JP2000074462A - リモコン装置及び空気調和機 - Google Patents

リモコン装置及び空気調和機

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JP2000074462A
JP2000074462A JP10241579A JP24157998A JP2000074462A JP 2000074462 A JP2000074462 A JP 2000074462A JP 10241579 A JP10241579 A JP 10241579A JP 24157998 A JP24157998 A JP 24157998A JP 2000074462 A JP2000074462 A JP 2000074462A
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switch
control switch
air conditioner
power
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JP10241579A
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Shigeharu Sasaki
重晴 佐々木
Yoshinari Yamagami
嘉也 山上
Kazuhiro Hitomi
和弘 人見
Yuichi Takeda
勇一 武田
Akio Morichi
昭夫 森地
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモコンスイッチによって遠隔操作される空
気調和機の停止時の省エネを図る。 【解決手段】 室内ユニット12のケーシング42に
は、リモコンスイッチ120が挿入されることにより、
このリモコンスイッチを収納するスイッチ収容部102
が設けられている。このスイッチ収容部内には、電源ス
イッチが設けられており、エアコンの運転を停止してい
る状態でリモコンスイッチをスイッチ収容部内へ収納す
ることにより、リモコンスイッチが電源スイッチに当接
して接点を開放する。この電源スイッチの接点が開放さ
れることにより、室内ユニットへの電力が遮断され、停
止中のエアコンが電力を消費しないようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコンスイッチ
からの操作信号に基づいて装置の運転/停止を行なうリ
モコン装置及びリモコンスイッチによって運転/停止等
の操作が行なわれる空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】室内を空調する空気調和機(以下「エア
コン」と言う)は、冷凍サイクル中を循環される冷媒が
室内ユニットに設けている熱交換器を通過するときに、
室内へ空調風として吹出す空気との間で熱交換を行な
う。
【0003】このようなエアコンでは、ワイヤレス式の
リモコンスイッチ(ワイヤレスリモコン、以下「リモコ
ンスイッチ」と言う)によって、運転/停止は勿論、冷
房運転、暖房運転ドライ運転等の運転モード、設定温
度、風量等の設定が行なわれる。エアコンの室内ユニッ
トは、リモコンスイッチから送信される赤外線信号を受
信する受光部を備えており、この受光部でリモコンスイ
ッチから送信された操作信号を受信すると、室内ユニッ
ト内に設けられているマイクロコンピュータ(マイコ
ン)が受信した操作信号に基づいて各機器を制御して、
空調を行なう。
【0004】ところで、リモコンスイッチによって遠隔
操作されるエアコンでは、運転が停止しているときにも
マイコンやリモコンスイッチから送出される赤外線信号
を受信するための受光素子が動作し、リモコンスイッチ
からの操作信号を受信可能な待機状態となっている。こ
れにより、エアコンは、空調運転が停止していても、リ
モコンスイッチから運転開始を指示する操作信号が送出
されると、この操作信号を受信することができ、受信し
た操作信号に基づいてマイコンがエアコンによる空調運
転を開始することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エアコ
ンに用いられているマイコンは、処理能力が高く比較的
大きな電力を消費する。また、このマイコンや受光素子
を動作させるために、エアコン内部でも少なからず電力
を消費する。このため、エアコンが運転を停止している
待機状態では、少なからず電力が消費され続け、省エネ
や省電力効果が薄れてしまうと言う問題が生じる。
