JP2000073238A - 紡機における通信方法及び通信制御装置 - Google Patents

紡機における通信方法及び通信制御装置

Info

Publication number
JP2000073238A
JP2000073238A JP10241708A JP24170898A JP2000073238A JP 2000073238 A JP2000073238 A JP 2000073238A JP 10241708 A JP10241708 A JP 10241708A JP 24170898 A JP24170898 A JP 24170898A JP 2000073238 A JP2000073238 A JP 2000073238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control device
slave
shift
host
shift data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10241708A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Shinozaki
豊 篠崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP10241708A priority Critical patent/JP2000073238A/ja
Priority to EP99114105A priority patent/EP0989498A2/en
Publication of JP2000073238A publication Critical patent/JP2000073238A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/06Addressing a physical block of locations, e.g. base addressing, module addressing, memory dedication
    • G06F12/0646Configuration or reconfiguration
    • G06F12/0653Configuration or reconfiguration with centralised address assignment
    • G06F12/0661Configuration or reconfiguration with centralised address assignment and decentralised selection
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H13/00Other common constructional features, details or accessories
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/042Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors
    • G05B19/0421Multiprocessor system
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/20Pc systems
    • G05B2219/21Pc I-O input output
    • G05B2219/21039Slaves, modules in daisy chain, each handles control data, transmits to next
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/20Pc systems
    • G05B2219/25Pc structure of the system
    • G05B2219/25051For serial communication a separate clock and data line

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スレーブ制御装置に個々のアドレスを設定し
なくても、ホスト制御装置が個々のスレーブ制御装置と
選択的にシリアル通信を行うことを可能にする。 【解決手段】 ホスト制御装置とスレーブ制御装置とは
シフトデータラインを介して、順次リンク状に接続され
ている。ホスト制御装置からスレーブ制御装置へ、ま
た、上流側のスレーブ制御装置から下流側のスレーブ制
御装置へシフトデータが出力される。シフトデータが入
力されている状態で、スレーブ制御装置にシフトクロッ
ク信号が入力されると、当該スレーブ制御装置はホスト
制御装置とシリアル通信可能な状態になったと判断し、
ホスト制御装置とシリアル通信を行う。また、当該スレ
ーブ制御装置からシフトデータが出力される。スレーブ
制御装置からシフトデータが出力されている状態で次の
シフトクロック信号が入力されると、シフトデータの出
力が停止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紡機における通信方
法及び通信制御装置に係り、詳しくは1台のホスト制御
装置と多数のスレーブ制御装置との間の通信方法及び通
信制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】精紡機においては多数の紡出ユニットの
紡出状態に関するデータを基に、主制御装置で機台の運
転制御を行う。そして、多数の紡出ユニットを複数のグ
ループにグループ化し、各グループの制御部と主制御装
置とが通信回線で接続され、主制御装置から各制御部へ
ポーリングを行い、データ収集を行っていた(例えば、
特開平5−78925号公報)。
【0003】また、各錘毎にスピンドル駆動モータを備
えた単錘駆動方式のリング精紡機等の紡機においては、
スピンドル駆動系とドラフトパート駆動系とがそれぞれ
