JP2000075577A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000075577A
JP2000075577A JP11202129A JP20212999A JP2000075577A JP 2000075577 A JP2000075577 A JP 2000075577A JP 11202129 A JP11202129 A JP 11202129A JP 20212999 A JP20212999 A JP 20212999A JP 2000075577 A JP2000075577 A JP 2000075577A
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exposure
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image
toner
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Tomohito Ishida
知仁 石田
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/169Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer with means for preconditioning the toner image before the transfer

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写材上の高精細なトナー像を転写を可能と
する。 【解決手段】 感光体として、低露光量で感度が低く、
高露光量で感度が高いインダクション感光体11を使用
する。これにより、露光光の照射スポット径を小さくし
たのと同様の効果が得られ、現像時に強い電界の作用で
感光体11上に高精細なトナー像を形成することができ
る。ところが、このままの状態でトナー像を転写材に転
写すると、感光体表面の強い電界によってトナー飛び散
りや転写不良が発生する。そこで、転写の前に、転写前
露光ユニット16により感光体表面に光照射して感光体
表面の電位を減衰させる。これにより、感光体上の高精
細トナー像を、ほぼそのまま転写材上に転写することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機、プ
リンタ、ファクシミリ、製版システムなどに用いる電子
写真方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置において、高速かつ低騒音
のプリンタとして、電子写真方式を採用したレーザビー
ムプリンタが知られている。
【0003】図12に、従来のレーザビームプリンタの
概略構成を示す。矢印R1方向に回転駆動された感光ド
ラム(感光体)1は、帯電器2(矢印R2方向に回転)
による帯電、露光手段3による露光、現像器4の現像ロ
ーラ4a(矢印R4方向に回転)による現像によって、
表面にトナー像が形成され、このトナー像は、転写装置
5(矢印R5方向に回転)によって転写材P(例えば、
紙)上に転写された後、定着器7によって転写材P上に
定着される。なお、トナー像転写後に感光ドラム1は、
表面に残ったトナー(転写残トナー)がクリーニング装
置6によって除去され、次の画像形成に供される。
【0004】上述のレーザビームプリンタは、感光体1
に対するレーザビームの照射の有無の2値記録により、
文字、図形などの画像を形成するもので、文字、図形な
どの記録であれば、中間調濃度を記録する必要がなく、
簡易な構造とすることができる。このような2値記録方
式のプリンタであっても、ディザ法や濃度パターン法な
どの、面積階調による中間調再現法を採用することによ
り中間調を表現できるが、ディザ法、濃度パターン法な
どを採用したプリンタでは高解像度が得られないという
欠点があった。
【0005】このため、記録密度を低下させずに高解像
度で、各画素において中間調を形成するパルス幅変調方
式(PWM方式)の画像形成装置が提案されている。こ
のPWM方式の画像形成装置は、画像信号によってレー
ザビームの照射時間を変調することにより中間調の画素
形成を行うもので、高解像度で、かつ高階調性の画像を
形成できるため、カラー画像の形成に特に適している。
すなわち、上述のPWM方式によると、1画素毎にビー
ムスポットにより形成されるドットの面積階調を行うこ
とができ、解像度を低下させることなく中間調を表現で
きる。
【0006】ところが、上述のPWM方式の画像形成装
置において、画素密度をさらに高めていくと、ビームス
ポット径に対して画素が相対的に小さくなるために露光
時間変調による階調を十分に取ることができないという
欠点があった。