【0006】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、リモコンスイッチによって運転/停止が行われる
エアコン等の被操作装置が、運転を停止しているときに
待機状態となることによる電力消費を防止するリモコン
装置及び、運転停止中に電力を消費することなく、リモ
コンスイッチの操作によって運転開始が可能となる空気
調和機を提案することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
スイッチ操作によって被操作装置の運転/停止を含む操
作信号を送出するリモコンスイッチと、前記被操作装置
に設けられ前記リモコンスイッチから送出される操作信
号を受信する受信手段と、前記被操作装置に設けられて
前記リモコンスイッチが収容されるスイッチ収容部と、
前記スイッチ収容部内に設けられて前記リモコンスイッ
チが収容されたか否かを検出する検出手段と、前記検出
手段の検出結果に基づいて前記被操作装置への電力の供
給を遮断する遮断手段と、を含むことを特徴とする。
【0008】この発明によれば、リモコンスイッチによ
って操作される被操作装置にリモコン収容部を設けてい
る。このリモコン収容部にリモコンスイッチを挿入して
収容させることにより、遮断手段が被操作装置への電力
供給を遮断する。
【0009】これにより、被操作装置を停止させてリモ
コンスイッチをスイッチ収容部へ収容させれば、被操作
装置が停止しているときに電力を消費させることが無
い。また、リモコン収容部からリモコンスイッチを取り
出せば遮断手段の作動が停止して被操作装置への電力の
供給が行われるので、被操作装置が待機状態となり、取
り出したリモコンスイッチによる操作が可能となる。
【0010】また、被操作装置を停止させているとき
に、リモコンスイッチを被操作装置へ収容させることが
できるので、リモコンスイッチが邪魔になったり紛失し
てしまうのを同時に防止することができる。
【0011】請求項2に係る発明は、前記遮断手段が、
前記被操作装置の作動が停止した際に前記検出手段がリ
モコンスイッチの収容を検出したときに被操作装置へ供
給される電力を遮断することを特徴とする。
【0012】この発明によれば、被操作装置が運転を停
止しているときにリモコンスイッチがスイッチ収容部へ
収容されることにより、被操作装置への電力の供給を遮
断する。
【0013】これにより、被操作装置の運転中に間違っ
てリモコンスイッチをスイッチ収容部へ収容させても、
被操作装置への電力の供給が遮断されて停止してしまう
のを防止することができる。
【0014】請求項3に係る発明は、リモコンスイッチ
から送出される操作信号を室内ユニットに設けている受
信手段によって受信し、受信した操作信号に基づいて運
転/停止及び運転条件を設定して空調運転を行なう空気
調和機であって、室内ユニットのケーシングに設けられ
て前記リモコンスイッチが収容されるスイッチ収容部
と、前記スイッチ収容部内に配設され前記リモコンスイ
ッチが収容されているか否かを検出する検出手段と、前
記検出手段によって前記スイッチ収容部に前記リモコン
スイッチが収容されていると検出しているときに室内ユ
ニットないし室外ユニットへの電力の供給を遮断する遮
断手段と、を含むことを特徴とする。
【0015】この発明では、被操作装置として空気調和
機を適用し、室内ユニットにスイッチ収容部を設けてい
る。空気調和機は、季節によって停止時間が長時間に渡
ることがあり、このときに、リモコンスイッチを室内ユ
ニットに設けているスイッチ収容部へ収容させておくこ
とにより、運転停止中に待機状態となることにより電力
を消費してしまうのを確実に防止し、空気調和機の省エ
ネをより一層確実なものとすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0017】図2には、本実施の形態に被操作装置とし
て適用した空気調和機(以下「エアコン10」という)
の冷凍サイクルを示している。このエアコン10は、被
空調室に設置される室内ユニット12と室外に設置され
る室外ユニット14によって構成されており、室内ユニ
ット12と室外ユニット14とは、冷媒を循環させる太
管の冷媒配管16Aと、細管の冷媒配管16Bとで接続
されている。
【0018】室内ユニット12には、熱交換器18が設
けられており、冷媒配管16A、16Bのそれぞれの一
端がこの熱交換器18に接続されている。また、冷媒配
管16Aの他端は、室外ユニット14のバルブ20Aに
接続されている。このバルブ20Aは、マフラー22A
を介して四方弁24に接続されている。この四方弁24
は、アキュムレータ28を介して及びマフラー22Bを
介してコンプレッサ26に接続されている。
