JP2000078228A - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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JP2000078228A
JP2000078228A JP10245769A JP24576998A JP2000078228A JP 2000078228 A JP2000078228 A JP 2000078228A JP 10245769 A JP10245769 A JP 10245769A JP 24576998 A JP24576998 A JP 24576998A JP 2000078228 A JP2000078228 A JP 2000078228A
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Hiroyuki Endo
裕之 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PLCと周辺機器との間を接続するケーブル
長の制限を考慮することなしに、周辺装置をPLCから
遠方に設置することができようにして柔軟なFAシステ
ム構成を行えるようにする。 【解決手段】 通信制御装置1は、PLC2の通信制御
ユニットからDevice Net40を介して受信し
た送信フレームを、RS232Cのケーブル50に送信
される送信フレームに変換し、一方、RS232C機器
3ら受信した送信フレームをDevice Net40
に使用される送信フレームに変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラマブルコ
ントローラとDevice Netで接続され、また、
RS232C機器とRS232Cのケーブルで接続さ
れ、DeviceNetとRS232Cのケーブル間で
送信可能な送信フレームを送受信する通信制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、プログラマブルロジックコン
トローラ(以下、PLCという)を使用して周辺機器を
制御する方法の一つとして、図10に示すように、PL
C60に装着されているCPUユニット61で制御され
る通信制御ユニット62から、RS232Cの通信プロ
トコルを使用する周辺機器としてのRS232S機器
(RS232の通信プロトコルを使用する機器)70に
対して制御コマンドを送受信する方法が採用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、PLC
60が周辺機器としてのRS232C機器70に対する
制御データを送受信するに際して、上述したように、R
S232Cの通信プロトコルを使用する方法では、通信
制御ユニット62とRS232C機器70との間を結ぶ
ケーブル80の最大線路長が15mであるという制限が
あるため、RS232C機器70をPLC60から遠方
に設置することができず、FA(FactoryAutmation)シ
ステムの構成が制限を受けるという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は上述した問題点に鑑み、
PLCと周辺機器との間を接続するケーブル長の制限を
考慮することなしに、周辺装置をPLCから遠方に設置
することができようにして柔軟なFAシステム構成を行
える通信制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、プログラマブルコントローラとDevi
ce Netで接続され、また、1または複数のRS2
32C機器とRS232Cのケーブルで接続された通信
制御装置において、前記Device Netから受信
した送信フレームを、前記RS232Cのケーブル上に
送信される送信フレームに変換し、一方、前記RS23
2C機器から受信した送信フレームを前記Device
Netに使用される送信フレームに変換するフレーム
変換手段を有するようにする。
【0006】このような構成により、すなわち、ケーブ
ルの線路長が500mほどとることが可能なDevic
e Netからの送信フレームと、RS232C機器か
らの送信フレームとが、フレーム変換手段によりフレー
ム変換されるので、RS232C機器の設置距離をPL
Cから15m以上に設置することができる。
【0007】また、PLCと通信制御装置とに接続され
る回線がDevice Net1本のみであるため、P
LCと各RS232C機器間にケーブルを付設する必要
がなくなり、省配線することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信制御装置
の一実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0009】図1は本発明に係る通信制御装置が使用さ
