JP2000075147A - 光伝送体の製法及び紡糸口金装置 - Google Patents

光伝送体の製法及び紡糸口金装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光伝送体、特に最内層から最外周層に向かっ
て屈折率が徐々に減少する屈折率分布型光伝送体を簡便
なプロセスで連続的に効率良く製造することが可能な光
伝送体の製造方法及び紡糸口金装置を提供する。 【解決手段】 溶融状態の高屈折率樹脂および低屈折率
樹脂を紡糸口金装置に供給して、最内層から最外周層に
向かって屈折率が徐々に減少する同軸構造のファイバー
として紡糸口金装置から吐出させる光伝送体の製法であ
って、紡糸口金装置が樹脂の流路内に流量調節手段を有
することを特徴とする光伝送体の製法、及び、複数の樹
脂を同軸状に積層して吐出する紡糸口金装置であって、
樹脂の流路内に流量調節手段を有することを特徴とする
紡糸口金装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は断面半径方向に屈折
率分布を有するプラスチック光伝送体の製造に好適なプ
ラスチック光伝送体の製法及びそれに好適に用いられる
紡糸口金装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック光伝送体の中でも、断面内
の半径方向に屈折率分布を有する屈折率分布型(グレー
デッド・インデックス型)光伝送体は、周波数帯域が広
く、一本のファイバーでイメージ伝送が可能であり、プ
ラスチック光伝送体の高度利用の点からも実用化の要求
が強い。
【0003】プラスチックに屈折率分布を与えるには半
径方向に樹脂の組成を連続的に変化させる必要がある。
このための方法として、 ロッド状のポリメタクリル酸メチルやポリスチレンを
希釈剤を用いて膨潤させる「希釈剤膨潤法」 ロッド状あるいはファイバー状のポリマーに適当なビ
ニルモノマーを含浸させて、紫外線やγ線を照射して重
合させ屈折率分布を付与する「グラフト共重合法」 高屈折率ポリマーを与えるジビニルモノマーを一部重
合して得られるゲルを、低屈折率ポリマーを与えるビニ
ルモノマー中に浸漬して共重合させる「乳白色光拡散性
支持体二段階共重合法」 高屈折率ポリマーとなるビニルモノマーと低屈折率ポ
リマーとなるビニルモノマーの反応性比とモノマー量比
を選択コントロールして、その混合物を光重合させ所定
の屈折率分布を得る「光共重合法」、さらにこれを熱延
伸してファイバーを得る「光共重合−熱延伸法」など、
種々の作成法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の方法は、所望の屈折率分布の設定が難しく、製
造工程も煩雑であり、また連続したファイバー化が困難
であることなどから、いまだ研究段階にあり、実用化さ
れるには至っていない。
【0005】本発明は、光伝送体の従来の製造方法とは
全く異なる新規な方法による簡便な製造を可能とするも
のであり、特に屈折率分布型光伝送体を製造する場合に
おいては、屈折率分布の設定を容易に行うことができ、
かつ製造プロセスを簡便にすることが可能な、光伝送体
の製造方法及びそれに好適に用いられる紡糸口金装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題は下記の本発明
によって達成される。本発明の要旨は、溶融状態の高屈
折率樹脂および低屈折率樹脂を紡糸口金装置に供給し
て、最内層から最外周層に向かって屈折率が徐々に減少
する同軸構造のファイバーとして紡糸口金装置から吐出
させる光伝送体の製法であって、紡糸口金装置が樹脂の
流路内に流量調節手段を有することを特徴とする光伝送
体の製法にある。
【0007】また本発明の要旨は、溶融状態の屈折率が
異なる複数の樹脂を最内層から最外周層に向かって屈折
率が徐々に減少するように同軸状に積層して紡糸口金装
置から吐出させる光伝送体の製法であって、紡糸口金装
置が樹脂の流路内に流量調節手段を有することを特徴と
する光伝送体の製法にある。更に本発明の要旨は、複数
の樹脂を同軸状に積層して吐出する紡糸口金装置であっ
て、樹脂の流路内に流量調節手段を有することを特徴と
する紡糸口金装置にある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照してよ
り詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明による光伝送体Cの横断面
図である。図2および図3は横断面半径r方向の屈折率
分布を示し、図2は後述する熱処理の前のもの、図3は
熱処理後のものを示す。