【0019】さらに、室外ユニット14には、熱交換器
30が設けられている。この熱交換器30は、一方が四
方弁24に接続され、他方がキャピラリチューブ32、
ストレーナ34、モジュレータ38を介してバルブ20
Bに接続されている。また、ストレーナ34とモジュレ
ータ38の間には、電動膨張弁36が設けられ、バルブ
20Bには、冷媒配管16Bの他端が接続されている。
これによって、室内ユニット12と室外ユニット14の
間に冷凍サイクルを形成する冷媒の密閉された循環路が
構成されている。
【0020】エアコン10は、図示しないコンプレッサ
モータの駆動によりコンプレッサ26が運転されると、
冷凍サイクル中を冷媒が循環される。図2で、矢印によ
って暖房運転時(暖房モード)と冷房運転時(冷房モー
ドまたはドライモード)の冷媒の流れを示すように、エ
アコン10は、四方弁24の切り換えによって、運転モ
ードが冷房モード(含むドライモード)と暖房モードが
切り換えられ、電動膨張弁36の弁開度を制御すること
により、冷媒の蒸発温度が調整される。
【0021】図1及び図4に示されるように、室内ユニ
ット12は、ケーシング42に吸込み口48と吹出し口
50が形成されており、このケーシング42内に熱交換
器18が配置されている。図4に示すように、室内ユニ
ット12は、ケーシング42の裏面に設けているベース
板40によって被空調室の壁面等へ所定の高さで固定さ
れる。
【0022】このケーシング42内には、熱交換器18
と共にクロスフローファン44が配置されており、クロ
スフローファン44の作動によって室内の空気が吸込み
口48からフィルタ46を通過してケーシング42内へ
吸引される。ケーシング42内に吸引された空気は、熱
交換器18を通過した後、吹出し口50から室内へ吹き
出される。この空気は、熱交換器18を通過することに
より、熱交換器18内を循環される冷媒との間で熱交換
が行われ、室内を空調する温調された空気(空調風)と
なる。
【0023】室内ユニット12の吹出し口50には、上
下フラップ54と上下フラップ54の奥側に左右フラッ
プ52が設けられており、この左右フラップ52と上下
フラップ54によって、吹出し口50から吹き出される
空調風の向きが変えられる。エアコン10では、左右フ
ラップ52が手動で向きが変えられるようになってお
り、主に上下フラップ54の向きを制御することにより
吹出し口50から吹出す空調風の風向を制御している。
なお、エアコン10としては、上下フラップ54と共に
左右フラップ52の向きを制御するものであっても良
い。
【0024】図3に示されるように、室内ユニット12
には、電源基板56、コントロール基板58及びパワー
リレー基板60が設けられている。電源基板56には、
モータ電源62、制御回路電源64、シリアル電源66
及び駆動回路68が設けられており、エアコン10を運
転するための電力(例えば単相100Vの交流電力)が
供給されるようになっている。また、コントロール基板
58には、シリアル回路70、駆動回路72及びマイク
ロコンピュータ(マイコン74)が設けられている。
【0025】電源基板56の駆動回路68には、前記し
たクロスフローファン44を駆動するファンモータ76
(例えばDCブラシレスモータ)が接続されており、コ
ントロール基板58に設けられているマイコン74から
の制御信号に応じてモータ電源62から駆動電力を供給
する。このとき、マイコン74は、駆動回路68からの
出力電圧を12V〜36Vの範囲で256ステップで変
化させるように制御する。これによって、室内ユニット
12の吹出し口50から吹き出される空調風の風量が調
整される。
【0026】コントロール基板58の駆動回路72に
は、パワーリレー基板60及び上下フラップ54を操作
する上下フラップモータ78が接続されている。パワー
リレー基板60には、パワーリレー80と温度ヒューズ
等が設けられており、マイコン74からの信号によって
パワーリレー80を操作し、室外ユニット14へ電力を
供給するための接点80Aを開閉する。エアコン10
は、接点80Aが閉じられることにより、室外ユニット
14への電力の供給が可能となる。
【0027】上下フラップモータ78は、マイコン74
の制御信号に応じて作動されて上下フラップ54を操作
し、所望の領域へ向けて空調風が吹出されるようにして
いる。
【0028】マイコン74及び電源回路56のシリアル
電源66に接続されているシリアル回路70は、室外ユ
ニット14へ接続されており、マイコン74は、このシ
リアル回路70を介して室外ユニット14との間でシリ
アル通信を行なう。
【0029】また、マイコン74には、室内温度を検出