【0007】このため、階調性を保持したまま解像度を
向上させるには、ビームスポット径をより小さくする必
要がある。例えば、レーザを用いた走査光学系を使用す
るときには、レーザ光の波長を短波長化したり、f−θ
レンズのNAを大きくしたりすることなどが必要となる
が、このような方法を用いると高価なレーザを使用しな
ければならず、またレンズやスキャナの大型化及び焦点
深度の低下に伴って走査光学系に要求されている機械精
度の向上などから、装置本体の大型化とコストの上昇と
が避けられないという欠点がある。さらに、LEDアレ
イや液晶シャッターアレイなどの固体スキャナにおいて
もスキャナ自体の価格の上昇、取り付け精度の上昇、電
気駆動回路のコスト上昇は避けられないという欠点があ
る。
【0008】このような欠点があるにもかかわらず、近
年、電子写真方式を用いた画像形成装置には、解像度の
上昇及び階調性の上昇がますます要求されている。
【0009】このような状況に対して、例えば、特開平
1−169454号公報、特開平1−172863号公
報などに記載されている感光体、すなわち低露光量にお
いて感度が低く、露光量が増大するに伴って感度が高く
なる特性を有する感光体を用いれば、強度分布を有する
照射スポットにおける低露光量部分を除去し、あたかも
照射スポット径を小さくしたことと同様の効果が得られ
ることを見出した。このような効果を示す感光体をここ
ではインダクション感光体と呼ぶ。インダクション感光
体を使用することにより、上述の感光体に対して強度分
布を有する照射スポットを走査するような画像形成装置
において、照射スポット径以下の高解像度を得ることが
可能となった。さらにこのように、シャープな表面電荷
密度を有する感光体に対して、高周波の現像バイアスを
印加して現像したところ、そのシャープな電荷密度によ
って感光体表面に生じた強い電界により、ラインや文字
などの比較的大きな画像パターンはもちろん、グラフィ
ック画像のハーフトーン部にみられる孤立ドットで形成
された画像パターンにおいても非常に密なトナー像が形
成されることが見出された。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、非常に強い力
で感光体上に拘束されたトナー粒子を転写装置によって
転写材上に転写するためには、感光体上のトナー像を強
い転写電界によって感光体から剥ぎ取らねばならない。
転写電界を強くすると転写効率は上がるが、強くしすぎ
ると放電現象などを起こし、転写材上又は感光体上でト
ナー粒子の凝集体ができるなど、画像劣化を引き起こ
す。すなわち、通常、あらゆる画像パターンにおいて、
転写効率と転写時のドット再現性が両立するように転写
電界を決定するが、上述のインダクション感光体を使用
した場合には、感光体上では輪郭のしっかりした非常に
密なトナー像が得られているが、転写材上ではトナー飛
び散りや転写不良が激しく良好な出力画像が得られない
という問題があった。
【0011】本発明は、上述事情に鑑みてなされたもの
であり、現像時に強い電界の作用で得られた感光体上の
高精細なトナー像を、飛び散りや転写不良なく転写材上
に転写できるようにした画像形成装置を提供することを
目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1に係る発明は、感光体と、帯電手段による
前記感光体の帯電と露光手段による帯電後の前記感光体
の像露光とによって静電潜像を形成する静電潜像形成手
段と、前記静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成
する現像手段と、前記トナー像を転写材に静電的に転写
する転写手段とを備えた画像形成装置において、前記感
光体は、前記感光体の露光量の変化に対する前記感光体
の表面電位の変化率が、第1の露光量の場合よりも、前
記第1の露光量を上回る第2の露光量の場合の方が大き
くなるような特性を有し、前記画像形成装置は、さら
に、前記現像手段による現像後であって、前記転写手段
による転写前に、前記感光体のトナー付着部の電位と非
トナー付着部の電位との電位差を減少させる減少手段を
備える、ことを特徴とする。
【0013】請求項2に係る本発明は、請求項1の画像
形成装置において、前記感光体は、前記感光体の露光量
の変化に対する前記感光体の表面電位の変化の曲線が、
露光量の増加に連れて上方に凸から下方に凸に変化する
変曲点をもつような特性を有する、ことを特徴とする。
【0014】請求項3に係る本発明は、請求項1の画像
形成装置において、前記減少手段は、前記感光体を露光
する転写前露光手段である、ことを特徴とする。
【0015】請求項4に係る本発明は、請求項3の画像
形成装置において、前記転写前露光手段は、前記感光体
の露光量の変化に対する前記感光体の表面電位の変化の