【0010】本発明では、例えば、図1および図2に示
されるような、屈折率nが最も高い最内層Coと屈折率
nが段階的に徐々に減少していく被覆層Ciとからなる
同軸多層構造のファイバー等の同軸構造のファイバーを
形成する。以下の説明においては、説明の便宜上、図1
及び図2に示されるような同軸多層構造のファイバーを
形成し、屈折率分布型の光伝送体を製造する場合につい
て説明する。形成された同軸多層構造のファイバーは必
要に応じて熱処理される。熱処理することにより、各層
のポリマー間での相互マイグレーションが起こり、階段
状の屈折率分布は図3に示されるような曲線状の屈折率
分布となる。被覆層Ciの層数は多い程屈折率分布曲線
は滑らかで精度の良好なものとなる。
【0011】屈折率の設定に際しては、図3に示される
ように屈折率分布を放物線状になるようにするのが望ま
しく本発明においては高屈折率樹脂と低屈折率樹脂の配
合比等により容易に設定できる。
【0012】図4、図5、図6および図7は本発明の製
造方法を示す実施態様例であり、図4は、溶融法ファイ
バー賦形装置の概略的な正面図、図5および図7はそれ
ぞれ紡糸口金装置1の組立図の一例を示す断面図、図6
は、紡糸口金装置内の樹脂の流れを示す系統図である。
【0013】図4、図5および図6において高屈折率樹
脂Aはホッパー815から、また低屈折率樹脂Bは、ホ
ッパー825から供給されて、それぞれ押出器811,
821により溶融押出しされ、それぞれ第1および第2
の定量ギヤポンプ11,12に至る。即ち、溶融状態の
高屈折率樹脂および低屈折率樹脂が紡糸口金装置に供給
される。
【0014】これら第1および第2の定量ギヤポンプ1
1,12の吐出側ポートは、それぞれ多数の流路に分岐
され、かつ各流路の流量は規制される。この第1および
第2の定量ギヤポンプ11,12の吐出側ポート数n
は、図5および図6に示されるように、通常2〜6流路
の多連型が有効であるが、層数によっては図7に示され
るように、単連型にても可能である。
【0015】定量ギヤポンプ11,12で分岐、定量さ
れた前記溶融状態高屈折率樹脂Aと低屈折率樹脂Bと
は、それぞれ、多連または単連の流路21,25を経て
紡糸ヘッド3内に流入する。
【0016】紡糸ヘッド3は、分配ノズル41,42
と、定量ノズル5と、ミキシングノズル6と、紡糸ノズ
ルとして本実施形態において使用される多層ノズル7と
が設置されている。そして、これら分配ノズル41,4
2、定量ノズル5、ミキシングノズル6、多層ノズル7
は、通常それぞれブロック体から構成され、紡糸ヘッド
3内にて、この順序で上方から一体化積層されている。
【0017】図5および図6に示される例では、流路2
1,21…に送入される高屈折率樹脂Aは、分配ノズル
41により、又流路25,25…に送入された低屈折率
樹脂Bはその後段に設けられた分配ノズル42により、
それぞれさらに例えば2〜20の多数(m)の流路に分
配され、次いで分配ノズル41,42の後段に配置され
た定量ノズル5に至る。
【0018】分配ノズル41,42は、より詳細には、
例えば図7に示されるように、透孔および凹部を有する
例えば4枚のブロックを一体化して構成することができ
る。
【0019】定量ノズル5において、それぞれn×mの
流路数の高屈折率樹脂Aおよび低屈折率樹脂Bは、紡糸
後のファイバーにおいて各層が所定の屈折率をもつ樹脂
組成になるように、各流路の流量が流量調節手段により
調節される。従って本実施形態においては吐出配合比が
調節される。これによって溶融状態の屈折率が異なる多
数の樹脂が調製される。
【0020】この定量ノズル5における流量調節の方法
としては、図7に示されるように、定量ノズル5内に設
けた導入孔部51内に、円形断面流路を有する抵抗管5
5を装着することによって行うことが好ましい。すなわ
ち、この円形断面流路の入口から出口に至る圧力降下を
各流路において一定にして、所定流量を与える円形断面
流路の孔径と流路長とを各流路ごとに差をつけることに
より定量を行うものである。
【0021】このようにして定量ノズル5により定量さ
れたそれぞれn×mの流路の高屈折率および低屈折率樹
脂A,Bは、ミキシングノズル6にて混合される。
【0022】ミキシングノズル6では流量調節された、
対応する流路の高屈折率樹脂Aと低屈折率樹脂Bとが集
合して混合、撹拌される。この撹拌操作はミキシングノ
ズル6に設けた導入孔部61内に、ねじれ構造を有する
静止型撹拌部材63を装着して、静止型混合器を構成
し、この部分に前記樹脂流体を通過させることにより行
う。
【0023】静止型混合器は溶融紡糸用口金において公
知であり、例えば特開昭60−39405号公報、特開