別個のモータで駆動されるとともに、各駆動系が同期す
るように駆動制御される必要がある。そして、主制御装
置の負荷を少なくするため、主制御装置からの指令に基
づいて各錘の制御を行う制御装置が各錘毎に設けられて
いる。
【0004】そして、精紡機では機台1台当たりの錘数
が、500錘から1000錘程度と多いため、主制御装
置と各制御部又は各制御装置とのデータの送信はパラレ
ル通信ではなく、シリアル通信が使用されている。例え
ば、図6に示すように、ホスト制御装置51(主制御装
置)と各スレーブ制御装置52(各制御部又は各制御装
置)とは、マルチドロップシリアル通信ライン53を介
して接続されている。各スレーブ制御装置52にはアド
レス設定用のスイッチ54がそれぞれ設けられている。
スイッチ54には例えば8ビット又は9ビットのディッ
プスイッチが使用され、各スイッチ54は1、2、3・
・・nというように順に設定されて、各スレーブ制御装
置52にそれぞれ別のアドレスが設定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、単錘駆動方
式の精紡機のように1000近くのスレーブ制御装置が
ある場合、アドレス設定用のスイッチ54のコストがば
かにならない。また、アドレス設定は9ビットのディッ
プスイッチを作業者が1個ずつ操作して設定するため、
アドレス設定に手間がかかり、設定ミスが起き易い。
【0006】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その第1の目的はスレーブ制御装置に個々
のアドレスを設定しなくても、ホスト制御装置が個々の
スレーブ制御装置と選択的にシリアル通信を行うことが
できる紡機における通信方法を提供することにある。ま
た、第2の目的はその通信方法を実施するための通信制
御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、請求項1に記載の発明では、ホスト制御装置と
複数のスレーブ制御装置とを備えた紡機における通信方
法であって、前記ホスト制御装置と複数のスレーブ制御
装置とを、順次シフトデータラインでリンク状に接続す
るとともに、該ホスト制御装置と前記各スレーブ制御装
置とをバス接続されたシリアル通信ラインで接続し、前
記各スレーブ制御装置は前記シフトデータラインを介し
て接続された上流側のホスト制御装置又はスレーブ制御
装置からシフトデータが出力されている状態で、ホスト
制御装置にバス接続された信号ラインを介して入力され
たシフト信号に基づいて下流側のスレーブ制御装置又は
ホスト制御装置にシフトデータを出力するとともに、ホ
スト制御装置とシリアル通信可能な状態にあると判断し
て、ホスト制御装置との間でシリアル通信を行う。
【0008】前記第2の目的を達成するため、請求項2
に記載の発明では、ホスト制御装置と複数のスレーブ制
御装置とを備えた紡機における通信制御装置であって、
前記ホスト制御装置と複数のスレーブ制御装置とをリン
ク状に接続するシフトデータラインと、前記ホスト制御
装置と複数のスレーブ制御装置とをバス接続するシフト
クロックラインと、前記ホスト制御装置と複数のスレー
ブ制御装置とをバス接続するシリアル通信ラインと、前
記ホスト制御装置に設けられたシフトクロック出力手段
と、前記ホスト制御装置に設けられ、前記複数のスレー
ブ制御装置の内の1つにシフトデータを出力するホスト
シフトデータ出力手段と、前記各スレーブ制御装置に設
けられ、上流側のホスト制御装置又はスレーブ制御装置
からシフトデータが出力されている状態で、前記シフト
クロックラインを介して入力されたシフトクロック信号
に基づいて下流側のスレーブ制御装置又はホスト制御装
置にシフトデータを出力するとともに、次に入力された
シフトクロック信号に基づいてシフトデータの出力を停
止するスレーブシフトデータ出力手段と、前記各スレー
ブ制御装置に設けられ、前記上流側の制御装置からシフ
トデータが出力されている状態でシフトクロック信号を
入力するとホスト制御装置とシリアル通信可能な状態に
なったと判断する判断手段とを備えた。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、前記スレーブ制御装置は精紡機の各
錘毎に設けられた制御装置である。請求項4に記載の発
明では、請求項3に記載の発明において、前記精紡機は
各錘毎に独立してスピンドル駆動モータが設けられた単
錘駆動方式の精紡機である。
【0010】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の発明において、前記精紡機は多数の紡出ユニットが
複数のグループにグループ化されるとともに各グループ
毎に副制御装置がそれぞれ設けられ、各グループにおけ
る副制御装置が前記ホスト制御装置として各錘毎に設け
られたスレーブ制御装置との間で通信を行い、主制御装
置は各副制御装置と通信を行う。
【0011】従って、請求項1に記載の発明では、スレ
ーブ制御装置にシフトデータラインを介して上流側のホ
スト制御装置又はスレーブ制御装置からシフトデータが
入力される。スレーブ制御装置にシフトデータが入力さ
れている状態で、ホスト制御装置からシフト信号が入力
されると、そのシフト信号に基づいて下流側のスレーブ
制御装置又はホスト制御装置にシフトデータが出力され
る。また、スレーブ制御装置にシフトデータが入力され
ている状態で、前記シフト信号が入力されると、当該ス
レーブ制御装置はホスト制御装置とシリアル通信可能な
状態にあると判断して、ホスト制御装置との間でシリア
ル通信を行う。即ち、各スレーブ制御装置に個々のアド
レスが設定されていなくても、ホスト制御装置は各スレ
ーブ制御装置との間でシリアル通信を行うことができ
る。
【0012】請求項2に記載の発明では、スレーブ制御
装置にシフトデータラインを介して上流側のホスト制御
装置又はスレーブ制御装置からシフトデータが入力され
る。スレーブ制御装置にシフトデータが入力されている
状態で、ホスト制御装置からシフトクロックラインを介
してシフトクロック信号が入力されると、当該スレーブ