曲線における2次微分曲線の低光量側のピークより高い
露光量で、前記感光体を露光する、ことを特徴とする。
【0016】請求項5に係る本発明は、請求項3の画像
形成装置において、前記転写前露光手段は、前記感光体
の露光量の変化に対する前記感光体の表面電位の変化の
曲線における2次微分曲線の高光量側のピークより低い
露光量で、前記感光体を露光する、ことを特徴とする。
【0017】請求項6に係る本発明は、請求項2の画像
形成装置において、前記露光手段は、前記静電潜像の解
像度の1ドットに相当する光を前記感光体に照射する場
合、その光量分布のピーク光量の10%の光量を、前記
変曲点に対応する光量よりも低い光量側に有する、こと
を特徴とする。
【0018】請求項7に係る本発明は、請求項1の画像
形成装置において、前記減少手段は、コロナ放電器であ
る、ことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0020】〈実施の形態1〉図1に、本発明に係る画
像形成装置の一例を示す。なお、同図は、レーザビーム
プリンタの概略構成を示す縦断面図(模式図)である。
【0021】同図に示すレーザビームプリンタ(以下
「画像形成装置」という。)は、ドラム型の電子写真感
光体(以下単に「感光体」という)11を備えている。
なお、本発明に係る感光体11は、特殊な感光体であ
り、その性質等については後に詳述する。感光体11
は、駆動手段(不図示)によって矢印R1方向に回転駆
動される。感光体11は、その表面が一次帯電器12に
よって所定の極性、所定の電位に均一に帯電され、露光
手段13による画像情報に応じた光照射によって静電潜
像が形成される。この静電潜像は、現像装置の現像スリ
ーブ14によってトナーが付着され、トナー像として現
像される。この感光体11上のトナー像は、搬送手段
(不図示)によって矢印K方向に搬送されてきた紙等
の転写材Pに、転写装置15によって転写される。トナ
ー像転写後の転写材Pは、定着器(不図示)の加熱、加
圧によって表面にトナー像が定着され、装置本体外部に
排出される。一方、トナー像転写後の感光体11は、転
写材Pに転写されないで表面に残ったトナー(転写残ト
ナー)がクリーニング装置(不図示)によって除去さ
れ、次の画像形成に供される。
【0022】本実施の形態においては、さらに、転写の
前に、電位差減少手段としての光照射手段16によっ
て、感光体11の表面電位を低下させている。
【0023】なお、このときの光照射には、感光体11
の露光量と表面電位との関係を示す減衰曲線における2
次微分曲線の低光量側のピークより高光量側の露光量で
光照射することにより、感光体11の表面電位を低下さ
せることで、感光体11上の電位差を減少させることが
できるものである。
【0024】なお、上述の一次帯電器12、現像スリー
ブ14、及び転写装置15と、感光体11との間には、
この順に、帯電ニップ部N、現像ニップ部D、及び転写
ニップ部Tが構成されている。
【0025】次に、本発明の特徴部分について説明す
る。
【0026】まず、本発明の考え方を、イメージ図を用
いて説明する。図2に本発明に用いるインダクション感
光体の露光量(単位は「μJ/cm」)と表面電位
(単位は「V」)との関係を示す減衰曲線を示す。
【0027】本実施の形態で使用するインダクション感
光体11は、図2に示すように、低露光量領域では、感
度(露光量に対する表面電位の変化率をいう。以下、同
じ。)が低く、高露光領域では、感度が高い。また、同
図に示す減衰曲線は、露光量の低露光量側から高露光量
側への増加に伴って上方に凸状から下方に凸状に移行す
る変曲点Iを有するようになっている。さらに、インダ
クション感光体11は、解像度のワンドットに相当する
光を露光手段13により表面に照射したとき、その光量
分布のピーク光量の10%の露光量を、上述の変曲点I
に対応する露光量よりも低露光量側に有している。この
ため、光強度の強い光から弱い光まで含む光、つまり、
強度分布を有する光を照射した場合でも、感光体表面に
形成される電荷密度分布は、図3(c)に示すように急
峻な矩形型のものとなる。図3(a)は、露光量と表面
電位との関係が直線的な感光体を用いて、強度分布を有
する光を照射したときに得られる感光体上の電荷密度分
布である。インダクション感光体11と異なり光量分布
の形状がそのまま保存されて電荷密度分布が形成されて
いることがわかる。このようにインダクション感光体1
1を使用したとき、感光体表面に急峻な電荷密度分布が
形成されることによって、図4(b)に示すように感光
体と現像スリーブとによって構成される現像空間におけ
る感光体表面近傍の電界強度が非常に強くなる。
【0028】ここで、図4(a)、(b)、図5
(c)、(d)の見方を図6、図7を参照しながら説明
する。まず、インダクション感光体11とこれに対面す