昭60−199907号公報等に記載のものはいずれも
使用可能である。
【0024】なお、ミキシングノズル6は、図7に示さ
れるように、ブロック内を混合器が1回以上折り返し、
所定以上の混合距離が確保されるように構成することが
好ましい。
【0025】また、ミキシングノズル6は、n×mの流
路をもつものであるが、そのうち中央に存在する流路6
5は高屈折率樹脂A用のものであり、これをそのまま後
段の多層ノズル7にて芯材最内層として吐出するもので
ある。そして、他のn×m−1の流路が静止型混合器の
流路として構成されるものである。なお、n×mの流路
のすべてを混合器としても、あるいは複数の最内層側の
流路を高屈折率樹脂A用の単なる流路として構成するこ
ともできる。
【0026】こうして均一にブレンドされた、配合比の
異なる各流路の溶融樹脂は多層ノズル7に送られ、最内
層の屈折率が最も大きく、周辺部の屈折率が徐々に減少
するようにして、同心円状の多層のファイバーとして吐
出される。即ち、溶融状態の屈折率が異なる複数の樹
脂、本実施形態においては多数の樹脂が、最内層から最
外周層に向かって屈折率が徐々に減少するように同軸状
に積層されて紡糸口金装置から吐出される。
【0027】この場合、多層ノズル7は、通常、中央に
吐出口75用の孔部を有し、流路用の透孔と凹部を有す
るブロックを複数積層一体化して構成される。
【0028】多層ノズルの吐出の形態は種々のものであ
ってよく、図5に示されるように吐出口75をストレー
ト管形状とし、その中央から最内層用樹脂Aが吐出さ
れ、順次n×m−1の混合樹脂A+Bが吐出されるよう
に構成してもよい。
【0029】あるいは、図7に示されるように、吐出口
75の中央から最内層用樹脂Aが吐出され、順次n×m
−1の混合樹脂A+Bが吐出されるごとに吐出口75の
径が拡径されるように構成してもよい。
【0030】このようにして溶融状態の高屈折率樹脂お
よび低屈折率樹脂を紡糸口金装置に供給して、最内層か
ら最外周層に向かって屈折率が徐々に減少する同軸構造
のファイバーとして紡糸口金装置から吐出させることに
よって得られたファイバーCの横断面は、本実施形態に
おいては、図1および図2に示されるように、屈折率の
最も高い最内層Coと、それから屈折率が徐々に減少し
ていく被覆層Ciとからなる同軸状の多層構造をとる。
【0031】なお、溶融温度は、1,000〜100,
000poiseの粘度が得られる温度とされる。ま
た、口金装置から吐出されるファイバーCの径は0.2
〜5mm程度とされる。
【0032】ミキシングノズル6内で均一混合された溶
融樹脂は多層ノズル7から吐出され、クエンチ筒91、
冷却水層92を経て所定の外径をもち、図1に示される
ような断面の多層ファイバーに賦形され、巻取器95に
より巻取られる。
【0033】次にこのようにして、得られた階段状屈折
率分布を有するファイバー母材としての多層ファイバー
Cは、図8に示されるように加熱炉99内で熱処理され
ることが好ましい。これにより層界面を相溶、拡散さ
せ、滑らかな屈折率分布曲線を有するグレーデッドイン
デックス型光伝送体となる。
【0034】この場合の加熱温度は樹脂組成にもよる
が、ファイバー母材のガラス転移温度(Tg)以上であ
り、好ましくはTgより5〜80℃高くする。
【0035】さらに熱処理中にファイバー母材を延伸細
化したり、熱処理前および/または熱処理後に延伸細化
することにより、より滑らかな屈折率曲線と強度を有す
る光伝送体とすることができる。この場合の延伸倍率は
1.0〜5.0程度とする。
【0036】またこれらを切断してチョップストランド
とすることによりファイバーレンズの製造も可能であ
る。
【0037】前記熱処理延伸の工程はファイバー母材の
製造工程と連続させることも可能である。
【0038】ファイバーCの層数n×mは多い方が理想
的な屈折率分布に近い光伝送体が得られるが、層の数は
使用目的によって任意に選ぶことが出来る。単に導光を
目的とする場合は5〜10層のもので十分であり、また
ほぼ連続的な屈折率分布を有する光伝送体としては10
〜20層のもので実用に供し得る。光通信や解像度を問
題にする場合は40〜100層とさらに多層化すること
が好ましい。
【0039】この実施態様例において層数は分配ノズル
41,42の流路数を変えることにより容易に設定する
ことができる。
【0040】本発明により光伝送体を製造する際に用い
られる高屈折率樹脂としてはポリカーボネート、ポリス
チレン、ポリメタクリル酸メチル等の屈折率が1.48
〜1.60程度のものが挙げられる。また、低屈折率樹
脂としてはポリアクリル酸メチル、エチレン−テトラフ
ロオロエチレン共重合体、ポリ弗化ビニリデン、ポリ弗
