JP2000072392A - 高所作業車の安全装置 - Google Patents

高所作業車の安全装置

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JP2000072392A
JP2000072392A JP10244641A JP24464198A JP2000072392A JP 2000072392 A JP2000072392 A JP 2000072392A JP 10244641 A JP10244641 A JP 10244641A JP 24464198 A JP24464198 A JP 24464198A JP 2000072392 A JP2000072392 A JP 2000072392A
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JP
Japan
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movement
guide
safety device
roller
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JP10244641A
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English (en)
Inventor
Noriyoshi Nakajima
紀好 中島
Hidehiko Yoshida
英彦 吉田
Shingo Kimura
伸吾 木村
Kuninori Kobayashi
邦典 小林
Michihiro Sato
通宏 佐藤
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Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高所作業車のメンテナンス等の内容により作
業台の上昇位置を可変でき、且つ作業者の手をシザース
リンク内に挿入させない安全装置を提供する。 【解決手段】 高所作業車1の安全装置31は、車体3
上のシザースリンク5の下部に車体3の前後方向に並設
された車体レール11と、シザースリンク5の車体3の
後部側の下部に車体レール11に沿って移動するローラ
25と、車体レール11の長手方向に所定の間隙を有し
て複数配設された孔13と、この孔13に挿通して車体
レール11に係止されるとともに、ローラ25を当接さ
せてこの移動を規制して作業台7の下方への移動を制限
する規制軸15とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高所作業車の安全
装置に関し、更に詳細には、作業台が昇降自在なシザー
スリンク式の高所作業車の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、作業者や荷物等を所望の高所に
移動させることができる高所作業装置としては、基台上
にシザースリンクを介して作業台を取り付け、昇降シリ
ンダによりシザースリンクを作動させて作業台を昇降さ
せるように構成した垂直昇降式の高所作業装置がある。
そして、この基台を走行自在な車体によって構成した場
合には高所作業車として使用することができる。従っ
て、この高所作業車を所望の作業現場の下方まで車体を
走行させた後、作業台を上昇させることで高所作業を行
なうことができる。
【0003】高所作業車1のシザースリンク5は、図5
に示すように、複数の腕部材17と昇降シリンダ19と
から構成されている。腕部材17のうちシザースリンク
5の上部に配設された上前腕部材35の上端部は作業台
の下部に設けられた作業台レール33の前側に揺動自在
に枢支されている。上前腕部材35に交差する上後腕部
材37の上端部には作業台レール33内に沿って回転移
動するローラ25が設けられている。また、シザースリ
ンク5の下部に配設された下前腕部材21の下部は車体
3の前部に揺動自在に枢支されており、下前腕部材21
に交差する下後腕部材23の下端部には車体3の上部で
あって前後方向に延設された車体レール11内に沿って
回転移動するローラ25が設けられている。下後腕部材
23の先端部に中間腕部材29が枢支されている。
【0004】下後腕部材23と中間腕部材29との間に
は昇降シリンダ19が接続されており、この昇降シリン
ダ19を伸長作動することで中間腕部材29が起仰して
ローラ25,25が作業台レール33と車体レール11
内に沿って車体3の前側方向へ回転移動する。従って、
シザースリンク5が伸長して作業台7が上方に移動す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高所作
業車のメンテナンスや修理を行なう場合には、シザース
リンクを伸長させて作業台を所定の高さで停止させた後
に、シザースリンクの縮小を防止するためのつっかえ棒