る現像スリーブ14とによって両者間が距離Sの現像空
間が構成されたと考える。この現像空間の感光体表面
に、ある電荷密度分布が形成されているとし、この感光
体表面が図7の向かって奥側A1に配置されていると仮
定する。さらにこの感光体11に対向する現像スリーブ
14が図7中の手前側A2に配置されていると仮定す
る。このとき、図中の手前側A2と奥側A1のそれぞれ
の距離A4が感光体11と現像スリーブ14との距離S
に対応し、A4方向の軸上0の位置が感光体表面、軸上
100の位置が現像スリーブ表面を表している。また、
この現像空間での電位分布を図中の高さA3として表
し、A3方向の軸上800の位置が感光体表面の帯電電
位、軸上0の位置が現像スリーブ14又は転写材Pの電
位を表している。このようにして、各位置での電位を結
んでできた面の傾きがそれぞれの位置での電界強度にな
る。
【0029】さらに、図3(b)、(d)について、図
8を参照しながら説明する。図8において、縦軸は電位
の高さを示し、各曲線はそれぞれ、感光体からのある位
置における電位を示し、その数値は図7の軸A4上の数
値に対応している。すなわち曲線0は感光体表面での電
位を示し、曲線20は感光体表面近傍の位置での電位を
表す。以下同様に40、60、80と感光体11から離
れた位置での電位を示し、曲線100は現像スリーブ1
4上での電位を表す。
【0030】このようにして図4(b)、図3(d)を
考えると、インダクション感光体11を用いたときの感
光体表面近傍の電位分布は急峻に感光体側に傾斜をして
おり、感光体11に向かって強い電界33が作用してい
ることがわかる。
【0031】一方、図4(a)、図3(b)に示すよう
に露光量と表面電位との関係が直線的な感光体を使用し
たときの感光体表面近傍の電界分布31は、ゆるやかに
感光体に向かっており、トナー粒子32に対して感光体
側へは弱い力しか作用していないことがわかる。
【0032】このようにインダクション感光体11を使
用して画像形成を行ったとき感光体表面に非常に強い電
界が発生し現像時に高精細で密なトナー像を形成するこ
とができる。
【0033】しかし、このように強い電界によって良好
な現像を実現してきたインダクション感光体11をこの
ままの状態にして転写処理を行うと、感光体表面近傍の
トナー粒子34は感光体表面に強く引っ張られているた
め、速やかに転写材Pに転写されないで、ひどい飛び散
りや転写不良などの画像劣化が生じてしまう。
【0034】そこで、本実施の形態では、潜像形成時に
作られた感光体表面近傍の強い電界分布を現像処理終了
後、転写処理開始前に感光体表面に光照射することによ
り、図5(c)のように潜像形成時に光を照射していな
い部分の電位も下げることで感光体表面に発生していた
電界を消去し、感光体表面でフラットな電位分布41を
つくり、トナー粒子42の転写をし易くする。この感光
体11上の電位面に対して転写電界を印加すると、図5
(d)のように、電位分布43が変化し、感光体11上
のトナー粒子44が良好に転写される。
【0035】このときの転写前に与える露光量が、図2
に示す露光量と感光体11の表面電位との関係を示す減
衰曲線における2次微分曲線の低光量側のピークより高
光量側の露光量で光照射することが必要であり、かつ、
露光量と感光体11の表面電位との関係を示す減衰曲線
における2次微分曲線の高光量側のピークより低光量側
の露光量、つまり図13の斜線で示す範囲の露光量で光
照射することが理想的である。さらに具体的には、図2
に示す露光量と感光体11の表面電位との関係を示す減
衰曲線における1次微分曲線のピーク光量で、転写処理
前に光照射することによりその効果が顕著に現れる。
【0036】以上で、本発明の考え方についての説明を
終える。
【0037】つづいて、各部材について詳述する。
【0038】本実施の形態においては、感光体としてイ
ンダクション感光体11を使用している。
【0039】インダクション感光体11は、円筒状のド
ラム基体の外周面に、電荷発生層と電荷輸送層とを有す
る感光層を設けて構成されている。
【0040】ドラム基体としては、ドラム基体自体が導
電性を有するものの、例えば、アルミニウム、アルミニ
ウム合金、銅、亜鉛、ステンレス、クロム、チタン、ニ
ッケル、マグネシウム、インジウム、金、白金、銀、鉄
などを用いることができる。その他、ドラム基体自体は
導電性を有さない、例えば、プラスチックなどの誘電体
基材によって形成し、その表面に、アルミニウム、酸化
インジウム、酸化スズ、金などを蒸着などにより被膜形
成して導電層を設けて全体として導電性を有するように
したものや、導電性微粒子をプラスチックや紙に混合し
たものなどを用いることができる。
【0041】上述のドラム基体と感光層との中間に、注
入阻止機能と接着機能とを有する下引き層を設けるよう
にしてもよい。下引き層としては、カゼイン、ポリビニ
