JP3431865B2 - 光伝送体の製法及び紡糸口金装置 - Google Patents
光伝送体の製法及び紡糸口金装置Info
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- JP3431865B2 JP3431865B2 JP23960099A JP23960099A JP3431865B2 JP 3431865 B2 JP3431865 B2 JP 3431865B2 JP 23960099 A JP23960099 A JP 23960099A JP 23960099 A JP23960099 A JP 23960099A JP 3431865 B2 JP3431865 B2 JP 3431865B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は断面半径方向に屈折
率分布を有するプラスチック光伝送体の製造に好適なプ
ラスチック光伝送体の製法及びそれに好適に用いられる
紡糸口金装置に関する。
率分布を有するプラスチック光伝送体の製造に好適なプ
ラスチック光伝送体の製法及びそれに好適に用いられる
紡糸口金装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック光伝送体の中でも、断面内
の半径方向に屈折率分布を有する屈折率分布型(グレー
デッド・インデックス型)光伝送体は、周波数帯域が広
く、一本のファイバーでイメージ伝送が可能であり、プ
ラスチック光伝送体の高度利用の点からも実用化の要求
が強い。
の半径方向に屈折率分布を有する屈折率分布型(グレー
デッド・インデックス型)光伝送体は、周波数帯域が広
く、一本のファイバーでイメージ伝送が可能であり、プ
ラスチック光伝送体の高度利用の点からも実用化の要求
が強い。
【0003】プラスチックに屈折率分布を与えるには半
径方向に樹脂の組成を連続的に変化させる必要がある。
このための方法として、 ロッド状のポリメタクリル酸メチルやポリスチレンを
希釈剤を用いて膨潤させる「希釈剤膨潤法」 ロッド状あるいはファイバー状のポリマーに適当なビ
ニルモノマーを含浸させて、紫外線やγ線を照射して重
合させ屈折率分布を付与する「グラフト共重合法」 高屈折率ポリマーを与えるジビニルモノマーを一部重
合して得られるゲルを、低屈折率ポリマーを与えるビニ
ルモノマー中に浸漬して共重合させる「乳白色光拡散性
支持体二段階共重合法」 高屈折率ポリマーとなるビニルモノマーと低屈折率ポ
リマーとなるビニルモノマーの反応性比とモノマー量比
を選択コントロールして、その混合物を光重合させ所定
の屈折率分布を得る「光共重合法」、さらにこれを熱延
伸してファイバーを得る「光共重合−熱延伸法」など、
種々の作成法が提案されている。
径方向に樹脂の組成を連続的に変化させる必要がある。
このための方法として、 ロッド状のポリメタクリル酸メチルやポリスチレンを
希釈剤を用いて膨潤させる「希釈剤膨潤法」 ロッド状あるいはファイバー状のポリマーに適当なビ
ニルモノマーを含浸させて、紫外線やγ線を照射して重
合させ屈折率分布を付与する「グラフト共重合法」 高屈折率ポリマーを与えるジビニルモノマーを一部重
合して得られるゲルを、低屈折率ポリマーを与えるビニ
ルモノマー中に浸漬して共重合させる「乳白色光拡散性
支持体二段階共重合法」 高屈折率ポリマーとなるビニルモノマーと低屈折率ポ
リマーとなるビニルモノマーの反応性比とモノマー量比
を選択コントロールして、その混合物を光重合させ所定
の屈折率分布を得る「光共重合法」、さらにこれを熱延
伸してファイバーを得る「光共重合−熱延伸法」など、
種々の作成法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の方法は、所望の屈折率分布の設定が難しく、製
造工程も煩雑であり、また連続したファイバー化が困難
であることなどから、いまだ研究段階にあり、実用化さ
れるには至っていない。
の従来の方法は、所望の屈折率分布の設定が難しく、製
造工程も煩雑であり、また連続したファイバー化が困難
であることなどから、いまだ研究段階にあり、実用化さ
れるには至っていない。
【0005】本発明は、光伝送体の従来の製造方法とは
全く異なる新規な方法による簡便な製造を可能とするも
のであり、特に屈折率分布型光伝送体を製造する場合に
おいては、屈折率分布の設定を容易に行うことができ、
かつ製造プロセスを簡便にすることが可能な、光伝送体
の製造方法及びそれに好適に用いられる紡糸口金装置を
提供することを目的とする。
