ ている。このスピーカ用窓13は筐体11の側面や上面に複数設けてもよい。 また、121,122はメカデッキガイド、131,132は記録再生装置用 基板ガイド、141,142はテレビ用基板ガイドである。
【0013】 メカデッキガイド121,122は筐体11の前面パネル11bと一体に成形 されて底板11aと平行に配設されている。 ここで、メカデッキガイド121,122は筐体11の前面パネル11bに固 着されてもよい。 また、メカデッキガイド121,122の下部には筐体11の底板11aと所 定の隙間を置いて記録再生装置用基板ガイド131,132が基端がメカデッキ ガイド121,122と同様に一体に成形または固着されている。
【0014】 さらに、記録再生装置用基板ガイド131,132に並設してテレビ用基板ガ イド141,142が記録再生装置用基板ガイド131,132と同じ構造で配 設されている。
【0015】 メカデッキガイド121,122においてメカデッキ123先端を把持するた め、メカデッキガイド121,122の前面パネル11b側基端にはそれぞれテ ーパー状の導入部121a,122aと嵌合支持部121b,122bが設けら れている。121c,122cはメカデッキ123を差し込む際のガイドで、こ れに沿ってメカデッキ123が導入され、導入部121a,122aに達するも のである。
【0016】 記録再生装置用基板ガイド131,132における前面パネル11b側にも、 導入部131a,132aと嵌合支持部131b,132bが設けられ、また、 テレビ用基板ガイド141,142における前面パネル側にも図示しない導入部 と嵌合支持部が設けられている。
【0017】 15は記録再生装置用プリント基板133とテレビ用プリント基板を連結する コネクタで相互に着脱自在となっている。また、16はスイッチング電源である 。
【0018】 121d,122dはメカデッキガイド121,122の中間に設けられた上 部ガイドで底板11aと平行になっており、メカデッキガイドを補強するリブで ある。また、17はビデオテープ挿入孔である。
【0019】 前記メカデッキ123,記録再生装置用プリント基板133及びテレビ用プリ ント基板143等の筐体11内への組み付けを説明する。 メカデッキ123の下部には記録再生装置用プリント基板133が支柱19を 介してビス20止めされており、これを図2に示すガイド121c,122cに そって筐体11の後方から挿入し、最後に強く押圧するとメカデッキ123と記 録再生装置用プリント基板133の先端はそれぞれ前述の導入部を経て嵌合支持 部に嵌入されて把持される。
【0020】 筐体11の後部からシールド板14を差し込み、シールド板14後端に設けら れたタブ14a,14aがメカデッキガイド121,122の後部に差し込まれ た状態で筐体11の背面パネルのリブ18でシールド板14の後端を押え、後方 へ抜け出ることを防ぐ。
【0021】 次に、テレビ用プリント基板143をテレビ用基板ガイド141,142に差 し込み、記録再生装置用プリント基板と同様に先端を図示しない導入部を経て嵌 合支持部に嵌入する。 装着された記録再生装置用プリント基板133とテレビ用プリント基板143 の配線をコネクタ15を相互に差し込むことにより連結する。
【0022】 前記メカデッキ123は、図3に示すように、後端をスペーサ21を介してビ ス22,23で底板11aに固定される。
【0023】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案は、記録再生装置とテレビとの接続が不必要 となり、接続作業をすることなく記録再生装置及びテレビを使用できる。 また、記録再生装置用プリント基板がメカデッキ下部に固着された状態で記録 再生装置用基板ガイドに挿入され、テレビ用プリント基板もテレビ用基板ガイド に挿入されて組み立てられ、記録再生装置用プリント基板とテレビ用プリント基 板を並設してコネクタで連結したので、組立や分解が容易になる。 さらに、記録再生装置のメカデッキがメカデッキガイドにより保持されている のでメカデッキを収納するためのケーシングが不要となり軽量となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を後方から見た断面図である。
【図2】本考案の実施例を側方から見た断面図である。
【図3】前記実施例の筐体内にメカデッキと記録再生装
置用プリント基板を収納した状態を側方ら見た断面図で
ある。
【図4】従来の記録再生装置を内蔵したテレビを後方か
ら見た断面図である。
【図5】従来の記録再生装置を内蔵したテレビを下方か
ら見た断面図である。
【符号の説明】
11 筐体 11a 底板 121,122 メカデッキガイド 123 メカデッキ 131,132 記録再生装置用基板ガイド 133 記録再生装置用プリント基板 141,142 テレビ用基板ガイド 143 テレビ用プリント基板 15 コネクタ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビと、記録再生装置とが同一筐体内
    に収納された記録再生装置を内蔵したテレビにおいて、
    前記筐体内に配設される記録再生装置のメカデッキと、
    前記筐体の底板と略平行に配設され、前記メカデッキを
    所定の位置に摺動自在に導くメカデッキガイドと、前記
    筐体の下方に配設され、筐体の底板と所定の隙間を置い
    て筐体の後部より挿入される記録再生用プリント基板
    と、前記記録再生用プリント基板を保持する記録再生用
    基板ガイドと、前記記録再生用プリント基板に並設され
    たテレビ用プリント基板と、前記テレビ用プリント基板
    を保持するテレビ用基板ガイドとからなり、前記メカデ
    ッキガイド、前記記録再生装置用基板ガイド及びテレビ
    用基板ガイドが筐体と一体に成型されていることを特徴
    とする記録再生装置を内蔵したテレビ。
  2. 【請求項2】 前記記録再生装置用プリント基板とテレ
    ビ用プリント基板とを結ぶ結線は着脱可能なコネクタに
    より相互に接続されていることを特徴とする請求項1記
    載の記録再生装置を内蔵したテレビ。
JP1994001176U 1994-01-31 1994-01-31 記録再生装置を内蔵したテレビ Expired - Lifetime JP3000615U (ja)

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