ルアルコール、ニトロセルロース、エチレン−アクリル
酸コポリマー、ポリビニルブチラール、フェノール樹
脂、ポリアミド、ポリウレタン、ゼラチンなどによって
形成することができる。下引き層の膜厚は0.1〜10
μm、好ましくは0.3〜3μmが用いられる。
【0042】感光層としては、インダクション効果を有
しており、電界強電によりインダクション量と感度とが
変化するものであれば、任意の部材を用いることが可能
であり、電荷発生層と電荷輸送層とからなる機能分離タ
イプのものや電荷発生と電荷輸送とを同一の層で行う単
層タイプが用いられる。
【0043】電荷発生材料としては、例えば、セレン−
テルル、ピリリウム系染料、チオピリリウム系染料、フ
タロシアニン系顔料、アントアントロン系顔料、ジベン
ズピレンキノン系顔料、ピラントロン系顔料、トリスア
ゾ系顔料、ジスアゾ系顔料、アゾ系顔料、インジゴ系顔
料、キナクリドン系顔料、シアニン系顔料などを用いる
ことができる。
【0044】電荷輸送材料としては、ポリ−N−ビニル
カルバゾール、ポリスチリルアントラセンなどの複素環
や縮合多環芳香族を有する高分子化合物、ピラゾリン、
イミダゾール、オキサゾール、オキサジアゾール、トリ
アゾール、カルバゾールなどの複素環化合物、トリフェ
ニルメタンなどのトリアリールアルカン誘導体、トリフ
ェニルアミンなどのトリアリールアミン誘導体、フェニ
レンジアミン誘導体、N−フェニルカルバゾール誘導
体、スチルベン誘導体、ヒドラゾン誘導体などの低分子
化合物を用いることができる。
【0045】上述の電荷発生材料や電荷輸送材料は必要
に応じてバインダーポリマーが用いられる。バインダー
ポリマーの例としては、スチレン、酢酸ビニル、塩化ビ
ニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、フ
ッ化ビニリデン、トリフルオロエチレンなどのビニル化
合物の重合体及び共重合体、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルアセタール、ポリカーボネート、ポリエステ
ル、ポリスルホン、ポリフェニレンオキサイド、ポリウ
レタン、セルロース樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹
脂、ケイ素樹脂、エポキシ樹脂などが挙げられる。
【0046】感光層には前述の化合物以外にも機械的特
性の改良や耐久性向上のために添加剤を用いることがで
きる。このような添加剤としては、酸化防止剤、紫外線
吸収剤、安定化剤、架橋剤、潤滑剤、導電性制御剤など
が用いられる。
【0047】本実施の形態で使用したインダクション感
光体11は、ドラム基体の外周面に、感光層として、ポ
リエステル−メラミン系硬化樹脂4重量部に対して特殊
CuPC顔料(東洋インキ製)を1重量部分散させたも
のを厚さ20μm塗布したものを用いた。
【0048】一次帯電器12としては、コロナワイヤと
シールドと電界制御グリッドとを有するコロナ帯電器を
用いたコロナ帯電方式や、インダクション感光体11に
接触させた帯電ローラに直流、又は直流と交流との重畳
バイアスを印加して帯電するローラ帯電方式などがあ
る。本実施の形態では、帯電ローラを使用し、これに9
50Hz、ピーク間電圧800VPPの交流と、+50
0VDCの直流とを重畳させた帯電バイアスを印加し感
光体表面を+500Vに帯電させた。
【0049】露光手段13としての光学系には、半導体
レーザを使用したスキャナタイプのものや、LEDによ
り集光装置であるセルフォックレンズを介して像露光を
おこなうもの、また、EL素子やプラズマ発光素子な
ど、その他の光学系も使用することができる。これらの
光学系を用い、PWM方式による階調制御や、ディザ法
などの面積階調法、レーザ光強度変調、あるいはこれら
を組み合わせた制御法を使用することができる。
【0050】本実施の形態では、680nm、5mWの
半導体レーザを用いた。インダクション感光体11上で
のスポット径はピーク強度から1/eの光強度を有す
る光分布の径が、主走査×副走査方向で25×45μm
であるスキャナタイプの光学系を使用し、600dpi
の画像出力を行った。
【0051】現像装置としては、磁性トナーを磁力によ
り搬送し、現像ニップ部Dにて非接触で感光体11上に
飛翔現像させる磁性1成分の非接触現像方式、又は現像
ニップで感光体11に接触させて現像処理を行う磁性接
触現像方式、非磁性トナーをブレードにより規制し帯電
させ、現像スリーブ14に担持して搬送し現像ニップ部
Dにおいて非接触でトナーを飛翔現像させる非磁性1成
分の非接触現像方式、又は現像ニップ部Dで感光体11
に接触させ現像処理を行う非磁性1成分の接触現像方
式、同じく非磁性トナーを磁性粉体であるキャリヤに混
合させ同じく現像スリーブ14で現像ニップ部Dまで搬