を上下方向に隣接する腕部材間に取り付ける。このつっ
かえ棒の取り付けは作業者の手をシザースリンク内に挿
入して行なわれる。従って、作業者の手がシザースリン
クに接触する虞があった。また、容易なメンテナンス等
を行なう場合でも、このつっかえ棒をシザースリンクに
取り付けなければならず、また、つっかえ棒をシザース
リンクに取り付けるには作業台をつっかえ棒の長さ以上
に上昇させなければならない。従って、メンテナンス等
の内容に係わらず作業台を常に所定の位置まで上昇させ
る必要があるので作業効率が低下する、という問題が生
じていた。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、高所作業車のメンテナンスを行なう場合
に、メンテナンス等の内容により作業台の上昇位置を可
変することができ、且つ作業者の手をシザースリンク内
に挿入させることのない高所作業車の安全装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の安全装置を有した高所作業車は、基台(例え
ば、実施形態における車体3)と、複数の腕部材を揺動
自在に連接した連接機構を交差させてなるリンク機構を
基台上に延設したシザースリンクと、このシザースリン
クの上部に設けられた作業台とを有し、シザースリンク
をなすリンク機構の一方の連接機構の下部に配設された
腕部材の下端部を基台に固定し、シザースリンクをなす
リンク機構の他方の連接機構の下部に配設された腕部材
の下端部を移動自在とし、シザースリンクを上下に伸縮
作動させて作業台を昇降作動させることができるように
構成されている。そして、この高所作業車の安全装置は
下端部が移動する腕部材の移動方向と同一方向に延設さ
れこの腕部材の下端部の移動を案内するガイド(例え
ば、実施形態における車体レール11)と、このガイド
に沿って移動する腕部材の下端部の移動を規制して作業
台の下方への移動を制限する移動規制手段(例えば、実
施形態における規制軸15,規制板39,ストッパ57,
59)とを有することが好ましい。
【0008】作業台の下方への移動を停止させるには、
ガイドに沿って移動する他方の連接機構の下部に配設さ
れた腕部材の下端部を移動規制手段によって規制する。
従って、シザースリンクの縮小作動が規制されて作業台
の下方への移動が停止する。このため、高所作業車のメ
ンテナンスや修理の内容に応じて作業台の停止位置を調
整することができ、メンテナンス等の作業効率を向上さ
せることができる。ここで、シザースリンクの基台上の
延設方向は、例えば、基台の前後方向や左右方向等を例
示することができる。
【0009】移動規制手段は、ガイド上であってガイド
の長手方向と同一方向に互いに所定の間隙を有して複数
配設される係止孔と、この係止孔に挿通してガイドに係
止され腕部材の下端部を当接させてこの腕部材の下端部
の移動を規制し作業台の下方への移動を制限する移動規
制軸(例えば、実施形態における規制軸15)と、を有
することが好ましい。係止孔に移動規制軸を挿通させる
ことで移動規制軸をガイドに係止することができ、例え
ば、ガイドに係止孔を対向に配置しこの係止孔に移動規
制軸を挿通させて移動規制軸をガイドに係止することが
できる。また、移動規制軸を挿通させる係止孔を選択す
ることで、移動手段の移動の規制位置を調整して、作業
台を停止させる位置を調整させることができる。
【0010】また、移動規制手段はガイドに着脱自在に
設けられる規制板であってもよい。移動手段の移動を規
制する場合には規制板をガイドに装着させる。従って、
移動手段が規制板に当接することで、移動手段の移動が
規制されて下方に移動する作業台の移動を制限すること
ができる。また、作業台の移動を規制しない場合には、
規制板をガイドから取り外す。従って、移動手段がガイ
ドに沿って移動し、作業台が下方に移動して基台上に格
納される。規制板はガイドに着脱自在に設けられ、例え
ば、規制板をガイドに揺動自在に設けることを例示する
ことができる。
【0011】さらに、移動する腕部材の下端部にガイド
に沿って回転移動するローラと、このローラを回転可能
に支持するローラ支持軸とを設け、移動規制手段は作業
台が下方に移動するときの腕部材の下端部が移動する方
向のガイドの端部に揺動自在に設けられる棒状部材(例
えば、実施形態におけるストッパ57,59)を有し、
この棒状部材の先端部をローラ支持軸に当接させて腕部
材の下端部の移動を規制し作業台の下方への移動を制限
してもよい。また、棒状部材は複数あり、これらの棒状
部材は互いに長さが相違することが好ましい。棒状部材
の長さを相違させることで移動部材の移動量を調整し
て、作業台の停止位置を調整することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図1から図4に基づいて説明する。本実施の形態は
作業台が上下方向に昇降するシザーリンク式の高所作業
車の態様を示す。最初に、本発明の高所作業車の安全装