する室温センサ84及び熱交換器18のコイル温度を検
出する熱交温度センサ86が接続され、さらに、コント
ロール基板58に設けられているサービスLED及び運
転切換スイッチ88が接続されている。なお、運転切換
スイッチ88は、「通常運転」とメンテナンス時等に行
う「試験運転」との切換及び、エアコン10の運転を停
止する「停止」に切換えられる。
【0030】エアコン10は、運転切換スイッチ88を
「通常運転」に設定して使用される。これにより、接点
88Aが閉じられて、室内ユニット12へ運転用の電力
が供給される。また、運転切換スイッチ88を「停止」
位置にすることにより、接点88Aが開放されて、室内
ユニット12への電力の供給が停止される。なお、サー
ビスLEDは、メンテナンス時に点灯操作することによ
り、サービスマンに自己診断結果を知らせるようになっ
ている。
【0031】室内ユニット12には、室外ユニット14
への配線が接続される端子台90が設けられている。こ
の端子台90のターミナル90A、90B、90Cに
は、室内ユニット12から室外ユニット14へ供給する
電源用の配線と室内ユニット12と室外ユニット14の
間でシリアル通信を行うための配線が接続されれる。
【0032】エアコン10は、後述するリモコンスイッ
チ120の操作によって空調運転を開始するときに、パ
ワーリレー80をオンして接点80Aを閉じることによ
り室外ユニット14へ電力を供給する。このとき、室内
ユニット12に設けているマイコン74が室外ユニット
14に設けられている図示しないマイコンとの間でシリ
アル通信を行ない、室外ユニット14の作動を制御する
ようになっている。
【0033】一方、マイコン74には、表示基板82が
接続されている。この表示基板82は、運転表示用の表
示LED等が設けられた表示部94と、リモコンスイッ
チ120から送出される操作信号を受信する受光素子9
8を備えた受光部96が設けられている。受光素子98
は、受信回路92に接続され、受光素子98によって受
信した操作信号が、受信回路92からマイコン74に出
力される。
【0034】図1に示されるように、室内ユニット12
のケーシング42には、前面に表示部94と受信部96
が配置されており、この表示部94のLED等の点灯状
態からエアコン10の運転状態を確認できるようになっ
ている。また、受光部96へ向けてリモコンスイッチ1
20を操作することにより、操作信号を受信できるよう
になっている。
【0035】図5(A)及び図5(B)には、リモコン
スイッチ120の一例を示している。リモコンスイッチ
120には、LCDを用いた表示部122が設けられて
いる。この表示部122には、運転モード、設定温度、
室内温度(室温)、時刻に加え、風向、風量等のエアコ
ン10を運転するときの運転条件ないし運転状態が表示
される。
【0036】また、リモコンスイッチ120には、運転
/停止ボタン124、温度設定ボタン126A、126
Bと共に、1Hタイマーボタン128及び足元ボタン1
30が設けられている。エアコン10は、運転/停止ボ
タン124の操作によって運転/停止される。また、温
度設定ボタン126A、126Bの操作によって設定温
度(空調するときの目標温度)が変えられる。
【0037】リモコンスイッチ120には、スライドカ
バー134内に種々の操作ボタンを有する操作パネル1
32が設けられている。この操作パネル132には、エ
アコン10の運転モードを自動、暖房、ドライ、冷房、
空気清浄、乾燥と順に切り換える運転切換ボタン13
6、吹出し口50から吹出す空調風の風量(クロスフロ
ーファン44の回転数)を切り換える風量ボタン14
2、上下フラップ54を操作して風向を選択する風向ボ
タン144及びタイマ設定を行なうための入ボタン14
6、切ボタン148等が設けられている。また、操作パ
ネル132には、エアコン10の運転能力を抑える(1
/2能力)ことにより省エネ運転を図るための省エネボ
タン150が設けられている。
【0038】このリモコンスイッチ120は、スイッチ
操作がなされると各スイッチの操作状態に応じた所定の
フォーマットの操作信号を、赤外線信号(赤外線発光素
子のオン/オフ信号)として送出する。
【0039】エアコン10では、リモコンスイッチ12
0と、このリモコンスイッチ120から送出される操作
信号を受信する受光部96及び受信回路92によってリ
モコン操作装置100(図3参照)が形成されており、
リモコンスイッチ120の操作信号が受信回路92を介
してマイコン74に入力されるようになっている。マイ
コン74は、この操作信号に基づいてエアコン10の作
動を制御する。
【0040】室内ユニット12のマイコン74は、リモ