れるFAシステムの構成を示すブロック図であり、図2
は図1に示されたFAシステムの各構成部においてフォ
ーマート変換して形成される送信フレームを示す図であ
り、図3は本発明に係る通信制御装置の一実施形態の構
成を示すブロック図である。
【0010】この実施形態の通信制御装置1は、図1に
示すように、CompoBus/Dからなるデバイスネ
ット(Device Net)40を介して通信制御ユ
ニット22と接続され、また、ケーブル50で#1およ
び#2のRS232C機器3と接続されている。
【0011】ここで、この実施形態の通信制御装置1の
構成を述べるまえに、図1に示したFAシステムを構成
するCPUユニット21,通信制御ユニット22,通信
制御装置1が生成する送信フレームを説明する。
【0012】CPUユニット21が生成する送信フレー
ムAは、PLC2のCPUユニット21が、ユーザプロ
グラムに記述されたIOWR命令を読み出し(図2中の
参照)、IOWR命令を実行すると(図2中の参
照)、IOWR命令に基づいて、生成される送信フレー
ムであって、この送信フレームAは、送信フレームAの
種別を指定する情報を有する種別エリアAaと、送信先
のアドレスを有する送信先アドレスエリアAbと、この
送信フレームがデータの読出しコマンドであるか,デー
タの書込みコマンドであるか,またリセットコマンド等
であるかを指定する情報を有するサービスコードエリア
Acと、この送信フレームを受信する通信制御機器1が
実行する通信制御プログラムを指定する情報を有するク
ラスIDエリアAdとインスタンスIDエリアAeと、
この送信フレームに有するデータの送信先ポートを指定
するアトリビユートIDを有するアトリビユートIDエ
リアAfと、送信データを有するデータエリアAgとか
ら構成されている。
【0013】通信制御ユニット22が生成する送信フレ
ームBは、PLC2のCPUユニット21から受けた送
信フレームAに基づいて生成されるDevice Ne
tを介して通信制御装置1に送信されるフレームであっ
て、この送信フレームBは、送信先のアドレスを有する
送信先アドレスエリアBaと、読出しコマンドである
か,データの書込みコマンドであるか,またリセットコ
マンド等であるかを指定する情報を有するサービスコー
ドエリアBbと、この送信フレームを受信する通信制御
機器1が実行する通信制御プログラムを指定する情報を
有するクラスIDエリアBcとインスタンスIDエリア
Bdと、この送信フレームに有するデータの送信先ポー
トを指定するアトリビユートIDを有するアトリビユー
トIDエリアBeと、送信データを有するデータエリア
Bfとから構成されている。
【0014】通信制御装置1が生成する送信フレームC
は、通信制御ユニット22から受けた送信フレームBに
基づいて生成されるケーブル50を介してRS232C
機器3に送信されるフレームであって、送信フレームの
開始を示す情報を有するヘッダエリアCaと、上述した
送信フレームエリアBfに有する送信データを,1バイ
トに分割した#1から#nの1バイトデータを有する1
バイト分データエリアCbと、送信フレームCの終了を
示すデミリタエリアCcとから構成されている。
【0015】#1〜#nの各1バイト分データエリアC
bは、1ビットからなるスタートビットと、JISコー
ドを使用する場合には8ビットで、ASCIIコードを
使用する場合には7ビットからなるデータと、1ビット
からなるデータの伝送誤りを検出するためのパリティビ
ットと、ストップビットとから構成されている。
【0016】この実施形態の通信制御装置1は、図3に
示すように、処理部(MPU)11と、Device
Net通信部12と、Device Net通信電源部
13と、通信制御内容を表示する表示部(LED)14
と、ポート1のRS232C送受信部15と、ポート2
のRS232C送受信部16と、S−RAMからなる送
信バッファ17と,S−RAMからなる受信バッファ1
8と、EEP−ROMからなるシステムパラメータ記憶
部19と、フラッシュメモリからなる通信制御プログラ
ム記憶部20とから構成されている。
【0017】処理部11は、通信状態を示す情報を記憶
するRAM111を有しており、通信制御プログラム記
憶部20に記憶されている通信制御プログラムに基づ
き、通信制御を行うようになっている。
【0018】Device Net通信部12は、De
vice Net40を介して受信した送信フレームB
を処理部11が処理可能な信号に変換して処理部11に
出力するとともに、処理部11から入力された信号をD
evice Net40に送信するフレームとしてDe
vice Net40に送信するようになっている。
【0019】ポート1のRS232C送受信部15,お
よびポート2のRS232C機器送受信部16はそれぞ
れ、ケーブル50を介して受信したRS232C機器か
らの情報を処理部11が処理可能な信号に変換して処理