全く異なる新規な方法による簡便な製造を可能とするも
のであり、特に屈折率分布型光伝送体を製造する場合に
おいては、屈折率分布の設定を容易に行うことができ、
かつ製造プロセスを簡便にすることが可能な、光伝送体
の製造方法及びそれに好適に用いられる紡糸口金装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題は下記の発明に
よって達成される。本発明の要旨は、溶融状態の高屈折
率樹脂および低屈折率樹脂を紡糸口金装置に供給して、
前記高屈折率樹脂と低屈折率樹脂をそれぞれ多数の流路
に分配し、各流路における樹脂の流量を調節することに
より、配合比を調節して混合し、屈折率の異なる複数の
樹脂を調製し、最内層から最外周層に向かって屈折率が
徐々に減少する同軸構造のファイバーとして紡糸口金装
置から吐出させる光伝送体の製法であって、中央から最
内層用樹脂を吐出し、その外周に次層となる外側の層を
構成する樹脂を吐出して順次積層し、同軸多層構造のフ
ァイバーを吐出する吐出口を備えた紡糸多層ノズルを有
し、同紡糸多層ノズルにおける吐出口の径が、その外側
の次層を構成する樹脂が吐出される位置においてより大
きくなっている紡糸口金装置を用いることを特徴とする
光伝送体の製法にある。
よって達成される。本発明の要旨は、溶融状態の高屈折
率樹脂および低屈折率樹脂を紡糸口金装置に供給して、
前記高屈折率樹脂と低屈折率樹脂をそれぞれ多数の流路
に分配し、各流路における樹脂の流量を調節することに
より、配合比を調節して混合し、屈折率の異なる複数の
樹脂を調製し、最内層から最外周層に向かって屈折率が
徐々に減少する同軸構造のファイバーとして紡糸口金装
置から吐出させる光伝送体の製法であって、中央から最
内層用樹脂を吐出し、その外周に次層となる外側の層を
構成する樹脂を吐出して順次積層し、同軸多層構造のフ
ァイバーを吐出する吐出口を備えた紡糸多層ノズルを有
し、同紡糸多層ノズルにおける吐出口の径が、その外側
の次層を構成する樹脂が吐出される位置においてより大
きくなっている紡糸口金装置を用いることを特徴とする
光伝送体の製法にある。
【0007】また、本発明の要旨は、溶融状態の高屈折
率樹脂および低屈折率樹脂を紡糸口金装置に供給して、
前記高屈折率樹脂と低屈折率樹脂をそれぞれ多数の流路
に分配し、各流路における樹脂の流量を調節することに
より、配合比を調節して混合し、屈折率の異なる複数の
樹脂を調製し、溶融状態の屈折率が異なる複数の樹脂を
最内層から最外周層に向かって屈折率が徐々に減少する
ように同軸状に積層して紡糸口金装置から吐出させる光
伝送体の製法であって、中央から最内層用樹脂を吐出
し、その外周に次層となる外側の層を構成する樹脂を吐
出して順次積層し、同軸多層構造のファイバーを吐出す
る吐出口を備えた紡糸多層ノズルを有し、同紡糸多層ノ
ズルにおける吐出口の径が、その外側の次層を構成する
樹脂が吐出される位置においてより大きくなっている紡
糸口金装置を用いることを特徴とする光伝送体の製法に
ある。更に本発明の要旨は、溶融状態の高屈折率樹脂お
よび低屈折率樹脂を紡糸口金装置に供給して、前記高屈
折率樹脂と低屈折率樹脂をそれぞれ多数の流路に分配
し、各流路における樹脂の流量を調節することにより、
配合比を調節して混合し、屈折率の異なる複数の樹脂を
調製し、中央から最内層用樹脂を吐出し、その外周に次
層となる外側の層を構成する樹脂を吐出して順次積層
し、最内層から最外周層に向かって屈折率が徐々に減少
するように同軸多層構造のファイバーを吐出する吐出口
を備えた紡糸多層ノズルを有する紡糸口金装置であっ
て、前記紡糸多層ノズルにおける吐出口の径が、その外
側の次層を構成する樹脂が吐出される位置においてより
大きくなっていることを特徴とする紡糸口金装置にあ
る。
率樹脂および低屈折率樹脂を紡糸口金装置に供給して、
前記高屈折率樹脂と低屈折率樹脂をそれぞれ多数の流路
に分配し、各流路における樹脂の流量を調節することに
より、配合比を調節して混合し、屈折率の異なる複数の
樹脂を調製し、溶融状態の屈折率が異なる複数の樹脂を
最内層から最外周層に向かって屈折率が徐々に減少する
ように同軸状に積層して紡糸口金装置から吐出させる光
伝送体の製法であって、中央から最内層用樹脂を吐出
し、その外周に次層となる外側の層を構成する樹脂を吐
出して順次積層し、同軸多層構造のファイバーを吐出す
る吐出口を備えた紡糸多層ノズルを有し、同紡糸多層ノ
ズルにおける吐出口の径が、その外側の次層を構成する
樹脂が吐出される位置においてより大きくなっている紡
糸口金装置を用いることを特徴とする光伝送体の製法に
