JPH05167271A - 回路基板の固定装置 - Google Patents

回路基板の固定装置

Info

Publication number
JPH05167271A
JPH05167271A JP35267391A JP35267391A JPH05167271A JP H05167271 A JPH05167271 A JP H05167271A JP 35267391 A JP35267391 A JP 35267391A JP 35267391 A JP35267391 A JP 35267391A JP H05167271 A JPH05167271 A JP H05167271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
chassis
control board
locking
notch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35267391A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Oda
淳 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP35267391A priority Critical patent/JPH05167271A/ja
Publication of JPH05167271A publication Critical patent/JPH05167271A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] ビスを用いることなく、回路基板をシャーシ
に対してスライドさせることによって固定するようにし
た回路基板の固定装置を提供することを目的とする。 [構成] コントロール基板24の周縁部に切欠き26
〜28を形成するとともに、シャーシ18側には係止爪
29〜31を形成しておく。そしてコントロール基板2
4の切欠き26〜28を係止爪29〜31に係合させた
状態でコントロール基板24をその面方向に移動させる
ことにより、係止爪29〜31によってコントロール基
板24の上縁を係止する。この後にベズル11を装着
し、ロック用突部36をコントロール基板24の切欠き
28内に挿入してコントロール基板24を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回路基板の固定装置に係
り、とくにシャーシ上に回路基板を取付けて固定するよ
うにした固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子回路を備える各種の電子機器におい
ては、回路基板上に各種の回路素子をマウントするとと
もに、これによって所定の回路を形成するようにしてい
る。そして所定の回路が形成されている回路基板をシャ
ーシに取付けて固定するようにしている。回路基板のシ
ャーシに対する固定のために、従来は回路基板にビス挿
通孔または切欠きを設け、これらのビス挿通孔または切
欠きを挿通するビスをシャーシの雌ねじ孔にねじ込むこ
とによって、回路基板を固定するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように所定の回路
が形成されている回路基板をシャーシに取付け固定する
ために、シャーシに形成されているビス挿通孔あるいは
切欠きを挿通するビスによってシャーシに回路基板を固
定するようにすると、ビスを必要とするとともに、ビス
のねじ込みのための作業が必要になる。また修理等のサ
ービスの際においても、一旦ビスを弛めて回路基板を取
外すとともに、部品の交換等を行ない、再びビスをねじ
込んで回路基板を固定する必要があり、サービス性が悪
くなる。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、ビスを用いることなくしかも回路基板
をシャーシに対して確実に固定することができるように
した回路基板の固定装置を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、その上に所定
の回路が形成されている回路基板と、該回路基板を保持
するシャーシと、前記シャーシに形成されている係止爪
と、前記係止爪に対応して前記回路基板に設けられてい
る切欠きと、キャビネットに設けられているロック用突
部とを具備し、前記切欠きを前記係止爪に係合させた状
態で前記回路基板をその面方向に移動させ、前記係止爪
によって前記回路基板の周縁部を押えるようにし、前記
キャビネットを前記シャーシに結合させることによって
前記ロック用突部を前記回路基板の切欠き内に挿入して
前記回路基板を固定するようにしたことを特徴とする回
路基板の固定装置に関するものである。
【0006】
【作用】従って回路基板に設けられている切欠きをシャ
ーシ側の係止爪に整合させて係合させるようにし、この
状態で回路基板をその面方向に移動させ、係止爪によっ
て回路基板の周縁部を押えるようにする。そしてこの後
にシャーシに対してキャビを結合させることにより、ロ
ック用突部が回路基板の切込み内に挿入され、これによ
って回路基板の面方向の移動が阻止されて回路基板がシ
ャーシに固定されることになる。
【0007】
【実施例】図9は本発明の一実施例に係る回路基板の固
定装置を有するテレビ受像機を示している。なおこのテ
レビ受像機は例えば放送局で用いられる業務用モニタで
ある。
【0008】このテレビ受像機は直方体状をなすキャビ
ネット10を備えるとともに、このキャビネット10の
前端側にはベズル11が取付けられている。ベズル11
はCRTのスクリーン面12を周縁部を覆う枠体を構成
している。そしてベズル11の下部には操作部13が設
けられるとともに、この操作部13には複数の操作つま
み14や複数のスイッチ15が取付けられるようになっ
ている。
【0009】図1はこのような業務用モニタを構成する
テレビ受像機のベズル11の内側の構造を示しており、
キャビネット10の内側の底部にはボトムシャーシ18
が設けられている。そしてこのボトムシャーシ18の前
端側にはボトムシャーシ18に対して直立するようにフ
ロントシャーシ19が取付けられている。そしてフロン
トシャーシ19によってCRT20の前端側が支持され
ている。
【0010】またボトムシャーシ10の前端側にはコン
トロール基板24が取付けられるようになっている。こ
のコントロール基板24上に上記操作部13の操作つま
み14やスイッチ15がマウントされるようになってい
る。なおこれらの操作つまみ14やスイッチ15を受入
れるためにベズル11の操作部には挿通孔が設けられて
いる。例えば操作つまみ14を受入れるために円形の開
口25がベズル11の下端側に横方向に並んで形成され