部11に出力するとともに、処理部11から出力された
送信フレームCをケーブル50を介して、#1,#2の
RS232C機器に送信するようになっている。
【0020】システムパラメータ記憶部19は、例えば
伝送速度の通信制御に必要なパラメータを記憶するもの
であり、通信制御プログラム記憶部20は、処理部11
が実行する通信処理を記述した通信制御プログラムを記
憶するものである。
【0021】図4はPLC2中のI/Oメモリ(図示せ
ず)に有するポート1,2に対応する#1,2のRS2
32C機器のステータス状態を示すステータスエリアの
構成を示すブロック図である。
【0022】このステータスエリアDは、PLC2中の
I/OメモリのnCH(チャネル)に設けられており、
2バイトで形成されている。この2バイトの内、下位の
バイト(0ビット〜7ビット)がポート1に接続されて
いる#1のRS232C機器3のステータス状態を示す
#1のステータスエリアDaを有しており、上位のバイ
ト(8ビット〜15ビット)がポート2に接続されてい
る#2のRS232C機器3のステータス状態を示す#
2のステータスエリアDbを有している。
【0023】#1のステータスエリアDa(#0〜#7
のビットのエリア),および#2のステータスエリアD
b(#8〜#15のビットのエリア)には、それぞれ次
のようなフラグが格納されている。
【0024】0ビットおよび8ビットには、フラグが
“1”の場合には送信レディであることを示し、フラグ
が“0”の場合にはRS232C機器3にデータを送信
中であることを示す送信レディフラグが格納されてい
る。
【0025】1ビットおよび9ビットには、フラグが
“1”の場合にはシステム設定エラーを有することを示
すシステム設定エラーフラグが格納されている。
【0026】2ビットおよび10ビットには、フラグ
が“1”の場合にはRS232データが受信中であるこ
とを示すRS232受信中フラグが格納されている。
【0027】3ビットおよび11ビットには、フラグ
が“1”の場合にはRS232Cデータの受信が完了し
たことを示すRS232Cデータ受信完了フラグが格納
されている。
【0028】4ビットおよび12ビットには、“1”
の場合には送信されてきたフレームにパリティエラーが
あることを示すパリティエラーフレームフラグが格納さ
れている。
【0029】5ビットおよび13ビットには、フラグ
が“1”の場合には送信されてきたデータが所定時間以
上経過したことを示す送信オーバーランフラグが格納さ
れている。
【0030】6ビットおよび14ビットには、フラグ
が“1”の場合には送信されてきたデータのうち一文字
に使用されるビット長が異なっていることを示すフレミ
ングエラーフレームフラグが格納されている。
【0031】7ビットおよび15ビットには、フラグ
が“1”の場合には受信したデータが受信バッファ18
に一時記憶することができないこと示す受信バッファオ
ーバフラグが格納されている。
【0032】ここで、上述したフラグの内、送信レディ
フラグ,RS232Cデータ受信中フラグおよびRS2
32Cデータ受信完了フラグが、#1,#2のステータ
スエリアDa,Dbに設定されるタイミングと、それに
付随する処理を、図5を参照して説明する。
【0033】PLC2のCPUユニット21は、I/O
情報を取得するとき(I/Oリフレッシュ処理)、通信
制御ユニット22を介して、通信制御装置の通信処理状
態を問い合わせているが、問い合わせたときに、図5
(a)に示すように、現在、通信制御装置1が#1,#
2のRS232C機器3のいづれかからデータを受信し
た状態であるとすると(図5(a)参照)、その旨を
通信制御装置1から取得し、該当する#1,#2のRS
232C機器に対応する#1,#2のステータスエリア
中のRS232Cデータ受信中フラグを“1”にする
(図5(a)参照)。
【0034】その後、PLC2のCPUユニット21
は、通信制御装置1に対して問い合わせを行っていき、
通信装置1の通信処理状態が上記データの受信が完了し
た状態である旨を受けると、該当する#1,#2のRS
232C機器に対応する#1,#2のステータスエリア
中のRS232Cデータ受信中フラグを“0”にすると
ともに(図5(a)参照)、RS232Cデータ受信
完了フラグを“1”にする(図5(a)参照)。
【0035】引き続き、PLC2のCPUユニット21
は、通信制御装置1に対して問い合わせを行っていき、
通信制御装置1に対して読み出しコマンドを送信したの
ち(図5(a)参照)、それに対するレスポンスを受
けると(図5(a)参照)、RS232Cデータ受信
完了フラグを“0”にする(図5(a)参照)。
【0036】PLC2のCPUユニット21が、ユーザ
プログラム(ラダープログラム)を実行中、IOWR命
令を実行し(図5(b)参照)、例えば、サービスコ
ードが読出しコードであるSet Attribute