ある。更に本発明の要旨は、溶融状態の高屈折率樹脂お
よび低屈折率樹脂を紡糸口金装置に供給して、前記高屈
折率樹脂と低屈折率樹脂をそれぞれ多数の流路に分配
し、各流路における樹脂の流量を調節することにより、
配合比を調節して混合し、屈折率の異なる複数の樹脂を
調製し、中央から最内層用樹脂を吐出し、その外周に次
層となる外側の層を構成する樹脂を吐出して順次積層
し、最内層から最外周層に向かって屈折率が徐々に減少
するように同軸多層構造のファイバーを吐出する吐出口
を備えた紡糸多層ノズルを有する紡糸口金装置であっ
て、前記紡糸多層ノズルにおける吐出口の径が、その外
側の次層を構成する樹脂が吐出される位置においてより
大きくなっていることを特徴とする紡糸口金装置にあ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照してよ
り詳細に説明する。
り詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明による光伝送体Cの横断面
図である。図2および図3は横断面半径r方向の屈折率
分布を示し、図2は後述する熱処理の前のもの、図3は
熱処理後のものを示す。
図である。図2および図3は横断面半径r方向の屈折率
分布を示し、図2は後述する熱処理の前のもの、図3は
熱処理後のものを示す。
【0010】本発明では、例えば、図1および図2に示
されるような、屈折率nが最も高い最内層Coと屈折率
nが段階的に徐々に減少していく被覆層Ciとからなる
同軸多層構造のファイバー等の同軸構造のファイバーを
形成する。以下の説明においては、説明の便宜上、同軸
構造のファイバーとして図1及び図2に示されるような
同軸多層構造のファイバーを形成し、屈折率分布型の光
伝送体を製造する場合について説明する。形成された同
軸多層構造のファイバーは必要に応じて熱処理される。
熱処理することにより、各層のポリマー間での相互マイ
グレーションが起こり、階段状の屈折率分布は図3に示
されるような曲線状の屈折率分布となる。被覆層Ciの
層数は多い程屈折率分布曲線は滑らかで精度の良好なも
のとなる。
されるような、屈折率nが最も高い最内層Coと屈折率
nが段階的に徐々に減少していく被覆層Ciとからなる
同軸多層構造のファイバー等の同軸構造のファイバーを
形成する。以下の説明においては、説明の便宜上、同軸
構造のファイバーとして図1及び図2に示されるような
同軸多層構造のファイバーを形成し、屈折率分布型の光
伝送体を製造する場合について説明する。形成された同
軸多層構造のファイバーは必要に応じて熱処理される。
熱処理することにより、各層のポリマー間での相互マイ
グレーションが起こり、階段状の屈折率分布は図3に示
されるような曲線状の屈折率分布となる。被覆層Ciの
層数は多い程屈折率分布曲線は滑らかで精度の良好なも
のとなる。
【0011】屈折率の設定に際しては、図3に示される
ように屈折率分布を放物線状になるようにするのが望ま
しく本発明においては高屈折率樹脂と低屈折率樹脂の配
合比等により容易に設定できる。
ように屈折率分布を放物線状になるようにするのが望ま
しく本発明においては高屈折率樹脂と低屈折率樹脂の配
合比等により容易に設定できる。
【0012】図4、図5および図6は本発明の製造方法
を示す実施態様例であり、図4は、溶融法ファイバー賦
形装置の概略的な正面図、図6は紡糸口金装置1の組立
図の一例を示す断面図、図5は、紡糸口金装置内の樹脂
の流れを示す系統図である。
を示す実施態様例であり、図4は、溶融法ファイバー賦
形装置の概略的な正面図、図6は紡糸口金装置1の組立
図の一例を示す断面図、図5は、紡糸口金装置内の樹脂
の流れを示す系統図である。
【0013】図4および図5において高屈折率樹脂Aは
ホッパー815から、また低屈折率樹脂Bは、ホッパー
825から供給されて、それぞれ押出器811,821
により溶融押出しされ、それぞれ第1および第2の定量
ギヤポンプ11,12に至る。即ち、溶融状態の高屈折
率樹脂および低屈折率樹脂が紡糸口金装置に供給され
る。
ホッパー815から、また低屈折率樹脂Bは、ホッパー
825から供給されて、それぞれ押出器811,821
により溶融押出しされ、それぞれ第1および第2の定量
ギヤポンプ11,12に至る。即ち、溶融状態の高屈折
率樹脂および低屈折率樹脂が紡糸口金装置に供給され
る。
【0014】これら第1および第2の定量ギヤポンプ1
1,12の吐出側ポートは、それぞれ多数の流路に分岐
され、かつ各流路の流量は規制される。この第1および
第2の定量ギヤポンプ11,12の吐出側ポート数n