コンスイッチ120から運転開始を指示する操作信号
(運転/停止ボタン124の操作に基づいた操作信号)
を受信すると、パワーリレー80をオンして室外ユニッ
ト14へ電力を供給すると共に、シリアル通信によって
室外ユニット14を制御しながら空調運転を行なう。な
お、室外ユニット14としては、室内ユニット12との
間でのシリアル通信等によってコンプレッサ26の回転
数が制御される一般的構成を用いることができ、本実施
の形態では詳細な説明を省略する。
【0041】ところで、図1及び図6に示されるよう
に、室内ユニット12のケーシング42には、リモコン
スイッチ120を収容するスイッチ収容部102が設け
られている。スイッチ収容部102は、室内ユニット1
2の前面側にリモコンスイッチ120の外形形状に応じ
た挿入口104が開口されている。この挿入口104
は、通常、シャッタ106によって閉止されているが、
このシャッタ106を押し上げながらリモコンスイッチ
120を挿入することにより、スイッチ収容部102内
にリモコンスイッチ120が略全量収納される。
【0042】また、図1に示されるように、ケーシング
42の前面には、挿入口104に隣接してエジェクトボ
タン108が設けられており、このエジェクトボタン1
08を押圧操作することにより、スイッチ収容部102
内に収納されているリモコンスイッチ120の一部が押
し出される。これにより、スイッチ収容部102からリ
モコンスイッチ120が取出可能となる。
【0043】なお、スイッチ収容部102の形状、挿入
されたリモコンスイッチ120の保持機構及びエジェク
ト機構は、従来公知の種々の構成を用いることができ、
本実施の形態では詳細な説明を省略する。
【0044】図6に示されるように、スイッチ収容部1
02の内部には、電源スイッチ110が設けられてい
る。この電源スイッチ110は、リモコンスイッチ12
0がスイッチ収容部102内の所定の位置まで挿入さ
れ、図示しないレバー又は押ボタンに当接することによ
り内部に設けられている接点110A(図3参照)を開
放する。
【0045】図3に示されるように、室内ユニット12
の運転切換スイッチ88の接点88Aより電源側には、
電源スイッチ110の接点110Aが接続されており、
この接点110Aが閉じられることにより、エアコン1
0に運転電力が供給される。また、リモコンスイッチ1
20がスイッチ収容部102に収納されて接点110A
が開放されることにより、エアコン10への電力が遮断
される。
【0046】以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0047】リモコンスイッチ120は、スイッチ操作
によって運転モード、設定温度、風量、風向等が設定さ
れると共に運転/停止ボタン124が操作されると、こ
れらの操作状態が操作信号として送出する。
【0048】エアコン10は、リモコンスイッチ120
から送出された操作信号を受光素子98によって受信
し、受信した操作信号をマイコン74が読み込む。これ
により、マイコン74は、この操作信号、すなわちリモ
コンスイッチ120の各操作スイッチの操作状態に基づ
いて運転能力を設定すると共に、風向、風量等を設定し
て、エアコン10による空調運転を開始する。エアコン
10は、空調運転中は、室外ユニット14に設けている
コンプレッサ26を回転駆動して、室内ユニット12の
熱交換器18との間で冷媒の循環を行ない、室内ユニッ
ト12の吸込み口48から吸込んで熱交換器18を通過
させた空気を空調風として吹出し口50から吹出す。
【0049】ところで、エアコン10の室内ユニット1
2には、スイッチ収容部102が設けられており、エア
コン10による空調運転を行なうときには、このスイッ
チ収容部102からリモコンスイッチ120を取り出
し、このリモコンスイッチ120によって運転操作を行
なう。
【0050】エアコン10は、スイッチ収容部102内
に電源スイッチ110が設けられており、スイッチ収容
部102からリモコンスイッチ120が取り出されるこ
とにより、電源スイッチ110が接点110Aを閉じ
る。
【0051】図3に示されるように、電源スイッチ11
0の接点110Aは、運転切換スイッチ88の接点88
Aよりも電源側に設けられており、接点110Aが閉じ
られることにより室内ユニット12の電源基板56へ運
転用の電力が供給される。これにより、マイコン74が
動作を開始する。このとき、リモコンスイッチ120の
操作によってエアコン10の運転開始が指示されていな
ければ、マイコン74は、待機状態となり、受信回路9
2及び受光素子98を動作させて、操作信号が入力され
るのを待つ。