制御装置のスレーブシフトデータ出力手段からシフトク
ロック信号に基づいて下流側のスレーブ制御装置又はホ
スト制御装置にシフトデータが出力される。スレーブ制
御装置にシフトデータが入力されている状態でシフトク
ロック信号が入力されると、当該スレーブ制御装置の判
断手段はホスト制御装置とシリアル通信可能な状態にな
ったと判断し、ホスト制御装置との間でシリアル通信ラ
インを介してシリアル通信が行われる。スレーブシフト
データ出力手段からシフトデータが出力されている状態
で次のシフトクロック信号が入力されると、そのシフト
クロック信号に基づいてスレーブシフトデータ出力手段
からのシフトデータの出力が停止される。
【0013】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、前記スレーブ制御装置は精紡機の各
錘毎に設けられた制御装置であり、該制御装置と主制御
装置(ホスト制御装置)との間で、前記と同様に通信が
行われる。
【0014】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の発明において、前記精紡機は単錘駆動方式の精紡機
であり、各スレーブ制御装置は各錘毎に設けられたスピ
ンドル駆動モータの制御を主として行う。
【0015】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の発明において、精紡機は多数の紡出ユニットが複数
のグループにグループ化されている。そして、各グルー
プ毎に設けられた副制御装置がそれぞれ各グループのホ
スト制御装置として機能し、各錘毎に設けられたスレー
ブ制御装置との間で通信を行う。主制御装置は各副制御
装置と通信を行い、スレーブ制御装置は副制御装置を介
して主制御装置からの指令データ等を入力する。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を単錘駆動式のリング精紡機に具体化した第1の実施
の形態を図1及び図2に従って説明する。
【0017】図1に示すように、各錘毎に設けられたス
ピンドル駆動モータとしての単錘駆動モータ1はそれぞ
れ各錘毎に設けられたスレーブ制御装置2に接続されて
いる。ホスト制御装置としての主制御装置3と複数のス
レーブ制御装置2とはシフトデータライン4を介してそ
れぞれリンク状に接続されている。シフトデータライン
4は、各スレーブ制御装置2に設けられたシフトデータ
入出力ポート5の端子に接続されるコネクタ6が所定の
間隔で設けられたケーブル7で形成されている。主制御
装置3と複数のスレーブ制御装置2とはシフトクロック
ライン8を介してバス接続されている。また、主制御装
置3と複数のスレーブ制御装置2とはシリアル通信ライ
ン9を介してバス接続されている。
【0018】主制御装置3はシフトクロック出力手段及
びホストシフトデータ出力手段を構成するCPU(中央
処理装置)10と、記憶装置11と、入力装置12と、
入出力インタフェース13と、シリアルインタフェース
14とを備えている。CPU10は入出力インタフェー
ス13を介してシフトデータライン4及びシフトクロッ
クライン8に接続されている。CPU10はシリアルイ
ンタフェース14を介してシリアル通信ライン9に接続
されている。
【0019】CPU10は入力装置12により入力され
た紡出条件に基づいて、図示しないドラフト装置のモー
タやリングレール等のリフティング装置のモータの制御
を行う。また、CPU10は各スレーブ制御装置2のC
PU15とシリアル通信ライン9を介して種々のデータ
の授受を行う。種々のデータには紡出条件、各錘のスピ
ンドルの運転状況、糸切れ情報等がある。
【0020】各スレーブ制御装置2はスレーブシフトデ
ータ出力手段、判断手段及び制御手段を構成するCPU
15と、記憶装置16と、入出力インタフェース17
と、シリアルインタフェース18とを備えている。CP
U15は入出力インタフェース17を介してシフトデー
タライン4及びシフトクロックライン8に接続されてい
る。CPU15はシリアルインタフェース18を介して
シリアル通信ライン9に接続されている。
【0021】CPU15は上流側の主制御装置3又はス
レーブ制御装置2からシフトデータが出力されている状
態で、シフトクロックライン8を介して入力されたシフ
トクロック信号に基づいて下流側のスレーブ制御装置2
又は主制御装置3にシフトデータを出力する。CPU1
5は前記シフトクロック信号を入力すると主制御装置3
とシリアル通信可能な状態になったと判断する。また、
CPU15はシフトデータを出力している状態で入力し
たシフトクロック信号に基づいてシフトデータの出力を
停止する。
【0022】スレーブ制御装置2はシリアル通信ライン
9を介して主制御装置3とデータの授受を行う。CPU
15は記憶装置16に記憶されたプログラムデータ、主
制御装置3からの指令信号等に基づいて単錘駆動モータ
1を制御する。
【0023】次に前記のように構成された装置の作用を
説明する。精紡機の運転に先立って繊維原料、糸番手、
撚り数、ドラフト率等の紡出条件が入力装置12により
入力される。そして、精紡機の運転が開始されると、主
制御装置3のCPU10は入力された紡出条件に基づい
て、ドラフト装置やリフティング装置のモータを紡出条
件に対応した所定の速度で制御する。また、CPU10
はシリアル通信ライン9を介して各スレーブ制御装置2
のCPU15と通信を行って、単錘駆動モータ1の制御
指令データを送信したり、単錘駆動モータ1の回転状況
及び糸切れの発生状況のデータなどを収集する。
【0024】スレーブ制御装置2のCPU15はCPU
10の制御指令データに基づいて単錘駆動モータ1を制
御したり、図示しないセンサの検出信号に基づいて単錘
駆動モータ1の回転状況及び糸切れの発生状況を記憶装
置16に記憶する。そして、主制御装置3と通信可能な
状態となったとき、CPU15は記憶装置16の記憶デ
ータをCPU10に送信する。
【0025】次に主制御装置3と各スレーブ制御装置2
との通信方法について説明する。各スレーブ制御装置2