は、図5に示されるように、通常2〜6流路の多連型が
有効であるが、層数によっては図6に示されるように、
単連型にても可能である。
1,12の吐出側ポートは、それぞれ多数の流路に分岐
され、かつ各流路の流量は規制される。この第1および
第2の定量ギヤポンプ11,12の吐出側ポート数n
は、図5に示されるように、通常2〜6流路の多連型が
有効であるが、層数によっては図6に示されるように、
単連型にても可能である。
【0015】定量ギヤポンプ11,12で分岐、定量さ
れた前記溶融状態高屈折率樹脂Aと低屈折率樹脂Bと
は、それぞれ、多連または単連の流路21,25を経て
紡糸ヘッド3内に流入する。
れた前記溶融状態高屈折率樹脂Aと低屈折率樹脂Bと
は、それぞれ、多連または単連の流路21,25を経て
紡糸ヘッド3内に流入する。
【0016】紡糸ヘッド3は、分配ノズル41,42
と、定量ノズル5と、ミキシングノズル6と、本実施形
態において紡糸ノズルとして使用される多層ノズル7と
が設置されている。そして、これら分配ノズル41,4
2、定量ノズル5、ミキシングノズル6、多層ノズル7
は、通常それぞれブロック体から構成され、紡糸ヘッド
3内にて、この順序で上方から一体化積層されている。
と、定量ノズル5と、ミキシングノズル6と、本実施形
態において紡糸ノズルとして使用される多層ノズル7と
が設置されている。そして、これら分配ノズル41,4
2、定量ノズル5、ミキシングノズル6、多層ノズル7
は、通常それぞれブロック体から構成され、紡糸ヘッド
3内にて、この順序で上方から一体化積層されている。
【0017】図5に示される例では、流路21,21…
に送入される高屈折率樹脂Aは、分配ノズル41によ
り、又流路25,25…に送入された低屈折率樹脂Bは
その後段に設けられた分配ノズル42により、それぞれ
さらに例えば2〜20の多数(m)の流路に分配され、
次いで分配ノズル41,42の後段に配置された定量ノ
ズル5に至る。
に送入される高屈折率樹脂Aは、分配ノズル41によ
り、又流路25,25…に送入された低屈折率樹脂Bは
その後段に設けられた分配ノズル42により、それぞれ
さらに例えば2〜20の多数(m)の流路に分配され、
次いで分配ノズル41,42の後段に配置された定量ノ
ズル5に至る。
【0018】分配ノズル41,42は、より詳細には、
例えば図6に示されるように、透孔および凹部を有する
例えば4枚のブロックを一体化して構成することができ
る。
例えば図6に示されるように、透孔および凹部を有する
例えば4枚のブロックを一体化して構成することができ
る。
【0019】定量ノズル5において、それぞれn×mの
流路数の高屈折率樹脂Aおよび低屈折率樹脂Bは、紡糸
後のファイバーにおいて各層が所定の屈折率をもつ樹脂
組成になるように、各流路の流量が調節される。従って
本実施形態においては吐出配合比が調節される。これに
よって溶融状態の屈折率が異なる多数の樹脂が調製され
る。
流路数の高屈折率樹脂Aおよび低屈折率樹脂Bは、紡糸
後のファイバーにおいて各層が所定の屈折率をもつ樹脂
組成になるように、各流路の流量が調節される。従って
本実施形態においては吐出配合比が調節される。これに
よって溶融状態の屈折率が異なる多数の樹脂が調製され
る。
【0020】この定量ノズル5における流量調節の方法
としては、図6に示されるように、定量ノズル5内に設
けた導入孔部51内に、円形断面流路を有する抵抗管5
5を装着することによって行うことが好ましい。すなわ
ち、この円形断面流路の入口から出口に至る圧力降下を
各流路において一定にして、所定流量を与える円形断面
流路の孔径と流路長とを各流路ごとに差をつけることに
より定量を行うものである。
としては、図6に示されるように、定量ノズル5内に設
けた導入孔部51内に、円形断面流路を有する抵抗管5
5を装着することによって行うことが好ましい。すなわ
ち、この円形断面流路の入口から出口に至る圧力降下を
各流路において一定にして、所定流量を与える円形断面
流路の孔径と流路長とを各流路ごとに差をつけることに
より定量を行うものである。
【0021】このようにして定量ノズル5により定量さ
れたそれぞれn×mの流路の高屈折率および低屈折率樹
脂A,Bは、ミキシングノズル6にて混合される。
れたそれぞれn×mの流路の高屈折率および低屈折率樹
脂A,Bは、ミキシングノズル6にて混合される。
【0022】ミキシングノズル6では流量調節された、
対応する流路の高屈折率樹脂Aと低屈折率樹脂Bとが集
合して混合、撹拌される。この撹拌操作はミキシングノ
ズル6に設けた導入孔部61内に、ねじれ構造を有する