置を説明する前に、この安全装置を有した高所作業車を
説明する。
【0013】高所作業車1は、図1に示すように、車体
3とシザースリンク5と作業台7とを有している。車体
3はその左右にクローラ式走行装置9を有し、このクロ
ーラ式走行装置9を作動させることで車体3が走行する
ように構成されている。車体3の上部であって車体3の
左右両端部には車体レール11が車体3の前後方向に延
設されている。車体レール11は、図1と図2に示すよ
うに、車体3の後部から中央部にかけて断面コ字状をな
し、車体3の中央部から前部にかけて断面L字状をなし
ている。断面コ字状の車体レール11は天板11aと底
板11bとこれらを接続する側板11cとこれらで囲ま
れる空間部11dとから構成され、断面L字状の車体レ
ール11は側板11cと底板11bとから構成されてい
る。断面コ字状の車体レール11の天板11aと底板1
1bには長手方向に互いに所定の離間寸法を有した複数
の孔13が配設され、天板11aに設けた孔13の下方
に底板13bに設けた孔13が対向するように形成され
ている。上下に対向配置された孔13には規制軸15が
挿通されている。
【0014】この車体レール11間であって車体3上に
はシザースリンク5が設けられている。シザースリンク
5は、複数の腕部材17を揺動自在に連接した連接機構
18を交差させてなるリンク機構20を車体3の幅方向
に所定の間隙を有して対向に配置したものである。リン
ク機構20の腕部材17のうち下部に配設された下前腕
部材21の下部は断面L字状の車体レール11の側板1
1cの前部内側に揺動自在に枢支されており、下前腕部
材21に交差する下後腕部材23の下端部にはローラ支
持軸27が車体レール11側に突出して設けられ、この
ローラ支持軸27の先端部には断面コ字状をなす車体レ
ール11の空間部11d内を車体3の前後方向に回転移
動するローラ25が設けられている。従って、下後腕部
材23の揺動移動に伴ってローラ25が車体レール11
内に沿って車体3の前後方向に移動する。下後腕部材2
3の先端部には中間腕部材29が枢支されている。即
ち、高所作業車1の安全装置31は車体レール11とロ
ーラ25と孔13と規制軸15とから構成されている。
【0015】シザースリンク5の上部には作業台7が設
けられ、この作業台7の下部に作業台レール33が車体
3の前後方向に延設されている。作業台レール33は車
体レール11と略同様の構成をなしており、孔13を有
しない点でこれを有する車体レール11と相違する。従
って、車体レール11と同一態様部分については同一符
号を付してその説明を省略する。リンク機構20の上前
腕部材35の上端部は作業台レール33の側板11cの
前部内側に揺動自在に枢支されている。上前腕部材35
に交差する上後腕部材37の上端部には作業台レール3
3の空間部11d内を車体3の前後方向に回転移動する
ローラ25が設けられている。
【0016】下後腕部材23と中間腕部材29との間に
は昇降シリンダ19が接続されており、この昇降シリン
ダ19が伸長作動することで中間腕部材29が起仰して
ローラ25,25が車体レール11と作業台レール33
内に沿って車体3の前側方向に回転移動する。従って、
シザースリンク5が伸長して作業台7が上方へ移動す
る。また、昇降シリンダ19を縮小させることで、中間
腕部材29が倒伏作動し、ローラ25,25が車体レー
ル11と作業台レール33内に沿って車体3の後側方向
へ回転移動する。従って、シザースリンク5が縮小して
作業台7が下方へ移動する。
【0017】次に、本発明の高所作業車1の安全装置3
1の作用を図1と図2を使用して高所作業車1のメンテ
ナンスを行なう場合の態様を説明する。車体3やシザー
スリンク5のメンテナンスを行なう場合には、図1に示
すように、最初に昇降シリンダ19を作動させて昇降シ
リンダ19を伸長させる。従って、中間腕部材29が起
仰してローラ25が作業台レール33と車体レール11
内に沿って車体3の前側方向に回転移動する。従って、
シザースリンク5が伸長して作業台7が上方へ移動す
る。作業台7のメンテナンスがし易い位置に作業台7が
移動すると、昇降シリンダ19の伸長作動を停止させ、
図2に示すように、ローラ25よりも車体3の後側方向
に設けられた孔13に規制軸15を挿通させる。従っ
て、規制軸15は孔13を介して車体レール11に係止
される。
【0018】次に、昇降シリンダ19を縮小作動させて
作業台7を降下させる。即ち、昇降シリンダ19を縮小
作動させることで、中間腕部材29等が倒伏作動してシ
ザースリンク5が縮小し、作業台7が降下する。また、
これと同時に、下後腕部材23の下端部に設けられたロ
ーラ25が車体3の後側に回転移動して規制軸15に当
接する。従って、ローラ25の移動が規制されてシザー
スリンク5の縮小作動が停止し、作業台7と車体3の上
部間に所定の離間寸法を有した位置に作業台7が停止す
る。
【0019】次に、作業者は車体3やシザースリンク5