にはアドレスは設定されていないが、便宜上、主制御装
置3に近い側から順に#1、#2、#3・・・#nとす
る。
【0026】図2に示すように、初期状態では各スレー
ブ制御装置2は通信出力をディスエーブル(無効)状態
としている。この状態で主制御装置3のCPU10は#
1のスレーブ制御装置2にシフトデータを出力し、シフ
トデータを出力している状態でシフトクロック信号を出
力する。#1のスレーブ制御装置2のCPU15は、主
制御装置3からシフトデータが出力されている状態で、
シフトクロック信号を入力すると、その立ち上がりでシ
フトデータをラッチするとともに、下流のスレーブ制御
装置2即ち#2のスレーブ制御装置2にシフトデータを
出力する。また、#1のCPU15は主制御装置3から
シフトデータが出力されている状態で、シフトクロック
信号を入力すると、主制御装置3とシリアル通信可能な
状態になったと判断する。なお、CPU10は最初のシ
フトクロック信号を出力した後、所定時間後にシフトデ
ータの出力を停止する。この実施の形態では最初のシフ
トクロック信号の立ち下がりでシフトデータの出力を停
止する。
【0027】この状態からCPU10がシフトクロック
信号を出力すると、#1のスレーブ制御装置2のCPU
15はその立ち上がりでシフトデータの出力を停止す
る。また、#2のスレーブ制御装置2のCPU15は、
上流のスレーブ制御装置2からシフトデータが出力され
ている状態でシフトクロック信号を入力し、その立ち上
がりでシフトデータをラッチするとともに、下流のスレ
ーブ制御装置2即ち#3のスレーブ制御装置2にシフト
データを出力する。また、#2のCPU15は#1のス
レーブ制御装置2からシフトデータが出力されている状
態で、シフトクロック信号を入力すると、主制御装置3
とシリアル通信可能な状態になったと判断する。
【0028】以下、同様にCPU10がシフトクロック
信号を出力する毎に、シフトデータを出力しているスレ
ーブ制御装置2のCPU15は、そのシフトクロック信
号の立ち上がりでシフトデータの出力を停止する。ま
た、シフトデータを出力しているスレーブ制御装置2の
下流側のスレーブ制御装置2のCPU15は、シフトク
ロック信号を入力するとその立ち上がりでシフトデータ
をラッチするとともに、下流のスレーブ制御装置2にシ
フトデータを出力する。また、CPU15は上流のスレ
ーブ制御装置2からシフトデータが出力されている状態
で、シフトクロック信号を入力すると、主制御装置3と
シリアル通信可能な状態になったと判断する。
【0029】一方、CPU10はシフトクロック信号の
出力回数をカウントする図示しないカウンタを備え、カ
ウンタのカウント値からどのスレーブ制御装置2がシリ
アル通信可能な状態にあるのかを確認するようになって
いる。カウンタはスレーブ制御装置2の数と等しいnま
でカウントすると、次のシフトクロック信号の出力か
ら、再び1からカウントするようになっている。従っ
て、カウンタのカウント値がその時点で主制御装置3と
通信可能な状態にあるスレーブ制御装置2の番号と一致
するため、CPU10はカウンタのカウント値からシリ
アル通信可能な状態にあるスレーブ制御装置2を確認す
ることができる。このようにして、主制御装置3はシフ
トクロック信号を出力することにより、#1〜#nまで
各スレーブ制御装置2を順次ポーリングして、相互に通
信可能になる。
【0030】シフトクロック信号は通常は所定間隔で出
力される。しかし、作業者が特定の錘の単錘駆動モータ
1の回転状況や糸切れ状況のデータを知るため、あるい
は特定の錘のみ停止させる場合には、当該錘とのみ早期
に通信可能な状態になる必要がある。このような場合
は、CPU10は入力装置12の操作によって指令され
た錘に対応するスレーブ制御装置2の番号と、カウンタ
のカウント値とが一致するまではシフトクロック信号の
出力間隔を短くして順次シフトクロック信号を出力す
る。
【0031】この実施の形態では以下の効果を有する。 (1) 主制御装置3が複数のスレーブ制御装置2のう
ちの1台との間で通信可能な状態にあることの確認に、
シフトレジスト機構を利用している。従って、スレーブ
制御装置2に個々のアドレスを設定しなくても、主制御
装置3が個々のスレーブ制御装置2と選択的にシリアル
通信を行うことができ、作業者によるスレーブ制御装置
2のアドレス設定の面倒な手間が不要になる。
【0032】(2) 主制御装置3と各錘に設けられた
スレーブ制御装置2とがシリアル通信により、相互にデ
ータの送信及び受信が可能なため、錘数の多いリング精
紡機において各錘の状態を把握しながら適正な制御を行
うことができる。
【0033】(3) 主制御装置3と各錘に設けられた
スレーブ制御装置2とがシリアル通信により、相互にデ
ータの送信及び受信が可能なため、錘数が多く、制御が
複雑になる単錘駆動方式のリング精紡機において、各錘
の状態を把握しながら適正な制御を行うことができる。
【0034】(4) シフトデータライン4は、各スレ
ーブ制御装置2に設けられたシフトデータ入出力ポート
5の端子に接続されるコネクタ6が所定の間隔で設けら
れたケーブル7で形成されている。従って、各コネクタ
6を各スレーブ制御装置2のシフトデータ入出力ポート
5の端子に順に接続することで間違いなく、簡単にシフ
トデータライン4を組み付けることができる。
【0035】(5) シフトデータを順次下流側のスレ
ーブ制御装置2が出力するためのシフト信号として、シ
フトクロックライン4を介して送信されるシフトクロッ
ク信号が使用されている。従って、通信データの一部に
シフト信号を含ませる構成に比較して、誤りが少なくな
る。
【0036】(6) ポーリングは主制御装置3に近い
側のスレーブ制御装置2から順に行われるが、シフトク
ロックの出力間隔を自由に設定できる。従って、通信を
必要としないスレーブ制御装置2に対する通信許可を与
えるシフトクロックの出力間隔を短くすることにより、
無駄な時間を省いて必要なスレーブ制御装置2と早期に
通信を行うことができる。
【0037】(7) シフトクロックの出力回数をカウ
ントするカウンタのカウント値が、主制御装置3と現時