ている。またコントロール基板24の上縁部には横方向
に3つの切欠き26、27、28がそれぞれ形成されて
いる。
【0011】上記コントロール基板24の3つの切欠き
26〜28に対応するようにし、ボトムシャーシ18の
前端部には係止爪29、30、31が前方へ突出するよ
うに形成されている。図6〜図8はこれらの係止爪を拡
大して示すものであって、例えば係止爪29はその前端
側の下面に係止用の溝32を備えており、この溝32に
よって基板24の上縁を係止するようになっている。ま
たこの溝32の側壁の一部には縦リブ33が形成されて
おり、これによってコントロール基板24の厚み方向の
がたつきを防止するようにしている。
【0012】またボトムシャーシ18にはその前面に対
して直立するようにストッパ34が設けられている。ま
たベズル11の内側にはとくに図1に示すように、背面
側に突出するようにロック用突部36が形成されてお
り、この突部36がコントロール基板24の切欠き28
内に挿入され、これによって基板24の面方向の移動を
防止するようにしている。
【0013】以上のような構成において、コントロール
基板24をボトムシャーシ18の前端側に装着する場合
には、図2および図3に示すように、回路基板24の切
欠き26〜28がボトムシャーシ18の前端側の係止爪
29〜31に係合されるように両者を互いに整合させ
る。この状態においてコントロール基板24を図4およ
び図5に示すようにその面方向に移動させる。するとコ
ントロール基板24の切欠き26〜28と隣接する基板
24の上縁が係止爪29〜31に係止される。なおこの
ときに図7および図8に示すように、爪29の溝32の
側壁に設けられている縦リブ33によってコントロール
基板24が厚さ方向に押圧されてがたつきが防止される
ようになる。なお回路基板24の下端側は図3および図
5に示すように、ボトムシャーシ18の前面の下部に設
けられている受けリブ38の溝によって受けられるよう
になっている。
【0014】このようにしてボトムシャーシ18の前面
側にコントロール基板24を装着したならば、この後に
図1に示すようにベズル11をCRT20のスクリーン
面12の周囲に装着する。するとこのベズル11の操作
部13の内側に設けられているロック用突部36が図4
に示すように、コントロール基板24の切欠き28内に
挿入され、これによってコントロール基板24の左方へ
の移動を阻止するようになる。なおコントロール基板2
4の右方への移動はストッパ34によって阻止されるよ
うになっている。従ってベズル11を装着することによ
り、コントロール基板24がその位置でロックされて固
定されるようになる。
【0015】このように本実施例に係る業務用モニタの
コントロール基板24は、その上縁側に形成されている
切欠き26〜28をボトムシャーシ18の前端側に形成
されている係止爪29〜31に係合させた状態でこのコ
ントロール基板24を右方にスライドさせ、これによっ
て前後方向の動きを規制する。そしてこの後にベズル1
1に設けられているロック用突部36をコントロール基
板24の切欠き28に挿入することによって、横方向の
動きを規制し、コントロール基板24を固定するように
したものである。従ってビスを用いることなくコントロ
ール基板24を固定することができ、作業性が向上する
とともに、結合固定のための部品を必要とせず、これに
よってコストダウンを図ることが可能になる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、回路基板に形成
されている切欠きをシャーシに形成されている係止爪に
係合させた状態で回路基板をその面方向に移動させ、上
記係止爪によって回路基板の周縁部を押えるようにし、
この後にキャビネットをシャーシに結合させることによ
ってキャビネットに設けられているロック用突部を回路
基板の切欠き内に挿入して回路基板を固定するようにし
たものである。従ってビスを用いることなく回路基板を
固定することが可能になり、固定用ビスが不要になるば
かりでなく、作業性が改善され、サービス性が向上する
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回路基板の固定装置の要部分解斜視図である。
【図2】回路基板を装着した状態の正面図である。
【図3】同側面図である。
【図4】回路基板を面方向に移動させた状態の正面図で
ある。
【図5】同側面図である。
【図6】係止爪の斜視図である。
【図7】係止爪の縦断面図である。
【図8】図7におけるVIII〜VIII線断面図であ
る。
【図9】テレビ受像機の全体の構造を示す外観斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 キャビネット 11 ベズル 12 CRTのスクリーン面 13 操作部 14 操作つまみ 15 スイッチ 18 ボトムシャーシ 19 フロントシャーシ 20 CRT 24 コントロール基板 25 円形の開口 26〜28 切欠き 29〜31 係止爪 32 係止用の溝 33 縦リブ 34 ストッパ 36 ロック用突部 38 受けリブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その上に所定の回路が形成されている回
    路基板と、 該回路基板を保持するシャーシと、 前記シャーシに形成されている係止爪と、 前記係止爪に対応して前記回路基板に設けられている切
    欠きと、 キャビネットに設けられているロック用突部とを具備
    し、 前記切欠きを前記係止爪に係合させた状態で前記回路基
    板をその面方向に移動させ、 前記係止爪によって前記回路基板の周縁部を押えるよう
    にし、 前記キャビネットを前記シャーシに結合させることによ
    って前記ロック用突部を前記回路基板の切欠き内に挿入
    して前記回路基板を固定するようにしたことを特徴とす
    る回路基板の固定装置。
JP35267391A 1991-12-16 1991-12-16 回路基板の固定装置 Pending JPH05167271A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35267391A JPH05167271A (ja) 1991-12-16 1991-12-16 回路基板の固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35267391A JPH05167271A (ja) 1991-12-16 1991-12-16 回路基板の固定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05167271A true JPH05167271A (ja) 1993-07-02