静止型撹拌部材63を装着して、静止型混合器を構成
し、この部分に前記樹脂流体を通過させることにより行
う。
対応する流路の高屈折率樹脂Aと低屈折率樹脂Bとが集
合して混合、撹拌される。この撹拌操作はミキシングノ
ズル6に設けた導入孔部61内に、ねじれ構造を有する
静止型撹拌部材63を装着して、静止型混合器を構成
し、この部分に前記樹脂流体を通過させることにより行
う。
【0023】静止型混合器は溶融紡糸用口金において公
知であり、例えば特開昭60−39405号公報、特開
昭60−199907号公報等に記載のものはいずれも
使用可能である。
知であり、例えば特開昭60−39405号公報、特開
昭60−199907号公報等に記載のものはいずれも
使用可能である。
【0024】なお、ミキシングノズル6は、図6に示さ
れるように、ブロック内を混合器が1回以上折り返し、
所定以上の混合距離が確保されるように構成することが
好ましい。
れるように、ブロック内を混合器が1回以上折り返し、
所定以上の混合距離が確保されるように構成することが
好ましい。
【0025】また、ミキシングノズル6は、n×mの流
路をもつものであるが、そのうち中央に存在する流路6
5は高屈折率樹脂A用のものであり、これをそのまま後
段の多層ノズル7にて芯材最内層として吐出するもので
ある。そして、他のn×m−1の流路が静止型混合器の
流路として構成されるものである。なお、n×mの流路
のすべてを混合器としても、あるいは複数の最内層側の
流路を高屈折率樹脂A用の単なる流路として構成するこ
ともできる。
路をもつものであるが、そのうち中央に存在する流路6
5は高屈折率樹脂A用のものであり、これをそのまま後
段の多層ノズル7にて芯材最内層として吐出するもので
ある。そして、他のn×m−1の流路が静止型混合器の
流路として構成されるものである。なお、n×mの流路
のすべてを混合器としても、あるいは複数の最内層側の
流路を高屈折率樹脂A用の単なる流路として構成するこ
ともできる。
【0026】こうして均一にブレンドされた、配合比の
異なる各流路の溶融樹脂は多層ノズル7に送られ、最内
層の屈折率が最も大きく、周辺部の屈折率が徐々に減少
するようにして、同心円状の多層のファイバーとして吐
出される。即ち、溶融状態の屈折率が異なる複数の樹
脂、本実施形態においては多数の樹脂が、最内層から最
外周層に向かって屈折率が徐々に減少するように同軸状
に積層されて紡糸口金装置から吐出される。
異なる各流路の溶融樹脂は多層ノズル7に送られ、最内
層の屈折率が最も大きく、周辺部の屈折率が徐々に減少
するようにして、同心円状の多層のファイバーとして吐
出される。即ち、溶融状態の屈折率が異なる複数の樹
脂、本実施形態においては多数の樹脂が、最内層から最
外周層に向かって屈折率が徐々に減少するように同軸状
に積層されて紡糸口金装置から吐出される。
【0027】この場合、多層ノズル7は、通常、中央に
吐出口75用の孔部を有し、流路用の透孔と凹部を有す
るブロックを複数積層一体化して構成される。
吐出口75用の孔部を有し、流路用の透孔と凹部を有す
るブロックを複数積層一体化して構成される。
【0028】多層ノズル7の吐出の形態は、図6に示さ
れるように、吐出口75の中央から最内層用樹脂Aが吐
出され、順次n×m−1の混合樹脂A+Bが吐出される
ごとに吐出口75の径が拡径されるように構成される。
即ち、本実施形態において、紡糸ノズルとして使用され
ている多層ノズルは、中央から最内層用樹脂を吐出し、
その外周に順次より外側の層を構成する樹脂を吐出して
積層し、同軸構造のファイバーを吐出する吐出口を備え
ており、その吐出口の径は、より外側の層を構成する樹
脂が吐出される位置においてより大きくなっている
れるように、吐出口75の中央から最内層用樹脂Aが吐
出され、順次n×m−1の混合樹脂A+Bが吐出される
ごとに吐出口75の径が拡径されるように構成される。
即ち、本実施形態において、紡糸ノズルとして使用され
ている多層ノズルは、中央から最内層用樹脂を吐出し、
その外周に順次より外側の層を構成する樹脂を吐出して
積層し、同軸構造のファイバーを吐出する吐出口を備え
ており、その吐出口の径は、より外側の層を構成する樹
脂が吐出される位置においてより大きくなっている
【0029】このようにして溶融状態の高屈折率樹脂お
よび低屈折率樹脂を紡糸口金装置に供給して、最内層か
ら最外周層に向かって屈折率が徐々に減少する同軸構造
のファイバーとして紡糸口金装置から吐出させることに
よって得られたファイバーCの横断面は、本実施形態に
おいては、図1および図2に示されるように、屈折率の