点でシリアル通信可能な状態にあるスレーブ制御装置2
を示すようにしたため、CPU10はシリアル通信可能
な状態にあるスレーブ制御装置2の確認が容易になる。
【0038】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態を図3に従って説明する。この実施の形態では精紡機
の多数の紡出ユニットが複数のグループにグループ化さ
れるとともに、各グループ毎に副制御装置がそれぞれ設
けられ、各グループにおける副制御装置がホスト制御装
置として機能する点が前記実施の形態と大きく異なって
いる。前記実施の形態と同一部分は同一符号を付して詳
しい説明を省略する。
【0039】片側480錘、全錘960錘の精紡機で
は、例えば48錘で1グループを構成し、各グループ毎
にホスト制御装置としての副制御装置19が設けられて
いる。各副制御装置19は主制御装置3とシリアル通信
ライン20を介してバス接続されている。各副制御装置
19にはアドレス設定用のスイッチ21が設けられ、そ
れぞれ所定のアドレスが設定されている。従って、主制
御装置3と各副制御装置とは、各副制御装置19をその
アドレスで特定してシリアル通信が行われる。副制御装
置19の数は全部で20台となるが、この程度の数であ
ればアドレス設定の手間はさほどかからない。また、機
台の左右でそれぞれ1〜10の番号を付ければ、スイッ
チ21は4ビットのスイッチでよくなる。
【0040】各副制御装置19にはシフトクロック出力
手段及びホストシフトデータ出力手段を構成するCPU
22と、記憶装置23と、入出力インタフェース24
と、シリアルインタフェース25とを備えている。CP
U22は入出力インタフェース24を介してシフトデー
タライン4及びシフトクロックライン8に接続されてい
る。CPU22はシリアルインタフェース25を介して
シリアル通信ライン9に、シリアルインタフェース26
を介してシリアル通信ライン20にそれぞれ接続されて
いる。
【0041】CPU22は主制御装置3とシリアル通信
ライン20を介して通信を行うとともに、シリアル通信
ライン9を介してグループの各スレーブ制御装置2と通
信を行い、主制御装置3とスレーブ制御装置2との間の
データの授受を仲介する。副制御装置19とスレーブ制
御装置2との間の通信は、前記実施の形態における主制
御装置3とスレーブ制御装置2との間の通信と同様にし
て行われる。即ち、CPU22は、先ず各グループの#
1のスレーブ制御装置2にシフトデータを出力し、シフ
トデータを出力している状態でシフトクロック信号を出
力する。そして、シフトクロック信号を出力することに
より、#1〜#48のスレーブ制御装置2と順次シリア
ル通信可能な状態になる。
【0042】主制御装置3が960錘の全てのスレーブ
制御装置2と順次シリアル通信を行う構成では、1錘当
たり10ミリ秒で順次ポーリングを行っても、最初のス
レーブ制御装置2から最後のスレーブ制御装置2までポ
ーリングにかかる時間が9600ミリ秒、即ち9.6秒
となる。しかし、グループ分けされた各グループ毎に副
制御装置19がスレーブ制御装置2と順次ポーリングを
行う場合は、その時間が1/10以下になり、この実施
の形態では1/20になる。
【0043】従って、この実施の形態では第1の実施の
形態の(4)〜(6)と同様な効果の他に、次の効果を
有する。 (8) 副制御装置19が複数のスレーブ制御装置2の
うちの1台との間で通信可能な状態にあることの確認
に、シフトレジスト機構を利用している。従って、スレ
ーブ制御装置2に個々のアドレスを設定しなくても、副
制御装置19が個々のスレーブ制御装置2と選択的にシ
リアル通信を行うことができ、作業者によるスレーブ制
御装置2のアドレス設定の面倒な手間が不要になる。
【0044】(9) 錘数が多い単錘駆動方式の精紡機
において、主制御装置3が各副制御装置19との間で通
信を行い、グループ毎に設けられた副制御装置19が各
グループのスレーブ制御装置2との間で通信する。従っ
て、各錘の状況の把握が短時間ででき、この実施の形態
では主制御装置3が全てのスレーブ制御装置2と順次シ
リアル通信を行う場合の1/20の時間で、通信が完了
し、各錘の状態を把握しながらより適正な制御を行うこ
とができる。
【0045】(第3の実施の形態)次に第3の実施の形
態を図4及び図5に従って説明する。図5に示すよう
に、この実施の形態ではシフトクロックライン8が省略
されている点が、前記両実施の形態と大きく異なってい
る。その他の構成は第1の実施の形態と同じであり、同
一部分は同一符号を付して詳しい説明を省略する。
【0046】この実施の形態ではCPU10はシフトク
ロック出力手段としての機能に代えて、シリアル通信ラ
イン9に送信する送信データの最初にシフトクロックに
相当するシフトコードSCを付与するシフトコード付与手
段としての機能を有する。図4に示すように、CPU1
0はシフトデータを出力した後、先ず#1のスレーブ制
御装置2とシリアル通信を行うため、シリアル通信ライ
ン9に#1のスレーブ制御装置2に対する通信データを
出力する。そして、通信データの最初に通信データ本文
とは無関係のシフトコードSCを付与する。次に#2のス
レーブ制御装置2とシリアル通信を行う場合は、通信デ
ータの最初にシフトコードSCを付与した#2のスレーブ
制御装置2に対する通信データを出力する。以下、通信
データの最初にシフトコードSCを付与した#iのスレー
ブ制御装置2に対する通信データを順次シリアル通信ラ
イン9に出力する。
【0047】一方、各スレーブ制御装置2に設けられた
CPU15は、上流側の主制御装置3又はスレーブ制御
装置2からシフトデータが出力されている状態で、シリ
アル通信ライン9を介して入力されたシフトコードSCに
基づいてシフトデータを出力する。また、CPU15は
このとき主制御装置3とのシリアル通信が可能な状態
(通信権が得られた状態)になったと判断する。また、
CPU15はシフトデータを出力している状態で、シフ
トコードSCを入力すると、主制御装置3との通信権が他
に移動したと判断するとともに、シフトデータの出力を
停止する。