のメンテナンス作業を行なう。また、ローラ25の移動
を規制する位置を調整することで、メンテナンスの内容
に応じた作業台7の位置を調整することができる。従っ
て、メンテナンス作業がし易くなり、作業効率が向上す
る。
【0020】また、ローラ25の移動を規制する規制手
段は前述した規制軸15等に限らず、図3に示すもので
もよい。即ち、規制手段となる規制板39は、同図に示
すように、平面視逆U字状であり、ローラ25に当接す
る前壁部41とこれに対向配置された後壁部43と前壁
部41と後壁部43間を連接する側壁部45とを有して
いる。前壁部41と後壁部43と側壁部45は板状であ
り、後壁部43は側面視略Z字状である。後壁部43の
右側下部には車体レール11の端部側(図3の右側)に
突出する把手47が設けられている。車体レール11の
底板11bの端部裏側には板状の保持板49が下方に突
出して設けられており、この保持板49の略中央部には
支持軸51がローラ25側に突出している。この支持軸
25を後壁部43に設けられた孔(図示せずに)に挿通
することで、支持軸51を回転中心として規制板39が
車体レール11に対して回転自在になる。従って、把手
47を把持して規制板39を矢印A方向に回転させる
と、前壁部41と後壁部43が車体レール11の空間部
11dに挿入され、前壁部41にローラ25が当接して
ローラ25の移動を規制することができる。また、規制
板39を矢印B方向に回転させると、空間部11dから
前壁部41と後壁部43が引き抜かれ、ローラ25の移
動規制を解除することができる。
【0021】従って、規制板39を車体レール11に対
して着脱自在に設けることで、ローラ25の移動を規制
して、作業台7を所定の高さ位置に停止させることがで
きる。このため、車体3等のメンテナンス等を行うとき
に規制板39を回転させるだけで車体レール11にこれ
を装着することができ、作業効率の向上を図ることがで
きる。
【0022】さらに、ローラ25の移動を規制する規制
手段は図4に示すものでもよい。即ち、車体レール11
の右側端部の底板11b上部に軸支持台53を設け、こ
の軸支持台53の上部にシザースリンク(図示せず)の
ある方向(図4の右上方)に軸55を突出させ、車体レ
ール11の外側であってこの軸55に2つのストッパ5
7,59を並列に回転自在に軸支する。ストッパ57,5
9は棒状の基部57a,59aとこの基部57a,59a
の先端部に設けられたコ字状の把持部57b,59bと
を有している。把持部57b,59bはローラ25から
突出するローラ支持軸27を把持することができるよう
な大きさをなしている。ストッパ57の基部57aはこ
のストッパ57よりも外側に配設されたストッパ59の
基部59aよりも長さが短く形成されている。従って、
ストッパ57,59を使い分けることで、車体レール1
1内を移動するローラ25の規制する位置を調整するこ
とができ、作業台7を2つの所定の高さ位置に停止させ
ることができる。尚、本実施の形態では長さの相違する
2つのストッパ57,59を示したが、これに限るもの
ではなく、長さの相違する3つ以上のストッパを設ける
こともできる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明における高
所作業車の安全装置によれば、シザースリンクを構成す
る複数の腕部材からなるリンク機構の下部に配設された
腕部材の下端部の移動を案内するガイドと、このガイド
に沿って移動する腕部材の下端部の移動を規制して作業
台の下方への移動を制限する移動規制手段とを有するこ
とで、移動規制手段が移動する腕部材の下端部の移動を
規制して作業台の下方への移動を制限することができ
る。従って、作業者がつっかえ棒をシザースリンクに取
り付けて作業台の下方への移動を制限する従来技術に比
べ、このつっかえ棒を不要とし、作業台の停止位置を可
変にすることができ高所作業車のメンテナンスや修理の
作業効率を向上させることができる。また、つっかえ棒
をシザースリンクに取り付けるために作業者が手をシザ
ースリンク内に挿入させていたが、この作業がなくなる
ので作業者の手の損傷を防止することができる。
【0024】また、移動規制手段は、ガイド上であって
ガイドの長手方向と同一方向に互いに所定の間隙を有し
て複数配設される係止孔と、この係止孔に挿通してガイ
ドに係止され腕部材の下端部を当接させてこの腕部材の
下端部の移動を規制し作業台の下方への移動を制限する
移動規制軸とを有する場合には、移動規制軸を挿通させ
る係止孔を選択することで、移動手段の移動の規制位置
を調整できるとともに、作業台を停止させる位置を調整
することができる。従って、高所作業車のメンテナンス
等の作業効率を向上させることができる。
【0025】また、移動規制手段をガイドに着脱自在に
設ける規制板にする場合には、移動規制手段をガイドに
容易に着脱することができ、高所作業車のメンテナンス
等の作業効率をより向上させることができる。
【0026】さらに、移動する腕部材の下端部にガイド