コマンド(読出しコマンド)を通信制御装置1に送信
し、通信制御装置1は、このSet Attribut
eコマンドを受信すると(図5(b)参照)、PLC
2のCPUユニット21に対してI/Oリフレッシュ時
の問い合わせに対して、このSet Attribut
eコマンドを受信した通信状態であることを通知する。
【0037】すると、PLC2のCPUユニット21
は、#1,#2のステータスエリアの送信レディフラグ
を“1”から“0”にする(図5(b)a参照)。
【0038】その後、通信制御装置1は、Set At
tributeコマンドに対するレスポンスをPLC2
のCPUユニット21に対して送信したのち(図5
(b)a参照)、#1,#2のRS232C機器3のい
づれかの送信データをPLC2のCPUユニット21に
対して送信する。
【0039】PLC2のCPUユニット21は、通信制
御装置1から、送信データを受信すると(図5(b)c
参照)、#1,#2のステータスエリアの送信レディフ
ラグを“0”から“1”にする(図5(b)d参照)。
【0040】続いて、この実施形態の通信制御装置2の
通信制御処理を、図6〜図9のフローチャートを参照し
て説明する。
【0041】通信制御装置1の処理部11は、PLC2
の通信制御ユニット21から制御コマンドの送信フレー
ムBを受信すると、受信した送信フレームBを受信バッ
ファ18に一時記憶する(ステップ110)。
【0042】次に、処理部11は、受信バッファ18に
一時格納されている送信フレームB中のサービスコード
エリアBbに有するサービスコードを読み出し(ステッ
プ120)、読み出したサービスコードの種別を判断す
る(ステップ130)。
【0043】処理部11は、サービスコードの種別を判
断した結果、サービスコードの種別が、#1,#2のR
S232機器のいづれかに有するデータ(I/Oデー
タ)を読み出す処理を行う。すなわち、処理部11は、
サービスコードが“0E”(ヘキサデシマル表示:16
進数表示)の読出し(Get Attribute Single) 処理の種
別のものであると判断した場合には、後述する読出し処
理を実行する(ステップ140)。
【0044】一方、処理部11は、サービスコードの種
別が、#1,#2のRS232機器のいづれかにデータ
を書き込む処理を行うことを示す,サービスコードが
“10”の書込み(Set Attribute Single) 処理を示す
種別のものであると判断した場合には、後述する書込処
理を実行する(ステップ150)。
【0045】一方、処理部11は、サービスコードの種
別が、#1,#2のRS232機器のいづれかを設定内
容をリセットする処理を行うことを示す,サービスコー
ドが“05”のリセット(Reset)処理を示す種別のもの
であると判断した場合には、後述するリセット処理を実
行する(ステップ160)。
【0046】一方、処理部11は、読み出しがサービス
コードが該当する種別に無い場合には、エラー処理を行
う(ステップ170)。
【0047】このようにして、通信制御装置1は、PL
C2の通信制御ユニット22から制御コマンドの送信フ
レームに対する所定の処理を実行し、処理を終了する。
【0048】ここで、上述したステップ140に記述し
た読出し処理について、図7のフローチャートを参照し
て説明する。
【0049】通信制御装置2の処理部11は、サービス
コードの種別を判断した結果、サービスコードの種別
が、#1,#2のRS232機器のいづれかに有するデ
ータ(I/Oデータ)を読み出す処理を行う。すなわ
ち、処理部11は、サービスコードが“0E”(ヘキサ
デシマル表示:16進数表示)の読出し(Get Attribut
eSingle) 処理の種別のものであると判断した場合に
は、当該送信フレームB中のクラスIDエリアBcに有
するクラスIDが、“0094”(ヘキサデシマス表
示:16進数表示)であるか否かを判断する(ステップ
141)。
【0050】処理部11は、送信フレームB中のクラス
IDエリアBcに有するクラスIDが、“0094”
(ヘキサデシマス表示:16進数表示)でないと判断し
た場合には(ステップ141;N)、エラー処理142
を行う一方、“0094”であると判断した場合には
(ステップ141;Y)、送信フレームB中のインスタ
ンスIDエリアBdに有するインスタンスIDを読み取
り、その読み取ったインスタンスIDが何であるかを判
断する(ステップ143)。
【0051】処理部11は、読み取ったインスタンスI
Dが“0001”(ヘキサデシマス表示:16進数表
示)であると判断した場合には(ステップ143;“0
001”)、システムパラメータ記憶部19に記憶され
ているシステム設定情報を読出し、この読みだしたシス
テム設定情報をDevice Net40を介して通信
制御ユニット22に送信する(ステップ144)。
【0052】一方、処理部11は、読み取ったインスタ
ンスIDが“0002”であると判断した場合には(ス