【0048】従って、この実施の形態では第1の実施の
形態とほぼ同様な効果を有する他に、シフトクロックラ
イン8が不要となり、その分ハードウエアの構成が簡単
になる。
【0049】なお、実施の形態は前記に限定されるもの
ではなく、例えば、次のように具体化してもよい。 ○ 第1及び第2の実施の形態において、CPU10が
シフトデータの出力を停止するのを、シフトクロック信
号の立ち上がりで実行してもよい。
【0050】○ 第1及び第2の実施の形態において、
各スレーブ制御装置2のCPU15からのシフトデータ
の出力の停止を、シフトクロック信号の立ち下がりで実
行してもよい。
【0051】○ 第2の実施の形態において、シフトク
ロックラインを省略し、第3の実施の形態のようにシフ
トコードSCを利用して各スレーブ制御装置2がシリアル
通信可能な状態にあることを確認する構成とする。
【0052】○ 紡出ユニットを複数のグループにグル
ープ化する場合、精紡機の左右で分けたり、各グループ
に含まれる錘の数を48錘より多くしても少なくしても
よい。また、グループに含まれる錘の数は同じでなくて
もよい。即ち、錘の数を全錘数の約数にする必要はな
く、例えば片側480錘の場合、1個のグループの錘数
を30錘とし、他のグループの錘数を50錘とする。
【0053】○ 第2の実施の形態のように副制御装置
19を設ける場合、副制御装置19とスレーブ制御装置
2との間のシリアル通信だけでなく、主制御装置3と副
制御装置19との間のシリアル通信において、通信可能
な状態にあることの確認に、シフトレジスト機構を利用
する。即ち、主制御装置3と副制御装置19との関係に
おいて、主制御装置3をホスト制御装置とし、副制御装
置19をスレーブ制御装置とする。この場合は、第1の
実施の形態と同様に主制御装置と通信を行う各制御装置
にアドレス設定を行う必要がない。
【0054】○ シフトクロックの出力間隔を一定にし
て、最初のシフトクロック信号の出力時からの経過時間
をタイマで計測し、タイマの時間で主制御装置3と現時
点でシリアル通信可能な状態にあるスレーブ制御装置2
を確認する構成としてもよい。この場合もCPU10は
シリアル通信可能な状態にあるスレーブ制御装置2の確
認が容易になる。
【0055】○ 単錘駆動方式のリング精紡機に限ら
ず、全錘を1台又は複数の駆動モータで駆動する方式の
リング精紡機に適用してもよい。この場合、各錘毎に設
けられるスレーブ制御装置2は各錘毎に設けられた糸継
ぎ装置の制御等に使用される。また、リング精紡機に限
らずオープンエンド精紡機や単錘駆動方式のリング撚糸
機等に適用してもよい。
【0056】○ 1台の精紡機の中におけるホスト制御
装置とスレーブ制御装置との間の通信に限らず、複数の
精紡機の稼働状況を監視するホストコンピュータと各精
紡機に設けられたコンピュータとの間の通信に適用して
もよい。この場合、ホストコンピュータがホスト制御装
置として機能し、各精紡機のコンピュータがスレーブ制
御装置として機能する。
【0057】前記実施の形態から把握できる請求項記載
以外の発明(技術思想)について、以下にその効果とと
もに記載する。 (1) 請求項2に記載の発明において、前記シフトデ
ータラインは、各スレーブ制御装置に設けられたシフト
データ入出力ポートの端子に接続されるコネクタが所定
の間隔で設けられたケーブルで形成されている。この場
合、各コネクタを各スレーブ制御装置のシフトデータ入
出力ポートの端子に順に接続することで間違いなく、簡
単にシフトデータラインを組み付けることができる。
【0058】(2) ホスト制御装置と複数のスレーブ
制御装置とを備えた紡機の通信制御装置であって、前記
ホスト制御装置と複数のスレーブ制御装置とをリンク状
に接続するシフトデータラインと、前記ホスト制御装置
と複数のスレーブ制御装置とをバス接続するシリアル通
信ラインと、前記ホスト制御装置に設けられたホストシ
フトデータ出力手段と、前記ホスト制御装置に設けら
れ、前記シリアル通信ラインに送信する送信データの最
初にシフトコードを付与するシフトコード付与手段と、
前記各スレーブ制御装置に設けられ、上流側のホスト制
御装置又はスレーブ制御装置からシフトデータが出力さ
れている状態で、前記シリアル通信ラインを介して入力
されたシフトコードに基づいて下流側のスレーブ制御装
置又はホスト制御装置にシフトデータを出力するととも
に、次に入力されたシフトコードに基づいてシフトデー
タの出力を停止するスレーブシフトデータ出力手段と、
前記各スレーブ制御装置に設けられ、前記上流側の制御
装置からシフトデータが出力されている状態でシフトコ
ードを入力するとホスト制御装置とシリアル通信可能な
状態になったと判断する判断手段とを備えた紡機の通信
装置。この場合、シフトクロックラインが不要となり、
その分ハードウエアの構成が簡単になる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜請求項
5に記載の発明によれば、スレーブ制御装置に個々のア
ドレスを設定しなくても、ホスト制御装置が個々のスレ
ーブ制御装置と選択的にシリアル通信を行うことができ
る。
【0060】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明を実施する装置の構成が簡単になる。請求
項3に記載の発明によれば、錘数の多い精紡機において
各錘の状態を把握しながら適正な制御を行うことができ
る。
【0061】請求項4に記載の発明によれば、制御が複
雑になる単錘駆動方式の精紡機において、各錘の状態を
把握しながら適正な制御を行うことができる。請求項5
に記載の発明によれば、錘数が多い単錘駆動方式の精紡
機において、主制御装置が各副制御装置との間で通信を
行い、グループ毎に設けられた副制御装置が各グループ
のスレーブ制御装置との間で通信するため、各錘の状況
の把握が短時間でできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の通信システムの概略構成
図。
【図2】 同じく作用を示すタイムチャート。
【図3】 第2の実施の形態の通信システムの概略構成
図。