送し現像処理を行う2成分現像方式など様々な現像法を
使用することができる。本実施の形態では磁性1成分の
非接触現像方式により、現像スリーブ14と感光体11
の最近接部の距離を300μm、現像バイアスを周波数
1800Hz、ピーク間電圧800VPPの交流成分
と、350VDCの直流成分との重畳バイアスを印加す
ることにより現像を行った。
【0052】転写装置15には、電気的な力、又は機械
的な力を利用した転写方式を使用することができる。電
気的な力を利用して転写を行う方法として、コロナワイ
ヤによりトナーの帯電極性と逆極性の直流バイアスを印
加して転写を行うコロナ転写方式、10〜1012Ω
・cmの電気抵抗値を示す部材を表層に有するローラを
当接させ、トナーと逆極性のバイアスを印加するローラ
転写方式などがある。
【0053】本実施の形態では転写ローラを用い、2〜
10μAの転写電流を流すことにより転写を行った。
【0054】さらに、感光体11の回転方向に沿って
の、現像ニップ部Dの下流側でかつ転写ニップ部Tの上
流側において、感光体11表面に対向するようにして、
電位差減少手段16としての転写前露光ユニット(光照
射手段)を配設した。これにより、現像処理後、転写処
理開始前に感光体11表面に光照射を行った。転写前露
光ユニットとしては、タングステンランプ、LED、各
種ガスレーザ、有機EL、蛍光灯、水銀ランプなど、感
光体11の感光層を構成する材料が感度を有するものを
使用可能である。なお、感光体11の耐久性の観点か
ら、水銀ランプなどの短波長領域に強い発光を有するも
のよりも、長波長領域に発光波長域を有するものの方が
適当である。本実施の形態では、小型のタングステンラ
ンプを感光体11の長手方向(外周面の母線方向)に複
数個、配置して1.8μJ/cmの露光量で転写前露
光を行った。
【0055】以上の構成により画像出力した結果を、図
9(a)、(b)、(c)に示す。図9(a)は、トナ
ーによってインダクション感光体11上で現像されたハ
ーフトーン画像であり、前述のように、インダクション
感光体11を使用することで、高精細トナー像を形成す
ることができる。(b)は、この高精細トナー像を、電
位差減少手段16としての転写前露光ユニットを使用し
ないで、転写材(普通紙)P上に転写したときの、転写
材P上でのトナー像(転写像)を示す。同図に示すよう
に、トナーの激しい飛び散りと転写不良が起きているこ
とがわかる。すなわち、インダクション感光体11上で
得られていた高精細トナー像が転写材Pである普通紙上
では再現されていない。
【0056】これに対し、図9(c)は、(a)に示す
インダクション感光体11上の高精細トナー像を、電位
差減少手段16としての転写前露光ユニットを使用し
て、転写材(普通紙)P上に転写したときの、転写材P
上のトナー像(転写像)を示す。同図に示すように、転
写材P上においても、インダクション感光体11上で得
られていた高精細トナー像に近い高精細なトナー像(転
写像)を得ることができた。
【0057】〈実施の形態2〉図10に、実施の形態2
を示す。本実施の形態においては、上述の実施の形態1
の構成に、さらに、遮光部材としての露光ユニット遮光
板17を取り付けて、転写前露光に用いた照射光(転写
前露光光)が、感光体11表面のうちの現像ニップ部D
に位置する部分に到達しないようにしている。露光ユニ
ット遮光板17としては、転写前露光光の光源波長の光
を遮光できるものが使用可能である。また、アルミニウ
ム、ステンレス、プラスチックにアルミなどを蒸着した
ものなど、光反射率の高いものを使用することで転写前
露光の露光効率を向上させることができる。本実施の形
態では、1mm厚のアルミニウム板を使用した。
【0058】転写前露光光の照射光量は、インダクショ
ン感光体11の感度に依存し、感光体表面の電荷を十分
打ち消すだけの照射光量が必要となる。そのため、感度
の悪い感光体に対して転写前露光を行うと、多くの照射
光量を必要とし、その強い光強度のため現像ニップ部D
にまで転写前露光光が侵入し、現像時の静電電荷像を乱
し良好な現像処理を行うことができなくなってしまう。
【0059】本実施の形態の構成によれば、感度が低く
強い転写前露光が必要な感光材料を使用したときにも、
現像ニップ部Dでの感光体上の静電潜像を乱すことなく
転写前露光を行うことができ、感光体11上でも、また
転写後の転写材P上でも良好な高精細なトナー像を再現
可能である。
【0060】〈実施の形態3〉実施の形態3において
は、前述の実施の形態1で電位差減少手段16として使
用していた転写前露光ユニット(光照射手段)に代え
て、コロナ帯電器(帯電手段)を使用している(図1参
照)。
【0061】インダクション感光体11上の静電潜像形
成時に形成された感光体表面近傍の強い電界分布を、現
像処理終了後、転写処理開始前に、上述のコロナ帯電器