【0052】この状態でリモコンスイッチ120の運転
/停止ボタン124が操作されて、運転開始を指示する
操作信号が入力されることにより、マイコン74は、エ
アコン10による空調運転を開始する。
【0053】一方、エアコン10が空調運転状態でリモ
コンスイッチ120の運転/停止ボタン124が操作さ
れ、この操作に基づいた操作信号をマイコン74が受信
すると、マイコン74は、エアコン10の空調運転を停
止して待機状態となる。
【0054】この後、リモコンスイッチ120を室内ユ
ニット12に設けているスイッチ収容部102へ挿入し
て収納させると、スイッチ収容部102内に設けている
電源スイッチ110が、スイッチ収容部102に収納さ
れたリモコンスイッチ120によって操作されて接点1
10Aを開放する。これにより、エアコン10への電力
の供給が遮断され、待機状態となっているマイコン74
や、リモコンスイッチ120の操作信号を受信するよう
に動作している受信回路92、受光素子98も動作を停
止する。すなわち、エアコン10は、リモコンスイッチ
120をスイッチ収容部102へ収納させることによ
り、電力が遮断されて動作を完全に停止する。
【0055】このように、エアコン10は、停止させた
ときにリモコンスイッチ120をスイッチ収容部102
へ収納させることにより、電力の供給が遮断されるた
め、運転停止中に僅かながらも電力を消費してしまうこ
とがない。
【0056】すなわち、エアコン10では、運転停止中
には使用されないリモコンスイッチ120をスイッチ収
容部102へ収納させることにより、電源を遮断して不
必要に電力が消費されないようにしている。また、エア
コン10による空調運転を行なうときには、リモコンス
イッチ120をスイッチ収容部102から取り出すこと
により、室内ユニット12への電力の供給が再開され、
マイコン74が待機状態となり、リモコンスイッチ12
0の操作に基づいた空調運転が可能となる。
【0057】これにより、エアコン10では、使用され
ないリモコンスイッチ120の紛失防止と共により一層
の省エネを図ることができるようになっている。
【0058】なお、以上説明した本実施の形態は、本発
明の一例を示すものであり、本発明の構成を限定するも
のではない。
【0059】本実施の形態では、リモコンスイッチ12
0をスイッチ収容部102に収納させたときに、エアコ
ン10が運転中か否かに拘わらず電力を遮断するように
なっているが、エアコン10が運転を停止しているとき
にのみ電源を遮断するようにしても良い。
【0060】例えば、図7に示されるように、室内ユニ
ット12内(例えばパワーリレー基板60)にマイコン
74によって操作される電源リレー112を設けると共
に、この電源リレー112の接点112Aを電源スイッ
チ110の接点110Aと並列に接続する。マイコン7
4は、エアコン10の運転中は、この電源リレー112
を作動させて接点112Aを閉じるようにする。
【0061】これにより、エアコン10の運転中は、電
源リレー112の接点112Aが閉じられていれば、電
源スイッチ110の接点110Aが開放されても、室内
ユニット12へ供給される電力が遮断されることはな
い。また、エアコン10の空調運転を停止すれば、電源
リレー112の接点112Aも開放されるので、エアコ
ン10への電力が遮断され、エアコン10が必要に電力
を消費するのを防止できる。
【0062】また、本実施の形態では、室内ユニット1
2のケーシング42内にリモコンスイッチ120を収納
するスイッチ収容部102を設けたが、本発明のスイッ
チ収容部は、任意の位置に設けることができる。例え
ば、ケーシング42の側面からリモコンスイッチ120
を挿入するようにしても良く、また、スイッチ収容部を
ポケット状に形成してケーシング42の側面等の任意の
位置に取り付けるようにしても良い。
【0063】なお、本実施の形態では、リモコンスイッ
チ120によって操作されるエアコン10に本発明を適
用したが、本発明は、リモコンスイッチによって遠隔操
作される任意の構成の空気調和機に適用することができ
る。また、本発明は、空気調和機に限らず、リモコンス
イッチによって遠隔操作するためのリモコン受信装置が
設けられている種々の家電製品や電気機器等の被操作装
置に適用することができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、被操
作装置の運転/停止操作を行なうリモコンスイッチを、
被操作装置に設けているスイッチ収容部へ収容させるこ
とにより、被操作装置への電力の供給を遮断するので、
被操作装置が停止しているときに僅かながらの電力も消
費させることが無い。