【図4】 第3の実施の形態の作用を示すタイムチャー
ト。
【図5】 同じく通信システムの概略構成図。
【図6】 従来の通信システムの概略構成図。
【符号の説明】
1…スピンドル駆動モータとしての単錘駆動モータ、2
…スレーブ制御装置、3…ホスト制御装置としての主制
御装置、4…シフトデータライン、8…シフトクロック
ライン、9,20…シリアル通信ライン、10,22…
シフトクロック出力手段及びホストシフトデータ出力手
段としてのCPU、15…スレーブシフトデータ出力手
段及び判断手段としてのCPU、19…ホスト制御装置
としての副制御装置、SC…シフトコード。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト制御装置と複数のスレーブ制御装
    置とを備えた紡機の通信方法であって、 前記ホスト制御装置と複数のスレーブ制御装置とを、順
    次シフトデータラインでリンク状に接続するとともに、
    該ホスト制御装置と前記各スレーブ制御装置とをバス接
    続されたシリアル通信ラインで接続し、 前記各スレーブ制御装置は前記シフトデータラインを介
    して接続された上流側のホスト制御装置又はスレーブ制
    御装置からシフトデータが出力されている状態で、ホス
    ト制御装置にバス接続された信号ラインを介して入力さ
    れたシフト信号に基づいて下流側のスレーブ制御装置又
    はホスト制御装置にシフトデータを出力するとともに、
    ホスト制御装置とシリアル通信可能な状態にあると判断
    して、ホスト制御装置との間でシリアル通信を行う紡機
    における通信方法。
  2. 【請求項2】 ホスト制御装置と複数のスレーブ制御装
    置とを備えた紡機における通信制御装置であって、 前記ホスト制御装置と複数のスレーブ制御装置とをリン
    ク状に接続するシフトデータラインと、 前記ホスト制御装置と複数のスレーブ制御装置とをバス
    接続するシフトクロックラインと、 前記ホスト制御装置と複数のスレーブ制御装置とをバス
    接続するシリアル通信ラインと、 前記ホスト制御装置に設けられたシフトクロック出力手
    段と、 前記ホスト制御装置に設けられ、前記複数のスレーブ制
    御装置の内の1つにシフトデータを出力するホストシフ
    トデータ出力手段と、 前記各スレーブ制御装置に設けられ、上流側のホスト制
    御装置又はスレーブ制御装置からシフトデータが出力さ
    れている状態で、前記シフトクロックラインを介して入
    力されたシフトクロック信号に基づいて下流側のスレー
    ブ制御装置又はホスト制御装置にシフトデータを出力す
    るとともに、次に入力されたシフトクロック信号に基づ
    いてシフトデータの出力を停止するスレーブシフトデー
    タ出力手段と、 前記各スレーブ制御装置に設けられ、前記上流側の制御
    装置からシフトデータが出力されている状態でシフトク
    ロック信号を入力するとホスト制御装置とシリアル通信
    可能な状態になったと判断する判断手段とを備えた紡機
    における通信制御装置。
  3. 【請求項3】 前記スレーブ制御装置は精紡機の各錘毎
    に設けられた制御装置である請求項2に記載の紡機にお
    ける通信制御装置。
  4. 【請求項4】 前記精紡機は各錘毎に独立してスピンド
    ル駆動モータが設けられた単錘駆動方式の精紡機である
    請求項3に記載の紡機における通信制御装置。
  5. 【請求項5】 前記精紡機は多数の紡出ユニットが複数
    のグループにグループ化されるとともに各グループ毎に
    副制御装置がそれぞれ設けられ、各グループにおける副
    制御装置が前記ホスト制御装置として各錘毎に設けられ
    たスレーブ制御装置との間で通信を行い、主制御装置は
    各副制御装置と通信を行う請求項4に記載の紡機におけ
    る通信制御装置。
JP10241708A 1998-08-27 1998-08-27 紡機における通信方法及び通信制御装置 Pending JP2000073238A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10241708A JP2000073238A (ja) 1998-08-27 1998-08-27 紡機における通信方法及び通信制御装置
EP99114105A EP0989498A2 (en) 1998-08-27 1999-07-16 Communication method and communication control device for a spinning machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10241708A JP2000073238A (ja) 1998-08-27 1998-08-27 紡機における通信方法及び通信制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000073238A true JP2000073238A (ja) 2000-03-07

Family

ID=17078362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10241708A Pending JP2000073238A (ja) 1998-08-27 1998-08-27 紡機における通信方法及び通信制御装置

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0989498A2 (ja)
JP (1) JP2000073238A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009128216A1 (ja) * 2008-04-15 2009-10-22 パナソニック株式会社 モータ装置、およびそれらを備えたモータ駆動システム並びに集積回路装置
KR101534433B1 (ko) * 2014-02-03 2015-07-06 영남대학교 산학협력단 방적기 제어장치