によって感光体表面を帯電処理することによりフラット
にし、トナーに作用する電界強度を弱めて、感光体11
上から転写材P上のトナー像の転写を容易にすること
で、感光体11上のトナー粒子44を良好に転写できる
ようにするものである。
【0062】さらに具体的には、コロナワイヤとシール
ドとグリッドとを有するコロナ帯電器を使用し、現像処
理終了後の感光体11の表面電位が、前述の一次帯電器
12による一次帯電と同程度、又はこれよりも若干低
い、+500〜+400Vになるように帯電処理を行っ
た。また、感光体11上のトナー粒子の帯電電荷量も帯
電処理を施すことにより均一化され、このことによって
も、良好な転写が促進された。
【0063】本実施の形態の作用・効果は、前述の実施
の形態1のそれらとほぼ同様である。
【0064】〈実施の形態4〉図11を参照して、本実
施の形態について説明する。本実施の形態においては、
現像装置20として4個の現像器、すなわち、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックのそれぞれの色のトナ
ーを収納した現像器21、22、23、24を備えてい
る。本実施の形態においては、インダクション感光体1
1表面に、順次、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
クに対応する静電潜像を形成し、これらを順次、それぞ
れの色で現像して感光体11上で4色のトナー像を重
ね、これら4色のトナー像を転写材P上に一括して転写
するものである。本実施の形態においても、電位差減少
手段16としての、コロナ帯電器(帯電手段)によっ
て、トナー像の転写処理開始前に、インダクション感光
体11上のトナー粒子に帯電処理を行う。
【0065】インダクション感光体11には、前述の実
施の形態1と同様に、ポリエステル−メラミン系硬化樹
脂4重量部に対して特殊CuPC顔料(東洋インキ製)
を1重量部分散させたものを厚さ20μm塗布したもの
を用いた。
【0066】一次帯電器12としては、コロナワイヤと
シールドと電界制御グリッドとを有するコロナ帯電器を
用いたコロナ帯電方式を用い、感光体表面を+500V
に帯電させた。
【0067】露光手段13としての光学系には、実施の
形態1と同様に、680nm、5mWの半導体レーザを
用いた。このときの感光体11上でのスポット径はピー
ク強度から1/eの光強度を有する光分布の径が、主
走査×副走査方向で25×45μmであるスキャナタイ
プの光学系を使用した。
【0068】現像器21、22、23、24には、非磁
性トナーをブレード(不図示)により規制し帯電させ、
現像スリーブに担持して搬送し、現像ニップ部において
非接触でトナーを飛翔現像させる非磁性1成分非接触現
像方式を用いた。
【0069】以上の構成により得られたトナー像を、コ
ロナ帯電器を使用した電位差減少手段16によって、イ
ンダクション感光体11の表面電位が、前述の一次帯電
器12による一次帯電と同程度、又はこれよりも若干低
い、+500〜+400Vになるように帯電処理を行っ
た。また、この帯電処理により、感光体11上のトナー
粒子の帯電電荷量も均一化され、良好な転写を助けるも
のとなった。
【0070】以上の構成により、インダクション感光体
11上の高精細トナー像を、転写材P上でも再現するこ
とが可能となった。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
インダクション感光体を使用して現像時に強い電界の作
用でインダクション感光体上に高精細なトナー像を形成
し、このトナー像を転写材上に転写するに際し、電位差
減少手段により感光体表面の電位を減衰させることがで
きるので、トナー飛び散りや転写不良なく良好に転写し
て、転写材上に高精細なトナー像を形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の画像形成装置の概略構成を示す
模式図。
【図2】インダクション感光体の露光量と表面電位との
関係を説明する図。
【図3】(a)は、露光量と表面電位との関係が直線的
な感光体に強度分布を持つ光を照射したときに発生する
感光体表面の電荷密度分布のイメージ図。(b)は、露
光量と表面電位との関係が直線的な感光体に強度分布を
持つ光を照射したときに発生する感光体表面の電位分布
のイメージ図。(c)は、インダクション感光体に強度
分布を持つ光を照射したときに発生する感光体表面の電
荷密度分布のイメージ図。(d)は、インダクション感
光体に強度分布を持つ光を照射したときに発生する感光
体表面の電位分布のイメージ図。
【図4】(a)は、露光量と表面電位との関係が直線的
な感光体に強度分布を持つ露光光を照射したときに発生
する感光体表面の電位分布の立体イメージ図と画像部に