最も高い最内層Coと、それから屈折率が徐々に減少し
ていく被覆層Ciとからなる同軸状の多層構造をとる。
よび低屈折率樹脂を紡糸口金装置に供給して、最内層か
ら最外周層に向かって屈折率が徐々に減少する同軸構造
のファイバーとして紡糸口金装置から吐出させることに
よって得られたファイバーCの横断面は、本実施形態に
おいては、図1および図2に示されるように、屈折率の
最も高い最内層Coと、それから屈折率が徐々に減少し
ていく被覆層Ciとからなる同軸状の多層構造をとる。
【0030】なお、溶融温度は、1,000〜100,
000poiseの粘度が得られる温度とされる。ま
た、口金装置から吐出されるファイバーCの径は0.2
〜5mm程度とされる。
000poiseの粘度が得られる温度とされる。ま
た、口金装置から吐出されるファイバーCの径は0.2
〜5mm程度とされる。
【0031】ミキシングノズル6内で均一混合された溶
融樹脂は多層ノズル7から吐出され、クエンチ筒91、
冷却水層92を経て所定の外径をもち、図1に示される
ような断面の多層ファイバーに賦形され、巻取器95に
より巻取られる。
融樹脂は多層ノズル7から吐出され、クエンチ筒91、
冷却水層92を経て所定の外径をもち、図1に示される
ような断面の多層ファイバーに賦形され、巻取器95に
より巻取られる。
【0032】次にこのようにして、得られた階段状屈折
率分布を有するファイバー母材としての多層ファイバー
Cは、図7に示されるように加熱炉99内で熱処理され
ることが好ましい。これにより層界面を相溶、拡散さ
せ、滑らかな屈折率分布曲線を有するグレーデッドイン
デックス型光伝送体となる。
率分布を有するファイバー母材としての多層ファイバー
Cは、図7に示されるように加熱炉99内で熱処理され
ることが好ましい。これにより層界面を相溶、拡散さ
せ、滑らかな屈折率分布曲線を有するグレーデッドイン
デックス型光伝送体となる。
【0033】この場合の加熱温度は樹脂組成にもよる
が、ファイバー母材のガラス転移温度(Tg)以上であ
り、好ましくはTgより5〜80℃高くする。
が、ファイバー母材のガラス転移温度(Tg)以上であ
り、好ましくはTgより5〜80℃高くする。
【0034】さらに熱処理中にファイバー母材を延伸細
化したり、熱処理前および/または熱処理後に延伸細化
することにより、より滑らかな屈折率曲線と強度を有す
る光伝送体とすることができる。この場合の延伸倍率は
1.0〜5.0程度とする。
化したり、熱処理前および/または熱処理後に延伸細化
することにより、より滑らかな屈折率曲線と強度を有す
る光伝送体とすることができる。この場合の延伸倍率は
1.0〜5.0程度とする。
【0035】またこれらを切断してチョップストランド
とすることによりファイバーレンズの製造も可能であ
る。
とすることによりファイバーレンズの製造も可能であ
る。
【0036】前記熱処理延伸の工程はファイバー母材の
製造工程と連続させることも可能である。
製造工程と連続させることも可能である。
【0037】ファイバーCの層数n×mは多い方が理想
的な屈折率分布に近い光伝送体が得られるが、層の数は
使用目的によって任意に選ぶことが出来る。単に導光を
目的とする場合は5〜10層のもので十分であり、また
ほぼ連続的な屈折率分布を有する光伝送体としては10
〜20層のもので実用に供し得る。光通信や解像度を問
題にする場合は40〜100層とさらに多層化すること
が好ましい。
的な屈折率分布に近い光伝送体が得られるが、層の数は
使用目的によって任意に選ぶことが出来る。単に導光を
目的とする場合は5〜10層のもので十分であり、また
ほぼ連続的な屈折率分布を有する光伝送体としては10
〜20層のもので実用に供し得る。光通信や解像度を問
題にする場合は40〜100層とさらに多層化すること
が好ましい。
【0038】この実施態様例において層数は分配ノズル
41,42の流路数を変えることにより容易に設定する
ことができる。
41,42の流路数を変えることにより容易に設定する
ことができる。
【0039】本発明により光伝送体を製造する際に用い
られる高屈折率樹脂としてはポリカーボネート、ポリス
チレン、ポリメタクリル酸メチル等の屈折率が1.48
〜1.60程度のものが挙げられる。また、低屈折率樹
脂としてはポリアクリル酸メチル、エチレン−テトラフ
ロオロエチレン共重合体、ポリ弗化ビニリデン、ポリ弗
化ビニル等の屈折率が1.35〜1.50程度のものが
有効である。
られる高屈折率樹脂としてはポリカーボネート、ポリス
チレン、ポリメタクリル酸メチル等の屈折率が1.48
〜1.60程度のものが挙げられる。また、低屈折率樹