化ビニル等の屈折率が1.35〜1.50程度のものが
有効である。
【0041】
【実施例】以下、本発明の製造方法を実施して、図4に
示されるような方法で光伝送体を製造する例について説
明する。
【0042】実施例中、屈折率分布定数は以下のように
定義される。 屈折率分布定数=√2(1−n/no)・1/r 式中no:ファイバー中心軸上の屈折率 n :中心からrの距離における屈折率 r :半径方向の距離 実施例1 高屈折率樹脂としてポリメタクリル酸メチル(屈折率
1.49)と、低屈折率樹脂としてポリ弗化ビニリデン
−テトラフルオロエチレン共重合体(屈折率1.40)
を用いて、図4に示される装置により、層数40層の多
層ファイバーを形成し、次いで赤外線加熱装置(炉長1
m)を用いて巻取装置10m/min、加熱炉内温度1
50℃の条件下で加熱すると同時に延伸を行い(延伸倍
率1.5)、直径1mmφのファイバーを製造した。こ
れにより屈折率分布定数が0.40mm-1のグレーデッ
ドインデックス型光伝送体を得た。
【0043】実施例2 高屈折率樹脂としてポリメタクリル酸メチル(屈折率
1.49)と、低屈折率樹脂としてポリテトラフロオロ
プロピルメタクリレート(屈折率1.42)を用いて、
実施例1と同様にして層数60層の多層ファイバーを形
成し、次いで赤外線加熱装置(炉長1m)を用いて巻取
装置10m/min、加熱炉内温度150℃の条件下で
加熱すると同時に延伸を行い(延伸倍率1.5)、直径
1mmφのファイバーを製造した。これにより屈折率分
布定数が0.35mm-1のグレーデッドインデックス型
光伝送体を得た。
【0044】
【発明の効果】本発明の光伝送体の製法及びそれに好適
に用いられる紡糸口金装置によれば、光伝送体、特に最
内層から最外周層に向かって屈折率が徐々に減少する屈
折率分布型光伝送体を簡便なプロセスで連続的に効率良
く製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光伝送体の横断面図である。
【図2】熱処理前の光伝送体の断面内径r方向の屈折率
nの分布を示す。
【図3】熱処理後のものである。
【図4】本発明の製造プロセスの一例を示す正面図であ
る。
【図5】本発明による紡糸口金装置の組立図の一例を示
す断面図である。
【図6】紡糸口金装置内の樹脂流体の流れを示す系統図
である。
【図7】本発明による紡糸口金装置の組立図の一例を示
す断面図である。
【図8】本発明に用いる加熱処理装置を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 紡糸口金装置 11,12 ギヤポンプ 3 紡糸ヘッド 41,42 分配ノズル 5 定量ノズル 55 抵抗管 6 ミキシングノズル 63 静止型撹拌部材 7 多層ノズル 811,821 押出器 815,825 ホッパー 91 クエンチ筒 92 冷却水槽 95,97 巻取機 99 加熱処理装置 A 高屈折率の樹脂流体 B 低屈折率の樹脂流体 C ファイバー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融状態の高屈折率樹脂および低屈折率
    樹脂を紡糸口金装置に供給して、最内層から最外周層に
    向かって屈折率が徐々に減少する同軸構造のファイバー
    として紡糸口金装置から吐出させる光伝送体の製法であ
    って、紡糸口金装置が樹脂の流路内に流量調節手段を有
    することを特徴とする光伝送体の製法。
  2. 【請求項2】 紡糸口金装置から吐出される同軸構造の
    ファイバーが、同軸多層構造のファイバーであることを
    特徴とする請求項1に記載の光伝送体の製法。
  3. 【請求項3】 溶融状態の屈折率が異なる複数の樹脂を
    最内層から最外周層に向かって屈折率が徐々に減少する
    ように同軸状に積層して紡糸口金装置から吐出させる光
    伝送体の製法であって、紡糸口金装置が樹脂の流路内に
    流量調節手段を有することを特徴とする光伝送体の製
    法。
  4. 【請求項4】 屈折率が異なる複数の樹脂が屈折率が異
    なる多数の樹脂であることを特徴とする請求項3に記載
    の光伝送体の製法。
  5. 【請求項5】 流量調節手段が、抵抗管が装着された定
    量ノズルであることを特徴とする請求項1〜請求項4の
    いずれかに記載の光伝送体の製法。
  6. 【請求項6】 複数の樹脂を同軸状に積層して吐出する
    紡糸口金装置であって、樹脂の流路内に流量調節手段を
    有することを特徴とする紡糸口金装置。
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