拘束されたトナー粒子を説明する図。(b)は、インダ
クション感光体に強度分布を持つ露光光を照射したとき
に発生する感光体表面の電位分布の立体イメージ図と画
像部に拘束されたトナー粒子を説明する図。
【図5】(c)は、転写前露光を行うことにより、潜像
形成時に露光されていない部位の帯電電位を低下させて
感光体表面に拘束されたトナー粒子に作用する電界を消
去したときの電位分布の立体イメージ図と拘束から開放
されたトナー粒子を説明する図。(d)は、転写前露光
を行うことにより、潜像形成時に露光されていない部位
の帯電電位を低下させて感光体表面に拘束されたトナー
粒子に作用する電界を消去した後、転写電界を印加して
容易に感光体上のトナー粒子が転写できる状態を説明す
る図。
【図6】図4(a)、(b)、図5(c)、(d)のイ
メージ図の見方を説明するための現像空間の概略図。
【図7】図4(a)、(b)、図5(c)、(d)のイ
メージ図の見方の説明図。
【図8】図3(a)、(b)、(c)、(d)のイメー
ジ図の見方の説明図。
【図9】(a)は、実施の形態1により形成された感光
体上のトナー像を示す図。(b)は、実施の形態1にお
いて転写前露光を行わなかったときの転写材上のトナー
像を示す図。(c)は、実施の形態1において転写前露
光を行ったときの転写材上のトナー像を示す図。
【図10】実施の形態2の画像形成装置の概略構成を示
す模式図。
【図11】実施の形態4の画像形成装置の概略構成を示
す模式図。
【図12】従来の画像形成装置の概略構成を示す模式
図。
【図13】転写前に光照射を行う際の適正露光量を説明
する図。
【符号の説明】
11 感光体 12 帯電手段(帯電器) 13 露光手段 14 現像手段(現像スリーブ) 15 転写手段(転写装置) 16 減少手段(光照射手段、帯電手段) 17 遮光部材(遮光板) I 変曲点 P 転写材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体と、帯電手段による前記感光体の
    帯電と露光手段による帯電後の前記感光体の像露光とに
    よって静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記静
    電潜像をトナーで現像してトナー像を形成する現像手段
    と、前記トナー像を転写材に静電的に転写する転写手段
    とを備えた画像形成装置において、 前記感光体は、前記感光体の露光量の変化に対する前記
    感光体の表面電位の変化率が、第1の露光量の場合より
    も、前記第1の露光量を上回る第2の露光量の場合の方
    が大きくなるような特性を有し、 前記画像形成装置は、さらに、前記現像手段による現像
    後であって、前記転写手段による転写前に、前記感光体
    のトナー付着部の電位と非トナー付着部の電位との電位
    差を減少させる減少手段を備える、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記感光体は、前記感光体の露光量の変
    化に対する前記感光体の表面電位の変化の曲線が、露光
    量の増加に連れて上方に凸から下方に凸に変化する変曲
    点をもつような特性を有する、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記減少手段は、前記感光体を露光する
    転写前露光手段である、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記転写前露光手段は、前記感光体の露
    光量の変化に対する前記感光体の表面電位の変化の曲線
    における2次微分曲線の低光量側のピークより高い露光
    量で、前記感光体を露光する、 ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記転写前露光手段は、前記感光体の露
    光量の変化に対する前記感光体の表面電位の変化の曲線
    における2次微分曲線の高光量側のピークより低い露光
    量で、前記感光体を露光する、 ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記露光手段は、前記静電潜像の解像度
    の1ドットに相当する光を前記感光体に照射する場合、
    その光量分布のピーク光量の10%の光量を、前記変曲
    点に対応する光量よりも低い光量側に有する、 ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記減少手段は、コロナ放電器である、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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