脂としてはポリアクリル酸メチル、エチレン−テトラフ
ロオロエチレン共重合体、ポリ弗化ビニリデン、ポリ弗
化ビニル等の屈折率が1.35〜1.50程度のものが
有効である。
【0040】
【実施例】以下、本発明の製造方法を実施して、図4に
示されるような方法で光伝送体を製造する例について説
明する。
示されるような方法で光伝送体を製造する例について説
明する。
【0041】実施例中、屈折率分布定数は以下のように
定義される。 屈折率分布定数=√2(1−n/no)・1/r 式中no:ファイバー中心軸上の屈折率 n :中心からrの距離における屈折率 r :半径方向の距離 実施例1 高屈折率樹脂としてポリメタクリル酸メチル(屈折率
1.49)と、低屈折率樹脂としてポリ弗化ビニリデン
−テトラフルオロエチレン共重合体(屈折率1.40)
を用いて、図4に示される装置により、層数40層の多
層ファイバーを形成し、次いで赤外線加熱装置(炉長1
m)を用いて巻取装置10m/min、加熱炉内温度1
50℃の条件下で加熱すると同時に延伸を行い(延伸倍
率1.5)、直径1mmφのファイバーを製造した。こ
れにより屈折率分布定数が0.40mm-1のグレーデッ
ドインデックス型光伝送体を得た。
定義される。 屈折率分布定数=√2(1−n/no)・1/r 式中no:ファイバー中心軸上の屈折率 n :中心からrの距離における屈折率 r :半径方向の距離 実施例1 高屈折率樹脂としてポリメタクリル酸メチル(屈折率
1.49)と、低屈折率樹脂としてポリ弗化ビニリデン
−テトラフルオロエチレン共重合体(屈折率1.40)
を用いて、図4に示される装置により、層数40層の多
層ファイバーを形成し、次いで赤外線加熱装置(炉長1
m)を用いて巻取装置10m/min、加熱炉内温度1
50℃の条件下で加熱すると同時に延伸を行い(延伸倍
率1.5)、直径1mmφのファイバーを製造した。こ
れにより屈折率分布定数が0.40mm-1のグレーデッ
ドインデックス型光伝送体を得た。
【0042】
【0043】
【発明の効果】本発明の光伝送体の製法及びそれに好適
に用いられる紡糸口金装置によれば、光伝送体、特に最
内層から最外周層に向かって屈折率が徐々に減少する屈
折率分布型光伝送体を簡便なプロセスで連続的に効率良
く製造することができる。
に用いられる紡糸口金装置によれば、光伝送体、特に最
内層から最外周層に向かって屈折率が徐々に減少する屈
折率分布型光伝送体を簡便なプロセスで連続的に効率良
く製造することができる。
【図1】本発明の光伝送体の横断面図である。
【図2】熱処理前の光伝送体の断面内径r方向の屈折率
nの分布を示す。
nの分布を示す。
【図3】熱処理後のものである。
【図4】本発明の製造プロセスの一例を示す正面図であ
る。
る。
【図5】紡糸口金装置内の樹脂流体の流れを示す系統図
である。
である。
【図6】本発明による紡糸口金装置の組立図の一例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図7】本発明に用いる加熱処理装置を示す正面図であ
る。
る。
1 紡糸口金装置
11,12 ギヤポンプ
3 紡糸ヘッド
41,42 分配ノズル
5 定量ノズル
55 抵抗管
6 ミキシングノズル
63 静止型撹拌部材
7 多層ノズル
811,821 押出器
815,825 ホッパー
91 クエンチ筒
92 冷却水槽
95,97 巻取機
99 加熱処理装置
A 高屈折率の樹脂流体
B 低屈折率の樹脂流体
C ファイバー
フロントページの続き
(72)発明者 羽原 英明
広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイ
ヨン株式会社中央技術研究所内
(56)参考文献 特開 平1−265208(JP,A)
特開 昭59−81602(JP,A)
特開 昭63−75105(JP,A)
特公 昭42−22579(JP,B2)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G02B 6/00
Claims (5)
- 【請求項1】 溶融状態の高屈折率樹脂および低屈折率
樹脂を紡糸口金装置に供給して、前記高屈折率樹脂と低
屈折率樹脂をそれぞれ多数の流路に分配し、各流路にお
ける樹脂の流量を調節することにより、配合比を調節し
て混合し、屈折率の異なる複数の樹脂を調製し、最内層
から最外周層に向かって屈折率が徐々に減少する同軸構
造のファイバーとして紡糸口金装置から吐出させる光伝
送体の製法であって、中央から最内層用樹脂を吐出し、
その外周に次層となる外側の層を構成する樹脂を吐出し