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4048702B2 (ja) * 2000-08-02 2008-02-20 村田機械株式会社 単錘駆動型繊維機械のモータ駆動システム
DE10336301A1 (de) * 2003-07-31 2005-03-10 Ego Elektro Geraetebau Gmbh Verfahren zur dynamischen Vergabe von Adressen sowie zugehörige Verwendung für Heizeinrichtungen
US7904182B2 (en) 2005-06-08 2011-03-08 Brooks Automation, Inc. Scalable motion control system
FR2901211B1 (fr) * 2006-05-17 2008-08-22 Valeo Systemes Thermiques Systeme d'adressage automatique d'actionneurs dans un vehicule automobile.
EP2171554B1 (de) 2007-07-20 2017-10-25 Ferag AG Verfahren und vorrichtung zum einstecken, sammeln oder zusammentragen einer vielzahl von flexiblen, flächigen produkten
US9733638B2 (en) 2013-04-05 2017-08-15 Symbotic, LLC Automated storage and retrieval system and control system thereof
CH714081A1 (de) * 2017-08-25 2019-02-28 Rieter Ag Maschf Verfahren zum Betreiben einer Ringspinnmaschine und Ringspinnmaschine.

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009128216A1 (ja) * 2008-04-15 2009-10-22 パナソニック株式会社 モータ装置、およびそれらを備えたモータ駆動システム並びに集積回路装置
CN102007682A (zh) * 2008-04-15 2011-04-06 松下电器产业株式会社 电机装置、具备该电机装置的电机驱动系统以及集成电路装置
JPWO2009128216A1 (ja) * 2008-04-15 2011-08-04 パナソニック株式会社 モータ装置、およびそれらを備えたモータ駆動システム並びに集積回路装置
US8497642B2 (en) 2008-04-15 2013-07-30 Panasonic Corporation Motor devices, and motor driving system and integrated circuit device comprising the same
KR101534433B1 (ko) * 2014-02-03 2015-07-06 영남대학교 산학협력단 방적기 제어장치

Also Published As

Publication number Publication date
EP0989498A2 (en) 2000-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6694211B2 (en) System and method for controlling a group of fiber processing machines
US6556885B2 (en) System and method for controlling a group of fiber processing machines
JP2000073238A (ja) 紡機における通信方法及び通信制御装置
JPS6337023B2 (ja)
EP1191132B1 (en) Method of controlling a operation control system for single spindle driving spinning machines
JPH0333875U (ja)
JP3794088B2 (ja) プロセス入出力装置
JPH10280488A (ja) 分散型コントローラを備える建設機械
KR100618450B1 (ko) 단추구동형 섬유기계의 모터제어시스템
JP4387523B2 (ja) エレベータ群管理制御装置
JPH0130752B2 (ja)
SU1661721A1 (ru) Устройство контрол и управлени технологическим комплексом дл намотки изделий
JP2001122548A (ja) エレベータの群管理装置及び群管理方法
JPS60218939A (ja) 複写機等の制御装置
JP2001341953A (ja) エレベータの制御装置
JPH05178556A (ja) エレベータの監視装置
JPS63285605A (ja) 数値制御装置のシリアルデ−タリンク方式
JPH0639312B2 (ja) エレベ−タの群管理制御方法
JPH0240591B2 (ja) Erebeetanoshikenuntensochi
Sisa Communication systems to monitor and control the production environment
JPS63108407A (ja) 集中制御システム
JPH0275583A (ja) エレベータ装置
CA1233546A (en) Remote load control relay processor
JPH0461094B2 (ja)
JPS6224354A (ja) デユプレツクス計算機システム