に沿って回転移動するローラと、このローラを回転可能
に支持するローラ支持軸とを設け、移動規制手段は作業
台が下方に移動するときの腕部材の下端部が移動する方
向のガイドの端部に揺動自在に設けられる棒状部材を有
し、この棒状部材の先端部をローラ支持軸に当接させて
腕部材の下端部の移動を規制し作業台の下方への移動を
制限する場合には、作業台を停止させる位置に応じて棒
状部材を選択することで、作業台を所望の位置に停止さ
せることができる。
【0027】また、棒状部材は複数あり、これらの棒状
部材は互いに長さが相違する場合には、作業台を停止さ
せる位置を複数設定することができる。従って、高所作
業車のメンテナンス等の作業効率をより向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における安全装置を搭載
した高所作業車の正面図を示す。
【図2】本発明の一実施の形態における高所作業車の安
全装置の要部を示した斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態における高所作業車の安
全装置の要部を示した斜視図である。
【図4】本発明の一実施の形態における高所作業車の安
全装置の要部を示した斜視図である。
【図5】従来技術における高所作業車の正面図を示す。
【符号の説明】
1 高所作業車 3 車体 5 シザースリンク 7 作業台 11 車体レール 13 孔 15 規制軸 17 腕部材 18 連接機構 20 リンク機構 21 下前腕部材 23 下後腕部材 25 ローラ 27 ローラ支持軸 31 安全装置 39 規制板 57,59 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 伸吾 群馬県高崎市八島町58−1 ウエストワン ビル5階株式会社アステック内 (72)発明者 小林 邦典 群馬県高崎市八島町58−1 ウエストワン ビル5階株式会社アステック内 (72)発明者 佐藤 通宏 群馬県高崎市八島町58−1 ウエストワン ビル5階株式会社アステック内 Fターム(参考) 3F333 AA08 AB03 AC02 BD02 BF01 BG10 DA10 DB05 FA21 FA25

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、複数の腕部材を揺動自在に連接
    した連接機構を交差させてなるリンク機構を前記基台上
    に延設したシザースリンクと、このシザースリンクの上
    部に設けられた作業台とを有し、前記シザースリンクを
    なすリンク機構の一方の前記連接機構の下部に配設され
    た前記腕部材の下端部を前記基台に固定し、前記シザー
    スリンクをなすリンク機構の他方の前記連接機構の下部
    に配設された前記腕部材の下端部を移動自在とし、前記
    シザースリンクを上下に伸縮作動させて前記作業台を昇
    降作動させることができるように構成された高所作業車
    の安全装置であって、 下端部が移動する前記腕部材の移動方向と同一方向に延
    設されてこの腕部材の下端部の移動を案内するガイド
    と、 前記ガイドに沿って移動する前記腕部材の下端部の移動
    を規制して前記作業台の下方への移動を制限する移動規
    制手段とを有することを特徴とする高所作業車の安全装
    置。
  2. 【請求項2】 前記移動規制手段は、前記ガイド上であ
    って前記ガイドの長手方向と同一方向に互いに所定の間
    隙を有して複数配設される係止孔と、この係止孔に挿通
    して前記ガイドに係止され前記腕部材の下端部を当接さ
    せてこの腕部材の下端部の移動を規制し前記作業台の下
    方への移動を制限する移動規制軸と、を有することを特
    徴とする請求項1記載の高所作業車の安全装置。
  3. 【請求項3】 前記移動規制手段は前記ガイドに着脱自
    在に設けられる規制板であることを特徴とする請求項1
    記載の高所作業車の安全装置。
  4. 【請求項4】 移動する前記腕部材の下端部に前記ガイ
    ドに沿って回転移動するローラとこのローラを回転可能
    に支持するローラ支持軸とを設け、前記移動規制手段は
    前記作業台が下方に移動するときの前記腕部材の下端部
    が移動する方向の前記ガイドの端部に揺動自在に設けら
    れる棒状部材を有し、この棒状部材の先端部を前記ロー
    ラ支持軸に当接させて前記腕部材の下端部の移動を規制
    し前記作業台の下方への移動を制限することを特徴とす
    る請求項1記載の高所作業車の安全装置。
  5. 【請求項5】 前記棒状部材は複数あり、これらの棒状
    部材は互いに長さが相違することを特徴とする請求項4
    記載の高所作業車の安全装置。
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