テップ143;“0002”)、ポート1に対応する#
1のRS232C機器3から、例えば、#1のRS23
2C機器3が周辺機器が計測した値のデータを、上述し
た送信フレームCとして読み出し、この読み出したデー
タをDevice Net40を介して通信制御ユニッ
ト22に送信する(ステップ145)。
【0053】一方、処理部11は、読み取ったインスタ
ンスIDが“0003”であると判断した場合には(ス
テップ143;“0003”)、ポート2に対応する#
2のRS232C機器3から、#2のRS232C機器
3が周辺機器が計測した値のデータを、送信フレームC
として読み出し、この読み出したデータをDevice
Net40を介して通信制御ユニット22に送信する
(ステップ146)。
【0054】一方、処理部11は、読み取ったインスタ
ンスIDが該当するものが無い場合には(ステップ14
3;その他)、エラー処理を行う(ステップ147)。
【0055】上述したステップ150に記述した書込み
処理について、図8のフローチャートを参照して説明す
る。
【0056】通信制御装置2の処理部11は、サービス
コードの種別を判断した結果、サービスコードの種別
が、#1,#2のRS232機器のいづれかに有するデ
ータ(I/Oデータ)を読み出す処理を行う。すなわ
ち、処理部11は、サービスコードが“0E”(ヘキサ
デシマル表示:16進数表示)の読出し(Get Attribut
eSingle) 処理の種別のものであると判断した場合に
は、当該送信フレームB中のクラスIDエリアBcに有
するクラスIDが、“0094”(ヘキサデシマス表
示:16進数表示)であるか否かを判断する(ステップ
151)。
【0057】処理部11は、送信フレームB中のクラス
IDエリアBcに有するクラスIDが、“0094”
(ヘキサデシマス表示:16進数表示)でないと判断し
た場合には(ステップ151;N)、エラー処理152
を行う一方、“0094”であると判断した場合には
(ステップ151;Y)、送信フレームB中のインスタ
ンスIDエリアBdに有するインスタンスIDを読み取
り、その読み取ったインスタンスIDが何であるかを判
断する(ステップ153)。
【0058】処理部11は、読み取ったインスタンスI
Dが“0001”(ヘキサデシマス表示:16進数表
示)であると判断した場合には(ステップ153;“0
001”)、PLC2の通信制御ユニット22から受信
した上述した送信フレームBからなる制御データに有す
るシステム設定内容を通信制御プログラム記憶部20に
書き込む(ステップ154)。
【0059】一方、処理部11は、読み取ったインスタ
ンスIDが“0002”であると判断した場合には(ス
テップ153;“0002”)、ポート1に対応する#
1のRS232C機器3に対して、制御データを、上述
した送信フレームCとしてケーブル50を介して送信す
る(ステップ155)。
【0060】一方、処理部11は、読み取ったインスタ
ンスIDが“0003”であると判断した場合には(ス
テップ153;“0003”)、ポート2に対応する#
2のRS232C機器3に対して、制御データを、上述
した送信フレームCとしてケーブル50を介して送信す
る(ステップ156)。
【0061】一方、処理部11は、読み取ったインスタ
ンスIDが該当するものが無い場合には(ステップ15
3;その他)、エラー処理を行う(ステップ157)。
【0062】上述したステップ160に記述したリセッ
ト処理について、図9のフローチャートを参照して説明
する。
【0063】通信制御装置2の処理部11は、サービス
コードの種別を判断した結果、サービスコードの種別
が、#1,#2のRS232機器のいづれかに有するデ
ータ(I/Oデータ)を読み出す処理を行う。すなわ
ち、処理部11は、サービスコードが“0E”(ヘキサ
デシマル表示:16進数表示)の読出し(Get Attribut
eSingle) 処理の種別のものであると判断した場合に
は、当該送信フレームB中のクラスIDエリアBcに有
するクラスIDが、“0094”(ヘキサデシマス表
示:16進数表示)であるか否かを判断する(ステップ
161)。
【0064】処理部11は、送信フレームB中のクラス
IDエリアBcに有するクラスIDが、“0094”
(ヘキサデシマス表示:16進数表示)でないと判断し
た場合には(ステップ151;N)、エラー処理162
を行う一方、“0094”であると判断した場合には
(ステップ161;Y)、送信フレームB中のインスタ
ンスIDエリアBdに有するインスタンスIDを読み取
り、その読み取ったインスタンスIDが何であるかを判
断する(ステップ163)。
【0065】処理部11は、読み取ったインスタンスI
Dが“0001”(ヘキサデシマス表示:16進数表
示)であると判断した場合には(ステップ153;“0
001”)、システムパラメータ記憶部19に記憶され
ているシステム設定情報に基づき、システム設定をリセ