【0065】これにより、被操作装置として用いる空気
調和機を停止させたときに、室内ユニットにリモコンス
イッチを収容させれば、空気調和機への電力の供給を遮
断でき、僅かながらの電力も消費させることが無いと言
う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用したエアコンの室内ユニッ
トとリモコンスイッチの外観を示す概略斜視図である。
【図2】エアコンの冷凍サイクルを示す概略構成図であ
る。
【図3】エアコンの室内ユニットの電気回路の概略構成
を示すブロック図である。
【図4】室内ユニットの概略構成を示す概略断面図であ
る。
【図5】(A)及び(B)はそれぞれリモコンスイッチ
の一例を示す概略図であり、(A)はスライドカバーを
開いた状態を示し、(B)はスライドカバーを閉じた状
態を示している。
【図6】室内ユニットに設けられたスイッチ収容部を示
す室内ユニットの要部概略断面図である。
【図7】本発明に被操作装置として適用されるエアコン
の他の一例を示す室内ユニットの電気回路の概略ブロッ
ク図である。
【符号の説明】 10 エアコン(空気調和機、被操作装置) 12 室内ユニット 42 ケーシング 74 マイコン 82 表示基板 92 受信回路(受信手段) 98 受光素子(受信手段) 100 リモコン操作装置 102 スイッチ収容部 108 エジェクトボタン 110 電源スイッチ(検出手段、遮断手段) 110A 接点)(遮断手段) 112 電源リレー 120 リモコンスイッチ 124 運転/停止ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 人見 和弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 武田 勇一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 森地 昭夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L061 BB02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ操作によって被操作装置の運転
    /停止を含む操作信号を送出するリモコンスイッチと、 前記被操作装置に設けられ前記リモコンスイッチから送
    出される操作信号を受信する受信手段と、 前記被操作装置に設けられて前記リモコンスイッチが収
    容されるスイッチ収容部と、 前記スイッチ収容部内に設けられて前記リモコンスイッ
    チが収容されたか否かを検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて前記被操作装置への
    電力の供給を遮断する遮断手段と、 を含むことを特徴とするリモコン装置。
  2. 【請求項2】 前記遮断手段が、前記被操作装置の作動
    が停止した際に前記検出手段がリモコンスイッチの収容
    を検出したときに被操作装置へ供給される電力を遮断す
    ることを特徴とする請求項1に記載のリモコン装置。
  3. 【請求項3】 リモコンスイッチから送出される操作信
    号を室内ユニットに設けている受信手段によって受信
    し、受信した操作信号に基づいて運転/停止及び運転条
    件を設定して空調運転を行なう空気調和機であって、 室内ユニットのケーシングに設けられて前記リモコンス
    イッチが収容されるスイッチ収容部と、 前記スイッチ収容部内に配設され前記リモコンスイッチ
    が収容されているか否かを検出する検出手段と、 前記検出手段によって前記スイッチ収容部に前記リモコ
    ンスイッチが収容されていると検出しているときに室内
    ユニットないし室外ユニットへの電力の供給を遮断する
    遮断手段と、 を含むことを特徴とする空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013137137A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Daikin Industries Ltd 空気調和装置

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JP2013137137A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Daikin Industries Ltd 空気調和装置

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