Family

ID=18425659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35267391A Pending JPH05167271A (ja) 1991-12-16 1991-12-16 回路基板の固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05167271A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6413122B2 (en) Wrong insertion preventing mechanism
KR20090080009A (ko) 패널형 디스플레이장치
JP2002039673A (ja) 冷蔵庫扉
JPH05167271A (ja) 回路基板の固定装置
KR100245200B1 (ko) 보조기억장치의 도난방지장치를 갖는 휴대용 컴퓨터
JP4037108B2 (ja) 基板の収納構造
JP2005136140A (ja) シャーシをキャビネット底面に係止した電気機器
JPH11224111A (ja) プログラマブルコントローラ
JP2009181038A (ja) 表示装置
JP2588594Y2 (ja) カバーの固定構造
JP2713145B2 (ja) 投射型テレビジョン受信機のスクリーン固定装置
AU767555B2 (en) Module holder
JP2509861Y2 (ja) Lcdホルダ―とボリュ―ムの固定構造
JPS6228129Y2 (ja)
KR100640793B1 (ko) 영상표시기기를 위한 pcb 및 브래킷의 고정구조
JPH0354466Y2 (ja)
KR950003854Y1 (ko) 프로젝션tv용 pcb홀더고정장치
JP3225254B2 (ja) プリント基板の取付構造
JP2000056052A (ja) シールドケース
JPS645425Y2 (ja)
KR200296910Y1 (ko) 시스템 장비의 전면 회로기판 고정장치
JP3093293U (ja) 多連スイッチノブ取付構造
JP4084878B2 (ja) 盤面ユニット
US20090218461A1 (en) Base assembly capable of reducing the number of assembling steps
KR0126463Y1 (ko) 전자제품의 레그 조립구조