ットする(ステップ164)。
【0066】一方、処理部11は、読み取ったインスタ
ンスIDが“0002”であると判断した場合には(ス
テップ163;“0002”)、ポート1に対応する#
1のRS232C機器3をリセットさせる制御データ
を、上述した送信フレームCとしてケーブル50を介し
て送信し、#1のRS232C機器3をリセットさせる
(ステップ165)。
【0067】一方、処理部11は、読み取ったインスタ
ンスIDが“0003”であると判断した場合には(ス
テップ163;“0003”)、ポート2に対応する#
2のRS232C機器3をリセットさせる制御データ
を、上述した送信フレームCとしてケーブル50を介し
て送信し、#2のRS232C機器3をリセットさせる
(ステップ165)。
【0068】一方、処理部11は、読み取ったインスタ
ンスIDが該当するものが無いと判断した場合には(ス
テップ163;その他)、エラー処理を行う(ステップ
167)。
【0069】上述したこの実施形態の通信制御装置は、
サービスコードごとに、図7,図8,図9にしたよう
に、クラスIDが“0094”であり、インスタンスI
Dがシステム設定の場合には“0001”であり,ポー
ト1の場合には“0002”であり,ポート2の場合に
は“0003”で指定された通信制御プログラムを実行
するようになっている。
【0070】この実施形態の通信制御装置では、Dev
ice Net40から受信した送信フレームを、RS
232Cのケーブル50上に送信される送信フレームに
変換し、一方、RS232C機器3から受信した送信フ
レームをDevice Net40に使用される送信フ
レームに変換することにより、RS232C機器3の設
置距離をPLCから15m以上に設置することができ
る。
【0071】また、PLC2と通信制御装置1とに接続
される回線がDevice Net40の1本のみであ
るため、PLC2と各RS232C機器間3にケーブル
を付設する必要がなくなり、省配線することができる。
【0072】
【発明の効果】以上本発明によれば、Device N
etからの送信フレームと、RS232C機器からの送
信フレームとが、フレーム変換手段によりフレーム変換
されるので、RS232C機器の設置距離をPLCから
15m以上に設置することができる。
【0073】すなわち、PLCと周辺機器との間を接続
するケーブル長の制限を考慮することなしに、周辺装置
をPLCから遠方に設置することができようにして柔軟
なFAシステム構成を行うことができる。
【0074】また、本発明によれば、PLCと通信制御
装置とに接続される回線がDevice Net1本の
みであるため、PLCと各RS232C機器間にケーブ
ルを付設する必要がなくなり、省配線することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信制御装置が使用されているF
Aシステムの概略構成図。
【図2】図1中の各構成間で送信される送信フレームの
構成を示すブロック図。
【図3】本発明に係る通信制御装置の一実施形態の構成
を示すブロック図。
【図4】図1中のPLCに有するステータスエリアの構
成を示すブロック図。
【図5】図4中のステータスエリアに有する各フラグの
状態を示すタイミングチャート。
【図6】この実施形態の通信制御装置の処理動作を示す
フローチャート。
【図7】図6中のステップ140の処理を示すフローチ
ャート。
【図8】図6中のステップ150の処理を示すフローチ
ャート。
【図9】図6中のステップ160の処理を示すフローチ
ャート。
【図10】従来のFAシステムの概略構成図。
【符号の説明】
1 通信制御装置 11 処理部(MPU) 12 Device Net通信部 13 Device Net通信電源部 14 表示部 15,16 RS232C送受信部 17 送信バッファ 18 受信バッファ 19 システムパラメータ記憶部 20 通信制御プログラム記憶部 2 プログラマブルロジックコントローラ(PL
C) 21 CPUユニット 22 通信制御ユニット 3 RS232C機器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラマブルコントローラとDevi
    ce Netで接続され、また、1または複数のRS2
    32C機器とRS232Cのケーブルで接続された通信
    制御装置において、 前記Device Netから受信した送信フレーム
    を、前記RS232Cのケーブル上に送信される送信フ
    レームに変換し、一方、前記RS232C機器から受信
    した送信フレームを前記Device Netに使用さ
    れる送信フレームに変換するフレーム変換手段を有する
    ことを特徴とする通信制御装置。
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