て順次積層し、同軸多層構造のファイバーを吐出する吐
出口を備えた紡糸多層ノズルを有し、同紡糸多層ノズル
における吐出口の径が、その外側の次層を構成する樹脂
が吐出される位置においてより大きくなっている紡糸口
金装置を用いることを特徴とする光伝送体の製法。 - 【請求項2】 紡糸口金装置から吐出される同軸構造の
ファイバーが、同軸多層構造のファイバーであることを
特徴とする請求項1に記載の光伝送体の製法。 - 【請求項3】 溶融状態の高屈折率樹脂および低屈折率
樹脂を紡糸口金装置に供給して、前記高屈折率樹脂と低
屈折率樹脂をそれぞれ多数の流路に分配し、各流路にお
ける樹脂の流量を調節することにより、配合比を調節し
て混合し、屈折率の異なる複数の樹脂を調製し、溶融状
態の屈折率が異なる複数の樹脂を最内層から最外周層に
向かって屈折率が徐々に減少するように同軸状に積層し
て紡糸口金装置から吐出させる光伝送体の製法であっ
て、中央から最内層用樹脂を吐出し、その外周に次層と
なる外側の層を構成する樹脂を吐出して順次積層し、同
軸多層構造のファイバーを吐出する吐出口を備えた紡糸
多層ノズルを有し、同紡糸多層ノズルにおける吐出口の
径が、その外側の次層を構成する樹脂が吐出される位置
においてより大きくなっている紡糸口金装置を用いるこ
とを特徴とする光伝送体の製法。 - 【請求項4】 屈折率が異なる複数の樹脂が、屈折率が
異なる多数の樹脂であることを特徴とする請求項3に記
載の光伝送体の製法。 - 【請求項5】 溶融状態の高屈折率樹脂および低屈折率
樹脂を紡糸口金装置に供給して、前記高屈折率樹脂と低
屈折率樹脂をそれぞれ多数の流路に分配し、 各流路にお
ける樹脂の流量を調節することにより、配合比を調節し
て混合し、屈折率の異なる複数の樹脂を調製し、中央か
ら最内層用樹脂を吐出し、その外周に次層となる外側の
層を構成する樹脂を吐出して順次積層し、最内層から最
外周層に向かって屈折率が徐々に減少するように同軸多
層構造のファイバーを吐出する吐出口を備えた紡糸多層
ノズルを有する紡糸口金装置であって、前記紡糸多層ノ
ズルにおける吐出口の径が、その外側の次層を構成する
樹脂が吐出される位置においてより大きくなっているこ
とを特徴とする紡糸口金装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23960099A JP3431865B2 (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | 光伝送体の製法及び紡糸口金装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23960099A JP3431865B2 (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | 光伝送体の製法及び紡糸口金装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9250682A Division JP3002656B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 屈折率分布型光伝送体の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000056145A JP2000056145A (ja) | 2000-02-25 |
JP3431865B2 true JP3431865B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=17047178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23960099A Expired - Lifetime JP3431865B2 (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | 光伝送体の製法及び紡糸口金装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3431865B2 (ja) |
-
1999
- 1999-08-26 JP JP23960099A patent/JP3431865B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000056145A (ja) | 2000-02-25 |
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